JPH04349237A - 回動型の光ヘッド - Google Patents

回動型の光ヘッド

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JPH04349237A
JPH04349237A JP3183754A JP18375491A JPH04349237A JP H04349237 A JPH04349237 A JP H04349237A JP 3183754 A JP3183754 A JP 3183754A JP 18375491 A JP18375491 A JP 18375491A JP H04349237 A JPH04349237 A JP H04349237A
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JP
Japan
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light
optical
photodetector
optical disk
tracking error
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JP3183754A
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Inventor
Takayuki Asano
隆行 浅野
Isao Hoshino
星野 功
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対し光ビ
ームを照射して情報の記録・再生を行う光情報記録再生
装置に用いられる光ヘッドに係り、特に光ディスク上を
回動しながらトラックに沿ってトレースする回動型(ロ
ータリータイプ)の光ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクなどの光学的な情報記
録媒体を用いて、情報を記録再生を行なう光情報記録再
生装置が普及しているが、この光情報記録再生装置では
、光ディスクに形成されたスパイラル状のグルーブを、
光ヘッドから照射されるレーザ光でトレースしながら情
報信号の記録再生が行なわれる。このレーザ光は、情報
記録媒体面上で対物レンズにより、およそ1μm径の微
小な光スポットに集光されている。しかし、光ディスク
に「反り」があると光スポットの集光位置と情報記録媒
体面とに「ずれ」を生ずる。これを「フォーカス誤差」
という。また、スパイラル状のグルーブの中心と光ディ
スクの回転中心がずれていると(いわゆる「偏心」があ
ると)、光ディスクの回転に伴ってグルーブと光スポッ
トにずれを生ずる。これを「トラッキング誤差」という
。これらの誤差を制御するために、光ヘッドには誤差検
出系と、この検出出力から生成されるサーボ用誤差信号
(例えば、「フォーカス誤差信号」および「トラッキン
グ誤差信号」等  )に基づいて光スポットの位置制御
を行なう制御機構が設けられている。情報記録媒体面に
対して光スポットが正確に制御されると、信頼性の高い
情報信号の記録再生が達成される。
【0003】誤差検出は、一般に受光面が幾つかに分割
された光検出器を用いて光ディスクからの反射光を検出
し、その個々の受光面に対応した出力信号について、加
減算などの演算処理を行なうことによって得られる。例
えば、フォーカス誤差検出については、図15に示すよ
うな検出法が知られている。図15の(a)においては
、光ディスク6からの反射光を集光レンズ81で集光す
るが、対物レンズ5で集光された光スポットの位置に対
して光ディスク6がずれると、この光ディスクからの反
射光は、「収束光」もしくは「発散光」となって集光レ
ンズ81に入射する。そのため、この集光レンズ81を
通過した光ビームの集光位置が変化する。この集光位置
の変化を、集光レンズ81の焦点から前後に等しい距離
だけ離れた位置に、図15の(b)に示された3分割さ
れた受光面29a〜29cを持つ光検出器82, 83
を設置して、光ビームのサイズ変化を検出する。従来の
光ヘッドのトラッキング制御は、トラッキングコイル8
4の電流量を制御して対物レンズをトラックと直交する
方向に移動させて行なっていた。そのため、偏心量に応
じて光検出器面上の光ビームが移動する。そこで、この
光ビームの移動によって生ずるフォーカス誤差検出のオ
フセットが最小になるように、3分割された受光面の光
検出を、トラックの方向に順次並ぶように配置していた
。それによって、再生時の情報信号に対して、3分割さ
