JPH04347046A - ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 - Google Patents
ロックアップクラッチ付き流体伝動装置Info
- Publication number
- JPH04347046A JPH04347046A JP11584191A JP11584191A JPH04347046A JP H04347046 A JPH04347046 A JP H04347046A JP 11584191 A JP11584191 A JP 11584191A JP 11584191 A JP11584191 A JP 11584191A JP H04347046 A JPH04347046 A JP H04347046A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- lock
- lockup
- front cover
- lining element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0294—Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両の駆動伝
達系に組込まれるロックアップクラッチ付き流体伝動装
置に係り、特にロックアップクラッチの係合面に関する
。
達系に組込まれるロックアップクラッチ付き流体伝動装
置に係り、特にロックアップクラッチの係合面に関する
。
【0002】
【従来の技術】一般に、流体を介して内燃機関等の動力
を伝達するトルクコンバータやフルードカップリング等
の流体伝動装置は、機械継ぎ手に比べ捩じり振動やショ
ックの吸収作用に優れているが、反面、駆動側回転数と
従動側回転数が近づくと伝達効率が低下するといった欠
点を有している。そこで、上記欠点に対処すべく伝達効
率が低下する回転域では駆動側と従動側とを機械的に直
結させたいわゆるロックアップクラッチ付きの流体伝動
装置が実用化されており、特に、自動車の自動変速機に
用いられるトルクコンバータでは、燃費改善を主眼とし
てロックアップクラッチ付きトルクコンバータを採用す
る傾向が強くなってきている。
を伝達するトルクコンバータやフルードカップリング等
の流体伝動装置は、機械継ぎ手に比べ捩じり振動やショ
ックの吸収作用に優れているが、反面、駆動側回転数と
従動側回転数が近づくと伝達効率が低下するといった欠
点を有している。そこで、上記欠点に対処すべく伝達効
率が低下する回転域では駆動側と従動側とを機械的に直
結させたいわゆるロックアップクラッチ付きの流体伝動
装置が実用化されており、特に、自動車の自動変速機に
用いられるトルクコンバータでは、燃費改善を主眼とし
てロックアップクラッチ付きトルクコンバータを採用す
る傾向が強くなってきている。
【0003】従来この種のロックアップクラッチを備え
たトルクコンバータとしては、例えば実開昭60−15
6259号公報に記載されたものがあり、図4のように
示される。図4において、流体伝動装置100内の作動
油中に浸漬されたロックアップピストン101はピスト
ン前後の油圧差(図中油圧P1とP2の差)に応じてク
ラッチハブ102の外周面を軸方向に摺動し、上記油圧
差が極めて大きくなる時、すなわち、ロックアップの選
択によりP2がドレンされた時は、コンバータカバー1
04の内側に取り付けられたクラッチフェーシング10
3がロックアップピストン101と摩擦係合して、コン
バータカバー104と一体に回転する。このクラッチフ
ェーシング103の回転は、トーションダンパ105に
より係合ショックやエンジンのトルク変動等が吸収され
たあと、クラッチハブ102を介して変速装置の入力軸
に伝達される。すなわち、コンバータカバー104のク
ラッチフェーシング103とロックアップピストン10
1との係合により、コンバータカバー104とタービン
ランナ107との機械的な直結が達成されて、ポンプイ
ンペラ106とタービンランナ107とのスリップによ
る伝達効率のロスがなくなり、伝達効率が高められ、燃
費の向上が図られる。
たトルクコンバータとしては、例えば実開昭60−15
6259号公報に記載されたものがあり、図4のように
示される。図4において、流体伝動装置100内の作動
油中に浸漬されたロックアップピストン101はピスト
ン前後の油圧差(図中油圧P1とP2の差)に応じてク
ラッチハブ102の外周面を軸方向に摺動し、上記油圧
差が極めて大きくなる時、すなわち、ロックアップの選
択によりP2がドレンされた時は、コンバータカバー1
04の内側に取り付けられたクラッチフェーシング10
3がロックアップピストン101と摩擦係合して、コン
バータカバー104と一体に回転する。このクラッチフ
ェーシング103の回転は、トーションダンパ105に
