JPH04351232A - 多孔質金属フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
多孔質金属フィルムおよびその製造方法Info
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- JPH04351232A JPH04351232A JP12131891A JP12131891A JPH04351232A JP H04351232 A JPH04351232 A JP H04351232A JP 12131891 A JP12131891 A JP 12131891A JP 12131891 A JP12131891 A JP 12131891A JP H04351232 A JPH04351232 A JP H04351232A
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の微細な貫通孔ま
たは未貫通孔を有する多孔質金属フィルム及びその製造
方法に関する。
たは未貫通孔を有する多孔質金属フィルム及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術および課題】近年、各種の産業分野におい
てフィルタが使用されている。例えば、有機化学薬品、
水、油などの流体中の不純物の除去、気体中の不純物の
除去、流体中への微細なガスの導入、ガスセンサ、排水
処理、スラッジの水分除去等にフィルタが使用されてい
る。
てフィルタが使用されている。例えば、有機化学薬品、
水、油などの流体中の不純物の除去、気体中の不純物の
除去、流体中への微細なガスの導入、ガスセンサ、排水
処理、スラッジの水分除去等にフィルタが使用されてい
る。
【0003】ところで、前記フィルタは使用環境の多様
化により高温雰囲気中で使用可能なものが要望されてい
る。かかる要望に対して、従来より積層金属不織布焼結
フィルタが知られている。しかしながら、かかるフィル
タは製造工程が煩雑であるため、高価となる。しかも、
孔寸法が不揃いであるため、例えば目的の粒径の不純物
粒子を精度よく除去できないという問題がある。
化により高温雰囲気中で使用可能なものが要望されてい
る。かかる要望に対して、従来より積層金属不織布焼結
フィルタが知られている。しかしながら、かかるフィル
タは製造工程が煩雑であるため、高価となる。しかも、
孔寸法が不揃いであるため、例えば目的の粒径の不純物
粒子を精度よく除去できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、孔径の揃った多数の貫通
孔または未貫通孔を有し、高温雰囲気下でも良好なフィ
ルタ性能等を有する多孔質金属フィルムを提供するもの
である。本発明の別の目的は、前記多孔質金属フィルム
を簡単かつ量産的に製造し得る方法を提供するものであ
る。
孔または未貫通孔を有し、高温雰囲気下でも良好なフィ
ルタ性能等を有する多孔質金属フィルムを提供するもの
である。本発明の別の目的は、前記多孔質金属フィルム
を簡単かつ量産的に製造し得る方法を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる多孔質金
属フィルムは、金属フィルムに60μm以下の貫通孔が
500個/cm2 以上の密度で多数かつ一様に穿孔し
てなることを特徴とするものである。
属フィルムは、金属フィルムに60μm以下の貫通孔が
500個/cm2 以上の密度で多数かつ一様に穿孔し
てなることを特徴とするものである。
【0006】前記金属フィルムとしては、フィルム化が
可能なものであればいかなるものでよく、例えばAl箔
、Al−MgなどのAl合金箔、Cu箔もしその合金箔
箔、軟鉄箔、ステンレス箔、金箔またはTi、Ta、W
などの高融点金属箔等を挙げることができる。前記金属
フィルムに穿孔される貫通孔は、60μm以下の孔径を
有し、用途等により前記60μm以下において任意に選
択される。
可能なものであればいかなるものでよく、例えばAl箔
、Al−MgなどのAl合金箔、Cu箔もしその合金箔
箔、軟鉄箔、ステンレス箔、金箔またはTi、Ta、W
などの高融点金属箔等を挙げることができる。前記金属
フィルムに穿孔される貫通孔は、60μm以下の孔径を
有し、用途等により前記60μm以下において任意に選
択される。
【0007】前記金属フィルムに穿孔される貫通孔の密
度を限定した理由は、500個/cm2 未満にすると
フィルタ等と使用した際の濾過効率を十分向上できなく
なるからである。このような金属フィルムに占める貫通
孔の密度は、後述する方法により最大で200000個
/cm2 まで高くすることが可能である。このため、
前記金属フィルムに占める貫通孔の密度は前記貫通孔の
孔径との関係や用途等により500個/cm2 〜20
0000個/cm2 の範囲で任意に選択することが可
能である。
度を限定した理由は、500個/cm2 未満にすると
フィルタ等と使用した際の濾過効率を十分向上できなく
なるからである。このような金属フィルムに占める貫通
孔の密度は、後述する方法により最大で200000個
/cm2 まで高くすることが可能である。このため、
前記金属フィルムに占める貫通孔の密度は前記貫通孔の
孔径との関係や用途等により500個/cm2 〜20
0000個/cm2 の範囲で任意に選択することが可
能である。
【0008】このような多孔質金属フィルムは、鋭い角
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと硬質材料からなる第2ロールとの間
に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各ロール
間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を前記各
ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一となるよ
うに調節することにより前記第1ロール表面の多数の粒
子の鋭い角部で前記長尺金属フィルムに60μm以下の
貫通孔を500個/cm2 以上の密度で多数穿孔する
ことにより製造される。
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと硬質材料からなる第2ロールとの間
に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各ロール
間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を前記各
ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一となるよ
うに調節することにより前記第1ロール表面の多数の粒
子の鋭い角部で前記長尺金属フィルムに60μm以下の
貫通孔を500個/cm2 以上の密度で多数穿孔する
ことにより製造される。
【0009】前記第1ロールは、金属製ロール本体の表
面に鋭い角部を有する多数のモース硬度5以上の粒子を
電着、または有機系もしくは無機系の結合剤により付着
させた構造を有する。前記モース硬度5以上の粒子とし
ては、例えばタングテンカーバイトなどの超硬合金粒子
、または炭化ケイ素粒子、炭化ホウ素粒子、サファイア
粒子、立方晶窒化ホウ素(CBN)粒子、天然又は合成
のダイヤモンド粒子等を挙げることができる。特に、硬
度、強度等が大きい合成ダイヤモンド粒子が望ましい。 前記粒子は、粒径が10〜100μmで粒径のばらつき
が5%以下のものを用いることが望ましい。前記多数の
粒子は、長尺金属フィルムに貫通孔を500個/cm2
以上の密度で形成する観点から、前記ロール本体表面
に50%以上付着させることが望ましい。
面に鋭い角部を有する多数のモース硬度5以上の粒子を
電着、または有機系もしくは無機系の結合剤により付着
させた構造を有する。前記モース硬度5以上の粒子とし
ては、例えばタングテンカーバイトなどの超硬合金粒子
、または炭化ケイ素粒子、炭化ホウ素粒子、サファイア
粒子、立方晶窒化ホウ素(CBN)粒子、天然又は合成
のダイヤモンド粒子等を挙げることができる。特に、硬
度、強度等が大きい合成ダイヤモンド粒子が望ましい。 前記粒子は、粒径が10〜100μmで粒径のばらつき
が5%以下のものを用いることが望ましい。前記多数の
粒子は、長尺金属フィルムに貫通孔を500個/cm2
以上の密度で形成する観点から、前記ロール本体表面
に50%以上付着させることが望ましい。
【0010】前記硬質材料からなる第2ロールとしては
、例えば鉄ロール、鉄系合金ロール、表面にNiメッキ
処理、Crメッキ処理を施した鉄ロール等を用いること
ができる。本発明に係わる別の多孔質金属フィルムは、
金属フィルムに多数の微細な未貫通孔を一様に穿孔して
なることを特徴とするものである。前記金属フィルムと
しては、前述したのと同様なものが用いられる。
、例えば鉄ロール、鉄系合金ロール、表面にNiメッキ
処理、Crメッキ処理を施した鉄ロール等を用いること
ができる。本発明に係わる別の多孔質金属フィルムは、
金属フィルムに多数の微細な未貫通孔を一様に穿孔して
なることを特徴とするものである。前記金属フィルムと
しては、前述したのと同様なものが用いられる。
【0011】前記金属フィルムに穿孔される未貫通孔の
孔径は、用途等により任意に選択される。例えば、急速
な圧力変化を緩和するフィルタや消音フィルタとして用
いる場合には前記未貫通孔の開口径は、80μm以下に
することが望ましい。
