JPH04355964A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents
固体撮像装置及びその製造方法Info
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- JPH04355964A JPH04355964A JP3255773A JP25577391A JPH04355964A JP H04355964 A JPH04355964 A JP H04355964A JP 3255773 A JP3255773 A JP 3255773A JP 25577391 A JP25577391 A JP 25577391A JP H04355964 A JPH04355964 A JP H04355964A
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- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
- H10F30/21—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
- H10F30/22—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes
- H10F30/221—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a PN homojunction
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D44/00—Charge transfer devices
- H10D44/40—Charge-coupled devices [CCD]
- H10D44/45—Charge-coupled devices [CCD] having field effect produced by insulated gate electrodes
- H10D44/452—Input structures
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/15—Charge-coupled device [CCD] image sensors
- H10F39/153—Two-dimensional or three-dimensional array CCD image sensors
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- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固体撮像装置及びその
製造方法に関し、特にその構成要素である光検出器の構
造と製造方法に関するものである。
製造方法に関し、特にその構成要素である光検出器の構
造と製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は例えばIEDM(Interna
tional Electron Devices M
eeting) 82年のP.324に示された、従来
の固体撮像装置の断面構造を示す図である。図において
、1はN型シリコン基板、2はその中に作られた第1の
P型導電領域であり、その中に電荷結合素子(CCD)
のチャネルとなる第1のN型導電領域4,光検出を行う
第2のN型導電領域5,チャネルストッパとして働く第
2のP型導電領域3が形成されている。上記第2のN型
導電領域5の中には、さらにSi−SiO2 界面での
暗電流発生を抑制するため第3のP型導電領域6が形成
されている。8はCCDの転送電極であるポリシリコン
膜である。
tional Electron Devices M
eeting) 82年のP.324に示された、従来
の固体撮像装置の断面構造を示す図である。図において
、1はN型シリコン基板、2はその中に作られた第1の
P型導電領域であり、その中に電荷結合素子(CCD)
のチャネルとなる第1のN型導電領域4,光検出を行う
第2のN型導電領域5,チャネルストッパとして働く第
2のP型導電領域3が形成されている。上記第2のN型
導電領域5の中には、さらにSi−SiO2 界面での
暗電流発生を抑制するため第3のP型導電領域6が形成
されている。8はCCDの転送電極であるポリシリコン
膜である。
【0003】図4は図3のB−B′での不純物濃度分布
を示したものであり、表面からP,N,P,Nと順に形
成されている。
を示したものであり、表面からP,N,P,Nと順に形
成されている。
【0004】次に動作について説明する。上部から入射
した光によって第2のN型導電領域5と第1のP型導電
領域2,第3のP型導電領域6との間にできるPN接合
の空乏層内に光電子が発生し、第2のN型導電領域5内
に蓄積される。所定の蓄積時間後、転送電極のポリシリ
コン膜8にハイレベル電圧を印加すると光電子はCCD
のチャネル4に移されさらに外部へ出力される。
した光によって第2のN型導電領域5と第1のP型導電
領域2,第3のP型導電領域6との間にできるPN接合
の空乏層内に光電子が発生し、第2のN型導電領域5内
に蓄積される。所定の蓄積時間後、転送電極のポリシリ
コン膜8にハイレベル電圧を印加すると光電子はCCD
のチャネル4に移されさらに外部へ出力される。
【0005】図7は図3のB−B′線に沿った電位分布
図である。この図を用いて第3のP型導電領域6の役割
を詳細に説明する。
図である。この図を用いて第3のP型導電領域6の役割
を詳細に説明する。
【0006】第2のN型導電領域5は、光電子をCCD
のチャネル4へ転送する際に完全空乏化するように設定
されている。そうしなければ残留する電子が熱拡散過程
