JPH04351347A - 内燃機関のバランスシャフト - Google Patents
内燃機関のバランスシャフトInfo
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- JPH04351347A JPH04351347A JP12151991A JP12151991A JPH04351347A JP H04351347 A JPH04351347 A JP H04351347A JP 12151991 A JP12151991 A JP 12151991A JP 12151991 A JP12151991 A JP 12151991A JP H04351347 A JPH04351347 A JP H04351347A
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- JP
- Japan
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- journal
- sliding surface
- hole
- eccentric weight
- balance shaft
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のバランス
シャフトの改良に関する。
シャフトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】往復運動機関である内燃機関において、
振動や騒音の低減を目的とし、ピストンやコンロッドな
ど往復質量による慣性力やクランクシャフトの回転不釣
合力を消去するために、シリンダブロック内にクランク
シャフトと平行に配設し、クランクシャフトと同期して
回転するバランスシャフトを用いることは従来より知ら
れており、このようなバランスシャフトとして、例えば
、図8に示したようなものがある(実開昭63−917
42号公報等参照)。
振動や騒音の低減を目的とし、ピストンやコンロッドな
ど往復質量による慣性力やクランクシャフトの回転不釣
合力を消去するために、シリンダブロック内にクランク
シャフトと平行に配設し、クランクシャフトと同期して
回転するバランスシャフトを用いることは従来より知ら
れており、このようなバランスシャフトとして、例えば
、図8に示したようなものがある(実開昭63−917
42号公報等参照)。
【0003】バランスシャフト1は、図示を省略したシ
リンダブロック内の軸受に、摺動面4で回転可能に軸支
されるジャーナル2と、ジャーナル2の軸心から一側に
偏心し、ジャーナル2から軸心方向に沿って延びる偏心
重量部3、3とを備え、ジャーナル2の偏心重量部3を
設けていない側である他側の摺動面4aを、前記一側の
摺動面4bの幅よりも狭くし、ジャーナル2自体を不均
衡な構造としたもので、ジャーナル2を一種の偏心重量
部として作用させ、その分だけのバランスシャフトの全
長短縮を図ったものである。
リンダブロック内の軸受に、摺動面4で回転可能に軸支
されるジャーナル2と、ジャーナル2の軸心から一側に
偏心し、ジャーナル2から軸心方向に沿って延びる偏心
重量部3、3とを備え、ジャーナル2の偏心重量部3を
設けていない側である他側の摺動面4aを、前記一側の
摺動面4bの幅よりも狭くし、ジャーナル2自体を不均
衡な構造としたもので、ジャーナル2を一種の偏心重量
部として作用させ、その分だけのバランスシャフトの全
長短縮を図ったものである。
【0004】図10(実開昭63−115651号公報
等参照)に示したのは、ジャーナル2及び隣接する円筒
部16の他側に軸心方向に貫く孔17を形成し、ジャー
ナル2自体を不均衡な構造としたもので、上記同様、ジ
ャーナル2を一種の偏心重量部として作用させ、その分
だけのバランスシャフトの全長短縮を図ったものである
。ここで、図11は図10のC−C矢視断面図である。
等参照)に示したのは、ジャーナル2及び隣接する円筒
部16の他側に軸心方向に貫く孔17を形成し、ジャー
ナル2自体を不均衡な構造としたもので、上記同様、ジ
ャーナル2を一種の偏心重量部として作用させ、その分
