JPH0435524Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435524Y2 JPH0435524Y2 JP1985185381U JP18538185U JPH0435524Y2 JP H0435524 Y2 JPH0435524 Y2 JP H0435524Y2 JP 1985185381 U JP1985185381 U JP 1985185381U JP 18538185 U JP18538185 U JP 18538185U JP H0435524 Y2 JPH0435524 Y2 JP H0435524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- passage
- crankshaft
- oil passage
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は縦軸型エンジンの潤滑装置に関する。
(従来技術及びその課題)
従来の潤滑装置は、第10図及び第11図に示
すようにクランク軸3の下部出力側部分を支持す
る軸受用ボス部6の内周面に上下方向に延びるオ
イル通路(縦溝)50を形成し、通路50の下端
部を潤滑オイル溜りに開口し、通路50の上端部
を、クランクギヤ14のスラスト圧力を受けるボ
ス部上端面(スラスト受部E)に連通している。
潤滑オイルLの油面は、クランクギヤ14やカム
ギヤによるオイルの過剰飛散を防ぐために一般に
クランクギヤ14よりも下方に保たれている。即
ちスプラツシヤー等により飛散されるオイルをオ
イル通路50に溜め、スラスト受部E等を潤滑す
るようになつている。
すようにクランク軸3の下部出力側部分を支持す
る軸受用ボス部6の内周面に上下方向に延びるオ
イル通路(縦溝)50を形成し、通路50の下端
部を潤滑オイル溜りに開口し、通路50の上端部
を、クランクギヤ14のスラスト圧力を受けるボ
ス部上端面(スラスト受部E)に連通している。
潤滑オイルLの油面は、クランクギヤ14やカム
ギヤによるオイルの過剰飛散を防ぐために一般に
クランクギヤ14よりも下方に保たれている。即
ちスプラツシヤー等により飛散されるオイルをオ
イル通路50に溜め、スラスト受部E等を潤滑す
るようになつている。
しかしながら第10図の装置では、強制的に潤
滑オイルを供給するようにはなつていないので、
潤滑性能が低く、潤滑が不充分である。特にスラ
スト受部Eではクランクギヤ14とボス部上面の
間の摩擦が大きく、エンジンの出力低下の原因と
なる。
滑オイルを供給するようにはなつていないので、
潤滑性能が低く、潤滑が不充分である。特にスラ
スト受部Eではクランクギヤ14とボス部上面の
間の摩擦が大きく、エンジンの出力低下の原因と
なる。
なおこの対策として球軸受を備えることも考え
られるが、スラスト荷重に対して不充分である。
またスラスト軸受を使用する場合にはラジアル荷
重に対して強制的に不充分であり、コストも高く
なる。なお、先行例として実開昭56−103613号が
ある。
られるが、スラスト荷重に対して不充分である。
またスラスト軸受を使用する場合にはラジアル荷
重に対して強制的に不充分であり、コストも高く
なる。なお、先行例として実開昭56−103613号が
ある。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために本考案は、クランク
軸の下部出力側部分を支持する軸受用ボス部にオ
イル通路を形成し、オイル通路内にクランク軸の
回転により容積変化するポンプを設け、オイル通
路の下部をクランク軸のオイル入口通路を介して
潤滑オイル溜りに臨ませ、オイル通路の上部をク
ランク軸のオイル出口通路を介して被潤滑部に接
続し、クランク室内が正圧時のクランク軸の回転
角度範囲でポンプを吸入行程にし、かつオイル入
口通路を介して潤滑オイル溜りにオイル通路下部
を連通させると同時にオイル通路上部を閉じ、ク
ランク室内が負圧時のクランク軸の回転角度範囲
で、ポンプを圧縮行程にし、かつオイル出口通路
をオイル通路上部に連通させると同時にオイル通
路下部を閉じるように構成している。
軸の下部出力側部分を支持する軸受用ボス部にオ
イル通路を形成し、オイル通路内にクランク軸の
回転により容積変化するポンプを設け、オイル通