れた受光面29a〜29cの間の受光感度の無い領域(
以下、「分割領域」という。)の影響で、情報再生信号
の周波数特性の低下を招いていた。
【0004】また、トラッキング誤差検出については、
図7に示すような方法が知られている。光ディスクから
の反射光の光路中に、トラックと直交する方向に図のよ
うに2分割された受光面を持つ光検出器を、光ビームを
2等分するように設置する。すなわち、この2つの受光
面からの出力信号を減算することによって、トラッキン
グ誤差を検出する方式である。この検出法は、「プッシ
ュ・プル検出方式」と呼ばれる代表的なトラッキング誤
差検出法である。光ディスク上のグルーブによる「回折
光」と「0次回折光」(以下、「0次光」を適語として
用いる。)の重なり合った領域(図中の斜線部)が、ト
ラックずれによって生じる光量変化の大きい領域である
【0005】図16には、従来の光検出器における分割
方向と光ディスク上のトラックとの相対位置が、情報記
録領域27の内周,中心および外周について表わされて
いる。同図からわかるように、トラックの投影像90は
情報記録領域27の内周と外周との間で回動して投影さ
れている。従来は、光ヘッドが回動することによって光
検出器面上でのトラックの投影像が回動してしまう影響
を小さくするために、3分割された受光面29a〜29
cが、情報記録領域27の中心にあるトラックの投影像
90と直交するように配置されていた。このため、中心
のみならず内周および外周においても、トラックの投影
像90は分割された受光面29a〜29cの間の、光に
対して不感な領域(つまり、分割領域)を横切っている
。これにより、情報再生信号の周波数特性の低下を招い
ていた。
【0006】図17には、軸を中心に回動自在に駆動す
ることによって光ディスク上のトラックを適宜選択しト
レースすることができるように構成された光ヘッドの外
形斜視図が示されている。
【0007】回動型の光ヘッドにおいては、光ヘッドの
回動に伴って光検出器上で光ディスク上のトラックの投
影像が回動する。これに伴い、「回折光」と「0次光」
の重なり合った部分も回動するために、トラッキング誤
差信号が変化する。回動型のヘッドでも、光ディスクか
らの反射光を光検出器に導く検出光学系が光ヘッドと共
に回動しない固定光学系に存在する方式のヘッドでは、
光検出器上でトラックの投映像の回動の大きさが極わず
かである故に、トラッキング誤差検出に与える影響は少
ない。一方、検出光学系全体が回動するドラム内に収め
られたコンパクトな構成の回動型の光ヘッドでは、光検
出器上でのトラックの投影像の回動が大きいために、ト
ラッキング誤差検出への影響が大きくなり、正確なトラ
ッキング誤差信号が得られなくなる。
【0008】上述のように、特に、一定の角速度で回転
する光ディスクの内周においては、その外周に比べてピ
ットが小さいために、正確に情報が再生され難いという
問題があった。また、回動ドラムの回動に伴う光検出器
上でのトラック投影像の回動量が大きくなると、正確な
トラッキング誤差信号が得られないという問題があった
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く回動型の光
ヘッドにおいては、光ヘッドの回動に伴って光検出器上
で光ディスク上のトラックの投影像が回動する。トラッ
ク投影像が回動すると、「0次光」と「1次回折光」の
スポットが重なり合った部分も回動するため、トラッキ
ング誤差信号が変化する。回動型の光ヘッドのなかでも
、光ディスクからの反射光を光検出器に導く検出光光学
系がヘッドと共に回動しない固定光学系に存在する方式
のヘッドでは、光検出器上でトラック投影像の回動量が
小さいため、トラッキング誤差信号の検出に与える影響
は少ない。しかし、検出光学系を含む光学系全体が、回
動するドラム内に収められたコンパクトな構成の回動型
ヘッドでは、検出器上でのトラック投影像の回動量が大
きくなるため、トラッキング誤差信号の検出への影響が
大きくなり、正確なトラッキング誤差信号が得られなく
なる。
【0010】上記のように、特に一定角速度で回転する
光ディスクの内周においては、その外周に比べてピット
が小さいため、正確に情報が再生され難いという問題が
あった。
【0011】また、回動ドラムの回動に伴う光検出器上
でのトラック投影像の回動量が大きくなると、正確なト
ラッキング誤差信号が得られないという問題があった。
【0012】そこで本発明の目的は、光ディスクの内周
において情報再生信号の周波数特性を向上し、情報を正
確に再生すると共に、正確なトラッキング誤差信号を得
