JPH04357227A - 建築構造物の施工方法及び柱部材の連結方法 - Google Patents
建築構造物の施工方法及び柱部材の連結方法Info
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- JPH04357227A JPH04357227A JP3359391A JP3359391A JPH04357227A JP H04357227 A JPH04357227 A JP H04357227A JP 3359391 A JP3359391 A JP 3359391A JP 3359391 A JP3359391 A JP 3359391A JP H04357227 A JPH04357227 A JP H04357227A
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物を建築する
に際し、各階用の構造ユニットを最上階用から順次形成
する作業並びに先行して形成された構造ユニットとの連
結作業を地上においてのみなすとともに、形成された構
造ユニットを鉛直上方に押し上げることにより、作業足
場や防護ネットの設置等を不要とした建築構造物の施工
方法及び柱部材の連結方法に関する。
に際し、各階用の構造ユニットを最上階用から順次形成
する作業並びに先行して形成された構造ユニットとの連
結作業を地上においてのみなすとともに、形成された構
造ユニットを鉛直上方に押し上げることにより、作業足
場や防護ネットの設置等を不要とした建築構造物の施工
方法及び柱部材の連結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の経済発展に伴い、市街地に
商業機能が集中して地下の高騰を招来し、間口の狭い狭
隘な土地であっても有効利用をせざるをえない社会状況
となっており、このような土地にオフィスビルや立体駐
車場等の建築構造物がさかんに建築されている。このよ
うな建築構造物を建築するに際し、従来は移動式クレー
ンにより小スパンを階段形に組み上げ、後退しながら建
方を進めていく、びょうぶ建て方式かまたは、タワーク
レーンを用い、鉄骨を各階層ごとに全面にわたって積み
上げていく水平積上げ方式が採用されている。上記両方
式はいずれも、下階層から上階層方向へ、複数の柱部材
、梁部材、筋かい等を接合しつつ順次積み上げることに
より骨組みのみを構築した後、壁部材の取り付けや塗装
等の仕上げ作業をなす施工方式である。上述施工方式で
あることから、壁部材の取り付け位置あるいは塗装等の
仕上げ作業位置まで人が移動して作業ができるようにす
ること、並びに、その作業を能率よく行なうこと、さら
に、その作業の安全性をはかるため、建築物の周囲全周
にわたってかあるいは適所に堅牢な作業足場と、建築資
材の落下による事故を防止する防護ネットを設けること
が必須の要件となっている。
商業機能が集中して地下の高騰を招来し、間口の狭い狭
隘な土地であっても有効利用をせざるをえない社会状況
となっており、このような土地にオフィスビルや立体駐
車場等の建築構造物がさかんに建築されている。このよ
うな建築構造物を建築するに際し、従来は移動式クレー
ンにより小スパンを階段形に組み上げ、後退しながら建
方を進めていく、びょうぶ建て方式かまたは、タワーク
レーンを用い、鉄骨を各階層ごとに全面にわたって積み
上げていく水平積上げ方式が採用されている。上記両方
式はいずれも、下階層から上階層方向へ、複数の柱部材
、梁部材、筋かい等を接合しつつ順次積み上げることに
より骨組みのみを構築した後、壁部材の取り付けや塗装
等の仕上げ作業をなす施工方式である。上述施工方式で
あることから、壁部材の取り付け位置あるいは塗装等の
仕上げ作業位置まで人が移動して作業ができるようにす
ること、並びに、その作業を能率よく行なうこと、さら
に、その作業の安全性をはかるため、建築物の周囲全周
にわたってかあるいは適所に堅牢な作業足場と、建築資
材の落下による事故を防止する防護ネットを設けること
が必須の要件となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した従
来技術においては、作業足場と防護ネットを設けるのに
熟練した作業者が多数従事せねばならず、多大な労力と
施工費がかかるとともに、建築構造物完成までの工期が
長くなる。また、間口の狭い狭隘な敷地に、作業足場設
置のためのスペースを確保する必要があることと、その
敷地内あるいは周辺にタワークレーン、移動クレーン等
の吊り上げ装置を配置する必要があることから、施工上
困難な問題となっていた。
来技術においては、作業足場と防護ネットを設けるのに
熟練した作業者が多数従事せねばならず、多大な労力と
施工費がかかるとともに、建築構造物完成までの工期が
長くなる。また、間口の狭い狭隘な敷地に、作業足場設
置のためのスペースを確保する必要があることと、その
敷地内あるいは周辺にタワークレーン、移動クレーン等
の吊り上げ装置を配置する必要があることから、施工上
困難な問題となっていた。
【0004】本発明は前記した事情に鑑みて創案された
ものであって、骨組みの構築から壁部材の取り付け塗装
等の仕上げ作業に至るまで、地上において実施して各階
用の構造ユニットの形成を完成させるとともに、先行し
て形成された構造ユニットとの連結をも地上にて実施す
ること。さらに、前記構造ユニットの形成作業を最上階
用の構造ユニットから順次形成するとともに、形成され
た構造ユニットを鉛直上方に押し上げる施工方策を提供
することを目的とするものである。
ものであって、骨組みの構築から壁部材の取り付け塗装
等の仕上げ作業に至るまで、地上において実施して各階
用の構造ユニットの形成を完成させるとともに、先行し
て形成された構造ユニットとの連結をも地上にて実施す
ること。さらに、前記構造ユニットの形成作業を最上階
用の構造ユニットから順次形成するとともに、形成され
た構造ユニットを鉛直上方に押し上げる施工方策を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、本発明が講じた解決手段は以下のごときである。 請求項(1)の発明においては、形成された構造ユニッ
トを鉛直上方に押し上げる押し上げ手段を基礎近傍に配
置すること、後行して形成される構造ユニットは、柱部
材を基礎直上に直立なさしめた後に、先行して形成され
た構造ユニットの柱部位を構成する柱部材と連結なさし
めてから形成を行なうこと、構造ユニットの形成が完了
すると、柱部材を横設等なさしめて建築敷地内に搬入可
能なだけ、形成された構造ユニットを鉛直上方に押し上
げることにより施工をなすものである。具体的には、基
礎設置位置の近傍に適宜間隔をあけて複数の押し上げ手
段を鉛直に配設するステップ1と、一節長さの複数のA
柱部材それぞれを、基礎の直上に直立なさしめた後、梁
部材を前記A柱部材、他の梁部材若しくは筋かい部材と
接合して骨組みを構築し、ついで該骨組みに壁部材を取
り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を実施して最上階用
構造ユニットを形成するステップ2と、押し上げ手段を
動作なさしめ、前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に
押圧して、次に形成される構成ユニットの柱部位を構成
する複数の一節長さのB柱部材が、敷地上にそれぞれ横
設可能なだけ前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に押
し上げるステップ3と、前記した複数の一節長さのB柱
部材それぞれを、敷地上に横設した後、該B柱部材を引
き上げて複数の基礎それぞれの直上に直立なさしめると
ともに、前記A柱部材と連結させた後、梁部材を前記B
柱部材、他の梁部材若しくは筋かい部材と接合して骨組
みを構築し、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に
、塗装等の仕上げ作業を実施して次階用構造ユニットを
形成するステップ4と、その後、必要な場合には、前記
ステップ3とステップ4を繰り返して最下階用構造ユニ
ットの形成が完了するまで各階用構造ユニットを上階用
から順次形成するステップ5と、最下階用構造ユニット
を構成する柱部材を基礎上に固設するステップ6とから
なる施工手順により建築構造物を建築なさしめることと
したものである。