路の下部をクランク軸のオイル入口通路を介して
潤滑オイル溜りに臨ませ、オイル通路の上部をク
ランク軸のオイル出口通路を介して被潤滑部に接
続し、クランク室内が正圧時のクランク軸の回転
角度範囲でポンプを吸入行程にし、かつオイル入
口通路を介して潤滑オイル溜りにオイル通路下部
を連通させると同時にオイル通路上部を閉じ、ク
ランク室内が負圧時のクランク軸の回転角度範囲
で、ポンプを圧縮行程にし、かつオイル出口通路
をオイル通路上部に連通させると同時にオイル通
路下部を閉じるように構成している。
(実施例 1)
第1図において、クランクケース1の下側にカ
バークランクケース2が固着されており、クラン
ク室4内には概ね垂直なクランク軸3が配置さ
れ、クランク軸3は上部が球軸受5を介してクラ
ンクケース1に支承され、下部出力側部分がカバ
ークランクケース2のボス部6に支承されてい
る。クランク軸3の上端部は上方に突出し、フラ
イホイール7を一体的に備え、フライホイール7
には冷却フアン11が設けられている。クランク
軸3の下部は出力部として下方に突出している。
クランク軸3の下側クランクアーム部3aの下側
にはクランクギヤ14が固着されており、クラン
クギヤ14の下面はボス部6の上面Eに当接支持
されている。
バークランクケース2が固着されており、クラン
ク室4内には概ね垂直なクランク軸3が配置さ
れ、クランク軸3は上部が球軸受5を介してクラ
ンクケース1に支承され、下部出力側部分がカバ
ークランクケース2のボス部6に支承されてい
る。クランク軸3の上端部は上方に突出し、フラ
イホイール7を一体的に備え、フライホイール7
には冷却フアン11が設けられている。クランク
軸3の下部は出力部として下方に突出している。
クランク軸3の下側クランクアーム部3aの下側
にはクランクギヤ14が固着されており、クラン
クギヤ14の下面はボス部6の上面Eに当接支持
されている。
クランクケース1にはシリンダー8が一体に形
成され、シリンダー8の端面にはシリンダーヘツ
ド9が固着され、シリンダーヘツド9の端面には
シリンダーヘツドカバー10が固着されている。
シリンダー8内にはピストン12が嵌合し、ピス
トン12はコンロツド13を介してクランク軸3
のクランクピン19に連動連結している。シリン
ダーヘツド9には吸、排気弁16が支持されると
共に、ロツカーアーム室17が形成されている。
20は冷却フアン11を覆うフアンケース、21
はロツカーアーム室17に連通するブリーザー室
である。
成され、シリンダー8の端面にはシリンダーヘツ
ド9が固着され、シリンダーヘツド9の端面には
シリンダーヘツドカバー10が固着されている。
シリンダー8内にはピストン12が嵌合し、ピス
トン12はコンロツド13を介してクランク軸3
のクランクピン19に連動連結している。シリン
ダーヘツド9には吸、排気弁16が支持されると
共に、ロツカーアーム室17が形成されている。
20は冷却フアン11を覆うフアンケース、21
はロツカーアーム室17に連通するブリーザー室
である。
ボス部6には上下方向に延びるオイル通路25
が形成されており、クランク軸3にはオイル通路
25の上端部に対応する位置にオイル出口通路2
6が形成され、オイル通路25の下端部に対応す
る位置にオイル入口通路29が形成されている。
が形成されており、クランク軸3にはオイル通路
25の上端部に対応する位置にオイル出口通路2
6が形成され、オイル通路25の下端部に対応す
る位置にオイル入口通路29が形成されている。
オイル出口通路26はクランク軸3と直角な放
射状に形成され、クランク軸3の外周端縁からク
ランク軸3の中心線部分まで延び、オイル出口通
路26の外周側の端部はクランク軸3の回転によ
りオイル通路25に対して開閉自在となつてお
り、オイル出口通路26のクランク軸中心側の端
部はクランク軸3内の通路30に連通している。
クランク軸3内の通路30は上方に延び、途中で
放射状の連通路27を介してボス部6の上端面の
スラスト受部Eに連通し、さらに上方に延びてク
ランクアーム3a内及びクランクピン19内を通
つて球軸受5部分まで至り、シリンダー上壁のオ
イル供給通路37に連通している。オイル供給通
路37はロツカーアーム室17まで至つている。
ロツカーアーム室17の下端部は逆止弁35及び
戻り通路38を介してクランク室4に連通してい