ることが可能な回動型の光ヘッドを提供することにある
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光ヘッドの構造を次のように構成する。す
なわち、回動可能な軸を中心に光ディスクの内外周間を
回動しながら、その光ディスク上の情報が記録されてい
るトラックを適宜選択し、その選択されたトラックに集
束した光ビームを照射し、前記光ディスク上で反射され
た光ビームを平行に3分割された受光面を有する光検出
器が受光し、その光ディスクに記録されている情報の再
生を行なうことが可能なように光ヘッドを構成する。そ
して、「一定角速度で回転する光ディスクではその外周
部ほど光ディスク面上の情報記録媒体上に記録された情
報の再生信号の変調度が高くなる。」ということに着目
し、本発明の回動型の光ヘッドは、光ディスクの内外周
間での回動に伴い、その受光面上で回動するトラックの
投影像のうちで内周における投影像が3分割された受光
面間を横切らないような位置に受光面を配置している。
【0014】また、光ディスク上のトラックを横切る方
向に回動可能な回動部材の上に配置されたトラッキング
誤差信号検出用の光検出器においては、光ディスクから
の反射光の「0次光」と「1次回折光」のスポットが回
動部材の回動に対して共通に重なる領域をトラッキング
誤差信号のための検出領域として設けている。
【0015】また、その検出領域を回動部材の回動に合
わせて変化させることを特徴とする。具体的には、光デ
ィスクからの反射光の「0次光」と「1次回折光」のス
ポットが回動部材の回動に対して重なる共通な領域は2
つあり、これら2つの検出領域の出力の差をとることに
よってトラッキング誤差信号を検出するように構成して
いる。
【0016】
【作用】本発明の回動型の光ヘッドは、以上の構造によ
り、光ディスクの内外周間での回動に伴い、その受光面
上で回動するトラックの投影像のうちで内周における投
影像が3分割された受光面間を横切らないような位置に
受光面が配置されていることで、光検出器の分割領域で
の情報再生信号の周波数特性の低下を防ぐことが可能で
ある。特に、再生信号の変調度が一番小さい内周の再生
信号変調度が向上するので、光情報記録再生装置の全体
の情報再生信号の変調度を向上することが可能である。
【0017】また、光ディスク上のどのトラックに光ビ
ームが照射されている場合でも、トラッキング誤差信号
検出用の光検出器において、光ディスクからの反射光の
「0次光」と「1次回折光」のスポットが重なりあう。 検出領域は、「0次光」と「1次回折光」のスポットが
対物レンズの情報記録領域の位置変化に対して、共通に
重なる領域に設定されているため、対物レンズが光ディ
スク上のどの位置にある場合でも、例えばトラック中心
に光スポットが位置していればトラッキング誤差信号も
零となる。したがって、この場合にはトラッキング誤差
信号が検出されることがなく、常に誤差の発生時にのみ
正しいトラッキング誤差信号が得られる。
【0018】
【実施例】本発明の特徴は、フォーカス誤差検出に使う
多分割光検出器の配置を工夫することによって、特にデ
ィスクの内周側での情報再生信号の品質向上を図った回
動型の光ヘッドである。
【0019】以下、図面を参照しながら複数の実施例に
ついて説明する。
【0020】(第1の実施例)図1において、回動ドラ
ム2上には、回動型の光ヘッドとして必要な全ての光学
系が組み込まれている。その両側(図では、上下)には
、2つのコイル9が回転軸cに対して対称に設けられて
いる。回動ドラム2内ひ配設された光学系は、光の伝送
経路に従って次の如くに構成されて所定の動作を行なう
。すなわち、半導体レーザ11から出射された光ビーム
は、コリメータレンズ12で平行光に変換され、複合化
された光学ユニット13に入射する。この光学ユニット
13の入射面14は、半導体レーザ11から出射された
非等方的な強度分布を持つ光ビームを、等方的な光ビー
ムに、すなわち長円形ビームを円形ビームに変換させる
「ビーム整形プリズム」として作用する。
【0021】光学ユニット13に入射した光ビームは、
ビームスプリッタ15を通過した後、下面が45°(図
4を参照)に研磨された反射面41で全反射される。全
反射されたこの光ビームは、回動ドラム2の上部に設け
られた対物レンズ5(図4,図14および図17を参照
)へ偏向される。この対物レンズ5によって集束された
光ビームにより、光ディスクの情報記録領域27上に微
小な光スポットが形成される(図2を参照)。この光ス
