JPH04355698A - ステップモーター駆動回路 - Google Patents
ステップモーター駆動回路Info
- Publication number
- JPH04355698A JPH04355698A JP12931591A JP12931591A JPH04355698A JP H04355698 A JPH04355698 A JP H04355698A JP 12931591 A JP12931591 A JP 12931591A JP 12931591 A JP12931591 A JP 12931591A JP H04355698 A JPH04355698 A JP H04355698A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excitation coil
- switch element
- drive
- step motor
- drive circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はステップモーター駆動
回路に関するものであり、たとえば、磁気ディスク等の
位置決めに用いられるステップモーターの駆動方式に関
するものである。
回路に関するものであり、たとえば、磁気ディスク等の
位置決めに用いられるステップモーターの駆動方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6、図8は例えば高橋昇司著、CQ出
版社「フロッピ・ディスク装置のすべて」、82ページ
に示された従来のステップモーターの巻線と駆動回路を
示す図であり、図6はモノファイラ巻とバイポーラ駆動
方式について、図8はバイファイラ巻とユニポーラ駆動
方式について模式的に描いたものである。図7は図6の
バイポーラ駆動方式の励磁コイル1相分を示したもの、
図9は図8のユニポーラ駆動方式の励磁コイル1相分を
示したもので、図において、1は励磁コイル、2、3は
接地側に接続されたスイッチ素子、4、5は正電源側に
接続されたスイッチ素子である。
版社「フロッピ・ディスク装置のすべて」、82ページ
に示された従来のステップモーターの巻線と駆動回路を
示す図であり、図6はモノファイラ巻とバイポーラ駆動
方式について、図8はバイファイラ巻とユニポーラ駆動
方式について模式的に描いたものである。図7は図6の
バイポーラ駆動方式の励磁コイル1相分を示したもの、
図9は図8のユニポーラ駆動方式の励磁コイル1相分を
示したもので、図において、1は励磁コイル、2、3は
接地側に接続されたスイッチ素子、4、5は正電源側に
接続されたスイッチ素子である。
【0003】次に動作について説明する。図7における
バイポーラ駆動では、正電源側に接続されたスイッチ素
子4と接地側に接続されたスイッチ素子3が同時にオン
し、このとき、正電源側に接続されたスイッチ素子5と
接地側に接続されたスイッチ素子2はオフであった場合
、電流は励磁コイル1のX側からY側に流れる。このと
きを仮に正電流と呼び、X側がS極、Y側がN極となる
よう磁界が発生するとする。逆に、正電源側に接続され
たスイッチ素子4と接地側に接続されたスイッチ素子3
をオフし、このとき、正電源側に接続されたスイッチ素
子5と接地側に接続されたスイッチ素子2はオンとする
と、電流は励磁コイル1のY側からX側に流れる。この
ときは励磁コイル1に負電流が流れ、X側がN極、Y側
がS極となるよう磁界が発生する。この駆動回路を2組
ならべて図7のように接続し、励磁コイルA、Bに流す
電流をまず、正、正。次に、正、負。次に、負、負。 さらに、負、正。と順次切り替えることによってステッ
プモーターは移動、回転する。このモノファイラ巻とバ
イポーラ駆動方式との組合わせは励磁コイルの利用効率
が高く、小型で高出力のモーターに応用される。
バイポーラ駆動では、正電源側に接続されたスイッチ素
子4と接地側に接続されたスイッチ素子3が同時にオン
し、このとき、正電源側に接続されたスイッチ素子5と
接地側に接続されたスイッチ素子2はオフであった場合
、電流は励磁コイル1のX側からY側に流れる。このと
きを仮に正電流と呼び、X側がS極、Y側がN極となる
よう磁界が発生するとする。逆に、正電源側に接続され
たスイッチ素子4と接地側に接続されたスイッチ素子3
をオフし、このとき、正電源側に接続されたスイッチ素
子5と接地側に接続されたスイッチ素子2はオンとする
と、電流は励磁コイル1のY側からX側に流れる。この
