JPH04348157A - 光学系機器シャーシ用材料 - Google Patents
光学系機器シャーシ用材料Info
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- JPH04348157A JPH04348157A JP12107791A JP12107791A JPH04348157A JP H04348157 A JPH04348157 A JP H04348157A JP 12107791 A JP12107791 A JP 12107791A JP 12107791 A JP12107791 A JP 12107791A JP H04348157 A JPH04348157 A JP H04348157A
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- glass
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- bis
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリカーボネート樹脂
組成物よりなる光学系機器シャーシ用材料に関する。詳
しくは、本発明は、成形加工性に優れ、外観が良好で、
強度・剛性が高く、また線膨張係数・成形収縮率などの
寸法精度に優れた光学系機器シャーシ用材料に関する。
組成物よりなる光学系機器シャーシ用材料に関する。詳
しくは、本発明は、成形加工性に優れ、外観が良好で、
強度・剛性が高く、また線膨張係数・成形収縮率などの
寸法精度に優れた光学系機器シャーシ用材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は衝撃強度・耐熱
性等に優れており、電気・電子部品、機械部品、自動車
部品、医療・保安、建材、家庭用品など多くの用途に用
いられている。なかでもガラス繊維強化ポリカーボネー
ト樹脂は、剛性・寸法精度・難燃性に優れるため機械部
品、事務機器部品等に用いられてきた。特に剛性・寸法
精度の要求の厳しい用途にはガラス繊維を多く充填した
ポリカーボネート樹脂が用いられている。
性等に優れており、電気・電子部品、機械部品、自動車
部品、医療・保安、建材、家庭用品など多くの用途に用
いられている。なかでもガラス繊維強化ポリカーボネー
ト樹脂は、剛性・寸法精度・難燃性に優れるため機械部
品、事務機器部品等に用いられてきた。特に剛性・寸法
精度の要求の厳しい用途にはガラス繊維を多く充填した
ポリカーボネート樹脂が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるガラス
繊維強化ポリカーボネート樹脂においては、ポリカーボ
ネート樹脂へのガラス繊維の充填量が増すにつれて、剛
性・寸法精度が向上する反面、材料の異方性が大きくな
るという欠点が生じる。例えば、寸法精度について言え
ば、線膨張係数・成形収縮率ともに成形時の樹脂の流動
方向については小さくできるが、流動方向に対して直角
の方向については、ガラス繊維の充填量を増しても小さ
くならないため、実際の製品の精度としては不十分であ
り、ゲート位置等の金型設計及び製品設計上、大きな制
約を受ける。
繊維強化ポリカーボネート樹脂においては、ポリカーボ
ネート樹脂へのガラス繊維の充填量が増すにつれて、剛
性・寸法精度が向上する反面、材料の異方性が大きくな
るという欠点が生じる。例えば、寸法精度について言え
ば、線膨張係数・成形収縮率ともに成形時の樹脂の流動
方向については小さくできるが、流動方向に対して直角
の方向については、ガラス繊維の充填量を増しても小さ
くならないため、実際の製品の精度としては不十分であ
り、ゲート位置等の金型設計及び製品設計上、大きな制
約を受ける。
【0004】このような材料の異方性を低減するため、
従来よりガラス粉末、ガラスフレーク、ガラスビーズな
どの異方性の小さい充填材を単独もしくはガラス繊維と
併用して配合する方法が知られている。特に、ガラスフ
レークは、流動方向と直角方向の異方性が小さく、かつ
強度や剛性も優れた組成物を与える傾向にある。しかし
ながら、剛性を高めようとしてガラスフレークの充填量
を高くすると(例えば30重量%以上もの多量の充填を
行なうと)、流動性が悪化し、成形加工時に高温・高圧
が必要となり、その結果、樹脂の分解、製品の寸法のバ
ラツキの拡大、外観悪化等を招いてしまう。
従来よりガラス粉末、ガラスフレーク、ガラスビーズな
どの異方性の小さい充填材を単独もしくはガラス繊維と
併用して配合する方法が知られている。特に、ガラスフ
レークは、流動方向と直角方向の異方性が小さく、かつ
強度や剛性も優れた組成物を与える傾向にある。しかし
ながら、剛性を高めようとしてガラスフレークの充填量
を高くすると(例えば30重量%以上もの多量の充填を
行なうと)、流動性が悪化し、成形加工時に高温・高圧
が必要となり、その結果、樹脂の分解、製品の寸法のバ
ラツキの拡大、外観悪化等を招いてしまう。
【0005】また、剛性や寸法精度を高めようとしてガ
ラス繊維を特に多く(例えば40重量%以上)充填する
と、ポリカーボネート樹脂のもつ靱性が損なわれ、強度
が低下するとともに、成形加工時に高温・高圧が必要と
なり、またガラス繊維の浮きにより成形品の外観が悪化
する。かかる成形加工性を改良するため、ガラス繊維強
化ポリカーボネート樹脂に、ビスフェノール類やビスフ
ェノール類のアルキレンオキシド付加物と脂肪族カルボ
ン酸とのエステル化合物を配合する方法が知られている
(特開平1−271456)が、当該組成物では光学系
機器シャーシ用途に必要な高い寸法精度を備えた材料は
得られない。
ラス繊維を特に多く(例えば40重量%以上)充填する
と、ポリカーボネート樹脂のもつ靱性が損なわれ、強度