孔径は、用途等により任意に選択される。例えば、急速
な圧力変化を緩和するフィルタや消音フィルタとして用
いる場合には前記未貫通孔の開口径は、80μm以下に
することが望ましい。
【0012】前記金属フィルムに穿孔される未貫通孔の
密度は、通常、500個/cm2 以上にすることが望
ましい。このような前記金属フィルムに占める未貫通孔
の密度は、その孔径にもよるが、後述する方法により最
大で200000個/cm2 まで高くすることが可能
である。このため、前記金属フィルムに占める未貫通孔
の密度は前記未貫通孔の孔径との関係や用途等により5
00個/cm2 〜200000個/cm2 の範囲で
任意に選択することが可能である。
密度は、通常、500個/cm2 以上にすることが望
ましい。このような前記金属フィルムに占める未貫通孔
の密度は、その孔径にもよるが、後述する方法により最
大で200000個/cm2 まで高くすることが可能
である。このため、前記金属フィルムに占める未貫通孔
の密度は前記未貫通孔の孔径との関係や用途等により5
00個/cm2 〜200000個/cm2 の範囲で
任意に選択することが可能である。
【0013】このような多孔質金属フィルムは、鋭い角
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと表面が軟質材料からなる第2ロール
との間に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各
ロール間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を
前記各ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一と
なるように調節することにより前記第1ロール表面の多
数の粒子の鋭い角部を前記長尺金属フィルムに喰い込ま
せて多数の微細な未貫通孔を一様に穿孔することにより
製造される。前記第1ロールは、前述したのと同様な構
成のものが用いられる。
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと表面が軟質材料からなる第2ロール
との間に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各
ロール間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を
前記各ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一と
なるように調節することにより前記第1ロール表面の多
数の粒子の鋭い角部を前記長尺金属フィルムに喰い込ま
せて多数の微細な未貫通孔を一様に穿孔することにより
製造される。前記第1ロールは、前述したのと同様な構
成のものが用いられる。
【0014】前記表面が軟質材料からなる第2ロールと
しては、例えば真鍮、アルミニウム、銅からなるロール
、または金属製ロール本体の表面に高分子樹脂層を被覆
したものを用いることができる。前記高分子樹脂として
は、各種の樹脂を用いることができるが、特に前記長尺
金属フィルムに対する緩衝作用の高いウレタン樹脂、シ
リコンゴム等が好適である。
しては、例えば真鍮、アルミニウム、銅からなるロール
、または金属製ロール本体の表面に高分子樹脂層を被覆
したものを用いることができる。前記高分子樹脂として
は、各種の樹脂を用いることができるが、特に前記長尺
金属フィルムに対する緩衝作用の高いウレタン樹脂、シ
リコンゴム等が好適である。
【0015】
【作用】本発明に係わる多孔質金属フィルムは、金属フ
ィルムに60μm以下の貫通孔を500個/cm2 以
上の密度で多数かつ一様に穿孔され、貫通孔の孔径が揃
っているため、以下に列挙するように高温雰囲気中で高
精度のフィルタ性能を有する各種のフィルタに利用でき
る。 (1)前記貫通孔の孔径を10〜50μmの範囲内とす
ることにより、室温より高い温度の排水処理の浮遊物の
除去フィルタに利用できる。 (2)前記貫通孔の孔径を0.1〜1μmの範囲とする
ことにより、高温のオイルミストの濾過フィルタ等に利
用できる。 (3)前記貫通孔の孔径を0.01〜0.1μmの範囲
とすることにより、高温のガス分離用フィルムに利用で
きる。
ィルムに60μm以下の貫通孔を500個/cm2 以
上の密度で多数かつ一様に穿孔され、貫通孔の孔径が揃
っているため、以下に列挙するように高温雰囲気中で高
精度のフィルタ性能を有する各種のフィルタに利用でき
る。 (1)前記貫通孔の孔径を10〜50μmの範囲内とす
ることにより、室温より高い温度の排水処理の浮遊物の
除去フィルタに利用できる。 (2)前記貫通孔の孔径を0.1〜1μmの範囲とする
ことにより、高温のオイルミストの濾過フィルタ等に利
用できる。 (3)前記貫通孔の孔径を0.01〜0.1μmの範囲
とすることにより、高温のガス分離用フィルムに利用で
きる。
【0016】また、本発明に係わる多孔質フィルムはそ
の貫通孔を電解液の通過を許容する30〜50μmとす
ることによって、一次電池、二次電池の正極や負極に用
いられる集電板として利用できる。
の貫通孔を電解液の通過を許容する30〜50μmとす
ることによって、一次電池、二次電池の正極や負極に用
いられる集電板として利用できる。
【0017】本発明に係わる方法によれば、鋭い角部を
有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着され
た第1ロールと硬質材料からなる第2ロールとの間に長
尺金属フィルムを通過させると共に、前記各ロール間を
通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を前記各ロー
ルと接触するフィルム面全体に亘って均一となるように
調節することにより、前記長尺金属フィルム本来の特性
を殆ど損うことなく、前記第1ロール表面の多数の粒子
の鋭い角部で前記長尺金属フィルムに60μm以下の貫
通孔が500個/cm2 以上の密度で多数かつ一様に
穿孔でき、前述した各種のフィルタ等に有用な多孔質金
属フィルムを量産的に製造することができる。
有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着され
た第1ロールと硬質材料からなる第2ロールとの間に長
尺金属フィルムを通過させると共に、前記各ロール間を
通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を前記各ロー
ルと接触するフィルム面全体に亘って均一となるように
調節することにより、前記長尺金属フィルム本来の特性
を殆ど損うことなく、前記第1ロール表面の多数の粒子
の鋭い角部で前記長尺金属フィルムに60μm以下の貫
通孔が500個/cm2 以上の密度で多数かつ一様に
穿孔でき、前述した各種のフィルタ等に有用な多孔質金
属フィルムを量産的に製造することができる。
【0018】また、本発明に係わる別の多孔質金属フィ
ルムは金属フィルムに微細な未貫通孔を多数かつ一様に
穿孔され、前記多数の未貫通孔の孔径が揃っているため
、急速な圧力変化を緩和するフィルタや消音フィルタと
して利用できる。
ルムは金属フィルムに微細な未貫通孔を多数かつ一様に
穿孔され、前記多数の未貫通孔の孔径が揃っているため
、急速な圧力変化を緩和するフィルタや消音フィルタと
して利用できる。
【0019】本発明に係わる別の方法によれば、鋭い角
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと表面が軟質材料からなる第2ロール
との間に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各
ロール間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を
前記各ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一と
なるように調節することによって、前記長尺金属フィル
ム本来の特性を殆ど損うことなく、前記第1ロール表面
の多数の粒子の鋭い角部を前記長尺金属フィルムに喰い
込ませて微細な未貫通孔を多数かつ一様に穿孔でき、前
述した各種のフィルタ等に有用な多孔質金属フィルムを
量産的に製造することができる。
部を有する多数のモース硬度5以上の粒子が表面に付着
された第1ロールと表面が軟質材料からなる第2ロール
との間に長尺金属フィルムを通過させると共に、前記各
ロール間を通過する前記長尺金属フィルムへの押圧力を
前記各ロールと接触するフィルム面全体に亘って均一と
なるように調節することによって、前記長尺金属フィル
ム本来の特性を殆ど損うことなく、前記第1ロール表面
の多数の粒子の鋭い角部を前記長尺金属フィルムに喰い
込ませて微細な未貫通孔を多数かつ一様に穿孔でき、前
述した各種のフィルタ等に有用な多孔質金属フィルムを
量産的に製造することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0021】図1は、本実施例に用いられる多孔質フィ
ルムの製造装置を示す正面図、図2は図1の製造装置の
要部を示す側面図、図3は図2のIII −III 線
に沿う断面図である。
ルムの製造装置を示す正面図、図2は図1の製造装置の
要部を示す側面図、図3は図2のIII −III 線
に沿う断面図である。
【0022】図中の101は、ベッドである。前記ベッ
ド101の右端付近を除く上面には、テーブル102が
