JPH04352087A - 駆動システムに使用するトルク制限機構 - Google Patents

駆動システムに使用するトルク制限機構

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JPH04352087A
JPH04352087A JP3325092A JP32509291A JPH04352087A JP H04352087 A JPH04352087 A JP H04352087A JP 3325092 A JP3325092 A JP 3325092A JP 32509291 A JP32509291 A JP 32509291A JP H04352087 A JPH04352087 A JP H04352087A
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JP
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driving
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torque
driven
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JP3325092A
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Kenneth A Nicoll
ケニス アンドリュー ニコル
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NCR Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駆動システムに使用する
トルク制限機構に関する。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は複数の容器内に保持され
た用紙の束から用紙を取り出し、これを送出ステーショ
ンへ送るための用紙取り扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は例えば自動出納機(ATM)で
使用されている現金支払いユニットの駆動装置に適用で
きる。自動出納機では紙幣支払いユニット内に装架され
た一以上の札束カセットから紙幣を引き出す紙幣取り出
し装置が設けられている。良く知られているように、自
動出納機では使用者が顧客身分証明カードを機械に入れ
てから一定のデータ(例えば暗号、支払の必要な金銭額
、取引の形態等)を当該機械のキーボードを使って入力
する。すると機械は定められた手順として、その取引を
処理し、その取引に基づいて顧客の口座データを更新し
、一つ又はそれ以上の金銭カセットから引き出した金銭
を支払い、カードを顧客に返却する。
【0003】公知自動出納機の現金支払機はその一形態
として紙幣取り出し機構を含んでいる。この機構は金銭
カセットに隣接して配置された回転可能なピックアーム
を含む。このピックアームは、紙幣に吸引力を加えるこ
とにより、カセット内の紙幣の束の端にある紙幣の一部
分を引き出し、その引き出した部分をカセットから紙幣
取り出しのために用意された移送装置に係合させて紙幣
を取り出すようになっている。代表的な現金支払い行程
では、紙幣を束状に積め込む紙幣スタック装置へ移送機
構が複数の紙幣を一枚づつ送る行程が含まれている。束
にされた紙幣は次いで自動出納機利用者が取ることがで
きるように現金取り出しスロットと呼ばれる送出ステー
ションへ送られる。
【0004】紙幣取り出し機構においてはその機構の異
常動作により所謂「飲み込み現象(gulp feed
)」、すなわち取り出し機構の一サイクルにおいて単一
紙幣の代わりに複数の紙幣が誤ってカセットから取り出
される現象、がしばしば起こる。そのような異常は例え
ばカセットが正しく装填されていないとき、あるいはカ
セット内の紙幣押し出し機構が詰まったときに起こる。 臨界数以上の紙幣を巻き込む飲み込み現象が起こると、
紙幣移送装置を駆動している歯車は著しく大きな応力を
受け、一つ以上の歯車が故障を起こす。飲み込み現象の
ために唯一つの歯車しか故障しなかったとしても、当該
駆動システム内の他のすべての歯車が非常に大きな応力
を受けるのでさらに使用すると一層大きな故障を来たす
。従って一旦そのような飲み込み現象が起こると、公知
現金支払ユニットは再び信頼性ある取り出し機構の使用
ができるようにするために主要な歯車の交換が必要とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は構成が
簡単で、臨界数以上の紙幣を巻き込む飲み込み現象が生
