JPH04354392A - レーザ共振器 - Google Patents
レーザ共振器Info
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- JPH04354392A JPH04354392A JP3155339A JP15533991A JPH04354392A JP H04354392 A JPH04354392 A JP H04354392A JP 3155339 A JP3155339 A JP 3155339A JP 15533991 A JP15533991 A JP 15533991A JP H04354392 A JPH04354392 A JP H04354392A
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- JP
- Japan
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- tube
- laser
- dfb
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- output
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/0903—Free-electron laser
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/05—Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
- H01S3/08—Construction or shape of optical resonators or components thereof
- H01S3/08059—Constructional details of the reflector, e.g. shape
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高出力・大電流レーザの
スペクトル幅の先鋭化を図るレーザ共振器に関する。
スペクトル幅の先鋭化を図るレーザ共振器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低出力・小電流レーザのスペクト
ル幅を狭くする装置としては、ファブリーペロー形の共
振器が用いられている。このファブリーペロー形の共振
器について説明する。一般に、図13のように電磁界波
源Aがあり、波源上任意点の電界をE(A)とするとき
、そこから距離r(波源垂線に対して角度θ)隔てた点
Pの電界E(P)は、E(P)= jk/4 π∫E(
A)exp(−jkr) /r(1+cosθ)ds
…数1で与えられる。これを図14のようなファブ
リーペロー共振器の反射板上の電界分布を求めるのに用
いる。但し、次の条件を仮定する。(I )反射板の面
積は波長λの自乗よりずっと大きい。(II)ファブリ
ーペロー共振器内の電磁界は中心軸に対してほぼ垂直す
なわちTEMモードとする。(III )電磁波の電界
の向きはどこも一様である。(IV)共振器の長さdは
波長λに比べてずっと大きく、かつ反射板の一辺よりも
ずっと大きい。
ル幅を狭くする装置としては、ファブリーペロー形の共
振器が用いられている。このファブリーペロー形の共振
器について説明する。一般に、図13のように電磁界波
源Aがあり、波源上任意点の電界をE(A)とするとき
、そこから距離r(波源垂線に対して角度θ)隔てた点
Pの電界E(P)は、E(P)= jk/4 π∫E(
A)exp(−jkr) /r(1+cosθ)ds
…数1で与えられる。これを図14のようなファブ
リーペロー共振器の反射板上の電界分布を求めるのに用
いる。但し、次の条件を仮定する。(I )反射板の面
積は波長λの自乗よりずっと大きい。(II)ファブリ
ーペロー共振器内の電磁界は中心軸に対してほぼ垂直す
なわちTEMモードとする。(III )電磁波の電界
の向きはどこも一様である。(IV)共振器の長さdは
波長λに比べてずっと大きく、かつ反射板の一辺よりも
ずっと大きい。
【0003】前記数1において、先ず波源がA1 上に
あってその電界がE(x,y)、E(P)を対向反射板
A2 上に考えてE′(x′,y′)とみたてて、上記
の仮定によって、√S≪d,θ≒0とみられるから、E
′(x′,y′) ≒jk/2πd ∫E (x,y)
exp(−jkr)dxdy …数2 とみられる。但し、r≒d−1/d(xx′+yy′)
