JPH0435691B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435691B2
JPH0435691B2 JP15471086A JP15471086A JPH0435691B2 JP H0435691 B2 JPH0435691 B2 JP H0435691B2 JP 15471086 A JP15471086 A JP 15471086A JP 15471086 A JP15471086 A JP 15471086A JP H0435691 B2 JPH0435691 B2 JP H0435691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
transmitting
receiving
scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15471086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6324125A (ja
Inventor
Andaamo Ingubaaru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP15471086A priority Critical patent/JPS6324125A/ja
Publication of JPS6324125A publication Critical patent/JPS6324125A/ja
Publication of JPH0435691B2 publication Critical patent/JPH0435691B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は容量型位置測定トランスデユーサ、特
に、互いに相対的に移動する一対の移動部材間の
絶対位置を静電容量の変化から正確に測定するこ
とのできる改良された容量型位置測定トランスデ
ユーサに関するものである。
[従来の技術] 電気的な測長器として2枚のスケールを相対移
動させ、両スケールに配列された電極間の静電容
量の変化を用いて前記両スケールの相対移動位置
を測定する電気的測長器が周知であり、三次元測
定器あるいはNC加工機等の大型測長器から携帯
可能なノギス、マイクロメータその他の小型測長
器まで広範囲に利用可能である。
このような測長器に用いられる静電容量型トラ
ンスデユーサはその送信電極に交流信号、好まし
くは複数の位相の異なる交流信号、を供給して対
応する受信電極には電気的な測定回路が接続さ
れ、両電極間の相対移動による静電容量変化を用
いて所定の位置測定が行われている。
従来の一般的な容量型トランスデユーサは相対
測定が通常であり、絶対測定には不適であつた。
すなわち、トランスデユーサの両スケール間の
相対移動は静電容量の繰返し変化として通常電気
的に検出され、従来においては、この繰返し数を
カウントすることによつて相対移動量を測定する
ことが通常であり、このような場合、両スケール
間の絶対位置そのものを測定することは極めて困
難であり、両スケールを基準位置から測定位置ま
で相対移動させ、この間の繰返し信号をカウント
する相対測定が一般的であつた。
しかしながら、このような相対測定では手軽に
測定値を得ることができず、特に携帯用のノギス
その他においてはその操作性の上からも絶対測定
が強く要望されていた。
また、前記相対測定では、両スケール間の移動
速度に制約が与えられ、また、消費電力が大きい
という問題があつた。
すなわち、前述した相対測定によれば、測定は
インクリメンタルに行われなければならず、また
各測定初期において常に装置の零セツトが必要と
される。
従つて、従来の相対測定装置は操作性が悪く、
また電力消費が大きいために電池駆動される小型
の測定装置としては電池寿命が短く、あるいは装
置が大形化するという問題があつた。
また、前述したごとく、相対測定においては、
両スケール間の移動速度が早くなると、処理速度
が追従できずにミスカウントを行うという問題が
あり、移動速度に制約が与えられ、あるいは交流
信号の周波数を十分に高くし、及び検出回路の処
理速度を十分に高めなければならないという問題
があつた。
一方、絶対測定によれば、トランスデユーサの
零セツトは組立時に行われれば、後の測定時にこ
れを調整する必要はなく、各測定値における零セ
ツトは全く不要となる。そして、絶対測定は測定
値を求める時のみ電源を接続すればよいために、
電力消費が蓄しく少なくなり、バツテリ駆動型の
小型測長器を可能とし、更に太陽電池等のような
電源容量の小さいバツテリでも十分に測長器を駆
動できるという利点を有する。
更に、絶対測長によれば、両スケールの相対位
置が定まつた時に両者間の静電容量を測定するの
で、スケールの相対移動の間は何ら測長作用に寄
与せず、この結果、スケールの移動速度に制約が
与えられることがないという利点がある。