じた場合に紙幣取り出し機に対する駆動を解除するのに
使用するに適した、トルク制限装置を与えることを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一お
よび第二回転部材のうちの一方の部材が他方の部材を駆
動し、かつ共通の回転軸線を有する該第一、第二回転部
材を含む駆動システム用トルク制限機構において、該第
一部材が、該被駆動部材に駆動トルクが加えられるよう
にすべく該第二部材内の凹所内に弾性的に係合するよう
にされているが該トルクが一定限度を超えたときは該駆
動部材を該被駆動部材に対して回転可能にすべく該凹所
から係合解除するようにされた第一部分を有する弾性部
材を含むことを特徴とするトルク制限機構が与えられる
【0007】添付の図面を参照して以下に本発明の一実
施例を説明する。
【0008】
【実施例】図1に示す現金支払ユニット10には、相互
に上下関係にあって二つの紙幣カセット14と関連づけ
られた二つの類似な取り出し機構12が含まれている。 紙幣カセット14は現金支払ユニット10の支持フレー
ム16内に脱着可能に装着されている。それぞれの紙幣
カセット14は紙幣18の束を収容するようになってお
り、その長辺がカセット14内に装着された水平な支持
板20上に支持される。二つのカセット14はそれぞれ
額面の異なった紙幣18を収納している。
【0009】図2を参照すると、各カセット14内の紙
幣18の束はばね仕掛けの押出し部材22(図1)によ
って、カセット14の前方(図1および図2で左手方向
)に装着された停止部材24(図2)に向けて付勢され
る。各カセット14の前方端には開口26(図2)が形
成され、この開口26はカセット14が現金支払ユニッ
ト10内に装着されていないときは在来のシャッター装
置(図示してなし)によって通常閉じられている。現金
支払ユニット10内の正しい作動位置にカセット14が
装着されていると、その関連のシャッター装置が自動的
に閉位置から後退して相応の取り出し機構12が開口2
6から紙幣18を引き出しできるようになる。各カセッ
ト14の支持板20の前方端にはブラシ28が設けられ
るが、これについてはさらに後述する。
【0010】各取り出し機構12は、支持フレーム16
の側壁32と側壁34の間に延び、かつこれら壁に対し
て回転できるように装着された管状部材30を含む。従
来のピックアーム36はそれぞれにゴムの吸着パッド3
8を含んでおり、各管状部材30上に固定されており、
各ピックアーム36は相応の管状部材30内部に通じて
いる。管状部材30の対応端は側壁34を超えて突出し
、それぞれの回転エルボ接続子40でそれぞれのゴム管
42に接続される。動作中、このゴム管42を介してそ
れぞれの管状部材30に負圧が印加される。
【0011】各管状部材30の側壁34を超えて延びる
部分には歯車部44が固定されており、歯車部44は、
ベルクランクレバー48の第一アームの歯切りされた端
部分46と協同すべく係合する。ベルクランクレバー4
8は側壁34の外側表面に固定された鋲50上に回転可
能に装着されている。各ベルクランクレバー48はばね
52によって、図2で見て反時計方向に回転するように
され、ばね52の両端はそれぞれ、側壁34およびベル
クランクレバー48の第二アームの端に装着される。鋲
54が各ベルクランクレバー48の一方側に固定され、
この鋲54は対応するカム部材58内に形成されたカム
トラック56に係合する。各カム部材58はそれぞれの
歯車60に固定される。この歯車60は側壁34の外側
表面から突出する軸62それぞれの上に回転可能に装着
される。歯車60は主電動機66(図4および図9)で
作動される歯車機構65(図4)の一部を構成する歯車
64により駆動される。作動上、電動機66が作動され
ると、歯車60が図2で時計方向に回転される。鋲54
がカムトラック56に係合し、ばね52が鋲54をカム
トラック56の内側縁に係合させ続けるので、歯車60
のこの回転によってベルクランクレバー48の運動が往
復回転運動となる。歯車部44がベルクランクレバー4
8の歯付き部分46と係合するため、ベルクランクレバ
ー48の往復回転運動は管状部材30およびこれと関連
したピックアーム36の往復回転運動を生じる。後述す
るように、管状部材30およびこれに関連したピックア
ーム36のいずれの往復運動も紙幣カセット14内に保
持された紙幣18の束から一枚づつ紙幣18を取り出す
のに有効である。
【0012】カム部材58から見て各歯車60の遠方側
の面にはタイミングディスク68が固定されている。各
タイミングディスク68はその大部分が透明で、タイミ
ングディスク68の周縁の丁度半分にわたって延びる弧