る。上記スラスト受部Eには第3図に示すように
放射状の潤滑溝28が形成されている。
射状に形成され、クランク軸3の外周端縁からク
ランク軸3の中心線部分まで延び、オイル出口通
路26の外周側の端部はクランク軸3の回転によ
りオイル通路25に対して開閉自在となつてお
り、オイル出口通路26のクランク軸中心側の端
部はクランク軸3内の通路30に連通している。
クランク軸3内の通路30は上方に延び、途中で
放射状の連通路27を介してボス部6の上端面の
スラスト受部Eに連通し、さらに上方に延びてク
ランクアーム3a内及びクランクピン19内を通
つて球軸受5部分まで至り、シリンダー上壁のオ
イル供給通路37に連通している。オイル供給通
路37はロツカーアーム室17まで至つている。
ロツカーアーム室17の下端部は逆止弁35及び
戻り通路38を介してクランク室4に連通してい
る。上記スラスト受部Eには第3図に示すように
放射状の潤滑溝28が形成されている。
第1図のオイル入口通路29は断面形状コの字
形に形成され、その上側開口部はクランク軸3の
回転によりオイル通路25の下端部に対して開閉
自在となつており、下側開口部はオイル溜りのオ
イルLに対して開閉自在となつている。
形に形成され、その上側開口部はクランク軸3の
回転によりオイル通路25の下端部に対して開閉
自在となつており、下側開口部はオイル溜りのオ
イルLに対して開閉自在となつている。
オイル出口通路26は、後述のプランジヤーポ
ンプ31の圧縮行程時に第4a図に示すようにオ
イル通路25の上端部に連通し、ポンプ31の吸
入行程時に第4b図に示すようにオイル通路25
の上端部を閉じるクランク軸角度範囲に形成され
ている。
ンプ31の圧縮行程時に第4a図に示すようにオ
イル通路25の上端部に連通し、ポンプ31の吸
入行程時に第4b図に示すようにオイル通路25
の上端部を閉じるクランク軸角度範囲に形成され
ている。
一方オイル入口通路29は、ポンプ31の圧縮
行程時には第6a,第7a図に示すようにオイル
溜り(オイルL)に対してオイル通路25の下端
部を閉じ、ポンプ31の吸入行程時に第6b,第
7b図に示すようにオイル溜りに対してオイル通
路25の下端部を開く位置に形成されている。
行程時には第6a,第7a図に示すようにオイル
溜り(オイルL)に対してオイル通路25の下端
部を閉じ、ポンプ31の吸入行程時に第6b,第
7b図に示すようにオイル溜りに対してオイル通
路25の下端部を開く位置に形成されている。
第1図のオイル通路25の途中部分にはポンプ
室33が形成されると共に、プランジヤーポンプ
31がクランク軸3と直角方向に移動自在に嵌合
しており、プランジヤーポンプ31はポンプ室3
3内に縮設されたコイルばね32によりクランク
軸3側に付勢され、クランク軸3のカム35に当
接している。カム35はその中心がクランク軸中
心から偏心しており、クランク軸の回転によりプ
ランジヤーが往復運転し、ポンプ31を圧縮行程
及び吸入(拡張)行程とするように構成されてい
る。
室33が形成されると共に、プランジヤーポンプ
31がクランク軸3と直角方向に移動自在に嵌合
しており、プランジヤーポンプ31はポンプ室3
3内に縮設されたコイルばね32によりクランク
軸3側に付勢され、クランク軸3のカム35に当
接している。カム35はその中心がクランク軸中
心から偏心しており、クランク軸の回転によりプ
ランジヤーが往復運転し、ポンプ31を圧縮行程
及び吸入(拡張)行程とするように構成されてい
る。
(実施例 2)
第8図は別の実施例を示す説明図である。即ち
第1図のクランク室4内は、ピストン12の移動
によりクランク軸角度に対して第8図に示すよう
な周期で圧力が変動するが、B点からC点に至る
間の最大負圧値Mn付近のクランク軸角度範囲N
において、オイル出口通路26が開き、かつポン
プ31は圧縮行程となつている。また第8図のA
点からB点に至る間の最大正圧値Mp付近のクラ
ンク軸角度範囲Pにおいて、オイル入口通路29
が開き、かつポンプ31は吸入行程となるように
構成されている。そのほかの構成は実施例−1と
同じである。
第1図のクランク室4内は、ピストン12の移動
によりクランク軸角度に対して第8図に示すよう
な周期で圧力が変動するが、B点からC点に至る
間の最大負圧値Mn付近のクランク軸角度範囲N
において、オイル出口通路26が開き、かつポン