より係合ショックやエンジンのトルク変動等が吸収され
たあと、クラッチハブ102を介して変速装置の入力軸
に伝達される。すなわち、コンバータカバー104のク
ラッチフェーシング103とロックアップピストン10
1との係合により、コンバータカバー104とタービン
ランナ107との機械的な直結が達成されて、ポンプイ
ンペラ106とタービンランナ107とのスリップによ
る伝達効率のロスがなくなり、伝達効率が高められ、燃
費の向上が図られる。
【0004】
【解決したい課題】しかしながら、このような従来のロ
ックアップクラッチ付き流体伝動装置にあっては、ロッ
クアップ作動時におけるロックアップピストン101へ
の油圧荷重によって、ロックアップピストン101に応
力変形が生じ、この変形により、ロックアップピストン
101とクラッチフェーシング103との係合時、その
係合面の面圧が不均一になって、クラッチフェーシング
103の偏摩耗が生じる虞があるといった問題があった
。このことを詳述すると、ロックアップ作動時、すなわ
ち、油圧によりロックアップピストン101をコンバー
タカバー104側にクラッチハブ102の外周面を摺動
させ移動させる時に、図5の矢印で示すようなロックア
ップピストン101とタービンランナ107との間の油
圧P1とコンバータカバー104とロックアップピスト
ン101との間の油圧P2との差であるP1−P2の油
圧荷重が加わることとなる。この荷重分布に応じてロッ
クアップピストン101が撓み、コンバータカバー10
4にロックアップピストン101の外周側から先に係合
する。これにより、クラッチフエーシング103の面圧
が外周側が大きくなり、クラッチフエーシング103の
偏摩耗が生じる虞がある。本発明は上述した問題を解決
する為になされたもので、本発明が解決したい課題は摩
擦係合面の面圧の変位量を小さくすることによって、ク
ラッチフェーシングの偏摩耗の発生を防止する。
ックアップクラッチ付き流体伝動装置にあっては、ロッ
クアップ作動時におけるロックアップピストン101へ
の油圧荷重によって、ロックアップピストン101に応
力変形が生じ、この変形により、ロックアップピストン
101とクラッチフェーシング103との係合時、その
係合面の面圧が不均一になって、クラッチフェーシング
103の偏摩耗が生じる虞があるといった問題があった
。このことを詳述すると、ロックアップ作動時、すなわ
ち、油圧によりロックアップピストン101をコンバー
タカバー104側にクラッチハブ102の外周面を摺動
させ移動させる時に、図5の矢印で示すようなロックア
ップピストン101とタービンランナ107との間の油
圧P1とコンバータカバー104とロックアップピスト
ン101との間の油圧P2との差であるP1−P2の油
圧荷重が加わることとなる。この荷重分布に応じてロッ
クアップピストン101が撓み、コンバータカバー10
4にロックアップピストン101の外周側から先に係合
する。これにより、クラッチフエーシング103の面圧
が外周側が大きくなり、クラッチフエーシング103の
偏摩耗が生じる虞がある。本発明は上述した問題を解決
する為になされたもので、本発明が解決したい課題は摩
擦係合面の面圧の変位量を小さくすることによって、ク
ラッチフェーシングの偏摩耗の発生を防止する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決する為に、以下の手段をとる。ポンプインペラとタ
ービンランナとがハウジング内に収容されており、ポン
プインペラと一体に連結されている部材に対して、ライ
ニング要素を介して係合される円盤状のロックアップク
ラッチ盤を有するロックアップクラッチ付き流体伝動装
置において、前記ライニング要素は前記ロックアップク
ラッチ盤又はポンプインペラと一体に連結されている部
材のどちらか一方に結合されると共に、その結合部近傍
の外周部において、ライニング要素あるいは係合面の外
周側に曲面を設ける。
解決する為に、以下の手段をとる。ポンプインペラとタ
ービンランナとがハウジング内に収容されており、ポン
プインペラと一体に連結されている部材に対して、ライ
ニング要素を介して係合される円盤状のロックアップク
ラッチ盤を有するロックアップクラッチ付き流体伝動装
置において、前記ライニング要素は前記ロックアップク
ラッチ盤又はポンプインペラと一体に連結されている部
材のどちらか一方に結合されると共に、その結合部近傍
の外周部において、ライニング要素あるいは係合面の外
周側に曲面を設ける。
【0006】
【作用】ロックアップ作動時、ロックアップ油圧により
ロックアップクラッチ盤がポンプインペラと一体に連結
されている部材に押圧される時、外周側の押圧荷重が大
きい為、ロックアップクラッチ盤の外周側がポンプイン
ペラと一体に連結されている部材の方向に撓む。そこで