設けられている。前記テーブル102上には、2つのカ
ギ型のフレーム103が前記テーブル102の幅方向に
それぞれ所定の間隔をあけて設置されている。前記フレ
ーム103は、下板103a、側板103b及び上板1
03cから形成されでいる。前記各フレーム103の側
板103bの中間付近には、軸受104を内蔵した第1
ボックス105がそれぞれ固定されている。前記各フレ
ーム103間には、第1ロール106が配置されている
。前記第1ロール106は、図2に示すように例えば7
0〜85μmの粒径で鋭い角部を有する多数のモース硬
度5以上の粒子(例えば合成ダイヤモンド粒子)107
が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製のロール
本体108と、前記本体108の中心を貫通して前記本
体108の両端面から突出された軸109とから構成さ
れている。前記軸109の突出した両端部は、前記第1
ボックス105内の軸受104にそれぞれ軸支されてい
る。前記第1ロール106の一端側(例えば左端側)の
軸109は、前記ボックス105を貫通しており、かつ
前記軸109の突出部分には図示しないモータの駆動軸
の歯車と噛合する歯車111が軸着されている。したが
って、前記モータの駆動により前記第1ロール106が
例えば時計回り方向に回転されるようになっている。 また、前記歯車111と前記ボックス105の左側面の
間に位置する前記軸109の突出部分には、歯車110
が軸着されている。
ド101の右端付近を除く上面には、テーブル102が
設けられている。前記テーブル102上には、2つのカ
ギ型のフレーム103が前記テーブル102の幅方向に
それぞれ所定の間隔をあけて設置されている。前記フレ
ーム103は、下板103a、側板103b及び上板1
03cから形成されでいる。前記各フレーム103の側
板103bの中間付近には、軸受104を内蔵した第1
ボックス105がそれぞれ固定されている。前記各フレ
ーム103間には、第1ロール106が配置されている
。前記第1ロール106は、図2に示すように例えば7
0〜85μmの粒径で鋭い角部を有する多数のモース硬
度5以上の粒子(例えば合成ダイヤモンド粒子)107
が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製のロール
本体108と、前記本体108の中心を貫通して前記本
体108の両端面から突出された軸109とから構成さ
れている。前記軸109の突出した両端部は、前記第1
ボックス105内の軸受104にそれぞれ軸支されてい
る。前記第1ロール106の一端側(例えば左端側)の
軸109は、前記ボックス105を貫通しており、かつ
前記軸109の突出部分には図示しないモータの駆動軸
の歯車と噛合する歯車111が軸着されている。したが
って、前記モータの駆動により前記第1ロール106が
例えば時計回り方向に回転されるようになっている。 また、前記歯車111と前記ボックス105の左側面の
間に位置する前記軸109の突出部分には、歯車110
が軸着されている。
【0023】前記第1ボックス105の下方および上方
に位置する前記各フレーム103の側板103b部分に
は、レール112、113がそれぞれ形成されている。 前記下方の各レール112には、図3に示すようにスラ
イダー114(他方のスライダーは図示せず)が上下動
自在にそれぞれ配置されている。前記各スライダー11
4には、軸受115を内蔵した第2ボックス116がそ
れぞれ固定され、前記レール112に沿って上下動でき
るようになっている。また、前記各フレーム103間に
は第2ロール117が前記第1ロール106の下方に位
置するように対向して配置されている。前記第2ロール
117は、例えばステンレスからなる表面が硬質のロー
ル本体118と、前記本体118の中心を貫通して前記
本体118の両端面から突出された軸119とから構成
されている。前記軸119の突出した両端部は、前記第
2ボックス116内の軸受115にそれぞれ軸支されて
いる。前記第2ロール117の一端側(例えば左端側)
の軸119部分は、前記第2ボックス116を貫通して
突出しており、かつ前記軸119の突出部分には前記第
1ロール106の軸109の歯車110と噛合する歯車
120が軸着されている。したがって、前記第2ロール
117は前記第2ボックス116及び前記スライダー1
14により前記レール112に沿って上下動自在に配置
される。また、前記モータにより前記第1ロール106
の軸109を時計回り方向に回転することによって、前
記軸109の歯車110と噛合する前記歯車120を有
する前記軸119が反時計回り方向に回転し、結果的に
は前記第2ロール117が反時計回り方向に回転するよ
うになっている。
に位置する前記各フレーム103の側板103b部分に
は、レール112、113がそれぞれ形成されている。 前記下方の各レール112には、図3に示すようにスラ
イダー114(他方のスライダーは図示せず)が上下動
自在にそれぞれ配置されている。前記各スライダー11
4には、軸受115を内蔵した第2ボックス116がそ
れぞれ固定され、前記レール112に沿って上下動でき
るようになっている。また、前記各フレーム103間に
は第2ロール117が前記第1ロール106の下方に位
置するように対向して配置されている。前記第2ロール
117は、例えばステンレスからなる表面が硬質のロー
ル本体118と、前記本体118の中心を貫通して前記
本体118の両端面から突出された軸119とから構成
されている。前記軸119の突出した両端部は、前記第
2ボックス116内の軸受115にそれぞれ軸支されて
いる。前記第2ロール117の一端側(例えば左端側)
の軸119部分は、前記第2ボックス116を貫通して
突出しており、かつ前記軸119の突出部分には前記第
1ロール106の軸109の歯車110と噛合する歯車
120が軸着されている。したがって、前記第2ロール
117は前記第2ボックス116及び前記スライダー1
14により前記レール112に沿って上下動自在に配置
される。また、前記モータにより前記第1ロール106
の軸109を時計回り方向に回転することによって、前
記軸109の歯車110と噛合する前記歯車120を有
する前記軸119が反時計回り方向に回転し、結果的に
は前記第2ロール117が反時計回り方向に回転するよ
うになっている。
【0024】前記上方の各レール113には、図3に示
すようにスライダー121(他方のスライダーは図示せ
ず)が上下動自在にそれぞれ配置されている。前記各ス
ライダー121には、軸受122を内蔵した第3ボック
ス123がそれぞれ固定され、前記レール113に沿っ
て上下動できるようになっている。また、前記各フレー
ム103間には第3ロール124が前記第1ロール10
6の上方に位置するように対向して配置されている。前
記第3ロール124は、例えばウレタン樹脂などの高分
子樹脂層125が表面に被覆された鉄製のロール本体1
26と、前記本体126の中心を貫通して前記本体12
6の両端面から突出された軸127とから構成されてい
る。前記軸127の突出した両端部は、前記第3ボック
ス123内の軸受122にそれぞれ軸支されている。前
記第3ロール124の一端側(例えば左端側)の軸12
7部分は、前記第3ボックス123を貫通して突出して
おり、かつ前記軸127の突出部分には前記第1ロール
106の軸109の歯車110と噛合する歯車128が
軸着されている。従って、前記第3ロール124は前記
第3ボックス123及び前記スライダー121により前
記レール113に沿って上下動自在に配置される。また
、前記モータにより前記第1ロール106の軸109を
時計回り方向に回転することによって、前記軸109の
歯車110と噛合する前記歯車128を有する前記軸1
27が反時計回り方向に回転し、結果的には前記第3ロ
ール124が反時計回り方向に回転するようになってい
る。
すようにスライダー121(他方のスライダーは図示せ
ず)が上下動自在にそれぞれ配置されている。前記各ス
ライダー121には、軸受122を内蔵した第3ボック
ス123がそれぞれ固定され、前記レール113に沿っ
て上下動できるようになっている。また、前記各フレー
ム103間には第3ロール124が前記第1ロール10
6の上方に位置するように対向して配置されている。前
記第3ロール124は、例えばウレタン樹脂などの高分
子樹脂層125が表面に被覆された鉄製のロール本体1
26と、前記本体126の中心を貫通して前記本体12
6の両端面から突出された軸127とから構成されてい
る。前記軸127の突出した両端部は、前記第3ボック
ス123内の軸受122にそれぞれ軸支されている。前
記第3ロール124の一端側(例えば左端側)の軸12
7部分は、前記第3ボックス123を貫通して突出して
おり、かつ前記軸127の突出部分には前記第1ロール
106の軸109の歯車110と噛合する歯車128が
軸着されている。従って、前記第3ロール124は前記
第3ボックス123及び前記スライダー121により前
記レール113に沿って上下動自在に配置される。また
、前記モータにより前記第1ロール106の軸109を
時計回り方向に回転することによって、前記軸109の
歯車110と噛合する前記歯車128を有する前記軸1
27が反時計回り方向に回転し、結果的には前記第3ロ
ール124が反時計回り方向に回転するようになってい
る。
【0025】前記2つのフレーム103、前記2つの第
1ボックス105、前記第1ロール106、前記2つの
各スライダー112、113、前記2つの第2ボックス