プ31は圧縮行程となつている。また第8図のA
点からB点に至る間の最大正圧値Mp付近のクラ
ンク軸角度範囲Pにおいて、オイル入口通路29
が開き、かつポンプ31は吸入行程となるように
構成されている。そのほかの構成は実施例−1と
同じである。
(作用)
エンジン運転中、ポンプ31が第2図のように
吸入行程の時には、オイル通路25の下端部はオ
イル入口通路29を介してオイル溜りに対して開
き、オイル通路25の上端部は閉じている。また
実施例−2ではクランク室4内が正圧になつてい
る。従つてオイル通路25内にはポンプ31の吸
入作用とクランク室4の正圧による押込み作用に
より効率よく潤滑オイルLが充填される。次にポ
ンプ31が第1図のように圧縮行程になつた時に
は、オイル通路25の下端部は閉じ、オイル通路
25の上端部は開いており、また実施例−2では
クランク室4内が負圧である。従つてオイル通路
25内のオイルはポンプ31の吐出作用及びクラ
ンク室4内の負圧による吸引作用により、オイル
通路25から吐出され、その一部がクランク軸3
内の通路27からボス部6の上面のスラスト受部
Eへと供給される。スラスト受部Eでは該部Eを
潤滑すると共に、クランクギヤ14を浮き上ら
せ、それにより潤滑性能を向上させると共に摩耗
を防止し、エンジン出力の低下を防ぐ。またオイ
ル通路25から吐出されるオイルの一部はボス部
6とクランク軸3の間にも侵入し、ボス部6の内
周面を潤滑する。
吸入行程の時には、オイル通路25の下端部はオ
イル入口通路29を介してオイル溜りに対して開
き、オイル通路25の上端部は閉じている。また
実施例−2ではクランク室4内が正圧になつてい
る。従つてオイル通路25内にはポンプ31の吸
入作用とクランク室4の正圧による押込み作用に
より効率よく潤滑オイルLが充填される。次にポ
ンプ31が第1図のように圧縮行程になつた時に
は、オイル通路25の下端部は閉じ、オイル通路
25の上端部は開いており、また実施例−2では
クランク室4内が負圧である。従つてオイル通路
25内のオイルはポンプ31の吐出作用及びクラ
ンク室4内の負圧による吸引作用により、オイル
通路25から吐出され、その一部がクランク軸3
内の通路27からボス部6の上面のスラスト受部
Eへと供給される。スラスト受部Eでは該部Eを
潤滑すると共に、クランクギヤ14を浮き上ら
せ、それにより潤滑性能を向上させると共に摩耗
を防止し、エンジン出力の低下を防ぐ。またオイ
ル通路25から吐出されるオイルの一部はボス部
6とクランク軸3の間にも侵入し、ボス部6の内
周面を潤滑する。
クランク軸内通路30の残りの潤滑オイルは、
クランクピン19等を潤滑して上部の球軸受5に
至り、さらに通路37を通つてロツカーアーム室
17に入り、弁腕駆動部分等を潤滑する。ロツカ
ーアーム室17の下部に溜るオイルは、クランク
室4が負圧の時に逆止弁35及び戻り通路38を
通つてクランク室4に戻る。
クランクピン19等を潤滑して上部の球軸受5に
至り、さらに通路37を通つてロツカーアーム室
17に入り、弁腕駆動部分等を潤滑する。ロツカ
ーアーム室17の下部に溜るオイルは、クランク
室4が負圧の時に逆止弁35及び戻り通路38を
通つてクランク室4に戻る。
(別の実施例)
プランジヤーポンプ駆動用のカム35を、第9
図に示すようにクランクギヤ14の下面とカバー
クランクケース2のボス部6の間にスペーサー3
6を設け、このスペーサー36に設けることもで
きる。スペーサー36はクランクギヤ14と一体
的に回転する。またクランクギヤ14にカム35
を直接設けることもできる。
図に示すようにクランクギヤ14の下面とカバー
クランクケース2のボス部6の間にスペーサー3
6を設け、このスペーサー36に設けることもで
きる。スペーサー36はクランクギヤ14と一体
的に回転する。またクランクギヤ14にカム35
を直接設けることもできる。
(考案の効果)
以上説明したように本考案は、クランク軸の下
部出力側部分を支持する軸受用ボス部にオイル通
路を形成し、オイル通路内にクランク軸の回転に
より容積変化するポンプを設け、オイル通路の下
部をクランク軸のオイル入口通路を介して潤滑オ
イル溜りに臨ませ、オイル通路の上部をクランク
軸のオイル出口通路を介して被潤滑部に接続し、
ポンプの吸入行程時、あるいはポンプが吸入行程
でかつクランク室内が正圧時にオイル入口通路を