ポットを形成する光ビームは、さらに情報記録領域27
上で反射される。この反射された光ビームは、再び対物
レンズ5と、反射面41を経てビームスプリッタ15で
反射される。この光学ユニット13の検出光学系への出
射端面には、1/2波長板17と集光レンズ18が設け
られている。1/2波長板17は、上記のビームスプリ
ッタ15で反射した光ビームの偏光面を45°回転させ
、後述の偏光ビームスプリッタ22によって光ビームを
2分割するためのパーツである。
【0022】この集光レンズ18から出射された光ビー
ムは、集束されながらビームスプリッタ42内の反射面
43で反射され、ほぼ90°の方向転換(いわゆる「偏
向」)がなされて検出ユニット21に入射される。この
検出ユニット21は、偏光ビームスプリッタ22と、こ
の偏光ビームスプリッタ22で反射した光および透過し
た光をそれぞれ検出する2つの光検出器23および24
が一体化されて構成されている。
【0023】この検出ユニット21の中で偏光ビームス
プリッタ22の透過光が通るガラス部分は、反射光が通
るガラス部分よりも長く形成されている。偏光ビームス
プリッタ22から光検出器23, 24までの間に光路
差が与えられている。よって、光検出器23および24
は、集光レンズ18による集束ビームの集光点に対して
相い前後する位置にそれぞれ配置されることになる。な
お、これらの光検出器23および24はいずれも後述す
るような短冊状に3分割された受光面を有している。
【0024】上述のように光学系が組み込まれた回動ド
ラム2は、図2に示すように、アクセス機構4と一体化
して光ヘッドの一部を構成する。光ディスク6の回転中
心bと対物レンズ5の光軸aを通る直線A−Aと、対物
レンズ5の光軸aと回転ドラム2の中心軸cを通る直線
B−B’ とが、光ディスク6の情報記録領域27の中
心部近傍において互いに直交するように配置されている
【0025】上記の如くに配置された回動ドラム2は、
その対物レンズ5が情報記録領域27の内外周の間を移
動するように、アクセス機構4およびコイル9による磁
気駆動作用によって中心軸cを中心に回動される。この
回動動作によって、情報記録領域27内のトラックが適
宜選択され、光ディスク上の情報信号が検出される。
【0026】本実施例では、情報記録領域27を移動す
るときの回転ドラム2の回転角は、60度に設定されて
いる。
【0027】一方、光ディスク6は、常に一定の角速度
で回転している。すなわち、その円周方向に生ずる線速
度はそのディスクの内周ほど遅く、外周ほど速い。よっ
て、情報記録領域27のピットの長さおよびピット間隔
は、内周ほど小さく、外周ほど大きい。その結果、内周
のピットほど検出されにくいと共に情報再生信号の変調
度が小さい。逆に、外周のピットほど情報再生信号の変
調度が大きい。
【0028】図3に示されるように、光検出器23,2
4上の受光面95a,95bおよび95cを内周におけ
るトラックの投影像90と平行になるように配置するこ
とにより、その内周ではピット列が分割領域を横切らな
くなる。この結果、内周における情報再生信号の周波数
特性が最も良好となると共に、情報再生信号の変調度が
一番小さい内周部における変調度を大きくすることがで
きる。また外周においてはそのピット長が長く、もとも
と情報再生信号の変調度が大きい故に、分割領域を横切
って情報再生信号の周波数特性が低下しても光情報記録
再生装置全体の情報再生信号の変調度にはさほどの影響
を与えない。
【0029】次に、3分割された受光面95a〜95c
を持つ光検出器23,24によるフォーカス誤差検出の
方法を説明する。まず、それぞれの光検出器23,24
において、中心のの受光面95bの検出値から、両側の
受光面95a,95cの検出値の差分がとられる。次に
光検出器23,24について得られたこれら2つの値の
差分がとられる。この処理により、受光面95a,95
c上のビームの形状変化が検出され、情報記録領域27
上における光スポットの集光状態が検知される。
【0030】以上により、本発明に係る光ヘッドにおい
ては、3分割された光検出器の受光面の分割領域を内周
でトラックの投影像と平行に配置している。従って、内
周においては、トラックの投影像は分割領域を横切らな
くなる。以上の構造により、内周部での周波数特性の低
下を防ぐことが可能となる。特に、再生信号の変調度が
一番小さい内周の再生信号変調度を向上することができ
るので、光情報記録再生装置の全体の情報再生信号の変
調度を向上することが可能である。その結果、光ヘッド
自体の信頼性が向上される。
【0031】一方、光ディスク6の情報記録面において
