JPH04357885A - 太陽電池 - Google Patents
太陽電池Info
- Publication number
- JPH04357885A JPH04357885A JP3159450A JP15945091A JPH04357885A JP H04357885 A JPH04357885 A JP H04357885A JP 3159450 A JP3159450 A JP 3159450A JP 15945091 A JP15945091 A JP 15945091A JP H04357885 A JPH04357885 A JP H04357885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- film
- ethylene
- tetrafluoroethylene copolymer
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池、とりわけ耐熱
性、耐湿性、耐候性等の耐環境性に優れた保護膜を有す
る太陽電池に関する。
性、耐湿性、耐候性等の耐環境性に優れた保護膜を有す
る太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池はエネルギー供給手段として、
火力発電や原子力発電のような環境汚染の心配がなく、
クリーンな太陽エネルギーから何処でも直接電気エネル
ギーを容易に取り出せる利点が注目されている。
火力発電や原子力発電のような環境汚染の心配がなく、
クリーンな太陽エネルギーから何処でも直接電気エネル
ギーを容易に取り出せる利点が注目されている。
【0003】しかし、現状技術では、太陽電池の製造原
価は高く、加えて変換効率は必ずしも十分ではない上、
耐久性にも問題がある。そのため広く一般に普及する段
階にまで至っていない。そこで太陽電池の更なる普及の
ためには、変換効率の向上とともに、屋外での長期に渡
る耐久性が必要となる。
価は高く、加えて変換効率は必ずしも十分ではない上、
耐久性にも問題がある。そのため広く一般に普及する段
階にまで至っていない。そこで太陽電池の更なる普及の
ためには、変換効率の向上とともに、屋外での長期に渡
る耐久性が必要となる。
【0004】こうした状況下にあって、太陽電池モジュ
ールの耐久性、信頼性を上げるために、太陽電池素子の
受光側表面の保護膜は重要な役割を担っている。
ールの耐久性、信頼性を上げるために、太陽電池素子の
受光側表面の保護膜は重要な役割を担っている。
【0005】太陽電池素子の電極は一般に水分によって
酸化されやすいため、保護膜により外部から遮断し、耐
湿性、耐候性を改善する必要がある。
酸化されやすいため、保護膜により外部から遮断し、耐
湿性、耐候性を改善する必要がある。
【0006】従来から太陽電池素子の受光側表面の保護
膜としては、ポリメチルメタクリレート及びエポキシ樹
脂(特開昭60−88481)、シリコン樹脂(FR−
2426337)、フッ素樹脂フィルム(特開昭59−
73942)等が研究されてきた。
膜としては、ポリメチルメタクリレート及びエポキシ樹
脂(特開昭60−88481)、シリコン樹脂(FR−
2426337)、フッ素樹脂フィルム(特開昭59−
73942)等が研究されてきた。
【0007】しかし、ポリメチルメタクリレートは耐湿
性が悪く、柔軟性が無いのでクラックが入りやすいとい
う問題がある。また、エポキシ樹脂は高温高湿下で黄変
劣化しやすい為、光透過を妨げるという問題がある。ま
たフッ素樹脂フィルムであるエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体も経時変化を起こして白化し透明性が低
下するため、透過光量が減少し変換効率が低下するとい
う問題がある。また、RTV型(室温加硫型)シリコン
樹脂は、化学的には安定であるが表面にゴミ、チリが付
着し易く、やはり、光透過を妨げるという問題がある。 その上更に、材料が高価であるという不都合な面もある
。
性が悪く、柔軟性が無いのでクラックが入りやすいとい
う問題がある。また、エポキシ樹脂は高温高湿下で黄変
劣化しやすい為、光透過を妨げるという問題がある。ま
たフッ素樹脂フィルムであるエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体も経時変化を起こして白化し透明性が低
下するため、透過光量が減少し変換効率が低下するとい
う問題がある。また、RTV型(室温加硫型)シリコン
樹脂は、化学的には安定であるが表面にゴミ、チリが付
着し易く、やはり、光透過を妨げるという問題がある。 その上更に、材料が高価であるという不都合な面もある
。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は高温高湿下の長期にわたる使用に際しても保護膜自体
が劣化することなく、従って長期にわたり優れた光透過
性と保護機能を発揮して安定した変換効率を得ることが
できる太陽電池を提供することにある。
は高温高湿下の長期にわたる使用に際しても保護膜自体
が劣化することなく、従って長期にわたり優れた光透過
性と保護機能を発揮して安定した変換効率を得ることが
できる太陽電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は導電性基体上に太陽電池素子を設けた太陽
電池において、エチレン−テトラフロロエチレン共重合
体二軸延伸フィルムを太陽電池素子の受光側表面の保護
膜として有するように構成するものである。
に、本発明は導電性基体上に太陽電池素子を設けた太陽
電池において、エチレン−テトラフロロエチレン共重合
体二軸延伸フィルムを太陽電池素子の受光側表面の保護
膜として有するように構成するものである。
【0010】又、本発明は導電性基体上に半導体層と透
明導電層とからなる太陽電池素子を設けた太陽電池にお
いて、前記透明導電層上に接着剤を介してエチレン−テ
トラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムを設けて
なるように構成するものである。
明導電層とからなる太陽電池素子を設けた太陽電池にお