、ロックアップクラッチ盤又はポンプインペラに一体に
連結されている部材のライニング要素が設けられた方の
係合面に予め曲面が設けられている為、ライニング要素
を介したロックアップクラッチ盤とポンプインペラと一
体に連結されている部材との係合が、ほぼ均一の押圧荷
重で係合することができる。
ロックアップクラッチ盤がポンプインペラと一体に連結
されている部材に押圧される時、外周側の押圧荷重が大
きい為、ロックアップクラッチ盤の外周側がポンプイン
ペラと一体に連結されている部材の方向に撓む。そこで
、ロックアップクラッチ盤又はポンプインペラに一体に
連結されている部材のライニング要素が設けられた方の
係合面に予め曲面が設けられている為、ライニング要素
を介したロックアップクラッチ盤とポンプインペラと一
体に連結されている部材との係合が、ほぼ均一の押圧荷
重で係合することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の第1の実施例を図1及び図2に
基づいて説明する。図1において、1は入力軸であり、
図には示されてないエンジンによって図1の左方より見
て時計方向に回転駆動されるようになっている。入力軸
1にはフロントカバー3が連結され、入力軸1と一体に
回転するようになっている。フロントカバー3はその周
縁部にてポンプインペラ5の周縁部と接続されている。 ポンプインペラ5は入力軸1と同心の中空軸6によって
支持されており、該中空軸6は油圧ポンプ7を駆動する
ようになっている。中空軸6はトルクコンバータハウジ
ンク8によって固定支持されたスリーブ9の周りにあっ
て、軸受要素10を介してハウジング8のハブ部8aよ
り回転式に支持されている。
基づいて説明する。図1において、1は入力軸であり、
図には示されてないエンジンによって図1の左方より見
て時計方向に回転駆動されるようになっている。入力軸
1にはフロントカバー3が連結され、入力軸1と一体に
回転するようになっている。フロントカバー3はその周
縁部にてポンプインペラ5の周縁部と接続されている。 ポンプインペラ5は入力軸1と同心の中空軸6によって
支持されており、該中空軸6は油圧ポンプ7を駆動する
ようになっている。中空軸6はトルクコンバータハウジ
ンク8によって固定支持されたスリーブ9の周りにあっ
て、軸受要素10を介してハウジング8のハブ部8aよ
り回転式に支持されている。
【0008】中空軸6の内部を通ってこれと同心に出力
軸11が配置されている。出力軸11には、フロントカ
バー3とポンプインペラ5によって形成された流体室内
にポンプインペラ5に対向して配置されたタービンラン
ナ13が、ハブ14を介してトルク伝達関係に接続され
ている。ポンプインペラ5とタービンランナ13の間に
は、タービンランナ13よりポンプインペラ5へ還流す
る流体を案内するステータ15が設けられており、該ス
テータ15はワンウェイクラッチ16を介してスリーブ
9により支持されている。
軸11が配置されている。出力軸11には、フロントカ
バー3とポンプインペラ5によって形成された流体室内
にポンプインペラ5に対向して配置されたタービンラン
ナ13が、ハブ14を介してトルク伝達関係に接続され
ている。ポンプインペラ5とタービンランナ13の間に
は、タービンランナ13よりポンプインペラ5へ還流す
る流体を案内するステータ15が設けられており、該ス
テータ15はワンウェイクラッチ16を介してスリーブ
9により支持されている。
【0009】ハブ14にはその外周部に円筒状外周面1
4aが形成されており、該円筒状外周面14aには流体
室12内に配置された環状のロックアップクラッチ盤1
8の内周に沿って設けられた円筒状内周面18aが摺動
且つ回動可能に係合している。ハブ14の円筒状外周面
14aには環状溝20が形成されており、該環状溝20
内にはシールリング21が嵌込まれ、ハブ14の円筒状
外周面14aとロックアップクラッチ盤18の円筒状内
周面18aの間の密封性を保持する作用を行っている。 ロックアップクラッチ盤18の外周部にはピストン状外
周面18dが形成されており、該ピストン状外周面18
dにはフロントカバー3の周縁部に形成された円筒状内
周面3aに近接して配置されている。かくしてロックア
ップクラッチ盤18はハブ14の円筒状外周面14aと
フロントカバー3の円筒状内周面3aとの間に配設され
た環状のシリンダ内に摺動するピストンを構成している
。ロックアップクラッチ盤18はその一方の端面18b
にてフロントカバー3の内端面3bに対向し、他方の端
面18cに所定の油圧を及ぼされるとき前記内端面3b
に押付けられ、ライニング要素24を介して摩擦的に係
合する。
4aが形成されており、該円筒状外周面14aには流体
室12内に配置された環状のロックアップクラッチ盤1
8の内周に沿って設けられた円筒状内周面18aが摺動
