JPH04357832A - エッチング方法および薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents

エッチング方法および薄膜トランジスタの製造方法

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JPH04357832A
JPH04357832A JP13249791A JP13249791A JPH04357832A JP H04357832 A JPH04357832 A JP H04357832A JP 13249791 A JP13249791 A JP 13249791A JP 13249791 A JP13249791 A JP 13249791A JP H04357832 A JPH04357832 A JP H04357832A
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JP
Japan
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layer
etching
titanium
aluminum
etchant
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Withdrawn
Application number
JP13249791A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Watanabe
渡邉 和廣
Yoshio Dejima
芳夫 出島
Norio Nagahiro
長廣 紀雄
Shinichi Soeda
添田 信一
Kiyotake Sato
佐藤 精威
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,液晶表示装置(LCD
) やエレクトロルミネッセンス(EL)表示装置等に
用いられる薄膜トランジスタ(TFT) に係り, と
くに,TFTのソース電極およびドレイン電極とドレイ
ンバスを構成する積層されたチタン層およびアルミニウ
ム層のエッチング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】TFT を有するLCD の構造の一例
を図6に示す。同図(a) は断面図, 同図(b) 
は, 透明基板1側の上面図である。より正確には, 
同図(a) は, 同図(b) のx−x 断面を表し
ている。このLCD の表示原理は,透明基板1上に表
示セルごとに形成された透明電極1Aと, 透明基板2
上に形成された透明電極2Aとの間に印加された電圧に
よる液晶層3の透過率の変化によって, 周囲とコント
ラストまたは色調の異なる表示ドットを発生させる。
【0003】上記印加電圧は, 透明基板1上に形成さ
れたゲート電極4とアモルファスシリコン(a−Si)
層5から成る能動層とで構成されるTFT によってス
イッチングされる。図において, 符号6はゲート絶縁
層, 7はソース電極, 8はドレイン電極, 9はゲ
ートバス, 10はドレインバスを示す。すなわち,ゲ
ートバス9は, 例えばX方向に配列したTFT のゲ
ート電極4に接続されており, ドレインバス10はY
方向に配列したTFT のドレイン電極8に接続されて
いる。したがって, ゲートバス9とドレインバス10
を選択してその交点のTFT をスイッチングすること
により, 所望の表示ドットを発生することができる。 なお, 図示の構造は, 逆スタガー型と呼ばれるもの
である。これに対して, 基板側に能動層が形成され,
 この上にゲート電極やソースおよびドレイン電極を積
層したスタガー型の構造についても, 動作原理は上記
と同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常, ソース電極7
とドレイン電極8は, チタン等の高融点金属またはそ
のシリサイドの層から成り, また, ドレインバス1
0としては, アルミニウム層が用いられる。前者は,
 熱処理工程においてa−Si能動層5との反応を生じ
ないものとしてチタン層等が選ばれ, また, 後者は
, 低抵抗率の細いドレインバス10としては, アル
ミニウムに代わる材料がないためである。
【0005】従来の製造方法においては, 上記ソース
電極7およびドレイン電極8とドレインバス10とは個
別に作製されていた。すなわち,a−Si層5が形成さ
れた透明基板1上にチタン層を堆積し, これをエッチ
ングしてソース電極7およびドレイン電極8を形成した
のち, アルミニウム層を堆積し,これをドレインバス
10の形状にエッチングする二段階のリソグラフ工程が
採られていた。
【0006】上記ソース電極7およびドレイン電極8な