従来において、静電容量を用いた絶対位置測定
トランスデユーサは特開昭54−94354(米国特許第
4420754号)として知られており、この従来技術
は本願発明者により発明されたものであつて、そ
の概略構造は2対の送信/受信電極を互いに相対
移動させ、両電極対はそれらの電極ピツチが互い
に異なることを特徴とし、両電極対あるいは両ス
ケール対から得られた位相の異なる信号を電気的
に処理することによつて絶対位置の測定が可能で
ある。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来装置は実際上これを測
長器として実用化する際には以下のごときいくつ
かの問題点があつた。
第1の問題点は2対のスケールは互いに独立し
てそれぞれ別個の静電容量検出回路を構成し、こ
れら両検出出力が測定回路によつて処理される
が、両出力間にはどうしても僅かながら時間差が
発生し、この時間差によつて測定値に大きな誤差
が生じるという問題があつた。
また、両スケール対の間で僅かな測定誤差が生
じたような場合、すなわち一方が正確な位相検出
を行つているが、他方が僅かに測定誤差を含むよ
うな場合、原理的にこのような一方に生じたずれ
は測定回路が絶対位置を判断する際には極めて大
きな絶対値誤差として処理されることとなり、両
スケールの機械的な位置精度及び前述した独立し
て設けられた電気回路の処理特性を著しく厳格に
設定しなければならないという問題があつた。
第2の問題は2対のスケールを必要とすること
から、トランスデユーサのスペースが大きくなる
ことであり、これは、小型携帯用測長器を実用化
する際に大きな阻害要因となつていた。
第3の問題は、前述したごとく、従来装置にお
いては、2対のスケールをそれぞれ別個に静電容
量検出回路として用いるために、消費電力が大き
くなることであり、これも小型携帯用測長器にと
つては好ましくない特性であつた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、静電容量方式によつて相対的
に移動するスケール間の絶対位置を電気的に測定
するとともに、従来装置における前述した問題点
を全て除去した改良された容量型位置測定トラン
スデユーサを提供することにある。
本発明によれば、小型のトランスデユーサであ
りながら正確な絶対値測定を可能とし、測定の都
度零セツトを必要とすることなく、また電力消費
の少ないかつスケールの移動速度に制約のない改
良されたトランスデユーサが提供可能である。
そして、本発明によれば、送信電極に接続され
る交流信号はその周波数を比較的低い周波数に設
定しても、十分な高精度を確保することができ、
これによつて、電気回路を著しく簡略化し、また
安価に装置を完成し得る。
もちろん、本発明において、電極は絶対値を表
示するときのみに接続すれば、所望の測定作用を
行うことができ、装置の消費電力は著しく削減さ
れる。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、2個の
相対移動する部材間の絶対位置を静電容量の測定
によつて行うトランスデユーサの改良に関し、こ
のトランスデユーサは前記相対移動する部材とし
て互いに近接して相対移動可能に配置された第1
スケール及び第2スケールを有する。
前記両スケールは通常直尺で形成されて直線的
な相対移動を行うことが一般的であるが、もちろ
ん、本発明において、2枚の同軸配置された円板
にてスケールを形成し、ロータリトランスデユー
サを得ることも好適である。
前記第1スケールには、交流信号が供給される
第1送信電極と、この第1送信電極に対して絶縁
された状態で近接配置され測定回路が接続される
第1受信電極がn列(nは1以上の整数)設けら
れている。
一方、第2スケールは、相対移動方向に沿つて
第1送信電極と対向可能な位置に配置された電極
群からなり第1送信電極と容量結合する第2受信
電極と、同様に相対移動方向に沿つて第1受信電
極と対向可能な位置に配置された電極群からなり
第1受信電極とそれぞれ容量結合するn列の第2
送信電極と、を含む。
前記第2スケールに設けられた両電極は必要な
測定領域にわたつて連続的に配置され、通常第1
スケール側の電極より十分に長い電極列を形成し
ている。
本発明において、前記第2受信電極と第2送信
電極の各列とは互いに送信及び受信電極間で結合
電極にて電気的に接続され、前記各接続された第
2受信電極と第2送信電極との電極群の結合体に
は相対移動方向に沿つてそれぞれ異なる偏位が与
えられている。更に、本発明において特徴的なこ
とは、前記第2受信電極と所定列の第2送信電極
との電気的接続は第2受信電極又は他の列の第2
送信電極を構成する電極群の一の電極に対し前記
所定列の第2送信電極を構成する電極群の複数の
電極をもつて行われていることであり、また、偏
位は第2送信電極の各列毎に異なつており、各移
動位置に対して選択された1つの列の電極におい
て特定された前記偏位により絶対値測定が行われ
る。