116、前記第2ロール117、前記2つの第3ボック
ス123、前記第3ロール124により穿孔用ユニット
129を構成している。
1ボックス105、前記第1ロール106、前記2つの
各スライダー112、113、前記2つの第2ボックス
116、前記第2ロール117、前記2つの第3ボック
ス123、前記第3ロール124により穿孔用ユニット
129を構成している。
【0026】前記2つの第2ボックス116の下壁には
、上下にフランジ130、131を有する円筒体132
がそれぞれ配置されている。前記各円筒体132は、図
3に示すように前記上部フランジ130から前記第2ボ
ックス116の下壁に螺着された複数のネジ133によ
り前記第2ボックス116にそれぞれ固定されている。 前記各円筒体132の下部フランジ131には、中央に
穴134を有する円板135がそれぞれ配置され、かつ
前記各円板135は前記各円板135から前記下部フラ
ンジ131に螺着された複数のネジ136によりそれぞ
れ固定されている。前記各円筒体132内には、コイル
バネ137がそれぞれ上下方向に弾性力を付与するよう
に収納されている。前記各円筒体132内には、上端に
圧力センサ138を取着したロッド139がそれぞれ前
記円板135の穴134を通して挿入されている。 前記各圧力センサ138は、前記各コイルバネ137の
下端に当接され、前記各ロッド139の上昇による前記
コイルスバネ137への押圧力を検出できるようになっ
ている。前記各センサ138下方の前記ロッド139部
分には、前記ロッド139を円滑に上下動させるための
円板状ガイド140がそれぞれ取り付けられている。前
記各ロッド139の下端部には、ボールスクリュー14
1それぞれ挿着されている。前記各ボールスクリュー1
41は、前記フレーム103の下板103aを貫通して
前記ベッド102の窪み部(図示せず)にそれぞれ突出
している。前記窪み部内には、ネジ加工された係合板(
図示せず)を内蔵したケーシング(他方のケーシングは
図示せず)142がそれぞれ設けられている。前記各ケ
ーシング142内の前記係合板には、前記ボールスクリ
ュー141の下端突出部が螺合されている。前記各ケー
シング142内には、前記ボールスクリュー141の下
端突出部と係合するウォーム軸(図示せず)が水平方向
からそれぞれ挿入され、かつ前記各ウォーム軸の一端に
ハンドル(他方のハンドルは図示せず)143がそれぞ
れ設けられている。従って、前記ハンドル143を回転
することにより前記ハンドル143のウォーム軸と係合
する前記ボールスクリュー141が回転し、前記ボール
スクリュー141が挿着された前記ロッド139を上昇
(または下降)するようになっている。この場合、前記
ロッド139をある距離以上に下降させると、前記ロッ
ド139に取り付けられた前記円板状ガイド140が前
記円筒体132下部の円板135内面に当接して前記円
筒体132自体を下降させる。このため、前記円筒体1
32の上端に固定された前記第2ボックス116が前記
スライダー114により前記レール下方の112に沿っ
て下降される。
、上下にフランジ130、131を有する円筒体132
がそれぞれ配置されている。前記各円筒体132は、図
3に示すように前記上部フランジ130から前記第2ボ
ックス116の下壁に螺着された複数のネジ133によ
り前記第2ボックス116にそれぞれ固定されている。 前記各円筒体132の下部フランジ131には、中央に
穴134を有する円板135がそれぞれ配置され、かつ
前記各円板135は前記各円板135から前記下部フラ
ンジ131に螺着された複数のネジ136によりそれぞ
れ固定されている。前記各円筒体132内には、コイル
バネ137がそれぞれ上下方向に弾性力を付与するよう
に収納されている。前記各円筒体132内には、上端に
圧力センサ138を取着したロッド139がそれぞれ前
記円板135の穴134を通して挿入されている。 前記各圧力センサ138は、前記各コイルバネ137の
下端に当接され、前記各ロッド139の上昇による前記
コイルスバネ137への押圧力を検出できるようになっ
ている。前記各センサ138下方の前記ロッド139部
分には、前記ロッド139を円滑に上下動させるための
円板状ガイド140がそれぞれ取り付けられている。前
記各ロッド139の下端部には、ボールスクリュー14
1それぞれ挿着されている。前記各ボールスクリュー1
41は、前記フレーム103の下板103aを貫通して
前記ベッド102の窪み部(図示せず)にそれぞれ突出
している。前記窪み部内には、ネジ加工された係合板(
図示せず)を内蔵したケーシング(他方のケーシングは
図示せず)142がそれぞれ設けられている。前記各ケ
ーシング142内の前記係合板には、前記ボールスクリ
ュー141の下端突出部が螺合されている。前記各ケー
シング142内には、前記ボールスクリュー141の下
端突出部と係合するウォーム軸(図示せず)が水平方向
からそれぞれ挿入され、かつ前記各ウォーム軸の一端に
ハンドル(他方のハンドルは図示せず)143がそれぞ
れ設けられている。従って、前記ハンドル143を回転
することにより前記ハンドル143のウォーム軸と係合
する前記ボールスクリュー141が回転し、前記ボール
スクリュー141が挿着された前記ロッド139を上昇
(または下降)するようになっている。この場合、前記
ロッド139をある距離以上に下降させると、前記ロッ
ド139に取り付けられた前記円板状ガイド140が前
記円筒体132下部の円板135内面に当接して前記円
筒体132自体を下降させる。このため、前記円筒体1
32の上端に固定された前記第2ボックス116が前記
スライダー114により前記レール下方の112に沿っ
て下降される。
【0027】前記2つの円筒体132、前記2つの円板
135、前記2つのコイルバネ137、前記2つの圧力
センサ138、前記2つのロッド139、前記2つの円
板状カイド140、前記2つのボールスクリュー141
、前記2つのケーシング142、前記2つのウォーム軸
(図示せず)および前記2つのハンドル143により前
記第1、第2ロール106、117間を通過するフィル
ムへの押圧力を調節する第1圧力調節手段144を構成
している。
135、前記2つのコイルバネ137、前記2つの圧力
センサ138、前記2つのロッド139、前記2つの円
板状カイド140、前記2つのボールスクリュー141
、前記2つのケーシング142、前記2つのウォーム軸
(図示せず)および前記2つのハンドル143により前
記第1、第2ロール106、117間を通過するフィル
ムへの押圧力を調節する第1圧力調節手段144を構成
している。
【0028】前記2つの第3ボックス123の上壁には
、上下にフランジ145、146を有する円筒体147
がそれぞれ配置されている。前記各円筒体147は、図
3に示すように前記下部フランジ146から前記第3ボ
ックス123の上壁に螺着された複数のネジ148によ
り前記第3ボックス123にそれぞれ固定されている。 前記各円筒体147の上部フランジ145には、中央に
穴149を有する円板150がそれぞれ配置され、かつ
前記各円板150は前記各円板150から前記上部フラ
ンジ145に螺着された複数のネジ151によりそれぞ
れ固定されている。前記各円筒体147内には、コイル
バネ152がそれぞれ上下方向に弾性力を付与するよう
に収納されており、かつ前記各コイルバネ152の下端
は前記第3ボックス123の上壁にそれぞれ当接されて
いる。前記各円筒体147内には、下端に圧力センサ1
53を取着したロッド154がそれぞれ前記円板150
の穴149を通して挿入されている。前記各圧力センサ
153は、前記各コイルバネ152の上端に当接され、
前記各ロッド154の下降によるコイルバネ152への
押圧力を検出できるようになっている。前記各センサ1
53上方の前記ロッド154部分には、前記ロッド15
4を円滑に上下動させるための円板状ガイド155がそ
れぞれ取り付けられている。前記各ロッド154の上端
部には、ボールスクリュー156がそれぞれ挿着されて
いる。前記各ボールスクリュー156は、前記フレーム
103の上板103cを貫通して前記上板103cの上
方にそれぞれ突出している。前記各上板103cの上面
には、ネジ加工された係合板(図示せず)を内蔵したケ
ーシング(他方のケーシングは図示せず)157がそれ
ぞれ設けられている。前記各ケーシング157内の前記
係合板には、前記ボールスクリュー156の上端突出部
が螺合されている。前記各ケーシング157内には、前
記ボールスクリュー156の上端突出部と係合するウォ
ーム軸(図示せず)が水平方向からそれぞれ挿入され、
かつ前記各ウォーム軸の一端にハンドル(他方のハンド
ルは図示せず)158がそれぞれ設けられている。従っ
て、前記ハンドル158を回転することにより前記ハン
ドル158のウォーム軸と係合する前記ボールスクリュ
ー156が回転し、前記ボールスクリュー156が挿着
された前記ロッド154を下降(または上昇)するよう
になっている。この場合、前記ロッド154をある距離
以上に上昇させると、前記ロッド154に取り付けられ
た前記円板状ガイド155が前記円筒体147上部の円
板150内面に当接して前記円筒体147自体を上昇さ
せる。このため、前記円筒体147の下端に固定された
前記第3ボックス123が前記スライダー121により
前記レール113に沿って上昇される。
、上下にフランジ145、146を有する円筒体147
がそれぞれ配置されている。前記各円筒体147は、図
3に示すように前記下部フランジ146から前記第3ボ
ックス123の上壁に螺着された複数のネジ148によ
