JPH0435601Y2 - - Google Patents
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- JPH0435601Y2 JPH0435601Y2 JP3453086U JP3453086U JPH0435601Y2 JP H0435601 Y2 JPH0435601 Y2 JP H0435601Y2 JP 3453086 U JP3453086 U JP 3453086U JP 3453086 U JP3453086 U JP 3453086U JP H0435601 Y2 JPH0435601 Y2 JP H0435601Y2
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- hydraulic cylinder
- pressure
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- chamber
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、油圧シヨベルなどの建設機械、各種
の産業機械等に用いられている油圧シリンダの戻
り油回生回路に関するものである。 (従来の技術) 油圧シヨベルのブーム駆動用油圧シリンダにお
ける駆動回路について従来例を説明すると、第5
図に示すように容量制御部3aを有する可変容量
形油圧ポンプ3およびタンク10とブーム1駆動
用油圧シリンダ2の両油室2a,2bとの間の両
管路l2,l3に、室4a,4b,4cを有する方向
切換弁4を介装し、油圧ポンプ3および方向切換
弁4の制御をするパイロツト圧供給切換弁5を、
パイロツト管路l4,l5,l6および高圧選択弁7で
連結して付設した構造になつており、パイロツト
圧供給切換弁5を矢示方向Aに操作すると、パイ
ロツト油圧源6からの圧油が減圧弁5c、パイロ
ツト管路l4を経てパイロツト圧として供給され、
方向切換弁4が室4aから4cに切換えられると
ともに、高圧選択弁7、パイロツト管路l6を経て
容量制御部3aが容量増加(ポンプ吐出流量の増
加)側へ制御され、油圧ポンプ3の吐出圧油が管
路l2から油圧シリンダ2の油室(ロツド側)2b
に供給され油室2aの作動油は管路l3からタンク
10へ導びかれて、油圧シリンダ2が短縮作動と
なつてブーム1を矢示方向Bに駆動でき、パイロ
ツト圧供給切換弁5を矢示方向A′に操作すると、
油圧シリンダが伸長作動となりブームを矢示方向
B′に駆動できる構造になつている。 前記パイロツト圧供給切換弁5の操作レバー5
aの操作量とパイロツト圧は比例し、一方、パイ
ロツト圧と油圧ポンプの容量(斜板制御)が比例
し、また、パイロツト圧と方向切換弁の操作量が
比例するようになつており、操作レバーにより油
圧シリンダの作動速度が制御される。 (考案が解決しようとする問題点) 従来の前記油圧シリンダ駆動回路は、油圧シリ
ンダによつてブームを下降操作する場合にも、油
圧ポンプから油圧シリンダの油室に圧油を供給し
なければならないので動力損失になつており、ま
た、ブームの降下速度が速すぎた場合に、油圧ポ
ンプから油室シリンダの油室への圧油供給不足に
より負圧が生じ、異常振動、異常音が発生するな
どの問題点がある。 (問題点の解決手段) 本案は、前記のような問題点に対処するための
油圧シリンダの戻り油回生回路であつて、方向切
換弁と油圧シリンダ間の両管路間に、油圧シリン
ダの重量負荷による同負荷側への作動時に切換え
られ同油圧シリンダの重量負荷側油室から負圧側
油室に戻り油の回生作動になつて同負圧側油室へ
の圧油供給を確保してシリンダ作動速度を制御す
る回生制御弁を設け、パイロツト圧供給切換弁の
パイロツト圧出口に設けられ重量負荷側油室の重
量負荷圧で切換えられて方向切換弁を中立とし油
圧ポンプを小容量運転としかつ回生制御弁を回生
作動側に切換えるパイロツト圧切換弁を設けたこ
とにより、油圧シリンダの重量負荷による同負荷
側への作動時に、同油圧シリンダの重量負荷側油
室の戻り作動油を負圧側油室に回生供給して同負
圧側油室の圧油供給を確保しシリンダ作動速度を
制御して、油圧シリンダの駆動性能を高め動力節