いて、前記透明導電層上に接着剤を介してエチレン−テ
トラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムを設けて
なるように構成するものである。
【0011】更に、本発明はエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体二軸延伸フィルムを二軸方向にそれぞれ
150〜500%延伸させてなるものであること、エチ
レン−テトラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルム
の膜厚が10〜200μmであること、接着剤がエチレ
ン−酢酸ビニルホットメルトシートであることを含む。
チレン共重合体二軸延伸フィルムを二軸方向にそれぞれ
150〜500%延伸させてなるものであること、エチ
レン−テトラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルム
の膜厚が10〜200μmであること、接着剤がエチレ
ン−酢酸ビニルホットメルトシートであることを含む。
【0012】
【作用】上述した構成の本発明の太陽電池は太陽電池素
子の受光側表面の保護膜が、エチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体二軸延伸フィルムより形成されている。 このため、常温常湿ではもちろん、更に高温高湿下でも
、長期にわたり劣化せず、透明性を保持することができ
る。従って、本発明の太陽電池は光エネルギーから電気
エネルギーへの変換効率の低下を極力抑えることができ
る。
子の受光側表面の保護膜が、エチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体二軸延伸フィルムより形成されている。 このため、常温常湿ではもちろん、更に高温高湿下でも
、長期にわたり劣化せず、透明性を保持することができ
る。従って、本発明の太陽電池は光エネルギーから電気
エネルギーへの変換効率の低下を極力抑えることができ
る。
【0013】また、本発明に用いられる保護膜は表面に
潤滑性があるため、ゴミ、チリ等が付着し難く、光透過
を妨げることもない。これに加えて、水蒸気の透過量も
少ないため、太陽電池モジュール内部の電極が酸化され
ることなく、長期にわたる使用が可能となる。
潤滑性があるため、ゴミ、チリ等が付着し難く、光透過
を妨げることもない。これに加えて、水蒸気の透過量も
少ないため、太陽電池モジュール内部の電極が酸化され
ることなく、長期にわたる使用が可能となる。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。
【0015】本発明の太陽電池は、ガラス、ステンレス
等の基体とアモルファス−シリコン(以下a−Si)、
またはCdS/CdTe等の太陽電池素子とエチレン−
テトラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムの保護
膜より構成される。
等の基体とアモルファス−シリコン(以下a−Si)、
またはCdS/CdTe等の太陽電池素子とエチレン−
テトラフロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムの保護
膜より構成される。
【0016】ポリエチレンフィルムは透明性は良いが、
耐熱性が悪く、表面の潤滑性も悪い。
耐熱性が悪く、表面の潤滑性も悪い。
【0017】一方、ポリテトラフロロエチレンフィルム
は、全く不透明であるが、耐熱性は高く、表面の潤滑性
も良い。
は、全く不透明であるが、耐熱性は高く、表面の潤滑性
も良い。
【0018】エチレン−テトラフロロエチレン共重合体
は前記、二者それぞれの長所を合わせもち、透明性も高
く、耐熱性も高く、表面潤滑性も良い。
は前記、二者それぞれの長所を合わせもち、透明性も高
く、耐熱性も高く、表面潤滑性も良い。
【0019】しかし、エチレン−テトラフロロエチレン
共重合体フィルムは未延伸状態ではフィルム密度が低い
ため、水蒸気が透過しやすい。このため、受光側表面保
護膜として用いた場合には、太陽電池モジュール内部の
電極が酸化され好ましくない。また使用が長期にわたる
場合、フィルムの結晶化が進行するためフィルムの白濁
化が生じ光透過が妨げられる。
共重合体フィルムは未延伸状態ではフィルム密度が低い
ため、水蒸気が透過しやすい。このため、受光側表面保
護膜として用いた場合には、太陽電池モジュール内部の
電極が酸化され好ましくない。また使用が長期にわたる
場合、フィルムの結晶化が進行するためフィルムの白濁
化が生じ光透過が妨げられる。
【0020】本発明者は上記問題を解決するため鋭意研
究を重ねた結果、次のことを知得して本発明を完成する
に至った。すなわち、エチレン−テトラフロロエチレン
共重合体二軸延伸フィルムはフィルム密度が高いため水
蒸気が透過し難く、またフィルムの結晶化も生じないた
め太陽電池の長期使用が可能となる。
究を重ねた結果、次のことを知得して本発明を完成する
に至った。すなわち、エチレン−テトラフロロエチレン
共重合体二軸延伸フィルムはフィルム密度が高いため水
蒸気が透過し難く、またフィルムの結晶化も生じないた
め太陽電池の長期使用が可能となる。
【0021】本発明に用いるエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体は、例えばγ線法(特公昭38−171
87)により合成することができる。
チレン共重合体は、例えばγ線法(特公昭38−171
87)により合成することができる。
【0022】即ち、0℃以下の低温で減圧、常圧、及び
加圧下において凝縮系(大部分が液相の状態)を示すテ
トラフロロエチレンとエチレンとの混合物に低照射線量
のγ線を照射して共重合させる。具体的には、ガラスア
ンプルにテトラフロロエチレンとエチレンを封入脱気し
、−78℃の凝縮系でコバルト60からのγ線を例えば
線量率8.8×104 γ/hr、線量3.2×106
γまで照射して白色のエチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体を得る。
加圧下において凝縮系(大部分が液相の状態)を示すテ