り前記第3ボックス123にそれぞれ固定されている。 前記各円筒体147の上部フランジ145には、中央に
穴149を有する円板150がそれぞれ配置され、かつ
前記各円板150は前記各円板150から前記上部フラ
ンジ145に螺着された複数のネジ151によりそれぞ
れ固定されている。前記各円筒体147内には、コイル
バネ152がそれぞれ上下方向に弾性力を付与するよう
に収納されており、かつ前記各コイルバネ152の下端
は前記第3ボックス123の上壁にそれぞれ当接されて
いる。前記各円筒体147内には、下端に圧力センサ1
53を取着したロッド154がそれぞれ前記円板150
の穴149を通して挿入されている。前記各圧力センサ
153は、前記各コイルバネ152の上端に当接され、
前記各ロッド154の下降によるコイルバネ152への
押圧力を検出できるようになっている。前記各センサ1
53上方の前記ロッド154部分には、前記ロッド15
4を円滑に上下動させるための円板状ガイド155がそ
れぞれ取り付けられている。前記各ロッド154の上端
部には、ボールスクリュー156がそれぞれ挿着されて
いる。前記各ボールスクリュー156は、前記フレーム
103の上板103cを貫通して前記上板103cの上
方にそれぞれ突出している。前記各上板103cの上面
には、ネジ加工された係合板(図示せず)を内蔵したケ
ーシング(他方のケーシングは図示せず)157がそれ
ぞれ設けられている。前記各ケーシング157内の前記
係合板には、前記ボールスクリュー156の上端突出部
が螺合されている。前記各ケーシング157内には、前
記ボールスクリュー156の上端突出部と係合するウォ
ーム軸(図示せず)が水平方向からそれぞれ挿入され、
かつ前記各ウォーム軸の一端にハンドル(他方のハンド
ルは図示せず)158がそれぞれ設けられている。従っ
て、前記ハンドル158を回転することにより前記ハン
ドル158のウォーム軸と係合する前記ボールスクリュ
ー156が回転し、前記ボールスクリュー156が挿着
された前記ロッド154を下降(または上昇)するよう
になっている。この場合、前記ロッド154をある距離
以上に上昇させると、前記ロッド154に取り付けられ
た前記円板状ガイド155が前記円筒体147上部の円
板150内面に当接して前記円筒体147自体を上昇さ
せる。このため、前記円筒体147の下端に固定された
前記第3ボックス123が前記スライダー121により
前記レール113に沿って上昇される。
【0029】前記2つの円筒体147、前記2つの円板
150、前記2つのコイルバネ152、前記2つの圧力
センサ153、前記2つのロッド154、前記2つの円
板状カイド155、前記2つのボールスクリュー156
、前記2つのケーシング157、前記2つのウォーム軸
(図示せず)および前記2つのハンドル158により前
記第1、第3ロール106、124間を通過するフィル
ムへの押圧力を調節する第2圧力調節手段159を構成
している。
150、前記2つのコイルバネ152、前記2つの圧力
センサ153、前記2つのロッド154、前記2つの円
板状カイド155、前記2つのボールスクリュー156
、前記2つのケーシング157、前記2つのウォーム軸
(図示せず)および前記2つのハンドル158により前
記第1、第3ロール106、124間を通過するフィル
ムへの押圧力を調節する第2圧力調節手段159を構成
している。
【0030】前記穿孔用ユニット129の前段には、長
尺金属フィルムの巻回ロール(図示せず)が配置され、
前記巻回ロールの長尺金属フィルム160は2つの送り
ロール161を経由して前記ユニット129の前記第1
、第2のロール106、117間および第1、第3のロ
ール106、124間に供給される。前記ユニット12
9の後段には、穿孔屑除去手段162が配置されている
。前記穿孔屑除去手段162は、前記テーブル102上
に設置され、純水を収容した容器163と、前記純水に
超音波を付与するための超音波発生部材(図示せず)と
から構成されている。前記ユニット129と前記穿孔屑
除去手段162の間、前記容器163内および前記容器
163の後段には、前記第1、第3のロール106、1
24間を通過した前記長尺フィルムを搬送するための5
つの送りロール161がそれぞれ配置されている。なお
、前記容器163の前後段に位置する前記2つの送りロ
ール161には当てロール164がそれぞれ配置されて
いる。前記穿孔屑除去手段162の後段には、前記送り
ロール161、前記当てロール164間を通過した前記
フィルムを乾燥するための複数の熱風噴射部材および巻
取ロール(いずれも図示せず)が順次配置されている。 実施例1
尺金属フィルムの巻回ロール(図示せず)が配置され、
前記巻回ロールの長尺金属フィルム160は2つの送り
ロール161を経由して前記ユニット129の前記第1
、第2のロール106、117間および第1、第3のロ
ール106、124間に供給される。前記ユニット12
9の後段には、穿孔屑除去手段162が配置されている
。前記穿孔屑除去手段162は、前記テーブル102上
に設置され、純水を収容した容器163と、前記純水に
超音波を付与するための超音波発生部材(図示せず)と
から構成されている。前記ユニット129と前記穿孔屑
除去手段162の間、前記容器163内および前記容器
163の後段には、前記第1、第3のロール106、1
24間を通過した前記長尺フィルムを搬送するための5
つの送りロール161がそれぞれ配置されている。なお
、前記容器163の前後段に位置する前記2つの送りロ
ール161には当てロール164がそれぞれ配置されて
いる。前記穿孔屑除去手段162の後段には、前記送り
ロール161、前記当てロール164間を通過した前記
フィルムを乾燥するための複数の熱風噴射部材および巻
取ロール(いずれも図示せず)が順次配置されている。 実施例1
【0031】前述した構成の多孔質フィルムの製造装置
における前記穿孔用ユニット129の第1、第2ロール
106、117間でAl−Mg合金からなる長尺フィル
ムを穿孔して多孔質Al合金フィルムを製造する方法を
図1〜図3および図4を参照して説明する。
における前記穿孔用ユニット129の第1、第2ロール
106、117間でAl−Mg合金からなる長尺フィル
ムを穿孔して多孔質Al合金フィルムを製造する方法を
図1〜図3および図4を参照して説明する。
【0032】まず、第1圧力調節手段144の2つのハ
ンドル143を例えば反時計回り方向に回転させること
により、各円筒体132の上端に連結された穿孔用ユニ
ット129の各第2ボックス116をスライダー114
により各フレーム103の各レール112に沿ってそれ
ぞれ下降させ、前記各第2ボックス116内の軸受11
5に軸支された第2ロール117をその上の第1ロール
106から十分な間隔をあけて離なす。また、第2圧力
調節手段159の2つのハンドル158を例えば時計回
り方向に回転させることにより、各円筒体147の下端
に連結された各第3ボックス123をスライダー121
により各フレーム103の各レール113に沿ってそれ
ぞれ上昇させ、前記各第3ボックス123内の軸受12
2に軸支された第3ロール124をその下の第1ロール
106から十分な間隔をあけて離なす。かかる状態にお
いて、巻回ロール(図示せず)から厚さ30μmのAl
−Mg系のAl合金からなる長尺フィルム160を2つ
の送りロール161により前記ユニット129の前記第
1、第2ロール106、117間、送りロール161及
び第1、第3ロール106、124間を通過させた後、
前記4つの送りロール161により穿孔屑除去手段16
2の容器内163内を通過させて巻取ロール(図示せず
)に前記長尺フィルム160の先端を巻く。なお、前記
工程において前記長尺フィルム160を前記第1、第3
ロール106、124間を通過させる場合には、図5に
示すように前記長尺フィルム160が前記第1ロール1
06表面に接触させないようする。
ンドル143を例えば反時計回り方向に回転させること
により、各円筒体132の上端に連結された穿孔用ユニ
ット129の各第2ボックス116をスライダー114
により各フレーム103の各レール112に沿ってそれ
ぞれ下降させ、前記各第2ボックス116内の軸受11
5に軸支された第2ロール117をその上の第1ロール
106から十分な間隔をあけて離なす。また、第2圧力
調節手段159の2つのハンドル158を例えば時計回
り方向に回転させることにより、各円筒体147の下端
に連結された各第3ボックス123をスライダー121
により各フレーム103の各レール113に沿ってそれ
ぞれ上昇させ、前記各第3ボックス123内の軸受12
2に軸支された第3ロール124をその下の第1ロール
106から十分な間隔をあけて離なす。かかる状態にお
いて、巻回ロール(図示せず)から厚さ30μmのAl
−Mg系のAl合金からなる長尺フィルム160を2つ
の送りロール161により前記ユニット129の前記第
1、第2ロール106、117間、送りロール161及
び第1、第3ロール106、124間を通過させた後、
前記4つの送りロール161により穿孔屑除去手段16
2の容器内163内を通過させて巻取ロール(図示せず
)に前記長尺フィルム160の先端を巻く。なお、前記
工程において前記長尺フィルム160を前記第1、第3
ロール106、124間を通過させる場合には、図5に
示すように前記長尺フィルム160が前記第1ロール1
06表面に接触させないようする。
【0033】次いで、前記長尺フィルム160の先端を
巻取ロールに巻き取った後、前記第1圧力調節手段14
4の2つのハンドル143を時計回り方向に回転させる