状の不透明ストリップ70を含んでいる。各タイミング
ディスク68は、LED(図示してなし)と、不透明ス
トリップ70を感知するように配置された協同的フォト
トランジスタセンサ73とを含む光学的感知装置と連動
する。作動上、歯車60、その関連のカム部材58、お
よびタイミングディスク68の各組立体が電動機66の
動作に呼応して回転すると、不透明ストリップ70の先
頭端および後部縁を検知したことに応答して関連のフォ
トトランジスタセンサ73が出力信号を発生する。セン
サ73によって発生されるこの信号はこれら信号が発生
された時刻にその関連のピックアーム36の正確な位置
を示すことを理解されたい。
【0013】ここで図3を参照すると、各取り出し機構
12はまた、駆動軸76に固定された第一組のロール7
4と、ロール74と協同的関係を有し駆動軸80に固定
された第二組のロール78(以下、これをカムロールと
いう)とを含む。ロール78の周縁は低い部分82およ
び高い部分83を含む。駆動軸76および駆動軸80は
側壁32および側壁34の間に延び、かつこれら壁に対
し回転可能に装着され、歯車機構65の一部を形成する
二つの歯車84、85によって駆動される。その結果作
動上、ロール74およびロール78はそれぞれ図2で時
計方向と反時計方向に回転する。この場合、ロール74
およびロール78はタイミングディスク68の一回転に
対して各2回回転する。正常な取り出し動作の間、紙幣
18の束の最初の紙幣18’の下部の長辺はそれぞれの
ピックアーム36によって加えられる吸引力の作用の下
でカセット14の外部に部分的に引き出され、図2の鎖
線で示す位置36’から実線で示す位置まで時計方向に
アーム36が回転するに伴い、各ロール78の低い部分
82とこれの関連するロール74の間に送られる。紙幣
18’はその後、ロール74とロール78の高い部分8
3との間に挟まれるため、カセット14の外部に完全に
引き出される。
【0014】現金支払ユニット10は二つの取り出し機
構12にそれぞれ関連する二つの紙幣移送機構86を含
む。移送機構86は前記歯車機構65により駆動される
。各紙幣移送機構86は案内装置87と、取り出し機構
12により引き出された紙幣を紙幣移送機構86上方に
位置する別の移送機構100に向けて送り路98沿いに
送るための送りロールの組88、90、92、94、お
よび96とを含む。この移送機構100は伝達機構(図
示してなし)を介して電動機66で駆動される。移送機
構100は在来の積込みホイール102に一枚づつ紙幣
を送る働きをする。各取り出し機構12のロール78お
よびこれと協同するロール74の組が、協同的に作動す
る送りロール88および送りロール90の組に対し取り
出された紙幣を送る。送りロール88、90から紙幣は
協同的送りロール90、92の組および協同的送りロー
ル94、96の組によって、それぞれの紙幣移送機構8
6外の上方に送られる。上方の紙幣移送機構86はさら
に二つの別の協同的ロール104を含む。ロール104
は下部紙幣移送機構86の上方へ紙幣を受渡し、この紙
幣を上部紙幣移送機構86の協同的送りロール90、9
2に送るためのものであり、紙幣は上部紙幣移送機構8
6から移送機構100に送られる。
【0015】ここで特に図1を参照すると、積込みホイ
ール102が電動機66で駆動されると共に反時計方向
に連続回転するように配置されていることが示されてい
る。上部紙幣移送機構86および積込みホイール102
の間には、紙幣が重なって供給されたことを検出すると
共にすべての無効ないし破損した紙幣を検出するための
装置(図示してなし)が設けられている。積込みホイー
ル102は積込みホイールの軸112沿いに互いに平行
に離隔された複数の積込み板110を含む。各積込み板
110は一連の湾曲した羽根114を含む。積込み板1
10の羽根114は揺動可能に装着されたストリッパー
板組立体118の部分116の間を通過する。作動上、
移送機構100によって積込みホイール102に供給さ
れた各紙幣は隣接した羽根114の間に入り、積込みホ
イール102の軸線の周りを部分的に回って搬送される
。この紙幣は部分116によって積込みホイール102
からはぎ取られ、紙幣の長辺をストリッパー板組立体1
18上に載せた形でベルト装置120に積込まれる。 ベルト装置120は通常は図1に示す位置に保持された
ベルト装置122と協同する。現金引き出しの要求に応
じて顧客に支払われるべき札束18”(若しくはただ一
枚の紙幣)がベルト装置120上に積込まれたときは、
ベルト装置122は、ベルト装置120およびベルト装
置122の間に札束18”が捕捉されるように、時計方
向に軸124の周りに揺動される。この回転運動の過程
