JPH04355131A - 靱性に優れた制振性構造体の製造方法 - Google Patents
靱性に優れた制振性構造体の製造方法Info
- Publication number
- JPH04355131A JPH04355131A JP3156185A JP15618591A JPH04355131A JP H04355131 A JPH04355131 A JP H04355131A JP 3156185 A JP3156185 A JP 3156185A JP 15618591 A JP15618591 A JP 15618591A JP H04355131 A JPH04355131 A JP H04355131A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、靱性に優れた制振性構
造体の製造方法に関するものである。
造体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車、鉄道、車両等交通機関に
よる騒音や、工場、工事現場の騒音あるいは振動の周辺
住民に与える影響は日毎に大きくなり、大きな社会問題
となっている。その解決の一手段として、材料自身が振
動吸収能を持つような振動吸収材料の研究開発が進めら
れ、振動吸収性が高く、用途に適した制振材料が、車両
、船舶、産業機械や鉄橋等の構造材料として使用されて
いる。用途の拡大に伴い、従来の薄板を表皮板とした制
振材料だけでなく、厚板を使用した制動材料が求められ
ている。
よる騒音や、工場、工事現場の騒音あるいは振動の周辺
住民に与える影響は日毎に大きくなり、大きな社会問題
となっている。その解決の一手段として、材料自身が振
動吸収能を持つような振動吸収材料の研究開発が進めら
れ、振動吸収性が高く、用途に適した制振材料が、車両
、船舶、産業機械や鉄橋等の構造材料として使用されて
いる。用途の拡大に伴い、従来の薄板を表皮板とした制
振材料だけでなく、厚板を使用した制動材料が求められ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、厚板を使用
した溶接構造体では、溶接によって構造部材に残留応力
が導入され、これが、材質を低下させる。この材質低下
を防止するため厚板を使用した溶接構造体では、応力除
去焼鈍(靱性の向上)が不可欠となる。本発明は、この
熱処理に耐える制振材料を使用した、靱性に優れた制振
性構造体の製造方法を提供することを目的とする。
した溶接構造体では、溶接によって構造部材に残留応力
が導入され、これが、材質を低下させる。この材質低下
を防止するため厚板を使用した溶接構造体では、応力除
去焼鈍(靱性の向上)が不可欠となる。本発明は、この
熱処理に耐える制振材料を使用した、靱性に優れた制振
性構造体の製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、2枚の金属板間に無機質系制振材料を配置した厚
手制振金属板を用いて溶接構造体を構築し、次いで該構
造体の応力除去焼鈍を施すことを特徴とする、靱性に優
れた制振性構造体の製造方法にある。金属板としては、
例えば鋼板、ステンレス板、非鉄金属板等を用いること
ができ、厚さは1.6〜50mmが好ましく、1.6m
m未満になると、厚板の分野からはずれ、また50mm
超の板厚は現在ほとんど用途がなく、この範囲とする。 このような厚板間に配置するものとしては、応力除
去焼鈍が可能とするため無機質系制振材料を用いる。こ
の無機質系制振材料を熱間圧延等により上下厚板金属板
に圧着する。しかして、従来の有機樹脂を使用した樹脂
サンドウィッチ型の厚板金属板を構造部材に使用した構
造体では、応力除去焼鈍により、金属板間に配置されて
いる樹脂が溶融状態になり、滴下し流れ出して着火し、
また板の端で着火し火災を発生せしめると同時に、2枚
の金属板が剥がれる。しかして上記本発明のごとく、上
下の厚板間に無機質系制振材料を配置することにより、
応力除去焼鈍に際し高温環境下に置かれても着火し火災
を発生せしめ、また、2枚の金属板が剥がれることもな
い。この無機質系制振材料としては、結晶粒が粗く不純
物元素の少ない純鉄系鋼板、片状黒鉛を含有した鋼板、
内部に微細な空隙を有する金属板、Al、Cr系金属板
等制振性の優れたものを使用することができる。厚さは
0.1〜7.0mmが好ましい。0.1mm未満では制
振性が低下する、また、7.0mm超では、一般的に制
振材料は上下の厚板より溶接性が悪いためこの制振材料
の影響により溶接性が低下するため、この範囲とする。 上記のごとき本発明による厚手制振金属板を構造部材と
する構造体では、厚板を使用した溶接構造体に不可欠な
応力除去焼鈍が可能となる。このような構造体としては
、例えば、ボックスタイプ、継ぎ構造タイプ等、種々の
ものに適用することができる。
ろは、2枚の金属板間に無機質系制振材料を配置した厚
手制振金属板を用いて溶接構造体を構築し、次いで該構
造体の応力除去焼鈍を施すことを特徴とする、靱性に優
れた制振性構造体の製造方法にある。金属板としては、
例えば鋼板、ステンレス板、非鉄金属板等を用いること
ができ、厚さは1.6〜50mmが好ましく、1.6m
m未満になると、厚板の分野からはずれ、また50mm
超の板厚は現在ほとんど用途がなく、この範囲とする。 このような厚板間に配置するものとしては、応力除
去焼鈍が可能とするため無機質系制振材料を用いる。こ
の無機質系制振材料を熱間圧延等により上下厚板金属板
に圧着する。しかして、従来の有機樹脂を使用した樹脂
サンドウィッチ型の厚板金属板を構造部材に使用した構
造体では、応力除去焼鈍により、金属板間に配置されて
いる樹脂が溶融状態になり、滴下し流れ出して着火し、
また板の端で着火し火災を発生せしめると同時に、2枚
の金属板が剥がれる。しかして上記本発明のごとく、上
下の厚板間に無機質系制振材料を配置することにより、
応力除去焼鈍に際し高温環境下に置かれても着火し火災
を発生せしめ、また、2枚の金属板が剥がれることもな
い。この無機質系制振材料としては、結晶粒が粗く不純
物元素の少ない純鉄系鋼板、片状黒鉛を含有した鋼板、
内部に微細な空隙を有する金属板、Al、Cr系金属板