ことにより、各円筒体132の上端に連結された各第2
ボックス116をスライダー114により各フレーム1
03の各レール112に沿ってそれぞれ上昇させ、前記
各第2ボックス116内の軸受115に軸支された第2
ロール117をその上の第1ロール106と当接させる
。更に、前記各ハンドル143を同方向に回転させるこ
とにより、各ロッド139上端の各センサ138により
その上の各コイルバネ137を圧縮させる。かかる前記
各コイルバネ137の圧縮により、前記各第2ボックス
116の下壁に押圧力が付与され、前記第2ボックス1
16内の軸受115に軸支された前記第2ロール117
と前記第1ロール106間の押圧力が上昇する。この際
、前記各圧力センサ138により前記第2ロール117
と前記第1ロール106間の押圧力(圧縮力)を検出し
て、前記各ハンドル143を正逆方向に回転を調節する
ことにより、前記第2、第1のロール117、106間
に位置する前記長尺フィルム160への押圧力が調節さ
れる。このような前記第1圧力調節手段144による前
記ユニット129への押圧調節により、前記第2、第1
のロール117、106と接触する前記フィルム160
面全体に亘って均一な押圧力が付与され、穿孔操作の準
備が完了する。
巻取ロールに巻き取った後、前記第1圧力調節手段14
4の2つのハンドル143を時計回り方向に回転させる
ことにより、各円筒体132の上端に連結された各第2
ボックス116をスライダー114により各フレーム1
03の各レール112に沿ってそれぞれ上昇させ、前記
各第2ボックス116内の軸受115に軸支された第2
ロール117をその上の第1ロール106と当接させる
。更に、前記各ハンドル143を同方向に回転させるこ
とにより、各ロッド139上端の各センサ138により
その上の各コイルバネ137を圧縮させる。かかる前記
各コイルバネ137の圧縮により、前記各第2ボックス
116の下壁に押圧力が付与され、前記第2ボックス1
16内の軸受115に軸支された前記第2ロール117
と前記第1ロール106間の押圧力が上昇する。この際
、前記各圧力センサ138により前記第2ロール117
と前記第1ロール106間の押圧力(圧縮力)を検出し
て、前記各ハンドル143を正逆方向に回転を調節する
ことにより、前記第2、第1のロール117、106間
に位置する前記長尺フィルム160への押圧力が調節さ
れる。このような前記第1圧力調節手段144による前
記ユニット129への押圧調節により、前記第2、第1
のロール117、106と接触する前記フィルム160
面全体に亘って均一な押圧力が付与され、穿孔操作の準
備が完了する。
【0034】穿孔操作の準備が完了した後、前記穿孔屑
除去手段162の容器163に収容された純水に図示し
ない超音波発生部材により超音波を付与する。つづいて
、前記巻取ロールを回転させると同時に、図示しないモ
ータの駆動軸を回転させることにより、前記駆動軸の歯
車、前記第1ロール106における軸109の歯車11
1の回転伝達により前記第1ロール106が時計回り方
向に回転される。前記第1ロール106が回転すると、
前記軸109の歯車110と前記第2ロール117にお
ける軸119の歯車120の回転伝達により前記第2ロ
ール117が反時計回り方向に回転される。この場合、
前記第3ロール124は前記第1ロール106の上方に
十分離して配置されているため、前記第3ロール124
における軸127の歯車128と前記第1ロール106
における軸109の歯車110の噛合が解除され、前記
第3ロール124はモータの回転による駆動はなされれ
ず、フリーな回転となる。このように第1、第2のロー
ル106、117が回転されることにより、これらロー
ル106、117間を通過する前記長尺フィルム160
が穿孔される。
除去手段162の容器163に収容された純水に図示し
ない超音波発生部材により超音波を付与する。つづいて
、前記巻取ロールを回転させると同時に、図示しないモ
ータの駆動軸を回転させることにより、前記駆動軸の歯
車、前記第1ロール106における軸109の歯車11
1の回転伝達により前記第1ロール106が時計回り方
向に回転される。前記第1ロール106が回転すると、
前記軸109の歯車110と前記第2ロール117にお
ける軸119の歯車120の回転伝達により前記第2ロ
ール117が反時計回り方向に回転される。この場合、
前記第3ロール124は前記第1ロール106の上方に
十分離して配置されているため、前記第3ロール124
における軸127の歯車128と前記第1ロール106
における軸109の歯車110の噛合が解除され、前記
第3ロール124はモータの回転による駆動はなされれ
ず、フリーな回転となる。このように第1、第2のロー
ル106、117が回転されることにより、これらロー
ル106、117間を通過する前記長尺フィルム160
が穿孔される。
【0035】すなわち、前記第1ロール106は図2に
示すように鋭い角部を有する多数の合成ダイヤモンド粒
子107が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製
のロール本体108を備えた構造になっており、かつ前
記第2ロール117は例えばステンレスのように表面が
硬質なロール本体118を備えた構造になっている。ま
た、前記第1圧力調節手段144による前記ユニット1
29への押圧調節により、第1、第2のロール106、
117間を通過する前記長尺フィルム160の前記ロー
ル106、117との接触面全体に亘って均一な押圧力
が付与される。このため、前記Al合金からなる長尺フ
ィルム160が前記第1、第2のロール106、117
間を通過する時に、前記第1ロール106表面の多数の
合成ダイヤモンド粒子107の鋭い角部によりAl合金
フィルム本来の特性を殆ど損なうことなく、その幅方向
に一様に穿孔される。
示すように鋭い角部を有する多数の合成ダイヤモンド粒
子107が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製
のロール本体108を備えた構造になっており、かつ前
記第2ロール117は例えばステンレスのように表面が
硬質なロール本体118を備えた構造になっている。ま
た、前記第1圧力調節手段144による前記ユニット1
29への押圧調節により、第1、第2のロール106、
117間を通過する前記長尺フィルム160の前記ロー
ル106、117との接触面全体に亘って均一な押圧力
が付与される。このため、前記Al合金からなる長尺フ
ィルム160が前記第1、第2のロール106、117
間を通過する時に、前記第1ロール106表面の多数の
合成ダイヤモンド粒子107の鋭い角部によりAl合金
フィルム本来の特性を殆ど損なうことなく、その幅方向
に一様に穿孔される。
【0036】次いで、前記ユニット129による穿孔が
なされた長尺多孔質Al合金フィルム165を5つの送
りロール161および2つの当てロール164により前
記穿孔屑除去手段162の容器163内に通過、搬送す
る。前記ユニット129による前記長尺フィルム160
への穿孔は、前記第1、第2のロール106、117の
摩擦を主体としたものであるため、穿孔処理後の前記長
尺多孔質Al合金フィルム165表面に穿孔屑等が付着
される。穿孔処理後の前記長尺多孔質Al合金フィルム
165を前記穿孔屑除去手段162の純水が収容された
容器163を通過させると共に、図示しない超音波発生
部材により前記純水に超音波を付与することにより、前
記長尺多孔質Al合金フィルム165に付着した穿孔屑
を洗い流す。つづいて、前記長尺多孔質Al合金フィル
ム165を図示しない複数の熱風噴射部材に通過させて
表面の水を揮散除去した後、巻取ロール巻き取る。
なされた長尺多孔質Al合金フィルム165を5つの送
りロール161および2つの当てロール164により前
記穿孔屑除去手段162の容器163内に通過、搬送す
る。前記ユニット129による前記長尺フィルム160
への穿孔は、前記第1、第2のロール106、117の
摩擦を主体としたものであるため、穿孔処理後の前記長
尺多孔質Al合金フィルム165表面に穿孔屑等が付着
される。穿孔処理後の前記長尺多孔質Al合金フィルム
165を前記穿孔屑除去手段162の純水が収容された
容器163を通過させると共に、図示しない超音波発生
部材により前記純水に超音波を付与することにより、前
記長尺多孔質Al合金フィルム165に付着した穿孔屑
を洗い流す。つづいて、前記長尺多孔質Al合金フィル
ム165を図示しない複数の熱風噴射部材に通過させて
表面の水を揮散除去した後、巻取ロール巻き取る。
【0037】以上のような本実施例1の方法により製造
された厚さ30μmの長尺多孔質Al合金フィルム16
5は、図6に示すように50〜60μmの微細寸法の貫
通孔166が700個/cm2 の密度で多数かつ一様
に穿孔されていた。
された厚さ30μmの長尺多孔質Al合金フィルム16
5は、図6に示すように50〜60μmの微細寸法の貫
通孔166が700個/cm2 の密度で多数かつ一様
に穿孔されていた。
【0038】本実施例1の長尺多孔質Al合金フィルム
を所望寸法に切断し、微細な浮遊物を有する温度80℃
の廃液のフィルタとして用いたところ、長期間に亘って
良好な浮遊物の濾過性能を有することが確認された。 実施例2
を所望寸法に切断し、微細な浮遊物を有する温度80℃
の廃液のフィルタとして用いたところ、長期間に亘って
良好な浮遊物の濾過性能を有することが確認された。 実施例2
【0039】前述した構成の多孔質フィルムの製造装置
における前記穿孔用ユニット129の第1、第3ロール