前述した各移動位置に対する異なる偏位は移動
量に対する所定の関数として示され、この関数は
直線性を有することが通常であるが、本発明にお
いては、必ずしも直線的関数である必要はなく、
任意の特性を与えることができる。
本発明においては、前述したごとく、第2スケ
ールに設けられた第2受信電極と1列又は複数列
の第2送信電極とは各電極が互いに結合電極にて
接続されており、この結果、第1スケールの第1
送信電極に供給された交流信号は、まず容量結合
によつて第2スケール側の第2受信電極に伝達さ
れ、次に、この信号はそのまま電気的に各列の第
2送信電極に伝わり、再び容量結合によつてそれ
ぞれ対向する各列の第1受信電極に戻される。
従つて、本発明によれば、各列毎の1系列の電
気回路によつて第2受信電極と第2送信電極を通
つて静電容量の変化を一度で検出することがで
き、前記電極間の偏位は必要な測定領域間で各列
の電極において各移動位置ごとに唯一に特定され
ているので、1つの列の電極を選択することによ
り検出された静電容量値は供給された交流信号の
位相に対応して単一値に定まり、従来装置のごと
き2系列の電気回路を用いた装置と異なり極めて
高精度の測定作用を行うことが可能となる。
前記測定回路は受信された信号レベルを送信さ
れた交流信号の位相と比較して所定の演算作用を
行い、相対移動位置の絶対値を表示することがで
きる。
また、複数列の第2送信電極を設けた場合には
各列毎に異なつた偏位が与えられていることか
ら、1つの装置で様々な絶対測定範囲を得ること
ができると共に、各列の測定値を組合せることに
よつて高精度な測定を行うことも可能である。
更に、本発明によれば、電極群のピツチを小さ
くすることにより偏位の与えられた所定の第2送
信電極と第2受信電極との間の接続を、第2受信
電極の一つの電極に対し第2送信電極の2以上の
複数の電極をもつて行うこととしていることか
ら、第2受信電極と第2送信電極との接続を、構
成する各電極毎の1対1の接続による場合のよう
に、偏位量に一定の制限があるため第2送信電極
の電極群の中で第2受信電極との接続ができない
電極が生じることを防止することができる。
[実施例] 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説
明する。
第1図にはノギス等のように本尺に対して副尺
が直線移動する測長器に好適な本発明に係る容量
型位置検出トランスデユーサの好適な実施例が示
されており、第1スケール10と第2スケール2
0とを含み、例えばノギスの副尺側に前記第1ス
ケール10が組込まれ、また本尺側に第2スケー
ル20が組込まれる。
前記両スケール10,20は互いに近接して相
対移動可能に配置されており、第1図においてx
軸位置は第2スケール20を基準として第1スケ
ール10の移動位置を示す。
前記第1スケール10には第1送信電極12が
設けられており、この第1送信電極12には発振
器30から交流信号が供給されている。
図示した実施例において、第1送信電極12は
2個ずつの等間隔に配置された電極からなる3対
の第1送信電極構造を有し、各対には前記発振器
30から位相の異なる交流信号30a及び30b
が供給されており、両信号間の位相差は180度に
設定されている。
前記第1スケール10には更に第1受信電極1
4がn列(nは1以上の整数)設けられ、本実施
例では第1送信電極の両側にそれぞれ1例づつ、
計2列の第1受信電極が設けられている。この第
1受信電極14は、実施例において、各列毎に所
定間隔に配置された電極群からなり、前記第1送
信電極と隣接して平行に配列されている。
各第1受信電極14−1,41−2はそれぞれ
測定回路32と接続されている。
前記各電極12,14はそれぞれ第1スケール
10の絶縁基板上に蒸着その他の手段によつて設
けられており、両電極間は電気的に絶縁状態にお
かれている。
本発明に係るトランスデユーサの特徴的事項
は、第2スケール20の電極配置にあり、図から
明らかなごとく、第2スケール20には整列配置
された第2受信電極22及び2列の第2送信電極
24が設けられている。
第2受信電極22は相対移動方向(x軸)に沿
つて第1送信電極と対向可能な位置に配置された
電極群からなり、第1送信電極と容量結合する。
実施例における第2受信電極22は等間隔に配
置されており、そのピツチはPr2にて示されてい
る。
一方、各列の第2送信電極24−1〜24−2
は相対移動方向(x軸)に沿つて前記2列の第1
受信電極14−1,14−2と対向可能な位置に
配置された電極群からなり、該第1受信電極14
の各列とそれぞれ容量結合している。
そして、この第2送信電極24−1及び24−
2は、1列内においては、等間隔に電極群が配置
され、そのピツチPt2は各列毎に異なつている。
そして、本発明において、前記第2受信電極2
2と第2送信電極24とのピツチは異なる値に設
定されており、この結果、両電極間には符号D(x)
で示される偏位が与えられていることが理解され
る。
そして、本発明においては第2送信電極24の
