JPH04358209A - 障害物回避装置 - Google Patents
障害物回避装置Info
- Publication number
- JPH04358209A JPH04358209A JP3132977A JP13297791A JPH04358209A JP H04358209 A JPH04358209 A JP H04358209A JP 3132977 A JP3132977 A JP 3132977A JP 13297791 A JP13297791 A JP 13297791A JP H04358209 A JPH04358209 A JP H04358209A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- obstacle
- collision risk
- membership function
- moving
- moving object
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファジィ制御を利用し
て、静止もしくは移動中の物体のような障害物との衝突
の危険度を判定し、それに基づいて衝突回避動作を行う
障害物回避装置に関する。
て、静止もしくは移動中の物体のような障害物との衝突
の危険度を判定し、それに基づいて衝突回避動作を行う
障害物回避装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファジィ制御を利用して衝突危険度を判
定し、それによって衝突回避を自動化することは、船舶
の衝突回避システムとして提案されている(「オートメ
ーション」第33巻第6号)。この衝突回避システムは
、二つの船の最接近点(CPA)における二船間の距離
(最接近距離DCPA)、及び二つの船がCPAに至る
までの時間(最接近時間TCPA)という2つの量から
、ファジィ推論則に従って衝突危険度を求め、それに基
づいて自動的に衝突回避動作を行うものである。
定し、それによって衝突回避を自動化することは、船舶
の衝突回避システムとして提案されている(「オートメ
ーション」第33巻第6号)。この衝突回避システムは
、二つの船の最接近点(CPA)における二船間の距離
(最接近距離DCPA)、及び二つの船がCPAに至る
までの時間(最接近時間TCPA)という2つの量から
、ファジィ推論則に従って衝突危険度を求め、それに基
づいて自動的に衝突回避動作を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
衝突回避システムは、船舶のようにほぼ直線的に進むも
のを対象としたものであり、本質的に船とは異なる動き
をする移動物、例えばロボットや自動搬送車のように、
頻繁に且つ急角度で方向を変えるものを対象として、壁
や机等の障害物に対する衝突回避動作を行うことには適
用し難く、実用的でもない。更に、上記の衝突回避シス
テムで用いられる、衝突危険度を判定して衝突を回避す
る手法は、船舶のようにほぼ直線的に進むものを対象に
したアルゴリズムであって、例えば工場内にある自動搬
送車が、自動搬送車の存在に気付かずに歩いている人間
を回避するというような、限られた範囲でランダムに方
向や速度を変える移動障害物の回避には適用できない。
衝突回避システムは、船舶のようにほぼ直線的に進むも
のを対象としたものであり、本質的に船とは異なる動き
をする移動物、例えばロボットや自動搬送車のように、
頻繁に且つ急角度で方向を変えるものを対象として、壁
や机等の障害物に対する衝突回避動作を行うことには適
用し難く、実用的でもない。更に、上記の衝突回避シス
テムで用いられる、衝突危険度を判定して衝突を回避す
る手法は、船舶のようにほぼ直線的に進むものを対象に
したアルゴリズムであって、例えば工場内にある自動搬
送車が、自動搬送車の存在に気付かずに歩いている人間
を回避するというような、限られた範囲でランダムに方
向や速度を変える移動障害物の回避には適用できない。
【0004】また、最接近距離とか最接近時間を求め、
それらを台集合としてメンバシップ関数を与えてファジ
ィ推論を行うというように、仮想空間を用いて衝突危険
度を求め、それを基にして制御指令を求めるため、設計
や製造に直接関与した者以外の第三者(使用者等)にと
っては、どのような状況で、どのような判定が行われる
かが把握しにくい。従って、使用者等が回避制御の手順
を変更したり調整したい場合に取り扱いが難しい。
それらを台集合としてメンバシップ関数を与えてファジ
ィ推論を行うというように、仮想空間を用いて衝突危険
度を求め、それを基にして制御指令を求めるため、設計
や製造に直接関与した者以外の第三者(使用者等)にと
っては、どのような状況で、どのような判定が行われる
かが把握しにくい。従って、使用者等が回避制御の手順
を変更したり調整したい場合に取り扱いが難しい。
【0005】一方、ロボットや自動搬送車については、
複雑なアルゴリズムを用いて衝突を回避するものが知ら
れているが、いずれにしても、アルゴリズムが複雑なた
め、第三者(使用者など)が衝突危険度の判定基準を変
更したい場合等に取り扱うのが困難である。
複雑なアルゴリズムを用いて衝突を回避するものが知ら
れているが、いずれにしても、アルゴリズムが複雑なた
め、第三者(使用者など)が衝突危険度の判定基準を変
更したい場合等に取り扱うのが困難である。
【0006】従って、本発明の目的は、ロボットや自動
搬送車、或は飛行機のように、船舶よりも頻繁に且つ急
角度で方向を変えることが多い移動物に対しても適用で
きると共に、複雑なアルゴリズムを用いることなく、使
用者に理解し易く、調整し易い回避制御動作を実現する
障害物回避装置を提供することである。
搬送車、或は飛行機のように、船舶よりも頻繁に且つ急
角度で方向を変えることが多い移動物に対しても適用で
きると共に、複雑なアルゴリズムを用いることなく、使
用者に理解し易く、調整し易い回避制御動作を実現する
障害物回避装置を提供することである。
【0007】本発明のもう1つの目的は、限られた範囲
でランダムに進行方向や速度を変える移動障害物を回避
する制御アルゴリズムを備えた障害物回避装置を提供す
ることである。
でランダムに進行方向や速度を変える移動障害物を回避
する制御アルゴリズムを備えた障害物回避装置を提供す
ることである。
【0008】更に、本発明のもう1つの目的は、複数個
の移動障害物に対しても的確な回避動作を実現する回避
制御アルゴリズムを備えた障害物回避装置を提供するこ
とである。
の移動障害物に対しても的確な回避動作を実現する回避
制御アルゴリズムを備えた障害物回避装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、静止もしくは
移動中の障害物を回避する動作を行う装置において、前
記障害物のある領域内にファジィ集合の適合度を表わす
ことができる多次元メンバシップ関数を設定し、該多次
元メンバシップ関数を用いて適合度を算出することによ
り、前記領域内における衝突危険度を求める衝突危険度
判定手段と、その衝突危険度の値から前記領域内を移動
する移動物が前記障害物を回避するための制御指令を生
成し出力する制御指令生成手段とを備えたことを特徴と
する。
移動中の障害物を回避する動作を行う装置において、前
記障害物のある領域内にファジィ集合の適合度を表わす
ことができる多次元メンバシップ関数を設定し、該多次
元メンバシップ関数を用いて適合度を算出することによ
り、前記領域内における衝突危険度を求める衝突危険度
判定手段と、その衝突危険度の値から前記領域内を移動
する移動物が前記障害物を回避するための制御指令を生
成し出力する制御指令生成手段とを備えたことを特徴と
する。
【0010】本発明の1つの態様では、上記の構成に加
えて、障害物及び前記移動物の位置、速度及び進行方向
に基づき所定のアルゴリズムに従って現時点より後の衝
突危険度の予測値を算出する状況予測手段が設けられ、
前記衝突危険度判定手段は、前記障害物を検出する障害
物検出部と、前記移動物の速度及び進行方向を計測する
移動物計測部と、前記移動物の速度及び進行方向に応じ
て変化する変数を含み且つ前記領域に対応して使用され
る多次元メンバシップ関数を記憶した多次元メンバシッ
プ関数記憶部と、前記移動物計測部からの計測信号に応
じて、前記多次元メンバシップ関数記憶部に格納された
多次元メンバシップ関数により適合度を演算し、前記障
害物検出部からの検出信号により前記障害物に交わる等
適合度線の値を算出する演算部と、該演算部で算出され
た適合度を当該障害物に対する衝突危険度として出力す
る衝突危険度出力部とを備え、前記制御指令生成手段は
、前記衝突危険度判定手段から出力された衝突危険度を
記憶する衝突危険度記憶部と、前記移動物の目標位置を
検出する目標位置検出部と、前記衝突危険度記憶部から
送られる現時点より前の衝突危険度、前記衝突危険度判
定手段から送られる現時点の衝突危険度、前記状況予測
