JPH04357486A - 超音波ドップラ方式対地速度計 - Google Patents

超音波ドップラ方式対地速度計

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Publication number
JPH04357486A
JPH04357486A JP25710391A JP25710391A JPH04357486A JP H04357486 A JPH04357486 A JP H04357486A JP 25710391 A JP25710391 A JP 25710391A JP 25710391 A JP25710391 A JP 25710391A JP H04357486 A JPH04357486 A JP H04357486A
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JP
Japan
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speed
vehicle speed
ultrasonic
doppler shift
vehicle
Prior art date
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Application number
JP25710391A
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English (en)
Inventor
Toshiya Kimura
敏也 木村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドップラ効果を用いて
速度を計測する超音波ドップラ方式対地速度計に関し、
特に、検出車速の全領域にわたって精度良く車速を測定
することができるように改良したものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の超音波ドップラ方式対
地速度計を示すブロック図である(特願平1−1073
20号参照)。図において、1は発振器、2は発振器1
からの出力を増幅するドライブ回路、3はドライブ回路
2によって駆動される超音波送信器であり、この送信器
3は、車両の前方に向かって、かつ、路面5に対して斜
めに超音波4を送出する。6は路面5で乱反射されて車
両方向に帰還した超音波を受信する受信器であり、この
例では、送信器3および受信器6は同一平面上に配置さ
れている。7は受信器6からの出力を増幅するプリアン
プ、8は発振器1の周波数と受信信号の周波数とを乗算
して両者の差分を求めるアナログ乗算器、9は不要なノ
イズを除去するローパスフィルタ、10はドップラ信号
成分を波形整形するゼロクロスコンパレ−タ、11はド
ップラシフト周波数算出手段として機能するパルスカウ
ンタ、12はパルスカウンタ11からの出力に基づいて
車速を算出する車速演算回路である。13は、車速演算
回路12からの出力に基づいて受信器6により受信され
る超音波の周波数が常に一定になるように発振器1の出
力周波数を制御する周波数制御手段である。
【0003】次に、図18を参照して、図17に示した
速度計による車速測定方法の原理について説明する。図
において、f0は送信器3から送出される送信超音波の
周波数、fdはドップラシフト周波数、Fは受信器6に
より受信される受信超音波の周波数であり、F=f0+
fdである。また、前述のように送信器3と受信器6は
同一平面上に配置されており、送信超音波が路面に入射
する角度と路面で反射されて受信周波数として戻る角度
とは等しくθであると仮定する。
【0004】図18の構成において、音速をcとすれば
、車速vは次式で表される。
【数1】 従って、受信超音波の周波数Fおよびドップラシフト周
波数fdを求めれば、θは予め定められているので、(
1)式に基づいて車速vを求めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超音波ドップラ方式対地速度計では、高速域において実
際の速度に対する演算速度値の直線性が悪化する、とい
う問題があった。これは、前述の如く、送信超音波が路
面に入射する角度と路面で反射されて受信周波数として
戻る角度とは等しいとの仮定の下に速度演算がされてい
たが、車速が音速に近くなる高速域ではこの仮定が成立
しないために起こる現象である。
【0006】一例として、空間フィルタ方式の速度計が
計測した車速を基準速度として、その速度を基準とした
場合の従来の超音波ドップラ方式対地速度計の性能を調
べた結果を図19に示す。なお、θ=45°とした。図
19からも理解できるように、基準速度が約90km/
h以上の高速域以上では基準速度に対する演算速度の直
線性が悪化し、基準速度が180km/hの際に演算速
度は160km/hという値しか示さなくなる。
【0007】本発明の目的は、高速域でも実際の速度に
対する演算速度値の直線性が良好で、検出車速の全領域