らびにドレインバス10がチタン層とアルミニウム層の
二層構造であっても,機能および特性上なんらの問題は
ない。すなわち,このような二層を同一のリソグラフ工
程によりパターニングしてもよいのである。しかしなが
ら, 通常,チタン層のエッチングには塩素ガスまたは
塩素化合物ガスから成るエッチャントが用いられるため
, パターニング後のアルミニウム層の表面に塩素分子
等が残留しやすい。このような残留塩素分子等は, 洗
浄処理によって容易に除去することが難しい。その結果
, この残留塩素分子等によりアルミニウム層が腐食を
受け,アルミニウム層から成る細いドレインバス10の
抵抗増大や断線が生じる。
【0007】上記の理由により, 先にソース電極7お
よびドレイン電極8を構成するチタン層をエッチングし
,そののちアルミニウム層から成るドレインバス10を
パターニングせざるを得なかったのである。このため,
 リソグラフ工程を効率化できず,また,各々のリソグ
ラフ工程におけるマスクパターンの位置合わせ余裕度に
起因する微細化,すなわち,高解像化に対する制約が生
じていた。
【0008】さらに,従来の製造方法における別の問題
点として,ゲート電極4およびゲートバス9を形成する
ためのエッチング工程において,図7の断面図に示すよ
うに, チタン層から成るゲート電極4およびゲートバ
ス9のエッジのテーパー角が大きく, かつ, 透明基
板1面内におけるチタン層の層厚分布を考慮して, オ
ーバーエッチングを行った場合, 透明基板1表面にお
けるSiO2層1Bがエッチングされてしまうことが挙
げられる。ゲート電極4のテーパー角が大きいことは,
 絶縁層のカバレッジ不良による短絡が生じやすくなる
。また, SiO2層1Bが薄くなるとピンホールが発
生し,透明基板上に形成される蓄積容量電極とゲートお
よびゲートバスとの間の絶縁不良が生じやすくなる。
【0009】本発明は,上記チタン層とアルミニウム層
とを同一のリソグラフ工程でパターニング可能とし,こ
れにより,生産性の向上および高解像度化に対する制約
を緩和することを目的とする。また, 本発明の別の目
的は,テーパー角の小さいゲート電極4を形成可能とす
ることにより, このテーパー角に関連する上記問題点
を防止することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は,絶縁
体によって覆われた基板の一表面に高融点金属またはそ
のシリサイドから成る層とアルミニウム層とを順次堆積
し, 該アルミニウム層の所定領域を選択的に覆うレジ
スト層を形成し, 該レジスト層をマスクとして該アル
ミニウム層を選択的にエッチングして該高融点金属層ま
たはシリサイド層を表出し, 該エッチングされたアル
ミニウム層の側面に塩素ガスまたは塩素化合物ガスから
成るエッチャントに耐性を有する保護膜を形成したのち
,該レジスト層から表出する高融点金属層またはシリサ
イド層を該塩素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッ
チャントを用いてドライエッチングする諸工程を含むこ
とを特徴とする本発明に係るエッチング方法, または
, 複数の素子形成領域が画定された基板の一表面に,
該素子形成領域の各々において第1の方向に延在するチ
タンから成るゲート電極を,また,前記第1の方向に交
差する第2の方向に延在し且つ該第2の方向に配列した
複数の該ゲート電極に接続された少なくともチタンから
成るゲートバスを形成し, 該ゲート電極およびゲート
バスが形成された該透明基板表面に窒化シリコンから成
る第1の絶縁層と第1のアモルファスシリコン層と第2
の絶縁層とを順次堆積し, 該ゲート電極に対応するレ
ジスト層を該第2の絶縁層上に形成し, 該レジスト層
から表出する該第2の絶縁層を選択的にエッチングして
該第1のアモルファスシリコン層を表出し, 少なくと
も該表出した第1のアモルファスシリコン層を覆うよう
にしてドープトアモルファスシリコン層とチタン層とア
ルミニウム層とを順次堆積し, 各々の該ゲート電極の
両側に画定されたソース領域およびドレイン領域のそれ
ぞれに対応する部分と該ドレイン領域に対応する部分か
ら前記第2の方向に延在する部分とを残して該アルミニ
ウム層を選択的に除去したのち,該アルミニウム層から
表出する該チタン層を, その層厚方向の一部を6弗化
硫黄と酸素の混合ガスから成るエッチャントを用いてド
ライエッチングし, 該アルミニウム層から表出する該
チタン層の残部と該ドープトアモルファスシリコン層と
を塩素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッチャント
を用いて順次選択的に除去して該第1のアモルファスシ
リコン層を表出し, 該表出した第1のアモルファスシ
リコン層を前記素子形成領域ごとに分離し, 該ソース
領域に対応する部分に残った該アルミニウム層に接続し
