JPH0435135B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435135B2 JPH0435135B2 JP1141253A JP14125389A JPH0435135B2 JP H0435135 B2 JPH0435135 B2 JP H0435135B2 JP 1141253 A JP1141253 A JP 1141253A JP 14125389 A JP14125389 A JP 14125389A JP H0435135 B2 JPH0435135 B2 JP H0435135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- flounder
- fish
- broodstock
- eggs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
- Y02A40/818—Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は種苗生産を目的として飼育するヒラメ
親魚を対象としたヒラメ親魚用飼料に関するもの
である。 〔従来の技術〕 従来、ヒラメの種苗生産においては、3〜4年
を経た多数の育成魚の中から成長の良い大型サイ
ズの親魚候補を選んで育成し、更にこの中から親
魚にする魚を選んで産卵させて来た。これらヒラ
メ親魚の育成においては餌料、温度、光量、内分
泌制御、ストレス制御、群構造等種々の要素がか
らむものであるが、自然産卵による採卵が可能と
なつていることから、良質な卵すなわち総採卵
量、浮上卵率、受精率、孵化率等が優れ、形態異
常のない卵を大量に採るための重要な課題の一つ
はヒラメ親魚に給餌する飼料の内容および形態で
あるとされている。 そして、ヒラメ親魚の育成において給餌する飼
料としては従来アジ、イワシ、サバ、イカナゴ等
の生鮮魚あるいは冷凍魚をミンチにしたものや細
断したもの、またはミンチ肉に粉末の配合飼料を
加えて造粒したモイスト飼料等を用い、更に各種
ビタミン特にビタミンEやミネラル類を強化した
飼料を用いて来たが、満足できるような良質な卵
を大量に採るに至つていない状況にある。 一方、魚類の飼料におけるリン脂質の使用とし
ては、人工配合飼料にリン脂質を添加したアユの
稚仔魚用飼料が知られ(特公昭61−27030号)、ま
た人工配合飼料に3〜9%リン脂質を添加したヒ
ラメの稚仔魚用飼料(特公昭61−43977号)が知
られているが、これらはいずれも孵化後の稚仔魚
を対象とした飼料であり、稚仔魚の成長が良く奇
形などの発生が少なく、生存率の高い稚仔魚を得
ることを目的としているものであり、親魚用飼料
についての報告は従来何もない。 〔発明が解決しようとする課題〕 ヒラメの種苗生産に用いる親魚は使用できるま
で長い養成期間がかかり、日々の飼育管理に携わ
る労力も大きい。供与する餌料も生鮮魚や冷凍魚
をミンチし、これにビタミンやミネラルの混合物
を秤量し添加しなければならない。従つて、浮上
卵率、受精率、孵化率が高い良質な卵、しかも形
態異常のない卵を親魚1個体当たり少しでも多く
採卵できることが望まれている。 本発明はこれらの難点をヒラメ親魚に与える飼
料の面より解決しようとするものである。 すなわち、上記したようにヒラメの稚仔魚用飼
料にリン脂質を3〜9%添加することは公知のこ
とであるが、ヒラメ親魚用飼料にリン脂質を混入
してヒラメ親魚を育成すると、驚くべきことに良
質な卵すなわち総採卵量、浮上卵率、受精率、孵
化率等が優れ、形態異常のない卵を大量に採るこ
とができることが本発明者らにより初めて見出さ
れたのである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上記した発見に基づいてなされたも
のであつて、本発明は粉体飼料中にリン脂質を5
〜20%混入したことを特徴とするヒラメ親魚用飼
料である。 本発明で用いるリン脂質は生物を構成する細胞
の種々の膜系を構成する主要な脂質であり、例え
ば、卵黄や大豆などに含まれている。本発明にお
いて使用するリン脂質としては、グリセロリン脂
質、スフインゴリン脂質のいずれも用いられるが
通称レシチンといわれるリ脂質すなわち卵黄レシ
チン、大豆リシチン等が特に好適なものとして使
用される。 これらリシチンはペースト状のものでもよく、