減とともに異常振動、異常音の発生を防止して前
記のような問題点を解消している。 (作用) 油圧シリンダの重量負荷による同負荷側への作
動時には、油圧シリンダの重量負荷側油室の重量
負荷圧でパイロツト圧切換弁が切換えられて、同
パイロツト圧切換弁によつてパイロツト圧供給切
換弁からパイロツト圧が切換え供給され、方向切
換弁が中立となり油圧ポンプから油圧シリンダへ
の圧油供給が停止され油圧ポンプが小容量運転に
なるとともに、回生制御弁が切換えられ油圧シリ
ンダの重量負荷側油室内の作動油が絞られて負圧
側油室へ供給され、同負圧側油室への圧油供給が
確保されて、油圧シリンダが戻り油の回生供給に
より所定の作動速度に制御されて作動される。 (実施例) 第1図および第2図に本考案の第1実施例を示
しており、油圧シヨベルのブーム1駆動用油圧シ
リンダ2の駆動回路であつて、容量制御部3aを
有する可変容量形油圧ポンプ3およびタンク10
と油圧シリンダ2の両油室2a,2bとの間の両
管路l2,l3に、室4a,4b,4cを有する方向
切換弁4が介装され、油圧ポンプ3および方向切
換弁4の制御をするパイロツト圧供給切換弁5
を、パイロツト管路l4,l5,l6,l7および高圧選択
弁7で連結して付設した構成になつており、パイ
ロツト圧供給切換弁5を矢示方向Aに操作する
と、パイロツト油圧源6からの圧油が減圧弁5
c、パイロツト管l7,l4を経てパイロツト圧とし
て供給され、方向切換弁4が室4aから4cに切
換えられ、高圧選択弁7、パイロツト管路l6を経
て容量制御部3aが容量増加(ポンプ吐出流量の
増加)側へ制御され、油圧ポンプ3の吐出圧油が
管路l2から油圧シリンダ2の油室2bに供給され
油室2aの作動油は管路l3からタンク10へ導び
かれて、油圧シリンダ2が短縮作動となつてブー
ム1を矢示方向Bに駆動でき、パイロツト圧供給
切換弁5を矢示方向A′に操作すると、油圧シリ
ンダが伸長作動となりブームを矢示方向B′に駆
動する基本的な構成になつている。 パイロツト圧供給切換弁5の操作レバー5aの
操作量とパイロツト圧は比例、パイロツト圧と油
圧ポンプの容量が比例、さらにパイロツト圧と方
向切換弁の操作量が比例関係を有し、操作レバー
により油圧シリンダの作動速度が制御される構造
になつている。 さらに、本考案においては、方向切換弁4と油
圧シリンダ2間の両管路l2,l3間に室9a,9b
を有する回生制御弁9を介装して設けるととも
に、パイロツト圧供給切換弁5の一方のパイロツ
ト出口管路l7にパイロツト圧切換弁8が設けられ
ている。 前記回生制御弁9について詳述すると、室9a
に切換えられている時は、油圧ポンプ3からの吐
出圧油が方向切換弁4で一方の管路l2またはl3に
流通されて油圧シリンダ2へ供給され、油圧シリ
ンダ2内の作動油が他方の管路l3またはl2に流通
されるタンク10へ導びかれる通常の駆動回路を
形成し、室9bに切換えられると回生作動になる
構成になつており、該回生作動は、第2図に示す
ような絞り開口特性を有し、油圧シリンダ2の油
室2aから2bへの開口面積と、室2bからタン
ク10への開口面積との比を選択することによ
り、後記作用説明の原理で油室2b(負圧側油室)
を負圧にすることなくある一定の適切な油圧を確
保し、油室2a(重量負荷側油室)の戻り側作動
油を油室2bへ回生しながら、ブーム1の降下速
度を操作レバー5aで制御するようになつてい
る。さらに、前記パイロツト圧切換弁8について
詳述すると、油圧シリンダ2の油室2a(重量負
荷側油室)側にブーム1の自重による重量負荷が
かかつて所定以上に圧力が立つた際に、同油室2
aの前記圧力が管路l3、パイロツト管路l9を介し
パイロツト圧として作用し、パイロツト切換弁8
が室8b側に切換えられて、方向切換弁4を中立
室4aに切換え、油圧ポンプ3の容量制御部3a
を小容量運転に制御するとともに、回生制御弁9
を回生作動側の室9bに切換え制御する構成にな
つている。 本考案の第1実施例は、前記のような構成にな
つており、パイロツト圧供給切換弁5の操作レバ
ー5aを矢示方向Aに操作すると、パイロツト油
圧源6よりの圧油が減圧弁5c、パイロツト圧出