だけのバランスシャフトの全長短縮を図ったものである
。ここで、図11は図10のC−C矢視断面図である。
【0005】一方、図12に示したようなものもある(
実開昭62−136648号公報等参照)。本従来例の
バランスシャフト1は、一対のジャーナル2、2の間に
偏心重量部3を備え、偏心重量部3による最大荷重が加
わる摺動面の反対側付近の摺動面(以下、摺動面4´と
して同様な意味で用いる。)をも含めた他側の摺動面4
aには、潤滑油供給用の周段溝18が周方向に形成され
ている。この周段溝18は、軸受面の油保持性を改善し
、ジャーナル2、2の焼き付きを防止すると共に、他側
の摺動面4aの摺動抵抗の低減を図っている。
実開昭62−136648号公報等参照)。本従来例の
バランスシャフト1は、一対のジャーナル2、2の間に
偏心重量部3を備え、偏心重量部3による最大荷重が加
わる摺動面の反対側付近の摺動面(以下、摺動面4´と
して同様な意味で用いる。)をも含めた他側の摺動面4
aには、潤滑油供給用の周段溝18が周方向に形成され
ている。この周段溝18は、軸受面の油保持性を改善し
、ジャーナル2、2の焼き付きを防止すると共に、他側
の摺動面4aの摺動抵抗の低減を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
公報に記載されたようなバランスシャフトにあっては、
ジャーナルの偏心重量部を設けた一側に非常に大きな荷
重が加わり、このジャーナルを軸支する軸受にしてみる
と、非常に大きな変動荷重が加わるものと見ることがで
き、また、高速回転に伴い、バランスシャフトは、その
不均衡な構造から、図9に示した如く大きく撓む。
公報に記載されたようなバランスシャフトにあっては、
ジャーナルの偏心重量部を設けた一側に非常に大きな荷
重が加わり、このジャーナルを軸支する軸受にしてみる
と、非常に大きな変動荷重が加わるものと見ることがで
き、また、高速回転に伴い、バランスシャフトは、その
不均衡な構造から、図9に示した如く大きく撓む。
【0007】このようにジャーナルは、極めて厳しい使
用条件下におかれており、図8に示した如く他側の摺動
面4a(特に摺動面4´)が極端に減少していると、ジ
ャーナル2の軸心は、このジャーナル2を軸支する軸受
に対し同心性が得られず(いわゆる芯ズレ)、特に、高
速回転時にあっては、摺動面の変形等による摺動抵抗の
増加や焼き付きを引き起こしやすいという問題があり、
図のような片持ちのバランスシャフトにあっては顕著で
ある。
用条件下におかれており、図8に示した如く他側の摺動
面4a(特に摺動面4´)が極端に減少していると、ジ
ャーナル2の軸心は、このジャーナル2を軸支する軸受
に対し同心性が得られず(いわゆる芯ズレ)、特に、高
速回転時にあっては、摺動面の変形等による摺動抵抗の
増加や焼き付きを引き起こしやすいという問題があり、
図のような片持ちのバランスシャフトにあっては顕著で
ある。
【0008】また、図10にあっては、他側の摺動面4
aの幅を狭めることなくジャーナル2自体を一種の偏心
重量部として作用させるようにしたものであるが、摺動
面の油保持性改善に関しては示唆されておらず、上述し
たような厳しい条件下にあっては、良好な潤滑状態を得
ることができず焼き付きを起こしやすいという問題があ
る。
aの幅を狭めることなくジャーナル2自体を一種の偏心
重量部として作用させるようにしたものであるが、摺動
面の油保持性改善に関しては示唆されておらず、上述し
たような厳しい条件下にあっては、良好な潤滑状態を得
ることができず焼き付きを起こしやすいという問題があ
る。
【0009】一方、図12においては、摺動面の油保持
性改善のため、他側の摺動面4aに周段溝18を備えて
いるが、周段溝18の隅部には応力集中をきたし、特に
最も大きな曲げを受ける摺動面4´付近にあっては顕著
であり、ジャーナル2の剛性に問題を生じる。また、周
段溝18によるジャーナル2の不均衡さは僅かなもので
、ジャーナル2自体に一種の偏心重量部として作用させ
るという点に関しては示唆されていない。
性改善のため、他側の摺動面4aに周段溝18を備えて