ときは励磁コイル1に負電流が流れ、X側がN極、Y側
がS極となるよう磁界が発生する。この駆動回路を2組
ならべて図7のように接続し、励磁コイルA、Bに流す
電流をまず、正、正。次に、正、負。次に、負、負。 さらに、負、正。と順次切り替えることによってステッ
プモーターは移動、回転する。このモノファイラ巻とバ
イポーラ駆動方式との組合わせは励磁コイルの利用効率
が高く、小型で高出力のモーターに応用される。
【0004】次に図9を用いてユニポーラ駆動方式につ
いて説明する。図においてスイッチ素子3がオンし、ス
イッチ素子2がオフとなった場合、電流は励磁コイル1
bを流れる。このとき、励磁コイル1のY側にはN極、
同一磁心(図示せず)に巻付けてある励磁コイル1のX
側にはS極になるように磁界が発生する。逆に、スイッ
チ素子3がオフし、スイッチ素子2がオンとなった場合
、電流は励磁コイル1aを流れる。このとき、励磁コイ
ル1のX側にはN極、同一磁心(図示せず)に巻付けて
ある励磁コイル1のY側にはS極になるように磁界が発
生する。この駆動回路を2組ならべて図8のように接続
し、励磁コイルA1、A2とB1、B2に流す電流を順
次切り替えることによってステップモーターを移動、回
転させることができる。このバイファイラ巻とユニポー
ラ駆動方式の組合わせは駆動回路が簡単でコストダウン
が期待できる。
いて説明する。図においてスイッチ素子3がオンし、ス
イッチ素子2がオフとなった場合、電流は励磁コイル1
bを流れる。このとき、励磁コイル1のY側にはN極、
同一磁心(図示せず)に巻付けてある励磁コイル1のX
側にはS極になるように磁界が発生する。逆に、スイッ
チ素子3がオフし、スイッチ素子2がオンとなった場合
、電流は励磁コイル1aを流れる。このとき、励磁コイ
ル1のX側にはN極、同一磁心(図示せず)に巻付けて
ある励磁コイル1のY側にはS極になるように磁界が発
生する。この駆動回路を2組ならべて図8のように接続
し、励磁コイルA1、A2とB1、B2に流す電流を順
次切り替えることによってステップモーターを移動、回
転させることができる。このバイファイラ巻とユニポー
ラ駆動方式の組合わせは駆動回路が簡単でコストダウン
が期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のステッチプモー
ター駆動回路は以上のように構成されているので、例え
ばバイポーラ駆動のときに高速移動、回転させようとし
た場合は励磁コイルの電流切り替えを高速に切り替えな
ければならない。ところが、励磁コイルのインダクタン
ス成分のため電流の切り替えが高速にできなくなってし
まう。図10はあるステップモーターを使用したときの
電流切り替え時の電流変化を測定した図である。図にお
いて、(a)は電源電圧を通常使用状態にしたときで電
流変化が緩い。これを解決するために、電源電圧を通常
の2倍にした状態が(b)で、電流変化が高速になって
いる。しかし、装置として2倍の電圧を使用することは
仕様から好ましくない。これに対して、モノファイラ巻
とユニポーラ駆動方式の組合わせは励磁コイルを半分ず
つ使用するため、インダクタンスはコイルを全部使用す
るときの4分の1程度になるため電流の変化は高速にな
る。この為、高速移動、回転には有利となる。しかし、
モーター駆動時に使用するコイルは半分づつのためコイ
ルのスペースの割には出力がとれない。この為、駆動後
停止時の振動の減衰性もやや悪いなどの問題点があった
。
ター駆動回路は以上のように構成されているので、例え
ばバイポーラ駆動のときに高速移動、回転させようとし
た場合は励磁コイルの電流切り替えを高速に切り替えな
ければならない。ところが、励磁コイルのインダクタン
ス成分のため電流の切り替えが高速にできなくなってし
まう。図10はあるステップモーターを使用したときの
電流切り替え時の電流変化を測定した図である。図にお
いて、(a)は電源電圧を通常使用状態にしたときで電
流変化が緩い。これを解決するために、電源電圧を通常
の2倍にした状態が(b)で、電流変化が高速になって
いる。しかし、装置として2倍の電圧を使用することは
仕様から好ましくない。これに対して、モノファイラ巻
とユニポーラ駆動方式の組合わせは励磁コイルを半分ず
つ使用するため、インダクタンスはコイルを全部使用す
るときの4分の1程度になるため電流の変化は高速にな
る。この為、高速移動、回転には有利となる。しかし、
モーター駆動時に使用するコイルは半分づつのためコイ
ルのスペースの割には出力がとれない。この為、駆動後