口管路l7を経てパイロツト圧となり、ブーム1の
自重により油圧シリンダ2の室2a(重量負荷側
油室)に圧力が立つと、該圧力がパイロツト圧と
してパイロツト管路l9を経てパイロツト圧切換弁
8に加わり室8bに切換えられる。 パイロツト圧切換弁8が室8bに切換えられる
と、パイロツト出口管路l7のパイロツト圧は、パ
イロツト管路l8を経て回生制御弁9を室9bに切
換えて同回生制御弁9を回生作動とし、方向切換
弁4へのパイロツト管路l4、油圧ポンプ3の容量
制御部3aへのパイロツト管路l6はタンク10a
へ連結され、方向切換弁4は中立室4aに切換え
られ油圧ポンプ3が小容量運転に制御される。よ
つて、油圧ポンプ3の吐出圧油は油圧シリンダ2
へ供給されず、油圧ポンプ3は動力節減の運転に
なるとともに、回生制御弁9によつて、油圧シリ
ンダ2の室2a(重量負荷側油室)の重量負荷圧
油が管路l3から回生制御弁9の絞り開口作用によ
り管路l2を経て室2b(負荷側油室)へ回生供給
され、室2b内に適切な圧力が確保、保持され負
圧を生じることなく油圧シリンダ2が円滑な短縮
作動となりブーム1が矢示方向Bへ降下されると
ともに、油圧シリンダ2の作動速度、ブーム1の
降下速度は、操作レバー5aの操作による回生制
御弁9の絞り開口面積の調整によつて制御され
る。 前記回生制御弁9の回生原理を第3図によつて
詳述すると、油圧シリンダ2に加わる重量をW、
油圧シリンダの室2aの圧力をPb、同室2bの
圧力をPr、タンク10の圧力をPt、油圧シリン
ダの室2a側受圧面積をAb、同室2b側受圧面
積をAr、室2a、管路l3から管路l2への間の絞り
開口面積をab、管路l2からタンク10への絞り開
口面積をat
の産業機械等に用いられている油圧シリンダの戻
り油回生回路に関するものである。 (従来の技術) 油圧シヨベルのブーム駆動用油圧シリンダにお
ける駆動回路について従来例を説明すると、第5
図に示すように容量制御部3aを有する可変容量
形油圧ポンプ3およびタンク10とブーム1駆動
用油圧シリンダ2の両油室2a,2bとの間の両
管路l2,l3に、室4a,4b,4cを有する方向
切換弁4を介装し、油圧ポンプ3および方向切換
弁4の制御をするパイロツト圧供給切換弁5を、
パイロツト管路l4,l5,l6および高圧選択弁7で
連結して付設した構造になつており、パイロツト
圧供給切換弁5を矢示方向Aに操作すると、パイ
ロツト油圧源6からの圧油が減圧弁5c、パイロ
ツト管路l4を経てパイロツト圧として供給され、
方向切換弁4が室4aから4cに切換えられると
ともに、高圧選択弁7、パイロツト管路l6を経て
容量制御部3aが容量増加(ポンプ吐出流量の増
加)側へ制御され、油圧ポンプ3の吐出圧油が管
路l2から油圧シリンダ2の油室(ロツド側)2b
に供給され油室2aの作動油は管路l3からタンク
10へ導びかれて、油圧シリンダ2が短縮作動と
なつてブーム1を矢示方向Bに駆動でき、パイロ
ツト圧供給切換弁5を矢示方向A′に操作すると、
油圧シリンダが伸長作動となりブームを矢示方向
B′に駆動できる構造になつている。 前記パイロツト圧供給切換弁5の操作レバー5
aの操作量とパイロツト圧は比例し、一方、パイ
ロツト圧と油圧ポンプの容量(斜板制御)が比例
し、また、パイロツト圧と方向切換弁の操作量が
比例するようになつており、操作レバーにより油
圧シリンダの作動速度が制御される。 (考案が解決しようとする問題点) 従来の前記油圧シリンダ駆動回路は、油圧シリ
ンダによつてブームを下降操作する場合にも、油
圧ポンプから油圧シリンダの油室に圧油を供給し
なければならないので動力損失になつており、ま
た、ブームの降下速度が速すぎた場合に、油圧ポ
ンプから油室シリンダの油室への圧油供給不足に
より負圧が生じ、異常振動、異常音が発生するな
どの問題点がある。 (問題点の解決手段) 本案は、前記のような問題点に対処するための
油圧シリンダの戻り油回生回路であつて、方向切
換弁と油圧シリンダ間の両管路間に、油圧シリン
ダの重量負荷による同負荷側への作動時に切換え
られ同油圧シリンダの重量負荷側油室から負圧側
油室に戻り油の回生作動になつて同負圧側油室へ
の圧油供給を確保してシリンダ作動速度を制御す
る回生制御弁を設け、パイロツト圧供給切換弁の
パイロツト圧出口に設けられ重量負荷側油室の重
量負荷圧で切換えられて方向切換弁を中立とし油
圧ポンプを小容量運転としかつ回生制御弁を回生
作動側に切換えるパイロツト圧切換弁を設けたこ
とにより、油圧シリンダの重量負荷による同負荷
側への作動時に、同油圧シリンダの重量負荷側油
室の戻り作動油を負圧側油室に回生供給して同負
圧側油室の圧油供給を確保しシリンダ作動速度を
制御して、油圧シリンダの駆動性能を高め動力節
減とともに異常振動、異常音の発生を防止して前
記のような問題点を解消している。 (作用) 油圧シリンダの重量負荷による同負荷側への作
動時には、油圧シリンダの重量負荷側油室の重量
負荷圧でパイロツト圧切換弁が切換えられて、同
パイロツト圧切換弁によつてパイロツト圧供給切
換弁からパイロツト圧が切換え供給され、方向切
換弁が中立となり油圧ポンプから油圧シリンダへ
の圧油供給が停止され油圧ポンプが小容量運転に
なるとともに、回生制御弁が切換えられ油圧シリ
ンダの重量負荷側油室内の作動油が絞られて負圧
側油室へ供給され、同負圧側油室への圧油供給が
確保されて、油圧シリンダが戻り油の回生供給に
より所定の作動速度に制御されて作動される。 (実施例) 第1図および第2図に本考案の第1実施例を示
しており、油圧シヨベルのブーム1駆動用油圧シ
リンダ2の駆動回路であつて、容量制御部3aを
有する可変容量形油圧ポンプ3およびタンク10
と油圧シリンダ2の両油室2a,2bとの間の両
管路l2,l3に、室4a,4b,4cを有する方向
切換弁4が介装され、油圧ポンプ3および方向切
換弁4の制御をするパイロツト圧供給切換弁5
を、パイロツト管路l4,l5,l6,l7および高圧選択
弁7で連結して付設した構成になつており、パイ
ロツト圧供給切換弁5を矢示方向Aに操作する
と、パイロツト油圧源6からの圧油が減圧弁5
c、パイロツト管l7,l4を経てパイロツト圧とし
て供給され、方向切換弁4が室4aから4cに切
換えられ、高圧選択弁7、パイロツト管路l6を経
て容量制御部3aが容量増加(ポンプ吐出流量の
増加)側へ制御され、油圧ポンプ3の吐出圧油が
管路l2から油圧シリンダ2の油室2bに供給され
油室2aの作動油は管路l3からタンク10へ導び
かれて、油圧シリンダ2が短縮作動となつてブー
ム1を矢示方向Bに駆動でき、パイロツト圧供給
切換弁5を矢示方向A′に操作すると、油圧シリ
ンダが伸長作動となりブームを矢示方向B′に駆
動する基本的な構成になつている。 パイロツト圧供給切換弁5の操作レバー5aの
操作量とパイロツト圧は比例、パイロツト圧と油
圧ポンプの容量が比例、さらにパイロツト圧と方
向切換弁の操作量が比例関係を有し、操作レバー
により油圧シリンダの作動速度が制御される構造
になつている。 さらに、本考案においては、方向切換弁4と油
圧シリンダ2間の両管路l2,l3間に室9a,9b
を有する回生制御弁9を介装して設けるととも
に、パイロツト圧供給切換弁5の一方のパイロツ
ト出口管路l7にパイロツト圧切換弁8が設けられ
ている。 前記回生制御弁9について詳述すると、室9a
に切換えられている時は、油圧ポンプ3からの吐
出圧油が方向切換弁4で一方の管路l2またはl3に
流通されて油圧シリンダ2へ供給され、油圧シリ
ンダ2内の作動油が他方の管路l3またはl2に流通
されるタンク10へ導びかれる通常の駆動回路を
形成し、室9bに切換えられると回生作動になる
構成になつており、該回生作動は、第2図に示す
ような絞り開口特性を有し、油圧シリンダ2の油
室2aから2bへの開口面積と、室2bからタン
ク10への開口面積との比を選択することによ
り、後記作用説明の原理で油室2b(負圧側油室)
を負圧にすることなくある一定の適切な油圧を確
保し、油室2a(重量負荷側油室)の戻り側作動
油を油室2bへ回生しながら、ブーム1の降下速
度を操作レバー5aで制御するようになつてい
る。さらに、前記パイロツト圧切換弁8について
詳述すると、油圧シリンダ2の油室2a(重量負
荷側油室)側にブーム1の自重による重量負荷が
かかつて所定以上に圧力が立つた際に、同油室2
aの前記圧力が管路l3、パイロツト管路l9を介し
パイロツト圧として作用し、パイロツト切換弁8
が室8b側に切換えられて、方向切換弁4を中立
室4aに切換え、油圧ポンプ3の容量制御部3a
を小容量運転に制御するとともに、回生制御弁9
を回生作動側の室9bに切換え制御する構成にな
つている。 本考案の第1実施例は、前記のような構成にな
つており、パイロツト圧供給切換弁5の操作レバ
ー5aを矢示方向Aに操作すると、パイロツト油
圧源6よりの圧油が減圧弁5c、パイロツト圧出
口管路l7を経てパイロツト圧となり、ブーム1の
自重により油圧シリンダ2の室2a(重量負荷側
油室)に圧力が立つと、該圧力がパイロツト圧と
してパイロツト管路l9を経てパイロツト圧切換弁
8に加わり室8bに切換えられる。 パイロツト圧切換弁8が室8bに切換えられる
と、パイロツト出口管路l7のパイロツト圧は、パ
イロツト管路l8を経て回生制御弁9を室9bに切
換えて同回生制御弁9を回生作動とし、方向切換
弁4へのパイロツト管路l4、油圧ポンプ3の容量
制御部3aへのパイロツト管路l6はタンク10a
へ連結され、方向切換弁4は中立室4aに切換え
られ油圧ポンプ3が小容量運転に制御される。よ
つて、油圧ポンプ3の吐出圧油は油圧シリンダ2
へ供給されず、油圧ポンプ3は動力節減の運転に
なるとともに、回生制御弁9によつて、油圧シリ
ンダ2の室2a(重量負荷側油室)の重量負荷圧
油が管路l3から回生制御弁9の絞り開口作用によ
り管路l2を経て室2b(負荷側油室)へ回生供給
され、室2b内に適切な圧力が確保、保持され負
圧を生じることなく油圧シリンダ2が円滑な短縮
作動となりブーム1が矢示方向Bへ降下されると
ともに、油圧シリンダ2の作動速度、ブーム1の
降下速度は、操作レバー5aの操作による回生制
御弁9の絞り開口面積の調整によつて制御され
る。 前記回生制御弁9の回生原理を第3図によつて
詳述すると、油圧シリンダ2に加わる重量をW、
油圧シリンダの室2aの圧力をPb、同室2bの
圧力をPr、タンク10の圧力をPt、油圧シリン
ダの室2a側受圧面積をAb、同室2b側受圧面
積をAr、室2a、管路l3から管路l2への間の絞り
開口面積をab、管路l2からタンク10への絞り開
口面積をat
【式】(C:流量係数、
g:重力加速度、r:油の比重量)とすると、シ
リンダの力のバランスにより W/Ab+PrAr/Ab=Pb ……(1) 室2a、管路l3から管路l2に通過する流量qbは、 qb=ξab√− ……(2) 管路l2からタンク10にへの流量qtは qt=ξat√− ……(3) 一方、流量qbと油圧シリンダ2降下速度x・の関
係より qb=Abx・ ……(4) 流量qtと油圧シリンダ2降下速度x・の関係より qt=(Ab−Ar)x・ ……(5) (Ab−Ar)/Ab=Kとすると qb=qt/K ……(6) (3)式においてPt≒0とし(6),(2),(3)式より ab√−=at/K√ ∴ ab 2(Pb−Pr)=at 2/K2・Pr ∴ K2ab 2+at 2/K2・Pr=ab 2Pb Pr=K2ab 2/at 2+K2ab 2Pb ……(7) (7)式を(1)式に代入して Pb=W/Ab・K2ab 2+at 2/K3ab 2+at 2 ……(8) (7)式にてat=Cabととすると(但し、Cは定数) Pr=K2/C2+K2・Pb ……(9) 同様にして(8)式は Pb=W/AbK2+C2/K3+C2 ……(10) (2)式、(4)式、(9)式より と表わすことができ、(9),(10),(11)式より油圧シ
リンダの室2a,管路l3から管路l2への開口面積
abと管路l2からタンク10への開口面積atとを一
定の比で設定することにより、油圧シリンダ(2)に
加わる重量Wが一定の時は、室2aの圧力Pbが
一定となるので室2bの圧力Prも一定となり、
しかも油圧シリンダ(2)の降下速度x・も開口面積ab
に比例するので、操作レバー5a操作量と油圧シ
リンダ2の降下速度x・は、比例することになる。 一方、油圧シリンダ2の室2aに圧力が立たな
い場合、つまりブーム1の自重を利用できない場
合は、第1図においてパイロツト圧切換弁8は室
8aに切換わり、それに伴なつて回生制御弁9へ
のパイロツト管路l8はパイロツト切換弁8の室8
aよりタンク10aに導びかれるので、回生制御
弁9は室9aに戻つて、パイロツト圧は、パイロ
ツト圧切換弁8の室8aよりパイロツト管路l4に
導かれて方向切換弁4を室4cに切換え、またパ
イロツト管路l6より油圧ポンプ3の容量(斜板)
制御部3aに導かれて油圧ポンプ3の斜板角即ち
容量を増加させ、ポンプ吐出流量が増加される。 (他の実施例) 第4図に本考案の第2実施例を示しており、前
記第1実施例に比べるとパイロツト管路l9に圧力
スイツチ12を設け、電磁切換式パイロツト圧切
換弁8′にした点に特徴を有し、その他の構成に
ついては第1実施例と同様になつており同様な作
用効果が得られる。図中11は電源である。 (考案の効果) 本考案は、前記のような構成になつているの
で、油圧シリンダの重量負荷による同負荷側の作
動時に、パイロツト圧切換弁が切換えられてパイ
ロツト圧供給切換弁からのパイロツト圧が切換え
られ、方向切換弁が中立になつて油圧ポンプの圧
油供給停止とともに同油圧ポンプが小容量運転と
なり、回生制御弁が切換えられて戻り油の回生作
動になつて、油圧シリンダの作動速度が制御さ
れ、その速度は自由に調整でき優れた作動性能を
有している。従つてまた、動力が著しく節減され
るとともに異常振動、異常音の発生が防止される
などの効果がある。
リンダの力のバランスにより W/Ab+PrAr/Ab=Pb ……(1) 室2a、管路l3から管路l2に通過する流量qbは、 qb=ξab√− ……(2) 管路l2からタンク10にへの流量qtは qt=ξat√− ……(3) 一方、流量qbと油圧シリンダ2降下速度x・の関
係より qb=Abx・ ……(4) 流量qtと油圧シリンダ2降下速度x・の関係より qt=(Ab−Ar)x・ ……(5) (Ab−Ar)/Ab=Kとすると qb=qt/K ……(6) (3)式においてPt≒0とし(6),(2),(3)式より ab√−=at/K√ ∴ ab 2(Pb−Pr)=at 2/K2・Pr ∴ K2ab 2+at 2/K2・Pr=ab 2Pb Pr=K2ab 2/at 2+K2ab 2Pb ……(7) (7)式を(1)式に代入して Pb=W/Ab・K2ab 2+at 2/K3ab 2+at 2 ……(8) (7)式にてat=Cabととすると(但し、Cは定数) Pr=K2/C2+K2・Pb ……(9) 同様にして(8)式は Pb=W/AbK2+C2/K3+C2 ……(10) (2)式、(4)式、(9)式より と表わすことができ、(9),(10),(11)式より油圧シ
リンダの室2a,管路l3から管路l2への開口面積
abと管路l2からタンク10への開口面積atとを一
定の比で設定することにより、油圧シリンダ(2)に
加わる重量Wが一定の時は、室2aの圧力Pbが
一定となるので室2bの圧力Prも一定となり、
しかも油圧シリンダ(2)の降下速度x・も開口面積ab
に比例するので、操作レバー5a操作量と油圧シ
リンダ2の降下速度x・は、比例することになる。 一方、油圧シリンダ2の室2aに圧力が立たな
い場合、つまりブーム1の自重を利用できない場
合は、第1図においてパイロツト圧切換弁8は室
8aに切換わり、それに伴なつて回生制御弁9へ
のパイロツト管路l8はパイロツト切換弁8の室8
aよりタンク10aに導びかれるので、回生制御
弁9は室9aに戻つて、パイロツト圧は、パイロ
ツト圧切換弁8の室8aよりパイロツト管路l4に
導かれて方向切換弁4を室4cに切換え、またパ
イロツト管路l6より油圧ポンプ3の容量(斜板)
制御部3aに導かれて油圧ポンプ3の斜板角即ち
容量を増加させ、ポンプ吐出流量が増加される。 (他の実施例) 第4図に本考案の第2実施例を示しており、前
記第1実施例に比べるとパイロツト管路l9に圧力
スイツチ12を設け、電磁切換式パイロツト圧切
換弁8′にした点に特徴を有し、その他の構成に
ついては第1実施例と同様になつており同様な作
用効果が得られる。図中11は電源である。 (考案の効果) 本考案は、前記のような構成になつているの
で、油圧シリンダの重量負荷による同負荷側の作
動時に、パイロツト圧切換弁が切換えられてパイ
ロツト圧供給切換弁からのパイロツト圧が切換え
られ、方向切換弁が中立になつて油圧ポンプの圧
油供給停止とともに同油圧ポンプが小容量運転と
なり、回生制御弁が切換えられて戻り油の回生作
動になつて、油圧シリンダの作動速度が制御さ
れ、その速度は自由に調整でき優れた作動性能を
有している。従つてまた、動力が著しく節減され
るとともに異常振動、異常音の発生が防止される
などの効果がある。
第1図は本考案の第1実施例を示すシリンダ駆
動回路図、第2図は回生制御弁の特性図、第3図
は回生制御弁の原理説明図、第4図は第2実施例
のシリンダ駆動回路図、第5図は従来例のシリン
ダ駆動回路図である。 1……油圧シリンダ、2a,2b……油室、3
……油圧ポンプ、4……方向切換弁、5……パイ
ロツト圧供給切換弁、8,8′……パイロツト圧
切換弁、9……回生制御弁、10……タンク、
l1,l2……管路、l3〜l9……パイロツト管路。
動回路図、第2図は回生制御弁の特性図、第3図
は回生制御弁の原理説明図、第4図は第2実施例
のシリンダ駆動回路図、第5図は従来例のシリン
ダ駆動回路図である。 1……油圧シリンダ、2a,2b……油室、3
……油圧ポンプ、4……方向切換弁、5……パイ
ロツト圧供給切換弁、8,8′……パイロツト圧
切換弁、9……回生制御弁、10……タンク、
l1,l2……管路、l3〜l9……パイロツト管路。
Claims (1)
- 可変容量形油圧ポンプおよびタンクと油圧シリ
ンダの両油室との間の両管路に方向切換弁を介装
し、前記油圧ポンプの容量制御および前記方向切
換弁の切換制御をするパイロツト圧供給切換弁を
付設した油圧シリンダ駆動回路において、前記方
向切換弁と前記油圧シリンダ間の前記両管路間
に、前記油圧シリンダの重量負荷による同負荷側
への作動時に切換えられ同油圧シリンダの重量負
荷側油室から負圧側油室に戻り油回生作動になつ
て同負圧側油室への圧油供給を確保してシリンダ
作動速度を制御する回生制御弁を設け、前記パイ
ロツト圧供給切換弁のパイロツト圧出口に設けら
れ前記重量負荷側油室の重量負荷圧で切換えられ
て前記方向切換弁を中立とし前記油圧ポンプを小
容量運転としかつ前記回生制御弁を回生作動側に
切換えるパイロツト圧切換弁を設けたことを特徴
とする油圧シリンダの戻り油回生回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3453086U JPH0435601Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3453086U JPH0435601Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147703U JPS62147703U (ja) | 1987-09-18 |
| JPH0435601Y2 true JPH0435601Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=30843170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3453086U Expired JPH0435601Y2 (ja) | 1986-03-12 | 1986-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0435601Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3736657B2 (ja) * | 1997-04-25 | 2006-01-18 | 株式会社小松製作所 | 油圧モータの駆動システム |
| JP4973047B2 (ja) * | 2006-07-20 | 2012-07-11 | コベルコ建機株式会社 | 作業機械の油圧制御回路 |
-
1986
- 1986-03-12 JP JP3453086U patent/JPH0435601Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147703U (ja) | 1987-09-18 |
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