JPH04354687A - ハンド着脱機構 - Google Patents

ハンド着脱機構

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Publication number
JPH04354687A
JPH04354687A JP12896491A JP12896491A JPH04354687A JP H04354687 A JPH04354687 A JP H04354687A JP 12896491 A JP12896491 A JP 12896491A JP 12896491 A JP12896491 A JP 12896491A JP H04354687 A JPH04354687 A JP H04354687A
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JP
Japan
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hand
locking
shank
tapered surface
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12896491A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kigami
博之 木上
Masateru Yasuhara
正輝 安原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04354687A publication Critical patent/JPH04354687A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動アームの先端に
取り付けられ、複数のハンドを選択的に交換して装着す
るためのハンド着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、1台のロボツトで各種の作業を
行なわせる場合、各種の作業に応じてハンドを交換する
必要が生じ、この為、ロボツトのアーム先端にハンドを
着脱するためのハンド着脱装置が必要となる。従来にお
いて、上述したようなハンド着脱装置としては、例えば
、特開昭58−186589号公報があり、この従来公
報には、図14に示す様に、フインガaを装着したシヤ
ンクbに、外側テーパ面cを有するボス部dを形成し、
ロボツトアームeに接続されたハンド着脱装置f側に、
係止ボールgを半径方向に沿つて進退自在に支持し、こ
の係止ボールgを外側テーパ面cに当接させる事により
、シヤンクbをホルダhにロックする構成が開示されて
いる。この図14に示す従来の着脱機構においては、シ
ヤンクbがホルダhから抜け出た時点で、係止ボールg
が脱落しない様にするために、ボール保持穴iには、突
起部jを残す様に加工している。
【0003】ここで、上述したように、このハンド着脱
装置fにおいては、シヤンクbがホルダhから抜け出た
際に、ロック用のボールgが脱落しない様に係止用突起
jを残した状態で、ボール保持穴iを図15に示す様に
、加工しなければならない。しかしながら、この種の構
造のシヤンクbにおいては、テーパ面cと位置決め用の
ボス部dとが直列に配設されており、この結果、脱着に
要するストロークが大きくなり、脱着作業に係わるタク
トタイムが長くかかる問題点がある。
【0004】このため、図16に示す様に、フインガa
が装着されるシヤンクbに内テーパ面kを形成し、その
外周を位置決めボスdとし、脱着に要するストロークを
短くして、脱着作業に係わるタクトタイムを短縮化する
技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造においては、シヤンクbがホルダhから抜
けた際に、ロック用のボールgが抜け落ちない様にする
ための突起部jを、円筒状のロック筒mの外周に形成し
なければならない事となる。このため、図15に示す様
に、内周に突起部jを残す様に形成する場合においては
、外側より加工用のバイトnを送り入れて、比較的容易
に、突起部jを残す加工を行うことが出来るものの、突
起部jを外周に残す加工を行う事は困難である。そこで
、図17に示す様に、突起部jが予め形成されたブツシ
ユpを別作業で形成し、このブツシユpをロック筒mに
埋め込む事が考えられる。しかしながら、このブツシユ
pを用いた方式では、このブツシユpを埋め込んだ後に
、ロック筒mの外周面を面一となるように切削加工する
ため、突起部jを所定の突出量を維持した状態で確実に
残す事が非常に困難である。特に、突起部jの突出量は
、シヤンクbを確実にロックするためには、例えば、図
18に示す様に、0.5mm程度が必要となり、また、
ボールgを保持するための穴の基準面からの高さの公差
は、±0.02mmと非常に厳密である。
【0006】このようにして、上述したようなブツシユ
pを埋め込む方式においては、ブツシユpの穴の同心度
による公差と、ブツシユpを埋め込む穴の基準面からの
公差とが相乗して、加工誤差が大きくなる事となる。こ
の結果、保持穴iの基準面からの高さの公差を±0.0
2mm以内に納めるためには、ブツシユpの穴の同心度
等に更に厳しい公差を入れる事が必要となる。このよう
にして、加工難となり、加工コストの上昇を招き好まし
くない。
【0007】この発明は上述した課題に鑑みてなされた
もので、この発明の目的は、加工技術に厳しい公差を要
求せず、加工コストの上昇を招かない状態で、突起部を
備えて、ロック動作に必要となるボールの脱落を確実に
防止する事の出来るハンド着脱機構を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上述した課題を
解決し、この発明の目的を達成するため、この発明に係
わるハンド着脱機構は、移動アームの先端に取り付けら
れ、複数のハンドを選択的に交換して装着するためのハ
ンド着脱機構において、前記ハンドに一体的に形成され
、内テーパ面を有する円筒状の位置決めボス部と、前記
移動アームの先端に、前記位置決めボス内に嵌入可能に
形成された円筒状のロック筒と、このロック筒に、半径
方向に沿って貫通した状態で形成された複数の透孔と、
各透孔内に収納され、前記ロック筒の外周面から半径方
向外方に突出可能に配設された複数のロック用ボールと
、これらロック用ボールを半径方向外方に突出させるこ
とにより前記内テーパ面に当接させて、前記ハンドを前
記移動アームの先端にロックさせるロック手段と、前記
ロック筒の外周に嵌合され、各ロック用ボールの対応す
る透孔からの外方への抜け落ちを防止するための係止ス
リーブとを具備する事を特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるハンド着脱機構に
おいて、前記係止スリーブは、各透孔の前記ロック筒に
開口する部分の上部を部分的に覆う様に取り付けられて
いる事を特徴としている。また、この発明に係わるハン
ド着脱機構において、前記係止スリーブは、各透孔の前
記開口部に臨む端部にテーパ面を備えている事を特徴と
している。
【0010】また、この発明に係わるハンド着脱機構に