にわたって精度良く車速の測定を行うことのできる超音
波ドップラ方式対地速度計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明においては、車両の前方に向かって、かつ路
面に対して斜めに超音波を送出する送信手段と、路面で
反射された超音波を受信する受信手段と、送出された超
音波と受信した超音波とからドップラシフト周波数を算
出するドップラシフト算出手段と、このドップラシフト
周波数から送受信超音波が路面となす角度を算出する角
度算出手段と、これらドップラシフト周波数および角度
から車速を算出する車速算出手段とにより構成した。
【0009】
【作用】以上のように構成したことにより、送受信時点
の車両の移動により生じる誤差が、角度算出手段からの
角度により補正され、車速の測定が行われる。
【0010】
【実施例】
−第1実施例− まず始めに第1実施例の前提となる原理について説明す
る。図5において、vは車速、f0は送信周波数、Fは
受信周波数であり、ドップラシフト周波数をfdとすれ
ば、F=f0+fdである。また、超音波送信時には送
信器および受信器は距離dだけ離れたP、Qの位置にあ
り、超音波受信時には送信器および受信器はそれより前
方のP′、Q′の位置にそれぞれある。hは路面からの
送信器、受信器の高さである。超音波はビーム状に進行
するものと仮定して、Oは路面上での超音波の反射位置
であり、θは路面と線分OPとのなす角、すなわち送出
された送信超音波が路面となす角、αは線分OPと線分
OQ′とのなす角、すなわち送信超音波が路面となす角
度と受信超音波が路面となす角度との差である。θ′は
線分OPと線分OQとのなす角であり、v=0における
αの値に相当する。t1は超音波が点Pから点Oまで伝
播するまでの時間、t2は超音波が点Oから点Q´まで
伝播するまでの時間である。
【0011】図5に示す例の場合、ドップラシフト周波
数fdは次式で与えられる。
【数2】 (2)式からも理解できるように、ドップラシフト周波
数fdは車速vの関数であると共に、角度差αの関数で
もある。さらに、図5からも理解できるように、角度差
αは車速vに依存して変化する値である。しかし、本車
速計において直接得られる情報はドップラシフト周波数
fdであるので角度差αとドップラシフト周波数fdと
の関係をあらかじめ求めておく必要がある。
【0012】図5に示す構成において、送受信の間にお
ける超音波の水平方向のずれは
【数3】 で示される。ここで、図5の幾何学的関係より、時間t
1およびt2はそれぞれ次式で与えられる。
【数4】 従って、これら(4)、(5)式を(3)式に代入すれ
ば、以下の(6)式が得られる。
【数5】 同様に、図5の幾何学的関係より、送信器および受信器
の間の間隔dについて次式が成立する。
【数6】 (7)式を(6)式の右辺に代入して、
【数7】
【0013】(8)式の第2項および第3項はともに車
速vを含まない項であり、従って、この(8)式に基づ
いて車速vまたは角度差αの一方が求められれば他方を
求めることができる。
【0014】しかしながら、(2)、(8)式には、気
温の関数である音速cが含まれているため、各(2)、
(8)式の関係は気温に依存する。一例として、気温−
25℃、0℃、25℃、50℃における車速v、角度差
α、ドップラシフト周波数fdの関係を図6〜図9に示
す。この際、θ=45°であり、また前述の特願平1−
107320号にならってF=130kHzとした。車
速vと角度差αとの関係は音速cの変化に伴い変動して
いるが、角度差αとドップラシフト周波数fdとの関係
は音速によらず一定であり、図10のような1本の曲線
で示される関係を有している。従って、測定されたドッ
プラシフト周波数fdから図10の関係より角度差αを
求め、(2)式から導出される車速演算式
【数8】 により車速vを求めることができる。
【0015】以下、図面を参照して、上記原理に基づく
実施例について説明する。図1は、本発明が適用される
超音波ドップラ方式対地速度計の第1実施例を示すブロ
ック図である。なお、以下の説明において、前述した従
来例と同様の構成要素については同一の符号を付して、
その説明を簡略化する。
【0016】本実施例の超音波ドップラ方式対地速度計
は、従来例の速度計と同様に、発振器1、ドライブ回路
2、送信器3、受信器6、プリアンプ7、アナログ乗算
器8、ローパスフィルタ9、ゼロクロスコンパレ−タ1
0、パルスカウンタ11、周波数制御手段13を備えて
いる。本実施例と従来例との相違点は、送信器3および
受信器6の配置、そして車速演算部分である。
【0017】すなわち、図2に示すように、本実施例で
は送信器3が車両の進行方向に向かって前方に配置され
、受信器6は送信器3の後方に配置されている。送信器
3の超音波の送出方向および受信器6の超音波の受信方
向は、共に車両の進行方向に向かって前方に、かつ、路
面5に対して斜めの方向にされている。
【0018】このように、送信器3と受信器6を別体に
設け、かつ、受信器6を送信器3のの後方に配置したの
は次のような理由による。
