JPH04349070A - 四輪操舵車両のモータ制御装置 - Google Patents
四輪操舵車両のモータ制御装置Info
- Publication number
- JPH04349070A JPH04349070A JP3008394A JP839491A JPH04349070A JP H04349070 A JPH04349070 A JP H04349070A JP 3008394 A JP3008394 A JP 3008394A JP 839491 A JP839491 A JP 839491A JP H04349070 A JPH04349070 A JP H04349070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering angle
- target value
- value
- motor
- steering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、後輪または前後輪に電
動モータをアクチュエータとするモータステアリング機
構を有し、ハンドル操作時に後輪または前後輪の転舵す
る舵角を電動モータにより制御する四輪操舵車両のモー
タ制御装置に関する。
動モータをアクチュエータとするモータステアリング機
構を有し、ハンドル操作時に後輪または前後輪の転舵す
る舵角を電動モータにより制御する四輪操舵車両のモー
タ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動モータをアクチュエータとす
るステアリング機構を後輪に有する四輪操舵車両として
は、例えば、特開昭61−46766号公報に記載のも
のが知られているし、電動モータをアクチュエータとす
るステアリング機構を前後輪に有する四輪操舵車両とし
ては、例えば、特開昭61−89171号公報に記載の
ものが知られている。
るステアリング機構を後輪に有する四輪操舵車両として
は、例えば、特開昭61−46766号公報に記載のも
のが知られているし、電動モータをアクチュエータとす
るステアリング機構を前後輪に有する四輪操舵車両とし
ては、例えば、特開昭61−89171号公報に記載の
ものが知られている。
【0003】前者の従来出典には、ハンドル操作時にハ
ンドル操作量に応じて前後輪の舵角目標値を決め、この
舵角目標値を得るべく電動モータにより前後輪の舵角を
制御する内容が示され、後者の従来出典には、ハンドル
操作による前輪操舵時に前輪操舵角に応じて後輪舵角目
標値を決め、この後輪舵角目標値を得るべく電動モータ
により前後輪の舵角を制御する内容が示されている。
ンドル操作量に応じて前後輪の舵角目標値を決め、この
舵角目標値を得るべく電動モータにより前後輪の舵角を
制御する内容が示され、後者の従来出典には、ハンドル
操作による前輪操舵時に前輪操舵角に応じて後輪舵角目
標値を決め、この後輪舵角目標値を得るべく電動モータ
により前後輪の舵角を制御する内容が示されている。
【0004】以上のような電動モータをアクチュエータ
とするモータステアリング機構では、下記に示すモータ
制御式によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp I
M :モータ電流
L:比例定数
θε:目標値と追従値との偏差
m:ダンピング定数
d(θM):モータ回転角速度
Kp:フリクション補正定数
とするモータステアリング機構では、下記に示すモータ
制御式によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp I
M :モータ電流
L:比例定数
θε:目標値と追従値との偏差
m:ダンピング定数
d(θM):モータ回転角速度
Kp:フリクション補正定数
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな四輪操舵車両のモータ制御装置にあっては、上記モ
ータ制御式においてダンピング定数mを固定値により与
えるようにしている為、舵角目標値と舵角追従値とが一
端離れてからそのあと急に収束するような過渡時におい
ても一定の応答性しか得られず、舵角目標値と舵角追従
値とが収束する時であって舵角目標値の変化が無い時に
追従値の急上昇を招いたり、舵角目標値と舵角追従値と
が収束する時であって舵角目標値が上昇する時に舵角追
従値が舵角目標値に収束するのに遅れが出たり、舵角目
標値と舵角追従値とが収束する時であって舵角目標値が
減少する時に舵角追従値にオーバシュートが出たりする
。
うな四輪操舵車両のモータ制御装置にあっては、上記モ
ータ制御式においてダンピング定数mを固定値により与
えるようにしている為、舵角目標値と舵角追従値とが一
端離れてからそのあと急に収束するような過渡時におい
ても一定の応答性しか得られず、舵角目標値と舵角追従
値とが収束する時であって舵角目標値の変化が無い時に
追従値の急上昇を招いたり、舵角目標値と舵角追従値と
が収束する時であって舵角目標値が上昇する時に舵角追
従値が舵角目標値に収束するのに遅れが出たり、舵角目
標値と舵角追従値とが収束する時であって舵角目標値が
減少する時に舵角追従値にオーバシュートが出たりする
。
【0006】即ち、図14に示すように、舵角目標値を
ステップ状で与えた場合、路面負荷が大きいほど応答性
が低くなり、路面負荷が小さいほど応答性が高くなると
いう基本特性を示す。そこで、例えば、後輪に電動モー
タステアリング機構を有する四輪操舵車両で、コーナへ
の突入後にハンドルを少し戻して定常旋回走行に移る時
には、図15に示すように、路面負荷大から路面負荷小
へと負荷の急変が発生することになり、路面負荷が大の
領域では、舵角目標値に対する舵角追従値の応答性が低
く両値に大きな差が出てしまうが、路面負荷が小の領域
に入った途端、応答性の高まりにより離れていた舵角目
標値にすばやく収束するように舵角追従値が高まること
になり(図においてRASの急変と記載されている部分
)、舵角目標値が変化していないにもかかわらず舵角追
従値の急変、つまり旋回安定性にとって好ましくない後
輪舵角の急変を招く。
ステップ状で与えた場合、路面負荷が大きいほど応答性
が低くなり、路面負荷が小さいほど応答性が高くなると
いう基本特性を示す。そこで、例えば、後輪に電動モー
タステアリング機構を有する四輪操舵車両で、コーナへ
の突入後にハンドルを少し戻して定常旋回走行に移る時
には、図15に示すように、路面負荷大から路面負荷小
へと負荷の急変が発生することになり、路面負荷が大の