で、ベルト装置122を構成している別個のベルトが、
隣接対をなす積込み板110の間を通過することを了解
されたい。
【0016】札束18”中のいずれの紙幣もいかなる理
由によっても拒否されなかったと仮定すると、ベルト装
置120、122は札束18”を一対の駆動ベルト装置
126、128まで駆動するべく作動される。駆動ベル
ト装置126、128は、札束18”を自動出納機のハ
ウジング132内の出口スロット130を通過させ、自
動出納機の利用者が札束18”を取得できる位置まで駆
動する役目をする。シャッター134は自動出納機が非
作動状態にあるときは出口スロット130を閉鎖する役
目を果たすものであるが、すでに開位置に後退している
。ベルト装置120、122は相互に弾性的な関係を保
つように装着され、駆動ベルト装置126、128もま
た相互に弾性的関係をもって装着されており、その結果
厚さの変化する紙幣の束がベルト装置120の間および
駆動ベルト装置126、128の間に保持され、移動す
ることができる。ベルト装置120上に紙幣の束を積込
む過程で重なった紙幣が検出されると、あるいはもしも
束18”中の一枚以上の紙幣が他の理由で拒否されると
、ストリッパー板組立体118が図1の鎖線で示す位置
に回転され、ベルト装置120、122が作動して束1
8”を通常の送り方向とは反対の方向へ送り、束18”
は頂部の開口を経て拒否紙幣容器136中に投入される
【0017】ここで図3および図4、図5(a)(b)
、図6(a)(b)および図7を参照するとベルト13
8およびプーリー140(図4)を介して電動機66で
駆動される歯車機構65が示されており、この歯車機構
はそれぞれが二つの取り出し機構12に関連された二つ
のトルク制限機構142を含む。各トルク制限機構14
2は駆動部材144(図5(a)(b)に最も良く示さ
れる)および駆動部材146(図6(a)(b)に最も
良く示される)を含む。各部材144および146はそ
れぞれ一体的構成にされ、アセタール樹脂等のプラスチ
ックで成型されている。
【0018】特に図5(a)(b)を参照してわかるよ
うに、駆動部材144は一端にて歯車部分150と一体
的に形成された空洞円筒状のハブ部材148を含む。ハ
ブ部材148の外側表面からは弾性的掛け外しフィンガ
ー152が突き出し、掛け外しフィンガー152の自由
先端部分156はハブ部分148から遠退く方向に面し
た丸みのある先端156を有する。端部分154は掛け
外しフィンガー152のハブ部分148につながる部分
158から(図5(b)で見て)反時計方向にずれてい
る。掛け外しフィンガー152の部分154および15
8は一体的中央部分160により相互に結合されている
。この中央部分160はハブ部分148の周長の約8分
の一にわたり延びる。図5(a)に見られるように掛け
外しフィンガー152はハブ部分148の長さの主要部
にわたって延び、端部分154は駆動部材144の軸線
に平行に延びる。この掛け外しフィンガー152は、端
部分154がフィンガー152のばね作用に抗してハブ
部分148に向けて内側に運動できるように構成されて
いる。このばね作用はフィンガー152をその原位置に
復元する働きをする。
【0019】特に図6A、6Bを参照すると、駆動部材
146は駆動円筒状部分162、および歯車部分164
を含み、この円筒状部分162はその一端にて歯車部分
164と一体的になっている。丸みのある形状を有し、
円筒状部分162の全長にわたり延びた凹所166は、
部分162の内側表面内に形成されている。この円筒状
部分162の長さは駆動部材144の軸線に平行な取り
はずしフィンガー152の大きさよりも僅かに大きい。
【0020】各トルク制限機構142の駆動部材144
は、側壁32、34間に延びるそれぞれの軸168(図
3、4、7)に回転可能に装架される。図3、4に示す
ように、駆動部材144の歯車部分150はそれぞれの
歯車機構65の歯車170に係合する。各トルク制限機
構142のこの駆動部材146はそれぞれの軸168に
回転可能に装架され、その場合駆動部材144の掛け外
しフィンガー152は駆動部材146の円筒状部分16
2    の内側に配置され、端部分154の先端15
6は図7に示す凹所166内に残留する。掛け外しフィ
ンガー152の弾性が端部分154の先端156を凹所
166内に保持することを了解されたい。図3に示すよ
うに、駆動部材146の歯車部分164はそれぞれの歯
車84と係合する。現金支払いユニット10の動作中、
各トルク制限機構142の駆動部材144はそれぞれの
歯車170により図4および図7で見て反時計方向に駆
動される。正常動作時はこのときの駆動力は当該掛け外
しフィンガー152を介してそれぞれの駆動部材146