且つ各々の該素子形成領域ごとに分離した表示セル電極
を形成する諸工程を含むことを特徴とする本発明に係る
薄膜トランジスタの製造方法によって達成される。
【0011】また本発明の第2の目的は, チタン,タ
ンタルまたはモリブデン,あるいは,これらのシリサイ
ドから成る導電層を6弗化硫黄とヘリウムとの混合ガス
から成るエッチャントを用いるドライエッチングにより
パターニングすることを特徴とする本発明に係るエッチ
ング方法によって達成される。
【0012】
【作用】アルミニウム層と積層されたチタン層をレジス
ト層をマスクとしてエッチングする際に, 例えばその
エッチング初期段階に, 6弗化硫黄(SF6) と酸
素(O2)の混合ガスから成るエッチャントを用いるこ
とにより, 上層のアルミニウム層の側面に有機物から
成る保護膜が形成される。その結果, アルミニウム層
は, 塩素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッチャ
ントを用いてチタン層をエッチングする工程において,
サイドエッチングを受けない。
【0013】また,チタン等の高融点金属またはそのシ
リサイドから成る層をパターニングするためのエッチン
グにおいて,SF6とHeとの混合ガスから成るエッチ
ャントを用いることにより, エッチングされたチタン
層等のエッジのテーパー角を減少でき, また, その
下地のSiO2層のエッチングが抑制される。
【0014】
【実施例】図1は本発明のエッチング方法の原理を説明
するための工程における断面図であって, 同図(a)
 に示すように, 例えばガラスから成る基板20上に
, 窒化シリコン(Si3N4) 層から成る絶縁層2
1とチタン(Ti)層22とアルミニウム(Al)層2
3とを順次堆積する。Al層23上面の所定領域をマス
クするレジスト層24を形成したのち,レジスト層24
から表出するAl層23を選択的にエッチングする。こ
のエッチングは, 硝酸および酢酸を添加した燐酸水溶
液をエッチャントとするウエットエッチングにより行う
。同図における破線は, 上記エッチングにおいて除去
される部分と残る部分との境界を示す。
【0015】次いで, レジスト層24をマスクとして
, 反応性イオンエッチング(RIE) のような異方
性エッチングによりTi層22をエッチングするのであ
るが, このエッチングの初期に, 微量のO2を添加
したSF6 をエッチャントとして用いる。その結果,
 図1(b) に示すように, 先にパターニングされ
たAl層23の側面に, 有機物から成る保護膜25が
形成される。保護膜25の生成機構は,RIEにおいて
レジスト層24がスパッタリングされ, このとき生じ
た分解生成物が, Al層23の側面のように比較的イ
オン照射を受け難い面に堆積して皮膜を形成するものと
考えられている。SF6 に添加された微量のO2は,
 上記のような分解生成物の生成を促進する。レジスト
層24から表出しているTi層22の表面は,RIEに
おいてイオン照射を受けているため,保護膜25が生成
しない。前記エッチングにおいてAl層23にサイドエ
ッチングを生じさせ, その側面がレジスト層24の端
辺よりも後退した形状としておくことにより, Al層
23の側面における保護膜25の生成を促進することも
有効である。
【0016】上記のようにして保護膜25を形成したの
ち, 例えば塩素ガス(Cl2) と三塩化硼素(BC
l3)の混合ガスから成る周知のエッチャントを用い,
 図1(c) に示すように, レジスト層24をマス
クとしてTi層22をエッチングする。以後, 通常の
工程と同様に, ドライアッシャーを用いてレジスト層
24を除去する。この工程において,保護膜25も除去
される。したがって, パターニングされたAl層23
の表面には塩素分子等が残留せず, 前記のような腐食
も生じない。
【0017】上記のような保護膜の形成は, 図2(a
) に示すように, レジスト層24をマスクとしてA
l層23をエッチングする。そののち, ヒータ加熱ま
たはプラズマ照射等によりレジスト層24を溶融させ,
 同図(b) に示すように, その一部がAl層23
の側面を覆うように流下させる別の方法を用いて行うこ
ともできる。上記Al層23のエッチングにおいて, 
Al層23の側面がレジスト層24の端辺より後退する
ようにサイドエッチングしておくとよい。
【0018】図3および図4は本発明に係るTFT の
製造工程を説明するための要部断面図である。図3(a
) を参照して, ガラス等から成る透明基板30の表
面には, 複数の素子形成領域と, 各々の素子形成領
域に対応する表示領域(いずれも図示省略)が画定され
ている。同図には, X方向上の二つの素子形成領域の
各々に形成されたゲート電極31と, X方向に延在す
るとともにこれらゲート電極31に接続されたゲートバ