おいて、前記テーパ面は、半径方向外方に向けて、前記
開口部を覆う方向に傾斜している事を特徴としている。
【0011】
【実施例】以下に、この発明に係わるハンド着脱機構を
スカラ型ロボツトに適用した一実施例の構成を、添付図
面を参照して、詳細に説明する。
【0012】〈ロボツトシステム〉先ず、図1を参照し
て、この一実施例のハンド着脱装置10が採用されるロ
ボツト(自動組立装置)12の概略構成を説明する。
【0013】このロボツト12は、図示しない基台上に
固定された支柱14と、この支柱14の上端に水平面内
で回動自在に支持された第1の水平アーム16と、この
第1の水平アーム16の先端に水平面内で回動自在に支
持された第2の水平アーム18と、この第2の水平アー
ム18の先端に上下動及び自身の軸線回りに回動自在に
支持され、中空筒体から構成された垂直アーム20とか
ら概略構成されている。ここで、この発明の特徴となる
ハンド着脱装置10は、この垂直アーム20の下端に取
り付けられている。
【0014】そして、第1の水平アーム16は、支柱1
4内に配設された第1の駆動モータ21により、支柱1
4を中心として旋回駆動されるよう設定されている。ま
た、第2の水平アーム18は、第1の水平アーム16の
上面略中央部に配設された第2の駆動モータ22により
、第1の水平アーム16の先端を中心として旋回駆動さ
れるように設定されている。一方、垂直アーム20は、
第2の水平アーム18の上面基端部上に配設された第3
及び第4の駆動モータ24,26により、上下方向(Z
軸方向)に沿う移動及び自身の中心軸線回りに回動駆動
されるように設定されている。
【0015】これら第1乃至第4の駆動モータ21,2
2,24,26は、支柱14及び第1の水平アーム16
の内部を挿通するように配設された接続ライン(図示せ
ず)を介して、ロボツトコントローラ28に接続され、
このロボツトコントローラの制御指令に基づき、ハンド
着脱装置10に取り付けられたハンド機構30を所定位
置に所定姿勢(回動位置)で移動するように、夫々回転
駆動されるよう制御されている。
【0016】また、ハンド機構30は、接続ケーブル3
2を介して、ロボツトコントローラ28及び図示しない
空圧機構に接続され、これらロボツトコントローラ28
及び空圧機構を介して、駆動されるように制御されてい
る。ここで、この接続ケーブル32は、支柱14内を通
り、第1の水平アーム16の基端部を貫通して、一旦外
部に取り出され、大きくループするように撓んだ状態で
、一旦、第3及び第4の駆動モータ24,26を覆う様
に第2の水平アーム18の基端部上に配設されたカバー
部材27に接続された後、ここから再び外部に取り出さ
れ、大きくループする様に撓んだ状態で、垂直アーム2
0にこれの上端から取り込まれ、この中を貫通し、ハン
ド着脱装置10を介して、ハンド機構30に接続される
ように構成されている。
【0017】次に、図2乃至図11を参照して、この発
明の特徴となるハンド着脱装置10の構成を、詳細に説
明する。 ホルダ このハンド着脱装置10は、ロボツト12の垂直アーム
20の下端にハンド機構30を着脱自在に装着するため
の設けられており、図2に示すように、垂直アーム20
の先端に固定されたホルダ34と、このホルダ34に係
脱自在になされ、ハンド機構30が下部に固定されたシ
ヤンク36とを基本的に備えている。
【0018】このホルダ34は、図示するように、垂直
アーム20の下端外周に固着される固着部37と、この
固着部37の下面にボルト38を介して取り付けられた
シリンダ部40と、このシリンダ部40内において、上
下方向に沿つて摺動自在に収納されたピストン42と、
シリンダ部40の下端面及び下部内周に渡り一体的に嵌
合された内筒44と、この内筒44内にボルト46を介
して固定されたボール支持筒48と、ピストン42の下
端にボルト50を介して固定され、ボール支持筒48に
支持された複数のボール52の内側下方部分に下方から
係合する外方テーパ面54aを外周に形成された係止部
材54と、ボール支持筒48とピストン42との間に介
設され、ピストン42を常時上方に付勢するコイルスプ
リング56とから概略構成されている。
【0019】ここで、上述したシリンダ部40は、図3
に取り出して示すように、上下が開放された略中空円筒
状に形成されたシリンダ本体40aと、このシリンダ本
体40aの内部空間を上下に分割する仕切壁40b(図
2に示す。)と、シリンダ本体40aの上端外周に形成
された第1の外方フランジ部40cと、シリンダ本体4
0aの下端外周に形成された第2の外方フランジ部40
dとから一体的に形成されている。
【0020】そして、このシリンダ本体40aの仕切壁
40bよりも上方部分には、丁度、中心線に沿つて垂直
に延出する幅広のスリツト40eが第1の外方フランジ
部40cに渡り形成されている。このようにスリツト4
0eが形成されているため、垂直アーム20の内部を貫
通する接続ケーブル32は、図2に示すように、この垂
直アーム20の下端開口からシリンダ部40の仕切壁4
0bより上方の内部空間に取り出され、ここから、スリ
ツト40eを介してシリンダ部40の外方に取り出され
得ることになる。
【0021】尚、図2に示すように、接続ケーブル32
は、後述するシリンダ室58に圧縮空気を導入するため
の第1のエアホース32aと、ハンド機構30に圧縮空
気を供給する9本の第2のエアホース32b(図面の都
合上、1本のみが描かれている。)と、ハンド機構30
とロボツトコントローラ28とを電気的に接続するケー
ブル32cとから構成されている。そして、第1のエア
ホース32aは、第1の接続ポート60aを介して、仕
切壁40bの中央部に接続され、9本の第2のエアホー
ス32bは、第2の接続ポート60bを夫々介して、第
2の外方フランジ部40dの上面に接続されている。ま
た、ケーブル32cは、その先端に接続された第1のコ
ネクタ62aを介して、第2の外方フランジ部40d上
に、ステイ64を介して取り付けられた中継基板66に
電気的に接続されている。
【0022】一方、上述したシリンダ室58は、仕切壁
40bの下面と、ピストン42の上面と、シリンダ本体
40aの内周面とで囲まれる空間により規定されている
。そして、ピストン42は、シリンダ本体40aの内周
面に摺接するピストン本体42aと、このピストン本体
42aの下面中央部において、下方に突出するように設
定され、中実円柱状の突出部42bとから一体的に形成
されている。
【0023】ここで、このように構成されたピストン4
2は、シリンダ室58内に圧縮空気が導入されていない
状態において、コイルスプリング56の付勢力により図
示しないストツパに当接する最上位置に弾性的に保持さ
れている。また、このピストン42は、このシリンダ室
58内に第1の接続ポート60aを介して圧縮空気が導
入されることにより、コイルスプリング56の付勢力に
抗して、下方に押し下げられ、上述した内筒44の上端
に当接することにより、最下位置に保持されることにな
る。
【0024】また、上述した内筒44は、シリンダ本体
40aの下部の内周面に嵌合するよう設定され、上下が
開放された中空略円筒状の内筒本体44aと、この内筒
本体44aの上端に形成された内方フランジ部44bと