いるが、周段溝18の隅部には応力集中をきたし、特に
最も大きな曲げを受ける摺動面4´付近にあっては顕著
であり、ジャーナル2の剛性に問題を生じる。また、周
段溝18によるジャーナル2の不均衡さは僅かなもので
、ジャーナル2自体に一種の偏心重量部として作用させ
るという点に関しては示唆されていない。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、上述した芯ズレを防止しつつジャ
ーナルを一種の偏心重量部として作用させると共に、ジ
ャーナルの剛性に問題を生じさせることなく摺動面の油
保持性を改善する内燃機関のバランスシャフトを提供し
ようとするものである。
してなされたもので、上述した芯ズレを防止しつつジャ
ーナルを一種の偏心重量部として作用させると共に、ジ
ャーナルの剛性に問題を生じさせることなく摺動面の油
保持性を改善する内燃機関のバランスシャフトを提供し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、軸心
周りに摺動面で回転可能に軸支されるジャーナルと、該
ジャーナルから軸心方向に沿って延び、軸心から一側に
偏心した部分に形成される偏心重量部とを少なくとも備
え、軸心周りに回転して内燃機関の振動を低減するバラ
ンスシャフトにおいて、前記ジャーナルの他側を貫き、
他側の前記摺動面に少なくとも2つの開口部を有する貫
通孔を、偏心重量部による最大荷重が加わる前記摺動面
の反対側付近の摺動面を残して形成した。
周りに摺動面で回転可能に軸支されるジャーナルと、該
ジャーナルから軸心方向に沿って延び、軸心から一側に
偏心した部分に形成される偏心重量部とを少なくとも備
え、軸心周りに回転して内燃機関の振動を低減するバラ
ンスシャフトにおいて、前記ジャーナルの他側を貫き、
他側の前記摺動面に少なくとも2つの開口部を有する貫
通孔を、偏心重量部による最大荷重が加わる前記摺動面
の反対側付近の摺動面を残して形成した。
【0012】また、上記貫通孔に軽量部材を装填すると
共に、貫通孔の開口部とこの開口部を臨む前記軽量部材
の端面とで、溝状の油溜まりを形成してもよい。
共に、貫通孔の開口部とこの開口部を臨む前記軽量部材
の端面とで、溝状の油溜まりを形成してもよい。
【0013】
【作用】上記構成により、摺動面に開口部を有する貫通
孔は、摺動面の油保持性を向上させると同時に、ジャー
ナル自体を不均衡な構造とするため、ジャーナルを一種
の偏心重量部として作用させることにより、従来のバラ
ンスシャフトとしての機能を維持しつつ、偏心重量部の
径あるいは長さ等を小さくすることができる。
孔は、摺動面の油保持性を向上させると同時に、ジャー
ナル自体を不均衡な構造とするため、ジャーナルを一種
の偏心重量部として作用させることにより、従来のバラ
ンスシャフトとしての機能を維持しつつ、偏心重量部の
径あるいは長さ等を小さくすることができる。
【0014】また、偏心重量部による最大荷重が加わる
摺動面の反対側の摺動面(大きな曲げが作用する摺動面
)を、上記一側の摺動面と同等に均一且つ十分に確保し
たので、このジャーナルは前述したよう偏心重量部に基
づいて大きな曲げを受けながら高速で回転しても、ジャ
ーナルの軸心はこのジャーナルを軸支する軸受に対して
、いわゆる芯ズレを起こしにくく、摺動面の変形の抑制
、摺動面の摺動抵抗の低減が可能である。
摺動面の反対側の摺動面(大きな曲げが作用する摺動面
)を、上記一側の摺動面と同等に均一且つ十分に確保し
たので、このジャーナルは前述したよう偏心重量部に基
づいて大きな曲げを受けながら高速で回転しても、ジャ
ーナルの軸心はこのジャーナルを軸支する軸受に対して
、いわゆる芯ズレを起こしにくく、摺動面の変形の抑制
、摺動面の摺動抵抗の低減が可能である。
【0015】また、貫通孔に軽量部材を装填し、貫通孔
の開口部に溝状の油溜まりを形成することにより、潤滑
油は摺動面に対し確実に保持され、ジャーナルの焼き付
きや摺動面の異常な温度上昇をより効果的に防止するこ
とができる。
の開口部に溝状の油溜まりを形成することにより、潤滑
油は摺動面に対し確実に保持され、ジャーナルの焼き付