且つ回動可能に係合している。ハブ14の円筒状外周面
14aには環状溝20が形成されており、該環状溝20
内にはシールリング21が嵌込まれ、ハブ14の円筒状
外周面14aとロックアップクラッチ盤18の円筒状内
周面18aの間の密封性を保持する作用を行っている。 ロックアップクラッチ盤18の外周部にはピストン状外
周面18dが形成されており、該ピストン状外周面18
dにはフロントカバー3の周縁部に形成された円筒状内
周面3aに近接して配置されている。かくしてロックア
ップクラッチ盤18はハブ14の円筒状外周面14aと
フロントカバー3の円筒状内周面3aとの間に配設され
た環状のシリンダ内に摺動するピストンを構成している
。ロックアップクラッチ盤18はその一方の端面18b
にてフロントカバー3の内端面3bに対向し、他方の端
面18cに所定の油圧を及ぼされるとき前記内端面3b
に押付けられ、ライニング要素24を介して摩擦的に係
合する。
【0010】ハブ14には更にピン25によってディス
ク要素26が固定されている。このディスク要素26の
周縁部にはこれに対向して環状のディスク要素27が配
置されており、これら二つのディスク要素26,27は
その周縁に沿って隔置されたピン28により互いに連結
されている。これらディスク要素26と27との間には
、更に他の一つの環状のディスク要素29がディスク要
素26,27並びにこれらを連結するピン28に対し相
対的に回転可能に配置されている。ディスク要素29は
その外周部にてロックアップクラッチ盤18の外周部と
特にトルク伝達関係に連結されている。ディスク要素2
6,27とディスク要素29の間には、それらの周縁に
沿って隔置された複数個の圧縮コイルバネ30が設けら
れている。
ク要素26が固定されている。このディスク要素26の
周縁部にはこれに対向して環状のディスク要素27が配
置されており、これら二つのディスク要素26,27は
その周縁に沿って隔置されたピン28により互いに連結
されている。これらディスク要素26と27との間には
、更に他の一つの環状のディスク要素29がディスク要
素26,27並びにこれらを連結するピン28に対し相
対的に回転可能に配置されている。ディスク要素29は
その外周部にてロックアップクラッチ盤18の外周部と
特にトルク伝達関係に連結されている。ディスク要素2
6,27とディスク要素29の間には、それらの周縁に
沿って隔置された複数個の圧縮コイルバネ30が設けら
れている。
【0011】ロックアップクラッチ盤18とフロントカ
バーの内端面3bとの環状係合面を図2に示すと、ライ
ニング要素24と接合するロックアップクラッチ盤18
の内端面18bはライニング要素24との間隙が外周側
及び内周側に向かうに従い大きくなるような曲面とされ
ている。次に作用を説明する。図1に示すロックアップ
クラッチ付き流体伝動装置において、ロックアップクラ
ッチが作動されるべき時には、油路32を経て油圧が供
給され、該油圧はステータの根元部より流体室12へ向
けて導入される。これによってロックアップクラッチ盤
18はフロントカバー3の内端面へ向けて押圧されライ
ニング要素24を介してフロントカバー3と摩擦的に係
合する。この時、実際にはロックアップクラッチ盤18
はその端面18bの外周側に油圧が大きくかかり不均一
に油圧が及ぼされる。従って、ロックアップ作動時は、
ロックアップクラッチ盤18に及ぼす油圧は外周側が大
きい為、ロックアップクラッチ盤18の外周側がフロン
トカバー3の方向、すなわち、ロックアップクラッチ盤
18が軸線に対し直交する線を含む仮想平面に対しフロ
ントカバー側に撓む。
バーの内端面3bとの環状係合面を図2に示すと、ライ
ニング要素24と接合するロックアップクラッチ盤18
の内端面18bはライニング要素24との間隙が外周側
及び内周側に向かうに従い大きくなるような曲面とされ
ている。次に作用を説明する。図1に示すロックアップ
クラッチ付き流体伝動装置において、ロックアップクラ
ッチが作動されるべき時には、油路32を経て油圧が供
給され、該油圧はステータの根元部より流体室12へ向
けて導入される。これによってロックアップクラッチ盤
18はフロントカバー3の内端面へ向けて押圧されライ
ニング要素24を介してフロントカバー3と摩擦的に係
合する。この時、実際にはロックアップクラッチ盤18
はその端面18bの外周側に油圧が大きくかかり不均一
に油圧が及ぼされる。従って、ロックアップ作動時は、
ロックアップクラッチ盤18に及ぼす油圧は外周側が大
きい為、ロックアップクラッチ盤18の外周側がフロン
トカバー3の方向、すなわち、ロックアップクラッチ盤
18が軸線に対し直交する線を含む仮想平面に対しフロ
ントカバー側に撓む。
【0012】この時、ライニング要素24を介したロッ
クアップクラッチ盤18とフロントカバー3との係合面