、内筒本体44aの下端に形成され、第2の外方フラン
ジ部40dの下面に接触する外方フランジ部44cとか
ら一体的に形成されている。ここで、この外方フランジ
部44cの下面が、着脱面PLの上側を規定するように
設定されている。即ち、この外方フランジ部44cの下
面よりも下方部分において、上述したシヤンク36が規
定されている。
【0025】そして、上述したボール支持筒48は、下
面が開放された筒状に形成されており、詳細には、図4
に取り出して示すように、内筒本体44aの上部に嵌合
するように設定された中空円筒状の支持筒本体48aと
、この支持筒本体48aの上面を覆うように形成された
天井部48bとから一体的に形成されている。ここで、
この天井部48bの中心部には、上述したピストン42
の突出部42bが上下動可能に挿通される挿通孔48c
が形成されている。また、この支持筒本体48aの厚さ
は、これに支持されるボール52の直径よりも短い薄さ
に設定されている。
【0026】尚、このボール支持筒48は、支持筒本体
48aに厚さ方向に貫通した状態で、周方向に沿つて等
間隔に複数の、この一実施例においては6つのボール支
持孔48dが周方向に沿つて等間隔に形成されている。 そして、各ボール支持孔48dは、丁度、ボール52が
挿通されて、この中を移動することが出来るように、ボ
ール52の直径よりも僅かに大きく設定された直径を有
する正面円形状に設定されている。即ち、各ボール52
は、対応するボール支持孔48dから少なくとも一側(
内側及び/又は外側)を突出することになる。
【0027】ここで、このボール52が対応するボール
支持孔48dから半径方向外方に転げ落ちないように係
止するため、支持筒本体48aの外周には、この発明の
最も特徴となる係止スリーブ68が嵌入されている。こ
の係止スリーブ68は、これの下端が、丁度、各ボール
支持孔48dの上端縁から僅かに下方に延出して係止爪
を構成するように位置決めされた上で固定されている。 詳細には、この係止スリーブ68の下端には、半径方向
外方に向かうにつれて下方に向かうテーパ面68aが形
成されており、丁度、このテーパ面68aが対応するボ
ール支持孔48dの上部に延出するように設定されてい
る。このようにして、各ボール52は、この係止スリー
ブ68のテーパ面68aに係止されて、対応するボール
支持孔48dから半径方向外方への脱落が阻止されるよ
うに設定されている。
【0028】再び図2に示すように、上述した係止部材
54は、挿通孔48cを介してボール支持筒48の内部
空間にまで突出した突出部42bの下端に固定された略
円板状の本体部分54bと、この本体部分54aの下端
に形成され、支持筒本体48aの内周面に摺接する外周
面を有する外方フランジ部54cとから構成されている
。そして、この外方フランジ部54cの上端縁と、本体
部分54bの下端縁との間に、上述した外方テーパ面5
4aが規定されている。この外方テーパ面54aは、下
方に向かうにつれてその直径を増すように傾斜付けられ
ている。
【0029】また、ボール支持筒48の支持筒本体48
aの内周面と、係止部材54の本体部分54bの外周面
との間の間隙は、ボール52が内方に抜け出ないように
するに充分な大きさに設定されている。このようにして
、これらボール52はボール支持筒48のボール支持孔
48d内において、外方へも内方へも抜け止めされた状
態で支持されることとなる。特に、この本体部分54b
の外周面の直径は、図4に二点鎖線で示すように、ボー
ル52が半径方向内方に偏倚した際に、ボール52の半
径方向外方端が、ボール支持孔48d内に完全に引き込
まれるに充分な大きさに設定されている。
【0030】尚、この外側テーパ面54aは、ピストン
42が最上位置に持ち上げられた状態において、図4に
一点鎖線で示すように、対応するボール52の内側部分
に当接し、これらボール52を半径方向外方に偏倚させ
て、各々の外側部分が支持筒本体48aの外周面から外
方に突出するように設定され、また、ピストン42が最
下位置に押し下げられた状態において、図4に二点鎖線
で示すように、対応するボール52の内側部分との係合
を解除され、これらボール52の半径方向内方への移動
を許容し、各々の外側部分が支持筒本体48aの外周面
から突出しないように設定されている。
【0031】即ち、図5に示すように、ピストン42が
最下位置まで下降した状態において、このハンド着脱装
置10における開放状態が規定されることになる。ここ
で、このピストン42の最下位置を検出するために、上
述したシリンダ部40のシリンダ本体40aの中程であ
つて、最下位置にあるピストン本体42aの下端を臨む
位置に開口40fが形成されており、この開口40f内
に配設された状態で、最下位置確認センサ70がステイ
72を介してシリンダ本体40aに取り付けられている
。尚、この最下位置確認センサ70は、最下位置まで下
降したピストン本体42aによりオン動作され、このピ
ストン本体42aが最下位置以外の位置にある場合には
、オフ動作するように設定されている。
【0032】脱着部 一方、図6に示すように、シリンダ部40の第2の外方
フランジ部40dの上面であつて、図中、略右半分の部
分には、計9つの接続穴74a〜74iが形成されてい
る。ここで、各接続穴74a〜74iは、第2の接続ポ
ート60bが各々接続されるように設定されている。即
ち、この一実施例においては、上述したように、第2の
接続ポート60bは、9本の第2のエアホース32bに
対応して9個配設されている。ここで、図示の都合上、
第1、第5及び第9の接続穴74a,74e,74iに
第2の接続ポート60bが接続された状態で描かれてい
る。
【0033】ここで、図2においては、図面の都合上、
この断面位置において第9の接続穴74iが代表して示
されるように描かれているが、各接続穴74a〜74i
に各々連通した状態で、第2の外方フランジ部40dの
下面には、ここに開口して連通室76a〜76iが形成
されている。ここで、各連通室76a〜76iは、対応
する接続穴74a〜74iとの連通位置から半径方向内
方に延出した状態で細長く形成されている。
【0034】一方、各連通室76a〜76iは、シリン
ダ部40の第2の外方フランジ部40dの下面に取り付
けられた内筒44の外方フランジ部44cにより閉塞さ
れている。そして、この外方フランジ部44cには、各
連通室76a〜76iの半径方向内方部分に各々開口し
た状態で、後述する接続パイプ98a〜98iが夫々挿
入される9本の接続パイプ挿入孔78a〜78iが厚さ
方向に貫通して形成されている。換言すれば、各連通室
76a〜76iを介して互いに連通される接続穴74a
〜74iと接続パイプ挿入孔78a〜78iとは、半径
方向に沿つて互い違いになり、後者の方が前者よりも内
方に位置するように設定されている。このように構成す
ることにより、後述するフインガラツクを係止するため
の係止溝を、着脱機構10の全体の外形を大きくするこ
となく、半径方向内方に偏倚して配設された接続パイプ
挿入孔78a〜78iより半径方向外方に位置するシヤ
ンク本体の部分に形成され得ることとなる。
【0035】また、再び図6に示すように、上述した中
継基板66上には、複数の、この一実施例においては、
15本の接続ピン80a〜80oが起立した状態で固定