…数3である。
あってその電界がE(x,y)、E(P)を対向反射板
A2 上に考えてE′(x′,y′)とみたてて、上記
の仮定によって、√S≪d,θ≒0とみられるから、E
′(x′,y′) ≒jk/2πd ∫E (x,y)
exp(−jkr)dxdy …数2 とみられる。但し、r≒d−1/d(xx′+yy′)
…数3である。
【0004】ここで、反射板A1 A2 は、共に一辺
が長さ2aなる正方形であるとすれば、数1は次の様に
変形できる。
が長さ2aなる正方形であるとすれば、数1は次の様に
変形できる。
【数4】
となるが、いま
r/d=1−(xx′+yy ′)/d2 +…の第三
項以下を省略し、かつ C≡a2h /d=2π・a2 /dλX≡x√c/a Y≡y√c/a Fm (X) ≡fm (x) Gm (Y) ≡gn (y) というように変更すれば、
項以下を省略し、かつ C≡a2h /d=2π・a2 /dλX≡x√c/a Y≡y√c/a Fm (X) ≡fm (x) Gm (Y) ≡gn (y) というように変更すれば、
【数5】
となる。
【0005】ここで、
【数6】
なる積分方程式を考えれば、Fm (c, η) ∝S
om(c, η) …数7a Xm =(2c/π)1/2jm Rom(1) (c
,1) …数7b但し、m= 0,1,2,… となるから、結局数4は、σm σn =Xm Xn
jexp(−jkd) なる式に落ちつく。この式は、すなわちある電界がA1
なる反射鏡から出発して相対するA2 なる反射鏡に
到着する間に電界の割合がこれだけ変化することを意味
している。
om(c, η) …数7a Xm =(2c/π)1/2jm Rom(1) (c
,1) …数7b但し、m= 0,1,2,… となるから、結局数4は、σm σn =Xm Xn
jexp(−jkd) なる式に落ちつく。この式は、すなわちある電界がA1
なる反射鏡から出発して相対するA2 なる反射鏡に
到着する間に電界の割合がこれだけ変化することを意味
している。
【0006】但し、これは複素量であるから共振条件を
満足するためには電磁波が一往復したとき、(このとき
電界はσm 2 σn 2 倍になっている)の位相の
変化がある整数の2π倍であればよい。Xm は数7よ
りjm に比例しているから、σm 2 σn 2 の
位相角は、2×( π/2−kd+(m+n) π/2
) であり、いまA1 A2 間を往復している平面波
がTEMmnq モード、すなわちA1 A2 間に定
在波のノードがq回発生するようなモードであるとすれ
ば、これが2π(−q)に等しくなければならないから
、−2πq=2(π/2−kd+(m+n) π/2)
…数8が成立し、k=2π/λであるから 4d/λ=2q+(1+m+n) …数9となる。 これが共振条件であり、m,nは反射鏡の断面に乗るノ
ードの数、qは反射鏡間に乗るノードの数を表す。
満足するためには電磁波が一往復したとき、(このとき
電界はσm 2 σn 2 倍になっている)の位相の
変化がある整数の2π倍であればよい。Xm は数7よ
りjm に比例しているから、σm 2 σn 2 の
位相角は、2×( π/2−kd+(m+n) π/2
) であり、いまA1 A2 間を往復している平面波
がTEMmnq モード、すなわちA1 A2 間に定
在波のノードがq回発生するようなモードであるとすれ
ば、これが2π(−q)に等しくなければならないから
、−2πq=2(π/2−kd+(m+n) π/2)
…数8が成立し、k=2π/λであるから 4d/λ=2q+(1+m+n) …数9となる。 これが共振条件であり、m,nは反射鏡の断面に乗るノ
ードの数、qは反射鏡間に乗るノードの数を表す。
【0007】したがって、大抵の場合はq≫m,n,1
であるから、数9は、kd≒πq …数10と書
くことができ、k=ω/co (co :光速)を用い
ることにより、f=co /2d・qとなる。q は整
数であるから、q の数が一つ前後するための縦方向モ
ードの周波数間隔をΔfとすれば、Δf=co /2d
…数11 となる。例えば、d=1〔m〕ならば、co =3 ×
108 〔m〕として、Δf≒ 150〔MHZ 〕で
あるならば、あるレーザ遷移が起こる場合、線幅が 4
50〔MHZ 〕であるとすれば、この中に 450/
150 =3の縦方向モードが乗り得ることになり、
共振現象が起こっている。
であるから、数9は、kd≒πq …数10と書
くことができ、k=ω/co (co :光速)を用い