に伝達され、駆動部材146がさらにそれぞれの取り出
し機構12の歯車84、85、64、および60を駆動
する。これによってこの取り出し機構12が作動する。 掛け外しフィンガー152の端部分154は駆動部材1
44の回転方向と反対方向にずれていることに注目され
たい。後に詳述するように。もしも取り出し機構12内
に生じた故障のため、駆動部材144により駆動部材1
46に加えられたトルクがある一定限度を超えると、掛
け外しフィンガー152の端部分154が当該ハブ部分
148に向けて変位され、掛け外しフィンガー152の
ばね作用に抗して凹所166から係合解除されることに
より、駆動部材146を静止したままで駆動部材144
が駆動部材146に対して回転できる。駆動部材144
はこの故障を起こした状態が続行するかぎり当該取り出
し機構12に何ら駆動力を伝達することなく、駆動部材
146に対して回転し続けることができる。故障の起き
た取り出し機構12への駆動力は接続解除されているが
、他の取り出し機構12へはそれぞれのトルク制限機構
142を介して正常状態の駆動力が印加され続けること
を了解されたい。
【0021】現金支払ユニット10の作動を図8(a)
(b)、および図9を参照して説明する。この作動は現
金支払いユニット10の電子制御装置172(図9)で
制御される。この電子制御装置172は電動機66、各
フォトトランジスタ73、および各取り出し機構12の
吸引制御装置174に接続されている。自動出納機利用
者が行なった現金引き出しリクエストに応答して主自動
出納機プロセッサ(図示してなし)が電子制御装置17
2に、一枚以上の紙幣を現金支払ユニット10で支払う
べき旨のリクエストを送ると、制御装置172は電動機
66に信号を送り、電動機66のスイッチを入れ、歯車
60、カム部材58、およびタイミングディスク68か
らなる組立体の回転を始動させる。その直後に制御装置
172は、選択した取り出し機構12の一つの吸引制御
装置174に信号の送信を開始する。これは選択された
取り出し機構12の管状部材30を負圧源(図示してな
し)に制御された方法で接続することにより、関連の紙
幣カセット14から紙幣取り出しを開始するためである
。管状部材30に負圧を印加するタイミング、従って吸
引パッド38に負圧を印加するタイミングは、選択され
た取り出し機構12のフォトトランジスタセンサ73か
ら発生される信号で制御される。
【0022】上に説明したように選択された取り出し機
構12の歯車60の回転運動に呼応して、この取り出し
機構12のピックアーム36は振幅運動を行なう。紙幣
カセット14からの紙幣の取り出しが起こる間、(図2
を基準として)時計方向におけるピックアーム36のそ
れぞれの回転運動についてピックアーム36は紙幣カセ
ット14内に保持されている紙幣の束の第一紙幣18’
に、良く知られた方法で吸引力を加え、その結果紙幣1
8’の下端がロールの組74と接触するまで、紙幣カセ
ット14から紙幣18’の下端を引き出す。
【0023】紙幣18’の下端がロール74に接近する
に伴いカムロール78の下方部分82は、カムロール7
8が紙幣18’の運動に干渉しないようにロール74に
対向している。ロール78の高い部分84がロール74
とまさに協同的な関係に至ろうとするとき、吸着パッド
38は紙幣18’を係合解除する。そしてこの紙幣18
’は次いで図5(a)に示すようにロール74とカムロ
ール78の高い部分84との間に捕捉される。ロール7
4、78は紙幣の先頭縁が当該移送機構86のロール8
8、90のニップに入るまで紙幣カセット14から紙幣
18’を引き出す。その後紙幣18’は紙幣カセット1
4から完全に引き出され、前述したように積込みホイー
ル102に送られる。
【0024】紙幣18’が積込みホイール102に送ら
れてしまうと、制御装置172は別の一連の取り出し動
作を進めることができる。この場合、紙幣は紙幣カセッ
ト14の何れからでも取り出される。正しい額面の紙幣
が紙幣カセット14から引き出されたことを制御装置1
72が確認すると、制御装置172は電動機66を作動
解除して現金支払ユニット10をその静止状態に戻す。
【0025】最初の紙幣18’に一定の多孔性があるた
め、最初の紙幣18’がそのカセットから取り出される
ときに紙幣18の束の第二の紙幣が第一の紙幣18’と
共に、残りの紙幣から引き離されて前進する可能性があ
る。正常時は最初の紙幣18’と共に第二の紙幣がカセ
ット14から引き出されることをブラシ28が防止する
。なぜならば第一および第二の紙幣がカセットから引き
出される場合はブラシ28がこれらの紙幣の下端を湾曲
することにより、第二の紙幣に吸引力が加えられること
を阻止し、従って第二の紙幣が紙幣カセット14内の正