介して潤滑オイル溜りにオイル通路下部を連通さ
せると同時にオイル通路上部を閉じ、ポンプの圧
縮行程時あるいは、ポンプが圧縮行程で、かつク
ランク室内が負圧時にオイル出口通路をオイル通
路上部に連通させると同時にオイル通路下部を閉
じるように構成しているので、次のような利点が
ある。即ち: (1) クランク軸3と軸受用ボス部6で吸入及び吐
出用逆止弁を構成しているので、作動が確実で
あり、故障も少ない。かつ高回転時も機能が確
実である。従つて信頼性の高い潤滑が可能であ
り、またメインテナンス面でも有利である。
部出力側部分を支持する軸受用ボス部にオイル通
路を形成し、オイル通路内にクランク軸の回転に
より容積変化するポンプを設け、オイル通路の下
部をクランク軸のオイル入口通路を介して潤滑オ
イル溜りに臨ませ、オイル通路の上部をクランク
軸のオイル出口通路を介して被潤滑部に接続し、
ポンプの吸入行程時、あるいはポンプが吸入行程
でかつクランク室内が正圧時にオイル入口通路を
介して潤滑オイル溜りにオイル通路下部を連通さ
せると同時にオイル通路上部を閉じ、ポンプの圧
縮行程時あるいは、ポンプが圧縮行程で、かつク
ランク室内が負圧時にオイル出口通路をオイル通
路上部に連通させると同時にオイル通路下部を閉
じるように構成しているので、次のような利点が
ある。即ち: (1) クランク軸3と軸受用ボス部6で吸入及び吐
出用逆止弁を構成しているので、作動が確実で
あり、故障も少ない。かつ高回転時も機能が確
実である。従つて信頼性の高い潤滑が可能であ
り、またメインテナンス面でも有利である。
(2) クランク室4内が正圧時にオイル通路下端部
を開くと同時に上端部を閉じ、かつポンプ31
が吸入行程になるようにしているので、ポンプ
31の吸入作用に加え、正圧による押込み作用
によりオイル通路25内にオイルを吸込むこと
ができる。従つてポンプ31の出力が小さくて
も、充分にオイルを吸込むことができ、それに
よりクランク軸3の出力がポンプ駆動用に多く
裂かれることはなく、エンジン出力の低下を防
止しつつポンプの吸込性能が向上する。
を開くと同時に上端部を閉じ、かつポンプ31
が吸入行程になるようにしているので、ポンプ
31の吸入作用に加え、正圧による押込み作用
によりオイル通路25内にオイルを吸込むこと
ができる。従つてポンプ31の出力が小さくて
も、充分にオイルを吸込むことができ、それに
よりクランク軸3の出力がポンプ駆動用に多く
裂かれることはなく、エンジン出力の低下を防
止しつつポンプの吸込性能が向上する。
(3) クランク室4内が負圧時にオイル通路下端部
を閉じると同時に上端部を開き、かつポンプが
圧縮行程になるようにしているので、例えば被
潤滑部がクランク室4内にある場合、ポンプ3
1の吐出作用に加え、負圧による吸出し作用に
よりオイル通路25内からオイルを吐出させる
ことができる。従つてポンプ31の出力が小さ
くても、充分に吐出することができ、それによ
りエンジンの出力低下を防止しつつポンプ31
の吐出作用が向上する。
を閉じると同時に上端部を開き、かつポンプが
圧縮行程になるようにしているので、例えば被
潤滑部がクランク室4内にある場合、ポンプ3
1の吐出作用に加え、負圧による吸出し作用に
よりオイル通路25内からオイルを吐出させる
ことができる。従つてポンプ31の出力が小さ
くても、充分に吐出することができ、それによ
りエンジンの出力低下を防止しつつポンプ31
の吐出作用が向上する。
(4) 上記(2)項及び(3)項により、各被潤滑部の潤滑
性能も向上する。
性能も向上する。
(5) クランク室4内の圧力変動を利用してポンプ
31の性能を高めているので、ポンプ31を小
型化でき、それによりコストを抑えることがで
きる。
31の性能を高めているので、ポンプ31を小
型化でき、それによりコストを抑えることがで
きる。
第1図は本考案を適用した縦軸型エンジンの縦
断面図、第2図はクランク室内が正圧時の状態を
示す部分縦断面図、第3図は第1図の−断面
拡大図、第4a,第5a,第6a,第7a図はそ
れぞれクランク室が負圧時の状態を示す第1図の
−,−,−,−断面拡大図、第
4b,第5b,第6b,第7b図はそれぞれクラ
ンク室が正圧時の状態を示す第1図の−,
−,−,−断面拡大図、第8図はクラ
ンク軸角度とクランク室内の圧力の関係を示すグ
ラフ、第9図は別の実施例を示す部分縦断面図、