ることにより、f=co /2d・qとなる。q は整
数であるから、q の数が一つ前後するための縦方向モ
ードの周波数間隔をΔfとすれば、Δf=co /2d
…数11 となる。例えば、d=1〔m〕ならば、co =3 ×
108 〔m〕として、Δf≒ 150〔MHZ 〕で
あるならば、あるレーザ遷移が起こる場合、線幅が 4
50〔MHZ 〕であるとすれば、この中に 450/
150 =3の縦方向モードが乗り得ることになり、
共振現象が起こっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、高出力で大電流
のレーザ、例えばラマン散乱領域動作に用いられるパル
スパワー装置における大電流電子ビームは、相互作用に
よる放射出力で、充分な出力を持つスーパーラジアント
エミッションの状態で使用する為、レーザのスペクトル
幅(スペクトル帯域)を先鋭化し、高出力化を図る目的
を持つ共振器は必要でなかった。しかし、共振器を用い
ない状態では、レーザのスペクトル幅は共振器を用いた
時と比べて10倍もあり、エネルギ効率が悪かった。そ
こで、エネルギ効率を上げる為には、レーザのスペクト
ル幅の先鋭化を図らなければならない。そこで、低出力
・小電流レーザにおける通常のファブリーペロー形のミ
ラーを用いた共振器を使って、高出力・大電流レーザを
入力すると、ミラーに過大負荷がかかり、その結果、ミ
ラーの絶縁破壊が起こり、使用できないという問題があ
った。本発明の目的は高出力・大電流レーザのスペクト
ル幅の先鋭化を可能にしたレーザ共振器を提供すること
にある。
のレーザ、例えばラマン散乱領域動作に用いられるパル
スパワー装置における大電流電子ビームは、相互作用に
よる放射出力で、充分な出力を持つスーパーラジアント
エミッションの状態で使用する為、レーザのスペクトル
幅(スペクトル帯域)を先鋭化し、高出力化を図る目的
を持つ共振器は必要でなかった。しかし、共振器を用い
ない状態では、レーザのスペクトル幅は共振器を用いた
時と比べて10倍もあり、エネルギ効率が悪かった。そ
こで、エネルギ効率を上げる為には、レーザのスペクト
ル幅の先鋭化を図らなければならない。そこで、低出力
・小電流レーザにおける通常のファブリーペロー形のミ
ラーを用いた共振器を使って、高出力・大電流レーザを
入力すると、ミラーに過大負荷がかかり、その結果、ミ
ラーの絶縁破壊が起こり、使用できないという問題があ
った。本発明の目的は高出力・大電流レーザのスペクト
ル幅の先鋭化を可能にしたレーザ共振器を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ共振器は
、筒状をした複数個のDFB管を直列に配列し、このD
FB管の内部にはレーザ波入力をブラッグ反射させるた
めの複数枚のシム状円環平板と、このシム状円環平板を
ブラッグ反射条件に適合するように所要のピッチで保持
させるリングとを設け、前記ピッチ寸法をレーザ波長の
整数倍に設定している。
、筒状をした複数個のDFB管を直列に配列し、このD
FB管の内部にはレーザ波入力をブラッグ反射させるた
めの複数枚のシム状円環平板と、このシム状円環平板を
ブラッグ反射条件に適合するように所要のピッチで保持
させるリングとを設け、前記ピッチ寸法をレーザ波長の
整数倍に設定している。
【0010】
【作用】DFB管内に配列したシム状円環平板はレーザ
波の反射構造を構成し、この反射構造によりレーザ波を
ブラッグ反射させる。このとき、次のようにしてレーザ
のスペクトル幅を先鋭化する。(i)DFB管内の円形
反射板のピッチ数Nを大きくする。(ii)反射板の反
射率RはR=r0 2/Y0 2 (但しYo :反射
板の外半径,ro:反射板の内半径)となるので、Rを
小さくしてピッチ数Nを大きくする。(iii)反射構
造の吸収係数Λ(アブソープタンス)を次式で表し、こ
れを考慮する。 (Λを損失と考える) Λ=(g/πa)・(c/σλ)1/2 ・R但しλ:
自由空間波長,g:格子定数,R:反射力,σ:導電率
,c:光速損失Λを少量入れることにより、反射率の小
さいところにおいて、損失Λを入れないときに比べてレ
ーザのスペクトル幅は先鋭化する。
波の反射構造を構成し、この反射構造によりレーザ波を
ブラッグ反射させる。このとき、次のようにしてレーザ
のスペクトル幅を先鋭化する。(i)DFB管内の円形
反射板のピッチ数Nを大きくする。(ii)反射板の反
射率RはR=r0 2/Y0 2 (但しYo :反射
板の外半径,ro:反射板の内半径)となるので、Rを