常位置に落ちて戻ることを許すからである。
【0026】例えばカセット14の装填が正しくなかっ
たため、あるいは押出し部材22が詰まったため等によ
り飲み込み現象が起きたときは、紙幣カセット14から
紙幣塊18’’’が引き出され、図8(b)に示すよう
にロール74と78の高い部分83の先頭縁との間に捕
捉されることがあり得る。高い部分83とロール74と
の間に紙幣塊18’’’が捕捉され、その後にロール7
8の回転が続くと、当該トルク制限機構142の駆動部
材144により関連駆動部材146に加えれられるトル
クが急増大する。もしも紙幣塊18’’’が全体の厚さ
として2ミリメートルを超える厚さ(約20枚の紙幣に
相当)を有すると、このトルクは前記の限度より大きく
なる。このため駆動部材144の掛け外しフィンガー1
52の端部分154が関連凹所166から係合解除され
て、当該取り出し機構12に対する駆動が解除される。 当該取り出し機構12のセンサ73が電子制御装置17
2にタイミングパルスを与えることを停止するに呼応し
て、電子制御装置172は出力線176を介して主自動
出納機プロセッサ(図示してなし)に信号を送る。この
信号は現金支払機ユニット10内で飲み込み現象が起き
たことを示す。
【0027】臨界数を超えた飲み込み現象が起きる場合
、当該駆動部材146は当該歯車機構65および関連部
品がそれ以上の損傷を受ける前に関連駆動部材144か
ら係合解除されることを了解されたい。紙幣の紙詰まり
が操作者により解除されると飲み込み現象の起きた取り
出し機構12はそれ以上の修復作業を必要とすることな
く再動作できる。この点に関して各トルク制限装置14
2の設計上の特徴をいうと、当該取り出し機構12が作
動を再開するときは、当該取り出し機構12が係合解除
されたときに他の部分に対して持っていたと同じ相対的
回転位置において、駆動部材144が関連駆動部材14
6と再び係合するようになっている。したがってその動
作再開の前に取り出し機構12のいかなる部分をもリセ
ットする必要がない。また、飲み込み現象が生じた結果
、駆動部材146がトルク制限機構142の一つの駆動
部材144から駆動解除された後、駆動部材144が一
回以上駆動したときに紙幣紙詰まりが迅速に自然に除去
されることがある。この場合は駆動部材144は当該ピ
ック機構12を動作停止に捨て置くことなく自動的に駆
動部材146と再係合する。
【0028】本トルク制限装置142は飲み込み現象が
生じたときに現金支払ユニット10を損傷から保護する
単純で安価、かつ有効な手段を与えることを理解された
い。
【0029】上記の実施例においては一つの取り出し機
構12で全体として2ミリメートルを超えない厚さの多
重紙幣の取り出しは歯車機構65への紙詰まりあるいは
損傷を来たさず、そのような多重紙幣は前述した多重紙
幣検出装置により検出され、拒絶紙幣容器136へ分路
される。
【0030】もしも上記機構と比較して本発明のトルク
制限機構の本駆動部材および被駆動部材を一層低い入力
トルクレベルで相互に係合解除させる必要があるなら、
掛け外しフィンガーの該中央部分がハブ部分の周長の8
分の1より長く延びるように設計変更すればよい。他方
、もしも駆動部材および被駆動部材をより高い入力トル
クレベルで相互に係合解除することが必要であれば、そ
のときは掛け外しフィンガーの該中央部分が該ハブ部分
の周長の8分の1より短く延びるように設計変更すれば
よい。
【0031】上記の構成の代わりとして、歯車部分16
4を当該歯車170と係合させて部材146を駆動部材
として動作させる一方、歯車部分150を当該歯車84
と係合させて部材144を被駆動部材として作用させる
ことができる。
【0032】上記のトルク制限機構142は現金支払ユ
ニットの紙幣取り出し機構以外にも用途がある。図7に
注目するに、もしも駆動部材144が反時計方向でなく
時計方向に駆動されれば、駆動部材144が反時計方向
に駆動される場合に係合解除が起こるときの値に比較し
て、駆動部材144により駆動部材146に加えられる
トルクがはるかに高い値に達っしたときに初めて駆動部
材144が駆動部材146から係合解除されることとな
る。もしも正常送り方向が(図7で見て)駆動部材14
4の反時計方向の回転に相当する場合に用紙の紙詰まり
が生じたときは、用紙送り装置駆動機構に図7のトルク
制限装置が含まれるなら駆動機構の動作を反転すること
により紙詰まりを解除することができよう。これは駆動
部材により加えられる入力可能最大トルクが、正常回転
と反対方向に回転するときに一層大きくなることによる
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの取り出し機構を有する自動出納機の現金