でのロックアップクラッチ盤18の外周側に曲面を設け
ていることより、ライニング要素24が撓んで係合面全
域に密に接触する。この為、係合面の全域に実質的にほ
ぼ均一な押圧応力が生じ、偏摩耗が防止できる。そして
、ロックアップ作動後、すなわちロックアップクラッチ
係合後は、ロックアップクラッチ盤18にかかる油圧荷
重が一定となる。ロックアップクラッチ盤18とフロン
トカバー3との係合面を支点として、ロックアップクラ
ッチ盤18の内周側はハブ14の摺動面を摺動する。 その為、上記支点を支持点としてロックアップクラッチ
盤18の内周側がフロントカバー3の方向に撓む。この
時、ロックアップクラッチ盤18の係合面の内周側にも
曲面を設けていることより、ライニング要素24が撓ん
で係合面全域に密に接触する。この為、係合後も係合面
の全域に実質的に均一な押圧力が生じ、偏摩耗が防止で
きる。すなわち、係合時及び係合後においても係合面に
は均一な押圧力を生じることができ、ライニング要素2
4の偏摩耗を防止でき、耐久性の向上が図れる。又、面
圧を均一化していることより、ライニング要素24の有
効半径が確保でき最大伝達トルク容量を確保できる。更
に、面圧の均一化により高い面圧の発生を抑えることが
できる為、静摩擦係数μ0 と動摩擦係数μD との差
が小さくでき、ライニング要素24の係合時の自励振動
が抑制でき、ジャダーの発生が防止できる。
クアップクラッチ盤18とフロントカバー3との係合面
でのロックアップクラッチ盤18の外周側に曲面を設け
ていることより、ライニング要素24が撓んで係合面全
域に密に接触する。この為、係合面の全域に実質的にほ
ぼ均一な押圧応力が生じ、偏摩耗が防止できる。そして
、ロックアップ作動後、すなわちロックアップクラッチ
係合後は、ロックアップクラッチ盤18にかかる油圧荷
重が一定となる。ロックアップクラッチ盤18とフロン
トカバー3との係合面を支点として、ロックアップクラ
ッチ盤18の内周側はハブ14の摺動面を摺動する。 その為、上記支点を支持点としてロックアップクラッチ
盤18の内周側がフロントカバー3の方向に撓む。この
時、ロックアップクラッチ盤18の係合面の内周側にも
曲面を設けていることより、ライニング要素24が撓ん
で係合面全域に密に接触する。この為、係合後も係合面
の全域に実質的に均一な押圧力が生じ、偏摩耗が防止で
きる。すなわち、係合時及び係合後においても係合面に
は均一な押圧力を生じることができ、ライニング要素2
4の偏摩耗を防止でき、耐久性の向上が図れる。又、面
圧を均一化していることより、ライニング要素24の有
効半径が確保でき最大伝達トルク容量を確保できる。更
に、面圧の均一化により高い面圧の発生を抑えることが
できる為、静摩擦係数μ0 と動摩擦係数μD との差
が小さくでき、ライニング要素24の係合時の自励振動
が抑制でき、ジャダーの発生が防止できる。
【0013】そして、トルクは入力軸1よりフロントカ
バー3、ロックアップクラッチ盤18、ディスク要素2
9、圧縮コイルばね30、ディスク要素26及び27、
ハブ14を経て出力軸11へ機械的に伝達される。かか
るトルク伝達の過程においてトルクが急激に増大すると
、圧縮コイルばね30が一時的に大きく圧縮され、トル
クの急激な増大を吸収してトルクの伝達に衝撃的変化が
生ずることを防止する緩衝作用を行う。油圧が油路33
を経て供給され、これより油圧が出力軸11内に形成さ
れた溝34により室35、ワッシャ36の溝37を経て
フロントカバー3とクラッチディスク18の間に供給さ
れる時には、ロックアップクラッチ盤18はフロントカ
バー3より離れる方向へ駆動され、該ロックアップクラ
ッチ盤18とライニング要素24の間の係合が解放され
、入力軸1より出力軸11への回転動力の伝達は、ポン
プインペラ5、タービンランナ13、ステータ15より
なる流体伝動装置を経て行われる。
バー3、ロックアップクラッチ盤18、ディスク要素2
9、圧縮コイルばね30、ディスク要素26及び27、
ハブ14を経て出力軸11へ機械的に伝達される。かか
るトルク伝達の過程においてトルクが急激に増大すると
、圧縮コイルばね30が一時的に大きく圧縮され、トル
クの急激な増大を吸収してトルクの伝達に衝撃的変化が
生ずることを防止する緩衝作用を行う。油圧が油路33
を経て供給され、これより油圧が出力軸11内に形成さ
れた溝34により室35、ワッシャ36の溝37を経て
フロントカバー3とクラッチディスク18の間に供給さ
れる時には、ロックアップクラッチ盤18はフロントカ
バー3より離れる方向へ駆動され、該ロックアップクラ
ッチ盤18とライニング要素24の間の係合が解放され
、入力軸1より出力軸11への回転動力の伝達は、ポン
プインペラ5、タービンランナ13、ステータ15より
なる流体伝動装置を経て行われる。
【0014】図3は本発明の第2の実施例を示す。図3