ス32が形成されている。 各々のゲート電極31はY方向に延在している。
【0019】ゲートバス32は,あらかじめ透明基板3
0表面に形成されたアルミニウム層から成るコア部32
A と, これを覆うチタン層から成るクラッド部32
B とから構成される。コア部32A は低抵抗のため
に設けられている。 ゲート電極31は, クラッド部32B と同一のチタ
ン層をパターニングして形成される。なお, コア部3
2A の高さは50nm程度であり, これを含めたク
ラッド部32B の高さは80nm程度である。
【0020】上記のようなゲート電極31とゲートバス
32が形成された透明基板30表面に厚さ約300nm
 のSi3N4 層33を堆積する。透明基板1との接
着力を高めるために, 透明基板1との境界近傍におけ
るSi3N4 層33の一部を, 図3(b) に示す
ように, 厚さ約100nm のSiO2層33B で
置き換えてもよい。図3(b) は, 図3(a) に
定義したX方向に垂直な断面図であり, ゲートバス3
2の断面が示されている。
【0021】次いでSi3N4 層33上に, 厚さ約
15nmのa−Si層34, 厚さ約150nm のS
iO2層35, 厚さ約 5nmのa−Si層36を順
次堆積する。Si3N4 層33およびa−Si層34
は, 後述するように, それぞれ TFTのゲート絶
縁層および能動層を構成する。SiO2層35は, a
−Si能動層34のチャネル領域をマスクする絶縁層で
あり, a−Si層36は, 次図に示すレジスト層の
接着力を高める目的で設けられる。これら各層の形成は
, 周知のCVD技術を用いて行えばよい。
【0022】上記のようにして形成された多層構造にお
ける最上層のa−Si層36上に, 通常のリソグラフ
技術を用いて, 図3(c) に示すように, レジス
ト層37を形成し, レジスト層37から表出するa−
Si層36およびSiO2層35を順次選択的にエッチ
ングする。これらは, 周知のRIE 法を用いて充分
な選択比を以て行うことができる。このようにして, 
チャネル領域の両側のa−Si層34が表出される。 なお, 図3(c) は, 図3(a) に定義したY
方向に垂直な断面図であり, ゲート電極31の断面が
示されている。
【0023】以上は, 逆スタガー型のTFT を作製
する従来の工程と同じである。上記ののち, 透明基板
30表面に, n型不純物をドープした厚さ約50nm
のシリコン(n+ −Si)層と厚さ約100nm の
Ti層と厚さ約300nm のAl層を順次堆積する。 そして, このAl層上に, 例えば図4(a) の断
面図とこれに対応する上面図(b) に示すように, 
ソース領域4Sおよびドレイン領域4Dをマスクするレ
ジスト層40を形成する。レジスト層40は, ドレイ
ン領域4Dに接続するとともにゲートバス32に交差す
る方向(Y方向)に延在する後述するドレインバス41
を形成する領域をマスクする部分を有する。
【0024】そして, レジスト層40をマスクとして
前記Al層とTi層と n+ −Si 層を順次選択的
にエッチングし, これにより表出した前記a−Si層
34を引き続きエッチングする。図4(a) における
符号42は前記 n+ −Si 層, 43は前記Ti
層, 44は前記Al層を示す。上記エッチングは, 
Al層44は硝酸および酢酸を添加した燐酸水溶液を用
いるウエットエッチングにより, また, Ti層43
のエッチングは, 図1を参照して説明したごとく, 
例えばその初期にSF6 とO2との混合ガスから成る
エッチャントを用いて行い, これによりAl層44の
側面に保護膜(図示省略)を生成させる。そののちは,
 例えば Cl2とBCl3との混合ガスから成る周知
のエッチャントを用いるRIEにより, Ti層43と
 n+ −Si 層42とa−Si層34とを順次エッ
チングする。 ゲート電極31上のチャネル領域におけるa−Si層3
4は, SiO2層35により保護されているためにエ
ッチングされない。
【0025】上記のようにして, ソース領域4Sおよ
びドレイン領域4Dのa−Si層34にオーミック接触
した,n+ −Si 層42とTi層43とAl層44
の積層構造を有するソース電極およびドレイン電極とド
レインバス41とが同一のリソグラフ工程によって形成
される。したがって, 工程が効率化されるとともに,
 ソースおよびドレイン電極とドレインバス41との位
置合わせ余裕度が不要となり, これらの微細化が可能
となる。
【0026】上記ののち, 例えば錫(Sn)を添加し
たインジウム(In)から成るターゲットを反応性スパ
ッタリングして, 図4(c) の断面図およびこれに
対応する平面図(d) に示すように, 透明基板30
表面に, 酸化インジウム(ITO) から成る透明導
電膜を堆積し, これを表示領域ごとに分離した透明電
極46にパターニングする。透明電極46は, ソース
領域4S上のAl層44に接続されている。
【0027】上記のようにして, 本発明に係るTFT
 を備えたLCD が完成する。なお,図4における符
号41は, ドレインバス41と平行に設けられた周知
の冗長回路である。図5は,前ゲートバス32をパター
ニングするための本発明に係るエッチング方法の説明図
である。同図(a) を参照して, 従来と同様に, 
厚さ約200nm のSiO2層50を形成されたガラ
ス等の透明基板30の一表面に, 厚さ約50nmのア
ルミニウムから成るコア部32A を形成する。次いで
, コア部32A を覆うようにして, 厚さ約80n
mのTi層320 を堆積する。
【0028】Ti層320 を前記クラッド部の形状に
パターニングするために, レジスト層51を用いてエ
ッチングするのであるが, 本発明においては, この
ときのエッチャントとしてSF6 とHeの混合ガスを
用いる。エッチャントがSF6 のみの場合には, 図
7を参照して説明したように, クラッド部32B の
エッジのテーパー角が大きく, また, オーバーエッ
チングの条件になったときに, SiO2層50がエッ
チングされてしまう。
【0029】これに対して, SF6 にHeを添加す
ると, 図5(b) に示すように, 前記Ti層32
0から成るクラッド部32B のエッジのテーパー角が
小さくなる。すなわち,クラッド部32B の側面が緩
やかな傾斜面となる。また, 前記Ti層320 のエ
ッチングを10%程度のオーバーエッチングの条件に設
定しても, SiO2層50がエッチングされない。す
なわち,He添加によりエッチングの均一性が改善され
, 結果として局部的にオーバーエッチングが過剰にな
る領域が生じなくなり, SiO2層の膜減りを小さく
抑えることが可能となる。なお, Heの代わりにNe
やAr等のより質量の大きい希ガスを添加した場合には
, Ti層320 のエッチング速度が低下するととも
に, Heの添加のような上記の効果が認められなかっ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば, Ti層とAl層との
積層構造を有するソース電極とドレイン電極およびドレ
インバスを, 同一のリソグラフ工程により一括してパ
ターニングでき,TFTの製造工程の効率化および高解
像度化が可能となる。また, Ti層から成るゲートバ
スのコア部の側面の形状を緩やかな傾斜面とすることが
でき, これにより従来の絶縁層のカバレッジ不足によ
る短絡の問題が解決され, また, Ti層のエッチン
グの均一性の向上により下地SiO2層の膜減りが抑制
され, 蓄積容量電極とゲートおよびゲートバス間の短
絡不良の問題が解決される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理説明図
【図2】  本発明における保護膜を形成する別法の説
明図
【図3】  本発明に係るTFT 製造工程説明図(そ
の1)
【図4】  本発明に係るTFT 製造工程説明
図(その2)
【図5】  ゲートバス形成のための本発
明に係るエッチング方法説明図
【図6】  従来のTFT 製造方法の問題点説明図

図7】  従来のゲートバス形成方法の問題点説明図
【符号の説明】
20, 30  基板               
           32B クラッド部 21  絶縁層                  
          33  Si3N4 層22, 
43, 320  Ti 層            
        33B, 35, 50  SiO2
 層 23, 44  Al層              
            34, 36  a−Si層 24, 37, 40, 51  レジスト層    
        41  ドレインバス 25  保護膜                  
          42   n+ −Si 層 31  ゲート電極                
        46  透明電極32  ゲートバス
                        4
S  ソース領域 32A コア部                  
          4D  ドレイン領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁体によって覆われた基板の一表面
    に高融点金属またはそのシリサイドから成る層とアルミ
    ニウム層とを順次堆積する工程と,該アルミニウム層の
    所定領域を選択的に覆うレジスト層を形成する工程と,
    該レジスト層をマスクとして該アルミニウム層を選択的
    にエッチングして該高融点金属層またはシリサイド層を
    表出する工程と,該エッチングされたアルミニウム層の