トラフロロエチレンとエチレンとの混合物に低照射線量
のγ線を照射して共重合させる。具体的には、ガラスア
ンプルにテトラフロロエチレンとエチレンを封入脱気し
、−78℃の凝縮系でコバルト60からのγ線を例えば
線量率8.8×104 γ/hr、線量3.2×106
γまで照射して白色のエチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体を得る。
【0023】エチレン−テトラフロロエチレン共重合体
二軸延伸フィルムはエチレン−テトラフロロエチレン共
重合体をフィルム状にし、二軸延伸加工して製造したも
のである。
二軸延伸フィルムはエチレン−テトラフロロエチレン共
重合体をフィルム状にし、二軸延伸加工して製造したも
のである。
【0024】ここで、本発明における二軸延伸とは、縦
と横との両方向に分子配向させて、強度をバランスさせ
るとともに、他の物性を向上させるものである。本発明
では、エチレン−テトラフロロエチレン共重合体をガラ
ス転移点以上かつ融点以下の温度において、縦方向及び
横方向に150〜500%ずつ延伸させ、フィルム状に
成型したものが好適に用いられる。
と横との両方向に分子配向させて、強度をバランスさせ
るとともに、他の物性を向上させるものである。本発明
では、エチレン−テトラフロロエチレン共重合体をガラ
ス転移点以上かつ融点以下の温度において、縦方向及び
横方向に150〜500%ずつ延伸させ、フィルム状に
成型したものが好適に用いられる。
【0025】延伸率が150%未満の場合には未延伸フ
ィルムとの特性にあまり差がなく顕著な効果が望めない
。
ィルムとの特性にあまり差がなく顕著な効果が望めない
。
【0026】一方、延伸率が500%を越える場合には
、延伸後、フィルムの結晶化が生じやすくなるため白濁
することが多い。
、延伸後、フィルムの結晶化が生じやすくなるため白濁
することが多い。
【0027】本発明においては、二軸延伸の製法として
縦横同時二軸延伸法または縦横逐次延伸法を用いる。
縦横同時二軸延伸法または縦横逐次延伸法を用いる。
【0028】ここで、縦横同時二軸延伸法について図4
を用いて簡単に説明する。まず、ダイ401より熱熔融
樹脂を押し出し、冷却後、2本のロール402,404
により縦方向に延伸する。と同時に、2本のロール間に
設置されているみぞ付誘導具403のみぞ部分にフィル
ム縁部がとり込まれ横延伸が行なわれる。縦方向の延伸
率は2本のロールの回転比によって、横方向の延伸率は
みぞ付誘導具の開閉角度によって、それぞれ調整できる
。
を用いて簡単に説明する。まず、ダイ401より熱熔融
樹脂を押し出し、冷却後、2本のロール402,404
により縦方向に延伸する。と同時に、2本のロール間に
設置されているみぞ付誘導具403のみぞ部分にフィル
ム縁部がとり込まれ横延伸が行なわれる。縦方向の延伸
率は2本のロールの回転比によって、横方向の延伸率は
みぞ付誘導具の開閉角度によって、それぞれ調整できる
。
【0029】次に、縦横逐次二軸延伸法について図5を
用いて簡単に説明する。まず、ダイ501から熱熔融樹
脂を押し出し、冷却ロール502により固化させ延伸用
原反を作成する。次にこれを延伸温度まで加熱し周速の
違う2本のロール503,504の間で縦方向に延伸し
た後冷却する。続いて、縦延伸したフィルムの両端をク
リップ505でつかみ横延伸装置506に導入して加熱
下に横方向に延伸する。その後、配向を固定するため、
緊張状態のまま熱処理し、二軸延伸フィルムを得る。
用いて簡単に説明する。まず、ダイ501から熱熔融樹
脂を押し出し、冷却ロール502により固化させ延伸用
原反を作成する。次にこれを延伸温度まで加熱し周速の
違う2本のロール503,504の間で縦方向に延伸し
た後冷却する。続いて、縦延伸したフィルムの両端をク
リップ505でつかみ横延伸装置506に導入して加熱
下に横方向に延伸する。その後、配向を固定するため、
緊張状態のまま熱処理し、二軸延伸フィルムを得る。
【0030】本発明の保護膜として用いる場合、膜厚は
、10〜200μm、好ましくは30〜100μmが良
い。膜厚が10μm未満の場合には機械的強度、耐傷付
性の点から十分満足のいく特性が得られない。また、膜
厚が300μmを越える場合には、膜の弾力性が剛直に
なるため加工性の面から好ましくない。
、10〜200μm、好ましくは30〜100μmが良
い。膜厚が10μm未満の場合には機械的強度、耐傷付
性の点から十分満足のいく特性が得られない。また、膜
厚が300μmを越える場合には、膜の弾力性が剛直に
なるため加工性の面から好ましくない。
【0031】また、保護膜と太陽電池素子の受光側表面
との接着には、従来と同様の透明性の接着剤を用いるこ
とができる。具体的な一例としては、ポリブチルメタク
リレート等のアクリル樹脂や、ポリビニルブチラール等
のブチラール樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
との接着には、従来と同様の透明性の接着剤を用いるこ
とができる。具体的な一例としては、ポリブチルメタク
リレート等のアクリル樹脂や、ポリビニルブチラール等
のブチラール樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。
【0032】図1に本発明の太陽電池の層構造の一例を
模式的に示す。図1において、100は導電性基体とし
てのステンレス基板で、その上にアモルファスシリコン
膜からなる半導体層101、更にその上にIn2 O3
電極からなる透明導電層102を設けており、接着剤
103を介して保護膜104を貼り付けることにより太
陽電池を構成する。
模式的に示す。図1において、100は導電性基体とし
てのステンレス基板で、その上にアモルファスシリコン
膜からなる半導体層101、更にその上にIn2 O3
電極からなる透明導電層102を設けており、接着剤
103を介して保護膜104を貼り付けることにより太
陽電池を構成する。
【0033】次に、本発明の太陽電池の一例としてa−
Si(アモルファスシリコン)太陽電池の製造例につい
て説明する。
Si(アモルファスシリコン)太陽電池の製造例につい
て説明する。
【0034】図3に、a−Si太陽電池の製造に使用可