停止時の振動の減衰性もやや悪いなどの問題点があった
。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ステップモーターの高速移動、
回転ができ、かつ駆動後停止時の振動の減衰性や電源電
圧も通常の範囲内で押さえることを可能とすることを目
的とする。
ためになされたもので、ステップモーターの高速移動、
回転ができ、かつ駆動後停止時の振動の減衰性や電源電
圧も通常の範囲内で押さえることを可能とすることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るステッ
プモーター駆動回路は以下の要素を有するものである。 (a)ステップモーターを駆動するため電流により磁界
を発生する励磁コイル、(b)励磁コイルの一方側から
他方側へ、あるいは、他方側から一方側へ電流を流すバ
イポーラ駆動回路、(c)上記バイポーラ駆動回路と一
部共用する部分を有し、励磁コイルの中間部分から、励
磁コイルの一方側へ、あるいは、励磁コイルの他方側へ
電流を流すユニポーラ駆動回路。(d)上記バイポーラ
駆動回路とユニポーラ駆動回路を切り替える制御回路。
プモーター駆動回路は以下の要素を有するものである。 (a)ステップモーターを駆動するため電流により磁界
を発生する励磁コイル、(b)励磁コイルの一方側から
他方側へ、あるいは、他方側から一方側へ電流を流すバ
イポーラ駆動回路、(c)上記バイポーラ駆動回路と一
部共用する部分を有し、励磁コイルの中間部分から、励
磁コイルの一方側へ、あるいは、励磁コイルの他方側へ
電流を流すユニポーラ駆動回路。(d)上記バイポーラ
駆動回路とユニポーラ駆動回路を切り替える制御回路。
【0008】第2の発明に係るステップモーター駆動回
路は以下の要素を有するものである。(a)ステップモ
ーターを駆動するため磁界を発生する励磁コイル、(b
)磁界を発生させるために励磁コイルに電流を流す第1
の電源と第2の電源、(c)励磁コイルの両側から第1
と第2の電源にそれぞれ接続された2対のスイッチ素子
、(d)励磁コイルの中間部分から第1あるいは第2の
電源に接続されたスイッチ素子。
路は以下の要素を有するものである。(a)ステップモ
ーターを駆動するため磁界を発生する励磁コイル、(b
)磁界を発生させるために励磁コイルに電流を流す第1
の電源と第2の電源、(c)励磁コイルの両側から第1
と第2の電源にそれぞれ接続された2対のスイッチ素子
、(d)励磁コイルの中間部分から第1あるいは第2の
電源に接続されたスイッチ素子。
【0009】
【作用】第1の発明に係るステップモーター駆動回路に
おいては、バイポーラ駆動回路とユニポーラ駆動回路の
両方を有しており、制御回路は、ステップモーターが停
止あるいは低速で駆動され大きな出力が必要な場合はバ
イポーラ駆動回路を選択し、ステップモーターが高速で
駆動され電流の変化が高速になる場合はユニポーラ駆動
回路を選択するように制御するので、ステップモーター
の高速移動回転が可能になるとともに、停止時の振動の
減衰性や電圧も通常の範囲内のものが得られる。
おいては、バイポーラ駆動回路とユニポーラ駆動回路の
両方を有しており、制御回路は、ステップモーターが停
止あるいは低速で駆動され大きな出力が必要な場合はバ
イポーラ駆動回路を選択し、ステップモーターが高速で
駆動され電流の変化が高速になる場合はユニポーラ駆動
回路を選択するように制御するので、ステップモーター
の高速移動回転が可能になるとともに、停止時の振動の
減衰性や電圧も通常の範囲内のものが得られる。
【0010】また、第2の発明に係るステップモーター
駆動回路は励磁コイルの両端と2つの電源にそれぞれ接
続された2組4個のスイッチ素子を接続し、さらに励磁
コイルの中間タップといずれかの電源をもう1個のスイ
ッチ素子で接続したものであり、これらのスイッチ素子
の切り替えにより、励磁コイルを全部または分割して電
流を流すため、電流の変化が高速なときや大きな出力が
欲しいとき等、動作状況に対して柔軟に対応できる。
駆動回路は励磁コイルの両端と2つの電源にそれぞれ接
続された2組4個のスイッチ素子を接続し、さらに励磁
コイルの中間タップといずれかの電源をもう1個のスイ
ッチ素子で接続したものであり、これらのスイッチ素子
の切り替えにより、励磁コイルを全部または分割して電
流を流すため、電流の変化が高速なときや大きな出力が
欲しいとき等、動作状況に対して柔軟に対応できる。
【0011】
【実施例】実施例1.