小さくしてピッチ数Nを大きくする。(iii)反射構
造の吸収係数Λ(アブソープタンス)を次式で表し、こ
れを考慮する。 (Λを損失と考える) Λ=(g/πa)・(c/σλ)1/2 ・R但しλ:
自由空間波長,g:格子定数,R:反射力,σ:導電率
,c:光速損失Λを少量入れることにより、反射率の小
さいところにおいて、損失Λを入れないときに比べてレ
ーザのスペクトル幅は先鋭化する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のレーザ共振器の一実施例の断面図で
あり、図2はその部分分解概略斜視図である。このレー
ザ共振器は、高出力・大電流レーザ(以下、HPLと称
する)が入力される入力管1と、内径が徐々に拡大され
る入力TP(テーパ)管2と、安定管3と、HPLをブ
ラッグ反射により共振現象を起こさせるDFB管4と、
出力TP管5と、出力管6とで構成され、これらが直列
に接続され、夫々ねじ9で連結された構成となっている
。そして、HPL1は入力管1から入力され、入力TP
管2を通して拡径されてHPL2となり、安定管3を通
りDFB管4に入って共振されてHPL3となり、出力
TP管4を通してHPL4となり、出力管5より出力さ
れる。
る。図1は本発明のレーザ共振器の一実施例の断面図で
あり、図2はその部分分解概略斜視図である。このレー
ザ共振器は、高出力・大電流レーザ(以下、HPLと称
する)が入力される入力管1と、内径が徐々に拡大され
る入力TP(テーパ)管2と、安定管3と、HPLをブ
ラッグ反射により共振現象を起こさせるDFB管4と、
出力TP管5と、出力管6とで構成され、これらが直列
に接続され、夫々ねじ9で連結された構成となっている
。そして、HPL1は入力管1から入力され、入力TP
管2を通して拡径されてHPL2となり、安定管3を通
りDFB管4に入って共振されてHPL3となり、出力
TP管4を通してHPL4となり、出力管5より出力さ
れる。
【0012】前記DFB管4の内部には、図3及び図4
に夫々一部破断斜視図及び拡大断面図を示すように、D
FB管4の内面に沿って線径1mmφの円環状をしたス
プリングワイヤ7と、板厚 0.2mmのシム状円環平
板8がDFB管4の軸方向に向けて交互に配列されてい
る。ここで、スプリングワイヤ7と円環平板8の段数は
ブラッグ反射現象を起こし、スペクトル幅が先鋭化され
る最も最適な値に任意に設定される。
に夫々一部破断斜視図及び拡大断面図を示すように、D
FB管4の内面に沿って線径1mmφの円環状をしたス
プリングワイヤ7と、板厚 0.2mmのシム状円環平
板8がDFB管4の軸方向に向けて交互に配列されてい
る。ここで、スプリングワイヤ7と円環平板8の段数は
ブラッグ反射現象を起こし、スペクトル幅が先鋭化され
る最も最適な値に任意に設定される。
【0013】図5はレーザがDFB管4内に入射されて
ブラッグ反射されたときに共振する原理を示した図であ
る。ここで、図の数字No1〜NoMはDFB管4内に
配列された反射構造であり、図3及び図4に示したシム
状円環平板8に相当するものである。レーザはNo1乃
至NoMの反射構造で反射されて逆方向に戻され、或い
は他の反射構造で再び最初の方向に反射される等、種々
の状態が実線、破線で示されている。尚、εは管内媒質
の屈折率、dは反射部のピッチ、rは反射構造の一次の
振幅反射率、tは前記の一次の振幅透過率を示す。
ブラッグ反射されたときに共振する原理を示した図であ
る。ここで、図の数字No1〜NoMはDFB管4内に
配列された反射構造であり、図3及び図4に示したシム
状円環平板8に相当するものである。レーザはNo1乃
至NoMの反射構造で反射されて逆方向に戻され、或い
は他の反射構造で再び最初の方向に反射される等、種々
の状態が実線、破線で示されている。尚、εは管内媒質
の屈折率、dは反射部のピッチ、rは反射構造の一次の
振幅反射率、tは前記の一次の振幅透過率を示す。
【0014】図6はブラッグ反射条件を図式化したもの
である。以下、この図により、DFB共振現象を説明す
る。同図(a)は光路のジグザグ反射光路であり、同図
(b)は往復同一光路である。ここでブラッグ反射条件
から考えると、同図(a)の関係からθrp方向の光波
が同位相で強まる条件は、d( cosθi −cos
θrp)=Pλo …数12 但し、θi :光波の入射角,P:任意の整数,θrp
:光波の出射角,λ:光波の波長 となる。又、同図(b)のように、θrp方向の光波が
同一方向で反射が繰り返す条件は、θrp=θi ±π