によって残像現象をもたらしてしまう。しかし第3のP
型導電領域6がない場合、上述のように第2のN型導電
領域5が完全空乏化してしまうと、表面のシリコン酸化
膜7との界面まで空乏化することになる。界面には周知
のとおり、シリコンのバンドギャップに準位を作る欠陥
16が存在するため、それが生成中心の核となり暗電流
を発生する。従って表面に第3のP型導電領域6を設け
て、正孔の蓄積状態にすることで表面の欠陥による暗電
流を抑制することができる。
のチャネル4へ転送する際に完全空乏化するように設定
されている。そうしなければ残留する電子が熱拡散過程
によって残像現象をもたらしてしまう。しかし第3のP
型導電領域6がない場合、上述のように第2のN型導電
領域5が完全空乏化してしまうと、表面のシリコン酸化
膜7との界面まで空乏化することになる。界面には周知
のとおり、シリコンのバンドギャップに準位を作る欠陥
16が存在するため、それが生成中心の核となり暗電流
を発生する。従って表面に第3のP型導電領域6を設け
て、正孔の蓄積状態にすることで表面の欠陥による暗電
流を抑制することができる。
【0007】このような構造は図5に示す工程で製造さ
れる。まずN型シリコン基板1にボロンイオンを注入し
て拡散させることにより、第1のP型導電領域2を形成
した後、リンやボロンをレジストマスクに選択的に注入
し、それぞれを熱処理工程を加え拡散させることで第2
のP型導電領域3,第1のN型導電領域4,第2のN型
導電領域5を形成する(図5(a) )。
れる。まずN型シリコン基板1にボロンイオンを注入し
て拡散させることにより、第1のP型導電領域2を形成
した後、リンやボロンをレジストマスクに選択的に注入
し、それぞれを熱処理工程を加え拡散させることで第2
のP型導電領域3,第1のN型導電領域4,第2のN型
導電領域5を形成する(図5(a) )。
【0008】次にシリコン基板1の表面に熱酸化法でシ
リコン酸化膜7を形成し、さらにCVD法でポリシリコ
ン膜8を堆積したあと、そのポリシリコン膜8を所定の
パターンに加工する(図5(b) )。
リコン酸化膜7を形成し、さらにCVD法でポリシリコ
ン膜8を堆積したあと、そのポリシリコン膜8を所定の
パターンに加工する(図5(b) )。
【0009】次にポリシリコン膜8を通過しないがシリ
コン酸化膜7は通過するエネルギーで、全面にボロンイ
オン10を注入し、熱処理で活性化して第3のP型導電
領域6を形成する(図5(c) )。
コン酸化膜7は通過するエネルギーで、全面にボロンイ
オン10を注入し、熱処理で活性化して第3のP型導電
領域6を形成する(図5(c) )。
【0010】なお第3のP型導電領域6を形成するため
のボロンイオン10をCCDの転送電極となるポリシリ
コン膜8をパターニングした後に注入するのは、拡散係
数の大きいボロンの広がりをおさえるためである。すな
わちボロンが大きく広がり、第3のP型導電領域6がN
型導電領域5の深部まで形成されると、光電子を蓄積す
るN型導電領域5の実効不純物濃度が薄くなり蓄積能力
が低下してしまうためである。
のボロンイオン10をCCDの転送電極となるポリシリ
コン膜8をパターニングした後に注入するのは、拡散係
数の大きいボロンの広がりをおさえるためである。すな
わちボロンが大きく広がり、第3のP型導電領域6がN
型導電領域5の深部まで形成されると、光電子を蓄積す
るN型導電領域5の実効不純物濃度が薄くなり蓄積能力
が低下してしまうためである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像装置は
以上のように構成されており以下に述べる2つの問題点
があった。すなわち第1に、前述のように第3のP型導
電領域6はできるだけ拡がらないように後工程で形成さ
れるが、それでも形成後の熱処理をさけることができず
、例えばポリシリコン膜8上の平坦化膜を形成する際の
リフロー処理等は900℃程度の高温になる。従って図
5(c)の工程で注入されたボロンは、どうしても後工
程で拡散してしまい、フォトダイオードの全蓄積電荷量
を決める第2のN型導電領域5の実効的な不純物濃度を
減少させる。またPN接合が深くなるため表面付近で主
に吸収される青色の感度が劣化してしまう。
以上のように構成されており以下に述べる2つの問題点
があった。すなわち第1に、前述のように第3のP型導
電領域6はできるだけ拡がらないように後工程で形成さ
れるが、それでも形成後の熱処理をさけることができず
、例えばポリシリコン膜8上の平坦化膜を形成する際の
リフロー処理等は900℃程度の高温になる。従って図
5(c)の工程で注入されたボロンは、どうしても後工
程で拡散してしまい、フォトダイオードの全蓄積電荷量
を決める第2のN型導電領域5の実効的な不純物濃度を
減少させる。またPN接合が深くなるため表面付近で主
に吸収される青色の感度が劣化してしまう。
【0012】また第2に、図7に示す第2のN型導電領
域5の空乏化したときの電子ポテンシャルψPDと最大
蓄積電荷量QPDは、N型導電領域5の不純物濃度に対
して図8のように変化する。しかし最大蓄積電荷量QP
Dはある値以上(図中上矢印で示す)必要なのに対し、
電子ポテンシャルψPDはCCDの転送電極に印加する
電圧で決まるポテンシャル以下(図中下矢印で示す)で
なければならない。最大蓄積電荷量QPDと電子ポテン
シャルψPDの関係はPN接合に広がる空乏層の容量を
CPDとすると、QPD=CPD×ψPDと表せる。従
って上の2つの要求を満たすためには、空乏層の容量C
PDを大きくすることによって同じ電子ポテンシャルψ
PDでも最大蓄積電荷量QPDが大きくなるようにすれ
ばよい。空乏層の容量CPDを大きくするということは
第2のN型導電領域5の両側の空乏層を短くするという
ことである。
域5の空乏化したときの電子ポテンシャルψPDと最大