【0019】通常の超音波ドップラ方式対地速度計で用
いられる超音波の周波数帯(100〜130kHz程度
)用の受信器は、一例として図3に示すように比較的狭
い指向性を有している。超音波送受信器の特性は、周波
数、送受信器の径または形状によってほぼ一意的に決定
されるものであるが、図3に示す例の場合、中心軸から
10°傾いた方向における超音波の受信感度は、中心軸
上における受信感度よりも約20dB程度下がっている
。従って、ドップラ信号のS/N比を高め、計測された
ドップラシフト周波数の精度を高めるためには、受信超
音波信号を可能な限り受信器の中心軸に近い方向から受
信する必要がある。
【0020】しかし、図18に示すような従来の送受信
器の配置方法では、θ=45°において車速が0km/
h〜250km/hまで変化すると、送受信間における
角度差α(図5参照)は0°〜20°の範囲で変化し、
受信超音波信号が受信器の中心軸から離れた方向から受
信されるために、高速域での直線性の悪化という現象を
招く。
【0021】そこで、本実施例では、受信器6を送信器
3の後方に配置し、受信時における受信器6の位置を従
来例に比較して幾分後方に移動させることで角度差αの
変動範囲を狭め、精度良い超音波の受信を可能にしてい
る。特に、本実施例では、車速の計測範囲を0km/h
〜250km/hとし、125km/hにおけるαの値
が0°となるように送受信器間の間隔dおよび路面5に
対する送受信器の高さhを定めているので、αの変動範
囲が−7°〜8°となり、より中心軸に近い方向で超音
波を受信できて精度良い計測が可能になる。
【0022】一方、本実施例における車速演算部分は、
cos(θ+α)メモリ部14と車速演算回路15とか
ら構成されている。
【0023】cos(θ+α)メモリ部14は、パルス
カウンタ11により測定されたドップラシフト周波数f
dに基づき、このドップラシフト周波数fdに対応する
cos(θ+α)の値を車速演算回路15に送出する。 より具体的には、cos(θ+α)メモリ部14には、
図10のα−fd曲線を用いてドップラシフト周波数f
dに対する角度差αの値を0.1kHz間隔で予め算出
し、これをテ−ブル化したものが記憶されている。
【0024】車速演算回路15は、パルスカウンタ11
からの出力であるドップラシフト周波数fdおよびco
s(θ+α)メモリ部14の出力であるcos(θ+α
)に基づき、(9)式により車速vを算出する。
【0025】図4は、本実施例の超音波ドップラ方式対
地速度計の測定結果である演算速度値と、空間フィルタ
方式の対地速度計による基準速度との関係を示す図であ
る。高速域においても基準速度に対する演算速度値の直
線性が良好であり、精度良い測定が実現されていること
が理解できる。
【0026】以上のように、本実施例では、受信器6を
送信器3の後方に配置して超音波を可能な限り中心軸の
近傍で受信するとともに、送信超音波がなす角度と受信
超音波がなす角度との差を考慮した式により車速の演算
を行っているので、高速域においても基準速度に対する
演算速度値の直線性が良好であり、精度良い測定が可能
な超音波ドップラ方式対地速度計を実現することができ
る。
【0027】なお、本実施例と特許請求の範囲との対応
において、送信器3は送信手段に、受信器6は受信手段
に、パルスカウンタ11はドップラシフト算出手段に、
cos(θ+α)メモリ部14は角度差算出手段に、車
速算出回路15は車速算出手段にそれぞれ対応している
【0028】なお、実施例では測定したドップラシフト
周波数fdの値に基づき、随時cos(θ+α)の値を
読み出していたが、図10に示すα−fd曲線を関数と
して求め、直接αの値を求めてからcos(θ+α)の
値を算出するようにしてもよい。図10の関係式を、f
dについての2次の級数式で表したものを次式に示す。
【数9】
【0029】また、従来例および実施例では受信周波数
を一定にするように制御していたが、逆に送信周波数を
一定にするように制御しても良い。この際のドップラシ
フト周波数fdおよび車速vについての関係式は次式の
ようになる。
【数10】
【0030】−第2実施例− 第1実施例と同様に、初めに第2実施例の前提となる原
理について説明する。図13において、点P、Qおよび
点P´、Q´は図5におけると同様、超音波送信時およ
び受信時における送信器・受信器の位置を示すが、θは
車両静止時の超音波照射角、hは送信器の中心部の路面
からの高さを示すものとする。また矢印Aは車両静止時
の音速ベクトル、矢印Bは車速ベクトルを示し、点Oは
実際の音波反射点を示している。つまり、車両が静止し
ているものとすれば、点Pにおいて送信器から発せられ
た超音波は同図中破線で示すように進行してθの角度で
路面に照射されるが、車両がある車速vで走行している
場合にはベクトルAとベクトルBとの和で決まる方向に
進行し、点Oにおいて路面に達する。
【0031】本実施例の特徴は、このような車両走行時
における実際の超音波の進行方向と路面とがなす角(車
両走行時における実際の照射角)と、車両静止時の照射
角θとの角度差β、そして車両走行時における実際の照
射角(θ−β)と超音波受信角との角度差αを車速演算
式の中に組み入れて車速演算を行うことにある。
【0032】本実施例において、ドップラシフト周波数
fdと車速vとの関係は次式で与えられる。なお同式に
おいてcは前述したと同様に音速を示す。
【数11】 この(13)式から車速vを求めるには、角α、βの値
を知る必要があるが、これらの値は車速vの値によって
変わる。この場合、角α、βと車速vとの関係は図13
よりそれぞれ次の(14)および(15)式で表される
【数12】
【0033】(15)式から分かるように、角αの値は
送信器の高さhと、送信器・受信器の中心間距離dとに
より変わる。また上述したように角αの値は車速vの値
によって変わるわけであるが、本実施例で受信信号から
得られる情報はドップラシフト周波数fdである。そこ
で本実施例では、次にのべるようにドップラシフト周波
数fdの値から角α、βの値を求め、それを用いて車速
vを演算する。
【0034】いま、車両静止時の音波照射角θを45°
、送信器の高さhを200mm、送受信器間距離dを3
5mmとし、受信周波数を前述の特願平1−10732
0号にならってF=130kHzに固定した場合、角β
および角αとドップラシフト周波数fdとの関係は、そ
れぞれ図14および図15に示したようになる。したが
って、検出されたドップラシフト周波数fdの値から図
14および図15を関係を用いて角α、βの値を求め、
(13)式から導出される次の車速演算式により車速v
を求めることができる。
【数13】
【0035】以下、図面を参照して、上記原理に基づく
実施例について説明する。図11は本実施例の超音波ド
ップラ方式対地速度計の全体構成を示すブロック図、図
12はその送信器、受信器部分を取り出して示した側面
図である。両図を図1および図2と対比すれば明らかな
ように、第1実施例のcos(θ+α)メモリ部14の
代わりにcos(θ−β)メモリ部14aおよびcos
(θ−β+α)メモリ部14bを備えるとともに、送信
器3および受信器6を同一の傾斜面内に配置している。
【0036】上述したように、本実施例において送信器
3および受信器6は同一面内に並べて配置されるが、全
体が車両の進行方向に対して斜めに配置されるため、進
行方向に対しては送信器3が前側、受信器6が後側に位
置することになる。このような配置にしたのは、第1実
施例の場合と同様に、図3に示したような比較的狭い指
向性を有する受信器6により、超音波を可能な限り当該
受信器の中心軸に近い方向から受信できるようにするこ
とでドップラ信号のS/N比を高め、計測されるドップ
ラシフト周波数の精度を高めるためである。
【0037】一方、本実施例の特徴であるcos(θ−
β)メモリ部14aおよびcos(θ−β+α)メモリ
部14bには、図14および図15に示したようなβ−
fd曲線およびα−fd曲線を用いて例えば0.1kH
z間隔で求められたドップラシフト周波数fdに対する
βおよびαの値に基づき、例えば照射角θ=45°の場
合のcos(θ−β)およびcos(θ−β+α)の値
がテーブル化されて記憶されている。そして、cos(
θ−β)メモリ部14aおよびcos(θ−β+α)メ
モリ部14bは、パルスカウンタ11より得られたドッ
プラシフト周波数fdに対応したcos(θ−β)およ
びcos(θ−β+α)の値を出力する。
【0038】本実施例では、ドップラシフト周波数fd
(単位kHz)を小数第二位で四捨五入した値に対応す
るcos(θ−β)およびcos(θ−β+α)値がそ
れぞれcos(θ−β)メモリ部14aおよびcos(
θ−β+α)メモリ部14bから読み出され、車速演算
回路15は、これらの値とパルスカウンタ11より得ら
れるfd値とから(16)式により車速を演算する。周
波数制御手段13は、車速演算回路15から出力される
車速値に基づいて、受信されるドップラ信号の周波数が
常に一定となるように発振器1の発振周波数を制御する
【0039】図16は、本実施例について行った路上走
行実験の結果を、基準となる空間フィルタ方式対地速度
計による速度計測値と対比して示したもので、極めて良
好な直線性が得られている。
【0040】以上のように、本実施例では、車両静止時
の照射角θと車両走行時における実際の照射角との差β
および車両走行時における実際の照射角と受信角との角
度差αを考慮に入れて車速演算を行うことにより、検出
車両速度の全領域に渡って基準速度に対する直線性が良
く、第1実施例よりもさらに精度の高い対地速度計測を
行うことができる。
【0041】ここで、本実施例と特許請求の範囲との対
応において、cos(θ−β)メモリ部14a、cos
(θ−β+α)メモリ部14bは角度差算出手段に対応
している。
【0042】なお、本実施例で受信周波数を固定する代
わりに送信周波数を固定する場合には、受信周波数Fの
代わりに送信周波数f0を用い、(16)式の代わりに
次の(17)式によって車速を算出できる。
【数14】
【0043】なお、本発明の超音波ドップラ方式対地速
度計は、その細部が前述した一実施例に限定されず、種
々の変形例が可能である。一例として、上述の実施例で
は受信器6を送信器3の後方に配置していたが、従来例
のようにこれらを同一位置に配置することも可能である
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の超
音波ドップラ方式対地速度計によれば、角度算出手段に
より送受信超音波が路面となす角度をドップラシフト周
波数から算出し、車速算出手段によりこれらドップラシ
フト周波数および角度から車速を算出しているので、高
速域においても基準速度に対する演算速度値の直線性が
良好であり、精度良い測定が可能な超音波ドップラ方式
対地速度計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される超音波ドップラ方式対地速
度計の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】第1実施例の超音波ドップラ方式対地速度計の
送信器、受信器部分を取り出して示した側面図である。
【図3】超音波受信器の指向特性の一例を示す図である
【図4】第1実施例の超音波ドップラ方式対地速度計の
演算速度値と基準速度との関係を示す図である。
【図5】第1実施例の超音波ドップラ方式対地速度計の
測定原理を説明するための図である。
【図6】気温−25℃における車速、角度差およびドッ
プラシフト周波数の関係を示す図である。
【図7】気温0℃における車速、角度差およびドップラ
シフト周波数の関係を示す図である。
【図8】気温25℃における車速、角度差およびドップ
ラシフト周波数の関係を示す図である。
【図9】気温50℃における車速、角度差およびドップ
ラシフト周波数の関係を示す図である。
【図10】角度差とドップラシフト周波数との関係を示
す図である。
【図11】本発明の第2実施例である超音波ドップラ方
式対地速度計のブロック図である。
【図12】第2実施例の超音波ドップラ方式対地速度計
の送信器、受信器部分を取り出して示した側面図である
【図13】第2実施例の超音波ドップラ方式対地速度計
の測定原理を説明するための図である。
【図14】角度差βとドップラシフト周波数との関係を
示す図である。
【図15】角度差αとドップラシフト周波数との関係を
示す図である。
【図16】第2実施例の超音波ドップラ方式対地速度計
の演算速度値と基準速度との関係を示す図である。
【図17】従来の超音波ドップラ方式対地速度計の一例
を示すブロック図である。
【図18】従来の超音波ドップラ方式対地速度計の測定
原理を説明するための図である。
【図19】従来の超音波ドップラ方式対地速度計の演算
速度値と基準速度との関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
3  送信器 4  超音波 5  路面 6  受信器 11  パルスカウンタ 14  cos(θ+α)メモリ部 14a  cos(θ−β)メモリ部 14b  cos(θ−β+α)メモリ部15  車速
算出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両の前方に向かって、かつ路面に対
    して斜めに超音波を送出する送信手段と、路面で反射さ
    れた超音波を受信する受信手段と、送出された超音波と
    受信した超音波とからドップラシフト周波数を算出する
    ドップラシフト算出手段と、このドップラシフト周波数
    から送受信超音波が路面となす角度を算出する角度算出
    手段と、これらドップラシフト周波数および角度から車
    速を算出する車速算出手段とを備えた超音波ドップラ方
    式対地速度計。
JP25710391A 1991-02-27 1991-09-09 超音波ドップラ方式対地速度計 Pending JPH04357486A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25710391A JPH04357486A (ja) 1991-02-27 1991-09-09 超音波ドップラ方式対地速度計
US07/942,063 US5239516A (en) 1991-09-09 1992-09-09 Ultrasonic ground speedometer utilizing doppler effect of ultrasonic waves

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-56019 1991-02-27
JP5601991 1991-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007200072A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Nec Logistics Ltd リーダ装置及びicタグ並びにこれらを用いたicタグシステム

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