図1はこの発明を2相ステップモーターに適応した一実
施例を示す図で、(a)はこの発明によるステップモー
ター駆動方式で、(b)は(a)における励磁コイル1
と7の駆動回路を示した図で、(c)は制御回路10の
制御動作を示した図である。以下、この図を参照にして
詳細に説明する。
施例を示す図で、(a)はこの発明によるステップモー
ター駆動方式で、(b)は(a)における励磁コイル1
と7の駆動回路を示した図で、(c)は制御回路10の
制御動作を示した図である。以下、この図を参照にして
詳細に説明する。
【0012】図において励磁コイル1はスイッチ素子2
、3をとおして接地(第2の電源の一例)12され、ま
た、スイッチ素子4、5をとおして正電源(第1の電源
の一例)11に接続され、さらに、励磁コイル1の中間
タップCTはスイッチ素子6をとおして正電源11に接
続されている。
、3をとおして接地(第2の電源の一例)12され、ま
た、スイッチ素子4、5をとおして正電源(第1の電源
の一例)11に接続され、さらに、励磁コイル1の中間
タップCTはスイッチ素子6をとおして正電源11に接
続されている。
【0013】まず、ステップモーターが低速度で駆動さ
れているとき、あるいは、停止しているとき、一般にス
テップモーターには大きな出力が要求される。この場合
、制御回路10がスイッチ素子6をオフにすることで従
来のバイポーラ駆動と同様な動作ができる。
れているとき、あるいは、停止しているとき、一般にス
テップモーターには大きな出力が要求される。この場合
、制御回路10がスイッチ素子6をオフにすることで従
来のバイポーラ駆動と同様な動作ができる。
【0014】つまり、(c)に示すように、正電源側に
接続されたスイッチ素子4と接地側に接続されたスイッ
チ素子3が同時にオンし、このとき、正電源側に接続さ
れたスイッチ素子5と接地側に接続されたスイッチ素子
2はオフであった場合、電流は励磁コイル1のX側から
Y側に流れる。このときを仮に正電流と呼び、X側がS
極、Y側がN極となるよう磁界が発生するとする。
接続されたスイッチ素子4と接地側に接続されたスイッ
チ素子3が同時にオンし、このとき、正電源側に接続さ
れたスイッチ素子5と接地側に接続されたスイッチ素子
2はオフであった場合、電流は励磁コイル1のX側から
Y側に流れる。このときを仮に正電流と呼び、X側がS
極、Y側がN極となるよう磁界が発生するとする。
【0015】逆に、正電源側に接続されたスイッチ素子
4と接地側に接続されたスイッチ素子3をオフし、この
とき、正電源側に接続されたスイッチ素子5と接地側に
接続されたスイッチ素子2はオンとすると、電流は励磁
コイル1のY側からX側に流れる。このときは励磁コイ
ル1に負電流が流れ、X側がN極、Y側がS極となるよ
う磁界が発生する。
4と接地側に接続されたスイッチ素子3をオフし、この
とき、正電源側に接続されたスイッチ素子5と接地側に
接続されたスイッチ素子2はオンとすると、電流は励磁
コイル1のY側からX側に流れる。このときは励磁コイ
ル1に負電流が流れ、X側がN極、Y側がS極となるよ
う磁界が発生する。
【0016】この駆動回路を2組ならべて図1(a)の
ように接続し、制御回路10が励磁コイル1、7に流す
電流をまず、正、正。次に、正、負。次に、負、負。さ
らに、負、正。と順次切り替えることによってステップ
モーターは移動、回転する。
ように接続し、制御回路10が励磁コイル1、7に流す
電流をまず、正、正。次に、正、負。次に、負、負。さ
らに、負、正。と順次切り替えることによってステップ
モーターは移動、回転する。
【0017】つぎに、ステップモーターを高速で移動、
回転させたいとき一般的にはステップモーターには停止
時に比べて小さいが高速に変化できる力が要求される。 この場合は、制御回路10がスイッチ素子6をオンとし
、スイッチ素子4および5をオフすることによって従来
のユニポーラ駆動と同様な動作をさせることができる。
回転させたいとき一般的にはステップモーターには停止
時に比べて小さいが高速に変化できる力が要求される。 この場合は、制御回路10がスイッチ素子6をオンとし
、スイッチ素子4および5をオフすることによって従来