能な堆積膜形成装置の一例としてRF−CVD装置の模
式図を示す。図3において331は反応容器、332は
放電用陰電極、333は放電用陽電極であり、334は
加熱回転台、335は基板、336は真空管へ継がれる
管である。又、337は排気ガス口、338は原料ガス
供給管、340,341,342はガスボンベであり、
343,344,345は流量計、346はコールドト
ラップ、347,348,349は開閉弁である。
能な堆積膜形成装置の一例としてRF−CVD装置の模
式図を示す。図3において331は反応容器、332は
放電用陰電極、333は放電用陽電極であり、334は
加熱回転台、335は基板、336は真空管へ継がれる
管である。又、337は排気ガス口、338は原料ガス
供給管、340,341,342はガスボンベであり、
343,344,345は流量計、346はコールドト
ラップ、347,348,349は開閉弁である。
【0035】次に、この製造装置の操作方法の一例を示
す。まず、排気ガス口337に接続された排気ポンプ(
不図示)を起動させ反応容器331の内部を10−6
Torr 程度に減圧した後、加熱回転台334を回転
させ、予め、その上に載置されている基板335を加熱
する。 加熱操作と前後して開閉弁347及び348を開き、ガ
スボンベ340,341からそれぞれSiH4 /H2
混合ガス、PH3 /H2 混合ガスを反応容器33
1に供給する。次に放電用発電機Gを作動させて上記ガ
スに高周波電界を印加し、放電用陽電極333と同陰電
極332との間でグロー放電を生じさせる。このように
して、基板335の上にn型a−Si層を堆積させた後
、放電を停止し、開閉弁347及び348を閉じてガス
の供給を停止し、反応容器331内に残留する原料ガス
を排気する。
す。まず、排気ガス口337に接続された排気ポンプ(
不図示)を起動させ反応容器331の内部を10−6
Torr 程度に減圧した後、加熱回転台334を回転
させ、予め、その上に載置されている基板335を加熱
する。 加熱操作と前後して開閉弁347及び348を開き、ガ
スボンベ340,341からそれぞれSiH4 /H2
混合ガス、PH3 /H2 混合ガスを反応容器33
1に供給する。次に放電用発電機Gを作動させて上記ガ
スに高周波電界を印加し、放電用陽電極333と同陰電
極332との間でグロー放電を生じさせる。このように
して、基板335の上にn型a−Si層を堆積させた後
、放電を停止し、開閉弁347及び348を閉じてガス
の供給を停止し、反応容器331内に残留する原料ガス
を排気する。
【0036】次に開閉弁347を開き、ガスボンベ34
0からSiH4 /H2 混合ガスを反応容器331内
に供給し、グロー放電を再び、生じさせる。このように
して、n型a−Si層上にi型a−Si層を堆積させた
後、グロー放電を停止し、開閉弁347を閉じて原料ガ
スの供給を停止し、残留する原料ガスを排気する。
0からSiH4 /H2 混合ガスを反応容器331内
に供給し、グロー放電を再び、生じさせる。このように
して、n型a−Si層上にi型a−Si層を堆積させた
後、グロー放電を停止し、開閉弁347を閉じて原料ガ
スの供給を停止し、残留する原料ガスを排気する。
【0037】更に、開閉弁347及び349を開き、ガ
スボンベ340,342からそれぞれSiH4 /H2
混合ガス、B2 H6 /H2 混合ガスを反応容器
331内に供給し、グロー放電を生じさせる。このよう
にしてi型a−Si層上にp型a−Si層を堆積させた
後、グロー放電を停止し、開閉弁347及び349を閉
じて原料ガスの供給を停止し、残留する原料ガスを排気
する。
スボンベ340,342からそれぞれSiH4 /H2
混合ガス、B2 H6 /H2 混合ガスを反応容器
331内に供給し、グロー放電を生じさせる。このよう
にしてi型a−Si層上にp型a−Si層を堆積させた
後、グロー放電を停止し、開閉弁347及び349を閉
じて原料ガスの供給を停止し、残留する原料ガスを排気
する。
【0038】このようにして得られたn型、i型および
p型のa−Si層を総じてa−Si単位セルと呼ぶ。本
発明の太陽電池においては更に起電力を増すために、複
数のa−Si単位セルを積層させることも可能である。 層厚は0.01〜10μmが好ましい。
p型のa−Si層を総じてa−Si単位セルと呼ぶ。本
発明の太陽電池においては更に起電力を増すために、複
数のa−Si単位セルを積層させることも可能である。 層厚は0.01〜10μmが好ましい。
【0039】次に、a−Si単位セル上に錫インジウム
酸化物等からなる透明導電層を形成する。形成方法は公
知の電子ビーム蒸着法、RFスパッタリング法等である
。この場合層厚は0.001〜1μmが好ましい。
酸化物等からなる透明導電層を形成する。形成方法は公
知の電子ビーム蒸着法、RFスパッタリング法等である
。この場合層厚は0.001〜1μmが好ましい。
【0040】次に、透明導電層上にエチレン−テトラフ
ロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムを接着し、本発
明の太陽電池を得る。接着法としては前述の接着剤を用
いたはりつけ法が挙げられる。はりつけ法の場合、接着
剤と保護膜との界面での気泡の発生を防ぐために、真空
容器内で作業を行なう方法や接着面に圧力と熱を加えな
がら接着させる方法等が好適に用いられる。
ロロエチレン共重合体二軸延伸フィルムを接着し、本発
明の太陽電池を得る。接着法としては前述の接着剤を用
いたはりつけ法が挙げられる。はりつけ法の場合、接着
剤と保護膜との界面での気泡の発生を防ぐために、真空
容器内で作業を行なう方法や接着面に圧力と熱を加えな
がら接着させる方法等が好適に用いられる。
【0041】
実施例1
上述の装置を用いて以下の様にしてa−Siセルの製造
を行なった。
を行なった。
【0042】導電性基板335としては、厚み0.5m
m、寸法20×20mmのステンレス鋼の表面を鏡面研
磨したものを使用した。また原料ガスの体積比はSiH
4 /H2=0.1、PH3 /H2 =5×10−4
、B2 H6 /H2 =5×10−4とし、更にこれ
らの混合ガスの体積混合比はSiH4 /H2 混合ガ