手段から送られる現時点より後の衝突危険度の予測値及
び前記目標位置検出部から送られる目標位置に基づき、
所定のアルゴリズムに従って、前記障害物を回避するた
めの移動物の進行方向及び速度を算出する演算部と、該
演算部で算出された進行方向及び速度から前記制御指令
を生成する制御指令出力部とを備えて構成される。
えて、障害物及び前記移動物の位置、速度及び進行方向
に基づき所定のアルゴリズムに従って現時点より後の衝
突危険度の予測値を算出する状況予測手段が設けられ、
前記衝突危険度判定手段は、前記障害物を検出する障害
物検出部と、前記移動物の速度及び進行方向を計測する
移動物計測部と、前記移動物の速度及び進行方向に応じ
て変化する変数を含み且つ前記領域に対応して使用され
る多次元メンバシップ関数を記憶した多次元メンバシッ
プ関数記憶部と、前記移動物計測部からの計測信号に応
じて、前記多次元メンバシップ関数記憶部に格納された
多次元メンバシップ関数により適合度を演算し、前記障
害物検出部からの検出信号により前記障害物に交わる等
適合度線の値を算出する演算部と、該演算部で算出され
た適合度を当該障害物に対する衝突危険度として出力す
る衝突危険度出力部とを備え、前記制御指令生成手段は
、前記衝突危険度判定手段から出力された衝突危険度を
記憶する衝突危険度記憶部と、前記移動物の目標位置を
検出する目標位置検出部と、前記衝突危険度記憶部から
送られる現時点より前の衝突危険度、前記衝突危険度判
定手段から送られる現時点の衝突危険度、前記状況予測
手段から送られる現時点より後の衝突危険度の予測値及
び前記目標位置検出部から送られる目標位置に基づき、
所定のアルゴリズムに従って、前記障害物を回避するた
めの移動物の進行方向及び速度を算出する演算部と、該
演算部で算出された進行方向及び速度から前記制御指令
を生成する制御指令出力部とを備えて構成される。
【0011】本発明の更に別の態様では、前記移動物は
、2次元平面で表わされる領域内を移動する物体から成
り、前記多次元メンバシップ関数は、前記領域内に曲線
形状の等適合度線を表わす3次元メンバシップ関数であ
り、前記衝突危険度判定手段は、前記物体の速度と進行
方向に応じて変化する等適合度線により前記領域におけ
る衝突危険度を決定し、前記制御指令生成手段は、現時
点より所定時間前の過去の衝突危険度、現時点の衝突危
険度、及び現時点から所定時間後の予測衝突危険度を得
て、それら3つの衝突危険度の値から総合評価値を求め
、該総合評価値と予測衝突危険度と目標位置の方向から
前記障害物を回避する物体の進行方向とを求め、制御指
令として出力することを特徴とする。
、2次元平面で表わされる領域内を移動する物体から成
り、前記多次元メンバシップ関数は、前記領域内に曲線
形状の等適合度線を表わす3次元メンバシップ関数であ
り、前記衝突危険度判定手段は、前記物体の速度と進行
方向に応じて変化する等適合度線により前記領域におけ
る衝突危険度を決定し、前記制御指令生成手段は、現時
点より所定時間前の過去の衝突危険度、現時点の衝突危
険度、及び現時点から所定時間後の予測衝突危険度を得
て、それら3つの衝突危険度の値から総合評価値を求め
、該総合評価値と予測衝突危険度と目標位置の方向から
前記障害物を回避する物体の進行方向とを求め、制御指
令として出力することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明によれば、多次元メンバシップ関数を用
いて適合度を演算することで、移動物が進入しようとす
る領域内における衝突危険度が求められる。
いて適合度を演算することで、移動物が進入しようとす
る領域内における衝突危険度が求められる。
【0013】また、危険領域内にある障害物を検出する
ことにより、当該障害物に対する適合度の値を衝突危険
度とし、それに基づいて衝突を回避するように移動物の
速度及び進行方向を調整することができる。
ことにより、当該障害物に対する適合度の値を衝突危険
度とし、それに基づいて衝突を回避するように移動物の
速度及び進行方向を調整することができる。
【0014】本発明は、移動物が2次元平面で表わされ
る領域を移動する走行車の衝突回避のために衝突の危険
性を的確に判定する手段として好適であるが、飛行機の
ように3次元空間を自在に移動するものの衝突回避にも
適用することができる。
る領域を移動する走行車の衝突回避のために衝突の危険
性を的確に判定する手段として好適であるが、飛行機の
ように3次元空間を自在に移動するものの衝突回避にも
適用することができる。
【0015】
【実施例】図1は、実施例の障害物回避装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【0016】この装置の構成は、障害物のある領域内に
おける衝突危険度を求める衝突危険度判定手段1と、こ
れによって求められた衝突危険度の値から前記障害物を
回避するための制御指令を出力する制御指令出力手段2
と、移動物に関する情報及びこれが進行する領域内にあ
る障害物に関する情報から状況を予測する状況予測手段
3とに分けられる。
おける衝突危険度を求める衝突危険度判定手段1と、こ
れによって求められた衝突危険度の値から前記障害物を
回避するための制御指令を出力する制御指令出力手段2
と、移動物に関する情報及びこれが進行する領域内にあ
る障害物に関する情報から状況を予測する状況予測手段
3とに分けられる。
【0017】衝突危険度判定手段1は、移動物が進行す
る領域内にある障害物に関する情報を得るための手段と
して、障害物の位置、速度及び進行方向(一定の目標方
向に対する角度)を検出する障害物検出部11と、その
検出信号を演算処理のためのディジタル信号に変換する
信号変換部12とを備えると共に、移動物に関する情報
を得るための手段として、当該移動物の位置、速度及び
旋回角度を計測する計測部13と、その計測信号を演算
処理のための信号に変換する信号変換部14とを備える
。更に、後述の多次元メンバシップ関数を記憶した多次
元メンバシップ関数記憶部15と、前記移動物計測部1
3からの計測信号に応じて、前記多次元メンバシップ関
数記憶部15に格納された多次元メンバシップ関数によ
り適合度を演算し、前記障害物検出部11からの検出信
号により障害物に交わる等適合度線の値を算出する演算
部16と、この演算部16で算出された最大適合度を当
該障害物に対する衝突危険度として出力する衝突危険度
出力部17とを備える。
る領域内にある障害物に関する情報を得るための手段と
して、障害物の位置、速度及び進行方向(一定の目標方
向に対する角度)を検出する障害物検出部11と、その
検出信号を演算処理のためのディジタル信号に変換する
信号変換部12とを備えると共に、移動物に関する情報
を得るための手段として、当該移動物の位置、速度及び
旋回角度を計測する計測部13と、その計測信号を演算
処理のための信号に変換する信号変換部14とを備える
。更に、後述の多次元メンバシップ関数を記憶した多次
元メンバシップ関数記憶部15と、前記移動物計測部1
3からの計測信号に応じて、前記多次元メンバシップ関
数記憶部15に格納された多次元メンバシップ関数によ
り適合度を演算し、前記障害物検出部11からの検出信
号により障害物に交わる等適合度線の値を算出する演算
部16と、この演算部16で算出された最大適合度を当
該障害物に対する衝突危険度として出力する衝突危険度
出力部17とを備える。
【0018】上記の衝突危険度判定手段1において、障
害物検出部11は、例えば、平面上を移動する車両に対
する障害物に対して、光によりその障害物の大きさや位
置等を検出する画像センサで構成される。また、信号変
換部12は、障害物検出部11から送られた障害物に関
する信号をディジタル信号に変換するA/D変換器で構
成される。また、移動物計測部13は、例えば、平面上
を移動する車両に搭載した速度計等の計測器で構成され
る。信号変換部14は、それらの計測器に組み込まれる
か或は外付けのA/D変換器で構成される。
害物検出部11は、例えば、平面上を移動する車両に対
する障害物に対して、光によりその障害物の大きさや位
置等を検出する画像センサで構成される。また、信号変
換部12は、障害物検出部11から送られた障害物に関
する信号をディジタル信号に変換するA/D変換器で構
成される。また、移動物計測部13は、例えば、平面上
を移動する車両に搭載した速度計等の計測器で構成され
る。信号変換部14は、それらの計測器に組み込まれる
か或は外付けのA/D変換器で構成される。
【0019】メンバシップ関数記憶部15は、後述のよ
うに移動物の速度及び進行方向に応じて変化する変数を
含み且つ障害物の進行しようとする領域に対して設定さ
れる多次元メンバシップ関数を記憶するメモリで構成さ
れる。
うに移動物の速度及び進行方向に応じて変化する変数を
含み且つ障害物の進行しようとする領域に対して設定さ
れる多次元メンバシップ関数を記憶するメモリで構成さ