領域では、舵角目標値に対する舵角追従値の応答性が低
く両値に大きな差が出てしまうが、路面負荷が小の領域
に入った途端、応答性の高まりにより離れていた舵角目
標値にすばやく収束するように舵角追従値が高まること
になり(図においてRASの急変と記載されている部分
)、舵角目標値が変化していないにもかかわらず舵角追
従値の急変、つまり旋回安定性にとって好ましくない後
輪舵角の急変を招く。
【0007】これに対し、追従値の急変を防止するべく
、舵角目標値の変化が零である時を基準として単純にダ
ンピング定数を大きく設定する案があるが、この場合、
コーナへの突入後にハンドルを切り増しして定常旋回走
行に移る時、ダンピング定数が大き過ぎて舵角追従値の
立ち上がり勾配が小さくなり舵角追従値が舵角目標値に
収束するのに遅れが出るし、コーナへの突入後にハンド
ルを切り戻して定常旋回走行に移る時、ダンピング定数
が小さ過ぎてオーバシュートしてしまい舵角追従値が舵
角目標値に収束するのに遅れが出る。
、舵角目標値の変化が零である時を基準として単純にダ
ンピング定数を大きく設定する案があるが、この場合、
コーナへの突入後にハンドルを切り増しして定常旋回走
行に移る時、ダンピング定数が大き過ぎて舵角追従値の
立ち上がり勾配が小さくなり舵角追従値が舵角目標値に
収束するのに遅れが出るし、コーナへの突入後にハンド
ルを切り戻して定常旋回走行に移る時、ダンピング定数
が小さ過ぎてオーバシュートしてしまい舵角追従値が舵
角目標値に収束するのに遅れが出る。
【0008】また、単純にダンピング定数を大きく設定
した場合、旋回初期でのハンドル切り始め時や旋回途中
での急なハンドル切り増し時等のように速応性を必要と
する舵角目標値の上昇時に応答性が得られない。
した場合、旋回初期でのハンドル切り始め時や旋回途中
での急なハンドル切り増し時等のように速応性を必要と
する舵角目標値の上昇時に応答性が得られない。
【0009】尚、上記モータ制御式において比例定数L
を固定値により与えるようにした場合にも、ダンピング
定数mを固定値で与える場合と同様に、舵角目標値の変
化状況に応じた最適の応答性を得ることができない。
を固定値により与えるようにした場合にも、ダンピング
定数mを固定値で与える場合と同様に、舵角目標値の変
化状況に応じた最適の応答性を得ることができない。
【0010】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、後輪または前後輪に電動モータをアクチ
ュエータとするモータステアリング機構を有する四輪操
舵車両のモータ制御装置において、速応性を必要とする
舵角目標値の上昇時に舵角目標値に対する応答性を確保
しながら、舵角目標値と舵角追従値とが一端離れてから
そのあと急に収束するような過渡時、舵角目標値の変化
状況に応じた最適の応答性により旋回安定性の確保を図
ることを課題とする。
されたもので、後輪または前後輪に電動モータをアクチ
ュエータとするモータステアリング機構を有する四輪操
舵車両のモータ制御装置において、速応性を必要とする
舵角目標値の上昇時に舵角目標値に対する応答性を確保
しながら、舵角目標値と舵角追従値とが一端離れてから
そのあと急に収束するような過渡時、舵角目標値の変化
状況に応じた最適の応答性により旋回安定性の確保を図
ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置では、舵角目標
値変化速度が負値となるほど大きく、正値となるほど小
さなモータ電流により制御する手段とした。
本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置では、舵角目標
値変化速度が負値となるほど大きく、正値となるほど小
さなモータ電流により制御する手段とした。
【0012】即ち、図1のクレーム対応図に示すように
、後輪または前後輪に電動モータaをアクチュエータと
するモータステアリング機構bを有し、ハンドル操作時
に後輪または前後輪を転舵する舵角を電動モータにより
制御する四輪操舵車両において、ハンドル操作時に所望
の舵角目標値を演算する舵角目標値演算手段cと、前記
舵角目標値の変化速度を演算する舵角目標値変化速度演
算手段dと、前記舵角目標値変化速度が負値になるほど
大きく、正値になるほど小さなモータ電流を演算するモ
ータ電流演算手段eと、前記モータ電流演算手段eによ
り得られたモータ電流を前記電動モータaに印加するモ
ータ駆動手段fとを備えていることを特徴とする。
、後輪または前後輪に電動モータaをアクチュエータと
するモータステアリング機構bを有し、ハンドル操作時
に後輪または前後輪を転舵する舵角を電動モータにより
制御する四輪操舵車両において、ハンドル操作時に所望
の舵角目標値を演算する舵角目標値演算手段cと、前記
舵角目標値の変化速度を演算する舵角目標値変化速度演
算手段dと、前記舵角目標値変化速度が負値になるほど
大きく、正値になるほど小さなモータ電流を演算するモ
ータ電流演算手段eと、前記モータ電流演算手段eによ
り得られたモータ電流を前記電動モータaに印加するモ
ータ駆動手段fとを備えていることを特徴とする。
【0013】
【作用】旋回走行時には、モータ電流演算手段eにおい
て、舵角目標値の変化速度を演算する舵角目標値変化速
度演算手段dからの舵角目標値変化速度が負値になるほ
ど大きく、正値になるほど小さなモータ電流が演算され
、モータ駆動手段fにおいて、モータ電流演算手段eに
より得られたモータ電流が電動モータaに印加されるこ
とになる。
て、舵角目標値の変化速度を演算する舵角目標値変化速
度演算手段dからの舵角目標値変化速度が負値になるほ
ど大きく、正値になるほど小さなモータ電流が演算され
、モータ駆動手段fにおいて、モータ電流演算手段eに
より得られたモータ電流が電動モータaに印加されるこ
とになる。
【0014】ここで、例えば、上記モータ電流制御式に
おいて、ダンピング定数mを可変とする場合について、
以下説明する。
おいて、ダンピング定数mを可変とする場合について、
以下説明する。
【0015】旋回初期でのハンドル切り始め時や旋回途
中での急なハンドリ切り増し時等のように舵角目標値の
上昇時には、舵角目標値変化速度が大きいほどダンピン
グ定数が小さな値に設定され、このダンピング定数と舵
角追従値変化速度を掛け合わせた減衰項を有するモータ
電流制御式に基づいて電動モータaが制御されることに
なる為、舵角目標値の上昇に対して舵角追従値の高い応
答性が得られる。
中での急なハンドリ切り増し時等のように舵角目標値の
上昇時には、舵角目標値変化速度が大きいほどダンピン