106、124間でAl−Mg合金からなる長尺フィル
ムを穿孔して多孔質Al合金フィルムを製造する方法を
図1〜図3および図5を参照して説明する。
における前記穿孔用ユニット129の第1、第3ロール
106、124間でAl−Mg合金からなる長尺フィル
ムを穿孔して多孔質Al合金フィルムを製造する方法を
図1〜図3および図5を参照して説明する。
【0040】まず、前述した実施例1と同様に第1圧力
調節手段144の2つのハンドル143を例えば反時計
回り方向に回転させることにより、第2ロール117を
その上の第1ロール106から十分な間隔をあけて離な
し、かつ第2圧力調節手段159の2つのハンドル15
8を例えば時計回り方向に回転させることにより、第3
ロール124をその下の第1ロール106から十分な間
隔をあけて離なし、さらに巻回ロール(図示せず)から
厚さ30μmのAl−Mg系合金からなる長尺フィルム
160の先端を実施例1と同様に各部材を通過させて巻
取ロール(図示せず)に巻く。なお、前記長尺フィルム
160を前記第1、第2ロール106、117間を通過
させる場合には、図6に示すように前記長尺フィルム1
60が前記第1ロール106表面に接触させないようす
る。
調節手段144の2つのハンドル143を例えば反時計
回り方向に回転させることにより、第2ロール117を
その上の第1ロール106から十分な間隔をあけて離な
し、かつ第2圧力調節手段159の2つのハンドル15
8を例えば時計回り方向に回転させることにより、第3
ロール124をその下の第1ロール106から十分な間
隔をあけて離なし、さらに巻回ロール(図示せず)から
厚さ30μmのAl−Mg系合金からなる長尺フィルム
160の先端を実施例1と同様に各部材を通過させて巻
取ロール(図示せず)に巻く。なお、前記長尺フィルム
160を前記第1、第2ロール106、117間を通過
させる場合には、図6に示すように前記長尺フィルム1
60が前記第1ロール106表面に接触させないようす
る。
【0041】次いで、前記長尺フィルム160の先端を
巻取ロールに巻き取った後、前記第2圧力調節手段15
9の2つのハンドル158を反時計回り方向に回転させ
ることにより、各円筒体147の下端に連結された各第
3ボックス123をスライダー121により各フレーム
103の各レール113に沿ってそれぞれ下降させ、前
記各第3ボックス123内の軸受122に軸支された第
3ロール124をその下の第1ロール106と当接させ
る。更に、前記各ハンドル158を同方向に回転させる
ことにより、各ロッド154下端の各センサ152によ
りその下の各コイルバネ152を圧縮させる。かかる前
記各コイルバネ152の圧縮により、前記各第3ボック
ス124の上壁に押圧力が付与され、前記第3ボックス
123内の軸受122に軸支された前記第3ロール12
4と前記第1ロール106間の押圧力が上昇する。この
際、前記各圧力センサ152により前記第3ロール12
4と前記第1ロール106間の押圧力(圧縮力)を検出
して、前記各ハンドル158を正逆方向に回転を調節す
ることにより、前記第3、第1のロール124、106
間に位置する前記長尺フィルム160への押圧力が調節
される。このような前記第2圧力調節手段159による
前記ユニット129への押圧調節により、前記第3、第
1のロール124、106間に位置する前記長尺フィル
ム160の幅方向全体に亘って均一な押圧力が付与され
、穿孔操作の準備が完了する。
巻取ロールに巻き取った後、前記第2圧力調節手段15
9の2つのハンドル158を反時計回り方向に回転させ
ることにより、各円筒体147の下端に連結された各第
3ボックス123をスライダー121により各フレーム
103の各レール113に沿ってそれぞれ下降させ、前
記各第3ボックス123内の軸受122に軸支された第
3ロール124をその下の第1ロール106と当接させ
る。更に、前記各ハンドル158を同方向に回転させる
ことにより、各ロッド154下端の各センサ152によ
りその下の各コイルバネ152を圧縮させる。かかる前
記各コイルバネ152の圧縮により、前記各第3ボック
ス124の上壁に押圧力が付与され、前記第3ボックス
123内の軸受122に軸支された前記第3ロール12
4と前記第1ロール106間の押圧力が上昇する。この
際、前記各圧力センサ152により前記第3ロール12
4と前記第1ロール106間の押圧力(圧縮力)を検出
して、前記各ハンドル158を正逆方向に回転を調節す
ることにより、前記第3、第1のロール124、106
間に位置する前記長尺フィルム160への押圧力が調節
される。このような前記第2圧力調節手段159による
前記ユニット129への押圧調節により、前記第3、第
1のロール124、106間に位置する前記長尺フィル
ム160の幅方向全体に亘って均一な押圧力が付与され
、穿孔操作の準備が完了する。
【0042】穿孔操作の準備が完了した後、前記穿孔屑
除去手段162の容器163に収容された純水に図示し
ない超音波発生部材により超音波を付与する。つづいて
、前記巻取ロールを回転させると同時に、図示しないモ
ータの駆動軸を回転させることにより、前記駆動軸の歯
車、前記第1ロール106における軸109の歯車11
1の回転伝達により前記第1ロール106が時計回り方
向に回転される。前記第1ロール106が回転すると、
前記軸109の歯車110と前記第3ロール124にお
ける軸127の歯車128の回転伝達により前記第3ロ
ール124が反時計回り方向に回転される。この場合、
前記第2ロール117は前記第1ロール106の上方に
十分離して配置されているため、前記第2ロール117
における軸119の歯車120と前記第1ロール106
における軸109の歯車110の噛合が解除され、前記
第2ロール117はモータの回転による駆動はなされれ
ず、フリーな回転となる。このように第1、第3のロー
ル106、124が回転されることにより、これらロー
ル106、124間を通過する前記長尺フィルム160
が穿孔される。
除去手段162の容器163に収容された純水に図示し
ない超音波発生部材により超音波を付与する。つづいて
、前記巻取ロールを回転させると同時に、図示しないモ
ータの駆動軸を回転させることにより、前記駆動軸の歯
車、前記第1ロール106における軸109の歯車11
1の回転伝達により前記第1ロール106が時計回り方
向に回転される。前記第1ロール106が回転すると、
前記軸109の歯車110と前記第3ロール124にお
ける軸127の歯車128の回転伝達により前記第3ロ
ール124が反時計回り方向に回転される。この場合、
前記第2ロール117は前記第1ロール106の上方に
十分離して配置されているため、前記第2ロール117
における軸119の歯車120と前記第1ロール106
における軸109の歯車110の噛合が解除され、前記
第2ロール117はモータの回転による駆動はなされれ
ず、フリーな回転となる。このように第1、第3のロー
ル106、124が回転されることにより、これらロー
ル106、124間を通過する前記長尺フィルム160
が穿孔される。
【0043】すなわち、前記第1ロール106は図2に
示すように鋭い角部を有する多数の合成ダイヤモンド粒
子107が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製
のロール本体108を備えた構造になっていおり、かつ
前記第3ロール124は例えばウレタン樹脂などの高分
子樹脂層125が表面に被覆されたロール本体126を
備えた構造になっている。また、前記第2圧力調節手段
159による前記ユニット129への押圧調節により、
第1、第3のロール106、124間を通過する前記長
尺フィルム160の前記ロール106、124との接触
面全体に亘って均一な押圧力が付与される。このため、
前記Al合金からなる長尺フィルム160が前記第1、
第3のロール106、124間を通過する時に、前記第
1ロール106表面の多数の合成ダイヤモンド粒子10
7の鋭い角部による前記フィルム160への押圧力が前
記高分子樹脂層125で緩和されて喰い込み、前記Al
合金フィルム本来の特性を殆ど損なうことなく未貫通孔
が一様に穿孔される。
示すように鋭い角部を有する多数の合成ダイヤモンド粒
子107が表面に70%以上の面積率で電着された鉄製
のロール本体108を備えた構造になっていおり、かつ
前記第3ロール124は例えばウレタン樹脂などの高分
子樹脂層125が表面に被覆されたロール本体126を
備えた構造になっている。また、前記第2圧力調節手段
159による前記ユニット129への押圧調節により、
第1、第3のロール106、124間を通過する前記長
尺フィルム160の前記ロール106、124との接触
面全体に亘って均一な押圧力が付与される。このため、
前記Al合金からなる長尺フィルム160が前記第1、
第3のロール106、124間を通過する時に、前記第
1ロール106表面の多数の合成ダイヤモンド粒子10
7の鋭い角部による前記フィルム160への押圧力が前
記高分子樹脂層125で緩和されて喰い込み、前記Al
合金フィルム本来の特性を殆ど損なうことなく未貫通孔
が一様に穿孔される。
【0044】次いで、前記ユニット129による穿孔が
なされた長尺多孔質Al合金フィルム167を5つの送
りロール161および2つの当てロール164により前
記穿孔屑除去手段162の容器163内に通過、搬送す
る。前記ユニット129による前記長尺多孔質Al合金
フィルム167への穿孔は、前記第1、第2のロール1
06、117の摩擦を主体としたものであるため、穿孔