反射され、対物レンズ5,光学ユニット13を経由して
ビームスプリッタ42に入射した光のうちで、ビームス
プリッタ42を透過した光は、光検出器19に入射する
。光検出器19に入射する光は、光ディスク6上のグル
ーブによって「回折現象」を受けている。例えば、光デ
ィスク6上のトラックのピッチをP、半導体レーザ11
から出射される光ビームの波長をλと定義すると、光検
出器19の受光面上においては、下式が成立する。
【0032】Psinθ=N・λ 但し、  (Nは整数) 上式を満足する方向で光の位相が重なり合い、よって光
の強度が大きくなる。「0次光」と「1次回折光」のス
ポットが重なり合う領域では、トラッキング誤差による
干渉効果によって光の強度分布が変化する。従って、こ
の光強度分布の変化を検出することによって、求めるト
ラッキング誤差信号を検出することができる。すなわち
具体的には、光検出器19の受光面を2分割し、その各
領域の出力の差をとることによって、トラッキング誤差
信号が得られる。
【0033】ここで、光ディスク6上のトラックを選択
するために、第2図の回動ドラム2の回動により光ヘッ
ド1を回動させると、その影響として光検出器19上の
トラック投影像も回動するので、「0次光」と「1次回
折光」のスポットが重なる領域も検出領域内で回動する
【0034】図5の(a)〜(c)はその時の領域内の
スポットの移動の様子を示した領域図である。すなわち
、(a)は光ヘッド1の対物レンズ5の位置、つまり光
ビームの照射位置が光ティスク6の情報記録領域27の
最内周にある場合を示す領域図、(b)は情報記録領域
の中央にある場合を示す領域図、(c)は情報記録領域
の最外周にある場合を示す領域図をそれぞれ表わしてい
る。
【0035】このようにトラック投影像の回動によって
、特に「1次回折光」のスポット位置が変化し、その結
果「0次光」と「1次回折光」のスポットが重なる領域
が変化してしまう。このため図7に示されたように、ト
ラッキング誤差信号検出用の光検出器の検出領域を図5
(b)のごとく対物レンズ5が情報記録領域の中央にあ
る時の「0次光」と「1次回折光」のスポットの重なり
合う領域に一致させる。その結果として例えば対物レン
ズ5が光ディスク6の内周側や外周側に移動した際に、
トラッキング誤差が零であるにも関わらずトラッキング
誤差があたかも存在するかのように検出されることがあ
り、誤ったトラッキング誤差信号を検出してしまうこと
が起こる。
【0036】そこで、本発明では図6に示すように、ト
ラッキング誤差信号を検出するための光検出器19の受
光面のうち、斜線で示す領域31および32をトラッキ
ング誤差信号のための検出領域と定め、それ以外の領域
は非検出領域と定義する。これら検出領域31および3
2は回動ドラム2の回動により光ヘッド1の対物レンズ
5が光ディスク6の情報記録領域の最内周から最外周に
移動したとき、光ディスクによる「0次光」と「1次回
折光」のスポットが共通に重なる領域に一致している。 なお、検出領域は「0次光」と「1次回折光」のスポッ
トが共通に重なる領域内にのみ存在すればよい。また、
この領域より狭い領域でも構わない。
【0037】光検出器19の出力は演算回路(例えば、
減算回路)(不図示)に入力され、検出領域31,32
からの出力の差がとられることによって、トラッキング
誤差信号が得られる。これらの検出領域31,32は、
「0次光」と「1次回折光」のスポットが対物レンズ5
の情報記録領域27の位置変化に対して、共通に重なる
領域に設定されているため、対物レンズ5が光ディスク
6上のどの位置にある場合でも、トラック中心に光スポ
ットが位置していればトラッキング誤差信号も零となる
。例えばトラッキング誤差が生じると、トラッキング誤
差信号は、トラッキングのずれ方向に応じた極性と、そ
のずれの大きさに対応するレベルを持つ信号とを表わす
値を示す。上述のように、回動ドラム2の回動により光
検出器19上のトラックの投影像が変化しても、正しい
トラッキング誤差信号が得られる。
【0038】(第2の実施例)図13には、本発明の他
の実施例の光ヘッドの回動部分が図示されている。また
図14には、この実施例に用いられる光学ユニット13
の斜視図が示されている。
【0039】ここで、先の実施例との主な相違点を述べ
ると次のとおりである。すなわち、図1中の光学ユニッ
ト13における反射面41が図13のビームスプリッタ
16に、また図1中のビームスプリッタ42が図13の
反射鏡20に各々置き換えられている。また、図13の