れる。
【0020】演算部16及び衝突危険度出力部17は、
後述の衝突危険度判定動作を実行するようにプログラム
されたCPUで構成される。
後述の衝突危険度判定動作を実行するようにプログラム
されたCPUで構成される。
【0021】次に、回避動作のための制御指令出力手段
2は、上記衝突危険度判定手段1の出力部17から出力
された衝突危険度を記憶する衝突危険度記憶部21と、
移動物の到達目標とする位置を検出する目標位置検出部
22と、その検出信号を演算処理のための信号に変換す
る信号変換部23と、後述のように障害物を回避するた
めのパラメータ(移動速度及び進行方向を示す角度)を
算出するアルゴリズムを格納した回避アルゴリズム記憶
部24と、前記衝突危険度記憶部21から送られる現時
刻より前の衝突危険度、前記衝突危険度判定手段1の出
力部17から送られる現時点の衝突危険度、及び検出部
22で検出される目標位置に基づき、前記回避アルゴリ
ズム記憶部24に格納されたアルゴリズムに従って障害
物を回避するためのパラメータを算出する演算部25と
、この演算部25で算出されたパラメータから障害物を
回避する動作を実現する制御指令を出力する制御指令出
力部26とを備える。その制御指令は、移動物の移動速
度や進行方向を変更若しくは調整する信号として、当該
移動物の駆動機構に供給される。
2は、上記衝突危険度判定手段1の出力部17から出力
された衝突危険度を記憶する衝突危険度記憶部21と、
移動物の到達目標とする位置を検出する目標位置検出部
22と、その検出信号を演算処理のための信号に変換す
る信号変換部23と、後述のように障害物を回避するた
めのパラメータ(移動速度及び進行方向を示す角度)を
算出するアルゴリズムを格納した回避アルゴリズム記憶
部24と、前記衝突危険度記憶部21から送られる現時
刻より前の衝突危険度、前記衝突危険度判定手段1の出
力部17から送られる現時点の衝突危険度、及び検出部
22で検出される目標位置に基づき、前記回避アルゴリ
ズム記憶部24に格納されたアルゴリズムに従って障害
物を回避するためのパラメータを算出する演算部25と
、この演算部25で算出されたパラメータから障害物を
回避する動作を実現する制御指令を出力する制御指令出
力部26とを備える。その制御指令は、移動物の移動速
度や進行方向を変更若しくは調整する信号として、当該
移動物の駆動機構に供給される。
【0022】更に、状況予測手段3は、後述のように現
時点より後の時刻における衝突危険度(予測値)を算出
するアルゴリズムを格納した予測アルゴリズム記憶部3
1と、前記衝突危険度判定手段1から送られる障害物及
び移動物に関する情報(位置等の検出値及び計測値)に
基づき、前記予測アルゴリズム記憶部31に格納された
アルゴリズムに従って衝突危険度の予測値を算出する演
算部32とを備える。その予測値は、前記衝突危険度判
定手段1の演算部16に送られる。
時点より後の時刻における衝突危険度(予測値)を算出
するアルゴリズムを格納した予測アルゴリズム記憶部3
1と、前記衝突危険度判定手段1から送られる障害物及
び移動物に関する情報(位置等の検出値及び計測値)に
基づき、前記予測アルゴリズム記憶部31に格納された
アルゴリズムに従って衝突危険度の予測値を算出する演
算部32とを備える。その予測値は、前記衝突危険度判
定手段1の演算部16に送られる。
【0023】なお、図1の障害物回避装置を構成する3
つの手段の各々に含まれる演算部16、25及び32は
、ハードウエアとしては1つのCPUで構成され、その
CPUに各演算部の演算動作を実行するプログラムが組
み込まれる。
つの手段の各々に含まれる演算部16、25及び32は
、ハードウエアとしては1つのCPUで構成され、その
CPUに各演算部の演算動作を実行するプログラムが組
み込まれる。
【0024】次に、上記の衝突危険度判定手段1におい
て衝突危険度を求める原理と方法を説明する。
て衝突危険度を求める原理と方法を説明する。
【0025】まず、移動物が進入しようとする領域に対
応する多次元メンバシップ関数を設定する。これは、以
下のような多次元メンバシップ関数の形状を決定するパ
ラメータを、状況によって異なる値に多様に変化させる
ことにより、動的な多次元メンバシップ関数として得ら
れる。
応する多次元メンバシップ関数を設定する。これは、以
下のような多次元メンバシップ関数の形状を決定するパ
ラメータを、状況によって異なる値に多様に変化させる
ことにより、動的な多次元メンバシップ関数として得ら
れる。
【0026】例えば、x−y 直交座標及び適合度から
成る3次元空間内に、図2に示すような放物線の等適合
度線を与える3次元メンバシップ関数を考える。
成る3次元空間内に、図2に示すような放物線の等適合
度線を与える3次元メンバシップ関数を考える。
【0027】図中の記号は、以下のように定義される。
なお、簡単のため、原点を基準点(3次元メンバシップ
関数を最も簡単に記述するための中心点)とする。
関数を最も簡単に記述するための中心点)とする。
【0028】F(x,y,rx,ry)= 0:等適合
度線の放物線形状を与える関数 tx=f(x):x−tx面におけるつり鐘型メンバシ
ップ関数ty=g(y):y−ty面におけるつり鐘型
メンバシップ関数Rx:適合度1の放物線形の等適合度
線のx軸方向の半径Ry:適合度1の放物線形の等適合
度線のy軸方向の半径ax:xについてのファジィ・エ
ントロピーに比例するパラメータ ay:yについてのファジィ・エントロピーに比例する
パラメータ rx:任意の点(x,y) を含む等適合度線と適合度
1の等適合度線との、x−tx断面上での距離 ry:任意の点(x,y) を含む等適合度線と適合度
1の等適合度線との、y−ty断面上での距離 t:3次元メンバシップ関数によって与えられる点(x
,y) の適合度 説明の便宜上、適合度tをtx、tyに分けて記述する
が、t、tx、tyは事実上同一の座標軸である。
度線の放物線形状を与える関数 tx=f(x):x−tx面におけるつり鐘型メンバシ
ップ関数ty=g(y):y−ty面におけるつり鐘型
メンバシップ関数Rx:適合度1の放物線形の等適合度
線のx軸方向の半径Ry:適合度1の放物線形の等適合
度線のy軸方向の半径ax:xについてのファジィ・エ
ントロピーに比例するパラメータ ay:yについてのファジィ・エントロピーに比例する
パラメータ rx:任意の点(x,y) を含む等適合度線と適合度
1の等適合度線との、x−tx断面上での距離 ry:任意の点(x,y) を含む等適合度線と適合度
1の等適合度線との、y−ty断面上での距離 t:3次元メンバシップ関数によって与えられる点(x
,y) の適合度 説明の便宜上、適合度tをtx、tyに分けて記述する
が、t、tx、tyは事実上同一の座標軸である。
【0029】このとき、任意の点(x,y) を含む等
適合度線は次のようになる。
適合度線は次のようになる。
【0030】
【数1】
【0031】また、tx,tyについてのメンバシップ
関数は、それぞれ
関数は、それぞれ
【0032】
【数2】
【0033】
【数3】
【0034】と表わされる。ここで、複号の−はxが正
側の部分、+はxが負側の部分を表わす。
側の部分、+はxが負側の部分を表わす。
【0035】x−tx断面上およびy−ty断面上では
、着目する等適合度線と基準点との距離は、それぞれ
Rx+rx,Ry+ry になるので、
、着目する等適合度線と基準点との距離は、それぞれ
Rx+rx,Ry+ry になるので、
【0036】
【数4】
【0037】
【数5】
【0038】従って、これらより
【0039】
【数6】
【0040】このとき、第1項と第2項の分母の (
)内が同じ形でないと、tについての陽関数には変形で
きない。そこで、
)内が同じ形でないと、tについての陽関数には変形で
きない。そこで、
【0041】
【数7】
【0042】を求め、0<s<sk の範囲から適当な
sの値を選び、
sの値を選び、
【0043】
【数8】
【0044】となるdx,dyを求める。すなわち、
【
0045】
0045】
【数9】
dx=Rx−axs
・・・(9)
・・・(9)
【0046】
【数10】
dy=Ry−ays
・・・(10)を求め、等適合度線の関数
を次式のように変形する。
・・・(10)を求め、等適合度線の関数
を次式のように変形する。
【0047】
【数11】
【0048】ここで、複号の−はxが正側の部分、+は
xが負側の部分を表わす。
xが負側の部分を表わす。
【0049】
【数12】
【0050】この式の幾何学的な意味を図4に示す。本
来の放物線に対し、直線部分を付加して近似した形状で
あることを表わしている。(12)式より
来の放物線に対し、直線部分を付加して近似した形状で
あることを表わしている。(12)式より
【0051】
【数13】
【0052】但し、|x|< dx のとき x =
dx ,|y|< dy のときy = dyとして計
算する。