されている。ここで、各接続ピン80a〜80oは、上
述した第1のコネクタ62aが各々接続された状態で取
り付けられるように設定されている。尚、これら接続ピ
ン80a〜80oの配設数である15本は、後に詳細に
説明するが、このケーブル32cがシリアルインターフ
エイスケーブルとして構成され、これを通してロボツト
コントローラ28とハンド機構30との間で通信される
ように設定されているからである。換言すれば、従来は
、ロボツトコントローラとハンド機構との間は、パラレ
ルインターフエイスケーブルとしてのケーブルにより互
いに接続されれるように設定されており、この結果、同
じ条件の下で、接続ピンの配設数は32本に増加される
状態となる。
【0036】しかしながら、この一実施例においては、
シリアルインターフエイスケーブルを用いているので、
接続ピン80a〜80oの配設数は15に抑えられるこ
とになる。この結果、中継基板66の配設エリアは狭く
て済み、また、第1のコネクタ62aの配設数も少なく
て済み、着脱機構10全体の外形を小型化することが出
来ると共に、軽量化を達成することが出来ることになる
【0037】一方、この中継基板66上の接続ピン80
a〜80oは、各々、接続ロツド82a〜82oを介し
て、内筒44の外方フランジ部44cの下面に形成され
た接続ブツシユ84a〜84oまで電気的に接続されて
いる。即ち、外方フランジ部44cには、各接続ブツシ
ユ84a〜84oを収納すべく上下に貫通する透孔44
dが形成されており、各接続ブツシユ84a〜84oの
内部空間が後述する接続端子が挿入され、電気的に接続
される規定されている。
【0038】また、各接続ロツド82a〜82oは、各
々に対応して第2の外方フランジ部40dにこれを上下
に貫通するように形成された貫通孔40fを介して、対
応する接続ブツシユ84a〜84oの上部に嵌入して電
気的に接続されており、このようにして、各接続ピン8
0a〜80oと接続ブツシユ84a〜80oとは、各々
、電気的に接続されている。
【0039】以上の説明により、ハンド着脱装置10の
一方の構成要素を規定するホルダ34の説明を終了し、
次に、このハンド着脱装置10の他の構成要素を規定す
るシヤンク36について説明する。
【0040】シヤンク このシヤンク36は、このハンド着脱装置10を介して
ロボツト12の垂直アーム20に取り外し自在に取り付
けられる種々のハンド機構に対して共通に構成され、図
2に示すように、その上面を着脱面PLの下側を規定す
るように設定されたシヤンク本体86と、このシヤンク
本体86の下方にボルト88を介して固定された連結筒
90と、この連結筒90の下面にボルト92を介して固
定された取付板94とから主として構成されている。
【0041】ここで、このシヤンク本体86は、その中
央部に、丁度、ホルダ34のボール支持筒48が緩挿さ
れる円形状の透孔86aが形成された円板状の着脱部材
86bを備えている。そして、この着脱部材86bの上
面には、この透孔86aを取り囲み、この開口周縁から
起立した状態で、円筒状の係止筒部86cが一体的に形
成されている。この係止筒部86cの上端には、内方フ
ランジ部86dが形成され、この内方フランジ部86d
の内面には、上述したボール支持筒48に支持されたボ
ール52の外側上方部分に掛止可能な掛止用内方テーパ
面86eが形成されている。
【0042】この掛止用内方テーパ面86eは、上方に
向かうにつれてその直径を増すように傾斜付けられてい
る。また、内方フランジ部86dの内周面は、上述した
係止スリーブ68の外周面に僅かな間隔を有して対向す
るように設定されている。一方、シヤンク本体86の着
脱部材86bの外周部の下面には、全周に渡り所定厚さ
の立ち下がり部86fが一体的に形成され、この立ち下
がり部86fの外周面には、ハンド置台(図9に示す。 )96に係止される係止溝86gが全周に渡り形成され
ている。
【0043】ここで、このハンド置台96は図9に示す
ように、図示しないハンド交換ステーシヨンに複数個設
けられ、各々同一形状に構成されている。このハンド置
台96は図示するように、各シヤンク36の係止溝86
gに嵌入される厚さを有する板状のラツク本体96aを
備え、このラツク本体96aの前端面には、シヤンク3
6を大きく受けるための凹部96bが形成されている。 また、このラツク本体96aの両側縁の下面には、補強
用リブ96cが一体的に形成されており、この結果、こ
のハンド置台96を正面から見ると、両端部分が互いに
対向する逆L字状を呈するよう見えることになる。
【0044】換言すれば、この一実施例においては、ハ
ンド置台96全体は、係止溝86gに嵌入するに充分な
厚さを有して薄板から形成されているが、一対の補強用
リブ96cが一体的に取り付けられ、その剛性は充分に
担保されるよう設定されている。このようにハンド置台
96の剛性が充分に担保されることにより、このハンド
置台96に掛けられたシヤンク36はこの下部にハンド
機構30が連結された状態で、その高さ位置、詳細には
、シヤンク本体86の上面の高さ位置を常に一定に保持
され得ることとなる。
【0045】尚、このように構成されたシヤンク本体8
6において、図4に拡大して示すように、内方フランジ
部86dの上面外周縁には、シヤンクホルダ96に掛止
されたシヤンク36に、ホルダ34が上方から下降して
来た際に、シヤンク本体86の内方フランジ部86dが
、内筒44の内筒本体44aの内周面内に摺接した状態
で容易に嵌入することが出来るように、外方テーパ面8
6hが全周に渡り形成されている。換言すれば、このよ
うに、シヤンク本体86の内方フランジ部86dの外方
テーパ面86hが、内筒44の内筒本体44aの内周面
の下縁に係合することにより、ホルダ34とシヤンク3
6との中心軸線が多少ずれていたとしても、両者の相対
位置が変化して、互いの中心軸線が正確に整合して、内
筒44内にシヤンク本体86が確実に嵌入されるように
ガイドされることになる。
【0046】一方、内方フランジ部86dの上面内周縁
には、内筒44内にシヤンク本体86が嵌入された後に
おいて、更にホルダ34が下降する状態において、今度
は、シヤンク本体86の内方フランジ部86dの内周面
が、係止スリーブ68の外周面に摺接した状態で確実に
嵌入することが出来るように、挿入用内方テーパ面86
iが全周に渡り形成されている。
【0047】ここで、シヤンク本体86の上面には、図
7に示すように、上述した各接続パイプ挿入孔78a〜
78iに対応した位置に、各々に下方から挿通され得る
ように上方に向けて突出した状態で接続パイプ98a〜
98iが配設されている。そして、ホルダ34が下降し
て来て、ホルダ34とシヤンク36とが互いに結合した
状態において、即ち、内筒44の外方フランジ部44c
の下面とシヤンク本体86の着脱部材86bの上面とが
互いに当接した状態において、各接続パイプ98a〜9
8iの上端は、対応する接続パイプ挿入孔78a〜78
iを通つて、連通室76a〜76i内に挿入されるよう
に設定されている。
【0048】また、シヤンク本体86の上面には、図7
に示すように、上述した各接続ブツシユ84a〜84o
に対応した位置に、各々下方から挿入され得るように上