蓄積電荷量QPDは、N型導電領域5の不純物濃度に対
して図8のように変化する。しかし最大蓄積電荷量QP
Dはある値以上(図中上矢印で示す)必要なのに対し、
電子ポテンシャルψPDはCCDの転送電極に印加する
電圧で決まるポテンシャル以下(図中下矢印で示す)で
なければならない。最大蓄積電荷量QPDと電子ポテン
シャルψPDの関係はPN接合に広がる空乏層の容量を
CPDとすると、QPD=CPD×ψPDと表せる。従
って上の2つの要求を満たすためには、空乏層の容量C
PDを大きくすることによって同じ電子ポテンシャルψ
PDでも最大蓄積電荷量QPDが大きくなるようにすれ
ばよい。空乏層の容量CPDを大きくするということは
第2のN型導電領域5の両側の空乏層を短くするという
ことである。
【0013】ところが入射した光は空乏層中で光電変換
されるため、入射光量に対して発生する電子の数は空乏
層の幅に依存する。従って空乏層の容量CPDを大きく
するために第2のN型導電領域5の両側に広がる空乏層
を短くすると感度が劣化するという問題が発生する。
されるため、入射光量に対して発生する電子の数は空乏
層の幅に依存する。従って空乏層の容量CPDを大きく
するために第2のN型導電領域5の両側に広がる空乏層
を短くすると感度が劣化するという問題が発生する。
【0014】このように従来の固体撮像装置は、フォト
ダイオードの表面の暗電流低減のためのP型導電領域6
を浅く濃く形成するのが困難であった。またフォトダイ
オードの電子ポテンシャルと良好な感度を保ために必要
な最大蓄積電荷量の要求を同時に満たすのが困難であっ
た。
ダイオードの表面の暗電流低減のためのP型導電領域6
を浅く濃く形成するのが困難であった。またフォトダイ
オードの電子ポテンシャルと良好な感度を保ために必要
な最大蓄積電荷量の要求を同時に満たすのが困難であっ
た。
【0015】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、青色感度がよく、またあるポテンシャル
値に対する最大蓄積電荷量を感度を劣化させることなく
大きくすることができる固体撮像装置及びその製造方法
を得ることを目的とする。
されたもので、青色感度がよく、またあるポテンシャル
値に対する最大蓄積電荷量を感度を劣化させることなく
大きくすることができる固体撮像装置及びその製造方法
を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る固体撮像
装置は、第1導電型の半導体層上に第2導電型の半導体
層を形成し、該半導体層表面領域に第1導電型不純物拡
散層を形成してなる固体撮像装置の光検出器を、上記第
2導電型の半導体層を濃度の異なる複数の第2導電型不
純物拡散層から構成し、かつ上記第1導電型不純物拡散
層と接する上記第2導電型不純物拡散層を他の第2導電
型不純物拡散層よりも高い不純物濃度を有するものとし
たものである。
装置は、第1導電型の半導体層上に第2導電型の半導体
層を形成し、該半導体層表面領域に第1導電型不純物拡
散層を形成してなる固体撮像装置の光検出器を、上記第
2導電型の半導体層を濃度の異なる複数の第2導電型不
純物拡散層から構成し、かつ上記第1導電型不純物拡散
層と接する上記第2導電型不純物拡散層を他の第2導電
型不純物拡散層よりも高い不純物濃度を有するものとし
たものである。
【0017】またこの発明に係る固体撮像装置の製造方
法は、第1導電型の半導体層上に第2導電型不純物拡散
領域を選択的に形成し、その後電荷転送用電極をその一
端が上記第2導電型不純物拡散領域とほぼ一致するよう
に形成する第1の工程と、上記第2導電型不純物拡散領
域表面に上記電荷転送用電極をマスクとして不純物を注
入し、該領域よりも濃度が高く、かつ接合の浅い第2導
電型高濃度領域を設け第2導電型の半導体層を形成する
第2の工程と、上記第2導電型高濃度領域表面に上記転
送用電極をマスクとして不純物注入を行い上記第2導電
型高濃度領域よりも接合の浅い第1導電型不純物拡散層
を形成する第3の工程とを備えたものである。
法は、第1導電型の半導体層上に第2導電型不純物拡散
領域を選択的に形成し、その後電荷転送用電極をその一
端が上記第2導電型不純物拡散領域とほぼ一致するよう
に形成する第1の工程と、上記第2導電型不純物拡散領
域表面に上記電荷転送用電極をマスクとして不純物を注
入し、該領域よりも濃度が高く、かつ接合の浅い第2導
電型高濃度領域を設け第2導電型の半導体層を形成する
第2の工程と、上記第2導電型高濃度領域表面に上記転
送用電極をマスクとして不純物注入を行い上記第2導電
型高濃度領域よりも接合の浅い第1導電型不純物拡散層
を形成する第3の工程とを備えたものである。
【0018】
【作用】この発明においては、固体撮像装置の光検出器
を、上方の第1導電型不純物拡散層及び下方の第1導電
型の半導体層とその間に挟まれた第2導電型の半導体層
の3層から構成し、しかも上記第2導電型の半導体層を
濃度分布の異なる少なくとも2つの層を用いて構成し、
さらに上記第1導電型不純物拡散層と接する層を他の層
よりも高い不純物濃度を有するものとしたから、この濃
度の高い層が存在するため、第2導電型の半導体層とそ
の周りの第1導電型拡散層及び第1導電型の半導体層と
の接合容量が大きくなり、従って同じ電子ポテンシャル
で、第1導電型不純物拡散層が空乏化したときの最大蓄
積電荷量が大きくなり、また第2導電型の半導体層を、
濃度が薄くかつ接合深さの深いものとすることができる
ので、深さ方向に空乏層が伸び感度が劣化することがな
い。
を、上方の第1導電型不純物拡散層及び下方の第1導電
型の半導体層とその間に挟まれた第2導電型の半導体層
の3層から構成し、しかも上記第2導電型の半導体層を
濃度分布の異なる少なくとも2つの層を用いて構成し、
さらに上記第1導電型不純物拡散層と接する層を他の層