…数13 となる。数13を数12に代入すれば d=Pλo /2 cosθi …数14となる。 それ故、このDFB管内のレーザ波入射角θi =0に
おいてはd=Pλo /2 …数15となる。これは
共振条件である。
である。以下、この図により、DFB共振現象を説明す
る。同図(a)は光路のジグザグ反射光路であり、同図
(b)は往復同一光路である。ここでブラッグ反射条件
から考えると、同図(a)の関係からθrp方向の光波
が同位相で強まる条件は、d( cosθi −cos
θrp)=Pλo …数12 但し、θi :光波の入射角,P:任意の整数,θrp
:光波の出射角,λ:光波の波長 となる。又、同図(b)のように、θrp方向の光波が
同一方向で反射が繰り返す条件は、θrp=θi ±π
…数13 となる。数13を数12に代入すれば d=Pλo /2 cosθi …数14となる。 それ故、このDFB管内のレーザ波入射角θi =0に
おいてはd=Pλo /2 …数15となる。これは
共振条件である。
【0015】これから、図5において、間隔dの反射構
造が誘電率εのDFB管内媒質中に繰り返している場合
、光波A0 が入射し反射構造のn番目で反射しn+1
番目で反射するとする。その時光路差dに対する2つの
部分波の位相差φはφ=2π/ λ・ζ・d …数1
6但し、ζ:屈折率で(ε/ε0 )1/2 ( ε
0 は真空中),λ:真空中の波長。ここで入射波の複
素振幅をA0 で表すと、図5の実線で示した各反射構
造からの部分反射波の総和として、全反射波の複素振幅
Ar はAr =A0r1+A0t1r2t1exp(
j2 φ)+A0t1t2r3t2t1exp(j4φ
)+… +A0(t1t2 …t m−1)2rm exp {
j2(M−1) φ}=[{1−(1−R) M ex
p(j2M φ) }/ {1−(1−R)exp(j
2 φ) }]・√R・A0 …数17 但し、j:複素数,M:周期反射構造数の全数,rm
:Mのうち、m番目の反射構造の振幅反射率,tm :
Mのうち、m番目の反射構造の振幅透過率。
造が誘電率εのDFB管内媒質中に繰り返している場合
、光波A0 が入射し反射構造のn番目で反射しn+1
番目で反射するとする。その時光路差dに対する2つの
部分波の位相差φはφ=2π/ λ・ζ・d …数1
6但し、ζ:屈折率で(ε/ε0 )1/2 ( ε
0 は真空中),λ:真空中の波長。ここで入射波の複
素振幅をA0 で表すと、図5の実線で示した各反射構
造からの部分反射波の総和として、全反射波の複素振幅
Ar はAr =A0r1+A0t1r2t1exp(
j2 φ)+A0t1t2r3t2t1exp(j4φ
)+… +A0(t1t2 …t m−1)2rm exp {
j2(M−1) φ}=[{1−(1−R) M ex
p(j2M φ) }/ {1−(1−R)exp(j
2 φ) }]・√R・A0 …数17 但し、j:複素数,M:周期反射構造数の全数,rm
:Mのうち、m番目の反射構造の振幅反射率,tm :
Mのうち、m番目の反射構造の振幅透過率。
【0016】今、各段でのrm ,tm の値が等しい
と近似したとき、r2 ≒R,t2 ≒1−r2 =1
−R=T …数18 但し、R:エネルギー反射率、T:エネルギー透過率で
ある。したがって、この近似的考えによる全エネルギー
反射率Rtot はRtot =Ar Ar * /
AO AO * =[{|1−(1−R) M |+
4(1−R) M ・s T n2M φ}/{R2+
4(1−R) ・s T n2φ}]・R …数19
但し、*は共役複素数 となる。
と近似したとき、r2 ≒R,t2 ≒1−r2 =1
−R=T …数18 但し、R:エネルギー反射率、T:エネルギー透過率で
ある。したがって、この近似的考えによる全エネルギー
反射率Rtot はRtot =Ar Ar * /
AO AO * =[{|1−(1−R) M |+
4(1−R) M ・s T n2M φ}/{R2+
4(1−R) ・s T n2φ}]・R …数19
但し、*は共役複素数 となる。
【0017】更に、数17は、Ar =exp{j(M
−1)φ}・[{exp(−jM φ)−(1−R)
M exp(jMφ)/{exp(−jφ)−(1−R
) ・exp(J φ) }]・√ R・AO …
数20 と書ける。ここで、個々の反射構造のエネルギー反射率
が小さくて1−R≒0な らば Ar ≒√R・AO {(sinM φ)/(sinφ
) }・sin |ωt−(M−1) φ|…数21 と近似されるので、全反射光の強さは、Ir ∝{(s