ため、本発明が講じた解決手段は以下のごときである。 請求項(1)の発明においては、形成された構造ユニッ
トを鉛直上方に押し上げる押し上げ手段を基礎近傍に配
置すること、後行して形成される構造ユニットは、柱部
材を基礎直上に直立なさしめた後に、先行して形成され
た構造ユニットの柱部位を構成する柱部材と連結なさし
めてから形成を行なうこと、構造ユニットの形成が完了
すると、柱部材を横設等なさしめて建築敷地内に搬入可
能なだけ、形成された構造ユニットを鉛直上方に押し上
げることにより施工をなすものである。具体的には、基
礎設置位置の近傍に適宜間隔をあけて複数の押し上げ手
段を鉛直に配設するステップ1と、一節長さの複数のA
柱部材それぞれを、基礎の直上に直立なさしめた後、梁
部材を前記A柱部材、他の梁部材若しくは筋かい部材と
接合して骨組みを構築し、ついで該骨組みに壁部材を取
り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を実施して最上階用
構造ユニットを形成するステップ2と、押し上げ手段を
動作なさしめ、前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に
押圧して、次に形成される構成ユニットの柱部位を構成
する複数の一節長さのB柱部材が、敷地上にそれぞれ横
設可能なだけ前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に押
し上げるステップ3と、前記した複数の一節長さのB柱
部材それぞれを、敷地上に横設した後、該B柱部材を引
き上げて複数の基礎それぞれの直上に直立なさしめると
ともに、前記A柱部材と連結させた後、梁部材を前記B
柱部材、他の梁部材若しくは筋かい部材と接合して骨組
みを構築し、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に
、塗装等の仕上げ作業を実施して次階用構造ユニットを
形成するステップ4と、その後、必要な場合には、前記
ステップ3とステップ4を繰り返して最下階用構造ユニ
ットの形成が完了するまで各階用構造ユニットを上階用
から順次形成するステップ5と、最下階用構造ユニット
を構成する柱部材を基礎上に固設するステップ6とから
なる施工手順により建築構造物を建築なさしめることと
したものである。
【0006】請求項(2)の発明においては、押し上げ
手段として一般的に用いられるシリンダを採用し、該シ
リンダにより先行して形成された構造ユニットをある一
定高さまで押し上げた後、該構造ユニットを受け部材に
より支える一方、前記シリンダを押し上げ作用位置から
離脱なさしめて押し上げ動作を一時中断なさしめる。そ
の後に後行して形成される構造ユニットを前記シリンダ
により再度ある一定高さまで押し上げ、以後これを繰り
返してストロークが長大でないシリンダであっても相当
高さの建築構造物の建築を可能ならしめるようなしたも
のである。具体的には、基礎設置位置の近傍に適宜間隔
をあけて複数の押し上げシリンダを鉛直に配設するステ
ップ1と、一節長さの複数のA柱部材それぞれを、基礎
の直上に直立なさしめた後、梁部材を前記A柱部材、他
の梁部材若しくは筋かい部材と接合して骨組みを構築し
、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の
仕上げ作業を実施して最上階用構造ユニットを形成する
ステップ2と、押し上げシリンダを動作なさしめ、前記
最上階用構造ユニットを鉛直上方向に押圧して、次に形
成される構造ユニットの柱部位を構成する複数の一節長
さのB柱部材が敷地上にそれぞれ横設可能なだけ前記最
上階用構造ユニットを鉛直上方に押し上げるステップ3
と、前記した複数の一節長さのB柱部材それぞれを、敷
地上に横設した後、該B柱部材を引き上げて複数の基礎
それぞれの直上に直立なさしめるとともに、前記A柱部
材と連結させた後、梁部材をB柱部材、他の梁部材若し
くは筋かい部材と接合して骨組みを構築し、ついで該骨
組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を
実施して次階用構造ユニットを形成するステップ4と、
押し上げシリンダを再度動作なさしめ、前記最上階用構
造ユニットを鉛直上方向にさらに押圧して、上から3番
目の階用の構造ユニットの柱部材を構成する複数の一節
長さの柱部材が、敷地上にそれぞれ横設可能なだけ、前
記最上階用構造ユニット及び次階用構造ユニットを鉛直
上方に押し上げるステップ5と、次階用構造ユニットを
構成する梁部材を受け部材にて支え、しかる後に、押し
上げシリンダの押し上げ動作を一時的に中断なさしめる
ステップ6と、押し上げ作用位置を下方位置となして、
前記最上階用構造ユニット及び前記次階用構造ユニット
に対する押し上げ動作を再開するステップ7と、上述し
たと同様にして骨組みの構築、壁部材の取り付け並びに
塗装等の仕上げ作業を実施して、地上における上から3
番目の階用の構造ユニットの形成を完成なさしめるステ
ップ8と、その後、必要な場合には、前記ステップ5乃
至とステップ8を繰り返して、最下階用構造ユニットの
形成が完了するまで各階用構造ユニットを上階用から順
次形成するステップ9と、最下階用構造ユニットを構成
する柱部材を基礎上に固設するステップ10とからなる
施工手順により建築構造物を建築なさしめることとした
ものである。
手段として一般的に用いられるシリンダを採用し、該シ
リンダにより先行して形成された構造ユニットをある一
定高さまで押し上げた後、該構造ユニットを受け部材に
より支える一方、前記シリンダを押し上げ作用位置から
離脱なさしめて押し上げ動作を一時中断なさしめる。そ
の後に後行して形成される構造ユニットを前記シリンダ
により再度ある一定高さまで押し上げ、以後これを繰り
返してストロークが長大でないシリンダであっても相当
高さの建築構造物の建築を可能ならしめるようなしたも
のである。具体的には、基礎設置位置の近傍に適宜間隔
をあけて複数の押し上げシリンダを鉛直に配設するステ
ップ1と、一節長さの複数のA柱部材それぞれを、基礎
の直上に直立なさしめた後、梁部材を前記A柱部材、他
の梁部材若しくは筋かい部材と接合して骨組みを構築し
、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の
仕上げ作業を実施して最上階用構造ユニットを形成する
ステップ2と、押し上げシリンダを動作なさしめ、前記
最上階用構造ユニットを鉛直上方向に押圧して、次に形
成される構造ユニットの柱部位を構成する複数の一節長
さのB柱部材が敷地上にそれぞれ横設可能なだけ前記最
上階用構造ユニットを鉛直上方に押し上げるステップ3
と、前記した複数の一節長さのB柱部材それぞれを、敷
地上に横設した後、該B柱部材を引き上げて複数の基礎
それぞれの直上に直立なさしめるとともに、前記A柱部
材と連結させた後、梁部材をB柱部材、他の梁部材若し
くは筋かい部材と接合して骨組みを構築し、ついで該骨
組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を
実施して次階用構造ユニットを形成するステップ4と、
押し上げシリンダを再度動作なさしめ、前記最上階用構
造ユニットを鉛直上方向にさらに押圧して、上から3番
目の階用の構造ユニットの柱部材を構成する複数の一節
長さの柱部材が、敷地上にそれぞれ横設可能なだけ、前
記最上階用構造ユニット及び次階用構造ユニットを鉛直
上方に押し上げるステップ5と、次階用構造ユニットを
構成する梁部材を受け部材にて支え、しかる後に、押し
上げシリンダの押し上げ動作を一時的に中断なさしめる
ステップ6と、押し上げ作用位置を下方位置となして、
前記最上階用構造ユニット及び前記次階用構造ユニット
に対する押し上げ動作を再開するステップ7と、上述し
たと同様にして骨組みの構築、壁部材の取り付け並びに
塗装等の仕上げ作業を実施して、地上における上から3
番目の階用の構造ユニットの形成を完成なさしめるステ
ップ8と、その後、必要な場合には、前記ステップ5乃
至とステップ8を繰り返して、最下階用構造ユニットの
形成が完了するまで各階用構造ユニットを上階用から順
次形成するステップ9と、最下階用構造ユニットを構成
する柱部材を基礎上に固設するステップ10とからなる
施工手順により建築構造物を建築なさしめることとした
ものである。
【0007】請求項(3)の発明においては、押し上げ
手段により、先行して形成された構造ユニットが鉛直上