スに対して、PH3 /H2 混合ガス、またはB2
H6 /H2 混合ガスの比が、いずれも0.1〜1%
となるように設定した。反応容器内の原料ガスの圧力を
2〜5Torr、放電用発電機Gの高周波出力を50〜
500W(4MHz )、ステンレス基板の温度を25
0〜350℃とし、p型およびn型a−Si層の成長速
度を0.4〜1A/sec 、i型a−Si層の成長速
度を0.8〜3A/sec とした。各層の厚さは堆積
時間の調整などによって任意の厚さに容易に調整できる
。本実施例及び比較例においてはa−Siの層構成は、
n型のa−Si層の厚さを100A、i型のa−Si層
の厚さを6000A、p型のa−Si層の厚さを30A
とした。
m、寸法20×20mmのステンレス鋼の表面を鏡面研
磨したものを使用した。また原料ガスの体積比はSiH
4 /H2=0.1、PH3 /H2 =5×10−4
、B2 H6 /H2 =5×10−4とし、更にこれ
らの混合ガスの体積混合比はSiH4 /H2 混合ガ
スに対して、PH3 /H2 混合ガス、またはB2
H6 /H2 混合ガスの比が、いずれも0.1〜1%
となるように設定した。反応容器内の原料ガスの圧力を
2〜5Torr、放電用発電機Gの高周波出力を50〜
500W(4MHz )、ステンレス基板の温度を25
0〜350℃とし、p型およびn型a−Si層の成長速
度を0.4〜1A/sec 、i型a−Si層の成長速
度を0.8〜3A/sec とした。各層の厚さは堆積
時間の調整などによって任意の厚さに容易に調整できる
。本実施例及び比較例においてはa−Siの層構成は、
n型のa−Si層の厚さを100A、i型のa−Si層
の厚さを6000A、p型のa−Si層の厚さを30A
とした。
【0043】上述a−Siセル上に、RFスパッタリン
グ法を用いて、厚さ500AのIn2 O3 透明導電
層を形成した。
グ法を用いて、厚さ500AのIn2 O3 透明導電
層を形成した。
【0044】ついで、接着剤としてエチレン−酢酸ビニ
ルホットメルトシート(膜厚50μm)を用いて、膜厚
100μmのエチレン−テトラフロロエチレン共重合体
(エチレン20mol %、テトラフロロエチレン80
mol %)二軸延伸フィルム(二軸方向にそれぞれ2
50%ずつ延伸したもの)を透明導電層上に接着し、図
1に示した太陽電池モジュールを作成した。接着に際し
ては、接着剤とエチレン−テトラフロロエチレン共重合
体二軸延伸フィルムからなる保護膜との界面における気
泡の発生を防ぐために、市販のアイロンを用いて130
℃で熱板溶接を行なった。
ルホットメルトシート(膜厚50μm)を用いて、膜厚
100μmのエチレン−テトラフロロエチレン共重合体
(エチレン20mol %、テトラフロロエチレン80
mol %)二軸延伸フィルム(二軸方向にそれぞれ2
50%ずつ延伸したもの)を透明導電層上に接着し、図
1に示した太陽電池モジュールを作成した。接着に際し
ては、接着剤とエチレン−テトラフロロエチレン共重合
体二軸延伸フィルムからなる保護膜との界面における気
泡の発生を防ぐために、市販のアイロンを用いて130
℃で熱板溶接を行なった。
【0045】前述のように作成した太陽電池モジュール
について、キセノンフェードメーター(FAL−25A
X−HC・B・EC スガ試験機(株)製)を用いて
2000時間の耐候試験を行なった。
について、キセノンフェードメーター(FAL−25A
X−HC・B・EC スガ試験機(株)製)を用いて
2000時間の耐候試験を行なった。
【0046】図2は、本実施例の耐候試験で用いた試験
機の構造を示す模式図である。図2(A)は試験機の正
面及び内部構造の一部を示したものである。図2(B)
は試験槽の内部構造を示す模式図である。
機の構造を示す模式図である。図2(A)は試験機の正
面及び内部構造の一部を示したものである。図2(B)
は試験槽の内部構造を示す模式図である。
【0047】この試験機は図2(A)で示される様に、
本体正面左側は制御盤212であり、試験機の操作に必
要な計器、スイッチ等からなる。また右側は試験槽であ
り、中央に設置されているキセノンランプ210の周囲
を試料回転枠215が回転する仕組みとなっている。ま
た本体下部は機械室になっており、送風機217、トラ
ンス218等からなる。上述の試験機を用い、耐候試験
を以下の手順で行なった。
本体正面左側は制御盤212であり、試験機の操作に必
要な計器、スイッチ等からなる。また右側は試験槽であ
り、中央に設置されているキセノンランプ210の周囲
を試料回転枠215が回転する仕組みとなっている。ま
た本体下部は機械室になっており、送風機217、トラ
ンス218等からなる。上述の試験機を用い、耐候試験
を以下の手順で行なった。
【0048】図2(B)を用いて具体的な手順を説明す
る。
る。
【0049】まず、試料回転枠215の内側壁面に設置
されている試料ホルダー214に試料(50mm×60
mm×0.6mm)を設置する。次に回転枠内側に設置
されているブラックパネル温度計213の測定値が63
±3℃となるように温度を設定した。この場合、試験槽
内の温度は約45℃となった。次に、試験槽内の湿度が
70%R・Hとなるように設定した。更に、試験槽内に
設置されている放射照度計(不図示)の測定値が波長3
40nmにおいて0.5±0.02W/m2となるよう
に、キセノンランプ210の照度を設定した。以上の条
件で2000時間の光照射を行なった。但し、試料が均
等に光照射されるように、試料回転枠215を約1rp
m で回転させた。
されている試料ホルダー214に試料(50mm×60
mm×0.6mm)を設置する。次に回転枠内側に設置
されているブラックパネル温度計213の測定値が63
±3℃となるように温度を設定した。この場合、試験槽
内の温度は約45℃となった。次に、試験槽内の湿度が
70%R・Hとなるように設定した。更に、試験槽内に
設置されている放射照度計(不図示)の測定値が波長3
40nmにおいて0.5±0.02W/m2となるよう
に、キセノンランプ210の照度を設定した。以上の条
件で2000時間の光照射を行なった。但し、試料が均
等に光照射されるように、試料回転枠215を約1rp
m で回転させた。
【0050】耐候試験前と耐候試験後の試料について出