きや摺動面の異常な温度上昇をより効果的に防止するこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0017】図1は本発明の第1実施例で、バランスシ
ャフト1が、図示を省略したクランクシャフトと平行に
配設され、図示を省略したエンジンブロックに設けられ
た軸受に回転可能に軸支されている様子を表している。
ャフト1が、図示を省略したクランクシャフトと平行に
配設され、図示を省略したエンジンブロックに設けられ
た軸受に回転可能に軸支されている様子を表している。
【0018】バランスシャフト1には、軸受メタル7を
介して軸受8に回転可能に支持されるジャーナル2が設
けられ、ジャーナル2の軸心方向両側で、ジャーナル2
の軸心Lから一側に偏心した部分に、このジャーナル2
から軸心方向に沿って延びる偏心重量部3、3を有し、
一方はその先端を自由端とし、他方は連結部6を介して
後述する副ジャーナル5に連結されている。また、偏心
重量部3、3は、図1のA−A断面を示した図2から明
らかなように、その断面形状はかまぼこ型を呈している
。ここで、ジャーナルとは、軸が軸受で支持される部分
をいい、ジャーナルの摺動面とは、前記軸受と接触して
いる面をいう。
介して軸受8に回転可能に支持されるジャーナル2が設
けられ、ジャーナル2の軸心方向両側で、ジャーナル2
の軸心Lから一側に偏心した部分に、このジャーナル2
から軸心方向に沿って延びる偏心重量部3、3を有し、
一方はその先端を自由端とし、他方は連結部6を介して
後述する副ジャーナル5に連結されている。また、偏心
重量部3、3は、図1のA−A断面を示した図2から明
らかなように、その断面形状はかまぼこ型を呈している
。ここで、ジャーナルとは、軸が軸受で支持される部分
をいい、ジャーナルの摺動面とは、前記軸受と接触して
いる面をいう。
【0019】一方、ジャーナル2の前記一側に対する他
側には、摺動面4aに開口部9aを有する貫通孔9が形
成され、この貫通孔9の断面形状は図において縦長な略
楕円形であり、偏心重量部3による最大荷重が加わる摺
動面の反対側付近の摺動面4´を残して開口している。 なお、本実施例では貫通孔9は、ジャーナル2の軸心L
と偏心重量部3による最大荷重が加わる摺動面とを結ぶ
延長線に対しほぼ直角に形成されている。
側には、摺動面4aに開口部9aを有する貫通孔9が形
成され、この貫通孔9の断面形状は図において縦長な略
楕円形であり、偏心重量部3による最大荷重が加わる摺
動面の反対側付近の摺動面4´を残して開口している。 なお、本実施例では貫通孔9は、ジャーナル2の軸心L
と偏心重量部3による最大荷重が加わる摺動面とを結ぶ
延長線に対しほぼ直角に形成されている。
【0020】バランスシャフト1の一端には、ジャーナ
ル2と同一軸心に持つ副ジャーナル5が形成され、軸受
8に軸受メタル7を介して回転可能に支持されている。 また、図示は省略したが、副ジャーナル5に対し、ジャ
ーナル2側の反対側には、クランクシャフトの回転力を
受ける駆動歯車等が形成されている。
ル2と同一軸心に持つ副ジャーナル5が形成され、軸受
8に軸受メタル7を介して回転可能に支持されている。 また、図示は省略したが、副ジャーナル5に対し、ジャ
ーナル2側の反対側には、クランクシャフトの回転力を
受ける駆動歯車等が形成されている。
【0021】さらに、軸受8及び軸受メタル7内には、
給油路10が形成され、図示を省略した所定の給油源と
連通している。
給油路10が形成され、図示を省略した所定の給油源と
連通している。
【0022】このような構成に基づき、次に作用を説明
する。
する。
【0023】いま、この内燃機関を始動すると、上記バ
ランスシャフト1は、クランクシャフトに連動して回転
(例えば直列4気筒エンジンにあってはクランクシャフ
トの2倍の回転速度)し、振動や騒音の原因となる、往
復質量による慣性力やクランクシャフトの回転不釣合力
を消去する。
ランスシャフト1は、クランクシャフトに連動して回転
(例えば直列4気筒エンジンにあってはクランクシャフ
トの2倍の回転速度)し、振動や騒音の原因となる、往