方に上昇動するのと連動して柱部材を基礎上に直立なさ
しめるとともに、先行して形成された構造ユニットの構
成部材である柱部材との連結を容易となしたものである
。具体的には、先行して形成された構造ユニットの下方
位置にロ柱部材を横設なさしめた後、Bガイド片を前記
ロ柱部材に挿入するステップ1と、先行して形成された
構造ユニットの柱部位を構成するイ柱部材に他のAガイ
ド片をピンの滑動のもと、前記ロ柱部材の軸線に対し略
直角方向から挿入するステップ2と、押し上げ手段を動
作させ、先行して形成された構造ユニットを鉛直上方に
押し上げることにより、前記ロ柱部材を、ピンの引張誘
導のもと、起立させながらしだいに基礎設置位置に移動
させ、ついには基礎直上に直立させるステップ3と、押
し上げ手段を引き込み動作させ、前記イ柱部材を若干鉛
直下方向に降下させるのと連動してピンの案内のもと、
前記イ柱部材と前記ロ柱部材を接近なさしめた後、ボル
ト等の締付手段により、前記イ柱部材と前記ロ柱部材と
を連結なさしめるステップ4とからなる手順により、柱
部材同士を連結なさしめることとしたものである。
手段により、先行して形成された構造ユニットが鉛直上
方に上昇動するのと連動して柱部材を基礎上に直立なさ
しめるとともに、先行して形成された構造ユニットの構
成部材である柱部材との連結を容易となしたものである
。具体的には、先行して形成された構造ユニットの下方
位置にロ柱部材を横設なさしめた後、Bガイド片を前記
ロ柱部材に挿入するステップ1と、先行して形成された
構造ユニットの柱部位を構成するイ柱部材に他のAガイ
ド片をピンの滑動のもと、前記ロ柱部材の軸線に対し略
直角方向から挿入するステップ2と、押し上げ手段を動
作させ、先行して形成された構造ユニットを鉛直上方に
押し上げることにより、前記ロ柱部材を、ピンの引張誘
導のもと、起立させながらしだいに基礎設置位置に移動
させ、ついには基礎直上に直立させるステップ3と、押
し上げ手段を引き込み動作させ、前記イ柱部材を若干鉛
直下方向に降下させるのと連動してピンの案内のもと、
前記イ柱部材と前記ロ柱部材を接近なさしめた後、ボル
ト等の締付手段により、前記イ柱部材と前記ロ柱部材と
を連結なさしめるステップ4とからなる手順により、柱
部材同士を連結なさしめることとしたものである。
【0008】
【作用】前記構成による本発明の作用は以下のごとくで
ある。請求項(1)の発明により、基礎近傍位置に適宜
間隔をあけて複数の押し上げ手段を配設する。つぎに、
最初に形成される最上階用の構造ユニットの柱部位とな
る複数の一節長さのA柱部材それぞれを基礎の直上に直
立なさしめた後、梁部材を前記A柱部材、他の梁部材若
しくは筋かい部材と接合して骨組みを構築し、ついで該
骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業
を実施して最上階用構造ユニットを地上にて形成する作
業を完成なさしめる。ついで、押し上げ手段を動作なさ
しめ、前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に押圧して
若干だけ押し上げる。すると、敷地と該最上階用構造ユ
ニットの下部間に若干の空間が生じるので、その空間に
、次に形成される次階用構造ユニットの柱部位となる複
数の一節長さのB柱部材を横設なさしめる。その後、前
記押し上げ手段の動作下、前記最上階用構造ユニットを
最上階用構造ユニットと次階用構造ユニットとが鉛直上
方向上に連結可能な高さまでさらに押し上げる。すると
、前記した複数の一節長さのB柱部材は引きあげられて
複数の基礎それぞれの直上に直立なさしめられる。この
後、上述したと同様にして骨組みの構築と仕上げ作業を
実施して次階用構造ユニットを地上にて形成する作業と
前記最上階用構造ユニットとの連結を完成なさしめる。 ついで、上述したと同様な手順を繰り返して上階用から
最下階用に至る各階用の構造ユニットを順次形成した後
、最下階用構造ユニットを構成する柱部材を基礎上に固
設すると、敷地上に目的とする建築構造物が完成するの
である。
ある。請求項(1)の発明により、基礎近傍位置に適宜
間隔をあけて複数の押し上げ手段を配設する。つぎに、
最初に形成される最上階用の構造ユニットの柱部位とな
る複数の一節長さのA柱部材それぞれを基礎の直上に直
立なさしめた後、梁部材を前記A柱部材、他の梁部材若
しくは筋かい部材と接合して骨組みを構築し、ついで該
骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業
を実施して最上階用構造ユニットを地上にて形成する作
業を完成なさしめる。ついで、押し上げ手段を動作なさ
しめ、前記最上階用構造ユニットを鉛直上方に押圧して
若干だけ押し上げる。すると、敷地と該最上階用構造ユ
ニットの下部間に若干の空間が生じるので、その空間に
、次に形成される次階用構造ユニットの柱部位となる複
数の一節長さのB柱部材を横設なさしめる。その後、前
記押し上げ手段の動作下、前記最上階用構造ユニットを
最上階用構造ユニットと次階用構造ユニットとが鉛直上
方向上に連結可能な高さまでさらに押し上げる。すると
、前記した複数の一節長さのB柱部材は引きあげられて
複数の基礎それぞれの直上に直立なさしめられる。この
後、上述したと同様にして骨組みの構築と仕上げ作業を
実施して次階用構造ユニットを地上にて形成する作業と
前記最上階用構造ユニットとの連結を完成なさしめる。 ついで、上述したと同様な手順を繰り返して上階用から
最下階用に至る各階用の構造ユニットを順次形成した後
、最下階用構造ユニットを構成する柱部材を基礎上に固
設すると、敷地上に目的とする建築構造物が完成するの
である。
【0009】請求項(2)の発明により、請求項(1)
の発明と同様にして、押し上げシリンダの動作下、ま
ず最上階用構造ユニットを形成する作業を完了させた後
、前記押し上げシリンダの押し上げ動作を継続させ、最
大限最上階用構造ユニットと次階用構造ユニットとが鉛
直上方に連結可能な高さまで、前記最上階用構造ユニッ
トをさらに押し上げながら、次階用構造ユニットを形成
する作業及びこの構造ユニットと前記最上階用構造ユニ
ットとを連結する作業を完了させる。ついで、押し上げ
シリンダをさらに押し上げ動作なさしめ、前記最上階用
構造ユニットを鉛直上方に押圧して、さらに若干だけ押
し上げる。すると、敷地上と次階用構造ユニットの下部
間に若干の空間が生じるので、その空間に、次に形成さ
れる上から3番目の階用の構造ユニットの柱部位となる
複数の一節長さの第3柱部材を横設なさしめる。その後
、次階用構造ユニットを構成する梁部材を受け部材にて
支え、しかる後に、押し上げシリンダのロッドの引き込
み動作をなさしめて、押し上げ作用位置から離脱なさし
めると、前記最上階用構造ユニットと次階用構造ユニッ
トは、受け部材のみで支えられるとともに、前記押し上
げシリンダの押し上げ動作は一時中断状態となる。その
後、前記押し上げ作用位置より下方に位置する部材にロ
ッドを当接させた状態で、再び前記押し上げシリンダの
押し上げ動作を再開して、上述したと同様の手順にて上
から3番目の階用の構造ユニットを形成する。そして、
該上から3番目の階用の構造ユニットが最下階用でない
場合においては、上述したと同様な手順を繰り返して上
階用から最下階用に至る各階用の構造ユニットを順次形
成した後、最下階用構造ユニットを構成する柱部材を基
礎上に固設すると、敷地上に目的とする建築構造物が完
成するのである。
の発明と同様にして、押し上げシリンダの動作下、ま
ず最上階用構造ユニットを形成する作業を完了させた後
、前記押し上げシリンダの押し上げ動作を継続させ、最
大限最上階用構造ユニットと次階用構造ユニットとが鉛
直上方に連結可能な高さまで、前記最上階用構造ユニッ
トをさらに押し上げながら、次階用構造ユニットを形成
する作業及びこの構造ユニットと前記最上階用構造ユニ
ットとを連結する作業を完了させる。ついで、押し上げ
シリンダをさらに押し上げ動作なさしめ、前記最上階用
構造ユニットを鉛直上方に押圧して、さらに若干だけ押
し上げる。すると、敷地上と次階用構造ユニットの下部
間に若干の空間が生じるので、その空間に、次に形成さ
れる上から3番目の階用の構造ユニットの柱部位となる
複数の一節長さの第3柱部材を横設なさしめる。その後
、次階用構造ユニットを構成する梁部材を受け部材にて
支え、しかる後に、押し上げシリンダのロッドの引き込
み動作をなさしめて、押し上げ作用位置から離脱なさし