dx ,|y|< dy のときy = dyとして計
算する。
【0053】また、図2のように、着目する等適合度線
が適合度1の放物線の外側にある場合、{ }内は正
の値になる。
が適合度1の放物線の外側にある場合、{ }内は正
の値になる。
【0054】同様にして、着目する等適合度線が適合度
1の放物線の内側にある場合にも、全く同じ式が得られ
る。但し、この場合、任意の点(x,y) が近似した
等適合度線の直線部分に存在するときは|x|<dxか
つ|y|<dyで、{ }内は正の値になり、放物線
部分にあるときは{ }内は負の値になる。
1の放物線の内側にある場合にも、全く同じ式が得られ
る。但し、この場合、任意の点(x,y) が近似した
等適合度線の直線部分に存在するときは|x|<dxか
つ|y|<dyで、{ }内は正の値になり、放物線
部分にあるときは{ }内は負の値になる。
【0055】適合度1の放物線の内側(又は外側)が一
様に適合度1の領域になる場合は、上記の条件によって
判断し、値を与える。
様に適合度1の領域になる場合は、上記の条件によって
判断し、値を与える。
【0056】一方、上記の3次元放物線メンバシップ関
数を用いる代わりに、従来型のメンバシップ関数を放物
線形の等適合度線で合成することによっても、上記の3
次元放物線メンバシップ関数を用いた場合と同様の効果
が得られる。以下、そのための合成演算について説明す
る。
数を用いる代わりに、従来型のメンバシップ関数を放物
線形の等適合度線で合成することによっても、上記の3
次元放物線メンバシップ関数を用いた場合と同様の効果
が得られる。以下、そのための合成演算について説明す
る。
【0057】まず、適合度1の放物線の外側においてx
,yの適合度は
,yの適合度は
【0058】
【0059】同様に、適合度1の放物線の内側について
は
は
【0060】
【0061】従って、これらより次式のような合成演算
式が得られる。
式が得られる。
【0062】(i) 先端側(y<0) の場合
【00
63】
63】
【数14】
【0064】(ii)逆側(y>0) の場合
【006
5】
5】
【数15】
【0066】◇は合成演算(例えば、代数積)を示す記
号である。
号である。
【0067】複号の意味は、+が適合度1の放物線の外
側、−が適合度1の放物線の内側である。
側、−が適合度1の放物線の内側である。
【0068】但し、|x|<dxのとき tx =(t
x)x=dx,|y|<dyのとき ty =(ty)
y=dyとして計算する。着目する合成位置が適合度1
の放物線の外側にある場合、{ } 内は正の値になる
。また、着目する合成位置が適合度1の放物線の内側に
ある場合、等適合度線の直線部分で合成されるときは、
|x|<dxかつ|y|<dyで、{ } 内は正の値
になり、放物線部分で合成されるときは { }内は負
の値になる。
x)x=dx,|y|<dyのとき ty =(ty)
y=dyとして計算する。着目する合成位置が適合度1
の放物線の外側にある場合、{ } 内は正の値になる
。また、着目する合成位置が適合度1の放物線の内側に
ある場合、等適合度線の直線部分で合成されるときは、
|x|<dxかつ|y|<dyで、{ } 内は正の値
になり、放物線部分で合成されるときは { }内は負
の値になる。
【0069】y>−Ry ,|x|<Rx(又は y<
−Ry,|x|>Rx)においてtx,tyが一様に適
合度1になる場合は、上記の条件によって判断し、値を
与える。すなわち、適合度1の範囲においても、上記の
メンバシップ関数が存在するものと仮定して、それぞれ
の適合度を求め、合成を行なう。
−Ry,|x|>Rx)においてtx,tyが一様に適
合度1になる場合は、上記の条件によって判断し、値を
与える。すなわち、適合度1の範囲においても、上記の
メンバシップ関数が存在するものと仮定して、それぞれ
の適合度を求め、合成を行なう。
【0070】上記の合成演算式により、従来型のメンバ
シップ関数を放物線形の等適合度線で合成することがで
き、前述の3次元放物線メンバシップ関数を用いた場合
と同様の効果が得られる。すなわち、この合成演算法に
より、従来型のメンバシップ関数を演算する演算装置を
用いて、従来できなかった放物線形の境界形状を有する
ファジィ集合の設定が可能となる。
シップ関数を放物線形の等適合度線で合成することがで
き、前述の3次元放物線メンバシップ関数を用いた場合
と同様の効果が得られる。すなわち、この合成演算法に
より、従来型のメンバシップ関数を演算する演算装置を
用いて、従来できなかった放物線形の境界形状を有する
ファジィ集合の設定が可能となる。
【0071】次に、上記の3次元放物線メンバシップ関
数及び従来型のメンバシップ関数を(n+1) 次元に
拡張した場合について説明する。
数及び従来型のメンバシップ関数を(n+1) 次元に
拡張した場合について説明する。
【0072】これは、図4のような楕円的放物面による
等適合度面の形成であり、以下のような (n+1)次
元楕円メンバシップ関数と (n+1)次元楕円合成演
算式が得られる。
等適合度面の形成であり、以下のような (n+1)次
元楕円メンバシップ関数と (n+1)次元楕円合成演
算式が得られる。
【0073】
【0074】
但し、 0<s<sk ,sk = min(Ri/a
i)di = Ri −ais |xi| < di のとき xi=diとして計算す
る。
i)di = Ri −ais |xi| < di のとき xi=diとして計算す
る。
【0075】{ } 内が正のとき、入力点外側{ }
内が負のとき及び全ての|xi| < di のとき
、入力点内側 (i) 先端側(xn<0)の場合
内が負のとき及び全ての|xi| < di のとき
、入力点内側 (i) 先端側(xn<0)の場合
【0076】
【数16】
【0077】(ii)逆側(xn>0)の場合
【007
8】
8】
【数17】
【0079】複号の意味は、+が適合度1の放物面の外
側、−が適合度1の放物面の内側である。
側、−が適合度1の放物面の内側である。
【0080】
但し、 0<s<sk ,sk = min(Ri/a
i)di = Ri−ais |xi|<diのときti=(ti)xi=diとして
計算する。
i)di = Ri−ais |xi|<diのときti=(ti)xi=diとして
計算する。
【0081】{ }内が正のとき合成位置外側{
}内が負のとき及び全ての|xi|<di のとき、合
成位置内側 更に、3次元において極座標形式の角度を楕円合成する
と、次式のようになる。
}内が負のとき及び全ての|xi|<di のとき、合
成位置内側 更に、3次元において極座標形式の角度を楕円合成する
と、次式のようになる。
【0082】
【数18】
【0083】更に、放物線の中心の位置が(A,B)、
軸の角度がφのときは、3次元メンバシップ関数の移動
により次式が得られる。
軸の角度がφのときは、3次元メンバシップ関数の移動
により次式が得られる。
【0084】
【数19】
【0085】但し、
X = (x−A)cosφ+(y−B)sinφY
=−(x−A)sinφ+(y−B)cosφψ’=
ψ−φ 最も単純な形状として、 Rx =Ry= 0, s
=0,φ=0, tth=1 の場合について求めると
、
=−(x−A)sinφ+(y−B)cosφψ’=
ψ−φ 最も単純な形状として、 Rx =Ry= 0, s
=0,φ=0, tth=1 の場合について求めると
、
【0086】
【数20】
【0087】この式で表わされるつり鐘型メンバシップ
関数の形状を図5に示す。
関数の形状を図5に示す。
【0088】また、合成演算式は
【0089】
【0090】複号は、y が正側のとき−を選び、y
が負側(先端側)のとき+を選ぶ。
が負側(先端側)のとき+を選ぶ。
【0091】同様に (n+1)次元において最も単純
な形状を求めると、以下のようになる。
な形状を求めると、以下のようになる。
【0092】
【0093】複号は、xnが正側のとき−を選び、xn
が負側(先端側)のとき+を選ぶ。ここで、移動物の例
として、図6に示すように平面上を自動走行する搬送車
等の走行車40を考える。これは、例えば方向転換用の
1個の前輪41と駆動用の2個の後輪42,43とを備
えた三輪車型の車両として構成される。この走行車40
が走行する平面をx−y座標面で表わし、その原点を走
行車40の前輪41の位置に置き、走行車40の前進す
る方向をy軸とする。
が負側(先端側)のとき+を選ぶ。ここで、移動物の例
として、図6に示すように平面上を自動走行する搬送車
等の走行車40を考える。これは、例えば方向転換用の
1個の前輪41と駆動用の2個の後輪42,43とを備
えた三輪車型の車両として構成される。この走行車40
が走行する平面をx−y座標面で表わし、その原点を走
行車40の前輪41の位置に置き、走行車40の前進す
る方向をy軸とする。
【0094】この場合、走行車40が進入しようとする
領域(2次元平面)内にある障害物との衝突の危険度は
、上記のつり鐘型の放物線メンバシップ関数(図5)で
規定される適合度で表わすことができる。すなわち、(
20)式より、衝突危険度dは次のように表わされる。
領域(2次元平面)内にある障害物との衝突の危険度は
、上記のつり鐘型の放物線メンバシップ関数(図5)で
規定される適合度で表わすことができる。すなわち、(
20)式より、衝突危険度dは次のように表わされる。
【0095】
【数21】
【0096】上式で
X=+{x−f(v) sin θ}cos θ+ {
y−f(v) cos θ}sin θ Y=−{x−f(v) sin θ}sin θ+ {
y−f(v) cos θ}cos θ d :衝突危険度(適合度)f(v)
:最危険距離(危険度が1になる距離)f(v) =A
v :走行車の速度vに比例して危険領域を広くする
要素 f(v) =Av2 :走行車の速度vの2乗に比例し
て危険領域を広くする要素 A :比例定数(例えば自動搬送車が乗せる
荷物の種類に応じて調整する場合などに使用するパラメ
ータ)θ :旋回角度(前輪の舵角)[右旋
回を正とする] ax,ay :危険領域の大きさを調整するパラメータ
上記の式(21)により、走行車40の進行しようとす
る領域における衝突危険度dを求めると、図7及び図8
のようになる。これらの図では、上記のような3次元放
物線メンバシップ関数を用いることにより、衝突危険度
が同一の線(等適合度線)は放物線で表わされる。また
、図示の領域内に移動する障害物50がある場合、その
障害物50に対する衝突危険度は、その障害物50と交
わる等適合度線の値が(図7の場合d= 0.2、図8
の場合d= 0.4)で表わされる。
y−f(v) cos θ}sin θ Y=−{x−f(v) sin θ}sin θ+ {
y−f(v) cos θ}cos θ d :衝突危険度(適合度)f(v)
:最危険距離(危険度が1になる距離)f(v) =A
v :走行車の速度vに比例して危険領域を広くする
要素 f(v) =Av2 :走行車の速度vの2乗に比例し
て危険領域を広くする要素 A :比例定数(例えば自動搬送車が乗せる
荷物の種類に応じて調整する場合などに使用するパラメ
ータ)θ :旋回角度(前輪の舵角)[右旋
回を正とする] ax,ay :危険領域の大きさを調整するパラメータ
上記の式(21)により、走行車40の進行しようとす
る領域における衝突危険度dを求めると、図7及び図8
のようになる。これらの図では、上記のような3次元放
物線メンバシップ関数を用いることにより、衝突危険度
が同一の線(等適合度線)は放物線で表わされる。また
、図示の領域内に移動する障害物50がある場合、その
障害物50に対する衝突危険度は、その障害物50と交
わる等適合度線の値が(図7の場合d= 0.2、図8
の場合d= 0.4)で表わされる。
【0097】次に、上記の移動障害物50に対する衝突
危険度は、所定のサンプリング時間dt毎に検出される
ものとし、ある時点(現在時刻)をt=t0 、1回前
のサンプリング時刻をt=t−1とすると、図7はt=
t−1における衝突危険度d−1を表わし、図8はt=
t0 における衝突危険度d0 を表わす。各サンプリ
ング時刻で求められた衝突危険度は、図1の衝突危険度
記憶部21に格納される。
危険度は、所定のサンプリング時間dt毎に検出される
ものとし、ある時点(現在時刻)をt=t0 、1回前
のサンプリング時刻をt=t−1とすると、図7はt=
t−1における衝突危険度d−1を表わし、図8はt=
t0 における衝突危険度d0 を表わす。各サンプリ
ング時刻で求められた衝突危険度は、図1の衝突危険度
記憶部21に格納される。
【0098】更に、現在時刻t0 から1回後のサンプ
リング時刻をt1 とすると、図9及び図10はt1
=t0 +dtにおける衝突危険度(予測値)d1 を
表わす。以下、この予測値d1 を求める方法を説明す
る。
リング時刻をt1 とすると、図9及び図10はt1
=t0 +dtにおける衝突危険度(予測値)d1 を
表わす。以下、この予測値d1 を求める方法を説明す
る。
【0099】上記の移動障害物50は、限られた範囲内
でランダムに進行方向及び速度を変えるが、ここでは一
応、現時点t=t0 における進行方向に同時点t=t
0 の速度で等速直線運動をするものと仮定して、t1
=t0 + dtにおける移動障害物50の位置を求
める。次に、その位置を中心として、t0 からt1
の間の移動距離に比例した大きさの楕円形ファジィ領域
を求める。この楕円形ファジィ領域の意味は「t=t1
=t0 + dtにおいて移動障害物50はこの辺り
に来るだろう」という、あいまいな領域を表わすもので
ある。このとき、楕円形ファジィ領域は、次式の3次元
メンバシップ関数で与えられる。
でランダムに進行方向及び速度を変えるが、ここでは一
応、現時点t=t0 における進行方向に同時点t=t
0 の速度で等速直線運動をするものと仮定して、t1
=t0 + dtにおける移動障害物50の位置を求
める。次に、その位置を中心として、t0 からt1
の間の移動距離に比例した大きさの楕円形ファジィ領域
を求める。この楕円形ファジィ領域の意味は「t=t1
=t0 + dtにおいて移動障害物50はこの辺り
に来るだろう」という、あいまいな領域を表わすもので
ある。このとき、楕円形ファジィ領域は、次式の3次元
メンバシップ関数で与えられる。
【0100】
【数22】
【0101】上式で
X=+ (x−xp) cosψ+ (y−yp) s
inψY=− (x−xp) sinψ+ (y−yp
) cosψp:「この辺りに来るだろう」というファ
ジィラベルのメンバシップ関数に対する適合度 xp :移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場
合のt=t0 + dtにおける位置のx座標yp :
移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場合のt=
t0 + dtにおける位置のy座標apx,apy:
楕円領域の大きさを決めるパラメータvp :t=t0
における移動障害物の速度ψ :t=t0 におけ
る移動障害物の進行方向(x軸に対する角度) この場合、t=t0 からt=t0 + dtの間に自
分(走行車40)も等速直線運動をすると仮定している
。この自分の等速直線運動については、t=t0 にお
ける速度と、t=t0 における進行方向を目標到達点
に向かう方向にある特定量だけ修正した方向(角度)と
を用いる。 そして、前述のように危険領域を表わす3次元放物線メ
ンバシップ関数と、移動障害物の位置を与える3次元楕
円メンバシップ関数との重なり合う部分で適合度が最大
になる時、その最大適合度を衝突危険度の予測値d1
とする。
inψY=− (x−xp) sinψ+ (y−yp
) cosψp:「この辺りに来るだろう」というファ
ジィラベルのメンバシップ関数に対する適合度 xp :移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場
合のt=t0 + dtにおける位置のx座標yp :
移動障害物が等速直線運動をすると仮定した場合のt=
t0 + dtにおける位置のy座標apx,apy:
楕円領域の大きさを決めるパラメータvp :t=t0
における移動障害物の速度ψ :t=t0 におけ
る移動障害物の進行方向(x軸に対する角度) この場合、t=t0 からt=t0 + dtの間に自
分(走行車40)も等速直線運動をすると仮定している
。この自分の等速直線運動については、t=t0 にお
ける速度と、t=t0 における進行方向を目標到達点
に向かう方向にある特定量だけ修正した方向(角度)と
を用いる。 そして、前述のように危険領域を表わす3次元放物線メ
ンバシップ関数と、移動障害物の位置を与える3次元楕
円メンバシップ関数との重なり合う部分で適合度が最大
になる時、その最大適合度を衝突危険度の予測値d1
とする。
【0102】次に、上記の3つの衝突危険度、すなわち
t=t−1における衝突危険度d−1とt=t0 にお
ける衝突危険度d0 とt=t0 + dtにおける衝
突危険度(予測値)d1 とから、総合評価値Dを次式
によって求める。
t=t−1における衝突危険度d−1とt=t0 にお
ける衝突危険度d0 とt=t0 + dtにおける衝
突危険度(予測値)d1 とから、総合評価値Dを次式
によって求める。
【0103】
【数23】
D=d1 + (d0・d1)2 + (
d−1 ・d0・d1)3 ・・・(23)
上式の第2項と第3項は、d−1,d0 ,d1 がそ
れぞれ1に近い値になる場合のみ意味のある大きな値と
なるが、危険領域を放物線メンバシップ関数によって表
わしているので、結果的に、障害物が自分の真正面に近
い位置に存在し続ける場合には、第2項と第3項が無視
できない値になる。
d−1 ・d0・d1)3 ・・・(23)
上式の第2項と第3項は、d−1,d0 ,d1 がそ
れぞれ1に近い値になる場合のみ意味のある大きな値と
なるが、危険領域を放物線メンバシップ関数によって表
わしているので、結果的に、障害物が自分の真正面に近
い位置に存在し続ける場合には、第2項と第3項が無視
できない値になる。
【0104】次に、衝突回避のための制御指令を求める
手順について説明する。その回避の方法は、次の2通り
ある。
手順について説明する。その回避の方法は、次の2通り
ある。
【0105】1つは、図9に示すように、t=t0 +
dtにおいて衝突危険度の予測値d1を与える点(移
動障害物の位置)Pが自分(走行車40)の前を通過し
ない場合であり、もう1つは、図10に示すように点P
が通過する場合である。前者(図9)の例では、自分は
左に向きを変えると共に速度を上げることによって障害
物の前を通過してしまう方法を取り、後者(図10)の
例では、自分は右に向きを変えると共に速度を下げるこ
とによって障害物の後に回り込むという方法を取る。
dtにおいて衝突危険度の予測値d1を与える点(移
動障害物の位置)Pが自分(走行車40)の前を通過し
ない場合であり、もう1つは、図10に示すように点P
が通過する場合である。前者(図9)の例では、自分は
左に向きを変えると共に速度を上げることによって障害
物の前を通過してしまう方法を取り、後者(図10)の
例では、自分は右に向きを変えると共に速度を下げるこ
とによって障害物の後に回り込むという方法を取る。
【0106】なお、図7及び図8の例は、移動物が進入
しようとする領域に放物線形のメンバシップ関数を適用
した場合であるが、これに限らず、他の形状の等適合度
線を持つメンバシップ関数を用いてもよい。その例とし
て、楕円メンバシップ関数を用いた場合は、次のように
なる。
しようとする領域に放物線形のメンバシップ関数を適用
した場合であるが、これに限らず、他の形状の等適合度
線を持つメンバシップ関数を用いてもよい。その例とし
て、楕円メンバシップ関数を用いた場合は、次のように
なる。
【0107】この場合、楕円メンバシップ関数を求める
手法は、基本的に上記の放物線の場合と同様であるので
、途中の説明は省略して結果を示す。
手法は、基本的に上記の放物線の場合と同様であるので
、途中の説明は省略して結果を示す。
【0108】前述のように、走行車40が走行する平面
をx−y座標面で表わし、その原点を走行車の前輪41
の位置に置き、走行車40の前進する方向をy軸とした
場合において、走行車40が進入しようとする領域(2
次元平面)内における衝突危険度は、図11及び図12
に示すような三角形型の楕円メンバシップ関数で規定さ
れる適合度で表わすことができる。すなわち、衝突危険
度dは次のように表わされる。
をx−y座標面で表わし、その原点を走行車の前輪41
の位置に置き、走行車40の前進する方向をy軸とした
場合において、走行車40が進入しようとする領域(2
次元平面)内における衝突危険度は、図11及び図12
に示すような三角形型の楕円メンバシップ関数で規定さ
れる適合度で表わすことができる。すなわち、衝突危険
度dは次のように表わされる。
【0109】
【数24】
【0110】X=+x cosθ+y sinθY=−
x sinθ+y cosθ 上記の式(24)により、危険領域における衝突危険度
を楕円形状の等適合度線で表わすことができる。
x sinθ+y cosθ 上記の式(24)により、危険領域における衝突危険度
を楕円形状の等適合度線で表わすことができる。
【0111】また、図13に示すように、自分(走行車
40)の前方の危険領域における危険度は放物線メンバ
シップ関数で評価する一方、自分の後方については、楕
円メンバシップ関数で評価することができる。
40)の前方の危険領域における危険度は放物線メンバ
シップ関数で評価する一方、自分の後方については、楕
円メンバシップ関数で評価することができる。
【0112】次に、移動障害物が複数(n)個ある場合
について説明する。
について説明する。
【0113】i番目(i=1,2,・・・・,n)の移
動障害物を対象とした場合、自分(走行車40)との衝
突を回避するための修正蛇角(前輪の蛇角θの修正)θ
iNは、次式で与えられる。
動障害物を対象とした場合、自分(走行車40)との衝
突を回避するための修正蛇角(前輪の蛇角θの修正)θ
iNは、次式で与えられる。
【0114】
【数25】
θiN=di1・(θ±θA)+ (1−
di1)・θ0 ・・・(25)上
式で θA =RCT・Di (RCTは比例定数)θA :
回避角度 θ0 :目標位置の方向角 di1:i番目の移動障害物に対する時刻t1 =t0
+ dtにおける衝突危険度(予測値) Di :i番目の移動障害物に対する衝突危険度の総合
評価値 複号±のうち、+は右に回避する場合、−は左に回避す
る場合である。
di1)・θ0 ・・・(25)上
式で θA =RCT・Di (RCTは比例定数)θA :
回避角度 θ0 :目標位置の方向角 di1:i番目の移動障害物に対する時刻t1 =t0
+ dtにおける衝突危険度(予測値) Di :i番目の移動障害物に対する衝突危険度の総合
評価値 複号±のうち、+は右に回避する場合、−は左に回避す
る場合である。
【0115】n個の移動障害物を対象としている場合は
、自分が右に回避しなければならない移動障害物のうち
総合評価値Dが最大になるもの(j番目の移動障害物と
する)に対する修正蛇角θjNと、自分が左に回避しな
ければならない移動障害物のうち総合評価値Dが最大に
なるもの(k番目の移動障害物とする)に対する修正蛇
角θkNとの、Dについての重み平均を取るようにする
。 すなわち、n個の移動障害物に対する回避のための修正
蛇角θNは、次式で求められる。
、自分が右に回避しなければならない移動障害物のうち
総合評価値Dが最大になるもの(j番目の移動障害物と
する)に対する修正蛇角θjNと、自分が左に回避しな
ければならない移動障害物のうち総合評価値Dが最大に
なるもの(k番目の移動障害物とする)に対する修正蛇
角θkNとの、Dについての重み平均を取るようにする
。 すなわち、n個の移動障害物に対する回避のための修正
蛇角θNは、次式で求められる。
【0116】
【数26】
θN =(Dj・θjN+Dk・θkN)
/(Dj +Dk ) ・・・(26)速度の修正
についても、同様に総合評価値Dに比例して減速、加速
を行う。n個の障害物を対象とする場合は、総合評価値
Dで重み平均を取ればよい。実際には、速度はある一定
の速度から余り変化しないようにし、回避は主に上記の
蛇角調整によって実現することができる。
/(Dj +Dk ) ・・・(26)速度の修正
についても、同様に総合評価値Dに比例して減速、加速
を行う。n個の障害物を対象とする場合は、総合評価値
Dで重み平均を取ればよい。実際には、速度はある一定
の速度から余り変化しないようにし、回避は主に上記の
蛇角調整によって実現することができる。
【0117】図14〜図17は、n=3の場合、すなわ
ち、目標位置αに向かう走行車40の進行する領域に3
個の移動障害物A、B、Cがある場合、それらの障害物
に対する回避動作の時間的変化を示す。これらの図にお
いて、順次並んだ小円は、サンプリング時毎の走行車4
0及び3個の移動障害物A、B、Cの位置を示す。また
、黒丸は同時刻における位置を示す。
ち、目標位置αに向かう走行車40の進行する領域に3
個の移動障害物A、B、Cがある場合、それらの障害物
に対する回避動作の時間的変化を示す。これらの図にお
いて、順次並んだ小円は、サンプリング時毎の走行車4
0及び3個の移動障害物A、B、Cの位置を示す。また
、黒丸は同時刻における位置を示す。
【0118】また、図18及び図19はそれぞれ、移動
障害物が1個(A’で示す)の場合の回避動作の例を示
す。
障害物が1個(A’で示す)の場合の回避動作の例を示
す。
【0119】これらのシミュレーション例から、上記の
回避方法によれば、走行車40は、1又は複数個の移動
障害物A、B、Cをうまく回避しながら目標位置αに到
達することができることが実証された。
回避方法によれば、走行車40は、1又は複数個の移動
障害物A、B、Cをうまく回避しながら目標位置αに到
達することができることが実証された。
【0120】以上、図示の実施例について説明したが、
本発明はこれに限らない。例えば、メンバシップ関数は
、実施例のように移動物の進行する領域が2次元平面の
場合は3次元であるが、飛行物のように3次元を移動す
る場合には、4次元メンバシイプ関数が用いられる。 更に、必要に応じて任意の次元、形状のメンバシップ関
数が用いられる。また、障害物は静止物と移動物のいず
れであってもよい。
本発明はこれに限らない。例えば、メンバシップ関数は
、実施例のように移動物の進行する領域が2次元平面の
場合は3次元であるが、飛行物のように3次元を移動す
る場合には、4次元メンバシイプ関数が用いられる。 更に、必要に応じて任意の次元、形状のメンバシップ関
数が用いられる。また、障害物は静止物と移動物のいず
れであってもよい。
【0121】
【発明の効果】本発明は、上記のように多次元メンバシ
ップ関数を用いることで衝突危険度を容易に判定できる
ので、ロボットや自動搬送車のように頻繁に且つ急角度
で方向を変えることが多い移動物のための衝突回避を実
現すると共に、多次元メンバシップ関数で表わされる適
合度によって衝突危険度が求められるので、アルゴリズ
ムは複雑なものとならない。更に、衝突危険度とその上
昇率に基づいた制御指令(例えばファジィ推論による制
御指令)を生成することにより、移動物の特性やそれが
移動する領域に適切に対応した衝突回避動作が実現でき
る。
ップ関数を用いることで衝突危険度を容易に判定できる
ので、ロボットや自動搬送車のように頻繁に且つ急角度
で方向を変えることが多い移動物のための衝突回避を実
現すると共に、多次元メンバシップ関数で表わされる適
合度によって衝突危険度が求められるので、アルゴリズ
ムは複雑なものとならない。更に、衝突危険度とその上
昇率に基づいた制御指令(例えばファジィ推論による制
御指令)を生成することにより、移動物の特性やそれが
移動する領域に適切に対応した衝突回避動作が実現でき
る。
【0122】メンバシップ関数のパラメータを適宜変更
するだけで、移動物の進行する領域に応じた衝突危険度
が容易に認識できるので、ロボット車等の自動走行車の
使用者にとって汎用性と使い勝手の良い衝突回避システ
ムを構築することができる。
するだけで、移動物の進行する領域に応じた衝突危険度
が容易に認識できるので、ロボット車等の自動走行車の
使用者にとって汎用性と使い勝手の良い衝突回避システ
ムを構築することができる。
【0123】また、上記のような3次元メンバシップ関
数を用いることにより、衝突の危険性を図形で表現する
ことができ、人間の感覚に合った表示が可能となる。こ
のため、人間に理解され易い視覚的表示機能を備えた衝
突回避装置が実現される。
数を用いることにより、衝突の危険性を図形で表現する
ことができ、人間の感覚に合った表示が可能となる。こ
のため、人間に理解され易い視覚的表示機能を備えた衝
突回避装置が実現される。
【0124】本発明を工場で使用する自動搬送車や走行
ロボット等の自動化された移動装置に使用するならば、
工場内の技術者(エンドユーザー)等が容易に回避制御
のレベルを調整できると共に、予測制御が可能であるこ
とから、工場内で確実な対人回避が達成され、人身事故
や衝突事故の発生を防止することができる。
ロボット等の自動化された移動装置に使用するならば、
工場内の技術者(エンドユーザー)等が容易に回避制御
のレベルを調整できると共に、予測制御が可能であるこ
とから、工場内で確実な対人回避が達成され、人身事故
や衝突事故の発生を防止することができる。
【図1】本発明の実施例の障害物回避制御装置の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】本発明で用いられる3次元放物線メンバシップ
関数を示す図。
関数を示す図。
【図3】図2の3次元メンバシップ関数に直線部分を付
加した形状となる場合の説明図。
加した形状となる場合の説明図。
【図4】多次元メンバシップ関数の等適合度面を形成す
る楕円的放物面を示す図。
る楕円的放物面を示す図。
【図5】実施例で用いる釣鐘型の3次元放物線メンバシ
ップ関数の形状を示す図。
ップ関数の形状を示す図。
【図6】実施例の移動物となる走行車と座標平面上の位
置関係を示す図。
置関係を示す図。
【図7】図6の走行車の進行する領域で1回前のサンプ
リング時における衝突危険度を表わした図。
リング時における衝突危険度を表わした図。
【図8】図6の走行車の進行する領域で現時点における
衝突危険度を表わした図。
衝突危険度を表わした図。
【図9】図6の走行車の進行する領域で1回後のサンプ
リング時における衝突危険度の予測値を表わした図。
リング時における衝突危険度の予測値を表わした図。
【図10】障害物が通過する場合の衝突危険度の予測値
を表わした図。
を表わした図。
【図11】本発明で用いられる3次元楕円メンバシップ
関数の例を示す図。
関数の例を示す図。
【図12】三角形の3次元楕円メンバシップ関数の形状
を示す図。
を示す図。
【図13】走行車の後方の領域で楕円メンバシップ関数
を用いて衝突危険度を表わした図。
を用いて衝突危険度を表わした図。
【図14】3個の移動障害物に対する回避動作の例を示
す図。
す図。
【図15】図14の回避動作の続きを示す図。
【図16】図15の回避動作の続きを示す図。
【図17】図16の回避動作の続きを示す図。
【図18】1個の移動障害物に対する回避動作の例を示
す図。
す図。
【図19】1個の移動障害物に対する回避動作の別の例
を示す図。
を示す図。
1…衝突危険度判定手段、2…制御指令出力手段、3…
状況予測手段、11…障害物検出部、12…信号変換部
、13…移動物計測部、14…信号変換部、15…多次
元メンバシップ関数記憶部、16…演算部、17…衝突
危険度出力部、21…衝突危険度記憶部、22…目標位
置検出部、23…信号変換部、24…回避アルゴリズム
記憶部、25…演算部、26…制御指令出力部、31…
予測アルゴリズム記憶部、32…演算部、40…走行車
、41…前輪、42,43…後輪、50…障害物。
状況予測手段、11…障害物検出部、12…信号変換部
、13…移動物計測部、14…信号変換部、15…多次
元メンバシップ関数記憶部、16…演算部、17…衝突
危険度出力部、21…衝突危険度記憶部、22…目標位
置検出部、23…信号変換部、24…回避アルゴリズム
記憶部、25…演算部、26…制御指令出力部、31…
予測アルゴリズム記憶部、32…演算部、40…走行車
、41…前輪、42,43…後輪、50…障害物。
Claims (6)
- 【請求項1】静止もしくは移動中の障害物を回避する動
作を行う装置において、前記障害物のある領域内にファ
ジィ集合の適合度を表わすことができる多次元メンバシ
ップ関数を設定し、該多次元メンバシップ関数を用いて
適合度を算出することにより、前記領域内における衝突
危険度を求める衝突危険度判定手段と、前記衝突危険度
の値から前記領域内を移動する移動物が前記障害物を回
避するための制御指令を生成し出力する制御指令生成手
段とを備えたことを特徴とする障害物回避装置。 - 【請求項2】請求項1記載の障害物回避装置において、
前記障害物及び前記移動物の位置、速度及び進行方向に
基づき所定のアルゴリズムに従って現時点より後の衝突
危険度の予測値を算出する状況予測手段が設けられ、前
記衝突危険度判定手段は、前記障害物を検出する障害物
検出部と、前記移動物の速度及び進行方向を計測する移
動物計測部と、前記移動物の速度及び進行方向に応じて
変化する変数を含み且つ前記領域に対応して使用される
多次元メンバシップ関数を記憶した多次元メンバシップ
関数記憶部と、前記移動物計測部からの計測信号に応じ
て、前記多次元メンバシップ関数記憶部に格納された多
次元メンバシップ関数により適合度を演算し、前記障害
物検出部からの検出信号により前記障害物に交わる等適
合度線の値を算出する演算部と、該演算部で算出された
適合度を当該障害物に対する衝突危険度として出力する
衝突危険度出力部とを備え、前記制御指令生成手段は、
前記衝突危険度判定手段から出力された衝突危険度を記
憶する衝突危険度記憶部と、前記移動物の目標位置を検
出する目標位置検出部と、前記衝突危険度記憶部から送
られる現時点より前の衝突危険度、前記衝突危険度判定
手段から送られる現時点の衝突危険度、前記状況予測手
段から送られる現時点より後の衝突危険度の予測値及び
前記目標位置検出部から送られる目標位置に基づき、所
定のアルゴリズムに従って、前記障害物を回避するため
の移動物の進行方向及び速度を算出する演算部と、該演
算部で算出された進行方向及び速度から前記制御指令を
生成する制御指令出力部とを備えたことを特徴とする障
害物回避装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の障害物回避装置にお
いて、前記移動物は、2次元平面で表わされる領域内を
移動する物体から成り、前記多次元メンバシップ関数は
、前記領域内に曲線形状の等適合度線を表わす3次元メ
ンバシップ関数であり、前記衝突危険度判定手段は、前
記物体の速度と進行方向に応じて変化する等適合度線に
より前記領域における衝突危険度を決定し、前記制御指
令生成手段は、現時点より所定時間前の過去の衝突危険
度、現時点の衝突危険度、及び現時点から所定時間後の
衝突危険度の予測値を得て、それら3つの衝突危険度の
値から総合評価値を求め、該総合評価値と前記予測値と
目標位置の方向から前記障害物を回避する物体の進行方
向とを求め、前記制御指令として出力することを特徴と
する障害物回避装置。 - 【請求項4】請求項3記載の装置において、前記移動物
の前側の領域には放物線形メンバシップ関数を適用し、
前記移動物の後側の領域には楕円形メンバシップ関数を
適用することを特徴とする障害物回避装置。 - 【請求項5】請求項2乃至4のいずれかに記載の障害物
回避装置において、前記衝突危険度の予測値は、前記障
害物の所定時間後の予測位置を中心として、その所定時
間の移動距離に比例した大きさの、3次元楕円メンバシ
ップ関数で与えられるファジィ領域を求め、該3次元楕
円メンバシップ関数と前記領域を表わす3次元メンバシ
ップ関数との重なり合う部分で最大になる適合度とする
ことを特徴とする障害物回避装置。 - 【請求項6】請求項3乃至5のいずれかに記載の障害物
回避装置において、複数個の移動障害物を対象とし、前
記移動物が右に回避しなければならない移動障害物のう
ち前記総合評価値が最大になる障害物に対する進行方向
修正角度と、前記移動物が左に回避しなければならない
移動障害物のうち総合評価値が最大になる障害物に対す
る進行方向修正角度との、前記総合評価値についての重
み平均を取ることにより、前記複数個の移動障害物に対
する回避のための修正角度を求めることを特徴とする障
害物回避装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132977A JPH04358209A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 障害物回避装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3132977A JPH04358209A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 障害物回避装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04358209A true JPH04358209A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15093914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3132977A Pending JPH04358209A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 障害物回避装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04358209A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998020398A1 (fr) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Komatsu Ltd. | Appareil permettant de prevenir la collision d'un objet en mouvement avec un obstacle |
| JP2008065811A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-03-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 障害物回避方法と障害物回避移動装置 |
| JP2008065755A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Hitachi Ltd | 移動装置 |
| JP2008152714A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 移動装置、ならびにその制御システム、制御プログラムおよび監督システム |
| JP2008149436A (ja) * | 2006-12-20 | 2008-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 移動装置、ならびにその制御システム、制御プログラムおよび監督システム |
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| JP2009110495A (ja) * | 2007-04-12 | 2009-05-21 | Panasonic Corp | 自律移動型装置、自律移動型装置用の制御装置および自律移動型装置用のプログラム |
| JP2009134642A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Honda Motor Co Ltd | 移動装置および移動装置システム |
| JP2012226613A (ja) * | 2011-04-20 | 2012-11-15 | Toyota Central R&D Labs Inc | 衝突防止機能付き車両 |
| JP2013235563A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-11-21 | Daifuku Co Ltd | 物品搬送設備 |
| JP2016151897A (ja) * | 2015-02-17 | 2016-08-22 | 株式会社安川電機 | 移動体制御装置および移動体制御方法 |
| JP2023072146A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | トヨタ自動車株式会社 | ロボット制御システム、ロボット制御方法、及びプログラム |
| JP2025028466A (ja) * | 2023-08-18 | 2025-03-03 | 株式会社エイトノット | 移動経路生成システム |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP3132977A patent/JPH04358209A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998020398A1 (fr) * | 1996-11-07 | 1998-05-14 | Komatsu Ltd. | Appareil permettant de prevenir la collision d'un objet en mouvement avec un obstacle |
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| US7571026B2 (en) | 2006-12-20 | 2009-08-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Mobile apparatus, and control method thereof, control program and supervisory system therefor |
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| US7529622B2 (en) | 2006-12-20 | 2009-05-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Mobile apparatus, and control method thereof, control program and supervisory system therefor |
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| US8442714B2 (en) | 2007-04-12 | 2013-05-14 | Panasonic Corporation | Autonomous mobile device, and control device and program product for the autonomous mobile device |
| JP2009110495A (ja) * | 2007-04-12 | 2009-05-21 | Panasonic Corp | 自律移動型装置、自律移動型装置用の制御装置および自律移動型装置用のプログラム |
| JP2009134642A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Honda Motor Co Ltd | 移動装置および移動装置システム |
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| JP2025028466A (ja) * | 2023-08-18 | 2025-03-03 | 株式会社エイトノット | 移動経路生成システム |
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