またこれらを噴霧乾燥などにより粉末化した粉末
状レシチンでもよい。 リン脂質を混入するヒラメ親魚用飼料としては
粉末状の配合飼料でもよく、また小麦グルテン、
CMC、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸
ナトリウム、グアーガム、アルフアー澱粉などの
粘結剤を配合したモイスト用粉末飼料でもよい。
また、これら飼料は水あるいはアジ、イワシ、サ
バ、イカナゴ、エビ、イカ等の生餌を混合して造
粒したモイストペレツト飼料とするものである。 次にヒラメ親魚用飼料に上記リン脂質を混入す
る添加量は、使用する原料、モイスト用粉末飼料
と生餌との配合割合等により任意に選択すること
ができるが、余り少ないとヒラメ親魚より良好な
卵を採取するまでに到らず、また多すぎてもそれ
ほどの効果が期待できないうえ油分による水質の
汚れなどをまねくのでモイスト用粉末飼料中にリ
ン脂質を5〜20%程度の混入量範囲とするのが好
ましい。また、生餌を混合してモイストペレツト
を造粒したヒラメ親魚用飼料モイストペレツト中
にはリン脂質2.5〜3.5%程度混入させるようにす
るのが望ましい。 リン脂質のヒラメ親魚用飼料への混入手段とし
ては、粉末状のヒラメ親魚用飼料あるいはモイス
ト用粉末飼料の製造の適当な工程で添加すればよ
い。また添加方法の変形としてモイストペレツト
飼料の調餌の際に添加することも可能である。 〔実施例〕 魚粉55%、小麦粉24%、米糠油粕10%、大豆油
粕3%、コーングルテンミール2%、ミネラル類
3%、ビタンミン類2%、粘結剤1%からなる海
産魚用モイスト用粉末飼料に粉末状の大豆レシチ
ン(レシチン含有70%)を14.3%添加し、粉末飼
料中にレシチンが約10%となるようにした。 次に、生餌であるアジ2部、イカ1部、エビ1
部をミートチヨツパーでミンチにし、上記モイス
ト用粉末飼料2部と市販の海産魚用ビタミン強化
飼料(日本農産工業製マリンメイト)0.2部と市
販の魚用総合ビタミン剤1部とを混合し、モイス
トペレツターにより6mm径のヒラメ親魚用モイス
トペレツト飼料を得た。 また、対照飼料として上記の海産魚用モイスト
用粉末飼料にレシチンを添加しないこと以外は上
記ヒラメ親魚用モイスペレツト飼料と同様にして
レシチン無添加の対照飼料を得た。 次に、1魚平均2421gのヒラメ親魚(4年魚)
56尾を28尾づつ(雌16尾、雄12尾)2区に分け、
直径8m、深さ2m、実水量60m2の水槽にて飼育
し、上記飼料を給餌して約3ケ月間産卵試験に供
した。水は濾過した海水を使用し給餌量は0.3〜
1.5Kg/日とした。 試験開始40日後、48日後および59日後における
ヒラメ親魚からの採卵結果は第1表の通りであ
る。
親魚を対象としたヒラメ親魚用飼料に関するもの
である。 〔従来の技術〕 従来、ヒラメの種苗生産においては、3〜4年
を経た多数の育成魚の中から成長の良い大型サイ
ズの親魚候補を選んで育成し、更にこの中から親
魚にする魚を選んで産卵させて来た。これらヒラ
メ親魚の育成においては餌料、温度、光量、内分
泌制御、ストレス制御、群構造等種々の要素がか
らむものであるが、自然産卵による採卵が可能と
なつていることから、良質な卵すなわち総採卵
量、浮上卵率、受精率、孵化率等が優れ、形態異
常のない卵を大量に採るための重要な課題の一つ
はヒラメ親魚に給餌する飼料の内容および形態で
あるとされている。 そして、ヒラメ親魚の育成において給餌する飼
料としては従来アジ、イワシ、サバ、イカナゴ等
の生鮮魚あるいは冷凍魚をミンチにしたものや細
断したもの、またはミンチ肉に粉末の配合飼料を
加えて造粒したモイスト飼料等を用い、更に各種
ビタミン特にビタミンEやミネラル類を強化した
飼料を用いて来たが、満足できるような良質な卵
を大量に採るに至つていない状況にある。 一方、魚類の飼料におけるリン脂質の使用とし
ては、人工配合飼料にリン脂質を添加したアユの
稚仔魚用飼料が知られ(特公昭61−27030号)、ま
た人工配合飼料に3〜9%リン脂質を添加したヒ
ラメの稚仔魚用飼料(特公昭61−43977号)が知
られているが、これらはいずれも孵化後の稚仔魚
を対象とした飼料であり、稚仔魚の成長が良く奇
形などの発生が少なく、生存率の高い稚仔魚を得
ることを目的としているものであり、親魚用飼料