処理後の前記長尺多孔質Al合金フィルム167表面に
穿孔屑等が付着される。穿孔処理後の前記長尺多孔質A
l合金フィルム167を前記穿孔屑除去手段162の純
水が収容された容器163を通過させると共に、図示し
ない超音波発生部材により前記純水に超音波を付与する
ことにより、前記長尺多孔質Al合金フィルム167に
付着した穿孔屑等を洗い流す。つづいて、前記長尺多孔
質Al合金フィルム167を図示しない複数の熱風噴射
部材に通過させて表面の水を揮散除去した後、図示しな
い巻取ロールに巻き取る。
なされた長尺多孔質Al合金フィルム167を5つの送
りロール161および2つの当てロール164により前
記穿孔屑除去手段162の容器163内に通過、搬送す
る。前記ユニット129による前記長尺多孔質Al合金
フィルム167への穿孔は、前記第1、第2のロール1
06、117の摩擦を主体としたものであるため、穿孔
処理後の前記長尺多孔質Al合金フィルム167表面に
穿孔屑等が付着される。穿孔処理後の前記長尺多孔質A
l合金フィルム167を前記穿孔屑除去手段162の純
水が収容された容器163を通過させると共に、図示し
ない超音波発生部材により前記純水に超音波を付与する
ことにより、前記長尺多孔質Al合金フィルム167に
付着した穿孔屑等を洗い流す。つづいて、前記長尺多孔
質Al合金フィルム167を図示しない複数の熱風噴射
部材に通過させて表面の水を揮散除去した後、図示しな
い巻取ロールに巻き取る。
【0045】以上のような本実施例2の方法により製造
された厚さ30μmの長尺多孔質Al合金フィルム16
7は、図7に示すように開口径70〜80μmの微細寸
法の未貫通孔168が500個/cm2 の密度で多数
かつ一様に穿孔されていた。本実施例2の長尺多孔質A
l合金フィルムを所望寸法に切断して室内の壁に敷設し
たところは、良好な遮音特性を有することが確認された
。
された厚さ30μmの長尺多孔質Al合金フィルム16
7は、図7に示すように開口径70〜80μmの微細寸
法の未貫通孔168が500個/cm2 の密度で多数
かつ一様に穿孔されていた。本実施例2の長尺多孔質A
l合金フィルムを所望寸法に切断して室内の壁に敷設し
たところは、良好な遮音特性を有することが確認された
。
【0046】なお、前記実施例1、2では多孔質金属フ
ィルムをAl−Mg系合金で形成したが、銅箔、真鍮箔
などの他の金属からなるものを用いても実施例1、2と
同様な優れた特性のフィルタを得ることができる。
ィルムをAl−Mg系合金で形成したが、銅箔、真鍮箔
などの他の金属からなるものを用いても実施例1、2と
同様な優れた特性のフィルタを得ることができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述し如く、本発明によれば孔径の
揃った多数の貫通孔または未貫通孔を有し、高温雰囲気
下でも良好なフィルタ性能等を有する多孔質金属フィル
ム、並びにかかる多孔質金属フィルムを簡単かつ量産的
に製造し得る方法を提供することができる。
揃った多数の貫通孔または未貫通孔を有し、高温雰囲気
下でも良好なフィルタ性能等を有する多孔質金属フィル
ム、並びにかかる多孔質金属フィルムを簡単かつ量産的
に製造し得る方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施例に用いられる多孔質フィルムの
製造装置を示す正面図。
製造装置を示す正面図。
【図2】図1の製造装置の要部を示す側面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】実施例1の製造工程を説明するための正面図。
【図5】実施例2の製造工程を説明するための正面図。
【図6】実施例1により製造された長尺多孔質Al合金
フィルムを示す断面図。
フィルムを示す断面図。
【図7】実施例2により製造された長尺多孔質Al合金
フィルムを示す断面図。
フィルムを示す断面図。
101…ベッド、102…テーブル、103…フレーム
、105…第1ボックス、106…第1ロール、116
…第2ボックス、117…第2ロール、123…第3ボ
ックス、124…第3ロール、129…穿孔用ユニット
、132、147…円筒体、137、152…コイルバ
ネ、151、143、158、175…ハンドル、14
4、159…圧力調節手段、、160…長尺フィルム、
162…穿孔屑除去手段、165、167…長尺多孔質
Al合金フィルム、166…貫通孔、168…未貫通孔
。
、105…第1ボックス、106…第1ロール、116
…第2ボックス、117…第2ロール、123…第3ボ
ックス、124…第3ロール、129…穿孔用ユニット
、132、147…円筒体、137、152…コイルバ
ネ、151、143、158、175…ハンドル、14
4、159…圧力調節手段、、160…長尺フィルム、
162…穿孔屑除去手段、165、167…長尺多孔質
Al合金フィルム、166…貫通孔、168…未貫通孔
。
Claims (4)
- 【請求項1】 金属フィルムに60μm以下の貫通孔
を500個/cm2 以上の密度で多数かつ一様に穿孔
してなる多孔質金属フィルム。 - 【請求項2】 鋭い角部を有する多数のモース硬度5
以上の粒子が表面に付着された第1ロールと硬質材料か
らなる第2ロールとの間に長尺金属フィルムを通過させ
ると共に、前記各ロール間を通過する前記長尺金属フィ
ルムへの押圧力を前記各ロールと接触するフィルム面全
体に亘って均一となるように調節することにより前記第
1ロール表面の多数の粒子の鋭い角部で前記長尺金属フ
ィルムに60μm以下の貫通孔を500個/cm2 以
上の密度で多数穿孔することを特徴とする請求項1記載
の多孔質金属フィルムの製造方法。 - 【請求項3】 金属フィルムに多数の微細な未貫通孔
を一様に穿孔してなる多孔質金属フィルム。 - 【請求項4】 鋭い角部を有する多数のモース硬度5
以上の粒子が表面に付着された第1ロールと表面が軟質
材料からなる第2ロールとの間に長尺金属フィルムを通
過させると共に、前記各ロール間を通過する前記長尺金
属フィルムへの押圧力を前記各ロールと接触するフィル
ム面全体に亘って均一となるように調節することにより
前記第1ロール表面の多数の粒子の鋭い角部を前記長尺
金属フィルムに喰い込ませて多数の微細な未貫通孔を一
様に穿孔することを特徴とする請求項3記載の多孔質金
属フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12131891A JPH04351232A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 多孔質金属フィルムおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12131891A JPH04351232A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 多孔質金属フィルムおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04351232A true JPH04351232A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14808281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12131891A Pending JPH04351232A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 多孔質金属フィルムおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04351232A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007169766A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 多孔質金属箔およびその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49106954A (ja) * | 1973-02-19 | 1974-10-11 | ||
| JPS62289211A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-16 | Syst Kogyo Kk | 微粒子分離用金属フイルタ− |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP12131891A patent/JPH04351232A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49106954A (ja) * | 1973-02-19 | 1974-10-11 | ||
| JPS62289211A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-16 | Syst Kogyo Kk | 微粒子分離用金属フイルタ− |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007169766A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 多孔質金属箔およびその製造方法 |
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