力効率をそれぞれ測定した。その結果を表1に示した。 但し、表中の数字は、その受光側表面に保護膜をもたな
い太陽電池素子の出力を100とした場合の相対値であ
る。
力効率をそれぞれ測定した。その結果を表1に示した。 但し、表中の数字は、その受光側表面に保護膜をもたな
い太陽電池素子の出力を100とした場合の相対値であ
る。
【0051】実施例2
保護膜として膜厚50μmのエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体(エチレン50mol %、テトラフロ
ロエチレン50mol %)二軸延伸フィルム(二軸方
向にそれぞれ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外
、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成し
た。この太陽電池モジュールについて、実施例1と同様
の測定を行なった。得られた結果を表1に示した。
チレン共重合体(エチレン50mol %、テトラフロ
ロエチレン50mol %)二軸延伸フィルム(二軸方
向にそれぞれ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外
、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成し
た。この太陽電池モジュールについて、実施例1と同様
の測定を行なった。得られた結果を表1に示した。
【0052】実施例3
保護膜として膜厚80μmのエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体(エチレン70mol %、テトラフロ
ロエチレン30mol %)二軸延伸フィルム(二軸方
向にそれぞれ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外
、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成し
た。この太陽電池モジュールについて実施例1と同様の
測定を行ない、その結果を表1に示した。
チレン共重合体(エチレン70mol %、テトラフロ
ロエチレン30mol %)二軸延伸フィルム(二軸方
向にそれぞれ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外
、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成し
た。この太陽電池モジュールについて実施例1と同様の
測定を行ない、その結果を表1に示した。
【0053】比較例1
保護膜として膜厚80μmのエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体(エチレン20mol %、テトラフロ
ロエチレン80mol %)未延伸フィルムを用いた以
外、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成
した。この太陽電池モジュールについて実施例1と同様
の測定を行ない、その結果を表1に示した。
チレン共重合体(エチレン20mol %、テトラフロ
ロエチレン80mol %)未延伸フィルムを用いた以
外、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成
した。この太陽電池モジュールについて実施例1と同様
の測定を行ない、その結果を表1に示した。
【0054】比較例2
保護膜として従来のポリフッ化ビニルフィルム( Du
pont 社製 テドラ、膜厚100μm)を用いた
以外、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作
成した。この太陽電池モジュールについて実施例1と同
様の測定を行ない、その結果を表1に示した。
pont 社製 テドラ、膜厚100μm)を用いた
以外、実施例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作
成した。この太陽電池モジュールについて実施例1と同
様の測定を行ない、その結果を表1に示した。
【0055】比較例3
保護膜として従来のポリメチルメタクリレートフィルム
(三菱レイヨン社製ダイヤナールBR−80、膜厚10
0μm)を用いた以外、実施例1と同様の条件で太陽電
池モジュールを作成した。この太陽電池モジュールにつ
いて実施例1と同様の測定を行ない、その結果を表1に
示した。
(三菱レイヨン社製ダイヤナールBR−80、膜厚10
0μm)を用いた以外、実施例1と同様の条件で太陽電
池モジュールを作成した。この太陽電池モジュールにつ
いて実施例1と同様の測定を行ない、その結果を表1に
示した。
【0056】比較例4
保護膜として膜厚80μmのエチレン−テトラフロロエ
チレン共重合体(エチレン20mol %、テトラフロ
ロエチレン80mol %)一軸延伸フィルム(一方向
にのみ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外、実施
例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成した。こ
の太陽電池モジュールについて実施例1と同様の測定を
行ない、その結果を表1に示した。
チレン共重合体(エチレン20mol %、テトラフロ
ロエチレン80mol %)一軸延伸フィルム(一方向
にのみ250%ずつ延伸したもの)を用いた以外、実施
例1と同様の条件で太陽電池モジュールを作成した。こ
の太陽電池モジュールについて実施例1と同様の測定を
行ない、その結果を表1に示した。
【0057】比較例5
保護膜として従来のRTV型シリコン樹脂(信越化学社
製 7022)を用いて、次の様に太陽電池モジュー
ルを作成した。すなわち、太陽電池素子の受光側表面上
にバーコーターでシリコン樹脂を塗布した後、室温中に
一日放置して硬化させ、100μmの保護膜を設けた。 この太陽電池モジュールについて実施例1と同様の測定
を行ない、その結果を表1に示した。
製 7022)を用いて、次の様に太陽電池モジュー
ルを作成した。すなわち、太陽電池素子の受光側表面上