についての報告は従来何もない。 〔発明が解決しようとする課題〕 ヒラメの種苗生産に用いる親魚は使用できるま
で長い養成期間がかかり、日々の飼育管理に携わ
る労力も大きい。供与する餌料も生鮮魚や冷凍魚
をミンチし、これにビタミンやミネラルの混合物
を秤量し添加しなければならない。従つて、浮上
卵率、受精率、孵化率が高い良質な卵、しかも形
態異常のない卵を親魚1個体当たり少しでも多く
採卵できることが望まれている。 本発明はこれらの難点をヒラメ親魚に与える飼
料の面より解決しようとするものである。 すなわち、上記したようにヒラメの稚仔魚用飼
料にリン脂質を3〜9%添加することは公知のこ
とであるが、ヒラメ親魚用飼料にリン脂質を混入
してヒラメ親魚を育成すると、驚くべきことに良
質な卵すなわち総採卵量、浮上卵率、受精率、孵
化率等が優れ、形態異常のない卵を大量に採るこ
とができることが本発明者らにより初めて見出さ
れたのである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上記した発見に基づいてなされたも
のであつて、本発明は粉体飼料中にリン脂質を5
〜20%混入したことを特徴とするヒラメ親魚用飼
料である。 本発明で用いるリン脂質は生物を構成する細胞
の種々の膜系を構成する主要な脂質であり、例え
ば、卵黄や大豆などに含まれている。本発明にお
いて使用するリン脂質としては、グリセロリン脂
質、スフインゴリン脂質のいずれも用いられるが
通称レシチンといわれるリ脂質すなわち卵黄レシ
チン、大豆リシチン等が特に好適なものとして使
用される。 これらリシチンはペースト状のものでもよく、
またこれらを噴霧乾燥などにより粉末化した粉末
状レシチンでもよい。 リン脂質を混入するヒラメ親魚用飼料としては
粉末状の配合飼料でもよく、また小麦グルテン、
CMC、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸
ナトリウム、グアーガム、アルフアー澱粉などの
粘結剤を配合したモイスト用粉末飼料でもよい。
また、これら飼料は水あるいはアジ、イワシ、サ
バ、イカナゴ、エビ、イカ等の生餌を混合して造
粒したモイストペレツト飼料とするものである。 次にヒラメ親魚用飼料に上記リン脂質を混入す
る添加量は、使用する原料、モイスト用粉末飼料
と生餌との配合割合等により任意に選択すること
ができるが、余り少ないとヒラメ親魚より良好な
卵を採取するまでに到らず、また多すぎてもそれ
ほどの効果が期待できないうえ油分による水質の
汚れなどをまねくのでモイスト用粉末飼料中にリ
ン脂質を5〜20%程度の混入量範囲とするのが好
ましい。また、生餌を混合してモイストペレツト
を造粒したヒラメ親魚用飼料モイストペレツト中
にはリン脂質2.5〜3.5%程度混入させるようにす
るのが望ましい。 リン脂質のヒラメ親魚用飼料への混入手段とし
ては、粉末状のヒラメ親魚用飼料あるいはモイス
ト用粉末飼料の製造の適当な工程で添加すればよ
い。また添加方法の変形としてモイストペレツト
飼料の調餌の際に添加することも可能である。 〔実施例〕 魚粉55%、小麦粉24%、米糠油粕10%、大豆油
粕3%、コーングルテンミール2%、ミネラル類
3%、ビタンミン類2%、粘結剤1%からなる海
産魚用モイスト用粉末飼料に粉末状の大豆レシチ
ン(レシチン含有70%)を14.3%添加し、粉末飼
料中にレシチンが約10%となるようにした。 次に、生餌であるアジ2部、イカ1部、エビ1
部をミートチヨツパーでミンチにし、上記モイス
ト用粉末飼料2部と市販の海産魚用ビタミン強化
飼料(日本農産工業製マリンメイト)0.2部と市
販の魚用総合ビタミン剤1部とを混合し、モイス
トペレツターにより6mm径のヒラメ親魚用モイス
トペレツト飼料を得た。 また、対照飼料として上記の海産魚用モイスト
用粉末飼料にレシチンを添加しないこと以外は上
記ヒラメ親魚用モイスペレツト飼料と同様にして
レシチン無添加の対照飼料を得た。 次に、1魚平均2421gのヒラメ親魚(4年魚)
56尾を28尾づつ(雌16尾、雄12尾)2区に分け、
直径8m、深さ2m、実水量60m2の水槽にて飼育
し、上記飼料を給餌して約3ケ月間産卵試験に供
した。水は濾過した海水を使用し給餌量は0.3〜
1.5Kg/日とした。 試験開始40日後、48日後および59日後における
ヒラメ親魚からの採卵結果は第1表の通りであ
る。
本発明のヒラメ親魚用飼料を種苗生産における