復質量による慣性力やクランクシャフトの回転不釣合力
を消去する。
【0024】一方、他側に形成された貫通孔9は、ジャ
ーナル2自体を不均衡な構造とするため、このジャーナ
ル2を一種の偏心重量部として作用させることにより、
偏心重量部の径あるいは長さを大きくして所定の偏心重
量を確保せずとも、従来のバランスシャフトとしての機
能を維持しつつ、偏心重量部の径あるいは長さ等を小さ
くすることができる。
ーナル2自体を不均衡な構造とするため、このジャーナ
ル2を一種の偏心重量部として作用させることにより、
偏心重量部の径あるいは長さを大きくして所定の偏心重
量を確保せずとも、従来のバランスシャフトとしての機
能を維持しつつ、偏心重量部の径あるいは長さ等を小さ
くすることができる。
【0025】また、最も大きな曲げが作用する摺動面4
´が、一側の摺動面4bと同等に均一且つ十分に確保さ
れているので、前述したよう偏心重量部3に基づいて大
きな曲げを受けながら高速で回転しても、ジャーナル2
の軸心はこのジャーナル2を軸支する軸受8に対し芯ズ
レを起こしにくくなり、摺動面4の変形を抑えることが
できる。特に、本実施例のような偏心重量部3の一端が
自由端であるものについては顕著である。
´が、一側の摺動面4bと同等に均一且つ十分に確保さ
れているので、前述したよう偏心重量部3に基づいて大
きな曲げを受けながら高速で回転しても、ジャーナル2
の軸心はこのジャーナル2を軸支する軸受8に対し芯ズ
レを起こしにくくなり、摺動面4の変形を抑えることが
できる。特に、本実施例のような偏心重量部3の一端が
自由端であるものについては顕著である。
【0026】さらに、ジャーナル2の摺動面4には、給
油路10を介し給油源から潤滑油が導かれ、貫通孔9内
に所定量の潤滑油が確保されるので、摺動面4の油保持
性が向上し、良好な潤滑状態が得られる。
油路10を介し給油源から潤滑油が導かれ、貫通孔9内
に所定量の潤滑油が確保されるので、摺動面4の油保持
性が向上し、良好な潤滑状態が得られる。
【0027】また、本実施例では、ジャーナル2の他側
の重量をより軽減し、ジャーナル2自体をより不均衡な
構造とするために、貫通孔9の断面形状を縦長な略楕円
形としたが、その断面は円形状であってもよく、この場
合、上記同様の作用が得られると共に、孔の加工性が格
段に向上する。
の重量をより軽減し、ジャーナル2自体をより不均衡な
構造とするために、貫通孔9の断面形状を縦長な略楕円
形としたが、その断面は円形状であってもよく、この場
合、上記同様の作用が得られると共に、孔の加工性が格
段に向上する。
【0028】図3に第2実施例を示す。図3は、図1に
おけるA−A断面図に相当する。
おけるA−A断面図に相当する。
【0029】第1実施例の貫通孔9に、樹脂や軽合金等
の軽量部材12を装填したもので、貫通孔9の開口部9
aを臨む軽量部材の端面12´は、摺動面4aの形状に
ほぼ沿ったものである。このようにして、貫通孔9の開
口部9aとこの開口部9aを臨む前記軽量部材の端面1
2´とで、摺動面4aにほぼ沿った溝状の油溜まり11
を形成している。他の構成は第1実施例に準じ、同じ番
号を付してその説明を省略する。ここで、貫通孔9に装
填されるのは、軽量部材であるのでジャーナル2は不均
衡な構造である。
の軽量部材12を装填したもので、貫通孔9の開口部9
aを臨む軽量部材の端面12´は、摺動面4aの形状に
ほぼ沿ったものである。このようにして、貫通孔9の開
口部9aとこの開口部9aを臨む前記軽量部材の端面1
2´とで、摺動面4aにほぼ沿った溝状の油溜まり11
を形成している。他の構成は第1実施例に準じ、同じ番
号を付してその説明を省略する。ここで、貫通孔9に装
填されるのは、軽量部材であるのでジャーナル2は不均
衡な構造である。
【0030】このように、上記貫通孔9に軽量部材12
を装填することによりジャーナル2の剛性が高まると同
時に、上記溝状の油溜まり11は、摺動面4aに沿って
形成されているので、潤滑油は摺動面に対し確実に保持
され、給油路10と貫通孔9とが一致した時とそうでな
い時との、給油源から導かれる潤滑油の圧力変動も低減
する。