方に向けて突出した状態で接続端子100a〜100o
が配設されている。そして、ホルダ34が下降して来て
、ホルダ34とシヤンク36とが互いに結合した状態に
おいて、各接続端子100a〜100iの上端は、対応
する接続ブツシユ84a〜84iに各々挿入され、電気
的に接続されるように設定されている。
【0049】更に、シヤンク本体86の上面には、図7
に示すように、ボルト92を上方から回動して、連結筒
90に取付板94を固着せしめるための4本の透孔10
2a〜102dが周方向に沿つて等間隔に、厚さ方向に
貫通した状態で形成されている。尚、これら透孔102
a〜102dは、上述した接続パイプ98a〜98i及
び接続端子100a〜100oとの競合を避けるために
、これらよりも半径方向外方に偏倚した状態で配設され
ている。
【0050】一方、図7及び図10に示すように、シヤ
ンク本体86の内方フランジ部86cの上面には、下方
に切れ込んだ状態で、測定用のスリツト104が形成さ
れている。このスリツト104は、図10から明かなよ
うに、その下端が、丁度、掛止用内方テーパ面86eの
下端縁の直下方で終端するように形成されている。この
ようにスリツト104を形成することにより、実際に、
掛止用内方テーパ面86eを機械加工により形成する際
において、このスリツト104を通して、加工している
テーパ面を見通しつつ加工することが出来ることになる
。即ち、このスリツト104を介して、加工位置を例え
ば視覚を利用した検出装置により検出しつつ、掛止用内
方テーパ面86eを形成することが可能となる。
【0051】この結果、掛止用内方テーパ面86eは、
その形状及びサイズを正確に規定され、このようにして
、図2に示すように、正確に位置決めされた状態で、外
方テーパ面54aとの間に6個のボール52を挾持する
状態が達成され、従つて、この一実施例によれば、ハン
ド着脱装置10において結合状態が規定された場合に、
その着脱面PLにおいて、ホルダ34側における内筒4
4の外方フランジ部44cの下面と、シヤンク36側に
おけるシヤンク本体86の上面とは、互いに密着状態と
なり、ガタの無い良好な結合状態が達成されることにな
る。
【0052】尚、図10に示すように、シヤンク86の
連結部材86bの上面の一部には、シヤンク86とこれ
に連結されるホルダ34との回転方向の位置決めをする
ために、回転位置決め部材105が、これの上面から上
方に突出した状態で形成されており、図示していないが
、この回転位置決め部材105に対応する凹部が内筒4
4の外方フランジ部44cの底面に形成されている。 ここで、この回転位置決め部材105は図7から明かな
ように、直方体から構成されており、この直方体の互い
に対向する一対の面を、回転方向位置を規定するように
、周方向に直交する面として設定し、これら一対の位置
規制面の上端縁には、Cカツトのテーパ面105a,1
05bが形成されている。
【0053】このように円柱ではなく直方体から回転位
置決め部材105を構成することにより、位置決めは面
接触により達成されることになる。この結果、位置決め
動作が繰り返されて、位置規制面が部分的に摩耗(片減
り)したとしても、面接触で規制しているため、摩耗し
ていない他の部分が面接触して位置規制の効果を達成す
ることとなり、このようにして、回転位置決め効果が確
実に奏せられることになる。
【0054】一方、シヤンク36を構成する連結筒90
は、上下か開放された円筒状に形成され本体部分90a
と、この本体部分90aの上端に形成された内方フラン
ジ部90bとから一体的に形成されている。この連結筒
90内には、上下一対の回路基板106a,106bが
スペーサ108を介して内方フランジ部90bの下面に
吊持された状態で配設されている。ここで、上方の回路
基板106aと上述した各接続端子100a〜100o
とは、シヤンク本体86の着脱部材86b及び連結筒9
0の内方フランジ部90bを上下に貫通した状態で配設
された接続ロツド110a〜110oを各々介して電気
的に接続されている。尚、上方の回路基板106aと下
方の回路基板106bとは、図示しない接続基板を介し
て電気的に接続されている。
【0055】また、この連結筒90の本体部分90aの
外周面には、上述した9本の接続パイプ98a〜98i
に夫々対応した状態で、9本の接続ポート用接続孔11
2a〜112iが開口した状態で形成されている。ここ
で、各接続孔112a〜112iは、シヤンク本体86
の着脱部材86b及び連結筒90の内方フランジ部90
bを上下方向に沿つて貫通した状態で配設された連結通
路114a〜114iを介して、接続パイプ98a〜9
8iと夫々連通するように接続されている。そして、上
述した9本の接続孔112a〜112iの中で、第1、
第5及び第9の接続ブツシユ74a,74e,74iに
対応した接続孔112a,112e,112iには、図
8に示すように、3本の接続ホース115a,115b
,115cが夫々接続ポート116a,116b,11
6cを介して接続され、これら3本の接続ホース115
a〜115cは、ハンド機構30にもたらされている。
【0056】ここで、図2に示すように、上述した上下
一対の回路基板106a,106bには、ロボツトコン
トローラ28から送られてきたシリアル信号をパラレル
信号に、また、ロボツトコントローラ28に送る信号を
パラレル信号からシリアル信号に夫々変換するための回
路が構成されており、両回路基板106a,106bか
らの信号は、図10に示すように、一端に第2及び第3
のコネクタ62b、62cが設けられた第1及び第2の
接続ライン群118a,118bを夫々介して、ハンド
機構30に接続されている。
【0057】この第1及び第2の接続ライン群118a
,118bを連結筒90から一旦外方に取り出すために
、図8に示すように、本体部分90aを構成する周壁に
は、厚さ方向に貫通した状態で一対の開口120a,1
20bが形成されている。このように開口120a,1
20bを形成することにより、上述した第1及び第2の
接続ライン群118a,118bは、これら開口120
a,120bを通つて、シヤンク36の外方に取り出さ
れた上で、ハンド機構30に接続されることになる。
【0058】一方、上述したボルト92は全部で4本配
設されており、これら4本のボルト92を装着するため
に、上述した透孔92a〜92dの直下方に位置して夫
々に連通した状態で、連結筒90の本体部分90aの外
周面には、4本の凹部122a〜122dが形成されて
いる。ここで、各凹部122a〜122dの高さは、各
ボルト92の高さよりも僅かに長く設定されている。こ
のように構成することにより、各ボルト92は、一旦、
側方から対応する凹部112a〜112dに収納された
後に、対応する透孔102a〜102dを介して上方か
ら挿通された図示しないドライバを介して回転され、取
付板94に螺合し得る状態となり、このようにして、こ
の取付板94を連結筒90に固着せしめることが出来る
ことになる。
【0059】尚、図2に示すように、シヤンク36の内
部空間は、シヤンク本体86と連結筒90との間に挾持
された状態で配設された仕切板124により上下に隔離
された状態で仕切られている。この仕切板124を備え
ることにより、このシヤンク36がホルダ34から切り