前記偏位 D(x)=(Pt2−Pr2)f(x) …(1) は相対移動位置すなわちxの値に応じて一定の特
定された値になることが特徴的である。
また、本発明においては前記第2受信電極22
と各列の第2送信電極24とが各電極ごとに互い
に結合電極26によつて電気的に接続されている
ことを特徴とする。
従つて、本発明によれば、各相対移動位置(x)に
対して結合電極26で互いに結合された各列の両
電極間偏位D(x)は各列毎に唯一の特定された値と
なることが理解され、これによつて、検出される
静電容量値は偏位D(x)は各列毎に唯一の特定され
た値となることが理解され、これによつて、検出
される静電容量値は偏位D(x)に対応した値とな
り、絶対値測定が可能となることが理解される。
もつとも、この各列の偏位D(x)はトランスデユ
ーサの測定範囲が増大するにしたがつて増加する
が、その偏位D(x)量が送信ピツチ、実施例におい
ては第1送信電極12上の送信波長ピツチWt1を
超えることはできないという制約がある。
すなわち、前記偏位D(x)が送信波長ピツチWt1
を超えた場合には、受信信号の識別が困難となる
からである。
従つて、第1図の実施例においては、第2スケ
ール20はノギスの本尺全長にわたつて第2送信
電極24の各列の最大の偏位D(x)が前記送信波長
ピツチWt1を超えないように設定されている。更
に詳細には、第1図における第2送信電極24−
1の偏位D(x)は第2スケール20の中央部におい
て零、そして左右に進むにしたがつてその値が反
対方向に増加するように設定され、第2スケール
20の両端における偏位を本負に振分けた形状か
らなる。
他方、第2送信電極24−2は、更にピツチ
Pt2(2)が小さくされており、第2受信電極22の
ピツチPr2との差が大きいため、相対移動距離に
対する偏位D(x)も大きくなる(式(1)より)。
従つて、偏位D(x)量が送信波長ピツチWt1を超
えることができないという制約のため、第2受信
電極の各電極との間の1対1による接続では送信
波長ピツチWt1を超えてしまうため接続できない
非接続電極の部分25が生じてしまう。
そして、本発明の特徴部分である第2受信電極
22の一つの電極に対する第2送信電極24−2
の複数の電極の接続を行つたものである。
すなわち、第2送信電極24−2の非接続電極
の部分25をそのままにしておくか、接続できな
い部分には電極を設けず、第2受信電極の電極数
と同じ電極数とした場合には、当該部分では測定
が不能となつてしまうことから、第2スケールの
表面上の1対1の接続では接続できなかつた電極
を第1図に破線で示したように第2スケールの裏
面で第2受信電極と偏位D(x)量が送信波長ピツチ
Wt1を超えないように接続している。
第2図は、本実施例の第2スケール上の電極配
置を示す概略図であり、第2送信電極24−1は
第2受信電極22のピツチPr2よりもやや小さい
ピツチPt2(1)とされており、一方、第2送信電極
24−2は更に小さいピツチPt2(2)で電極配置さ
れており、配置された電極数も第2受信電極22
の電極数もほぼ2倍となつている。
従つて、第2受信電極22と第2送信電極24
−1との接続は1対1の電極接続によつても偏位
D(x)量が送信波長ピツチWt1を超えない範囲で測
長に必要な範囲にわたる接続を行うことができる
が、第2受信電極22と第2送信電極24−2と
の接続は、電極ピツチPr2とPt2(2)との差がより
大きいため、偏位D(x)量が送信波長ピツチWt1を
超えない範囲で接続できるのは一定の狭い範囲に
限られる。
従つて、接続できない部分の電極25を図上波
線で示すように第2スケール20の裏面側で、偏
位D(x)量がピツチWt1を超えないように接続して
いる。
第2スケール20も絶縁基板を有しており、前
述した第2受信電極22、2列の第2送信電極2
4−1,24−2、そして各結合電極26は蒸着
その他の手段によつて前記絶縁基板上に形成さ
れ、電気的に接続された第2受信電極22と各列
の第2送信電極24との電極対は相対移動方向
(x軸)に沿つて互いに電気的に絶縁された状態
で配列されている。
以上のごとく、本発明によれば、第2スケール
20の第2受信電極22と各列の第2送信電極2
4とは相対移動方向に沿つて各位置ごとに唯一の
特定された偏位D(x)を有しているので、第1スケ
ール10が移動したときに検出される静電容量値
は各位置ごとに唯一の特定した値となり、任意位
置の絶対測定が可能となる。
そして、本発明によれば、第1送信電極12に
供給された交流信号は容量結合によつて第2受信
電極22に伝達され、これが直ちに結合電極の導
通によつて各列の第2送信電極に伝わり、相対移
動方向(x軸方向)にシフトされた状態で再び容
量結合によつて対応する各列の第1受信電極14
−1,14−2に戻される。
従つて、本発明によれば、前記各列の電極毎の
単一の電気系統のみによつて前記異なる偏位を持
たせた電極を通つて信号の検出を行うことが可能
となり、信号の位置ずれあるいは時間差が生じる