めると、前記最上階用構造ユニットと次階用構造ユニッ
トは、受け部材のみで支えられるとともに、前記押し上
げシリンダの押し上げ動作は一時中断状態となる。その
後、前記押し上げ作用位置より下方に位置する部材にロ
ッドを当接させた状態で、再び前記押し上げシリンダの
押し上げ動作を再開して、上述したと同様の手順にて上
から3番目の階用の構造ユニットを形成する。そして、
該上から3番目の階用の構造ユニットが最下階用でない
場合においては、上述したと同様な手順を繰り返して上
階用から最下階用に至る各階用の構造ユニットを順次形
成した後、最下階用構造ユニットを構成する柱部材を基
礎上に固設すると、敷地上に目的とする建築構造物が完
成するのである。
【0010】請求項(3)の発明により、先行して形成
された構造ユニットの下方位置にロ柱部材を横設なさし
めた後、一方のBガイド片を前記ロ柱部材に挿入する。 つぎに、先行して形成された構造ユニットの柱部位を構
成するイ柱部材に他方のAガイド片を挿入するのである
が、該他方のAガイド片は前記Bガイド片とピンを介し
て回動自在となして連結されているので、前記ロ柱部材
と略直角な位置関係にあるイ柱部材に前記した他方のA
ガイド片はスムーズに挿入される。ついで、押し上げ手
段を動作させ、先行して形成された構造ユニットを鉛直
上方向に押し上げると、前記ロ柱部材にはピンを介して
押し上げ力が伝達される結果生起される、該ピンの引張
誘導作用により、前記ロ柱部材は、起立されながらしだ
いに基礎設置位置に移動され、ついには基礎直上に直立
される。この後、押し上げ手段を引き込み動作させ、前
記イ柱部材を若干降下させると、前記ピンの案内のもと
、前記イ柱部材と前記ロ柱部材は極めて間近まで接近す
る。この結果、前記イ柱部材と前記ロ柱部材に穿設され
ているボルト等の締付手段の取り付け穴も極めて間近ま
で接近して取り付け穴位置が略一致するので、両柱部材
は容易に連結されるのである。
された構造ユニットの下方位置にロ柱部材を横設なさし
めた後、一方のBガイド片を前記ロ柱部材に挿入する。 つぎに、先行して形成された構造ユニットの柱部位を構
成するイ柱部材に他方のAガイド片を挿入するのである
が、該他方のAガイド片は前記Bガイド片とピンを介し
て回動自在となして連結されているので、前記ロ柱部材
と略直角な位置関係にあるイ柱部材に前記した他方のA
ガイド片はスムーズに挿入される。ついで、押し上げ手
段を動作させ、先行して形成された構造ユニットを鉛直
上方向に押し上げると、前記ロ柱部材にはピンを介して
押し上げ力が伝達される結果生起される、該ピンの引張
誘導作用により、前記ロ柱部材は、起立されながらしだ
いに基礎設置位置に移動され、ついには基礎直上に直立
される。この後、押し上げ手段を引き込み動作させ、前
記イ柱部材を若干降下させると、前記ピンの案内のもと
、前記イ柱部材と前記ロ柱部材は極めて間近まで接近す
る。この結果、前記イ柱部材と前記ロ柱部材に穿設され
ているボルト等の締付手段の取り付け穴も極めて間近ま
で接近して取り付け穴位置が略一致するので、両柱部材
は容易に連結されるのである。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。まず請求項(1)の発明の一実施例を説明
する。図1は最上階用構造ユニットの形成が地上にて完
成された時点と、後行して次階用構造ユニットの形成が
地上にて完成し最上階用構造ユニットと連結された時点
での、ロッドストロークの長大な押し上げ手段、最上階
用構造ユニットの敷地面上の位置関係をそれぞれ示し、
図2は最下階用構造ユニットの形成が地上にて完成され
た時点における、前記押し上げ手段、最下階用構造ユニ
ットを含む建築構造物の敷地面上の位置関係を示し、図
3は複数の基礎と複数の押し上げ手段を敷地上に配設し
た状態を示し、図4は本実施例の建築物の施工手順を示
したものである。本実施例においては、ロッドストロー
クの長大な押し上げ手段を用いて断面形状が略正面形の
建築物を施工する場合を説示する。図1乃至図3の示す
ように、建築構造物1の構成部材である柱部材が立設さ
れる位置と対応する敷地5上の4個所それぞれに基礎7
を設けた後、図4に示すように、該基礎7設置位置より
内側4個所に等間隔に4台の押し上げ手段9を設けるス
テップ1を実行する。つぎに、図1に示すように、最初
に形成される最上階の構造ユニット11の柱部位となる
4本の一節長さの第1柱部材13を前記基礎7の直上に
それぞれ直立なさしめた後、その4本の第1柱部材13
の頂面上13a上に屋根の役割をもはたす上部梁部材1
6を架設するとともに、その第1柱部材13のそれぞれ
に梁部材15、筋かい部材17を適宜接合して骨組みを
構築し、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗
装等の仕上げ作業を実施して、図4に示すように最上階
用構造ユニット11を地上にて形成する作業を完成なさ
しめるステップ2を実行する。ついで、前記4台の押し
上げ手段9を同調動作なさしめ、一節長さの柱部材を敷
地5上に横設可能となさしめるべく前記した上部梁部材
16の下面16aを同時同力にて鉛直上向に押圧するこ
とにより、前記最上階用構造ユニット11を鉛直上方に
押し上げて、敷地5と該最上階用構造ユニット11の下
部間に若干の空間を生じさせるステップ3を実行する。 その後、その空間に、次に形成される次階用構造ユニッ
ト19の柱部位を構成し、前記第1柱部材13との連結
具を備えた4本の一節長さの第2柱部材21それぞれを
、たとえば図3に示すように、各基礎7配設位置間の線
上20に横設なさしめる。ついで、前記押し上げ手段9
の動作下、前記最上階用構造ユニット11の上部梁部材
16の下面16aを鉛直上方向に押圧して、前記最上階
用構造ユニット11を次階用構造ユニット19と鉛直上
方向上に連結可能な高さまでさらに押し上げる。すると
、前記した4本の一節長さの第2柱部材21は連結具を
介して前記第1柱部材13により図3に示す矢印201
方向に移動された後、引きあげられて前記4個所の基礎
7それぞれの直上に直立なさしめられる。ついで、前記
第1柱部材13と前記第2柱部材21とを両部材のフラ
ンジ部14、22がボルト等の締付手段を用いて結合な
さしめることにより連結する。この後、上述したと同様
にして骨組みの構成と仕上げ作業を実施して次階用構造
ユニット19を地上にて形成する作業を完成なさしめる
ステップ4を実行する。この結果、最上階用構造ユニッ
ト11と次階用構造ユニット19とは連結された状態で
、押し上げ手段9により支えられて、敷地5の鉛直上方
に位置することになる。ついでステップ3とステップ4
を繰り返して各階用の構造ユニットを上階用から順次形
成し、最下階用構造ユニット23の形成が完了するまで
反復形成するステップ5を実行する。その後、前記最下
階用構造ユニット23の柱部位を構成する最下階用柱部
材25のフランジ部26をボルト等の締付手段を用いて
4個所のそれぞれの基礎7上に固設なさしめるステップ
6を実行すると、敷地5上に目的とする建築構造物1が
完成するのである。なお、前記次階用構造ユニットが最
下階用構造ユニットとなる建築構造物である場合におい
ては、前記ステップ5は不要であって、ステップ4から
ステップ6へ移行することになる。
ら説明する。まず請求項(1)の発明の一実施例を説明
する。図1は最上階用構造ユニットの形成が地上にて完
成された時点と、後行して次階用構造ユニットの形成が
地上にて完成し最上階用構造ユニットと連結された時点
での、ロッドストロークの長大な押し上げ手段、最上階
用構造ユニットの敷地面上の位置関係をそれぞれ示し、
図2は最下階用構造ユニットの形成が地上にて完成され
た時点における、前記押し上げ手段、最下階用構造ユニ
ットを含む建築構造物の敷地面上の位置関係を示し、図
3は複数の基礎と複数の押し上げ手段を敷地上に配設し
た状態を示し、図4は本実施例の建築物の施工手順を示
したものである。本実施例においては、ロッドストロー
クの長大な押し上げ手段を用いて断面形状が略正面形の
建築物を施工する場合を説示する。図1乃至図3の示す
ように、建築構造物1の構成部材である柱部材が立設さ
れる位置と対応する敷地5上の4個所それぞれに基礎7
を設けた後、図4に示すように、該基礎7設置位置より
内側4個所に等間隔に4台の押し上げ手段9を設けるス
テップ1を実行する。つぎに、図1に示すように、最初
に形成される最上階の構造ユニット11の柱部位となる