離された状態でハンド置台96に保持された状態におい
て、即ち、シヤンク36が外部に露出する状態において
、回路基板106a,106bは、依然として閉塞され
た空間内に位置することとなり、これら回路基板106
a106bの防塵効果が達成されることになる。
【0060】ここで、このように仕切板124を備える
ように構成されているので、図2から明かなように、シ
ヤンク36にホルダ34が結合された状態において、ピ
ストン42の下部が位置する空間、即ち、仕切板124
とシヤンク本体86とボール支持筒48とで囲まれる空
間の容積は小さく限定されることになる。そして、後述
する着脱動作に際してピストン42の下降に伴ない上述
した空間が密閉された状態であると、この密閉空間内に
ピストン42の下部が突出し、この密閉空間内の空気が
圧縮されて、所謂弾性効果を発揮して、ピストン42の
下降動作に対しての対向力として作用することになる。
【0061】しかしながら、この一実施例においては、
このようなピストン42の下降動作に対する無用な対向
力の発生を防止して、ピストン42の円滑な下降動作を
達成するため、ピストン42のピストン本体42aと係
止部材54の本体部分54bとを貫通した状態で、連通
孔126が形成されている。この連通孔126は、上端
がボール支持筒48の上方に常時位置するピストン本体
42aの外周面に開口し、下端が係止部材4の本体部分
54bの下面に開口するように形成されている。
【0062】このように連通孔126が形成されている
ので、この一実施例においては、例え、ピストン42が
上下動しようとも、上述した空間は連通孔126を介し
て外部と連通しているので、この空間内の空気が弾性力
を発揮することはなく、ピストン42の円滑な下降動作
が達成されることになる。
【0063】また、上述した取付板94は、図12に示
すハンド機構30の上板としても機能するように構成さ
れている。このようにして、この一実施例においては、
構成要素が減じられて、全体の軽量化が図られると共に
、Z軸方向の長さが短く設定され、全体構成の小型化が
達成されることになる。
【0064】尚、このように構成されたハンド着脱機構
10において、接触部を構成するボール支持筒48、係
止部材54、及び、シヤンク本体86は、共に、鋼鉄か
ら形成されるように設定されているが、残りの構成要素
に関しては、軽量化を目的として全てアルミニウム製に
設定されている。ここで、図2においては、理解を容易
にするため、鋼鉄製部分を2本取りのハツチングで、ま
た、アルミニウム製の部分を1本取りのハツチングで夫
々断面形状を示すように配慮されている。
【0065】このように、この一実施例においては、ハ
ンド着脱機構10の大部分の構成要素をアルミニウム製
としたので、上述した軽量化は、確実に達成されること
となる。
【0066】〈ハンドの例〉ここで、上述したハンド機
構30は、把持態様に応じて、種々揃えられるものであ
り、ロボツト12は任意のハンド機構を装着することが
出来るように、上述したように種々の構成を有する複数
のハンド機構が保持されたハンド交換ステーシヨンが設
けられており、上述したハンド置台96に各々支持され
ている。このハンド機構30の一例として、図12及び
図13にその構成を示す。このハンド機構30は、基本
的には、本願出願人と同一の出願人による特願昭63−
207359号に開示された部品把持用ハンド装置と実
質的に同様であるため、その詳細な構成の説明を省略す
るが、互いに同一直線上にない3点を夫々回動中心とす
る3本のアーム128a〜128cと、各アーム128
a〜128cの先端に設けられ、垂直方向に沿つて延出
するように固定され、内部を中空とされた固定フインガ
130a〜130cと、各フインガ130a〜130c
内に収納され、上下方向に沿つて進退自在になされた可
動フインガ132a〜132cとを備えている。
【0067】そして、各アーム128a〜128cは、
対応する駆動モータM1 〜M3 に、上述した点を中
心として回動駆動されるように、減速機構134a〜1
34cを各々介して接続されている。ここで、各駆動モ
ータM1 〜M3 は、パルスモータから構成されてい
る。即ち、各駆動モータM1 〜M3 には、上述した
接続ライン群118a,118bの所定の接続ラインが
接続されており、ロボツトコントローラ28からの制御
信号に基づき、各々任意の回動位置まで回動駆動される
ように駆動制御されるよう設定されている。
【0068】一方、各可動フインガ132a〜132c
は、対応する固定フインガ130a〜130cをシリン
ダとした場合のピストンとして機能するように構成され
、各固定フインガ130a〜130cの上端には、上述
した3本の接続ホース115a〜115cが各々接続さ
れている。以上のように構成されたハンド着脱機構10
におけるハンド機構30の垂直アーム20への着脱動作
を以下に説明する。
【0069】先ず、図2に示すように、ハンド着脱機構
10が垂直アーム20にハンド機構30を結合した状態
は、シリンダ室58内に第1のエアホース32aを介し
て作動圧縮空気が導入されておらず、コイルスプリング
56の付勢力によりピストン42が上方に偏倚される状
態により達成されている。この結合状態において、ピス
トン42の上方への偏倚に応じて係止部材54の外方テ
ーパ面54aも上方に偏倚され、これに応じて、各ボー
ル52は半径方向外方に押し出されることになる。そし
て、図4に一点鎖線で示すように、各ボール52は対応
するボール支持孔48dがら半径方向外方に突出し、シ
ヤンク36の内方フランジ部86dに形成された掛止用
内方テーパ面86eに当接することになる。
【0070】このようにして、この一実施例においては
、各ボール52が掛止用内方テーパ面86eと外方テー
パ面54aとの間で挾持されることにより、シヤンク3
6のホルダ34からの下方への抜けが禁止され、従つて
、シヤンク36はホルダ34に確実に保持、換言すれば
、ハンド機構30は垂直アーム20に確実に結合された
状態が維持されることになる。
【0071】一方、この結合状態からハンド機構30を
解放する場合には、第1のエアホース32aを介して、
シリンダ室58に作動圧縮空気が導入される。この導入
により、図5に示すように、ピストン42はコイルスプ
リング56の付勢力に抗して下方に押し下げられること
になる。この結果、図4に二点鎖線で示すように、外方
テーパ面54aは下降して、掛止部材54の本体部分5
4bの外周面が、ボール支持孔48dに対向する位置に
もたらされる。
【0072】ここで、ハンド機構30が垂直アーム20
から取り外される際には、後述するが、このハンド機構
30が接続されたシヤンク36は、対応するハンド置台
96に支持された状態に設定されている。即ち、シヤン
ク36はハンド置台96に上下動不能な状態で係止され
ている。従つて、垂直アーム20の上昇に伴ないハンド
着脱機構10のホルダ34が持ち上げられることにより
、掛止用内方テーパ面86eの傾斜に応じて、これらボ
ール52は半径方向内方に偏倚され、本体部分54bの
外周面に当接する状態となる。
【0073】この結果、ボール52は完全にボール支持
孔48d内に隠れることになる。このようにして、最早
、ホルダ34とシヤンク36とを互いに連結しているボ