の第2の実施例は、ロックアップクラッチ盤18とフロ
ントカバーの内端面3bとの環状係合面を示す。上述し
た第1の実施例と相違する点は、ライニング要素24と
接合するフロントカバー3の内端面3bとライニング要
素24との間隙が外周側及び内周側に向かうに従い大き
くなるような曲面を設けている。ライニング要素24に
は係合時にライニング要素24をロックアップクラッチ
18に引きずられたり、つれ回ったりするのを防止する
バネ41が設けられている。その他の構造は、上述の第
1の実施例と同じであり、同一又は相当部分には同一の
符号を付して示した。尚、この第2の実施例も第1の実
施例と同様の作用、効果を得ることができる。
の第2の実施例は、ロックアップクラッチ盤18とフロ
ントカバーの内端面3bとの環状係合面を示す。上述し
た第1の実施例と相違する点は、ライニング要素24と
接合するフロントカバー3の内端面3bとライニング要
素24との間隙が外周側及び内周側に向かうに従い大き
くなるような曲面を設けている。ライニング要素24に
は係合時にライニング要素24をロックアップクラッチ
18に引きずられたり、つれ回ったりするのを防止する
バネ41が設けられている。その他の構造は、上述の第
1の実施例と同じであり、同一又は相当部分には同一の
符号を付して示した。尚、この第2の実施例も第1の実
施例と同様の作用、効果を得ることができる。
【0015】以上、本発明を図示した特定の実施例につ
いて説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて、その他種々の実施例
が可能なものである。例えば、上述した第2の実施例の
ライニング要素24の引きずり、つれ回りを防止するバ
ネ41は、第1の実施例にも適用することができる。 又、上述の各実施例では、フロントカバー3又はロック
アップクラッチ盤18の係合面に曲面を設けているが、
ライニング要素に曲面を設けてもよい。
いて説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて、その他種々の実施例
が可能なものである。例えば、上述した第2の実施例の
ライニング要素24の引きずり、つれ回りを防止するバ
ネ41は、第1の実施例にも適用することができる。 又、上述の各実施例では、フロントカバー3又はロック
アップクラッチ盤18の係合面に曲面を設けているが、
ライニング要素に曲面を設けてもよい。
【0016】
【発明の効果】ロックアップ作動時、ロックアップクラ
ッチ盤が不均一な油圧荷重で押圧され、応力変形を起こ
しても、ライニング要素を介したロックアップクラッチ
盤とポンプインペラと一体に連結されている部材との係
合は少なくともその一つが曲面修正されている為、均一
の押圧荷重で係合することができる。その為、ライニン
グ要素の偏摩耗を防止でき、ライニング要素の耐久性が
向上する。
ッチ盤が不均一な油圧荷重で押圧され、応力変形を起こ
しても、ライニング要素を介したロックアップクラッチ
盤とポンプインペラと一体に連結されている部材との係
合は少なくともその一つが曲面修正されている為、均一
の押圧荷重で係合することができる。その為、ライニン
グ要素の偏摩耗を防止でき、ライニング要素の耐久性が
向上する。
【図1】 本発明の第1実施例を示すロックアップク
ラッチ付き流体伝動装置の断面図。
ラッチ付き流体伝動装置の断面図。
【図2】 ロックアップクラッチ盤の第1実施例を示
す断面図。
す断面図。
【図3】 ロックアップクラッチ盤の第2実施例を示
す断面図。
す断面図。
【図4】 従来のロックアップクラッチ付き流体伝動
装置
装置
【図5】 ロックアップクラッチ盤に加えられる油圧
の荷重分布
の荷重分布
3・・・フロントカバー
5・・・ポンプインペラ
8・・・ハウジング
13・・・タービンランナ
18・・・ロックアップクラッチ盤
24・・・ライニング要素
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプインペラとタービンランナとが
ハウジング内に収容されており、ポンプインペラと一体
に連結されている部材に対して、ライニング要素を介し
て係合される円盤状のロックアップクラッチ盤を有する
ロックアップクラッチ付き流体伝動装置において、前記
ライニング要素は前記ロックアップクラッチ盤又はポン
プインペラと一体に連結されている部材のどちらか一方
に結合されると共に、その結合部近傍の外周部において
、ライニング要素あるいは係合面の外周側に曲面が設け
られていることを特徴とするロックアップクラッチ付き
流体伝動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11584191A JPH04347046A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11584191A JPH04347046A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04347046A true JPH04347046A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14672451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11584191A Pending JPH04347046A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | ロックアップクラッチ付き流体伝動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04347046A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5865283A (en) * | 1995-04-14 | 1999-02-02 | Nsk-Warner K.K. | Torque converter with a lock-up mechanism |
| US6123178A (en) * | 1997-12-02 | 2000-09-26 | Mannesmann Sachs Ag | Torque converter |
| JP2006161949A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Nsk Warner Kk | ロックアップクラッチ機構 |
| JP2007321837A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | トルクコンバータ |
| JP2008002506A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Nsk Warner Kk | ロックアップクラッチ機構及びその製造方法 |
| DE10113280B4 (de) * | 2000-03-17 | 2011-03-17 | Valeo | Hydrodynamischer Momentwandler, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
| JP2013545952A (ja) * | 2010-12-16 | 2013-12-26 | シェフラー テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 平衡した単位荷重のための改良された摩擦部材 |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP11584191A patent/JPH04347046A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5865283A (en) * | 1995-04-14 | 1999-02-02 | Nsk-Warner K.K. | Torque converter with a lock-up mechanism |
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| DE10113280B4 (de) * | 2000-03-17 | 2011-03-17 | Valeo | Hydrodynamischer Momentwandler, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
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| JP2007321837A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Nissan Motor Co Ltd | トルクコンバータ |
| JP2008002506A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Nsk Warner Kk | ロックアップクラッチ機構及びその製造方法 |
| JP2013545952A (ja) * | 2010-12-16 | 2013-12-26 | シェフラー テクノロジーズ アクチエンゲゼルシャフト ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 平衡した単位荷重のための改良された摩擦部材 |
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