inM φ)/(sinφ) }2=〔{sin {M
・(2πfd/c) }}/ {sin(2 πfd
/c )}〕2 …数22但し、f:光波の周波数
,c:光速。と表すことができる。これより反射光がピ
ークになる周波数、すなわち共振周波数は数22の分母
=0より fK =K(c/2d) (K=1,2,3,…)
…数23
−1)φ}・[{exp(−jM φ)−(1−R)
M exp(jMφ)/{exp(−jφ)−(1−R
) ・exp(J φ) }]・√ R・AO …
数20 と書ける。ここで、個々の反射構造のエネルギー反射率
が小さくて1−R≒0な らば Ar ≒√R・AO {(sinM φ)/(sinφ
) }・sin |ωt−(M−1) φ|…数21 と近似されるので、全反射光の強さは、Ir ∝{(s
inM φ)/(sinφ) }2=〔{sin {M
・(2πfd/c) }}/ {sin(2 πfd
/c )}〕2 …数22但し、f:光波の周波数
,c:光速。と表すことができる。これより反射光がピ
ークになる周波数、すなわち共振周波数は数22の分母
=0より fK =K(c/2d) (K=1,2,3,…)
…数23
【0018】したがって共振波長λK と、その波長で
共振するためのピッチ長dは、λK =2d/K ,
d=K(λK /2) …数24 で表される。又、反射光が0になる周波数は数22の分
子=0により fl =(1/M)・(c/2d) …数25ここで
、l=1,2,3,…M−1,M+1… 、但しl=
KMは除く と表される。したがって、図7のように、全反射光のピ
ーク(主ピーク)は、Kの整数値の周波数fK で得ら
れて、その間にM−1個の反射光の0点があり、副ピー
クはM−2個ある。主ピーク値はM2 に比例し、副ピ
ーク値は1程度の大きさを持つ。又、スペクトルは幅は
、主ピーク値の半値幅で表すと整数値1の1間隔程度の
周波数、即ち、ΔfH =fl /M=c/2Md
…数26となって、スペクトルの拡がり比は、ΔfH
/fK =1/KM …数27 で表すことができる。
共振するためのピッチ長dは、λK =2d/K ,
d=K(λK /2) …数24 で表される。又、反射光が0になる周波数は数22の分
子=0により fl =(1/M)・(c/2d) …数25ここで
、l=1,2,3,…M−1,M+1… 、但しl=
KMは除く と表される。したがって、図7のように、全反射光のピ
ーク(主ピーク)は、Kの整数値の周波数fK で得ら
れて、その間にM−1個の反射光の0点があり、副ピー
クはM−2個ある。主ピーク値はM2 に比例し、副ピ
ーク値は1程度の大きさを持つ。又、スペクトルは幅は
、主ピーク値の半値幅で表すと整数値1の1間隔程度の
周波数、即ち、ΔfH =fl /M=c/2Md
…数26となって、スペクトルの拡がり比は、ΔfH
/fK =1/KM …数27 で表すことができる。
【0019】したがって、Mが大きい程、主ピーク値は
鋭く立ち上がり、副ピーク値は省略可能となる。以上説
明した様に、本発明の根拠となる条件は、ブラッグ反射
を用いるものであるので、全波長、全エネルギー帯域、
全電流帯域における電磁波、レーザに適用されることに
なり、従来のファブリーペロー共振器では取り扱えなか
ったようなHPL入力にも使用可能となる。
鋭く立ち上がり、副ピーク値は省略可能となる。以上説
明した様に、本発明の根拠となる条件は、ブラッグ反射
を用いるものであるので、全波長、全エネルギー帯域、
全電流帯域における電磁波、レーザに適用されることに
なり、従来のファブリーペロー共振器では取り扱えなか
ったようなHPL入力にも使用可能となる。
【0020】尚、図8乃至図12までは、実施例に基づ
いた共振効果が得られている図である。図8はスペクト
ルの拡がり比のピッチ数による変化を示す。ここで、横
軸はピッチ数Nを、縦軸はスペクトル幅比Δf/fを示
す。又、図9は透過率特性を示す。ここで、横軸はφ(
DEG)、縦軸は透過率Tを示している。これにより、
周期的にスペクトル幅が狭くなっていることが判る。例
えば、反射率R=0.06%,ピッチ数N= 100で
スペクトルの拡がり比は、一次の共振周波数に対して1
.75%迄スペクトル幅が先鋭化でき(損失Λ= 0.
2+20j),反射率R=0.06%,ピッチ数N=
160でスペクトル幅は1.05% にまで先鋭化でき
る。
いた共振効果が得られている図である。図8はスペクト
ルの拡がり比のピッチ数による変化を示す。ここで、横
軸はピッチ数Nを、縦軸はスペクトル幅比Δf/fを示