ール52が存在しなくなるので、ホルダ34はシヤンク
36から上方に引き上げられること、換言すれば、ハン
ド機構30は垂直アーム20から解放され、このハンド
機構30を分離した状態で垂直アーム20は上昇し得る
状態となる。このようにして、図9に示すように、垂直
アーム20が上方に引き上げられることにより、ハンド
着脱機構10のホルダ34はシヤンク36から引き離さ
れて、上方に持ち上げられることになる。即ち、ハンド
着脱機構10を介して、ハンド30は垂直アーム20の
下端から取り外されることになる。
【0074】このハンド脱着機構10における解放動作
、即ち、ホルダ34のシヤンク36からの引き上げ動作
に際して、シヤンク36とホルダ34とにおいて実質的
に内部に入り込んでいる部分は、ピストン42における
係止部材20bの下部及びボール支持筒48の支持筒本
体48aのみであり、その長さは、図2において符合L
で示すように極めて短い値に制限されている。
【0075】この結果、この一実施例においては、ハン
ド機構30を垂直アーム20から解放するためのZ軸方
向に沿うストロークは、少なくとも上述した距離L以上
であれば良く、交換時間が短く設定されることになる。 以上詳述したように、この一実施例においては、シヤン
ク本体86の内方フランジ部86dの内周に、掛止用の
内側テーパ面86eを備える形状に設定されている。こ
の結果、従つて、この一実施例では、全体的な構成を簡
略化・軽量化することが出来き、動作特性を向上させる
ことが出来ると共に、着脱のためのZ軸方向に沿う距離
を短く設定出来、着脱の為の時間が短縮化されることに
なり、作業効率が向上することになる。
【0076】特に、この一実施例においては、ボール5
2がボール支持孔28dから外方に脱落するのを防止す
るための突起部を、ボール支持筒48の外周に嵌入した
係止スリーブ68の下端により規定し、この係止スリー
ブ68の下端をボール支持孔28dのボール支持筒48
の外周面に開口する部分に上方から突出する様に臨ませ
ている。このようにして、この係止スリーブ68の下端
により、ボール52の外方への脱落は確実に防止される
事となる。そして、このように突起部を係止スリーブ6
8の下端から規定しているので、この突起部を形成する
ための加工を極めて容易に行うことが出来、加工コスト
の上昇を招く事がなくなると共に、この突起の突起量も
任意に、且つ、精度良く設定することが出来、ボール5
2の脱落を確実に防止することが出来る事になる。
【0077】しかも、この一実施例においては、この係
止スリーブ68の下端から規定される突起部に、テーパ
面68aを形成しているので、テーパ面68aを設けな
い場合と比較して、突起部の同一突起量に対しての、ボ
ール52がボール支持筒48の外周から外方に突出する
突出量をより多く設定することが出来る事になる。この
ようにして、テーパ面68aを設けない場合には、突起
部の突起量を正確に規定しなければならないが、この一
実施例の様に突起部にテーパ面68aを設ける事により
、突起部における突起量を厳密に管理する必要がなくな
り、組み付け性を向上させることが出来る事になる。
【0078】尚、この一実施例においては、上述した様
に、係止スリーブ68の下端から規定される突起部にテ
ーパ面68aを設ける様に説明したが、この発明はこの
ような構成に限定されることなく、例えば、テーパ面6
8aを設けない構成であつても、この発明の意図する所
定の効果を奏することが出来るものである。次に、この
ように構成されるハンド着脱機構10を備えたロボツト
12における、ハンド機構の交換作業について概略的に
説明する。
【0079】先ず第1図に示すように、垂直アーム20
の下端にハンド着脱機構10を介してハンド機構30が
連結された状態において、このハンド機構30に対応す
る図示しない部品に対する所定のピツク・アンド・プレ
ース動作が実行される。そして、このハンド機構30で
ピツクすることの出来ない他の部品をピツク・アンド・
プレース動作しなければならない場合には、このハンド
機構30を取り外し、他の部品のピツク動作に適切な他
のハンド機構に交換しなければならなくなる。
【0080】このようにハンド機構を交換する必要が発
生した場合には、ロボツトコントローラ28は、第1乃
至第4の駆動モータ21,22,24,26を駆動して
、ハンド交換ステーシヨンの所定のハンド置台96にハ
ンド着脱機構10のシヤンク36を支持させるように、
開口部側から移動させる。この結果、シヤンク36は、
これの係止溝86gにハンド置台96の凹部96bの両
側を規定するラツク本体96aの部分が両側から嵌入さ
れた状態で支持されることになる。
【0081】そして、所定のハンド置台96にシヤンク
36が完全に支持された状態で、ロボツトコントローラ
28は図示しない空圧機構を起動して、第1のエアホー
ス32aを介して、ハンド着脱機構10のシリンダ室5
8内に圧縮空気を導入する。この結果、上述したように
、ハンド着脱機構10は解放状態が規定され、ホルダ3
4はシヤンク36から上方に分離可能な状態となる。 この後、ロボツトコントローラ28は、脱着機構の分離
可能状態を、上述した最下位置確認センサ70のON動
作により確認した後、第3の駆動モータ24を起動して
、垂直アーム20を垂直方向に沿つて上方に移動させる
ように駆動する。このようにして、垂直アーム20の下
端に取り付けられたホルダ34は、ハンド置台96に支
持されたシヤンク36から持ち上げられ、上方に分離さ
れることになる。
【0082】この後、垂直アーム20の上方移動量が上
述した分離ストロークLに至つたことが検出されると、
ロボツトコントローラ28は第3の駆動モータ24の駆
動を停止して、第1及び第2の駆動モータ22を起動し
て、垂直アーム20の上下位置を保持しつつ、側方に移
動させて、新に取り付けようとする他のハンド機構の直
上方にもたらし、この時点で第1及び第2の駆動モータ
22を停止する。尚、このように他のハンド機構の直上
方に移動する際において、第4の駆動モータ24を起動
して、その中心軸線回りに回動して、これから連結しよ
うとする他のハンド機構の回動位置を自身の回動位置と
を正確に整合させることになる。
【0083】この後、第3の駆動モータ22を起動して
、垂直アーム20を下降させ、上述したストローク距離
Lだけ垂直アーム20が下降して、ホルダ34がシヤン
ク36の上に載置された時点で、第3の駆動モータ22
の駆動を停止する。この後、ロボツトコントローラ28
は、上述した空圧機構の作動を停止して、シリンダ室5
8内の圧力を抜く。この結果、ピストン42はコイルス
プリング56の付勢力により持ち上げられ、各ボール5
2は係止部材54の外方テーパ面54aに押されて半径
方向外方に偏倚され、ボール支持筒48の外周面から半
径方向外方に突出する。このようにして、図2に示すよ
うに、各ボール52は掛止用内方テーパ面86aと外方
テーパ面54aとの間で挾持され、ホルダ34とシヤン
ク36とは互いに結合される。このようにして、ハンド
着脱機構10を介して、他のハンド機構は垂直アーム2
0の下部に連結されることになる。
【0084】そして、ロボツトコントローラ28は第1
及び第2の駆動モータ22を再び起動して、垂直アーム