4本の一節長さの第1柱部材13を前記基礎7の直上に
それぞれ直立なさしめた後、その4本の第1柱部材13
の頂面上13a上に屋根の役割をもはたす上部梁部材1
6を架設するとともに、その第1柱部材13のそれぞれ
に梁部材15、筋かい部材17を適宜接合して骨組みを
構築し、ついで該骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗
装等の仕上げ作業を実施して、図4に示すように最上階
用構造ユニット11を地上にて形成する作業を完成なさ
しめるステップ2を実行する。ついで、前記4台の押し
上げ手段9を同調動作なさしめ、一節長さの柱部材を敷
地5上に横設可能となさしめるべく前記した上部梁部材
16の下面16aを同時同力にて鉛直上向に押圧するこ
とにより、前記最上階用構造ユニット11を鉛直上方に
押し上げて、敷地5と該最上階用構造ユニット11の下
部間に若干の空間を生じさせるステップ3を実行する。 その後、その空間に、次に形成される次階用構造ユニッ
ト19の柱部位を構成し、前記第1柱部材13との連結
具を備えた4本の一節長さの第2柱部材21それぞれを
、たとえば図3に示すように、各基礎7配設位置間の線
上20に横設なさしめる。ついで、前記押し上げ手段9
の動作下、前記最上階用構造ユニット11の上部梁部材
16の下面16aを鉛直上方向に押圧して、前記最上階
用構造ユニット11を次階用構造ユニット19と鉛直上
方向上に連結可能な高さまでさらに押し上げる。すると
、前記した4本の一節長さの第2柱部材21は連結具を
介して前記第1柱部材13により図3に示す矢印201
方向に移動された後、引きあげられて前記4個所の基礎
7それぞれの直上に直立なさしめられる。ついで、前記
第1柱部材13と前記第2柱部材21とを両部材のフラ
ンジ部14、22がボルト等の締付手段を用いて結合な
さしめることにより連結する。この後、上述したと同様
にして骨組みの構成と仕上げ作業を実施して次階用構造
ユニット19を地上にて形成する作業を完成なさしめる
ステップ4を実行する。この結果、最上階用構造ユニッ
ト11と次階用構造ユニット19とは連結された状態で
、押し上げ手段9により支えられて、敷地5の鉛直上方
に位置することになる。ついでステップ3とステップ4
を繰り返して各階用の構造ユニットを上階用から順次形
成し、最下階用構造ユニット23の形成が完了するまで
反復形成するステップ5を実行する。その後、前記最下
階用構造ユニット23の柱部位を構成する最下階用柱部
材25のフランジ部26をボルト等の締付手段を用いて
4個所のそれぞれの基礎7上に固設なさしめるステップ
6を実行すると、敷地5上に目的とする建築構造物1が
完成するのである。なお、前記次階用構造ユニットが最
下階用構造ユニットとなる建築構造物である場合におい
ては、前記ステップ5は不要であって、ステップ4から
ステップ6へ移行することになる。
【0012】次に請求項(2)の発明の一実施例を説明
する。図5は押し上げシリンダの押し上げ動作の一時的
な中断直前の状態から、その後の押し上げ動作の再開に
至る状態を示したものであって、同図(A)は最上階用
構造ユニット11と次階用構造ユニット19とが連結さ
れて、敷地5の鉛直上方に位置された時点での押し上げ
動作の一時的な中断直前の状態を、同図(B)は押し上
げ動作の中断した状態を、同図(C)は押し上げ動作の
再開した状態をそれぞれ示し、図6は本実施例に係る建
築構造物の施工手順を示したものである。本実施例にお
いては、建築構造物の施工の進捗とともに押し上げ手段
により直接的に押し上げられる構造ユニットを、より下
の階用の構造ユニットに順次変更し、ストロークが比較
的短い一般的なシリンダであっても押し上げ手段として
用いることができる場合を説示する。請求項(1)発明
の実施例と同様にして、図6に示すように、4台の押し
上げシリンダ27の同調動作下、最上階用構造ユニット
11を形成するステップ1とステップ2を実行する。そ
の後、請求項(1)の発明の実施例と同様にして、前記
4台の押し上げシリンダ27の押し上げ動作を継続させ
、最大限最上階用構造ユニット11と次に形成される次
階用構造ユニット19とが鉛直上方に連結可能な高さま
で、前記最上階用構造ユニット11をさらに押し上げな
がら次階用構造ユニット19を形成する作業及びこの構
造ユニットと前記最上階用構造ユニット11とを連結す
るステップ3とステップ4を実行する。ついで、図5(
A)に示すように、4台の押し上げシリンダ27をさら
に押し上げ動作なさしめ、前記最上階用構造ユニットを
鉛直上方に押圧して、さらに若干だけ押し上げる。する
と敷地5上と次階用構造ユニット19の下部間に若干の
空間29が生じる。そこで、この空間29に、次に形成
される上から3番目の階用の構造ユニット31の柱部位
を構成し、前記第2柱部材21との連結具を備えた4本
の一節長さの第3柱部材33をそれぞれ敷地5上に横設
なさしめるステップ5を実行する。その後、同図(B)
に示すように、次階用構造ユニット19の下部梁部材2
4と敷地5間に受け部材35を設けしめ、しかる後に、
前記4台の押し上げシリンダ27のロッド28を引き込
み動作なさしめて前記上部梁部材16との当接状態を解
除するとともに一旦前記4台の押し上げシリンダ27を
押し上げ地点から待機地点に移動させて該4台の押し上
げシリンダ27の押し上げ動作を一時的に中断なさしめ
ることにより、前記最上階用構造ユニット11と次階用
構造ユニット19は前記受け部材35のみで支えられる
こととするステップ6を実行する。この後、同図(c)
に示すように前記押し上げシリンタ゛27のロッド28
の先端部を前記最上階用構造ユニット11の下部梁部材
17に当接させた状態で、前記押し上げシリンダ27の
押し上げ動作を再開するステップ7を実行する。すると
、前記した一節長さの第3柱部材33は連結具を介して
前記第2柱部材21により引き上げられて前記4個所の
基礎7それぞれの直上に直立なさしめられる。ついで、
前記第2柱部材21と前記第3柱部材33とを、両部材
のフランジ部22、34がボルト等の締付手段を用いて
結合なさしめることにより連結する。そして、上述した
と同様にして骨組みの構築、壁部材の取り付け並びに塗
装等の仕上げ作業を実施して、地上における上から3番
目の階用の構造ユニット31の形成を完成なさしめるス
テップ8を実行する。ついで、ステップ5乃至ステップ
8を繰り返して最下階用構造ユニット23の形成が完了
するまで各階用の構造ユニットを上階用から順次形成す
るステップ9を実行する。その後、前記最下階用構造ユ
ニット23の柱部位を構成する最下階用柱部材25のフ
ランジ部26をボルト等の締付手段を用いて基礎7上に
固設するステップ10を実行すると、敷地5上に目的と
する建築物が完成するのである。なお、前記上から3番
目の階用の構造ユニット31が最下階用構造ユニットに
なる建築構造物である場合においては、前記ステップ9
は不要であって、ステップ8からステップ10へ移行す
ることになる。
する。図5は押し上げシリンダの押し上げ動作の一時的
な中断直前の状態から、その後の押し上げ動作の再開に
至る状態を示したものであって、同図(A)は最上階用
構造ユニット11と次階用構造ユニット19とが連結さ
れて、敷地5の鉛直上方に位置された時点での押し上げ
動作の一時的な中断直前の状態を、同図(B)は押し上
げ動作の中断した状態を、同図(C)は押し上げ動作の
再開した状態をそれぞれ示し、図6は本実施例に係る建
築構造物の施工手順を示したものである。本実施例にお
いては、建築構造物の施工の進捗とともに押し上げ手段
により直接的に押し上げられる構造ユニットを、より下
の階用の構造ユニットに順次変更し、ストロークが比較
的短い一般的なシリンダであっても押し上げ手段として
用いることができる場合を説示する。請求項(1)発明
の実施例と同様にして、図6に示すように、4台の押し
上げシリンダ27の同調動作下、最上階用構造ユニット
11を形成するステップ1とステップ2を実行する。そ
の後、請求項(1)の発明の実施例と同様にして、前記
4台の押し上げシリンダ27の押し上げ動作を継続させ
、最大限最上階用構造ユニット11と次に形成される次
階用構造ユニット19とが鉛直上方に連結可能な高さま
で、前記最上階用構造ユニット11をさらに押し上げな
がら次階用構造ユニット19を形成する作業及びこの構
造ユニットと前記最上階用構造ユニット11とを連結す
るステップ3とステップ4を実行する。ついで、図5(