ヒラメ親魚に給餌すると、総採卵量、浮上卵率、
受精率、孵化率等が優れ、形態異常のない良質な
卵を大量に採ることができるなどの効果がある。 また、モイストペレツト用の場合リン脂質の混
入により、ビタミン類等通常は海水中に溶出しや
すい物質も飼料中に残り、ロスが少ないなどの効
果もあり、かつ飼育水の汚れも少ないので飼育中
の親魚にも好ましい結果をもたらすなどの効果も
ある。
ヒラメ親魚に給餌すると、総採卵量、浮上卵率、
受精率、孵化率等が優れ、形態異常のない良質な
卵を大量に採ることができるなどの効果がある。 また、モイストペレツト用の場合リン脂質の混
入により、ビタミン類等通常は海水中に溶出しや
すい物質も飼料中に残り、ロスが少ないなどの効
果もあり、かつ飼育水の汚れも少ないので飼育中
の親魚にも好ましい結果をもたらすなどの効果も
ある。
Claims (1)
- 1 粉体飼料中にリン脂質を5〜20%混入したこ
とを特徴とするヒラメ親魚用飼料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141253A JPH037546A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | ヒラメ親魚用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141253A JPH037546A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | ヒラメ親魚用飼料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH037546A JPH037546A (ja) | 1991-01-14 |
| JPH0435135B2 true JPH0435135B2 (ja) | 1992-06-10 |
Family
ID=15287624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1141253A Granted JPH037546A (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | ヒラメ親魚用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH037546A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NO308764B1 (no) * | 1998-10-28 | 2000-10-30 | Ewos Innovation As | Sammensatt, partikkelformig fôr for larver eller yngel av fisk og andre marine organismer, samt fremgangsmåte for fremstilling derav |
| FR2793114B1 (fr) * | 1999-04-21 | 2002-11-29 | Agronomique Inst Nat Rech | Aliment complet pour larves de poissons et procede pour sa preparation |
| US20090041888A1 (en) * | 2005-02-11 | 2009-02-12 | Southern Illinois University | Use of formulated diets providing improved digestion in fish |
| JP5756066B2 (ja) * | 2012-08-03 | 2015-07-29 | 植田製油株式会社 | 摂餌促進組成物およびそれを含有する飼料 |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP1141253A patent/JPH037546A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH037546A (ja) | 1991-01-14 |
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