20をハンド置台の凹部96bから抜け出るように水平
に開口部側より移動させ、垂直アーム20の下端に連結
された他のハンド機構が対応するハンド置台から離脱す
ることにより、ハンド機構30の交換作業が終了する。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
ハンド着脱機構は、移動アームの先端に取り付けられ、
複数のハンドを選択的に交換して装着するためのハンド
着脱機構において、前記ハンドに一体的に形成され、内
テーパ面を有する円筒状の位置決めボス部と、前記移動
アームの先端に、前記位置決めボス内に嵌入可能に形成
された円筒状のロック筒と、このロック筒に、半径方向
に沿って貫通した状態で形成された複数の透孔と、各透
孔内に収納され、前記ロック筒の外周面から半径方向外
方に突出可能に配設された複数のロック用ボールと、こ
れらロック用ボールを半径方向外方に突出させることに
より前記内テーパ面に当接させて、前記ハンドを前記移
動アームの先端にロックさせるロック手段と、前記ロッ
ク筒の外周に嵌合され、各ロック用ボールの対応する透
孔からの外方への抜け落ちを防止するための係止スリー
ブとを具備する事を特徴としている。
【0086】また、この発明に係わるハンド着脱機構に
おいて、前記係止スリーブは、各透孔の前記ロック筒に
開口する部分の上部を部分的に覆う様に取り付けられて
いる事を特徴としている。また、この発明に係わるハン
ド着脱機構において、前記係止スリーブは、各透孔の前
記開口部に臨む端部にテーパ面を備えている事を特徴と
している。
【0087】また、この発明に係わるハンド着脱機構に
おいて、前記テーパ面は、半径方向外方に向けて、前記
開口部を覆う方向に傾斜している事を特徴としている。 従つて、この発明によれば、加工技術に厳しい公差を要
求せず、加工コストの上昇を招かない状態で、突起部を
備えて、ロック動作に必要となるボールの脱落を確実に
防止する事の出来るハンド着脱機構が提供される事にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるハンド着脱機構の一実施例が
適用されるロボツトの構成を概略的に示す正面図である
【図2】図1に示すハンド着脱機構を結合状態で示す縦
断面図である。
【図3】シリンダ体を取り出して示す斜視図である。
【図4】ボール支持筒を取り出して示す縦断面図である
【図5】ハンド着脱機構を、ホルダにおける解放状態が
規定された状態で示す縦断面図である。
【図6】ハンド着脱機構を、図2におけるA−A線に沿
つて切断した状態で示す横断面図である。
【図7】ハンド着脱機構のシヤンク本体の上面構成を示
す平面図である。
【図8】ハンド着脱機構を、図2におけるB−B線に沿
つて切断した状態で示す横断面図である。
【図9】シヤンクラツクの構成を示す斜視図である。
【図10】シヤンク本体に形成された測定用スリツトの
形成状態を示す正面断面図である。
【図11】ハンド着脱機構を、ホルダがシヤンクから完
全に抜き上げられた状態を示す縦断面図である。
【図12】及び
【図13】夫々、この一実施例のロボツトに装着される
ハンド機構の一例を示す正面図及び底面図である。
【図14】従来のハンド着脱機構の構成を示す縦断面図
である。
【図15】図14に示すハンド着脱機構のボール脱落防
止用の突起部の形成状態を示す縦断面図である。
【図16】図14に示す従来のハンド着脱機構の問題点
を解決した所の、他の従来のハンド着脱機構の構成を示
す縦断面図である。
【図17】図16に示す他の従来のハンド着脱機構の問
題点を解決するための、突起部を予め形成したブツシユ
の組み込み状態を示す縦断面図である。
【図18】図17に示すブツシユを取り出して、突起部
の形成状態を詳細に示す縦断面図である。
【符号の説明】
10  ハンド着脱機構、 12  ロボツト、 30  ハンド機構、 34  ホルダ、 36  シヤンク、 40  シリンダ部、 42  ピストン、 44  内筒、 48  ボール支持筒、 48a  支持筒本体、 48b  天井部、 48c  挿通孔、 48d  ボール支持孔、 52  ボール、 54  係止部材、 54a  外方テーパ面、 54b  本体部分、 54c  外方フランジ部、 56  コイルスプリング、 68  係止スリーブ、 68a  テーパ面、 86  シヤンク本体、 86a  透孔、 86b  着脱部材、 86c  係止筒部、 86d  内方フランジ部、 86e  掛止用内方テーパ面、 86f  立ち下がり部、 86g  係止溝、 86h  外方テーパ面、 86i  挿入用内方テーパ面、 90  連結筒、 90a  本体部分、 90b  内方フランジ部である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動アームの先端に取り付けられ、複
    数のハンドを選択的に交換して装着するためのハンド着
    脱機構において、前記ハンドに一体的に形成され、内テ
    ーパ面を有する円筒状の位置決めボス部と、前記移動ア
    ームの先端に、前記位置決めボス内に嵌入可能に形成さ
    れた円筒状のロック筒と、このロック筒に、半径方向に
    沿って貫通した状態で形成された複数の透孔と、各透孔
    内に収納され、前記ロック筒の外周面から半径方向外方
    に突出可能に配設された複数のロック用ボールと、これ
    らロック用ボールを半径方向外方に突出させることによ
    り前記内テーパ面に当接させて、前記ハンドを前記移動
    アームの先端にロックさせるロック手段と、前記ロック
    筒の外周に嵌合され、各ロック用ボールの対応する透孔
    からの外方への抜け落ちを防止するための係止スリーブ
    とを具備する事を特徴とするハンド着脱機構。
  2. 【請求項2】  前記係止スリーブは、各透孔の前記ロ
    ック筒に開口する部分の上部を部分的に覆う様に取り付
    けられている事を特徴とする請求項1に記載のハンド着
    脱機構。
  3. 【請求項3】  前記係止スリーブは、各透孔の前記開
    口部に臨む端部にテーパ面を備えている事を特徴とする
    請求項2に記載のハンド着脱機構。
  4. 【請求項4】  前記テーパ面は、半径方向外方に向け
    て、前記開口部を覆う方向に傾斜している事を特徴とす
    る請求項3に記載のハンド着脱機構。
JP12896491A 1991-05-31 1991-05-31 ハンド着脱機構 Withdrawn JPH04354687A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014156508A1 (ja) * 2013-03-29 2014-10-02 ビー・エル・オートテック株式会社 工具交換装置用のマスター装置
DE102019115110B4 (de) 2018-06-12 2022-07-07 Fanuc Corporation Roboterarm, der mit mehreren Anschlussschnittstellen versehen ist

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