A)に示すように、4台の押し上げシリンダ27をさら
に押し上げ動作なさしめ、前記最上階用構造ユニットを
鉛直上方に押圧して、さらに若干だけ押し上げる。する
と敷地5上と次階用構造ユニット19の下部間に若干の
空間29が生じる。そこで、この空間29に、次に形成
される上から3番目の階用の構造ユニット31の柱部位
を構成し、前記第2柱部材21との連結具を備えた4本
の一節長さの第3柱部材33をそれぞれ敷地5上に横設
なさしめるステップ5を実行する。その後、同図(B)
に示すように、次階用構造ユニット19の下部梁部材2
4と敷地5間に受け部材35を設けしめ、しかる後に、
前記4台の押し上げシリンダ27のロッド28を引き込
み動作なさしめて前記上部梁部材16との当接状態を解
除するとともに一旦前記4台の押し上げシリンダ27を
押し上げ地点から待機地点に移動させて該4台の押し上
げシリンダ27の押し上げ動作を一時的に中断なさしめ
ることにより、前記最上階用構造ユニット11と次階用
構造ユニット19は前記受け部材35のみで支えられる
こととするステップ6を実行する。この後、同図(c)
に示すように前記押し上げシリンタ゛27のロッド28
の先端部を前記最上階用構造ユニット11の下部梁部材
17に当接させた状態で、前記押し上げシリンダ27の
押し上げ動作を再開するステップ7を実行する。すると
、前記した一節長さの第3柱部材33は連結具を介して
前記第2柱部材21により引き上げられて前記4個所の
基礎7それぞれの直上に直立なさしめられる。ついで、
前記第2柱部材21と前記第3柱部材33とを、両部材
のフランジ部22、34がボルト等の締付手段を用いて
結合なさしめることにより連結する。そして、上述した
と同様にして骨組みの構築、壁部材の取り付け並びに塗
装等の仕上げ作業を実施して、地上における上から3番
目の階用の構造ユニット31の形成を完成なさしめるス
テップ8を実行する。ついで、ステップ5乃至ステップ
8を繰り返して最下階用構造ユニット23の形成が完了
するまで各階用の構造ユニットを上階用から順次形成す
るステップ9を実行する。その後、前記最下階用構造ユ
ニット23の柱部位を構成する最下階用柱部材25のフ
ランジ部26をボルト等の締付手段を用いて基礎7上に
固設するステップ10を実行すると、敷地5上に目的と
する建築物が完成するのである。なお、前記上から3番
目の階用の構造ユニット31が最下階用構造ユニットに
なる建築構造物である場合においては、前記ステップ9
は不要であって、ステップ8からステップ10へ移行す
ることになる。
【0013】ついで請求項(3)の発明の一実施例を説
明する。図7は案内手段を用いて後行して形成される構
造ユニットの柱部位を構成する柱部材が、敷地上に横設
なさしめる段階から、該柱部材を、先行して形成された
構造ユニットの柱部材と連結なさしめる段階に至るまで
を示したものであって、同図(A)は横設の状態を、
同図(B)は引き上げの状態を、同図(C)は引き上げ
が完了して連結された状態をそれぞれ示したものである
。図7(A)乃至(c)に示すように、37は案内機構
を備えた連結手段、39は長穴41が頭部位43に穿設
されたAガイド片、45は長穴47が同じく頭部位49
に穿設されたBガイド片であって、Aガイド片39の頭
部位43が、Bガイド45の頭部位49に、ピン51を
介して両ガイド片が互いに回動自在な状態で挿入されて
連結なさしめた前記Aガイド片39と、Bガイド片45
とから前記案内機構を備えた連結手段37は構成されて
いるものである。なお、前記ピン51は前記両長穴41
、47を挿通なさしめるとともに、該両長穴41、47
の内壁41a,47aに案内されて長手方向上を円滑に
往復動することにより、Bガイド片45に挿入された前
記Aガイド片39の頭部位43の挿入度合いを調整する
ようになさしめたものである。図7(A)に示すように
、先行して形成された構造ユニットの下方の敷地5上に
ロ柱部材55を横設なさしめた後、一方のBガイド片4
5を前記ロ柱部材55の中空穴56に挿入する。つぎに
、先行して形成された構造ユニットの構成部材であるイ
柱部材53に他方のAガイド片39を挿入するのである
が、該Aガイド片39と前記Bガイド片45とは上述し
たごとく連結されているので、前記ロ柱部材55と略直
角な位置関係にあるイ柱部材53の中空穴54に前記し
た他方のAガイド片39はスムーズに挿入される。つい
で、同図(B)に示すように押し上げ手段9を動作させ
、先行して形成された構造ユニットを鉛直上方向に押し
上げると、前記ロ柱部材55にはイ柱部材53及びピン
51を順次経由して押し上げ力が伝達されるので、前記
ロ柱部材55は、起立されながらしだいに基礎7設置位
置に移動される。この後、押し上げ手段9の押し上げ動
作をさらに継続させると、同図(c)に示すように前記
ロ柱部材55は基礎7直上に直立される。ついで、前記
押し上げ手段9を引き込み動作させ、前記イ柱部材53
を若干降下させると、前記ピン51は、長穴41、47
のそれぞれの内壁41a、47aに案内されながら前記
Bガイド片45に挿入された前記Aガイド片39の頭部
位43の挿入をより推進めるように作用するので、前記
イ柱部材53と前記ロ柱部材55は接近する。この結果
、前記イ柱部材53のフランジ部57と前記ロ柱部材5
5のフランジ部59は極めて間近で対面状態となるので
、ボルト等の締付手段により、両フランジ部57、59
は容易に連結されるのである。なお、柱部材相互の連結
が完了した後は、たとえば、前記Bガイド片45の後端
部45aにフック等を付設し、該フックに引き出し手段
の一端をひっ掛けた後、該引き出し手段を引張ることに
より、ロ柱部材55の下側開口55aから前記案内手段
37を引き出す必要がある。
明する。図7は案内手段を用いて後行して形成される構
造ユニットの柱部位を構成する柱部材が、敷地上に横設
なさしめる段階から、該柱部材を、先行して形成された
構造ユニットの柱部材と連結なさしめる段階に至るまで
を示したものであって、同図(A)は横設の状態を、
同図(B)は引き上げの状態を、同図(C)は引き上げ
が完了して連結された状態をそれぞれ示したものである
。図7(A)乃至(c)に示すように、37は案内機構
を備えた連結手段、39は長穴41が頭部位43に穿設
されたAガイド片、45は長穴47が同じく頭部位49
に穿設されたBガイド片であって、Aガイド片39の頭
部位43が、Bガイド45の頭部位49に、ピン51を
介して両ガイド片が互いに回動自在な状態で挿入されて
連結なさしめた前記Aガイド片39と、Bガイド片45
とから前記案内機構を備えた連結手段37は構成されて
いるものである。なお、前記ピン51は前記両長穴41
、47を挿通なさしめるとともに、該両長穴41、47
の内壁41a,47aに案内されて長手方向上を円滑に
往復動することにより、Bガイド片45に挿入された前
記Aガイド片39の頭部位43の挿入度合いを調整する
ようになさしめたものである。図7(A)に示すように
、先行して形成された構造ユニットの下方の敷地5上に
ロ柱部材55を横設なさしめた後、一方のBガイド片4
5を前記ロ柱部材55の中空穴56に挿入する。つぎに
、先行して形成された構造ユニットの構成部材であるイ
柱部材53に他方のAガイド片39を挿入するのである
が、該Aガイド片39と前記Bガイド片45とは上述し
たごとく連結されているので、前記ロ柱部材55と略直
角な位置関係にあるイ柱部材53の中空穴54に前記し
た他方のAガイド片39はスムーズに挿入される。つい
で、同図(B)に示すように押し上げ手段9を動作させ
、先行して形成された構造ユニットを鉛直上方向に押し
上げると、前記ロ柱部材55にはイ柱部材53及びピン
51を順次経由して押し上げ力が伝達されるので、前記
ロ柱部材55は、起立されながらしだいに基礎7設置位
置に移動される。この後、押し上げ手段9の押し上げ動
作をさらに継続させると、同図(c)に示すように前記
ロ柱部材55は基礎7直上に直立される。ついで、前記
押し上げ手段9を引き込み動作させ、前記イ柱部材53
を若干降下させると、前記ピン51は、長穴41、47
のそれぞれの内壁41a、47aに案内されながら前記
Bガイド片45に挿入された前記Aガイド片39の頭部
位43の挿入をより推進めるように作用するので、前記
イ柱部材53と前記ロ柱部材55は接近する。この結果
、前記イ柱部材53のフランジ部57と前記ロ柱部材5
5のフランジ部59は極めて間近で対面状態となるので
、ボルト等の締付手段により、両フランジ部57、59