第10図は従来例の縦断面部分図、第11図は第
10図の−断面図である。3……クラン
ク軸、4……クランク室、6……ボス部、25…
…オイル通路、26……オイル出口通路、29…
…オイル入口通路、31……プランジヤーポン
プ、E……スラスト受部(潤滑部の1例)。
断面図、第2図はクランク室内が正圧時の状態を
示す部分縦断面図、第3図は第1図の−断面
拡大図、第4a,第5a,第6a,第7a図はそ
れぞれクランク室が負圧時の状態を示す第1図の
−,−,−,−断面拡大図、第
4b,第5b,第6b,第7b図はそれぞれクラ
ンク室が正圧時の状態を示す第1図の−,
−,−,−断面拡大図、第8図はクラ
ンク軸角度とクランク室内の圧力の関係を示すグ
ラフ、第9図は別の実施例を示す部分縦断面図、
第10図は従来例の縦断面部分図、第11図は第
10図の−断面図である。3……クラン
ク軸、4……クランク室、6……ボス部、25…
…オイル通路、26……オイル出口通路、29…
…オイル入口通路、31……プランジヤーポン
プ、E……スラスト受部(潤滑部の1例)。
Claims (1)
- クランク軸を概ね垂直姿勢に配置する縦軸型エ
ンジンにおいて、クランク軸の下部出力側部分を
支持する軸受用ボス部にオイル通路を形成し、オ
イル通路内にクランク軸の回転により容積変化す
るポンプを設け、オイル通路の下部をクランク軸
のオイル入口通路を介して潤滑オイル溜りに臨ま
せ、オイル通路の上部をクランク軸のオイル出口
通路を介して被潤滑部に接続し、クランク室内が
正圧時のクランク軸の回転角度範囲でポンプを吸
入行程にし、かつオイル入口通路を介して潤滑オ
イル溜りにオイル通路下部を連通させると同時に
オイル通路上部を閉じ、クランク室内が負圧時の
クランク軸の回転角度範囲で、ポンプを圧縮行程
にし、かつオイル出口通路をオイル通路上部に連
通させると同時にオイル通路下部を閉じるように
構成したことを特徴とする縦軸型エンジンの潤滑
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985185381U JPH0435524Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985185381U JPH0435524Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6293103U JPS6293103U (ja) | 1987-06-13 |
| JPH0435524Y2 true JPH0435524Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=31133955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985185381U Expired JPH0435524Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0435524Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10288019A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-10-27 | Fuji Robin Ind Ltd | 4サイクルエンジンの潤滑装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS478835U (ja) * | 1971-02-27 | 1972-10-03 | ||
| JPS5218368Y2 (ja) * | 1973-03-24 | 1977-04-25 | ||
| JPS5311709U (ja) * | 1976-07-13 | 1978-01-31 |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP1985185381U patent/JPH0435524Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6293103U (ja) | 1987-06-13 |
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