す。又、図9は透過率特性を示す。ここで、横軸はφ(
DEG)、縦軸は透過率Tを示している。これにより、
周期的にスペクトル幅が狭くなっていることが判る。例
えば、反射率R=0.06%,ピッチ数N= 100で
スペクトルの拡がり比は、一次の共振周波数に対して1
.75%迄スペクトル幅が先鋭化でき(損失Λ= 0.
2+20j),反射率R=0.06%,ピッチ数N=
160でスペクトル幅は1.05% にまで先鋭化でき
る。
【0021】図10は周波数−スペクトル幅比の対応グ
ラフであり、DFB共振器効果を示している。ここで、
HPLには出力 100mW(typ),周波数70G
HZ (typ),電圧2500V(typ)のミリ波
を用いている。 又、反射率R=0.27、ピッチ数N=40、横軸は周
波数f(GHZ )、縦軸はスペクトル幅Δf/fを示
す。尚、横軸において、φ(DEG)の透過率と比較す
れば、φ=2π/fであるから、上下相対となっている
。図11は図10と同様の図であり、ここでは反射率R
=0.27、ピッチ数N=10の例である。図12は更
に同様の図であり、ここでは反射率R=0.59、ピッ
チ数N=50の例である。
ラフであり、DFB共振器効果を示している。ここで、
HPLには出力 100mW(typ),周波数70G
HZ (typ),電圧2500V(typ)のミリ波
を用いている。 又、反射率R=0.27、ピッチ数N=40、横軸は周
波数f(GHZ )、縦軸はスペクトル幅Δf/fを示
す。尚、横軸において、φ(DEG)の透過率と比較す
れば、φ=2π/fであるから、上下相対となっている
。図11は図10と同様の図であり、ここでは反射率R
=0.27、ピッチ数N=10の例である。図12は更
に同様の図であり、ここでは反射率R=0.59、ピッ
チ数N=50の例である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は複数個の
DFB管を直列に配列し、このDFB管の内部にはレー
ザ波入力をブラッグ反射させるための複数枚のシム状円
環平板と、このシム状円環平板をブラッグ反射条件に適
合するように所要のピッチで保持させるリングとを設け
、かつピッチ寸法をレーザ波長の整数倍に設定している
ので、高出力・大電流のレーザのスペクトル幅を先鋭化
することができるという効果を有する。
DFB管を直列に配列し、このDFB管の内部にはレー
ザ波入力をブラッグ反射させるための複数枚のシム状円
環平板と、このシム状円環平板をブラッグ反射条件に適
合するように所要のピッチで保持させるリングとを設け
、かつピッチ寸法をレーザ波長の整数倍に設定している
ので、高出力・大電流のレーザのスペクトル幅を先鋭化
することができるという効果を有する。
【図1】本発明のレーザ共振器の一部破断側面図である
。
。
【図2】図1の模式的な部分分解斜視図である。
【図3】DFB管の一部の破断斜視図である。
【図4】DFB管の要部の拡大断面図である。
【図5】DFB構造と光波路の原理図である。
【図6】ブラッグ反射の原理図である。
【図7】反射光強度の周波数特性図である。
【図8】スペクトルの拡がり比のピッチ数による変化を
示す図である。
示す図である。
【図9】透過率特性を示す図である。
【図10】周波数−スペクトル幅比の対応図である。
【図11】周波数−スペクトル幅比の対応図である。
【図12】周波数−スペクトル幅比の対応図である。
【図13】電磁界の波源と電界の模式図である。
【図14】ファブリーペロー共振器の模式図である。
1 入力管
2 入力TP管
3 安定管
4 DFB管
5 出力TP管
6 出力管
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状をした複数個のDFB管を直列に
配列し、このDFB管の内部にはレーザ波入力をブラッ
グ反射させるための複数枚のシム状円環平板と、このシ
ム状円環平板をブラッグ反射条件に適合するように所要
のピッチで保持させるリングとを設け、前記ピッチ寸法
をレーザ波長の整数倍に設定したことを特徴とするレー
ザ共振器。 - 【請求項2】 DFB管の入力側には、レーザ波を入
力する為の入力管と、入力されたレーザ波をDFB管に
導くテーパー状の管を接続し、出力側にはDFBにより
先鋭化されたレーザ波を出力管へ導くテーパー状の管と
、それを出力するための出力管を接続してなる請求項1