    側面に塩素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッチャ
    ントに耐性を有する保護膜を形成したのち,該レジスト
    層から表出する高融点金属層またはシリサイド層を該塩
    素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッチャントを用
    いてドライエッチングする工程とを含むことを特徴とす
    るエッチング方法。
  2. 【請求項2】  前記高融点金属層またはシリサイド層
    をドライエッチングする工程の少なくとも初期に6弗化
    硫黄と酸素との混合ガスから成るエッチャントを用いる
    ことにより前記保護膜を形成することを特徴とする請求
    項1記載のエッチング方法。
  3. 【請求項3】  前記レジスト層をマスクとして前記ア
    ルミニウム層をエッチングしたのち該レジスト層を加熱
    またはプラズマに曝して溶融させることにより該エッチ
    ングされたアルミニウム層の側面に該溶融レジスト層か
    ら成る前記保護膜を形成することを特徴とする請求項1
    記載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】  複数の素子形成領域が画定された基板
    の一表面に,該素子形成領域の各々において第1の方向
    に延在するチタンから成るゲート電極を,また,前記第
    1の方向に交差する第2の方向に延在し且つ該第2の方
    向に配列した複数の該ゲート電極に接続された少なくと
    もチタンから成るゲートバスを形成する工程と,該ゲー
    ト電極およびゲートバスが形成された該透明基板表面に
    窒化シリコンから成る第1の絶縁層と第1のアモルファ
    スシリコン層と第2の絶縁層とを順次堆積する工程と,
    該ゲート電極に対応するレジスト層を該第2の絶縁層上
    に形成する工程と,該レジスト層から表出する該第2の
    絶縁層を選択的にエッチングして該第1のアモルファス
    シリコン層を表出する工程と,少なくとも該表出した第
    1のアモルファスシリコン層を覆うようにしてドープト
    アモルファスシリコン層とチタン層とアルミニウム層と
    を順次堆積する工程と,各々の該ゲート電極の両側に画
    定されたソース領域およびドレイン領域のそれぞれに対
    応する部分と該ドレイン領域に対応する部分から前記第
    2の方向に延在する部分とを残して該アルミニウム層を
    選択的に除去したのち,該アルミニウム層から表出する
    該チタン層を, その層厚方向の一部を6弗化硫黄と酸
    素の混合ガスから成るエッチャントを用いてドライエッ
    チングする工程と,該アルミニウム層から表出する該チ
    タン層の残部と該ドープトアモルファスシリコン層とを
    塩素ガスまたは塩素化合物ガスから成るエッチャントを
    用いて順次選択的に除去して該第1のアモルファスシリ
    コン層を表出する工程と,該表出した第1のアモルファ
    スシリコン層を前記素子形成領域ごとに分離する工程と
    ,該ソース領域に対応する部分に残った該アルミニウム
    層に接続し且つ各々の該素子形成領域ごとに分離した表
    示セル電極を形成する工程とを含むことを特徴とする薄
    膜トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】  チタン,タンタルまたはモリブデン,
    あるいは,これらのシリサイドから成る導電層を6弗化
    硫黄とヘリウムとの混合ガスから成るエッチャントを用
    いるドライエッチングによりパターニングすることを特
    徴とするエッチング方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0669236A (ja) * 1992-07-14 1994-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 薄膜トランジスタの製造方法
JP2007535142A (ja) * 2004-04-22 2007-11-29 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 少なくとも1つの層の構造化方法並びに層から成る構造を備えた電気素子
JP2008252050A (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Ulvac Japan Ltd エッチング方法

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