を装填することによりジャーナル2の剛性が高まると同
時に、上記溝状の油溜まり11は、摺動面4aに沿って
形成されているので、潤滑油は摺動面に対し確実に保持
され、給油路10と貫通孔9とが一致した時とそうでな
い時との、給油源から導かれる潤滑油の圧力変動も低減
する。
【0031】また、さらにジャーナル2自体を不均衡な
構造とするために、図4に示したように、上記軽量部材
12の内部は空洞であってもよい。
構造とするために、図4に示したように、上記軽量部材
12の内部は空洞であってもよい。
【0032】図5及び図6に第3実施例を示す。図6は
、図1に相当するジャーナル2付近の部分図で、図5は
、図6のB−B断面図である。
、図1に相当するジャーナル2付近の部分図で、図5は
、図6のB−B断面図である。
【0033】軽量部材12aは、第2実施例における軽
量部材12に、離脱防止爪13を図において左右両側に
設けたものである。また、貫通孔9´の端部には、この
軽量部材12aが装填された際、離脱防止爪13が固定
されるように、凹部14が形成されている。このことに
より、高速で回転するバランスシャフト1から軽量部材
12aが離脱することを防止している。なお、この場合
、軽量部材12aは、弾性体であることがその装着性に
は望ましい。
量部材12に、離脱防止爪13を図において左右両側に
設けたものである。また、貫通孔9´の端部には、この
軽量部材12aが装填された際、離脱防止爪13が固定
されるように、凹部14が形成されている。このことに
より、高速で回転するバランスシャフト1から軽量部材
12aが離脱することを防止している。なお、この場合
、軽量部材12aは、弾性体であることがその装着性に
は望ましい。
【0034】図7に第4実施例を示す。図7は、図1の
A−A断面図に相当する。
A−A断面図に相当する。
【0035】上記貫通孔9に蓋15を溶接又はかしめ等
により固定し、貫通孔9の開口部と蓋15とで、摺動面
4aにほぼ沿った溝状の油溜まり11´を形成し、また
、蓋15の外周には、貫通孔9に確実に固定されるよう
にフランジ部15´が形成されている。他の構成は、第
1実施例に準じ、同じ番号を付してその説明を省略する
。
により固定し、貫通孔9の開口部と蓋15とで、摺動面
4aにほぼ沿った溝状の油溜まり11´を形成し、また
、蓋15の外周には、貫通孔9に確実に固定されるよう
にフランジ部15´が形成されている。他の構成は、第
1実施例に準じ、同じ番号を付してその説明を省略する
。
【0036】本実施例における溝状の油溜まり11´の
作用は、第2実施例の溝11と同様ですでに説明したの
で、その説明は省略する。一方、蓋15はジャーナル2
の剛性を高める他、これら蓋15で挟まれる貫通孔9の
内部を空洞とするため、ジャーナル2自体は不均衡な構
造となる。
作用は、第2実施例の溝11と同様ですでに説明したの
で、その説明は省略する。一方、蓋15はジャーナル2
の剛性を高める他、これら蓋15で挟まれる貫通孔9の
内部を空洞とするため、ジャーナル2自体は不均衡な構
造となる。
【0037】なお、本発明は、従来の技術で図10に示
したバランスシャフトのように、ジャーナル2と同一軸
心の円筒部16を介して偏心重量部3が形成されている
ものに対しても適用可能であり、この場合、円筒部16
と偏心重量部3とで前記実施例における偏心重量部を構
成する。
したバランスシャフトのように、ジャーナル2と同一軸
心の円筒部16を介して偏心重量部3が形成されている
ものに対しても適用可能であり、この場合、円筒部16
と偏心重量部3とで前記実施例における偏心重量部を構
成する。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ジャーナルの他側を貫き、他
側の摺動面に少なくとも2つの開口部を有する貫通孔を
、偏心重量部による最大荷重が加わる摺動面の反対側付
近の摺動面を残して形成するという簡単な構成により、
摺動面の油保持性が向上し、同時に、ジャーナルの焼き
付きや摺動面の異常な温度上昇を防止できる。一方、ジ
ャーナル自体を一種の偏心重量部として作用させること