は容易に連結されるのである。なお、柱部材相互の連結
が完了した後は、たとえば、前記Bガイド片45の後端
部45aにフック等を付設し、該フックに引き出し手段
の一端をひっ掛けた後、該引き出し手段を引張ることに
より、ロ柱部材55の下側開口55aから前記案内手段
37を引き出す必要がある。
【0014】以上、各請求項の発明ごとに実施例を詳述
したが、本出願に係る発明はこれらに限定されず、形成
される建築物の断面形状は略円形、楕円形であっても、
略三角形、長方形、その他多角形であってもよく、また
、一部に凸部あるいは凹部がある場合であってもよい。 また、柱部材の断面形状が角形、丸形であっても本発明
は勿論適用可能である。さらに、形成される各階用構造
ユニットの柱部材を基礎直上に直立なさしめるに際して
は、場合によっては、人手にてなすものであってもよい
。さらに、また、請求項(3)の発明の実施例において
説示した、柱部材の連結方法を請求方法を請求項(1)
、請求項(2)の発明に係る建築構造物の施工方法に利
用すれば、より一層迅速に所望の建築構造物を完成する
ことができる。
したが、本出願に係る発明はこれらに限定されず、形成
される建築物の断面形状は略円形、楕円形であっても、
略三角形、長方形、その他多角形であってもよく、また
、一部に凸部あるいは凹部がある場合であってもよい。 また、柱部材の断面形状が角形、丸形であっても本発明
は勿論適用可能である。さらに、形成される各階用構造
ユニットの柱部材を基礎直上に直立なさしめるに際して
は、場合によっては、人手にてなすものであってもよい
。さらに、また、請求項(3)の発明の実施例において
説示した、柱部材の連結方法を請求方法を請求項(1)
、請求項(2)の発明に係る建築構造物の施工方法に利
用すれば、より一層迅速に所望の建築構造物を完成する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば次に示
すような効果が発揮されるものである。請求項(1)及
び請求項(2)の発明により、最上階用の構造ユニット
から形成を着手して完成なさしめ、以下、上階用から最
下階用に至る構造ユニットを順次形成させることとし、
しかも、形成される各階用構造ユニットは骨組みの構築
から仕上げに至るまで地上にて施工されて形成され、形
成された構造ユニットは押し上げ手段にて鉛直上方に押
し上げる施工方策としたことから、次のような著効を奏
するものである。すなわち、建築される建築構造物の周
囲に作業足場、防護ネットを設ける必要がなくなり、建
築物完成に要する工期を格段に短縮することができ、ま
た、高層ビル等の建築物が隣接した間口の狭い建築現場
における施工が極めて容易であって且つ簡単になる。ま
た、従来、建築資材等を吊り上げる必要があるため建築
現場において不可欠であったクレーン等の吊り上げ装置
は全く不要となった。さらに、作業者は地上においての
み構造ユニットを形成する作業をなせばよいので、建築
構造物の施工を極めて安全な作業状態で行なうことがで
きる。さらにまた、かぎられた敷地上に建築可能な限度
一杯の建築構造物を建築できるので、とりわけ高層の立
体駐車装置を建築するのに非常に有利である。
すような効果が発揮されるものである。請求項(1)及
び請求項(2)の発明により、最上階用の構造ユニット
から形成を着手して完成なさしめ、以下、上階用から最
下階用に至る構造ユニットを順次形成させることとし、
しかも、形成される各階用構造ユニットは骨組みの構築
から仕上げに至るまで地上にて施工されて形成され、形
成された構造ユニットは押し上げ手段にて鉛直上方に押
し上げる施工方策としたことから、次のような著効を奏
するものである。すなわち、建築される建築構造物の周
囲に作業足場、防護ネットを設ける必要がなくなり、建
築物完成に要する工期を格段に短縮することができ、ま
た、高層ビル等の建築物が隣接した間口の狭い建築現場
における施工が極めて容易であって且つ簡単になる。ま
た、従来、建築資材等を吊り上げる必要があるため建築
現場において不可欠であったクレーン等の吊り上げ装置
は全く不要となった。さらに、作業者は地上においての
み構造ユニットを形成する作業をなせばよいので、建築
構造物の施工を極めて安全な作業状態で行なうことがで
きる。さらにまた、かぎられた敷地上に建築可能な限度
一杯の建築構造物を建築できるので、とりわけ高層の立
体駐車装置を建築するのに非常に有利である。
【0016】また、請求項(2)の発明により、ストロ
ークが比較的短いシリンダを押し上げ手段として用いる
ことができるので、このようなシリンダであっても本願
発明に係る施工方策にて高層の建築物を建設することが
できる。
ークが比較的短いシリンダを押し上げ手段として用いる
ことができるので、このようなシリンダであっても本願
発明に係る施工方策にて高層の建築物を建設することが
できる。
【0017】さらに、請求項(3)の発明により、押し
上げ手段の押し上げ動作と連動して敷地上に横設された
一方の柱部材を、すでに形成された構造ユニットの柱部
位を構成する他方の柱部材と直列状態となして基礎上に
直立なさしめた後、一方の柱部材と他方の柱部材とを連
結なさしめることができるので、各階用の構造ユニット
形成作業がより一層迅速かつ容易に行なうことができる
。
上げ手段の押し上げ動作と連動して敷地上に横設された
一方の柱部材を、すでに形成された構造ユニットの柱部
位を構成する他方の柱部材と直列状態となして基礎上に
直立なさしめた後、一方の柱部材と他方の柱部材とを連
結なさしめることができるので、各階用の構造ユニット
形成作業がより一層迅速かつ容易に行なうことができる
。
【図1】押し上げ手段、最上階用構造ユニットの敷地上
の位置関係を示した説明図である。
の位置関係を示した説明図である。
【図2】最下階用構造ユニットの形成が地上にて完成さ
れた時点における押し上げ手段と最下階用構造ユニット
を含む建築構造物の敷地面上の位置関係を示した説明図
である。
れた時点における押し上げ手段と最下階用構造ユニット
を含む建築構造物の敷地面上の位置関係を示した説明図
である。
【図3】複数の基礎と押し上げ手段を敷地上に配設した
状態を示した平面図である。
状態を示した平面図である。
【図4】請求項(1)の発明の一実施例の施工手順を示
したフローチャートである。
したフローチャートである。
【図5】押し上げシリンダの押し上げ動作の一時的な中
断直前の状態から、その後の押し上げ動作の再開に至る
状態を示したものであって、同図(A)は押し上げ動作
の一時的な中断直前の状態を、同図(B)は押し上げ動
作の中断した状態を、同図(c)は押し上げ手段の再開
した状態をそれぞれ示した概略的説明図である。
断直前の状態から、その後の押し上げ動作の再開に至る
状態を示したものであって、同図(A)は押し上げ動作
の一時的な中断直前の状態を、同図(B)は押し上げ動
作の中断した状態を、同図(c)は押し上げ手段の再開
した状態をそれぞれ示した概略的説明図である。
【図6】請求項(2)の発明の一実施例に係る施工手順
を示したフローチャートである。
を示したフローチャートである。
【図7】後行して形成される構造ユニットの柱部位を構
成する柱部材が、敷地上に横設なさしめる段階から、該
柱部材を先行して形成された構造ユニットの柱部材と連
結なさしめる段階に至るまでを示したものであって、同
図(A)は横設の状態を、同図(B)は引き上げの状態
を同図(c)は引き上げが完了して連結された状態をそ
れぞれ示した一部断面図である。
成する柱部材が、敷地上に横設なさしめる段階から、該
柱部材を先行して形成された構造ユニットの柱部材と連
結なさしめる段階に至るまでを示したものであって、同
図(A)は横設の状態を、同図(B)は引き上げの状態
を同図(c)は引き上げが完了して連結された状態をそ
れぞれ示した一部断面図である。
1 建築構造物
7 基礎
9 押し上げ手段
11 最上階用構造ユニット
19 次階用構造ユニット
23 最下階用構造ユニット
27 押し上げシリンダ
31 上から3番目の階用の構造ユニット35
受け部材 37 案内機能を備えた連結手段39 A
ガイド片 45 Bガイド片 51 ピン 53 イ柱部材 56 ロ柱部材
受け部材 37 案内機能を備えた連結手段39 A
ガイド片 45 Bガイド片 51 ピン 53 イ柱部材 56 ロ柱部材
Claims (3)
- 【請求項1】基礎設置位置の近傍に適宜間隔をあけて複
数の押し上げ手段を鉛直に配置するステップ1と、一節