ことなく極めて高精度の絶対測定を可能とするこ
とができる。
第1図において、前記第1送信電極12に隣接
した整列配置された2列の第1受信電極14−1
〜14−2はそれぞれ検出回路に対しての検出信
号を供給している。
そして、実施例においては、第1受信電極14
の各ブロツク毎のピツチすなわち受信波長ピツチ
Wr1は前述したごとく送信信号が第2スケールを
通つて所定のシフトがなされたシフト量に対応し
て、 Wr1(2)=Wt1×Pt2(2)/Pr2 …(2) に設定されている。
従つて、このような受信波長ピツチWr1によれ
ば、第1送信電極12から送信された交流信号は
第2スケールの第2受信電極22と各列の第2送
信電極24との間において所定のシフトが行われ
た後、再び対向する各列の第1受信電極におい
て、前記シフト量に対応した長さの受信電極14
にて受信できることが理解される。
測定回路32に出力される測定信号32−1,
32−2は、回路32内のアナログスイツチに
て、いずれか1つが選択され所定の演算が行われ
る。
また、第2送信電極によつて絶対測定可能な範
囲Lは、偏位D(x)が送信波長ピツチWt1を超えな
いという条件の下で当該第2送信電極のピツチ
Pt2が第2受信電極のピツチPr2よりも小さいと
仮定すると、ある値mに対して mPt2=L mPr2=L+Wr1 L=Wr1×Pt2/(Pr2−Pt2) …(3) で表され、相対移動量が絶対測定可能範囲Lを超
える範囲では位相が360゜以上変化するため絶対値
の特定ができなくなる。
なお、式(3)より第2送信電極のピツチPt2を第
2受信電極のピツチPr2に近づける程、すなわち
偏位D(x)を小さくする程絶対測定可能範囲Lは拡
がるが、逆に分解能は粗くなることが理解され
る。
第3図には、本発明にかかる第2スケール電極
配置の他の例が示されており、第2受信電極22
及びn列の第2送信電極24−1〜24−nの配
置の1列が示されており、第2送信電極24の各
電極間ピツチPt2を第1列目から第n列に向けて
徐々に小さくして配列している。すなわち、各列
の偏位Dk(x)が徐々に大きくなるよう配列されて
いる。
このように各列の第2送信電極24を異なつた
ピツチとすることによつて様々な絶対測定範囲を
1つのスケールで得ることができる。
本実施例の場合、ピツチPt2の小さい第n列目
第2送信電極24−nの接続は、第2受信電極2
2と直接に接続されているのではなく、第n−1
列目の第2送信電極24−(n−1)との直接続
とされているので、1対複数の電極接続は、第n
列目と第n−1列目の第2送信電極24との間で
行われていることが示されている。
第4図には本発明の第1スケールの他の実施例
が示されており、n列の第1受信電極14はそれ
ぞれ2つの位相の異なる信号を出力するため2種
類の電極から成り、該電極は相対移動方向(x
軸)に対して受信波長ピツチWr1にて繰返す三角
波形状を有している。
そして、この三角波形状は互いに逆位相で配置
された2個の第1受信電極14a,14bからな
り、それらの検出値が互いに差演算され、これに
よつて、検出信号の感度を改善することができ
る。
第5図の第1スケール10は前述した第3図の
実施例と類似するが、その各列の第1受信電極1
4a,14bは第3図の三角波形状と異なり正弦
波状を呈していることを特徴とし、両第1受信電
極14a,14bからの出力は測定回路32の作
動増幅器において差演算される。
また、第5図の第1スケール10において、第
1送信電極12に供給される交流信号は8相に分
割されており、それぞれ45度の位相差を有する。
第5図のごとき第1スケール10においては、
第1送信電極12に供給される交流信号は矩形波
の信号が選択され、また、各列の第1受信電極1
4a,14bはその電極形状が正弦波であること
から、測定回路32に供給される2種類の反転位
相の出力信号は正弦波状を呈することが理解され
る。
以上のようにして、本発明によれば、第1送信
電極に供給された交流信号は容量結合によつて第
2受信電極に伝達され、これが直ちにn列設けら
れた第2送信電極に所定変位量シフトされて導通
し、再び容量結合によつて対向する各列の第1受
信電極に戻され、この検出された出力信号は第2
スクール上における第2受信電極と第2送信電極
の各列毎の偏位情報であり、本発明においてこの
偏位は必要な測定領域内において相対移動位置に
対して各列毎に常に唯一の特定された値を有して
いるので、この結果、選択された1つの列の検出
された信号は相対移動位置を演算するために十分
な情報を保有していることとなる。
そして、本発明によれば、前述した偏位D(x)の
測定によつて正確な絶対測定を可能とし、従来の
相対測定における測定の都度必要な零セツト、大
消費電力そしてスケールの移動速度のない優れた
測長器を提供可能である。
また、本発明によれば、前述したごとく、第2
送信電極及び第1受信電極の各列毎のトランスデ
ユーサを貫通する電気回路が唯一であるために、
電極配置の機械的誤差あるいは電気的な遅れ時間