他の部分は、図1に示された部分と同様である故に、図
1との共通部分は同一符号を付して以下では詳細な説明
は省略する。
【0040】本実施例においては、半導体レーザ11か
らコリメータ12を介して光学ユニット13に入射して
第1のビームスプリッタ15を透過した光は、第2のビ
ームスプリッタ16(図14、参照)で反射されて対物
レンズ5に入射し、光ディスク6の情報記録面上に微小
な光スポットを形成する。また、光ディスク6の情報記
録面で反射した光は、対物レンズ5を通過して光学ユニ
ット13に入射し、その大部分がビームスプリッタ16
で反射された後、続くビームスプリッタ15でも反射さ
れる。さらに1/2波長板17および集光レンズ18を
順次通過し、集束しながら反射鏡20で反射されて検出
ユニット21に入射する。この検出ユニット21は先の
実施例と同様に構成されている。
【0041】一方、ビームスプリッタ16を透過した光
は、トラッキング誤差検出用の光検出器19に入射する
。この光検出器19は先に説明された実施例と同様に構
成されている。その検出領域は、回動ドラム2の回動動
作によって光ヘッド1の対物レンズ5が光ディスク6の
情報記録領域の最内周から最外周に移動したときに、光
ディスクによる「0次光」と「1次回折光」のスポット
が共通に重なる領域内に設定されている。従って本実施
例によれば、先の実施例と同様に回動ドラム2が回動し
ても、常に正しいトラッキング誤差信号を得ることがで
きる。
【0042】なお、この構成の光ヘッドでは、原理的に
回動による検出誤差は発生しない。その誤差は「組立ず
れ」によるわずかな量であり、本発明により対応する程
のものではない。
【0043】(第3の実施例)図8には、本発明の一実
施例の光ヘッドに用いられるトラッキング誤差信号用の
検出器の検出領域が示されている。
【0044】本実施例では、図14および図1に示され
たトラッキング誤差信号検出用の光検出器19の受光面
が図示のようにその中心から放射状に多分割され、光ヘ
ッドの回動に伴って光ディスク6上の光ビームの照射位
置の変化に合わせて、その分割された検出器の各受光面
のどの部分を使うのかを適宜選択され、その該当する光
ビームを検出することにより、光ヘッドの回動で生じる
検出誤差を軽減することができる。光ディスク6上の光
ビームの照射位置は、光ディスク6上にあらかじめ記録
されているアドレス信号を検出することによって判断で
きる。
【0045】光検出器19の出力は、図9に示されるト
ラッキング演算回路(例えば、減算回路)に入力され、
2つの検出領域からの出力の差がとられることにより、
トラッキング誤差信号が得られる。例えば図8(a)に
示される光ディスク最内周の場合には、図9に示される
トラッキング演算回路の51,59のスイッチが切り換
えられた後、検出領域51,52の境界と59,60の
境界を境にして、左右2つの領域の出力の差をとること
によって、トラッキング誤差信号が得られる。
【0046】2つの検出領域は、「0次光」と「1次回
折光」のスポットが対物レンズの位置変化に対応して重
なる領域に設定されている。よって、対物レンズが光デ
ィスク上のどの位置にあっても、トラッキング誤差信号
にオフセットが発生せず正しいトラッキング誤差信号が
得られる。
【0047】図10には、本発明の他の実施例のトラッ
キング演算回路が示されている。このトラッキング演算
回路以外の部分は先の実施例と同様であるため詳しい説
明は省略する。先の実施例においては、光ディスク上の
光スポットの位置に合わせてトラッキング演算回路の所
定のスイッチが切り換えられている。しかし、光ヘッド
が光ディスク上の最内周から最外周まで回動してもトラ
ッキング演算回路において切り換える必要のない不要な
スイッチが存在していた。そこで図10に示された本実
施例トラッキング演算回路のように、実際に切り換える
必要のないスイッチは、回路から省略することができる
。故にこの図10のような簡略化されたトラッキング演
算回路が有効である。
【0048】図11には、本発明の他の実施例のトラッ
キング誤差検出用の光検出器の検出領域図が示されてい
る。トラッキング誤差検出用光検出器19の検出領域と
トラッキング演算回路以外は、先の実施例と同様である
ため説明は省略する。先の実施例においてトラッキング
エラー検出用光検出器19の検出領域は放射状に多分割
されており、それにともなって光ディスク上の光スポッ
トの位置に合わせてトラッキング演算回路のスイッチが
切り換えられていた。しかし光ヘッドが光ディスク上の
最内周から最外周まで回動してもトラッキング演算回路