が低下するとともに、成形加工時に高温・高圧が必要と
なり、またガラス繊維の浮きにより成形品の外観が悪化
する。かかる成形加工性を改良するため、ガラス繊維強
化ポリカーボネート樹脂に、ビスフェノール類やビスフ
ェノール類のアルキレンオキシド付加物と脂肪族カルボ
ン酸とのエステル化合物を配合する方法が知られている
(特開平1−271456)が、当該組成物では光学系
機器シャーシ用途に必要な高い寸法精度を備えた材料は
得られない。
【0006】従って、事務機器、特にレーザービームプ
リンター・複写機・ファクシミリ等の光学系機器のシャ
ーシ用材料として特に好適な材料、即ち、成形加工性に
優れ、外観が良好で、強度・剛性が高く、また線膨張係
数・成形収縮率などの寸法精度に極めて優れた熱可塑性
樹脂材料は工業的に得られていないのが実情であった。
リンター・複写機・ファクシミリ等の光学系機器のシャ
ーシ用材料として特に好適な材料、即ち、成形加工性に
優れ、外観が良好で、強度・剛性が高く、また線膨張係
数・成形収縮率などの寸法精度に極めて優れた熱可塑性
樹脂材料は工業的に得られていないのが実情であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題点を解決するべく鋭意検討した結果、ポリカーボネー
ト樹脂に特定のガラス繊維、ガラスフレーク並びにビス
フェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カルボン
酸とのエステル化合物を配合することにより、成形加工
性に優れ、外観が良好で強度・剛性が高く、寸法精度に
も優れた樹脂組成物が得られることを見い出し、本発明
に到達したものである。
題点を解決するべく鋭意検討した結果、ポリカーボネー
ト樹脂に特定のガラス繊維、ガラスフレーク並びにビス
フェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カルボン
酸とのエステル化合物を配合することにより、成形加工
性に優れ、外観が良好で強度・剛性が高く、寸法精度に
も優れた樹脂組成物が得られることを見い出し、本発明
に到達したものである。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、(I) 芳香
族ポリカーボネート樹脂:30〜95重量%、(II)
ガラスフレーク:5〜70重量%、よりなる樹脂組成物
100重量部に対し、ビスフェノール系化合物と炭素数
2〜36の脂肪族カルボン酸とのエステル化合物0.1
〜10重量部を配合してなることを特徴とする、光学系
機器シャーシ用材料、及び、(I) 芳香族ポリカーボ
ネート:30〜90重量%、(II)ガラス繊維:5〜
60重量%、(III) ガラスフレーク:5〜40重
量%、よりなる樹脂組成物100重量部に対し、ビスフ
ェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カルボン酸
とのエステル化合物0.1〜10重量部を配合してなる
ことを特徴とする、光学系機器シャーシ用材料、に存す
る。
族ポリカーボネート樹脂:30〜95重量%、(II)
ガラスフレーク:5〜70重量%、よりなる樹脂組成物
100重量部に対し、ビスフェノール系化合物と炭素数
2〜36の脂肪族カルボン酸とのエステル化合物0.1
〜10重量部を配合してなることを特徴とする、光学系
機器シャーシ用材料、及び、(I) 芳香族ポリカーボ
ネート:30〜90重量%、(II)ガラス繊維:5〜
60重量%、(III) ガラスフレーク:5〜40重
量%、よりなる樹脂組成物100重量部に対し、ビスフ
ェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カルボン酸
とのエステル化合物0.1〜10重量部を配合してなる
ことを特徴とする、光学系機器シャーシ用材料、に存す
る。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おける光学系機器とは、光学的記憶装置を内蔵するレー
ザービームプリンター、ファクシミリ、乾式複写機、光
学的読み取り装置を内蔵する各種データリーダー、ビデ
オディスクプレーヤー、コンパクトディスクプレーヤー
、光ディスクドライブ等を意味する。
おける光学系機器とは、光学的記憶装置を内蔵するレー
ザービームプリンター、ファクシミリ、乾式複写機、光
学的読み取り装置を内蔵する各種データリーダー、ビデ
オディスクプレーヤー、コンパクトディスクプレーヤー
、光ディスクドライブ等を意味する。
【0010】本発明における光学系機器シャーシとは、
このような機器の光学系部品が取り付けられる板状もし
くは函状の部品の総称であり、光学部品のほか駆動部品
やモータ類、プリント基板類などが、ボルトなどにより
シャーシに取り付けられる。尚、部品点数の削減のため
に、該シャーシが機器の構造部品の一部を兼ねて設計さ
れることもある。
このような機器の光学系部品が取り付けられる板状もし
くは函状の部品の総称であり、光学部品のほか駆動部品
やモータ類、プリント基板類などが、ボルトなどにより
シャーシに取り付けられる。尚、部品点数の削減のため
に、該シャーシが機器の構造部品の一部を兼ねて設計さ
れることもある。
【0011】したがって光学系機器のシャーシには、通
常の機器シャーシ、例えば機械式プリンターやフロッピ
ーディスクドライブなどのシャーシに要求される、機構
部品の重量を支えるだけの剛性・ボルト等の締め付けに
耐える強度などの特性に加えて、光学系の光軸のブレを
起こさないように、振動しにくく変形が少ないこと(即
ち高い剛性)と、環境温度による寸法変化の少ないこと
(即ち低い線膨張率)とが求められる。
常の機器シャーシ、例えば機械式プリンターやフロッピ