により、従来のバランスシャフトとしての機能を維持し
つつ、バランスシャフト全体として小型化・軽量化を可
能とする。また、前記反対側付近の摺動面を、偏心重量
部を有する一側と同等に均一且つ十分に確保したので、
ジャーナルが偏心重量部の遠心力に基づく不均衡な荷重
によって大きな曲げを受けながら高速回転しても、ジャ
ーナルの軸心はこのジャーナルを軸支する軸受に対し芯
ズレを起こしにくく、摺動面の変形を抑制できるので、
摺動抵抗の増加やジャーナルの焼き付き、ジャーナル内
の応力集中等を防止することができる。
側の摺動面に少なくとも2つの開口部を有する貫通孔を
、偏心重量部による最大荷重が加わる摺動面の反対側付
近の摺動面を残して形成するという簡単な構成により、
摺動面の油保持性が向上し、同時に、ジャーナルの焼き
付きや摺動面の異常な温度上昇を防止できる。一方、ジ
ャーナル自体を一種の偏心重量部として作用させること
により、従来のバランスシャフトとしての機能を維持し
つつ、バランスシャフト全体として小型化・軽量化を可
能とする。また、前記反対側付近の摺動面を、偏心重量
部を有する一側と同等に均一且つ十分に確保したので、
ジャーナルが偏心重量部の遠心力に基づく不均衡な荷重
によって大きな曲げを受けながら高速回転しても、ジャ
ーナルの軸心はこのジャーナルを軸支する軸受に対し芯
ズレを起こしにくく、摺動面の変形を抑制できるので、
摺動抵抗の増加やジャーナルの焼き付き、ジャーナル内
の応力集中等を防止することができる。
【0039】また、上記貫通孔に軽量部材を装填すると
共に、貫通孔の開口部とこの開口部を臨む前記軽量部材
の端面とで、溝状の油溜まりを形成することにより、摺
動面に対する油保持性が確実に向上し、摺動面の異常な
温度上昇を効果的に抑制できる。同時にジャーナルの剛
性も高まるので、摺動面の変形が抑制され、摺動抵抗の
増加やジャーナルの焼き付き等を防止できる。
共に、貫通孔の開口部とこの開口部を臨む前記軽量部材
の端面とで、溝状の油溜まりを形成することにより、摺
動面に対する油保持性が確実に向上し、摺動面の異常な
温度上昇を効果的に抑制できる。同時にジャーナルの剛
性も高まるので、摺動面の変形が抑制され、摺動抵抗の
増加やジャーナルの焼き付き等を防止できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図で、図1のA−A
断面図に相当する。
断面図に相当する。
【図4】本発明の第2実施例を示す図で、図1のA−A
断面図に相当する。
断面図に相当する。
【図5】本発明の第3実施例を示す図で、図6のB−B
断面図に相当する。
断面図に相当する。
【図6】本発明の第3実施例を示す図で、図1のジャー
ナル付近の部分図に相当する。
ナル付近の部分図に相当する。
【図7】本発明の第4実施例を示す図で、図1のA−A
断面図に相当する。
断面図に相当する。
【図8】従来のバランスシャフトを示す側面図である。
【図9】図8のバランスシャフトが撓む状態を示す側面
図である。
図である。
【図10】従来のバランスシャフトを示す側面図である
。
。
【図11】図10のC−C矢視断面図である。
【図12】従来のバランスシャフトを示す図である。
1 バランスシャフト
2 ジャーナル
3 偏心重量部
4 摺動面
4a 他側の摺動面
4b 一側の摺動面
4´ 反対側付近の摺動面
9 貫通孔
9a 開口部
11 油溜まり
12 軽量部材
12´軽量部材の端面
Claims (2)
- 【請求項1】軸心周りに摺動面で回転可能に軸支される
ジャーナルと、該ジャーナルから軸心方向に沿って延び
、軸心から一側に偏心した部分に形成される偏心重量部
とを少なくとも備え、軸心周りに回転して内燃機関の振
動を低減するバランスシャフトにおいて、前記ジャーナ
ルの他側を貫き、他側の前記摺動面に少なくとも2つの
開口部を有する貫通孔を、偏心重量部による最大荷重が
加わる前記摺動面の反対側付近の摺動面を残して形成し
たことを特徴とする内燃機関のバランスシャフト。 - 【請求項2】上記貫通孔に軽量部材を装填すると共に、
貫通孔の開口部とこの開口部を臨む前記軽量部材の端面