において切り換える必要のないスイッチが存在し、また
、トラッキングエラー検出用光検出器19の検出領域に
おいて分割する必要のない領域が存在していた。そこで
本実施例を示す図11のトラッキングエラー検出用光検
出器19の検出領域のように、切り換える必要のない検
出領域の分割を省略することができる。それにともなっ
て、トラッキング演算回路も図12に示される回路のよ
うに簡略化できる。
【0049】本発明は以上の各実施例に限らず、種々変
形して実施することができる。例えば上記の実施例にお
いては、光ヘッドの回動に合わせて光検出器の検出領域
を変化させる手段として、光検出器を多分割して検出領
域を切り替える方法が述べられたが、光ヘッドの回動に
合わせて光検出器を回転させても同様の効果が得られる
。また、上記の実施例ではフォーカス誤差および情報再
生信号検出光学系において1/2波長板と偏光ビームス
プリッタおよび2つの光検出器を用いてフォーカス誤差
信号や情報再生信号の検出が行われたが、使用される光
ディスクの記録形態(すなわち、情報記録面の物理的状
態)に応じて他の公知の検出光学系を用いることが可能
である。
【0050】また、本発明の主旨は、トラックを横切る
回動動作によってトラックアクセスを行なう光ヘッドに
おいて、トラッキング誤差信号検出用の光検出器の構成
・配置を工夫することによって正確なトラッキング誤差
信号を得ることにある。したがって、その他にこの発明
の主旨に反しない範囲で種々の変形が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上、本発明の光ヘッドにおいては、次
のような効果を生ずる。
【0052】光ディスクの内外周を回動しながらトラッ
クを選択するに伴い、光検出器に投影されるトラック像
も回動する。回動する投影像のうち内周における投影像
が、3分割された受光面上で不感な領域をトラック投影
像が横切らないように光検出器を配置することにより、
光検出器の分割領域での情報再生信号の周波数特性の低
下を内周部では小さくすることができ、よって光ディス
ク上のピット情報を正確に再生することができる。すな
わち、3分割された光検出器の受光面の分割領域を内周
ではトラックの投影像と平行に配置されているため、内
周においては、トラックの投影像は分割領域を横切らな
くなる。よって、内周部での周波数特性の低下を防ぐこ
とが可能となる。特に、再生信号の変調度が一番小さく
なる内周の再生信号変調度を向上できるので、光情報記
録再生装置全体の情報再生信号の変調度を向上すること
ができ、その結果、光ヘッドの信頼性を向上させること
が可能である。
【0053】また、回動部材が回動範囲内のどの位置に
あるときでも、すなわち光ビームが光ディスク上のどの
トラックを照射している場合でも、トラック誤差信号の
ための検出領域上で光ディスクからの反射光の光ディス
ク上のグルーブによる「0次光」と「1次回折光」のス
ポットが重なり合う。よって、その効果としては、回動
形光ヘッドにおいて回動に伴う光検出器上のトラッキン
グ投影像の回動によらず正確なトラッキング誤差信号の
検出を行なうことができ、光情報記録再生装置における
記録再生動作を行なうことが可能となる。
【0054】従って、光ヘッドの回動に伴って光検出器
上のトラック投影像が回動しても、それによって例えば
トラッキング誤差が零である場合, すなわち光ヘッド
が正しい位置に存在する場合にはトラッキング誤差信号
が検出されることはなく、実際のトラッキング誤差発生
時のみに常に変化に対応して正確なトラッキング誤差信
号が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ヘッドの構成を表わ
す平面図。
【図2】本発明の一実施例に係る光ヘッドを用いた光情
報記録再生装置全体の概略構成を示す平面図。
【図3】図1の光ヘッドに備えられる光検出器の受光面
と、その受光面上に投影された投影トラックとの相対位
置を表わす概念図。
【図4】図1中の矢印C−C´線に沿って配置される光
学ユニットの斜視図。
【図5】同実施例におけるトラッキング誤差信号検出用
の光検出器上において、光ディスクから反射された回折
光スポットの光ヘッドの回動に伴なう動きを説明するた
めの領域図。
【図6】同実施例におけるトラッキング誤差信号検出用
の光検出器の検出領域図。
【図7】従来技術によるトラッキング誤差信号検出の原
理方式を説明する検出器の検出領域図。
【図8】本発明の他の実施例に係るトラッキング誤差検
出用の光検出器の検出領域図。
【図9】同実施例の光検出器に接続されるトラッキング
演算回路を示す概略回路図。
【図10】本発明の他の実施例に係るトラッキング演算
回路を示す概略回路図。
【図11】本発明のその他の実施例に係るトラッキング
誤差検出用の光検出器の検出領域図。
【図12】同実施例のトラッキング演算回路を示す概略
回路図。
【図13】本発明の他の実施例に係る光ヘッドの構成を
表わす平面図。
【図14】図13中の矢印C−C’線に沿って配置され
る光学ユニットを表わす斜視図。
【図15】従来の光検出器の構成を表わす斜視図および
受光面の検出領域を表わす平面図。
【図16】従来の光検出器の受光面と, その受光面上
の投影された投影トラックとの相対位置を表わす概念図
【図17】回動型光ヘッドの外形斜視図。
【符号の説明】
1…光ヘッド、2…回動ドラム、4…アクセス機構、5
…対物レンズ、6…光ディスク、11…半導体レーザ、
12…コリメータレンズ、13…光学ユニット、14…
入射面、15,16…ビームスプリッタ、17…1/2
波長板、18…集光レンズ、19…トラッキング誤差検
出用光検出器、21…フォーカス誤差検出ユニット、2
2…偏光ビームスプリッタ、23,24…光検出器、2
7…情報記録領域、31,32…トラッキング誤差信号
のための検出領域、41…反射面、42…ビームスプリ
ッタ、90…トラックの投影像、95a〜95c…受光
面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ディスク上に形成される情報記録領
    域内の複数のトラックから所望のトラックを回動によっ
    て選択し上記光ディスクに情報を記録および再生を行な
    い、選択されたトラックに集束した光ビームを照射する
    第1のレンズと、前記光ディスクからの反射された光ビ
    ームを再び集光する第2のレンズと、前記第2のレンズ
    の焦点位置の前後に配置され受光するための受光面を有
    する複数組の光検出器と、から構成される光ヘッドであ
    って、前記光検出器の受光面にはその面を複数に分割す
    る分割線を有し、前記光検出器の受光面上に投影される
    前記光ディスクのトラックの投影像に対して、前記光デ
    ィスクの情報記録領域の内周側においては、それらの分
    割線が前記トラックと近似的に平行になる位置関係に配
    設されていることを特徴とする回動型の光ヘッド。
  2. 【請求項2】  光ディスク上に形成されたトラックを
    横切る方向に回動可能に配設された回動部材を有し、前
    記光ディスク上に光ビームを集束して照射する手段と、
    前記光ディスクに対する光ビームのトラッキング誤差を
    示すトラッキング誤差信号を検出するための光検出器と
    、前記光ディスクから返ってくる反射光を前記検出器に
    導く手段と、から構成される光ヘッドであって、前記光
    検出器上の上記反射光の「0次(回折)光」と「1次回
    折光」の集束光(スポット光)が前記回動部材の回動に
    対して共通に重なる領域を、上記トラッキング誤差信号
    のための検出領域として用いることを特徴とする回動型
    の光ヘッド。
  3. 【請求項3】  光ディスク上に形成されたトラックを
    横切る方向に回動可能に配設された回動部材を有し、前
    記光ディスク上に光ビームを集束して照射する手段と、
    前記光ディスクに対する光ビームのトラッキング誤差を
    示すトラッキング誤差信号を検出するための光検出器と
    、前記光ディスクからの反射光を前記光検出器に導く手
    段と、から構成される光ヘッドであって、前記光検出器
    上の前記反射光の「0次(回折)光」と「1次回折光」
    のスポットが前記回動部材の回動に対して共通に重なる
    複数の領域を、トラッキング誤差信号の検出領域として
    用い、これら複数の検出領域からの出力の差をとること
    によりトラッキング誤差信号を得ることを特徴とする回
    動型の光ヘッド。
JP3183754A 1990-06-29 1991-06-28 回動型の光ヘッド Pending JPH04349237A (ja)

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JP17307890 1990-06-29
JP23988790 1990-09-12
JP2-239887 1990-09-12
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