差の相違等を考慮することなく、測定精度を著し
く改善でき、また第1受信電極14及び第2送信
電極24を複数列設けることにより、種々の絶対
測定範囲を得ると共に、各列の測定値を組合せる
ことにより、さらに測定精度を高めることがで
き、かつ一組のスケール対によつて測定が行われ
るので、スペース及び消費電力の小さいトランス
デユーサを提供可能である。
第6図及び第7図には前述した本発明にかかる
トランスデユーサに接続される測長回路の一例が
示され、またその各部波形及びタイミングチヤー
トが第8図に示されている。
第6図の測長回路は、第1図及び第2図に示し
た実施例のごとく各列の第1受信電極が1種類の
電極から成るトランスデユーサに接続される測長
回路であり、前述した本発明に係るトランスデユ
ーサは符号100にて示されており、その第1送
信電極には複数の位相の異なる交流信号が供給さ
れており、この交流信号は発振器30から得ら
れ、この発振出力f0は本発明においてさほど高周
波である必要はなく、例えば100〜200KHz程度の
比較的低い周波数とすることができる。
前記発振器30の出f0はトランスデユーサ10
0に対しては更に分周器60にて分周された信号
として供給されるが、変復調器に対する同期信号
としても用いられており、装置の分解能を定める
ための一つの要因を形成するが、前述したごと
く、本発明においてはこの基本周波数及び次に分
周されて第1送信電極に供給される交流信号の周
波数が低いことから、回路構成を簡略化して安価
な装置によつて十分な分解能が得られるという効
果を有する。
前記分周器60の出力は更に位相変換器34に
て第8図に示すごとく所望の8個のそれぞれ45度
の位相差を有する交流信号200−1〜200−
8に変換される。従つて、このような位相の異な
る8個の交流信号は例えば前述した第5図の第1
送信電極に供給されることが好適である。
前述した8個の交流信号は変調器62におい
て、前記発振器30の出力f0で変調され、この信
号200−1〜200−8がトランスデユーサ1
00の各第1送信電極12へ供給される。
トランスデユーサ100は前述したごとく、前
記供給された交流信号202を第1,第2スケー
ルの相対移動位置に対応した信号レベル変換を行
つた後に第1受信電極の各列から電気的な信号と
して出力し、この各列毎の出力はアナログスイツ
チ65にてその内の1列の信号が選択された出力
は更に同期復調器66によつて復調される。
また、各列の第1受信電極が2種類の電極から
成るトランスデユーサの場合第7図に示すよう
に、トランスデユーサ100の第1受信電極の各
列からの出力信号は、まず、差動アンプ64に送
られ、信号204として出力され、第8図に示す
ようにその包絡線が正弦波曲線を描く信号とな
る。この点のみが第6図に示す測長回路と異なる
点であり、出力信号204は同期復調器66によ
つて復調され以下は第6図と同様の回路構成であ
る。
同期復調器からの出力206は両スケールが基
準位置にいるときの基準信号300と比してφな
る位相差を有しており、この位相差φを求めるこ
とによつて、両スケールの相対位置によつて定ま
る絶対値を求めることができる。
なお、前記復調器66の出力206は第8図に
図示のごとく高周波成分を含んでおり、実施例に
おいては、この高周波成分をフイルタ68にて除
去し高周波成分が除去された信号208を得てい
る。
前記信号208は更に零クロス回路70によつ
て波形の零クロス位置が検出されている。
実施例において、前記位相差φをデジタル演算
するために、装置は、カウンタ72を含み、その
リセツト/スタート信号は、実施例において、変
調器62,復調器66のトリガ信号と制御ユニツ
ト80により同期制御されおり、装置の装定開始
を基準信号のトリガとして用い、この時点からカ
ウンタ72の計数動作が開始される。カウンタ7
2の計数タイミングは、発振器30の出力周波数
f0にて制御されている。
そして、カウンタ70の計数ストツプは前記零
クロス回路70からの信号によつて制御されてお
り、第8図の位相φ位置にて、前記零クロス回路
70はフイルタ68の出力208からストツプ信
号をカウンタ72へ出力し、前記カウンタ72の
計数動作がこの時点で終了する。
従つて、前記カウンタ72の計数値はトランス
デユーサによつて基準信号300がシフトされた
位相差を示すこととなり、前述したごとく、本発
明によれば、この位相差φは測定時における両ス
ケール10,20の偏位D(x)と対応し、前記カウ
ンタ72の出力は演算ユニツト74によつて絶対
値への変換演算が行われる。
そして、制御ユニツト80にて制御された演算
ユニツト74の出力は、表示ドライバ76を介し
て表示器78に所望の表示信号を供給して、前記
測定値を通常の場合デジタル表示する。
本実施例において、前記表示器78は、例えば
ノギスの副尺表面に埋め込み固定した液晶表示器
等からなり、これによつて、測長値を使用者が容
易に読取ることができる。
[発明の効果] 以上説明したごとく、本発明によれば、相対移