とで、溝状の油溜まりを形成する請求項1記載の内燃機
関のバランスシャフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12151991A JPH04351347A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 内燃機関のバランスシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12151991A JPH04351347A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 内燃機関のバランスシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04351347A true JPH04351347A (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=14813231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12151991A Pending JPH04351347A (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 内燃機関のバランスシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04351347A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100461140B1 (ko) * | 2002-10-04 | 2004-12-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 밸런스 샤프트 어셈블리 구조 |
| JP2012057747A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Nsk Ltd | バランサーシャフト |
| CN103133598A (zh) * | 2011-12-01 | 2013-06-05 | 马勒国际有限公司 | 平衡轴 |
| DE102017112895B4 (de) | 2017-06-12 | 2022-09-29 | Hirschvogel Umformtechnik Gmbh | Ausgleichswelle und Ausgleichswellenbaugruppe |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP12151991A patent/JPH04351347A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100461140B1 (ko) * | 2002-10-04 | 2004-12-14 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 밸런스 샤프트 어셈블리 구조 |
| JP2012057747A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Nsk Ltd | バランサーシャフト |
| CN103133598A (zh) * | 2011-12-01 | 2013-06-05 | 马勒国际有限公司 | 平衡轴 |
| JP2013117309A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Mahle Internatl Gmbh | バランサシャフト、および燃焼機関 |
| DE102017112895B4 (de) | 2017-06-12 | 2022-09-29 | Hirschvogel Umformtechnik Gmbh | Ausgleichswelle und Ausgleichswellenbaugruppe |
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