よりも高い不純物濃度を有するものとしたから、この濃
度の高い層が存在するため、第2導電型の半導体層とそ
の周りの第1導電型拡散層及び第1導電型の半導体層と
の接合容量が大きくなり、従って同じ電子ポテンシャル
で、第1導電型不純物拡散層が空乏化したときの最大蓄
積電荷量が大きくなり、また第2導電型の半導体層を、
濃度が薄くかつ接合深さの深いものとすることができる
ので、深さ方向に空乏層が伸び感度が劣化することがな
い。
【0019】また、第2導電型の半導体層上方に該領域
よりも不純物濃度が高い第2導電型高濃度領域を形成し
、この第2導電型高濃度領域表面に第1導電型不純物を
導入した後熱処理を加えて第1導電型不純物拡散層を形
成するようにしたから、後の熱処理工程時に、第2導電
型高濃度領域が存在することで、第1導電型不純物の実
効的なプロファイルが下方へ拡がらず、PN接合の位置
が深くならず、従って最大蓄積電荷量が減少せず、また
青色の感度もよい。
よりも不純物濃度が高い第2導電型高濃度領域を形成し
、この第2導電型高濃度領域表面に第1導電型不純物を
導入した後熱処理を加えて第1導電型不純物拡散層を形
成するようにしたから、後の熱処理工程時に、第2導電
型高濃度領域が存在することで、第1導電型不純物の実
効的なプロファイルが下方へ拡がらず、PN接合の位置
が深くならず、従って最大蓄積電荷量が減少せず、また
青色の感度もよい。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例による固体撮像装置
の断面構造を示す図であり、図3と同一符号は同一また
は相当部分を示し、5′は第2のN型導電領域であり、
従来のものよりも不純物注入時のイオン注入量を少なく
し、熱処理による拡散を増やすことによって、従来と同
じかさらに深い接合で不純物濃度の薄い導電領域となっ
ている。9は第3のP型導電領域6と第2のN型導電領
域5′との間に設けられた第3のN型導電領域であり、
第2のN型導電領域5′よりも濃い不純物濃度を有する
もの(第2導電型高濃度領域)である。また図2は図1
のA−A′線での不純物分布図であり、図9は光検出器
付近の等価回路図を示す。
の断面構造を示す図であり、図3と同一符号は同一また
は相当部分を示し、5′は第2のN型導電領域であり、
従来のものよりも不純物注入時のイオン注入量を少なく
し、熱処理による拡散を増やすことによって、従来と同
じかさらに深い接合で不純物濃度の薄い導電領域となっ
ている。9は第3のP型導電領域6と第2のN型導電領
域5′との間に設けられた第3のN型導電領域であり、
第2のN型導電領域5′よりも濃い不純物濃度を有する
もの(第2導電型高濃度領域)である。また図2は図1
のA−A′線での不純物分布図であり、図9は光検出器
付近の等価回路図を示す。
【0021】次に作用効果について説明する。上述のよ
うに第3のN型導電領域9は第2のN型導電領域5′よ
り濃い不純物濃度をもつ。従って図9において、第3の
P型導電領域6との接合容量C1 は、空乏層が広がら
ないため大きい。なぜなら接合容量C1 と空乏層Wの
関係は、C1 =ε0 ε S/Wであり、空乏層幅W
は、
うに第3のN型導電領域9は第2のN型導電領域5′よ
り濃い不純物濃度をもつ。従って図9において、第3の
P型導電領域6との接合容量C1 は、空乏層が広がら
ないため大きい。なぜなら接合容量C1 と空乏層Wの
関係は、C1 =ε0 ε S/Wであり、空乏層幅W
は、
【0022】
【数1】
【0023】と表され、第3のN型領域9の不純物濃度
ND が大きくなれば、空乏層幅Wが小さくなり接合容
量C1 は大きくなる関係にあるからである。ここで(
εS ε0 )はシリコンの誘電率、qは電荷素量、ψ
PDは第2,第3のN型領域9が空乏化したときのポテ
ンシャル、NA は第3のP型導電領域の不純物濃度で
ある。
ND が大きくなれば、空乏層幅Wが小さくなり接合容
量C1 は大きくなる関係にあるからである。ここで(
εS ε0 )はシリコンの誘電率、qは電荷素量、ψ
PDは第2,第3のN型領域9が空乏化したときのポテ
ンシャル、NA は第3のP型導電領域の不純物濃度で
ある。
【0024】また第2のN型領域5′は、図2に示すよ
うに、従来のものに比べて薄い不純物濃度で接合深さが
深いため、第1のP型導電領域2との接合の両側に広が
る空乏層は従来より大きくなる。従って入射した光の光
電変換能力が大きくなり感度が向上する。つまり図9の
等価回路図において、第2のN型領域5′と第1のP型
領域2との間の接合領域は感度をあげるため空乏層が大
きく接合容量C2 が小さいものとなっているが、接合
容量C1 を大きく設定してやることで全接合容量CP
D(=C1 +C2)はむしろ大きな値にすることがで
きる。従って第2のN型導電領域5′の最大蓄積電荷量
QPDはおおよそQPD=CPDψPDであるから、あ
る決められた第2のN型導電領域のポテンシャル値ψP
Dに対する最大蓄積電荷量QPDは、感度を犠牲にせず
とも大きな値を得ることができる。
うに、従来のものに比べて薄い不純物濃度で接合深さが
深いため、第1のP型導電領域2との接合の両側に広が
る空乏層は従来より大きくなる。従って入射した光の光
電変換能力が大きくなり感度が向上する。つまり図9の
等価回路図において、第2のN型領域5′と第1のP型
領域2との間の接合領域は感度をあげるため空乏層が大
きく接合容量C2 が小さいものとなっているが、接合
容量C1 を大きく設定してやることで全接合容量CP
D(=C1 +C2)はむしろ大きな値にすることがで
きる。従って第2のN型導電領域5′の最大蓄積電荷量
QPDはおおよそQPD=CPDψPDであるから、あ
る決められた第2のN型導電領域のポテンシャル値ψP
Dに対する最大蓄積電荷量QPDは、感度を犠牲にせず
とも大きな値を得ることができる。
【0025】次にこの固体撮像素子の製造方法について
図6を用い図5を参照しつつ述べる。図5(b) まで
は従来の製造方法と同じであるが、第2のN型導電領域
5′の形成において、N型不純物のイオン注入量を従来
より少なくし、熱処理による拡散を増やすことによって
、従来と同じかさらに深い接合で不純物濃度の薄い導電
領域となっている。
図6を用い図5を参照しつつ述べる。図5(b) まで
は従来の製造方法と同じであるが、第2のN型導電領域
5′の形成において、N型不純物のイオン注入量を従来
より少なくし、熱処理による拡散を増やすことによって
、従来と同じかさらに深い接合で不純物濃度の薄い導電
領域となっている。
【0026】続いて図6(a) に示すようにフォトレ
ジスト膜12を写真製版工程によってパターニングし、
レジストの開孔部13よりN型不純物であるリンイオン
11を注入する。このとき開孔部13はCCDの転送電
極であるポリシリコン膜8の端を含むようにすることに
より、リン注入領域のCCD側の端はポリシリコン膜8
端と自己整合的に形成する。
ジスト膜12を写真製版工程によってパターニングし、
レジストの開孔部13よりN型不純物であるリンイオン
11を注入する。このとき開孔部13はCCDの転送電
極であるポリシリコン膜8の端を含むようにすることに
より、リン注入領域のCCD側の端はポリシリコン膜8
端と自己整合的に形成する。
【0027】次に図6(b) に示すように、フォトレ
ジスト膜12を除去し、全面にP型不純物であるボロン
イオン10を注入する。そして熱処理によりこれらの注
入したリンやボロンを活性化し、所定の深さの導電領域
を形成する。所定の深さとは図1に示すように、第3の
N型導電領域9が第2のN型導電領域5′より浅く、第
3のP型導電領域6よりも深いような関係をいう。この
構造を実現するため、図6(b) の工程でのボロン注
入のエネルギーはできるだけ小さく、かつ図6(a)
の工程でのリン注入のエネルギーはボロンより大きく、
イオンがポリシリコン膜8を通過するのに必要なエネル
ギーよりは小さいように設定する。
ジスト膜12を除去し、全面にP型不純物であるボロン
イオン10を注入する。そして熱処理によりこれらの注
入したリンやボロンを活性化し、所定の深さの導電領域
を形成する。所定の深さとは図1に示すように、第3の
N型導電領域9が第2のN型導電領域5′より浅く、第
3のP型導電領域6よりも深いような関係をいう。この
構造を実現するため、図6(b) の工程でのボロン注
入のエネルギーはできるだけ小さく、かつ図6(a)
の工程でのリン注入のエネルギーはボロンより大きく、
イオンがポリシリコン膜8を通過するのに必要なエネル
ギーよりは小さいように設定する。
【0028】上記図の構成において、強い光が入射した
場合のブルーミング現象を抑制するため、光検出器下の
第1のP型導電領域2は常に完全空乏化して過剰な電子
をN型シリコン基板1へ引き抜く役割を果たしており、
従って第2のN型導電領域5′の深さやその下の第1の
P型導電領域2の濃度や深さは上記過剰な電子を基板側
に引き抜く動作が可能な範囲に限定される。しかし第3
のN型導電領域9の深さはその引き抜き動作に関与しな
いので浅くてもよい。例えば第1のP型導電領域2の深
さが3〜4μmであれば、第2のN型導電領域5′の深
さは1〜2μmは必要である。しかし第3のN型導電領
域9の深さは0.5μm以下でもよい。
場合のブルーミング現象を抑制するため、光検出器下の
第1のP型導電領域2は常に完全空乏化して過剰な電子
をN型シリコン基板1へ引き抜く役割を果たしており、
従って第2のN型導電領域5′の深さやその下の第1の
P型導電領域2の濃度や深さは上記過剰な電子を基板側
に引き抜く動作が可能な範囲に限定される。しかし第3
のN型導電領域9の深さはその引き抜き動作に関与しな
いので浅くてもよい。例えば第1のP型導電領域2の深
さが3〜4μmであれば、第2のN型導電領域5′の深
さは1〜2μmは必要である。しかし第3のN型導電領
域9の深さは0.5μm以下でもよい。
【0029】このように本実施例によれば、固体撮像素
子の光検出器を、第3のP型導電領域6及び第1のP型
導電領域2の2つの第1の導電領域とその間にはさまれ
た、第2のN型導電領域5′及び第3のN型導電領域9
からなる第2導電型領域とから構成し、しかも上記第2
導電型領域を構成する第3のN型導電領域9の不純物濃
度を第2のN型導電領域5′よりも濃いものとしたから
、この濃度の濃い領域が存在するため、第2導電型領域
とその周りの第3のP型導電領域6及び第1のP型導電
領域2との接合容量が大きくなり、従って同じ電子ポテ
ンシャルで空乏化したときの最大蓄積電荷量QPDを大
きくできるとともに、第2導電型領域を、その濃度を薄
くかつ接合深さを深く形成することで、深さ方向に空乏
層が伸び感度が劣化することがない。
子の光検出器を、第3のP型導電領域6及び第1のP型
導電領域2の2つの第1の導電領域とその間にはさまれ
た、第2のN型導電領域5′及び第3のN型導電領域9
からなる第2導電型領域とから構成し、しかも上記第2
導電型領域を構成する第3のN型導電領域9の不純物濃
度を第2のN型導電領域5′よりも濃いものとしたから
、この濃度の濃い領域が存在するため、第2導電型領域
とその周りの第3のP型導電領域6及び第1のP型導電
領域2との接合容量が大きくなり、従って同じ電子ポテ
ンシャルで空乏化したときの最大蓄積電荷量QPDを大
きくできるとともに、第2導電型領域を、その濃度を薄
くかつ接合深さを深く形成することで、深さ方向に空乏
層が伸び感度が劣化することがない。
【0030】また、第2導電型領域を第2のN型導電領
域5′と該領域よりも不純物濃度が高い第3のN型導電
領域9とから構成したから、この第3のN型導電領域9
表面にボロン等のP型不純物を用いてイオン注入を行な
い、熱処理を加えて第3のP型導電領域9を形成する際
や、その後の平坦化膜形成時のリフロー時の熱処理にお
いても、この第3のP型導電領域9の実効的なプロファ
イルが下方へ拡がらず、PN接合の位置が深くならず、
従って最大蓄積電荷量が減少せず、また青色の感度もよ
い。この構造を第2の実施例として図12に示す。
域5′と該領域よりも不純物濃度が高い第3のN型導電
領域9とから構成したから、この第3のN型導電領域9
表面にボロン等のP型不純物を用いてイオン注入を行な
い、熱処理を加えて第3のP型導電領域9を形成する際
や、その後の平坦化膜形成時のリフロー時の熱処理にお
いても、この第3のP型導電領域9の実効的なプロファ
イルが下方へ拡がらず、PN接合の位置が深くならず、
従って最大蓄積電荷量が減少せず、また青色の感度もよ
い。この構造を第2の実施例として図12に示す。
【0031】なお上記実施例では第2のN型導電領域5
′,第3のN型導電領域9,第3のP型導電領域6のそ
れぞれの端部が左端でほぼ一致しているものを示したが
、図12に示すように、上層から下層に向けて順次内側
にずれてもよく、要は第3のP型導電領域6がチャネル
ストッパである第2のP型導電領域3と接していればよ
い。
′,第3のN型導電領域9,第3のP型導電領域6のそ
れぞれの端部が左端でほぼ一致しているものを示したが
、図12に示すように、上層から下層に向けて順次内側
にずれてもよく、要は第3のP型導電領域6がチャネル
ストッパである第2のP型導電領域3と接していればよ
い。
【0032】また本実施例ではリンを注入してからボロ
ンを注入したが、逆の順序で行ってもよい。
ンを注入したが、逆の順序で行ってもよい。
【0033】またリン注入の後に熱処理を行ない拡散を
行ってからボロンを注入してもよい。但しこの場合はポ
リシリコン膜8との自己整合関係がくずれ、重り部にポ
テンシャルの窪みができて信号の読み出しに問題が生ず
る場合がある。
行ってからボロンを注入してもよい。但しこの場合はポ
リシリコン膜8との自己整合関係がくずれ、重り部にポ
テンシャルの窪みができて信号の読み出しに問題が生ず
る場合がある。
【0034】また上記実施例では、N型不純物としてリ
ンを用いたが、砒素を用いてもよい。
ンを用いたが、砒素を用いてもよい。
【0035】また素子分離として働く第2のP型導電領
域3が第3のN型導電領域9に比べて十分濃い濃度をも
つ場合は、図6(a) のリン注入はフォトレジスト膜
12を用いずに全面に行ってもよい。
域3が第3のN型導電領域9に比べて十分濃い濃度をも
つ場合は、図6(a) のリン注入はフォトレジスト膜
12を用いずに全面に行ってもよい。
【0036】次に第3の実施例について説明する。図5
(b) でポリシリコン膜8のパターニングの際に用い
たレジスト(第2のフォトレジスト膜17)を図10(
a) 示すように残存させておき、図6(a) に対応
する工程において、図10(b) に示すように、第2
のフォトレジスト膜17を残した状態でフォトレジスト
膜12を形成,パターニングし、開孔部13内に突出し
たポリシリコン膜8の上に第2のフォトレジスト膜17
が重なっているようにする。このようにすることでその
後の第3のN型導電領域9を形成するためのリンイオン
11注入のエネルギーの選択幅はその上限を高くするこ
とができる。フォトレジスト膜17厚で決まり、なぜな
ら例えば第1の実施例において、ポリシリコン膜8の厚
さが5000オングストロームとした場合、リン注入エ
ネルギーの上限は約170KeVであるのに対し、この
実施例では、例えばフォトレジスト膜17の厚さを2μ
mに設定すれば、リン注入エネルギーの上限は約650
KeVまで広がり、第3のN型導電領域9形成時の自由
度が増す。
(b) でポリシリコン膜8のパターニングの際に用い
たレジスト(第2のフォトレジスト膜17)を図10(
a) 示すように残存させておき、図6(a) に対応
する工程において、図10(b) に示すように、第2
のフォトレジスト膜17を残した状態でフォトレジスト
膜12を形成,パターニングし、開孔部13内に突出し
たポリシリコン膜8の上に第2のフォトレジスト膜17
が重なっているようにする。このようにすることでその
後の第3のN型導電領域9を形成するためのリンイオン
11注入のエネルギーの選択幅はその上限を高くするこ
とができる。フォトレジスト膜17厚で決まり、なぜな
ら例えば第1の実施例において、ポリシリコン膜8の厚
さが5000オングストロームとした場合、リン注入エ
ネルギーの上限は約170KeVであるのに対し、この
実施例では、例えばフォトレジスト膜17の厚さを2μ
mに設定すれば、リン注入エネルギーの上限は約650
KeVまで広がり、第3のN型導電領域9形成時の自由
度が増す。
【0037】次に第4の実施例について述べる。上記第
1,第2の実施例では図2に示すような2段の分布を持
つN型導電領域(5′,9)を形成するために、一種類
のN型不純物を熱処理工程をはさんで2回に注入し分け
る方法を用いたが、第2のN型導電領域5′の形成工程
で拡散係数の異なる2種のN型不純物を用いてもよい。 つまり図11(a) に示すように、熱処理工程をはさ
まずにリンと砒素イオンを注入してリン−砒素注入層1
8を形成する。次に熱処理によってこれら不純物を拡散
させると、砒素はリンより拡散係数が1桁以上小さいた
め、図11(b) に示すように砒素の拡散層19とリ
ンの拡散層20の2段の濃度分布が得られる。
1,第2の実施例では図2に示すような2段の分布を持
つN型導電領域(5′,9)を形成するために、一種類
のN型不純物を熱処理工程をはさんで2回に注入し分け
る方法を用いたが、第2のN型導電領域5′の形成工程
で拡散係数の異なる2種のN型不純物を用いてもよい。 つまり図11(a) に示すように、熱処理工程をはさ
まずにリンと砒素イオンを注入してリン−砒素注入層1
8を形成する。次に熱処理によってこれら不純物を拡散
させると、砒素はリンより拡散係数が1桁以上小さいた
め、図11(b) に示すように砒素の拡散層19とリ
ンの拡散層20の2段の濃度分布が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る固体撮像
装置によれば、固体撮像装置の光検出器を、上方の第1
導電型不純物拡散層及び下方の第1導電型の半導体層と
その間に挟まれた第2導電型の半導体層の3層から構成
し、しかも上記第2導電型の半導体層を濃度分布の異な
る少なくとも2つの層を用いて構成し、さらに上記第1
導電型不純物拡散層と接する層を他の層よりも高い不純
物濃度を有するものとしたので、高い感度を持ちかつ最
大蓄積電荷量の大きな固体撮像装置を得ることができる
という効果がある。
装置によれば、固体撮像装置の光検出器を、上方の第1
導電型不純物拡散層及び下方の第1導電型の半導体層と
その間に挟まれた第2導電型の半導体層の3層から構成
し、しかも上記第2導電型の半導体層を濃度分布の異な
る少なくとも2つの層を用いて構成し、さらに上記第1
導電型不純物拡散層と接する層を他の層よりも高い不純
物濃度を有するものとしたので、高い感度を持ちかつ最
大蓄積電荷量の大きな固体撮像装置を得ることができる
という効果がある。
【0039】また、この発明に係る固体撮像装置の製造
方法によれば、光検出器を構成する第2導電型の半導体
層上方に該領域よりも不純物濃度が高い第2導電型高濃
度領域を形成し、この第2導電型高濃度領域表面に第1
導電型不純物を導入した後熱処理を加えて第1導電型不
純物拡散層を形成するようにしたから、熱処理工程が加
わっても上記第1導電型不純物が第2の導電型半導体層
側に拡散せず、第1導電型不純物拡散層を高濃度かつ浅
く形成でき、従って基板と第2の導電型半導体層との間
の第1導電型の半導体層が完全空乏化することがなく暗
電流を抑制できるとともに青色感度の劣化も防ぐことが
できるという効果がある。
方法によれば、光検出器を構成する第2導電型の半導体
層上方に該領域よりも不純物濃度が高い第2導電型高濃
度領域を形成し、この第2導電型高濃度領域表面に第1
導電型不純物を導入した後熱処理を加えて第1導電型不
純物拡散層を形成するようにしたから、熱処理工程が加
わっても上記第1導電型不純物が第2の導電型半導体層
側に拡散せず、第1導電型不純物拡散層を高濃度かつ浅
く形成でき、従って基板と第2の導電型半導体層との間
の第1導電型の半導体層が完全空乏化することがなく暗
電流を抑制できるとともに青色感度の劣化も防ぐことが
できるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例による固体撮像装置を示す
断面側面図である。
断面側面図である。
【図2】図1のA−A′線に沿った不純物濃度分布図で
ある。
ある。
【図3】従来の固体撮像装置を示す断面図である。
【図4】図3のB−B′線に沿った不純物濃度分布図で
ある。
ある。
【図5】従来の固体撮像装置の製造方法を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】図1の固体撮像装置の製造方法を示す工程断面
図である。
図である。
【図7】図3のB−B′線に沿った固体撮像装置の光検
出器部分のエネルギーバンド図である。
出器部分のエネルギーバンド図である。
【図8】第2のN型導電領域のポテンシャルと最大蓄積
電荷量の不純物濃度依存性を説明するための図である。
電荷量の不純物濃度依存性を説明するための図である。
【図9】固体撮像装置の光検出器周辺の等価回路図であ
る。
る。
【図10】この発明の第3の実施例による固体撮像装置
の製造方法を示す図である。
の製造方法を示す図である。
【図11】この発明の第4の実施例による固体撮像装置
の製造方法による不純物分布を説明するための図である
。
の製造方法による不純物分布を説明するための図である
。
【図12】この発明の第2の実施例による固体撮像装置
の断面図である。
の断面図である。
1 シリコン基板
2 第1のP型導電領域
3 第2のP型導電領域
4 第1のN型導電領域
5 第2のN型導電領域
5′ 第2のN型導電領域
6 第3のP型導電領域
7 シリコン酸化膜
8 ポリシリコン膜
9 第3のN型導電領域
10 ボロンイオン
11 リンイオン
12 フォトレジスト膜
13 開孔部
14 シリコンの伝導帯の下端
15 シリコンの価電子帯の上端
16 シリコンとシリコン酸化膜界面の界面欠陥17
第2のフォトレジスト膜 18 リンと砒素の注入層 19 砒素の拡散層 20 リンの拡散層
第2のフォトレジスト膜 18 リンと砒素の注入層 19 砒素の拡散層 20 リンの拡散層
Claims (6)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体層上に第2導電型
の半導体層を形成し、さらに該第2導電型の半導体層上
に第1導電型不純物拡散層を形成してなる光検出器を有
し、該光検出器の第2導電型の半導体層に蓄積された信
号電荷を光信号として読み出す固体撮像装置において、
上記第2導電型の半導体層を濃度の異なる複数の第2導
電型不純物拡散層から構成し、上記複数の第2導電型不
純物拡散層のうち上記第1導電型不純物拡散層と接する
層は他の層よりも高い不純物濃度を有することを特徴と
する固体撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の固体撮像素子において
、その上に第1及び第2導電型の半導体層が形成された
基板上に形成された転送電極と、上記第1導電型の半導
体層上に形成された第2導電型のチャネル層とを備え、
上記光検出器の第2導電型の半導体層に蓄積された信号
電荷を上記転送電極に所定の電圧を印加して上記チャネ
ル層に転送して読み出すことを特徴とする固体撮像素子
。 - 【請求項3】 第1導電型の半導体層上に第2導電型
の半導体層を形成し、さらにその上に第1導電型不純物
拡散層を形成して光検出器を形成する工程を有する固体
撮像装置の製造方法において、第1導電型の半導体層上
に第2導電型不純物拡散領域を選択的に形成し、その後
電荷転送用電極をその一端が上記第2導電型不純物拡散
領域とほぼ一致するよう形成する第1の工程と、上記第
2導電型不純物拡散領域表面に上記転送用電極をマスク
として第2導電型不純物を注入して該領域よりも濃度が
高く、かつ接合の浅い第2導電型高濃度領域を設け、第
2導電型の半導体層を形成する第2の工程と、上記第2
導電型高濃度領域表面に上記転送用電極をマスクとして
第1導電型不純物を注入して上記第2導電型高濃度領域
よりも接合の浅い第1導電型不純物拡散層を形成する第
3の工程とを含むことを特徴とする固体撮像装置の製造
方法。 - 【請求項4】 第1導電型の半導体層上に第2導電型
の半導体層を形成し、さらにその上に第1導電型不純物
拡散層を形成して光検出器を形成する工程を有する固体
撮像装置の製造方法において、第1導電型の半導体層表
面の所定領域に拡散係数の異なる2種類の第2導電型の
不純物を注入し、熱拡散を行って、上記第2導電型不純
物拡散領域及び該領域よりも接合の浅い第2導電型高濃
度領域を同時に形成し、その後電荷転送用電極をその一
端が上記第2導電型不純物拡散領域とほぼ一致するよう
形成する第1の工程と、上記第2導電型高濃度領域表面
に上記転送用電極をマスクとして第1導電型不純物を注
入して上記第2導電型高濃度領域よりも接合の浅い第1
導電型不純物拡散層を形成する第2の工程とを含むこと
を特徴とする固体撮像装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項3記載の固体撮像素子の製造方
法において、上記第1導電型の半導体層表面の上記光検
出器近傍に第2導電型の不純物を注入してチャネル層を
形成する工程をさらに含むことを特徴とする固体撮像素
子の製造方法。 - 【請求項6】 請求項4記載の固体撮像素子の製造方
法において、上記第1導電型の半導体層表面の上記光検
出器近傍に第2導電型の不純物を注入してチャネル層を
形成する工程をさらに含むことを特徴とする固体撮像素
子の製造方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3255773A JPH04355964A (ja) | 1990-12-21 | 1991-09-06 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
| US07/811,118 US5191399A (en) | 1990-12-21 | 1991-12-20 | Solid-state imaging device with improved photodetector |
| US07/974,076 US5238864A (en) | 1990-12-21 | 1992-11-10 | Method of making solid-state imaging device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-413391 | 1990-12-21 | ||
| JP41339190 | 1990-12-21 | ||
| JP3255773A JPH04355964A (ja) | 1990-12-21 | 1991-09-06 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04355964A true JPH04355964A (ja) | 1992-12-09 |
Family
ID=26542405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3255773A Pending JPH04355964A (ja) | 1990-12-21 | 1991-09-06 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5191399A (ja) |
| JP (1) | JPH04355964A (ja) |
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| JP2015188049A (ja) * | 2014-03-14 | 2015-10-29 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置及び撮像システム |
Families Citing this family (27)
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|---|---|---|---|---|
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| AU1995092A (en) * | 1991-05-10 | 1992-12-30 | Q-Dot. Inc. | High-speed peristaltic ccd imager with gaas fet output |
| JP3042042B2 (ja) * | 1991-06-21 | 2000-05-15 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置 |
| JP3467858B2 (ja) * | 1993-11-02 | 2003-11-17 | ソニー株式会社 | 光電変換素子 |
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