長さの複数のA柱部材それぞれを、基礎の直上に直立な
さしめた後、梁部材を前記A柱部材、他の梁部材若しく
は筋かい部材と接合して骨組みを構築し、ついで該骨組
みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を実
施して最上階用構造ユニットを形成するステップ2と、
押し上げ手段を動作なさしめ、前記最上階用構造ユニッ
トを鉛直上方向に押圧して、次に形成される構造ユニッ
トの柱部位を構成する複数の一節長さのB柱部材が、敷
地上にそれぞれ横設可能なだけ前記最上階用構造ユニッ
トを鉛直上方に押し上げるステップ3と、前記した複数
の一節長さのB柱部材それぞれを、敷地上に横設した後
、該B柱部材を引き上げて複数の基礎それぞれの直上に
直立なさしめるとともに、前記A柱部材と連結させた後
、梁部材を前記B柱部材、他の梁部材若しくは筋かい部
材と接合して骨組みを構築し、ついで該骨組みに 壁
部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を実施して
次階用構造ユニットを形成するステップ4と、その後、
必要な場合には、前記ステップ3とステップ4を繰り返
して最下階用構造ユニットの形成が完了するまで各階用
構造ユニットを上階用から順次形成するステップ5と、
最下階用構造ユニットを構成する柱部材を基礎上に固設
するステップ6と、からなる建築構造物の施工方法。 - 【請求項2】 基礎設置位置の近傍に適宜間隔をあけ
て複数の押し上げシリンダを鉛直に配設するステップ1
と、一節長さの複数のA柱部材それぞれを、基礎の直上
に直立なさしめた後、梁部材を前記A柱部材、他の梁部
材若しくは筋かい部材と接合して骨組みを構築し、つい
で該骨組みに壁部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ
作業を実施して最上階用構造ユニットを形成するステッ
プ2と、押し上げシリンダを動作なさしめ、前記最上階
用構造ユニットを鉛直上方向に押圧して、次に形成され
る構造ユニットの柱部位を構成する複数の一節長さのB
柱部材が敷地上にそれぞれ横設可能なだけ前記最上階用
構造ユニットを鉛直上方に押し上げるステップ3と、前
記した複数の一節長さのB柱部材それぞれを敷地上に横
設した後、該B柱部材を引き上げて複数の基礎それぞれ
の直上に直立なさしめるとともに、前記A柱部材と連結
させた後、梁部材をB柱部材、他の梁部材若しくは筋か
い部材と接合して骨組みを構築し、ついで該骨組みに壁
部材を取り付けた後に、塗装等の仕上げ作業を実施して
次階用構造ユニットを形成するステップ4と、押し上げ
シリンダを再度動作なさしめ、前記最上階用構造ユニッ
トを鉛直上方向にさらに押圧して、上から3番目の階用
の構造ユニットの柱部位を構成する複数の一節長さの柱
部材が、敷地上にそれぞれ横設可能なだけ、前記最上階
用構造ユニット及び次階用構造ユニットを鉛直上方に押
し上げるステップ5と、次階用構造ユニットを構成する
梁部材を受け部材にて支え、しかる後に、押し上げシリ
ンダの押し上げ動作を一時的に中断なさしめるステップ
6と、押し上げ作用位置を下方位置となして、前記最上
階用構造ユニット及び前記次階用構造ユニットに対する
押し上げ動作を再開するステップ7と、上述したと同様
にして骨組みの構築、壁部材の取り付け並びに塗装等の
仕上げ作業を実施して、地上における上から3番目の階
用の構造ユニットの形成を完成なさしめるステップ8と
、その後、必要な場合には、前記ステップ5乃至ステッ
プ8を繰り返して、最下階用構造ユニットの形成が完了
するまで各階用構造ユニットを上階用から順次形成する
ステップ9と、最下階用構造ユニットを構成する柱部材
を基礎上に固設するステップ10と、からなる建築構造
物の施工方法。 - 【請求項3】 先行して形成された構造ユニットの下
方位置にロ柱部材を横設なさしめた後、Bガイド片を前
記ロ柱部材に挿入するステップ1と、先行して形成され
た構造ユニットの柱部位を構成するイ柱部材に他のAガ
イド片をピンの滑動のもと、前記ロ柱部材の軸線に対し
略直角方向から挿入するステップ2と、押し上げ手段を
動作させ、先行して形成された構造ユニットを鉛直上方
に押し上げることにより、前記ロ柱部材を、ピンの引張
誘導のもと、起立させながらしだいに基礎設置位置に移
動させ、ついには基礎直上に直立させるステップ3と、
押し上げ手段を引き込み動作させ、前記イ柱部材を若干
鉛直下方向に降下させるのと連動してピンの案内のもと
、前記イ柱部材と前記ロ柱部材とを接近なさしめた後、
ボルト等の締付手段により、前記イ柱部材と前記ロ柱部
材とを連結なさしめるステップ4と、からなる柱部材の
連結方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3359391A JP2678403B2 (ja) | 1991-02-02 | 1991-02-02 | 建築構造物の施工方法及び柱部材の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3359391A JP2678403B2 (ja) | 1991-02-02 | 1991-02-02 | 建築構造物の施工方法及び柱部材の連結方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04357227A true JPH04357227A (ja) | 1992-12-10 |
| JP2678403B2 JP2678403B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12390799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3359391A Expired - Lifetime JP2678403B2 (ja) | 1991-02-02 | 1991-02-02 | 建築構造物の施工方法及び柱部材の連結方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678403B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06185213A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185212A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185214A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185211A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| US5839239A (en) * | 1996-04-04 | 1998-11-24 | Jang; Byung K. | Apparatus and method for building construction |
-
1991
- 1991-02-02 JP JP3359391A patent/JP2678403B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06185213A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185212A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185214A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| JPH06185211A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Sekisui House Ltd | 建方工法 |
| US5839239A (en) * | 1996-04-04 | 1998-11-24 | Jang; Byung K. | Apparatus and method for building construction |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678403B2 (ja) | 1997-11-17 |
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