ーディスクドライブなどのシャーシに要求される、機構
部品の重量を支えるだけの剛性・ボルト等の締め付けに
耐える強度などの特性に加えて、光学系の光軸のブレを
起こさないように、振動しにくく変形が少ないこと(即
ち高い剛性)と、環境温度による寸法変化の少ないこと
(即ち低い線膨張率)とが求められる。
【0012】また、光学系機器シャーシ用の熱可塑性樹
脂材料には、設計寸法と実際の成形品の寸法との誤差を
小さくし、成形品の寸法のバラツキを抑えるために、成
形収縮率が樹脂の流動方向、直角方向ともに小さいこと
、及び機器の軽量化のためにシャーシは肉薄であること
が望まれるため、成形時の流動性に優れることが要求さ
れる。
脂材料には、設計寸法と実際の成形品の寸法との誤差を
小さくし、成形品の寸法のバラツキを抑えるために、成
形収縮率が樹脂の流動方向、直角方向ともに小さいこと
、及び機器の軽量化のためにシャーシは肉薄であること
が望まれるため、成形時の流動性に優れることが要求さ
れる。
【0013】本発明において使用される芳香族ポリカー
ボネート樹脂は、種々のジヒドロキシジアリール化合物
とホスゲンとを反応させるホスゲン法や、ジヒドロキシ
ジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸
エステルとを反応させるエステル交換法によって得られ
る重合体または共重合体であり、代表的なものとしては
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(
ビスフェノールA)から製造されるポリカーボネート樹
脂が挙げられる。
ボネート樹脂は、種々のジヒドロキシジアリール化合物
とホスゲンとを反応させるホスゲン法や、ジヒドロキシ
ジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸
エステルとを反応させるエステル交換法によって得られ
る重合体または共重合体であり、代表的なものとしては
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(
ビスフェノールA)から製造されるポリカーボネート樹
脂が挙げられる。
【0014】このジヒドロキシジアリール化合物として
は、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル
)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−t−
ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフ
ェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)
アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール
)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメ
チルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリー
ルエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
フィド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチル
ジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリール
スルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
ホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチ
ルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリ
ールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメ
チルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリー
ルスルホン酸等が挙げられる。
は、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オク
タン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル
)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−t−
ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフ
ェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)
アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール
)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメ
チルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリー
ルエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
フィド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチル
ジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリール
スルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスル
ホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチ
ルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリ
ールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメ
チルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリー
ルスルホン酸等が挙げられる。
【0015】これらは単独または2種以上混合して使用
されるが、これらの他にピペラジン、ジピペリジル、ハ
イドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジ
フェニル類を混合して使用してもよい。本発明で使用さ
れるポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、150
00〜30000のものが好ましい。
されるが、これらの他にピペラジン、ジピペリジル、ハ
イドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジ
フェニル類を混合して使用してもよい。本発明で使用さ
れるポリカーボネート樹脂の粘度平均分子量は、150
00〜30000のものが好ましい。
【0016】本発明におけるガラスフレークは、通常ポ
リカーボネート樹脂に使用されるものであればいずれも
使用できるが、無アルカリガラスフレーク(Eガラスフ
レーク)が最も好ましい。形状は鱗片状であり、厚みが
1〜10μm、平均粒径(鱗片の平均直径)が10〜8
00μmのものが好ましい。尚、ガラスフレークは飛散
し易く、その取扱いが困難であるという欠点があるため
、ガラスフレークを互いに結合させ、層状に重なり合っ
た顆粒状物にして取扱われることもある。但し、この場
合でも、溶融混練等により樹脂中に配合された後は、層
状構造はくずれて通常のガラスフレークとなる。
リカーボネート樹脂に使用されるものであればいずれも
使用できるが、無アルカリガラスフレーク(Eガラスフ
レーク)が最も好ましい。形状は鱗片状であり、厚みが
1〜10μm、平均粒径(鱗片の平均直径)が10〜8
00μmのものが好ましい。尚、ガラスフレークは飛散
し易く、その取扱いが困難であるという欠点があるため
、ガラスフレークを互いに結合させ、層状に重なり合っ
た顆粒状物にして取扱われることもある。但し、この場
合でも、溶融混練等により樹脂中に配合された後は、層
状構造はくずれて通常のガラスフレークとなる。
【0017】また、本発明で使用されるガラスフレーク
は、樹脂との密着性を向上させる目的で、シランカップ
リング剤(例えばアミノシラン、エポキシシラン)など
による表面処理を施して使用してもよい。本発明におけ
るビスフェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カ
ルボン酸とのエステル化合物(以下、単にエステル化合
物ということがある。)に使用されるビスフェノール系
化合物としては、ビスフェノール骨格を有する化合物で
あればいずれも使用可能であるが、具体的には、ビスフ
ェノール類、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェ
ニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
−3−t−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル
)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシ
アリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキ
シアリール)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキ
シジアリールエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′
−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシ
ジアリールスルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3
′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロ
キシジアリールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキ
シジアリールスルホン類等が挙げられる。
は、樹脂との密着性を向上させる目的で、シランカップ
リング剤(例えばアミノシラン、エポキシシラン)など
による表面処理を施して使用してもよい。本発明におけ
るビスフェノール系化合物と炭素数2〜36の脂肪族カ
ルボン酸とのエステル化合物(以下、単にエステル化合
物ということがある。)に使用されるビスフェノール系
化合物としては、ビスフェノール骨格を有する化合物で
あればいずれも使用可能であるが、具体的には、ビスフ
ェノール類、例えば、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェ
ニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチ
ルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
−3−t−ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(
4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル
)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−
ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシ
アリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキ
シアリール)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキ
シジアリールエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルフィド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′
−ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシ
ジアリールスルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフ
ェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3
′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロ
キシジアリールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキ
シジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,
3′−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキ
シジアリールスルホン類等が挙げられる。
【0018】脂肪族カルボン酸としては、炭素数2〜3
6、好ましくは8〜22のものが用いられる。具体的に
は、酪酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、モンタン酸等が挙
げられる。そのうち、ビスフェノール類としてはビスフ
ェノールAを使用し、下記一般式(A)で表される化合
物を用いることが好ましい。
6、好ましくは8〜22のものが用いられる。具体的に
は、酪酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸、モンタン酸等が挙
げられる。そのうち、ビスフェノール類としてはビスフ
ェノールAを使用し、下記一般式(A)で表される化合
物を用いることが好ましい。
【0019】
【化1】
【0020】(R1 ,R2 は炭素数1〜35の脂肪
族炭化水素基を示す。)また、ビスフェノール系化合物
としては、ビスフェノール類のアルキレンオキシド付加
物を用いるのも好ましく、具体的には、上述のビスフェ
ノール類にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、オ
キセタン、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキシド
またはこれらの混合物を付加して得られる化合物が挙げ
られる。
族炭化水素基を示す。)また、ビスフェノール系化合物
としては、ビスフェノール類のアルキレンオキシド付加
物を用いるのも好ましく、具体的には、上述のビスフェ
ノール類にエチレンオキシド、プロピレンオキシド、オ
キセタン、テトラヒドロフラン等のアルキレンオキシド
またはこれらの混合物を付加して得られる化合物が挙げ
られる。
【0021】本発明では、これらビスフェノール類のア
ルキレンオキシド化合物と、炭素数2〜36の脂肪族カ
ルボン酸とのエステル化合物が好適に使用されるが、ビ
スフェノール類としてビスフェノールAを使用した下記
一般式(B)で表わされる化合物を用いることが特に好
ましい。尚、これらエステル化合物は、単独又は2種以
上を混合して用いられる。
ルキレンオキシド化合物と、炭素数2〜36の脂肪族カ
ルボン酸とのエステル化合物が好適に使用されるが、ビ
スフェノール類としてビスフェノールAを使用した下記
一般式(B)で表わされる化合物を用いることが特に好
ましい。尚、これらエステル化合物は、単独又は2種以
上を混合して用いられる。
【0022】
【化2】
【0023】(R1 ,R2 は炭素数1〜35の脂肪
族炭化水素基を、R3 ,R4 は炭素数1〜5の脂肪
族炭化水素基を示し、m、nは0以上の整数で、m+n
≧1である。好ましくはm,nは各々1〜5である。)
本発明においては、必要に応じてガラス繊維が配合され
る。ここで使用されるガラス繊維は、通常ポリカーボネ
ート樹脂に使用されるものであれば任意に使用されるが
、無アルカリガラス(Eガラス)が最も好ましい。ガラ
ス繊維の径は特に制限はないが、好ましくは6〜20μ
mであり、特に9〜14μmのものが好ましい。繊維径
が6μm未満では成形品の外観が悪くなり、20μmを
越えると補強効果が不十分となる傾向にある。また、添
加されるガラス繊維のアスペクト比は、好ましくは10
以上、より好ましくは20以上のものを用いる。アスペ
クト比が10未満では、補強効果が不十分となる。チョ
ップドストランドを用いる場合は、通常カット長1〜6
mmのものが使用される。ガラス繊維はポリカーボネー
ト樹脂と混合する際に混練により折れることがあるが、
本発明においては、混練後の樹脂組成物中のガラス繊維
についても、その平均のアスペクト比は10以上である
ことが好ましい。尚、アスペクト比とは、繊維長と繊維
径の比をいう。
族炭化水素基を、R3 ,R4 は炭素数1〜5の脂肪
族炭化水素基を示し、m、nは0以上の整数で、m+n
≧1である。好ましくはm,nは各々1〜5である。)
本発明においては、必要に応じてガラス繊維が配合され
る。ここで使用されるガラス繊維は、通常ポリカーボネ
ート樹脂に使用されるものであれば任意に使用されるが
、無アルカリガラス(Eガラス)が最も好ましい。ガラ
ス繊維の径は特に制限はないが、好ましくは6〜20μ
mであり、特に9〜14μmのものが好ましい。繊維径
が6μm未満では成形品の外観が悪くなり、20μmを
越えると補強効果が不十分となる傾向にある。また、添
加されるガラス繊維のアスペクト比は、好ましくは10
以上、より好ましくは20以上のものを用いる。アスペ
クト比が10未満では、補強効果が不十分となる。チョ
ップドストランドを用いる場合は、通常カット長1〜6
mmのものが使用される。ガラス繊維はポリカーボネー
ト樹脂と混合する際に混練により折れることがあるが、
本発明においては、混練後の樹脂組成物中のガラス繊維
についても、その平均のアスペクト比は10以上である
ことが好ましい。尚、アスペクト比とは、繊維長と繊維
径の比をいう。
【0024】また、本発明で使用されるガラス繊維は、
樹脂との密着性を向上させる目的で、シランカップリン
グ剤(例えばアミノシラン、エポキシシラン)などによ
る表面処理、あるいは取扱い性を向上させる目的で、ア
クリル系樹脂、ウレタン系樹脂などによる収束処理を施
して使用してもよい。本発明において使用される上記の
芳香族ポリカーボネート樹脂、ガラス繊維、ガラスフレ
ーク及びエステル化合物は、次のような比率で配合され
る。
樹脂との密着性を向上させる目的で、シランカップリン
グ剤(例えばアミノシラン、エポキシシラン)などによ
る表面処理、あるいは取扱い性を向上させる目的で、ア
クリル系樹脂、ウレタン系樹脂などによる収束処理を施
して使用してもよい。本発明において使用される上記の
芳香族ポリカーボネート樹脂、ガラス繊維、ガラスフレ
ーク及びエステル化合物は、次のような比率で配合され
る。
【0025】(i) 芳香族ポリカーボネート樹脂の配
合量は、組成物全体に対し、30〜95重量%、好まし
くは30〜90重量%、更に好ましくは40〜80重量
%の範囲内である。配合量が30重量%未満では、得ら
れる組成物の強度と成形時の流動性が低下し、逆に90
重量%を越えると剛性と寸法精度が低下する。 (ii)ガラス繊維は、必要に応じて配合されるが、そ
の場合の配合量は、5〜60重量%、好ましくは、5〜
40重量%の範囲内である。配合量が60重量%を越え
ると、成形収縮率の異方性が大きくなるので好ましくな
い。
合量は、組成物全体に対し、30〜95重量%、好まし
くは30〜90重量%、更に好ましくは40〜80重量
%の範囲内である。配合量が30重量%未満では、得ら
れる組成物の強度と成形時の流動性が低下し、逆に90
重量%を越えると剛性と寸法精度が低下する。 (ii)ガラス繊維は、必要に応じて配合されるが、そ
の場合の配合量は、5〜60重量%、好ましくは、5〜
40重量%の範囲内である。配合量が60重量%を越え
ると、成形収縮率の異方性が大きくなるので好ましくな
い。
【0026】(iii) ガラスフレークは5〜70重
量%、ガラス繊維と併用する場合は5〜40重量%、好
ましくは10〜38重量%の範囲内である。配合量が5
重量%未満では、成形収縮率の異方性が大きくなり、配
合量が多すぎると剛性が低下する。 (iv)ビスフェノール系化合物と炭素数2〜36の脂
肪族カルボン酸とのエステル化合物の配合量は、上記芳
香族ポリカーボネート、ガラス繊維及びガラスフレーク
よりなる樹脂組成物100重量部に対し、0.1〜10
重量部好ましくは0.5〜5重量部の範囲内である。配
合量が0.1重量部未満では、成形加工性の改良効果が
不十分であり、配合量が10重量部を越えると、得られ
る組成物の耐熱性及び機械的特性が低下するので、好ま
しくない。
量%、ガラス繊維と併用する場合は5〜40重量%、好
ましくは10〜38重量%の範囲内である。配合量が5
重量%未満では、成形収縮率の異方性が大きくなり、配
合量が多すぎると剛性が低下する。 (iv)ビスフェノール系化合物と炭素数2〜36の脂
肪族カルボン酸とのエステル化合物の配合量は、上記芳
香族ポリカーボネート、ガラス繊維及びガラスフレーク
よりなる樹脂組成物100重量部に対し、0.1〜10
重量部好ましくは0.5〜5重量部の範囲内である。配
合量が0.1重量部未満では、成形加工性の改良効果が
不十分であり、配合量が10重量部を越えると、得られ
る組成物の耐熱性及び機械的特性が低下するので、好ま
しくない。
【0027】また、本発明の好ましい態様としては、ガ
ラス繊維とガラスフレークを併用することである。その
場合ガラスフレークの使用量は、ガラス繊維の3分の1
以上、好ましくは2分の1以上(重量比)とするのがよ
い。ガラスフレークの比率が3分の1未満では、成形収
縮率の異方性が大きくなる。即ち、好ましくは、ガラス
繊維:ガラスフレーク=5:95〜75:25、更に好
ましくは5:95〜70:30(重量比)である。
ラス繊維とガラスフレークを併用することである。その
場合ガラスフレークの使用量は、ガラス繊維の3分の1
以上、好ましくは2分の1以上(重量比)とするのがよ
い。ガラスフレークの比率が3分の1未満では、成形収
縮率の異方性が大きくなる。即ち、好ましくは、ガラス
繊維:ガラスフレーク=5:95〜75:25、更に好
ましくは5:95〜70:30(重量比)である。
【0028】本発明の光学系機器シャーシ用材料は、本
発明の各成分をタンブラー、ブレンダー、バンバリーミ
キサー、押出機などにより任意の順序で混合して得られ
るが、押出機により溶融混練する方法が最も好ましい。 さらに、本発明の材料には、上記の配合物以外にも、周
知の各種の添加剤、例えばパラフィンワックス、脂肪酸
エステルなどの滑剤、ヒンダードフェノール、リン酸エ
ステルや亜リン酸エステルなどの酸化防止剤、アクリル
ゴムなどの耐衝撃性改良剤、耐候剤、難燃剤、発泡剤、
帯電防止剤、顔料、染料などを含有していてもよい。ま
た、本発明の材料には、本発明の効果を損なわない範囲
で、他の樹脂材料、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ABSなどを混合し
て使用することが出来る。
発明の各成分をタンブラー、ブレンダー、バンバリーミ
キサー、押出機などにより任意の順序で混合して得られ
るが、押出機により溶融混練する方法が最も好ましい。 さらに、本発明の材料には、上記の配合物以外にも、周
知の各種の添加剤、例えばパラフィンワックス、脂肪酸
エステルなどの滑剤、ヒンダードフェノール、リン酸エ
ステルや亜リン酸エステルなどの酸化防止剤、アクリル
ゴムなどの耐衝撃性改良剤、耐候剤、難燃剤、発泡剤、
帯電防止剤、顔料、染料などを含有していてもよい。ま
た、本発明の材料には、本発明の効果を損なわない範囲
で、他の樹脂材料、例えば、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ABSなどを混合し
て使用することが出来る。
【0029】また、本発明の光学系機器シャーシは、上
述した本発明の材料を用いて、当業者に周知の方法で成
形加工して得られるが、射出成形法によるのが最も好ま
しい。
述した本発明の材料を用いて、当業者に周知の方法で成
形加工して得られるが、射出成形法によるのが最も好ま
しい。
【0030】
【実施例】以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これら実
施例によって何ら限定されるものではない。なお、本実
施例における各種物性値の測定方法は下記の通りである
。 (1)引張強度・・・ASTM D−638に準じて
行った。 (2)曲げ強度及び曲げ弾性率・・・ASTM D−
790に準じて行った。 (3)アイゾット衝撃強度・・・ASTM D−25
6に準じて厚み3.2mmのノッチ付試験片について行
った。 (4)成形収縮率・・・肉厚3mm、100mm×10
0mmの平板状の試験片を用い、試験片表面に樹脂の流
動方向及び直角方向にそれぞれ70mm間隔で付けられ
たマーク間の距離を、三次元寸法測定装置を用いて測定
し、金型の実際の寸法との比率から成形収縮率を算出し
た。 (5)熱変形温度・・・ASTM D−648に準じ
て、荷重18.6kg/cm2 で行った。 (6)成形品外観・・・目視により、ガラス繊維及びガ
ラスフレークの浮き等を基準にしてA(良)→B→C→
D→E(不良)の5段階で評価した。
するが、本発明はその要旨を逸脱しない限り、これら実
施例によって何ら限定されるものではない。なお、本実
施例における各種物性値の測定方法は下記の通りである
。 (1)引張強度・・・ASTM D−638に準じて
行った。 (2)曲げ強度及び曲げ弾性率・・・ASTM D−
790に準じて行った。 (3)アイゾット衝撃強度・・・ASTM D−25
6に準じて厚み3.2mmのノッチ付試験片について行
った。 (4)成形収縮率・・・肉厚3mm、100mm×10
0mmの平板状の試験片を用い、試験片表面に樹脂の流
動方向及び直角方向にそれぞれ70mm間隔で付けられ
たマーク間の距離を、三次元寸法測定装置を用いて測定
し、金型の実際の寸法との比率から成形収縮率を算出し
た。 (5)熱変形温度・・・ASTM D−648に準じ
て、荷重18.6kg/cm2 で行った。 (6)成形品外観・・・目視により、ガラス繊維及びガ
ラスフレークの浮き等を基準にしてA(良)→B→C→
D→E(不良)の5段階で評価した。
【0031】実施例1〜7及び比較例1〜7■芳香族ポ
リカーボネートとして、平均分子量が22,000のビ
スフェノールA型ポリカーボネート樹脂(三菱化成(株
)製、商品名:ノバレックス7022A、ノバレックス
は登録商標)、■ガラス繊維として、繊維径13μm長
さ3mmのチョップドガラス繊維(旭ファイバーグラス
(株)製、商品名:グラスロンMA486A)、■ガラ
スフレークとして、平均厚み4μm、鱗片の平均径60
0μmの鱗片状物を結合剤で結合させた平均粒径100
0μの顆粒状物(日本硝子繊維(株)製、商品名:マイ
クログラスフレカ REFG−101)、及び■表1
に示す構造を持つ本発明のエステル化合物を、以下に示
す配合割合にて混合した後、シリンダー径40mmのベ
ント付押出機により、樹脂温度280〜300℃にて溶
融混合してペレット化した。
リカーボネートとして、平均分子量が22,000のビ
スフェノールA型ポリカーボネート樹脂(三菱化成(株
)製、商品名:ノバレックス7022A、ノバレックス
は登録商標)、■ガラス繊維として、繊維径13μm長
さ3mmのチョップドガラス繊維(旭ファイバーグラス
(株)製、商品名:グラスロンMA486A)、■ガラ
スフレークとして、平均厚み4μm、鱗片の平均径60
0μmの鱗片状物を結合剤で結合させた平均粒径100
0μの顆粒状物(日本硝子繊維(株)製、商品名:マイ
クログラスフレカ REFG−101)、及び■表1
に示す構造を持つ本発明のエステル化合物を、以下に示
す配合割合にて混合した後、シリンダー径40mmのベ
ント付押出機により、樹脂温度280〜300℃にて溶
融混合してペレット化した。
【0032】さらに、ペレットを120℃の雰囲気で5
時間乾燥後、下記物性値の測定に必要な各種試験片を射
出成形した。この時の最少充填圧力を測定した。得られ
た試験片を用い、引張強度、曲げ強度、曲げ弾性率、ア
イゾット衝撃強度、及び成形収縮率を測定した。また、
引張試験片の外観を目視観察した。結果を表2及び表3
に示した。
時間乾燥後、下記物性値の測定に必要な各種試験片を射
出成形した。この時の最少充填圧力を測定した。得られ
た試験片を用い、引張強度、曲げ強度、曲げ弾性率、ア
イゾット衝撃強度、及び成形収縮率を測定した。また、
引張試験片の外観を目視観察した。結果を表2及び表3
に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は、従来のガラス繊
維強化ポリカーボネート樹脂に比べ、強度・剛性が高く
、成形収縮率・線膨張率が樹脂の流動方向・直角方向と
もに低くて寸法安定性に優れ、しかも射出成形時の圧力
が低く成形加工性に優れ、外観が良好である。従って、
光学系機器のシャーシ用材料として非常に好適なもので
ある。
維強化ポリカーボネート樹脂に比べ、強度・剛性が高く
、成形収縮率・線膨張率が樹脂の流動方向・直角方向と
もに低くて寸法安定性に優れ、しかも射出成形時の圧力
が低く成形加工性に優れ、外観が良好である。従って、
光学系機器のシャーシ用材料として非常に好適なもので
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 (I) 芳香族ポリカーボネート樹脂
:30〜95重量%、 (II)ガラスフレーク:5〜70重量%、よりなる樹
脂組成物100重量部に対し、ビスフェノール系化合物
と炭素数2〜36の脂肪族カルボン酸とのエステル化合
物0.1〜10重量部を配合してなることを特徴とする
、光学系機器シャーシ用材料。 - 【請求項2】 (I)芳香族ポリカーボネート樹脂:
30〜90重量%、 (II)ガラス繊維:5〜60重量%、(III) ガ
ラスフレーク:5〜40重量%、よりなる樹脂組成物1
00重量部に対し、ビスフェノール系化合物と炭素数2
〜36の脂肪族カルボン酸とのエステル化合物0.1〜
10重量部を配合してなることを特徴とする、光学系機
器シャーシ用材料。 - 【請求項3】 (II)ガラス繊維と(III) ガ
ラスフレークの割合が、(II):(III) =5:
95〜75:25(重量比)であることを特徴とする、
特許請求の範囲第2項記載の光学系機器シャーシ用材料
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12107791A JPH04348157A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 光学系機器シャーシ用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12107791A JPH04348157A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 光学系機器シャーシ用材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04348157A true JPH04348157A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=14802284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12107791A Pending JPH04348157A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 光学系機器シャーシ用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04348157A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995027603A1 (en) * | 1994-04-08 | 1995-10-19 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | High-precision mechanical parts made from flame-retardant resin for office automation equipment |
| JP2007186605A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリカーボネート系難燃性樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP12107791A patent/JPH04348157A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995027603A1 (en) * | 1994-04-08 | 1995-10-19 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | High-precision mechanical parts made from flame-retardant resin for office automation equipment |
| US5961915A (en) * | 1994-04-08 | 1999-10-05 | Toyouchi; Kaoru | Flame retardant, high precision resin mechanical part for use in an office automation machine |
| CN1060717C (zh) * | 1994-04-08 | 2001-01-17 | 旭化成工业株式会社 | 用于办公室自动化机器的阻燃性、高精度树脂机械部件 |
| JP2007186605A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリカーボネート系難燃性樹脂組成物 |
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