のレーザ共振器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3155339A JP2756735B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | レーザ共振器 |
| US07/890,121 US5291512A (en) | 1991-05-31 | 1992-05-29 | Bragg reflector for microwave and far-infrared wave, and free electron laser provided with the reflector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3155339A JP2756735B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | レーザ共振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04354392A true JPH04354392A (ja) | 1992-12-08 |
| JP2756735B2 JP2756735B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=15603731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3155339A Expired - Lifetime JP2756735B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | レーザ共振器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5291512A (ja) |
| JP (1) | JP2756735B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5418802A (en) * | 1993-11-12 | 1995-05-23 | Eastman Kodak Company | Frequency tunable waveguide extended cavity laser |
| US6690023B2 (en) * | 2000-08-15 | 2004-02-10 | Anissim A. Silivra | Methods and apparatus for providing a broadband tunable source of coherent millimeter, sub-millimeter and infrared radiation utilizing a non-relativistic electron beam |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4697272A (en) * | 1986-05-09 | 1987-09-29 | Hughes Aircraft Company | Corrugated reflector apparatus and method for free electron lasers |
| US4745617A (en) * | 1987-03-27 | 1988-05-17 | Hughes Aircraft Company | Ideal distributed Bragg reflectors and resonators |
| US4888776A (en) * | 1988-12-13 | 1989-12-19 | Hughes Aircraft Company | Ribbon beam free electron laser |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3155339A patent/JP2756735B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-05-29 US US07/890,121 patent/US5291512A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5291512A (en) | 1994-03-01 |
| JP2756735B2 (ja) | 1998-05-25 |
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