のユニポーラ駆動と同様な動作をさせることができる。
【0018】つまり、図1(b)においてスイッチ素子
3がオンし、スイッチ素子2がオフとなった場合、電流
は励磁コイル1bを流れる。このとき、励磁コイル1の
Y側にはN極、同一磁心(図示せず)に巻付けてある励
磁コイル1のX側にはS極になるように磁界が発生する
。逆に、スイッチ素子3がオフし、スイッチ素子2がオ
ンとなった場合、電流は励磁コイル1aを流れる。この
とき、励磁コイル1のX側にはN極、同一磁心(図示せ
ず)に巻付けてある励磁コイル1のY側にはS極になる
ように磁界が発生する。
3がオンし、スイッチ素子2がオフとなった場合、電流
は励磁コイル1bを流れる。このとき、励磁コイル1の
Y側にはN極、同一磁心(図示せず)に巻付けてある励
磁コイル1のX側にはS極になるように磁界が発生する
。逆に、スイッチ素子3がオフし、スイッチ素子2がオ
ンとなった場合、電流は励磁コイル1aを流れる。この
とき、励磁コイル1のX側にはN極、同一磁心(図示せ
ず)に巻付けてある励磁コイル1のY側にはS極になる
ように磁界が発生する。
【0019】このように本発明ではステップモーターの
駆動速度に応じて低速駆動時ではバイポーラ駆動、高速
駆動時ではユニポーラ駆動と駆動方式を切り換えるもの
であり、以下に、その理由を図5を用いて説明する。図
5は時間t=0より駆動コイルに電圧制御付きの電流源
を用いて駆動したときの駆動コイルに流れる電流と駆動
コイルに発生する磁界をグラフに示したものである。実
線が駆動コイル全部を使用したときで、バイポーラ駆動
に相当し、破線が駆動コイルの半分を使用したとき、つ
まり、ユニポーラ駆動に相当する。コイルのインダクタ
ンスLは巻数Nの2乗に比例し、発生磁界Φは巻数Nと
電流Iの積に比例する。また、電流Iはコイルの抵抗R
とインダクタンスLの比によって示される時定数、L/
Rを用いて、自然対数の底eの−Lt/R乗に比例する
。これらの関係から、時間と発生磁界の関係を求め、図
にしたものが図5である。図より明らかなように、コイ
ル半分を使用した場合の方が電流の立ち上がりが早く、
磁界の立ち上がりも早い。これにより、時間tが小さい
領域では駆動コイルを全部使用したときよりも、駆動コ
イルを半分使用したときの方が発生磁界が強いことがわ
かる。これに対して、時間tが経つと駆動コイル全部を
用いた方が発生磁界が強くなる。従って、低速での駆動
、即ち、電流変化の遅い場合は駆動コイルを全部使用す
るバイポーラ駆動が有利で、高速での駆動、すなわち、
電流変化が早い場合には駆動コイルを半分づつ使用する
ユニポーラ駆動が適しているのがわかる。
駆動速度に応じて低速駆動時ではバイポーラ駆動、高速
駆動時ではユニポーラ駆動と駆動方式を切り換えるもの
であり、以下に、その理由を図5を用いて説明する。図
5は時間t=0より駆動コイルに電圧制御付きの電流源
を用いて駆動したときの駆動コイルに流れる電流と駆動
コイルに発生する磁界をグラフに示したものである。実
線が駆動コイル全部を使用したときで、バイポーラ駆動
に相当し、破線が駆動コイルの半分を使用したとき、つ
まり、ユニポーラ駆動に相当する。コイルのインダクタ
ンスLは巻数Nの2乗に比例し、発生磁界Φは巻数Nと
電流Iの積に比例する。また、電流Iはコイルの抵抗R
とインダクタンスLの比によって示される時定数、L/
Rを用いて、自然対数の底eの−Lt/R乗に比例する
。これらの関係から、時間と発生磁界の関係を求め、図
にしたものが図5である。図より明らかなように、コイ
ル半分を使用した場合の方が電流の立ち上がりが早く、
磁界の立ち上がりも早い。これにより、時間tが小さい
領域では駆動コイルを全部使用したときよりも、駆動コ
イルを半分使用したときの方が発生磁界が強いことがわ
かる。これに対して、時間tが経つと駆動コイル全部を
用いた方が発生磁界が強くなる。従って、低速での駆動
、即ち、電流変化の遅い場合は駆動コイルを全部使用す
るバイポーラ駆動が有利で、高速での駆動、すなわち、
電流変化が早い場合には駆動コイルを半分づつ使用する
ユニポーラ駆動が適しているのがわかる。
【0020】実施例2.
なお、上記実施例では励磁コイル1の中間タップCTを
スイッチ素子6を用いて正電源に接続したが、図2のよ
うにスイッチ素子6を用いて接地してもよく、この場合
、スイッチ素子6をオフすることによってバイポーラ駆
動できることは先に述べたとおりである。ユニポーラ駆
動の場合、この実施例ではスイッチ素子6をオンしスイ
ッチ素子2、3をオフした状態でスイッチ素子4、5の
オン・オフによって駆動できる。
スイッチ素子6を用いて正電源に接続したが、図2のよ
うにスイッチ素子6を用いて接地してもよく、この場合
、スイッチ素子6をオフすることによってバイポーラ駆
動できることは先に述べたとおりである。ユニポーラ駆
動の場合、この実施例ではスイッチ素子6をオンしスイ
ッチ素子2、3をオフした状態でスイッチ素子4、5の
オン・オフによって駆動できる。
【0021】実施例3.
また、上記実施例1では、スイッチ素子2、3および4
、5、6を接地および正電源に接続したがそれぞれを図
3(a)、(b)のように電流源(第2の電源の一例)
8や抵抗器9を介して電源に接続してもよい。
、5、6を接地および正電源に接続したがそれぞれを図
3(a)、(b)のように電流源(第2の電源の一例)
8や抵抗器9を介して電源に接続してもよい。
【0022】実施例4.
また、上記実施例1では、中間タップCTがひとつの場
合を示したが、図4に示すように、中間タップを複数設
けてもよい。図においてCT1とCT2は励磁コイル1
を3等分する位置に設けられた中間タップであり、6a
と6bは、それぞれの中間タップCT1とCT2と電源
11を接続するスイッチ素子である。スイッチ素子6a
と6bをオフにすれば、実施例1で述べたようにバイポ
ーラ駆動が可能であり、スイッチ素子2、4、5、6b
をオフにし、スイッチ素子3、6aをオンにすると励磁
コイルの右側3分の2の部分1b、1cが使用される。 また、スイッチ素子3、4、5、6aをオフにし、スイ
ッチ素子2、6bをオンにすると励磁コイルの左側3分
の2の部分1a、1bが使用される。あるいは、詳述し
ないが、スイッチ素子の設定により、励磁コイルの左側
3分の1の部分1aのみの使用も可能であり、また、右
側3分の1の部分1cのみの使用も可能である。
合を示したが、図4に示すように、中間タップを複数設
けてもよい。図においてCT1とCT2は励磁コイル1
を3等分する位置に設けられた中間タップであり、6a
と6bは、それぞれの中間タップCT1とCT2と電源
11を接続するスイッチ素子である。スイッチ素子6a
と6bをオフにすれば、実施例1で述べたようにバイポ
ーラ駆動が可能であり、スイッチ素子2、4、5、6b
をオフにし、スイッチ素子3、6aをオンにすると励磁
コイルの右側3分の2の部分1b、1cが使用される。 また、スイッチ素子3、4、5、6aをオフにし、スイ
ッチ素子2、6bをオンにすると励磁コイルの左側3分
の2の部分1a、1bが使用される。あるいは、詳述し
ないが、スイッチ素子の設定により、励磁コイルの左側
3分の1の部分1aのみの使用も可能であり、また、右
側3分の1の部分1cのみの使用も可能である。
【0023】実施例5.
また、上記実施例では2相モーターについてのみ記載し
たが、ステップモーターは3相でもよい。
たが、ステップモーターは3相でもよい。
【0024】実施例6.
また、上記実施例ではスイッチ素子としてトランジスタ
を例挙げたが、サイリスタ、トライアック等の半導体ス
イッチ素子を用いてもよい。
を例挙げたが、サイリスタ、トライアック等の半導体ス
イッチ素子を用いてもよい。
【0025】以上、上記実施例では、複数の励磁コイル
を持つステップモーターにおいて、その各々の励磁コイ
ルに1つあるいは複数の中間タップを設け、前記励磁コ
イルの両端には、第1の電源、第2の電源に接続された
2組4個のスイッチ素子を接続し、前記中間タップには
前記第1あるいは第2の電源に接続されたスイッチ素子
を接続したことを特徴とするステップモーター駆動方式
を説明した。なお、第1あるいは第2の電源とは励磁コ
イルの全体あるいは一部に接続され、励磁コイルの全体
あるいは一部に電流を流すものであればどのようなもの
であってもかまわない。
を持つステップモーターにおいて、その各々の励磁コイ
ルに1つあるいは複数の中間タップを設け、前記励磁コ
イルの両端には、第1の電源、第2の電源に接続された
2組4個のスイッチ素子を接続し、前記中間タップには
前記第1あるいは第2の電源に接続されたスイッチ素子
を接続したことを特徴とするステップモーター駆動方式
を説明した。なお、第1あるいは第2の電源とは励磁コ
イルの全体あるいは一部に接続され、励磁コイルの全体
あるいは一部に電流を流すものであればどのようなもの
であってもかまわない。
【0026】そして、この方式で使用される回路は、ス
テップモーターの動作条件により、励磁コイルの中間タ
ップに接続されたスイッチ素子をオンとし、前記励磁コ
イルの両端に接続されたスイッチ素子のうち前記中間タ
ップに接続された前記スイッチ素子と接続されている電
源に接続された2つのスイッチ素子をオフとし、前記励
磁コイルの両端に接続されたスイッチ素子のうち前記中
間タップに接続された前記スイッチ素子と接続されてい
る電源とは異なる電源に接続された2つのスイッチ素子
を交互にオン・オフする第1の動作モード(バイポーラ
駆動)と、励磁コイルの中間タップに接続されたスイッ
チ素子をオフとし、前記励磁コイルの一端と第1の電源
に接続された第1のスイッチ素子と、前記励磁コイルの
他端と第2の電源に接続された第2のスイッチ素子を第
1のペアとし、前記励磁コイルの一端と第2の電源に接
続された第3のスイッチ素子と、前記励磁コイルの他端
と第1の電源に接続された第4のスイッチ素子を第2の
ペアとし、前記第1のペアのスイッチ素子と前記第2の
ペアのスイッチ素子を交互にオン・オフさせる第2の動
作モード(ユニポーラ駆動)を切り替えることを特徴と
するステップモーター駆動回路である。
テップモーターの動作条件により、励磁コイルの中間タ
ップに接続されたスイッチ素子をオンとし、前記励磁コ
イルの両端に接続されたスイッチ素子のうち前記中間タ
ップに接続された前記スイッチ素子と接続されている電
源に接続された2つのスイッチ素子をオフとし、前記励
磁コイルの両端に接続されたスイッチ素子のうち前記中
間タップに接続された前記スイッチ素子と接続されてい
る電源とは異なる電源に接続された2つのスイッチ素子
を交互にオン・オフする第1の動作モード(バイポーラ
駆動)と、励磁コイルの中間タップに接続されたスイッ
チ素子をオフとし、前記励磁コイルの一端と第1の電源
に接続された第1のスイッチ素子と、前記励磁コイルの
他端と第2の電源に接続された第2のスイッチ素子を第
1のペアとし、前記励磁コイルの一端と第2の電源に接
続された第3のスイッチ素子と、前記励磁コイルの他端
と第1の電源に接続された第4のスイッチ素子を第2の
ペアとし、前記第1のペアのスイッチ素子と前記第2の
ペアのスイッチ素子を交互にオン・オフさせる第2の動
作モード(ユニポーラ駆動)を切り替えることを特徴と
するステップモーター駆動回路である。
【0027】このように、ステップモーターにおいて励
磁コイル1に中間タップCTを設け、中間タップCTと
電源をスイッチ素子6で接続し、停止、あるいは低速駆
動するときはこのスイッチ素子6をオフとすることでバ
イポーラ駆動と同様な駆動を行うことができ、高速駆動
をしたいときはスイッチ素子6をオンとすることでユニ
ポーラ駆動と同様な駆動をすることができる。この結果
、停止あるいは低速領域では出力が大きく、より高速駆
動も可能となる。
磁コイル1に中間タップCTを設け、中間タップCTと
電源をスイッチ素子6で接続し、停止、あるいは低速駆
動するときはこのスイッチ素子6をオフとすることでバ
イポーラ駆動と同様な駆動を行うことができ、高速駆動
をしたいときはスイッチ素子6をオンとすることでユニ
ポーラ駆動と同様な駆動をすることができる。この結果
、停止あるいは低速領域では出力が大きく、より高速駆
動も可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、低速で
力が強力でかつ高速移動、回転も可能である駆動回路が
、従来通常に使用されていた電源電圧で実現できるとい
う効果がある。
力が強力でかつ高速移動、回転も可能である駆動回路が
、従来通常に使用されていた電源電圧で実現できるとい
う効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるステップモーター駆
動方式の図、及び励磁コイルの回路接続図と制御回路の
動作図である。
動方式の図、及び励磁コイルの回路接続図と制御回路の
動作図である。
【図2】この発明の他の実施例によるステップモーター
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
【図3】この発明の他の実施例によるステップモーター
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
【図4】この発明の他の実施例によるステップモーター
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
駆動方式の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
【図5】従来のステップモーター駆動方式(バイポーラ
駆動)を示した図である。
駆動)を示した図である。
【図6】この発明の原理を説明するための図である。
【図7】従来のステップモーター駆動方式(バイポーラ
駆動)の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
駆動)の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
【図8】従来のステップモーター駆動方式(ユニポーラ
駆動)を示した図である。
駆動)を示した図である。
【図9】従来のステップモーター駆動方式(ユニポーラ
駆動)の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
駆動)の励磁コイルの1相分の回路接続図である。
【図10】従来のステップモーター駆動方式(バイポー
ラ駆動)における励磁コイルの電流変化を示した図であ
る。
ラ駆動)における励磁コイルの電流変化を示した図であ
る。
1 励磁コイル
2 スイッチ素子
3 スイッチ素子
4 スイッチ素子
5 スイッチ素子
6 スイッチ素子
7 励磁コイル
8 電流源(第2の電源の一例)
9 抵抗
10 制御回路
11 正電源(第1の電源の一例)
12 接地(第2の電源の一例)
Claims (2)
- 【請求項1】 以下の要素を有するステップモーター
駆動回路(a)ステップモーターを駆動するため磁界を
発生する励磁コイル、(b)励磁コイルの一方側から他
方側へ、あるいは、他方側から一方側へ電流を流すバイ
ポーラ駆動回路、(c)上記バイポーラ駆動回路と一部
共用する部分を有し、励磁コイルの中間部分から、励磁
コイルのいずれか一方側へ電流を流すユニポーラ駆動回
路、(d)上記バイポーラ駆動回路とユニポーラ駆動回
路を切り替える制御回路。 - 【請求項2】 以下の要素を有するステップモーター
駆動回路(a)ステップモーターを駆動するため磁界を
発生する励磁コイル、(b)磁界を発生させるために励
磁コイルに電流を流す第1の電源と第2の電源、(c)
励磁コイルの両側から第1と第2の電源にそれぞれ接続
された2対のスイッチ素子、(d)励磁コイルの中間部
分から第1あるいは第2の電源に接続されたスイッチ素
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12931591A JPH04355698A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ステップモーター駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12931591A JPH04355698A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ステップモーター駆動回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355698A true JPH04355698A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=15006538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12931591A Pending JPH04355698A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ステップモーター駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04355698A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104135200A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-05 | 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 | 步进电机的控制方法和控制系统 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12931591A patent/JPH04355698A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104135200A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-11-05 | 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 | 步进电机的控制方法和控制系统 |
| CN104135200B (zh) * | 2014-07-14 | 2016-11-02 | 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 | 步进电机的控制方法和控制系统 |
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