支払ユニットの略側面図で、該ユニットの一部を省略し
た図である。
【図2】一部を切欠きにした図1の現金支払ユニットの
部分拡大縦断面図である。
【図3】図2の矢印A方向に見た取り出し機構の一部の
立面図である。
【図4】本取り出し機構の駆動機構および関連の移送機
構を示す側面図である。
【図5】図4の駆動機構に含まれるトルク制限機構の駆
動部材の拡大側面図および拡大端面図で、端面は図5(
a)の矢印Bの方向に見た図である。
【図6】トルク制限機構の駆動部材の拡大側面図および
端面図で、端面は図6(a)の矢印Cの方向に見た図で
ある。
【図7】それぞれの軸に装架され、駆動部材の一部を切
欠きにして示したときの図5および図6のトルク制限機
構の側面図である。
【図8】正常時の取り出し動作および飲み込み現象が起
きたときの取り出し動作を例示する略線図である。
【図9】現金支払ユニットの諸部分間における電気的相
互接続を例示するブロック線図である。
【符号の説明】
12    取り出し機構 14    用紙容器 18    用紙の束 18’  端の用紙 65、74、78、86  用紙移送機構65、138
、140  動力伝達装置66    電動機 130  送出ステーション 142  トルク制限装置 144  第一回転部材 146  第二回転部材 152  弾性部材 154  凹所166に係合する第一部分164  歯
車装置 166  凹所 170  歯車装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一(144)および第二(146)回転
    部材のうちの一方の部材(駆動部材)が他方の部材(被
    駆動部材)を駆動し、かつ共通の回転軸線を有する該第
    一、第二回転部材を含む駆動システム用トルク制限機構
    において、該第一部材(144)が、該被駆動部材に駆
    動トルクが加えられるようにすべく該第二部材(146
    )内の凹所(166)内に弾性的に係合するようにされ
    ているが該トルクが一定限度を超えたときは該駆動部材
    を該被駆動部材に対して回転可能にすべく該凹所から係
    合解除されるようにされた第一部分(154)を有する
    弾性部材(152)を含むことを特徴とするトルク制限
    機構(142)。
  2. 【請求項2】容器(14)内に保持された用紙の束(1
    8)から一枚づつ用紙を取り出し、該用紙を送出ステー
    ション(130)へ向けて送る用紙取り扱い装置であっ
    て、用紙移送装置(65、74、78、86)と、当該
    容器内に保持された用紙束の端末用紙(18’)の一部
    を他の束の残りから引き離して該移送装置に該一部分を
    係合させるように構成された用紙係合装置(36)とを
    含み、該移送装置が電動機(66)により作動され、第
    一(74)および第二(78)のロール装置を含み、該
    第一、第二ロール装置がその間に該容器から該用紙を除
    去すべく挟むようにされた用紙取り扱い装置において、
    該移送装置が前記請求項1のトルク制限機構(142)
    を含み、該第一、第二回転部材が第一(150)および
    第二(164)歯車部分を含み、該第一、第二歯車部分
    が該電動機(66)に接続された動力伝達装置(65、
    138、140)の一部を形成する歯車(170)と係
    合し、該第二歯車部分が該第一、第二ロール装置を駆動
    する駆動機構(84、85)の一部を形成する歯車と係
    合するようにされていることを特徴とする用紙取り扱い
    装置。
JP3325092A 1990-11-16 1991-11-14 駆動システムに使用するトルク制限機構 Pending JPH04352087A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB909024998A GB9024998D0 (en) 1990-11-16 1990-11-16 Torque limiting mechanism for use in a drive system
GB9024998.8 1990-11-16
US69735291A 1991-05-06 1991-05-06
US697352 2007-04-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04352087A true JPH04352087A (ja) 1992-12-07

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