にバーコーターでシリコン樹脂を塗布した後、室温中に
一日放置して硬化させ、100μmの保護膜を設けた。 この太陽電池モジュールについて実施例1と同様の測定
を行ない、その結果を表1に示した。
【0058】結果
保護膜としてエチレン−テトラフロロエチレン共重合体
二軸延伸フィルムを使用し、その組成、膜厚をそれぞれ
変化させた実施例1、2及び3の太陽電池モジュールは
、その受光側表面に保護膜をもたない太陽電池素子と比
較した場合の初期出力効率比が92〜94%である。 また、耐候試験後のこれらの出力効率比は91〜92%
であり、その低下率は平均1〜2%にとどまっている。 又、膜の表面状態はいずれの場合も変化がみられなかっ
た。
二軸延伸フィルムを使用し、その組成、膜厚をそれぞれ
変化させた実施例1、2及び3の太陽電池モジュールは
、その受光側表面に保護膜をもたない太陽電池素子と比
較した場合の初期出力効率比が92〜94%である。 また、耐候試験後のこれらの出力効率比は91〜92%
であり、その低下率は平均1〜2%にとどまっている。 又、膜の表面状態はいずれの場合も変化がみられなかっ
た。
【0059】上述の事実は、本発明の太陽電池は耐久性
に優れ、かつ高レベルの変換効率を長期にわたって保つ
ことを証明している。
に優れ、かつ高レベルの変換効率を長期にわたって保つ
ことを証明している。
【0060】一方、従来材料を保護膜として用いた比較
例2、3、及び5について考察する。比較例3及び5は
その初期出力効率比がそれぞれ94%、92%であり、
実施例のそれと同レベルである。しかし、耐候試験後に
は比較例3、5の太陽電池モジュールは、いずれも30
%前後その出力効率比が低下している。また、保護膜自
体が割れる、あるいは保護膜表面にゴミ、チリ等が付着
するなどの現象が観察される。耐候試験後の保護膜の表
面状態に変化のない比較例2においては、その初期出力
効率比が実施例に比べて約30%低いことに問題がある
。
例2、3、及び5について考察する。比較例3及び5は
その初期出力効率比がそれぞれ94%、92%であり、
実施例のそれと同レベルである。しかし、耐候試験後に
は比較例3、5の太陽電池モジュールは、いずれも30
%前後その出力効率比が低下している。また、保護膜自
体が割れる、あるいは保護膜表面にゴミ、チリ等が付着
するなどの現象が観察される。耐候試験後の保護膜の表
面状態に変化のない比較例2においては、その初期出力
効率比が実施例に比べて約30%低いことに問題がある
。
【0061】また、エチレン−テトラフロロエチレン共
重合体の未延伸フィルム又は一軸延伸フィルムを保護膜
として用いた比較例1及び4においては、耐候試験後の
出力効率比は従来材料を用いた場合に比べ優れているも
のの、保護膜が太陽電池モジュールから剥離するため、
耐久性の面から好ましくない。
重合体の未延伸フィルム又は一軸延伸フィルムを保護膜
として用いた比較例1及び4においては、耐候試験後の
出力効率比は従来材料を用いた場合に比べ優れているも
のの、保護膜が太陽電池モジュールから剥離するため、
耐久性の面から好ましくない。
【0062】
【表1】
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、太陽電池素子の受
光側表面に保護膜としてエチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体二軸延伸フィルムを用いることにより、耐久
性に優れ、長期間、高レベルで安定した変換効率を発揮
する太陽電池を供給することができる。
光側表面に保護膜としてエチレン−テトラフロロエチレ
ン共重合体二軸延伸フィルムを用いることにより、耐久
性に優れ、長期間、高レベルで安定した変換効率を発揮
する太陽電池を供給することができる。
【図1】本発明の太陽電池の構成の一例を示す模式図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る太陽電池の評価に用いた耐候試験
機を示す模式図である。
機を示す模式図である。
【図3】本発明に係る太陽電池の製造用RF−CVD装
置の一例を示す模式図である。
置の一例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る太陽電池の保護膜の縦横同時二軸
延伸装置の概略図である。
延伸装置の概略図である。
【図5】本発明に係る太陽電池の保護膜の縦横逐次二軸
延伸装置の概略図である。
延伸装置の概略図である。
100 導電性基体
101 半導体層
102 透明導電層
103 接着剤
104 保護膜
200 試料
210 キセノンランプ
212 制御盤
213 ブラックパネル温度計
214 試料ホルダー
215 試料回転枠
217 送風機
218 トランス
331 反応容器
332 放電用陰電極
333 放電用陽電極
334 加熱回転台
335 基板
336 継管
337 排気ガス口
338 原料ガス供給管
340 ガスボンベ
341 ガスボンベ
342 ガスボンベ
343 流量計
345 流量計
346 流量計
347 開閉弁
348 開閉弁
349 開閉弁
401 ダイ
402 延伸ロール
403 みぞ付誘導具
404 延伸ロール
501 ダイ
502 冷却ロール
503 延伸ロール
504 延伸ロール
505 クリップ
506 横延伸装置
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性基体上に太陽電池素子を設けた
太陽電池において、エチレン−テトラフロロエチレン共
重合体二軸延伸フィルムを太陽電池素子の受光側表面の
保護膜として有することを特徴とする太陽電池。 - 【請求項2】 導電性基体上に半導体層と透明導電層
とからなる太陽電池素子を設けた太陽電池において、前
記透明導電層上に接着剤を介してエチレン−テトラフロ
ロエチレン共重合体二軸延伸フィルムを設けてなること
を特徴とする太陽電池。 - 【請求項3】 前記エチレン−テトラフロロエチレン
共重合体二軸延伸フィルムは二軸方向にそれぞれ150
〜500%延伸させてなるものである請求項1又は2に
記載の太陽電池。 - 【請求項4】 前記エチレン−テトラフロロエチレン
共重合体二軸延伸フィルムの膜厚が10〜200μmで
ある請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池。 - 【請求項5】 前記接着剤がエチレン−酢酸ビニルホ
ットメルトシートである請求項2に記載の太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159450A JPH04357885A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159450A JPH04357885A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04357885A true JPH04357885A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15694026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3159450A Pending JPH04357885A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04357885A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007129512A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Cis系薄膜太陽電池モジュールの改良された耐久性試験方法 |
| JP2011002399A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Honda Kogyo Kk | ソーラーパネルの環境試験装置 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP3159450A patent/JPH04357885A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007129512A1 (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Cis系薄膜太陽電池モジュールの改良された耐久性試験方法 |
| JP2007299969A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Showa Shell Sekiyu Kk | Cis系薄膜太陽電池モジュールの改良された耐久性試験方法 |
| US8242795B2 (en) | 2006-05-01 | 2012-08-14 | Showa Shell Sekiyu K.K. | Method of testing durability of CIS based thin-film solar cell module |
| JP2011002399A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Honda Kogyo Kk | ソーラーパネルの環境試験装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Ramanathan et al. | High Performance CIGS Thin-Film Solar Cells: A Laboratory Perspective | |
| JP3618802B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
| US6132585A (en) | Semiconductor element and method and apparatus for fabricating the same | |
| US5858120A (en) | Photovoltaic device | |
| US20130037100A1 (en) | Thin Film Photovoltaic Solar Cells | |
| JP3267738B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
| AU7842798A (en) | Photovoltaic device, process for production thereof, and zinc oxide thin film | |
| JPH0936405A (ja) | 太陽電池モジュール及びその製造方法 | |
| JPH08139347A (ja) | 太陽電池モジュール及びその製造方法 | |
| CN111540835B (zh) | 一种提高钙钛矿太阳能电池热稳定性的方法 | |
| JP2000307137A (ja) | 太陽電池のカバーフィルム、およびそれを用いた太陽電池モジュール | |
| JPH04357885A (ja) | 太陽電池 | |
| JP2001094128A (ja) | 太陽電池モジュール及びその製造方法 | |
| CN102956722B (zh) | 一种薄膜太阳能电池 | |
| JPH03185769A (ja) | 太陽電池 | |
| JP3112339B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
| CN115084296A (zh) | 复合型自驱动氧化锌同质结基紫外探测器及其制备方法 | |
| JPS58215081A (ja) | アモルフアスシリコン太陽電池 | |
| CN209592057U (zh) | 一种光伏组件及光伏幕墙 | |
| JPH04349672A (ja) | 太陽電池モジュール | |
| CN118231501A (zh) | 一种柔性光伏用高阻隔膜制备方法 | |
| CN209447810U (zh) | 一种彩色瓦 | |
| CN208706660U (zh) | 一种薄膜太阳能电池 | |
| CN112259619A (zh) | 一种可透光的铜铟镓硒薄膜太阳能电池及其制备方法 | |
| JPH08242010A (ja) | 太陽電池モジュール |