動する2つの部材、通常第1及び第2スケール間
の相移動量を静電容量の変化として絶対値で測長
することができ、電池駆動可能な小型軽量化され
た容量型トランスデユーサを得ることが可能とな
る。
また、本発明によれば、第2スケール側の第2
受信電極と1又は2以上の列の第2送信電極とは
それぞれ互いに結合電極にて電気的に接続される
とともに両電極間が相対移動方向に沿つて各列毎
に異なる偏位を有し、全測長範囲においてこの偏
位は各列毎に唯一の特定された値となるように設
定されており、第1送信電極の1つの列の出力信
号を選択し所定の演算を行うことによつて、両ス
ケール間を貫通する単一の容量結合回路を用いて
送信及び受信信号間のシフト値から両スケールの
相対移動位置の絶対値を知ることが可能となる。
また、第2送信電極を複数列設けた場合、各列
には異なつたピツチを与えていることから、1つ
のスケールで様々な絶対測定範囲を得ることがで
きると共に、各列の測定値を組合せて高精度な測
定を行うことも可能である。
また、各列はそれぞれ単一の容量結合回路を用
いることから、機械的及び電気的な誤差の介入を
著しく減少させ、また低消費電力で小型のトラン
スデユーサを得ることが可能となる。
更に、本発明によれば、所定の偏位を得るため
第2送信電極の電極ピツチを小さくした場合に、
第2受信電極との間の直接又は間接の電気的接続
を、第2受信電極の1つの電極に対し当該第2送
信電極の複数の電極をもつて行うこととしたの
で、第2送信電極の非接続部分が発生するのを回
避することができ測定不能な範囲が生じるのを防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る容量型位置測定トランス
デユーサの好適な実施例を示す要部斜視図、第2
図は第1図の実施例に係るトランスデユーサの第
2スケール側を示す概略説明図、第3図は本発明
にかかるトランスデユーサの第2スケール側の他
の実施例を示す一部概略図、第4図は本発明に係
るトランスデユーサの第1のスケールの他の実施
例を示す概略説明図、第5図は本発明に係るトラ
ンスデユーサの他の第1スケールを示す平面図、
第6図及び第7図は本発明に係るトランスデユー
サに好適な測調回路のブロツク図、第8図は第6
図及び第7図の波形及びタイミングチヤートを示
す説明図である。 10…第1スケール、12…第1送信電極、1
4…第1受信電極、20…第2スケール、22…
第1受信電極、24…第1送信電極、26…結合
電極、30…発振器、32…測定回路、D(x)…偏
位、x…相対移動方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに近接して相対移動可能に配置された第
    1スケール及び第2スケールを有し、 前記第1スケールには、交流信号が供給される
    第1送信電極と、前記第1送信電極に対して絶縁
    された状態で配置され測定回路が接続されたn列
    (nは1以上の整数)の第1受信電極と、が設け
    られ、 前記第2スケールには、相対移動方向に沿つて
    前記第1送信電極と対向可能な位置に配置された
    電極群からなり第1送信電極と容量結合する第2
    受信電極と、相対移動方向に沿つて第1受信電極
    と対向可能な位置に配置された電極群からなり第
    1受信電極の各列とそれぞれ容量結合するn列の
    第2送信電極と、が設けられ、 前記第2受信電極と各列の第2送信電極とは互
    いに結合電極を介して又は結合電極と他の列の第
    2送信電極を介して電気的に接続され、 各接続された第2受信電極と第2送信電極との
    間には相対移動方向に沿つて第2送信電極の各列
    毎にそれぞれ異なる偏位が与えられており、 前記第2受信電極と所定列の第2送信電極との
    電気的接続は第2受信電極又は他の列の第2送信
    電極を構成する電極群の一の電極に対し前記所定
    列の第2送信電極を構成する電極群の複数の電極
    をもつて行われ、 各相対移動位置に対して特定された前記偏位に
    より絶対測定を行うことを特徴とする容量型位置
    測定トランスデユーサ。 2 特許請求の範囲1に記載のトランスデユーサ
    において、前記第2受信電極と所定列の第2送信
    電極との電気的接続は、それぞれの各構成電極の
    1対1の接続を第2スケールの表面にて行い、他
    の接続されていない前記所定列の第2送信電極の
    構成電極を第2スケールの裏面にて第2受信電極
    又は他の列の第2送信電極の構成電極と接続した
    ことを特徴とする容量型位置測定トランスデユー
    サ。 3 特許請求の範囲2記載の装置において、第1
    受信電極の電極群のピツチを受信波長ピツチWr1
    とし、前記送信波長ピツチをWt1、第2受信電極
    ピツチをPr2そして第2送信電極ピツチをPt2と
    すると、 Wr1=Wt1×Pt2/Pr2 に設定されていることを特徴とする容量型位置測