等制振性の優れたものを使用することができる。厚さは
0.1〜7.0mmが好ましい。0.1mm未満では制
振性が低下する、また、7.0mm超では、一般的に制
振材料は上下の厚板より溶接性が悪いためこの制振材料
の影響により溶接性が低下するため、この範囲とする。 上記のごとき本発明による厚手制振金属板を構造部材と
する構造体では、厚板を使用した溶接構造体に不可欠な
応力除去焼鈍が可能となる。このような構造体としては
、例えば、ボックスタイプ、継ぎ構造タイプ等、種々の
ものに適用することができる。
【0005】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに挙げる
。下記の表1に示す厚板金属板と制振材料からなる溶接
構造体について、表2に示す応力除去焼鈍を施し、制振
性についての成績を得た。表1および表2において、例
1〜4は本発明の実施例を示し、例5、例6は比較例を
示す。例1〜4は応力除去焼鈍が可能で、靱性が高く、
制振性を示す損失係数も高い。例5は制振材料の層厚が
薄すぎ、損失係数が低い。例6は制振材料として、有機
樹脂を使用しているため応力除去焼鈍が不可能であるた
め、靱性が低い。
。下記の表1に示す厚板金属板と制振材料からなる溶接
構造体について、表2に示す応力除去焼鈍を施し、制振
性についての成績を得た。表1および表2において、例
1〜4は本発明の実施例を示し、例5、例6は比較例を
示す。例1〜4は応力除去焼鈍が可能で、靱性が高く、
制振性を示す損失係数も高い。例5は制振材料の層厚が
薄すぎ、損失係数が低い。例6は制振材料として、有機
樹脂を使用しているため応力除去焼鈍が不可能であるた
め、靱性が低い。
【0006】
【表1】
【0007】
【表2】
表1および表2において、
注1:損失係数は、図1に示すような厚板金属板1、1
aと制振材料2からなる一辺が600mmの立方体のボ
ックスで、各コーナーは全て溶接3により接合した構造
体で、応力除去焼鈍後に測定した。ただ、例6は応力除
去焼鈍が不可能なため、応力除去焼鈍をしないで、測定
した。 注2:応力除去焼鈍は、600℃までの昇温、200℃
までの冷却は50℃/hrで行った。 注3:純鉄系鋼板は、C0.005%、Mn0.08%
、Si0.09%その他不純物合計0.20%、残Fe
。 注4:空隙のある鋼板は空隙率20%、平均空隙体積0
.05cm3 。 注5:焼結金属板は空隙率30%、平均空隙体積0.0
6cm3 。 注6:靱性は、試験温度0℃でのシャルピーの吸収エネ
ルギーで示した。なお、板厚が10mmに満たないもの
は、80mm2 当たりに換算して値を表示した。
aと制振材料2からなる一辺が600mmの立方体のボ
ックスで、各コーナーは全て溶接3により接合した構造
体で、応力除去焼鈍後に測定した。ただ、例6は応力除
去焼鈍が不可能なため、応力除去焼鈍をしないで、測定
した。 注2:応力除去焼鈍は、600℃までの昇温、200℃
までの冷却は50℃/hrで行った。 注3:純鉄系鋼板は、C0.005%、Mn0.08%
、Si0.09%その他不純物合計0.20%、残Fe
。 注4:空隙のある鋼板は空隙率20%、平均空隙体積0
.05cm3 。 注5:焼結金属板は空隙率30%、平均空隙体積0.0
6cm3 。 注6:靱性は、試験温度0℃でのシャルピーの吸収エネ
ルギーで示した。なお、板厚が10mmに満たないもの
は、80mm2 当たりに換算して値を表示した。
【0008】
【発明の効果】かくすることにより、厚板を構造部材に
使用した溶接構造体の応力除去焼鈍が確実にでき、靱性
等に優れた溶接構造体が工業的に安定してでき、工業上
に大きな効果を奏することができる。
使用した溶接構造体の応力除去焼鈍が確実にでき、靱性
等に優れた溶接構造体が工業的に安定してでき、工業上
に大きな効果を奏することができる。
【図1】(イ)は本発明の実施例に用いた構造体の斜視
説明図、(ロ)は(イ)の矢視Aの説明図である。
説明図、(ロ)は(イ)の矢視Aの説明図である。
1、1a 厚板金属板
2 制振材料
3 溶接部
Claims (2)
- 【請求項1】 金属板間に無機質系制振材料を配置し
た厚手制振金属板を用いて溶接構造体を構築し、次いで
該構造体の応力除去焼鈍を施すことを特徴とする、靱性
に優れた制振性構造体の製造方法。 - 【請求項2】 板厚1.6から50mmの金属板間に
0.1から7.0mm厚の無機質系制振材料を配置した
厚手制振金属板を構造部材とする、請求項1記載の靱性
に優れた制振性構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156185A JPH04355131A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 靱性に優れた制振性構造体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156185A JPH04355131A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 靱性に優れた制振性構造体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355131A true JPH04355131A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15622225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3156185A Withdrawn JPH04355131A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 靱性に優れた制振性構造体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04355131A (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3156185A patent/JPH04355131A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980806 |