グ定数が小さな値に設定され、このダンピング定数と舵
角追従値変化速度を掛け合わせた減衰項を有するモータ
電流制御式に基づいて電動モータaが制御されることに
なる為、舵角目標値の上昇に対して舵角追従値の高い応
答性が得られる。
【0016】コーナへの突入後に定常旋回走行に移る時
等で路面負荷大から路面負荷小へと負荷の急変が発生す
る時には、コーナへの突入してから定常旋回走行に移る
前の領域において路面負荷が大となり、舵角目標値に対
する舵角追従値の応答性が低く両値に大きな差が出てし
まうが、定常旋回走行に移り路面負荷が小の領域に入っ
た途端、路面負荷による応答性が高まる。
等で路面負荷大から路面負荷小へと負荷の急変が発生す
る時には、コーナへの突入してから定常旋回走行に移る
前の領域において路面負荷が大となり、舵角目標値に対
する舵角追従値の応答性が低く両値に大きな差が出てし
まうが、定常旋回走行に移り路面負荷が小の領域に入っ
た途端、路面負荷による応答性が高まる。
【0017】そこで、例えば、コーナへの突入後にハン
ドルを少し戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が一定値に維持される時には、舵角目
標値変化速度が小さくダンピング定数が大きな値に設定
され、このダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け
合わせた減衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電
動モータaが制御されることになる為、路面負荷による
応答性の高まりにかかわらず舵角追従値は変化のない舵
角目標値に対して緩やかに収束する。
ドルを少し戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が一定値に維持される時には、舵角目
標値変化速度が小さくダンピング定数が大きな値に設定
され、このダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け
合わせた減衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電
動モータaが制御されることになる為、路面負荷による
応答性の高まりにかかわらず舵角追従値は変化のない舵
角目標値に対して緩やかに収束する。
【0018】また、例えば、コーナへの突入後にハンド
ルを切り増しして定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が上昇する時には、舵角目標値変化速
度が大きくダンピング定数が小さな値に設定され、この
ダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け合わせた減
衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電動モータa
が制御されることになる為、路面負荷による応答性の高
まりとダンピング定数の小さな値により舵角追従値の立
ち上がり勾配が急になり舵角追従値が上昇してゆく舵角
目標値に対し速やかに収束する。
ルを切り増しして定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が上昇する時には、舵角目標値変化速
度が大きくダンピング定数が小さな値に設定され、この
ダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け合わせた減
衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電動モータa
が制御されることになる為、路面負荷による応答性の高
まりとダンピング定数の小さな値により舵角追従値の立
ち上がり勾配が急になり舵角追従値が上昇してゆく舵角
目標値に対し速やかに収束する。
【0019】さらに、例えば、コーナへの突入後にハン
ドルを切り戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が下降する時には、舵角目標値変化速
度が負側となりダンピング定数が非常に大きな値に設定
され、このダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け
合わせた減衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電
動モータaが制御されることになる為、路面負荷による
応答性の高まりにかかわらずダンピング定数の非常に大
きな値により舵角追従値がオーバシュートすることなく
下降してくる舵角目標値に対し速やかに収束する。
ドルを切り戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って舵角目標値が下降する時には、舵角目標値変化速
度が負側となりダンピング定数が非常に大きな値に設定
され、このダンピング定数と舵角追従値変化速度を掛け
合わせた減衰項を有するモータ電流制御式に基づいて電
動モータaが制御されることになる為、路面負荷による
応答性の高まりにかかわらずダンピング定数の非常に大
きな値により舵角追従値がオーバシュートすることなく
下降してくる舵角目標値に対し速やかに収束する。
【0020】尚、ダンピング定数mと同様な手法により
、モータ電流制御式において、比例定数Lを舵角目標値
変化速度が大きくなればなるほど大きな値に設定するよ
うにしても同様である。
、モータ電流制御式において、比例定数Lを舵角目標値
変化速度が大きくなればなるほど大きな値に設定するよ
うにしても同様である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0022】構成を説明する。
【0023】図2は本発明実施例の装置が適用された四
輪操舵車両のモータ制御装置を示す全体システム図であ
る。
輪操舵車両のモータ制御装置を示す全体システム図であ
る。
【0024】実施例の四輪操舵車両のモータ制御装置は
、図2に示すように、前輪1,2の操舵は、ステアリン
グハンドル3と機械リンク式ステアリング機構4によっ
て行なわれる。これは、例えば、ステアリングギア、ピ
ットマンアーム、リレーロッド、サイドロッド5,6、
ナックルアーム7,8等で構成される。
、図2に示すように、前輪1,2の操舵は、ステアリン
グハンドル3と機械リンク式ステアリング機構4によっ
て行なわれる。これは、例えば、ステアリングギア、ピ
ットマンアーム、リレーロッド、サイドロッド5,6、
ナックルアーム7,8等で構成される。
【0025】そして、後輪9,10の転舵は、電動式ス
テアリング装置11(モータステアリング機構に相当)
によって行なわれる。この後輪9,10間は、ラックシ
ャフト12、サイドロッド13,14、ナックルアーム
15,16により連結され、ラック12が内挿されたラ
ックチューブ17には、減速機構18とモータ19(電
動モータに相当)とフェイルセーフソレノイド20が設
けられ、このモータ19とフェイルセーフソレノイド2
0は、車速センサ21,前輪舵角センサ22,ストロー
クセンサ23,エンコーダ24,ロードセル25等から
の信号を入力するコントローラ26により駆動制御され
る。
テアリング装置11(モータステアリング機構に相当)
によって行なわれる。この後輪9,10間は、ラックシ
ャフト12、サイドロッド13,14、ナックルアーム
15,16により連結され、ラック12が内挿されたラ
ックチューブ17には、減速機構18とモータ19(電
動モータに相当)とフェイルセーフソレノイド20が設
けられ、このモータ19とフェイルセーフソレノイド2
0は、車速センサ21,前輪舵角センサ22,ストロー
クセンサ23,エンコーダ24,ロードセル25等から
の信号を入力するコントローラ26により駆動制御され
る。
【0026】図3は電動式ステアリング装置11の具体
的構成を示す断面図で、ラック12が内挿されたラック
チューブ17はブラケットを介して車体に固定されてい
る。そして、ラック12の両端部には、ボールジョイン
ト30,31を介してサイドロッド13,14が連結さ
れている。減速機構18は、モータ19のモータ軸に連
結されたモータピニオン32と、該モータピニオン32
に噛合するリングギア33と、該リングギア33に固定
されると共にラックギア12aに噛み合うラックピニオ
ン35とによって構成されている。従って、モータ19
が回転すると、モータピニオン32→リングギア33→
ラックピニオン35へと回転が伝達され、回転するラッ
クピニオン35とラックギア12aとの噛み合いにより
ラックシャフト12が軸方向へ移動して後輪9,10の
転舵が行なわれる。この後輪9,10の転舵量は、ラッ
クシャフト12の移動量、即ち、モータ19の回転量に
比例する。
的構成を示す断面図で、ラック12が内挿されたラック
チューブ17はブラケットを介して車体に固定されてい
る。そして、ラック12の両端部には、ボールジョイン
ト30,31を介してサイドロッド13,14が連結さ
れている。減速機構18は、モータ19のモータ軸に連
結されたモータピニオン32と、該モータピニオン32
に噛合するリングギア33と、該リングギア33に固定
されると共にラックギア12aに噛み合うラックピニオ
ン35とによって構成されている。従って、モータ19
が回転すると、モータピニオン32→リングギア33→
ラックピニオン35へと回転が伝達され、回転するラッ
クピニオン35とラックギア12aとの噛み合いにより
ラックシャフト12が軸方向へ移動して後輪9,10の
転舵が行なわれる。この後輪9,10の転舵量は、ラッ
クシャフト12の移動量、即ち、モータ19の回転量に
比例する。
【0027】前記ラックピニオン35には、その回転角
度を検出するエンコーダ24のセンサー軸24aがカプ
ラ36を介して連結されている。
度を検出するエンコーダ24のセンサー軸24aがカプ
ラ36を介して連結されている。
【0028】前記フェイルセーフソレノイド20には、
ロックピン20aが進退可能に設けられていて、電子制
御系等のフェイル時には、ラックシャフト12に形成さ
れたロック溝12bにロックピン20aを嵌入させるこ
とでラックシャフト12を、後輪9,10が中立舵角位
置を保つ位置に固定するようにしている。
ロックピン20aが進退可能に設けられていて、電子制
御系等のフェイル時には、ラックシャフト12に形成さ
れたロック溝12bにロックピン20aを嵌入させるこ
とでラックシャフト12を、後輪9,10が中立舵角位
置を保つ位置に固定するようにしている。
【0029】作用を説明する。
【0030】まず、電動モータをアクチュエータとする
モータステアリング機構では、下記に示すモータ制御式
によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp
…(1) IM :モータ電流
L:比例定数
θε:目標
値と追従値との偏差 m:ダンピング定数
d(θM):モー
タ回転角速度 Kp:フリクション
補正定数即ち、モータステアリング機構において路面負
荷が後輪舵角に比例して増加する場合、図4に示すよう
に、路面負荷を模擬したバネ負荷を付加したモデルに置
き換えることができる。このモータステアリング機構モ
デルにおいてモータトルクに対するモータ電流値IM
の静特性は、図5のように比例特性を示す。ここで、モ
ータトルクは、路面負荷が後輪舵角に比例して増加する
関係から目標値と追従値との偏差に置き換えることがで
きるので、図6の特性に示すようになり、静特性を考え
た場合には、次式を得ることができる。
モータステアリング機構では、下記に示すモータ制御式
によりモータ制御が行なわれる。 IM =L・θε−m・ d(θM)+Kp
…(1) IM :モータ電流
L:比例定数
θε:目標
値と追従値との偏差 m:ダンピング定数
d(θM):モー
タ回転角速度 Kp:フリクション
補正定数即ち、モータステアリング機構において路面負
荷が後輪舵角に比例して増加する場合、図4に示すよう
に、路面負荷を模擬したバネ負荷を付加したモデルに置
き換えることができる。このモータステアリング機構モ
デルにおいてモータトルクに対するモータ電流値IM
の静特性は、図5のように比例特性を示す。ここで、モ
ータトルクは、路面負荷が後輪舵角に比例して増加する
関係から目標値と追従値との偏差に置き換えることがで
きるので、図6の特性に示すようになり、静特性を考え
た場合には、次式を得ることができる。
【0031】
IM =L・θε+Kp
…(2) 加えて、モータへの駆動指令
に対する後輪舵角の応答を決める動特性は、油圧ステア
リング機構等に比べて応答性の良いモータステアリング
機構では減衰性を考えれば良い。そこで、減衰項である
{−m・ d(θM)}を上記(2) 式に加えること
で、(1) 式に示すモータ制御式を得ることができる
。尚、減衰力は舵角追従値変化速度に比例する関係にあ
るもので、この舵角追従値変化速度に代え、上記のよう
にモータ回転角速度を用いても、また、ストローク速度
を用いても良い。
…(2) 加えて、モータへの駆動指令
に対する後輪舵角の応答を決める動特性は、油圧ステア
リング機構等に比べて応答性の良いモータステアリング
機構では減衰性を考えれば良い。そこで、減衰項である
{−m・ d(θM)}を上記(2) 式に加えること
で、(1) 式に示すモータ制御式を得ることができる
。尚、減衰力は舵角追従値変化速度に比例する関係にあ
るもので、この舵角追従値変化速度に代え、上記のよう
にモータ回転角速度を用いても、また、ストローク速度
を用いても良い。
【0032】図7はコントローラ26で行なわれるモー
タ制御作動の流れを示すフローチャートであり、以下、
各ステップについて説明する。
タ制御作動の流れを示すフローチャートであり、以下、
各ステップについて説明する。
【0033】ステップ70では、各センサ21〜25か
ら入力信号が読み込まれる。
ら入力信号が読み込まれる。
【0034】ステップ71では、ロードセル25により
検出された路面負荷Fにより第1ダンピング定数m1が
設定される。尚、路面負荷Fに対する第1ダンピング定
数m1は、図8に示すように、路面負荷Fが大きいほど
小さな値に設定される。
検出された路面負荷Fにより第1ダンピング定数m1が
設定される。尚、路面負荷Fに対する第1ダンピング定
数m1は、図8に示すように、路面負荷Fが大きいほど
小さな値に設定される。
【0035】ステップ72では、車速センサ21からの
車速Vと前輪舵角センサ22からの前輪舵角θF に基
づいて後輪舵角目標値θR*が演算される(舵角目標値
演算手段に相当)。尚、後輪舵角目標値θR*は、例え
ば、特開平1−202579号公報等に記載されている
ような手法により最適な旋回性能を得るべく求められる
。
車速Vと前輪舵角センサ22からの前輪舵角θF に基
づいて後輪舵角目標値θR*が演算される(舵角目標値
演算手段に相当)。尚、後輪舵角目標値θR*は、例え
ば、特開平1−202579号公報等に記載されている
ような手法により最適な旋回性能を得るべく求められる
。
【0036】ステップ73では、今回の演算処理で求め
られた後輪舵角目標値θR*と、数回前の演算処理で求
められた記憶後輪舵角目標値θR*M に基づいて後輪
舵角目標値変化速度d(θR*) が演算される(舵角
目標値変化速度演算手段に相当)。
られた後輪舵角目標値θR*と、数回前の演算処理で求
められた記憶後輪舵角目標値θR*M に基づいて後輪
舵角目標値変化速度d(θR*) が演算される(舵角
目標値変化速度演算手段に相当)。
【0037】ステップ74では、ステップ73で求めら
れた後輪舵角目標値変化速度d(θR*)により第2ダ
ンピング定数m2が設定される(ダンピング定数設定手
段に相当)。尚、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
に対する第2ダンピング定数m2は、図9に示すよう
に、後輪舵角目標値変化速度d(θR*) が増大する
側で増大量が大きいほど小さな値に設定され、後輪舵角
目標値変化速度d(θR*) が減少する側で減少量が
大きいほど大きな値に設定される。
れた後輪舵角目標値変化速度d(θR*)により第2ダ
ンピング定数m2が設定される(ダンピング定数設定手
段に相当)。尚、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
に対する第2ダンピング定数m2は、図9に示すよう
に、後輪舵角目標値変化速度d(θR*) が増大する
側で増大量が大きいほど小さな値に設定され、後輪舵角
目標値変化速度d(θR*) が減少する側で減少量が
大きいほど大きな値に設定される。
【0038】ステップ75では、今回の処理時にエンコ
ーダ24により検出されたモータ回転角度θM と、数
回前の処理時に検出された記憶モータ回転角度θMMに
基づいてモータ回転角速度d(θM)が演算される(舵
角追従値変化速度演算手段に相当)。
ーダ24により検出されたモータ回転角度θM と、数
回前の処理時に検出された記憶モータ回転角度θMMに
基づいてモータ回転角速度d(θM)が演算される(舵
角追従値変化速度演算手段に相当)。
【0039】ステップ76では、エンコーダ24により
検出されたモータ回転角度θM により後輪舵角追従値
θR が演算される。
検出されたモータ回転角度θM により後輪舵角追従値
θR が演算される。
【0040】ステップ77では、後輪舵角目標値θR*
から後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値により偏
差θεが演算される。
から後輪舵角追従値θR を差し引いた絶対値により偏
差θεが演算される。
【0041】ステップ78では、モータ電流IM が下
記の式により演算される(モータ電流演算手段に相当)
。
記の式により演算される(モータ電流演算手段に相当)
。
【0042】
IM =L・θε−m1・m2・d(θM)+Kp
…(3) ステップ79では、ステップ78
で求められたモータ電流IM がモータ19に出力され
る(モータ駆動手段に相当)。
…(3) ステップ79では、ステップ78
で求められたモータ電流IM がモータ19に出力され
る(モータ駆動手段に相当)。
【0043】次に、実施例装置を搭載した四輪操舵車両
での様々な旋回時における作用を説明する。
での様々な旋回時における作用を説明する。
【0044】(イ)後輪舵角目標値の上昇時旋回初期で
のハンドル切り始め時や旋回途中での急なハンドリ切り
増し時等のように後輪舵角目標値θR*の上昇時には、
ステップ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θ
R*) が大きいほど第2ダンピング定数m2が小さな
値に設定され、この第2ダンピング定数m2とモータ回
転角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を有するモー
タ電流制御式(3) に基づいてモータ19が制御され
ることになる為、後輪舵角目標値θR*の上昇に対して
後輪舵角追従値θR が速やかに追従する高い応答性が
得られる。
のハンドル切り始め時や旋回途中での急なハンドリ切り
増し時等のように後輪舵角目標値θR*の上昇時には、
ステップ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θ
R*) が大きいほど第2ダンピング定数m2が小さな
値に設定され、この第2ダンピング定数m2とモータ回
転角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を有するモー
タ電流制御式(3) に基づいてモータ19が制御され
ることになる為、後輪舵角目標値θR*の上昇に対して
後輪舵角追従値θR が速やかに追従する高い応答性が
得られる。
【0045】(ロ)路面負荷の急変時
コーナへの突入後に定常旋回走行に移る時等で路面負荷
大から路面負荷小へと負荷の急変が発生する時には、コ
ーナへの突入してから定常旋回走行に移る前の領域にお
いて路面負荷が大となり、ステップ71において、路面
負荷Fが大きいほど第1ダンピング定数m1が小さな値
に設定され、この第1ダンピング定数m1とモータ回転
角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を有するモータ
電流制御式(3) に基づいてモータ19が制御される
ことになる為、後輪舵角目標値θR*の上昇に対して後
輪舵角追従値θR の応答が改善されるが、路面負荷に
よる応答性が低いことで、後輪舵角目標値θR*に対す
る後輪舵角追従値θR の値にある程度の差が出てしま
う。そして、定常旋回走行に移り路面負荷が小の領域に
入った途端、路面負荷による応答性が高まる。
大から路面負荷小へと負荷の急変が発生する時には、コ
ーナへの突入してから定常旋回走行に移る前の領域にお
いて路面負荷が大となり、ステップ71において、路面
負荷Fが大きいほど第1ダンピング定数m1が小さな値
に設定され、この第1ダンピング定数m1とモータ回転
角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を有するモータ
電流制御式(3) に基づいてモータ19が制御される
ことになる為、後輪舵角目標値θR*の上昇に対して後
輪舵角追従値θR の応答が改善されるが、路面負荷に
よる応答性が低いことで、後輪舵角目標値θR*に対す
る後輪舵角追従値θR の値にある程度の差が出てしま
う。そして、定常旋回走行に移り路面負荷が小の領域に
入った途端、路面負荷による応答性が高まる。
【0046】そこで、例えば、コーナへの突入後にハン
ドルを少し戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が一定値に維持される時に
は、ステップ74において、後輪舵角目標値変化速度d
(θR*) が小さく第2ダンピング定数m2が大きな
値m2=ma(図9)に設定され、この第2ダンピング
定数m2とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた
減衰項を有するモータ電流制御式(3) に基づいてモ
ータ19が制御されることになる為、図10に示すよう
に、路面負荷による応答性の高まりにかかわらず後輪舵
角追従値θR は変化のない後輪舵角目標値θR*に対
して緩やかに収束する。
ドルを少し戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が一定値に維持される時に
は、ステップ74において、後輪舵角目標値変化速度d
(θR*) が小さく第2ダンピング定数m2が大きな
値m2=ma(図9)に設定され、この第2ダンピング
定数m2とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた
減衰項を有するモータ電流制御式(3) に基づいてモ
ータ19が制御されることになる為、図10に示すよう
に、路面負荷による応答性の高まりにかかわらず後輪舵
角追従値θR は変化のない後輪舵角目標値θR*に対
して緩やかに収束する。
【0047】また、例えば、コーナへの突入後にハンド
ルを切り増しして定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が上昇する時には、ステッ
プ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
が大きく第2ダンピング定数m2が小さな値m2=m
b (図9)に設定され、この第2ダンピング定数m2
とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を
有するモータ電流制御式(3) に基づいてモータ19
が制御されることになる為、図11に示すように、路面
負荷による応答性の高まりと第2ダンピング定数m2の
小さな値により後輪舵角追従値θR の立ち上がり勾配
が急になり後輪舵角追従値θR が上昇してゆく後輪舵
角目標値θR*に対し速やかに収束する。
ルを切り増しして定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が上昇する時には、ステッ
プ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
が大きく第2ダンピング定数m2が小さな値m2=m
b (図9)に設定され、この第2ダンピング定数m2
とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた減衰項を
有するモータ電流制御式(3) に基づいてモータ19
が制御されることになる為、図11に示すように、路面
負荷による応答性の高まりと第2ダンピング定数m2の
小さな値により後輪舵角追従値θR の立ち上がり勾配
が急になり後輪舵角追従値θR が上昇してゆく後輪舵
角目標値θR*に対し速やかに収束する。
【0048】さらに、例えば、コーナへの突入後にハン
ドルを切り戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が下降する時には、ステッ
プ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
が負側となり第2ダンピング定数m2が非常に大きな
値m2=mc(図9)に設定され、この第2ダンピング
定数m2とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた
減衰項を有するモータ電流制御式(3) に基づいてモ
ータ19が制御されることになる為、図12に示すよう
に、路面負荷による応答性の高まりにかかわらず第2ダ
ンピング定数m2の非常に大きな値により後輪舵角追従
値θR がオーバシュートすることなく下降してくる後
輪舵角目標値θR*に対し速やかに収束する。
ドルを切り戻して定常旋回走行に移る時で、定常旋回に
入って後輪舵角目標値θR*が下降する時には、ステッ
プ74において、後輪舵角目標値変化速度d(θR*)
が負側となり第2ダンピング定数m2が非常に大きな
値m2=mc(図9)に設定され、この第2ダンピング
定数m2とモータ回転角速度d(θM)を掛け合わせた
減衰項を有するモータ電流制御式(3) に基づいてモ
ータ19が制御されることになる為、図12に示すよう
に、路面負荷による応答性の高まりにかかわらず第2ダ
ンピング定数m2の非常に大きな値により後輪舵角追従
値θR がオーバシュートすることなく下降してくる後
輪舵角目標値θR*に対し速やかに収束する。
【0049】効果を説明する。
【0050】(1)後輪9,10側に電動式ステアリン
グ装置11を有する四輪操舵車両のモータ制御装置にお
いて、後輪舵角目標値変化速度d(θR*) が大きい
ほど第2ダンピング定数m2を小さな値に設定し、この
第2ダンピング定数m2とモータ回転角速度d(θM)
を掛け合わせた減衰項を有するモータ電流制御式(3)
に基づいてモータ19へのモータ電流IM を制御す
る装置とした為、速応性を必要とする後輪舵角目標値θ
R*の上昇時に後輪舵角目標値θR*に対する応答性を
確保しながら、後輪舵角目標値θR*と後輪舵角追従値
θR とが一端離れてからそのあと急に収束するような
過渡時、後輪舵角目標値θR*の変化状況に応じた最適
の応答性により旋回安定性の確保を図ることができる。
グ装置11を有する四輪操舵車両のモータ制御装置にお
いて、後輪舵角目標値変化速度d(θR*) が大きい
ほど第2ダンピング定数m2を小さな値に設定し、この
第2ダンピング定数m2とモータ回転角速度d(θM)
を掛け合わせた減衰項を有するモータ電流制御式(3)
に基づいてモータ19へのモータ電流IM を制御す
る装置とした為、速応性を必要とする後輪舵角目標値θ
R*の上昇時に後輪舵角目標値θR*に対する応答性を
確保しながら、後輪舵角目標値θR*と後輪舵角追従値
θR とが一端離れてからそのあと急に収束するような
過渡時、後輪舵角目標値θR*の変化状況に応じた最適
の応答性により旋回安定性の確保を図ることができる。
【0051】(2)路面負荷Fを検出し、路面負荷Fが
大きいほど第1ダンピング定数m1を小さな値に設定し
、この第1ダンピング定数m1とモータ回転角速度d(
θM)を掛け合わせた減衰項を有するモータ電流制御式
(3) に基づいてモータ19へのモータ電流IM を
制御する装置とした為、路面負荷Fが変化した場合に、
路面負荷Fに基づく減衰応答性の変化を小さく抑えるこ
とができる。
大きいほど第1ダンピング定数m1を小さな値に設定し
、この第1ダンピング定数m1とモータ回転角速度d(
θM)を掛け合わせた減衰項を有するモータ電流制御式
(3) に基づいてモータ19へのモータ電流IM を
制御する装置とした為、路面負荷Fが変化した場合に、
路面負荷Fに基づく減衰応答性の変化を小さく抑えるこ
とができる。
【0052】以上、実施例を図面により説明してきたが
、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっ
ても本発明に含まれる。
、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があっ
ても本発明に含まれる。
【0053】例えば、実施例では、後輪のみにモータス
テアリング機構を採用した適用例を示したが、前後輪に
モータステアリング機構を採用したものであっても良い
。
テアリング機構を採用した適用例を示したが、前後輪に
モータステアリング機構を採用したものであっても良い
。
【0054】実施例では、路面負荷対応の第1ダンピン
グ定数を加味した好ましい例を示したが、舵角目標値変
化速度対応の第2ダンピング定数のみを適用したもので
も含まれる。
グ定数を加味した好ましい例を示したが、舵角目標値変
化速度対応の第2ダンピング定数のみを適用したもので
も含まれる。
【0055】実施例では、ダンピング定数mを可変にす
る装置の例を示したが、図13に示すように、後輪舵角
目標値変化速度d(θR*) が大きくなればなるほど
第2比例定数L2として大きな値を与え、路面負荷対応
の第1比例定数L1との両者により、下記の式でモータ
電流IM を得る装置としても良い。
る装置の例を示したが、図13に示すように、後輪舵角
目標値変化速度d(θR*) が大きくなればなるほど
第2比例定数L2として大きな値を与え、路面負荷対応
の第1比例定数L1との両者により、下記の式でモータ
電流IM を得る装置としても良い。
【0056】IM =(L1・L2)・θε−m・ d
(θM)+Kp
(θM)+Kp
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明にあって
は、後輪または前後輪に電動モータをアクチュエータと
するモータステアリング機構を有する四輪操舵車両のモ
ータ制御装置において、舵角目標値変化速度が負値とな
るほど大きく、正値となるほど小さなモータ電流により
制御する手段とした為、速応性を必要とする舵角目標値
の上昇時に舵角目標値に対する応答性を確保しながら、
舵角目標値と舵角追従値とが一端離れてからそのあと急
に収束するような過渡時、舵角目標値の変化状況に応じ
た最適の応答性により旋回安定性の確保を図ることが出
来るという効果が得られる。
は、後輪または前後輪に電動モータをアクチュエータと
するモータステアリング機構を有する四輪操舵車両のモ
ータ制御装置において、舵角目標値変化速度が負値とな
るほど大きく、正値となるほど小さなモータ電流により
制御する手段とした為、速応性を必要とする舵角目標値
の上昇時に舵角目標値に対する応答性を確保しながら、
舵角目標値と舵角追従値とが一端離れてからそのあと急
に収束するような過渡時、舵角目標値の変化状況に応じ
た最適の応答性により旋回安定性の確保を図ることが出
来るという効果が得られる。
【図1】本発明の四輪操舵車両のモータ制御装置を示す
クレーム対応図である。
クレーム対応図である。
【図2】実施例のモータ制御装置が適用された四輪操舵
車両を示す全体システム図である。
車両を示す全体システム図である。
【図3】実施例装置の電動式ステアリング装置の具体的
構成を示す断面図である。
構成を示す断面図である。
【図4】電動式ステアリング装置の台上モデル図である
。
。
【図5】電動式ステアリング装置でのモータトルクに対
するモータ電流値特性図である。
するモータ電流値特性図である。
【図6】電動式ステアリング装置での目標値と追従値と
の偏差に対するモータ電流値特性図である。
の偏差に対するモータ電流値特性図である。
【図7】実施例装置のコントローラで行なわれるモータ
制御作動の流れを示すフローチャートである。
制御作動の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施例装置での路面負荷に対する第1ダンピン
グ定数設定特性図である。
グ定数設定特性図である。
【図9】実施例装置での後輪舵角目標値変化速度に対す
る第2ダンピング定数特性図である。
る第2ダンピング定数特性図である。
【図10】実施例装置を搭載した車両でコーナへの突入
後にハンドルを少し切り戻しして定常旋回走行に移る時
の目標値及び追従値のタイムチャート図である。
後にハンドルを少し切り戻しして定常旋回走行に移る時
の目標値及び追従値のタイムチャート図である。
【図11】実施例装置を搭載した車両でコーナへの突入
後にハンドルを切り増しして定常旋回走行に移る時の目
標値及び追従値のタイムチャート図である。
後にハンドルを切り増しして定常旋回走行に移る時の目
標値及び追従値のタイムチャート図である。
【図12】実施例装置を搭載した車両でコーナへの突入
後にハンドルを切り戻しして定常旋回走行に移る時の目
標値及び追従値のタイムチャート図である。
後にハンドルを切り戻しして定常旋回走行に移る時の目
標値及び追従値のタイムチャート図である。
【図13】比例定数を可変にする他の実施例での後輪舵
角目標値変化速度に対する第2比例定数特性図である。
角目標値変化速度に対する第2比例定数特性図である。
【図14】ステップ状の目標値を与えた時の路面負荷大
の時の追従値応答特性及び路面負荷小の時の追従値応答
特性図である。
の時の追従値応答特性及び路面負荷小の時の追従値応答
特性図である。
【図15】従来装置を搭載した車両でコーナへの突入後
にハンドルを少し切り戻しして定常旋回走行に移る時の
目標値及び追従値のタイムチャート図である。
にハンドルを少し切り戻しして定常旋回走行に移る時の
目標値及び追従値のタイムチャート図である。
a 電動モータ
b モータステアリング機構
c 舵角目標値演算手段
d 舵角目標値変化速度演算手段
e モータ電流演算手段
f モータ駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 後輪または前後輪に電動モータをアク
チュエータとするモータステアリング機構を有し、ハン
ドル操作時に後輪または前後輪を転舵する舵角を電動モ
ータにより制御する四輪操舵車両において、ハンドル操
作時に所望の舵角目標値を演算する舵角目標値演算手段
と、前記舵角目標値の変化速度を演算する舵角目標値変
化速度演算手段と、前記舵角目標値変化速度が負値にな
るほど大きく、正値になるほど小さなモータ電流を演算
するモータ電流演算手段と、前記モータ電流演算手段に
より得られたモータ電流を前記電動モータに印加するモ
ータ駆動手段と、を備えていることを特徴とする四輪操
舵車両のモータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008394A JP2913851B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 四輪操舵車両のモータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3008394A JP2913851B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 四輪操舵車両のモータ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04349070A true JPH04349070A (ja) | 1992-12-03 |
| JP2913851B2 JP2913851B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=11691977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3008394A Expired - Fee Related JP2913851B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 四輪操舵車両のモータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2913851B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7292919B2 (en) | 2002-12-03 | 2007-11-06 | Jtekt Corporation | Steering control device |
| US20100241314A1 (en) * | 2007-06-04 | 2010-09-23 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Steering device for adjusting a wheel steering angle |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3008394A patent/JP2913851B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7292919B2 (en) | 2002-12-03 | 2007-11-06 | Jtekt Corporation | Steering control device |
| US20100241314A1 (en) * | 2007-06-04 | 2010-09-23 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Steering device for adjusting a wheel steering angle |
| US8494718B2 (en) * | 2007-06-04 | 2013-07-23 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Steering device for adjusting a wheel steering angle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2913851B2 (ja) | 1999-06-28 |
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