    定トランスデユーサ。 4 特許請求の範囲3記載のトランスデユーサに
    おいて、第1受信電極の各列は2つの位相の異な
    る信号を出力するためにそれぞれ2種類の電極か
    らなり、該電極は相互に反転した形状を有する電
    極からなることを特徴とする容量型位置測定トラ
    ンスデユーサ。
JP15471086A 1986-06-30 1986-06-30 容量型位置測定トランスデユ−サ Granted JPS6324125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15471086A JPS6324125A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 容量型位置測定トランスデユ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15471086A JPS6324125A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 容量型位置測定トランスデユ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324125A JPS6324125A (ja) 1988-02-01
JPH0435691B2 true JPH0435691B2 (ja) 1992-06-11

Family

ID=15590265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15471086A Granted JPS6324125A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 容量型位置測定トランスデユ−サ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6324125A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6611467B2 (ja) 2015-05-19 2019-11-27 キヤノン株式会社 変位検出装置、レンズ鏡筒、および、撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324125A (ja) 1988-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0240020B1 (en) A capacitance type transducer for measuring positions
EP0248165B1 (en) Capacitance-type transducer for measuring positions
US5598153A (en) Capacitive angular displacement transducer
US4733235A (en) Capacitance type displacement measuring instrument
JPH0535801B2 (ja)
JPH05215506A (ja) 容量性位置センサ
JPS6411883B2 (ja)
JPH0467881B2 (ja)
JPH0435689B2 (ja)
JP2593257B2 (ja) 変位測定装置
JPH0435690B2 (ja)
JPH0435691B2 (ja)
EP0241913A2 (en) Method and circuitry for detecting signals of capacitance type transducers for measuring positions
EP0404975A1 (en) Capacitive type measurement transducer with improved electrode arrangement
JPH0435688B2 (ja)
JP2738996B2 (ja) 変位測定装置
JPH0458883B2 (ja)
JPH0358447B2 (ja)
JPS59183329A (ja) デジタル表示測定装置
JP2731638B2 (ja) 静電容量式変位測定装置
RU1813198C (ru) Дифференциальный емкостной измеритель перемещений
RU2101860C1 (ru) Датчик первичной информации
JPS61235702A (ja) 静電容量型ノギス
SU836515A1 (ru) Емкостный датчик угла
RU1775036C (ru) Дифференциальный емкостной измеритель перемещений

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees