JPH04358508A - 汚液の濾過装置及び加工機の加工液濾過装置 - Google Patents

汚液の濾過装置及び加工機の加工液濾過装置

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JPH04358508A
JPH04358508A JP3102600A JP10260091A JPH04358508A JP H04358508 A JPH04358508 A JP H04358508A JP 3102600 A JP3102600 A JP 3102600A JP 10260091 A JP10260091 A JP 10260091A JP H04358508 A JPH04358508 A JP H04358508A
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JP
Japan
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filter medium
processing
filter
sewage
machining
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Pending
Application number
JP3102600A
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English (en)
Inventor
Muneo Nakayama
中山 宗雄
Toshihiro Nagasaka
長坂 敏弘
Toshio Suzuki
俊雄 鈴木
Takeshi Yatomi
弥冨 剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汚液の濾過装置及び加
工機の加工液濾過装置に係り、さらに詳しくは、濾材の
寿命を延ばし、濾過装置のランニングコストを大幅に下
げるとともに、加工機の稼働率を上げ、保守が容易な汚
液の濾過装置及び加工機の加工液濾過装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図36は従来のワイヤ放電加工機の加工
液濾過装置の一例を示す構成図、図37はその加工液フ
ィルタの構成を示す一部断面図、図38は平面図である
。図において、1はワイヤ電極、2は被加工物、3は放
電加工機の加工槽で、下部に排液管3aが設けられてい
る。4は加工槽3の下方に設置され、加工汚液を溜める
汚液槽5と、濾過した清浄な加工液を溜める清液槽6と
からなる加工液濾過装置、7は清液槽6内に設置された
加工液フィルタで、加工液フィルタ7と汚液槽5とはパ
イプ8で連通されている。9はパイプ8に設けられた濾
過ポンプ、10は加工液フィルタ7内の圧力を検出する
圧力計である。11,12は対向配置された放電加工機
の加工液ノズルで、パイプ13により清浄槽6と連通し
ており、パイプ13には加工液の供給ポンプ14が設け
られている。
【0003】加工液フィルタ7の詳細を図37及び図3
8に示す。この加工液フィルタ7は例えば特開昭59−
73234号公報に開示されているように、側壁面に多
数の加工液通過孔17があけられた二重構造の円筒状の
パンチメタル15,16の間に濾材18を挾持し、その
上下端を中心部に穴を有するプレート19,20で挾ん
だ構造になっている。この加工液フィルタ7はプレート
19,20に設けた穴が側壁面に多数の小孔22があけ
られた円筒シャフト21に嵌入され、パッキン23,2
3aによってシールされて、ナット24によりシャフト
固定台25に固定されている。なお、円筒シャフト21
はパイプ8に接続されており、また、加工液フィルタ7
は通常清浄槽6内に設置され、清浄な加工液内に浸漬さ
れている。
【0004】次に、上記のような加工液濾過器を備えた
ワイヤ放電加工機の作用について説明する。ワイヤ放電
加工機は、被加工物2の加工孔に挿通されたワイヤ電極
1と被加工物2との間に電圧を印加し、加工液ノズル1
1,12から両者の間(極間)に加工液を供給しながら
放電を発生させ、その放電エネルギにより被加工物2を
加工するもので、加工により大きさ数μmから数十μm
程度のほぼ球状の加工屑が発生する。この加工屑の存在
は、二次放電や集中放電などの加工不安定、ワイヤ電極
1の断線などを引き起すので、安定した加工を行なうた
めには、極間に供給される加工液は清浄でなければなら
ない。
【0005】供給ポンプ14により清浄槽6からパイプ
13を介して加工液ノズル11,12に送られ、極間に
供給された加工液は、加工屑を含んだ加工汚液となって
加工槽3で受けられ、排液管3aから排出されて加工液
濾過装置4の汚液槽5に回収される。そして、加工汚液
は汚液槽5から濾過ポンプ9によって加工液フィルタ7
に圧送され、円筒シャフト21の小孔22から内側のパ
ンチメタル15の加工液通過孔17を通って濾材18内
に入り、濾材18で濾過されて外側のパンチメタル16
の加工液通過孔17から排出され、清液槽6内に貯留さ
れる。そして、供給ポンプ14により再び極間に供給さ
れ、このようにして、加工液は循環再生される。なお、
通常は極間に供給される加工液量よりも、加工液フィル
タ7で濾過される加工液量の方が多いので、清液槽6内
の清浄な加工液は汚液槽5へオーバーフローしている。
【0006】濾材18が目詰りし、加工液フィルタ7の
内部圧力が上昇して濾材18の引張強度以上になると濾
材18が破裂するので、圧力計10で加工液フィルタ7
の内部圧力を監視し、所定の圧力になったところで濾材
18を交換する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電加工機の加
工液濾過装置は以上のように構成されており、比較的粒
径の大きな加工屑を含む加工汚液が加工液フィルタ7に
送られるため、濾材18の目詰まりが早く、その都度交
換しなければならないのでランニングコストが高くなる
という問題があった。また、濾材18の交換は、清液槽
6に浸漬されている加工液フィルタ7を抜き出さなけれ
ばならないため、加工液が飛散すると同時に、加工液フ
ィルタ7内に残っている加工汚液が清液槽6内に混じっ
てしまい、清液槽6が清浄になるまで加工が行えず、濾
過のみを行なわなければならないので放電加工機の稼働
率を著しく低くしてしまうという問題もある。
【0008】このようなことから、濾材の寿命を延ばす
ために、図39に示すように汚液槽5に隣接してこれと
連通する沈殿タンク5aを設け、加工槽3からの加工汚
液を先ず沈殿タンク5aに貯留し、加工屑を沈澱させた
のち汚液槽5に移すようにしたものがある(特開昭59
−73235号公報参照)。
【0009】しかしながら、このような装置においては
粒径の大きな加工屑は比較的よく沈澱するので濾材18
の寿命は延びるが、沈澱した加工屑を定期的に排除しな
ければいずれは効果がなくなってしまう。ところが、加
工液や加工屑は産業廃棄物として取り扱わなければなら
ないので下水などに流すことはできず、また含水率が非
常に高いので保守、取扱いが困難であるという別の問題
が発生する。さらに、沈澱タンク5a内の加工汚液を排
除してしまうと加工液がその分不足し、補充しなければ
ならないのでコストアップになるとともに、ワイヤ放電
加工機の場合には加工液の比抵抗の管理が面倒である。
【0010】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、構造が簡単で濾過効率の高い汚液の濾過装置
、及び加工液フィルタの寿命を延してランニングコスト
を低減すると共に、加工液フィルタの交換頻度を減らし
て加工機の稼働率を向上させ、さらに保守が容易で異常
が発生しても直ちにこれに対応することのできる加工機
の加工液濾過装置を得ることを目的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る汚液の濾過
装置は、 (1)汚液を濾過して再使用する濾過装置において、連
続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材に前記汚液
を供給する汚液供給手段と、前記濾材の上面側と下面側
との間に圧力差を発生させる圧力差発生手段とを備えた
もの
【0012】(2)汚液を濾過器内に設置したフィルタ
で濾過して再使用する濾過装置において、前記濾過器外
に設けられ連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾
材に前記汚液を供給する汚液供給手段と、前記濾材の上
面側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発生手
段と、所定の期間前記フィルタのみで汚液を濾過する選
択手段とを備えたもの、及び
【0013】(3)上記(1),(2)の装置において
、濾材の有無及び/又は残量を検出する検出手段を備え
たもの、
【0014】(4)上記(1)〜(3)の装置において
、濾材の供給速度を制御する制御手段を備えたもので、
【0015】(5)  上記(1)〜(4)の装置にお
いて、濾材の上面側と下面側との圧力差を制御する制御
手段を備えたもの。
【0016】(6)  上記(1)〜(5)の装置にお
いて、圧力差発生手段の吸引部を複数に分割し、それぞ
れの吸引部の圧力差を変える手段を備えたものである。
【0017】また、本発明に係る加工機の加工液濾過装
置は、 (1)被加工物の加工によって生じた加工汚液を濾過し
て再使用する加工機の加工液濾過装置において、連続的
に供給されるシート状の濾材と、該濾材に前記加工汚液
を供給する加工汚液供給手段と、前記濾材の上面側と下
面側との間に圧力差を発生させる圧力差発生手段と、前
記圧力差によって濾材を通過した加工濾過液を濾過液槽
に戻す戻し手段とを備えたもの、
【0018】上記装置において、 (2)前記加工汚液供給手段は、前記加工機から加工汚
液を取入れるもの、
【0019】(3)前記加工汚液供給手段は、前記加工
機から加工汚液タンクに排出された加工汚液を取入れる
もの、
【0020】(4)前記加工汚液供給手段は、前記加工
機から加工汚液を濾材に供給する経路及び加工汚液タン
クに流す経路と、これら両経路を切換える切換手段とを
備えたもの、さらに、
【0021】(5)被加工物の加工によって生じた加工
汚液を濾過器内に設置したフィルタで濾過して再使用す
る加工機の加工液濾過装置において、前記濾過器外に設
けられ連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材に
前記加工汚液を供給する加工汚液供給手段と、前記濾材
の上面側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発
生手段と、前記圧力差によって濾材を通過した加工濾過
液を前記濾過器に戻す戻し手段と、所定の期間前記フィ
ルタのみで加工液を濾過する選択手段とを備えたもの、
及び
【0022】(6)上記(1)〜(5)の装置において
、濾材の有無及び/又は残量を検出する検出手段を備え
たもの、
【0023】(7)上記(1)〜(6)の装置において
濾材の供給速度を制御する制御手段を備えたものである
【0024】(8)上記(1)〜(7)の装置において
、濾材の上面側と下面側との圧力差を制御する制御手段
を備えたもの
【0025】(9)上記(1)〜(8)の装置において
、圧力発生手段の吸引部を複数に分割し、各吸引部の圧
力差を変える手段を備えたもの
【0026】(10)上記(1)の装置において、濾材
と、加工液供給手段と、圧力差発生手段とからなる濾過
装置を上下に複数段設置し、最下段の濾過装置に加工濾
過液の戻し手段を設けたものである。
【0027】
【作用】本発明に係る汚液の濾過装置において、汚液供
給手段により濾材に供給された汚液は、濾材の上面側と
下面側との間に発生する圧力差によって濾材を通過する
。このとき、濾液に含まれる異物は濾材によって捕捉さ
れ、清浄な液となる。一方、濾材は連続的に供給される
ので、目詰りが発生せず、常に安定した濾過が行なわれ
る。
【0028】また、濾過器内にフィルタを備えた場合は
、フィルタの寿命を延長できるばかりでなく、所定の時
間濾材による濾過を停止してフィルタのみで汚液を濾過
することにより、フィルタのプリコートを行なう。
【0029】さらに、濾材の有無、残量を検出し、ある
いは濾材の供給速度を制御することにより、無理、無駄
なく濾材を供給し、汚液を濾過する。
【0030】また、濾材の上面側と下面側との圧力差を
制御し、あるいは圧力差発生手段の吸引部を複数に分割
して各吸引部の圧力差を変える手段を設けることにより
、汚液をより清浄に濾過することができる。
【0031】また、本発明に係る加工機の加工液濾過装
置は、加工液供給手段により加工機又は加工汚液タンク
から供給された加工汚液は、シート状の濾材によって加
工屑が捕捉され、濾材を通過した加工濾過液は清液槽又
は加工汚液タンクに移される。
【0032】また、濾過器内にフィルタを備えた場合は
、所定の時間濾材による濾過を停止してフィルタのみで
汚液を濾過することにより、フィルタのプリコートを行
なう。
【0033】さらに、濾材に加工汚液を供給する経路、
加工汚液タンクに加工汚液を流す経路及びこれら両経路
の切換手段を設けた場合は、加工機から多量の加工汚液
が排出され、あるいは濾材が無くなり、又は差圧発生手
段に異常を生じたときは、切換手段により経路を加工汚
液タンク側に切換え、濾材への加工汚液の供給を停止す
る。
【0034】また、濾材の有無、残量を検出し、あるい
は濾材の供給速度を制御することにより、無理、無駄な
く濾材を供給し、汚液を濾過する。
【0035】さらにまた、濾材の上面側と下面側との圧
力差を制御し、又は圧力発生手段の吸引部を複数に分割
して各吸引部の圧力差を変える手段を設け、あるいは濾
過装置を上下に複数段設置することにより、加工汚液を
より清浄に濾過することができる。
【0036】
【実施例】図1は本発明実施例の構成図、図2はその要
部の平面図である。なお、図36で説明した従来例と同
じ部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0037】図において、30は濾過装置で、31は濾
紙、不織布などからなり、ロール状に巻かれて供給部に
セットされたシート状の濾材、32はモータ33に駆動
され、吸引部34を通過した濾材31を巻取る巻取りロ
ールである。36は吸引部34の下部に設けられ、上面
にメッシュ面35が形成されたボックスで、濾材31は
メッシュ面35に接して送られる。37はボックス36
に連結され、清浄槽6上に開口するパイプ38に設けら
れたブロワで、本実施例では液体、気体の両者を吸引で
きる例えばナッシュブロワを使用している。なお、巻取
ロール32を駆動するモータ33及びブロワ37は、供
給ポンプ14と連動している。39は加工汚液供給装置
で、加工槽3の排液管3aに連結されたホース40と、
濾材31上に加工汚液を分散させる分散器41とからな
っている。
【0038】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。加工が開始されて加工液が極間に供給さ
れると、モータ33が作動して濾材31は巻取ロール3
2に巻取られ、所定の速度で吸引部34のメッシュ面3
5上を移動する。このとき、ブロワ37も作動を開始す
る。加工により極間で発生した加工屑を含んだ加工汚液
は、加工槽3から排液管3aを経てホース40に導かれ
、分散器41によりメッシュ面35に分散排出される。 メッシュ面35の下に設けたボックス36内はブロワ3
7により負圧状態になっているため、加工汚液は空気と
共に濾材31を通してボックス36内に吸引される。こ
のとき、加工汚液に含まれる加工屑のうち、濾材31の
網目より大きいものは濾材31を通過できず、濾材31
に捕捉される。濾材31は所定の速度で巻取られて移動
するので目詰りは発生せず、常に同じ状態で安定した濾
過が行なわれる。
【0039】濾材31で濾過されて加工屑が除去された
加工濾過液は、加工屑がほとんどない清浄な加工液に再
生され、ブロワ37により清液槽6に戻される。
【0040】巻取ロール32に巻取られた使用済みの濾
材31は、吸引装置37に吸引されて液体分をほとんど
含んでいないので、処理がきわめて容易であり、可燃性
の濾材31を用いれば焼却処理も可能である。
【0041】なお、上記の説明では、濾過装置30で濾
過された加工液を清浄槽6へ戻す場合について説明した
が、被加工物を荒加工する場合のように加工屑が大きい
ときは、加工屑は濾材31によりほとんど捕捉されて清
浄な加工液が得られるので、特に問題はない。しかし、
仕上げ加工のように加工屑が微細な場合は濾材31で充
分に濾過できないことがある。このような場合は、濾過
装置30で濾過された加工液を図36に示すような加工
液濾過器4のフィルタ7に供給し、このフィルタ7によ
りさらに濾過するようにしてもよい。
【0042】図3は本発明の第2の実施例の構成図、図
4はその平面図である。43はメッシュ面35の両側に
スプロケット穴を有するベルト44が取付けられたエン
ドレスのメッシュ部材で、シート状濾材31とボックス
36との間に配設され、モータ33aで駆動されるスプ
ロケット45により矢印方向に走行する。42は使用済
みの濾材31を収容する箱である。
【0043】上記のような本実施例において、加工が開
始されると、メッシュ部材43はスプロケット45に駆
動されて矢印方向に移動する。このとき濾材31はブロ
ワ37に吸引され、その吸引力によりメッシュ部材43
に密着するので、メッシュ部材43の移動に伴って濾材
31も矢印方向に移動し、使用済みの濾材31は箱42
内に落下し、収容される。なお、使用済みの濾材31は
巻取ロールに巻取るようにしてもよい。
【0044】上述の実施例において、ボックス36の上
面は開放してもよく、あるいはメッシュ面35を設けて
もよい。また、走行するメッシュ部材43の滑りをよく
するため、ボックス36と間隔をあけて配置し、あるい
は両者の間にころを配置してもよい。
【0045】図5は本発明の第3の実施例の構成図、図
6はその要部の平面図である。前述した第1,第2の実
施例(図1〜図4)では、気体、液体の両者を吸引でき
るブロワ37を使用した場合を示したが、本実施例はル
ーツブロワの如く気体のみを吸引するブロワ37aを用
いたものである。本実施例においては、加工液濾装置4
の汚液槽5と連通する加工汚液溜り47を汚液槽5に近
接して設置すると共に、一部がこの中に挿入された気液
分離塔46を設け、ブロワ37aの吸込側を気液分離塔
46の上部に接続し、ボックス36と気液分離塔46の
上部(但し、ブロワ37aとの接続部より下方)7をパ
イプ38aで接続する。
【0046】このように構成した本実施例においては、
ボックス36内の加工汚液と空気はブロワ37aの吸引
によって気液分離塔46の上部に導かれ、加工汚液は自
重により加工汚液溜り47内に落下し、空気はブロワ3
7aの吹出側から排出される。加工汚液溜り47内に溜
った加工汚液は汚液槽5に流入し、加工液フィルタ7に
よって清浄な加工液に再生される。
【0047】図7は本発明の第4の実施例の構成図、図
8はその要部の平面図である。本実施例においては、加
工槽3の排液管3aを汚液槽5上に開口して、加工槽3
からの加工汚液を汚液槽5に流入させると共に、一端が
汚液槽5内に浸漬されたパイプ48に汲み上げポンプ4
9を接続し、他端を吸引部34の上に設けられた分散器
41に連結したものである。
【0048】上記のように構成した本実施例において、
加工液濾過装置4の運転が指令されると、モータ33が
駆動されて濾材31は巻取ロール32に巻取られ、所定
の速度で吸引部34のメッシュ面35上を移動すると共
に、ブロワ37及び吸上げポンプ49も作動を開始する
。加工によって極間で発生した加工屑を含んだ加工汚液
は排液管3aから汚液槽5に流入する。一方、汲上げポ
ンプ49は汚液槽5内の加工汚液を汲上げ、パイプ48
を介して分散器41に送り、濾材31上に分散排出する
。大きい加工屑が濾材31によって除去された加工汚液
はパイプ38を介して汚液槽5に戻され、以下図36の
従来例で説明した作用により清液槽6で清浄な加工液に
再生される。
【0049】上記の説明では、濾過装置30で濾過され
た加工濾過液を汚液槽5に戻し、これを濾過ポンプ9に
よりフィルタ7に供給する場合を示したが、第1の実施
例(図1、図2)で説明したように加工濾過液を清浄槽
5へ戻すようにしてもよく、あるいは図7に破線で示す
ように加工濾過液をフィルタ7に供給してさらに濾過す
るようにしてもよい。
【0050】図9、図10は本発明の第5の実施例を示
すものである。本実施例においては、加工によって生じ
た加工汚液を汚液槽5に流入させ、汚液槽5から汲上げ
ポンプ49で汲上げた加工汚液をパイプ48を介して分
散器41に供給するようにしたもので、濾過装置30及
び気液分離塔46の作用は第3の実施例(図5、図6)
の場合と同様である。
【0051】図11、図12は本発明の第6の実施例を
示すもので、加工槽3からの加工汚液を汚液槽5に流入
させると共に、汲上げポンプ49を有するパイプ48及
び気液分離塔46を汚液槽5の汚液中に浸漬したもので
ある。
【0052】図13、図14は本発明の第7の実施例を
示すもので、加工液濾過装置4及び濾過装置30は、第
4の実施例(図7、図8)の場合と同じである。50は
加工槽3内に設置された仕切板で、下部には加工液が移
動しうるように開口部50aが設けられている。51は
放電加工機の制御装置(図示せず)からの信号によって
作動するシリンダ52に駆動され、仕切板50の開口部
50aを開閉するゲートである。53は加工槽3の排液
管3aに接続され、一端が汚液槽5内に開口し、他端が
吸引部34の濾材31上において分散器41に接続され
たパイプで、排液管3aとの接続部の両側には電磁弁5
4,55が設けられている。
【0053】56は放電加工機の制御装置に接続された
経路切換用の制御器で、濾材31上に配設された透過式
、あるいは反射式の如き光センサ58と、パイプ38に
設けられ吸引装置30で発生する負圧を測定する負圧計
59からの信号が加えられ、また、その出力信号は電磁
弁54,55に加えられる。
【0054】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。加工が開始されて加工液が極間に供給さ
れると、モータ33が作動して濾材31は巻取ロール3
2に巻取られ、所定の速度で吸引部34のメッシュ面3
5に沿って移動し、ブロワ37も動作を開始する。通常
の加工時は、電磁弁54は開、電磁弁55は閉となって
おり、加工によって極間で発生した加工屑を含む加工汚
液は、排液管3aから電磁弁54を経て分散器41に供
給され、濾材31上に分散排出される。メッシュ面35
の下に配置されたボックス36内はブロワ37により負
圧状態になっているので、加工汚液は空気と共に濾材3
1を透過してボックス36内に吸引される。このとき、
加工汚液中の加工屑のうち、濾材31の網目より大きい
ものは濾材31を通過できず、濾材31に捕捉される。 濾材31は移動しているので目詰りは発生せず、常に同
じ状態で安定して濾過が行なわれる。汚液槽5に貯留さ
れた加工汚液の濾過作用は前述の通りである。
【0055】ところで、例えば被加工物2を加工液に浸
漬して加工を行なう方式のワイヤ放電加工機(図13の
例)においては、通常の加工中はゲート51は閉じてお
り、仕切板50をオーバーフローした加工汚液が排液管
3aから排出される。しかし、段取りなどのため、加工
槽3に溜った加工液全部を排出したいことがあり、この
場合は、制御装置からの指令又は手動操作によりゲート
51を開放する。この結果、加工中の数倍〜数十倍の加
工液が排出されるため、濾過装置30では処理しきれな
い。そこで、このような場合は、制御器56からの指令
に基いて電磁弁54を閉じ、電磁弁55を開いて、加工
汚液を排液管3a、パイプ53を経て直接汚液槽5へ排
出する。
【0056】また、なんらかの理由でブロワ37の吸引
力が低下したり、濾材31が無くなるなど、濾過装置3
0に異常が発生した場合は、吸引力の低下は負圧計59
で、濾材31の有無は光センサ58で検出できるので、
この検出した異常信号を制御器56へ送り、電磁弁54
,55を切換えて加工汚液を直接汚液槽5へ排出する。
【0057】上記の説明では、加工汚液の経路の切換手
段として電磁弁54,55を使用した場合を示したが、
自動又は手動による他の切換手段を用いてもよい。また
パイプ38中に負圧計59を設置してブロワ37の吸引
力を検出する場合を示したが、例えばボックス36内に
フロートスイッチを設け、吸引力が低下して汚液面が上
昇したときはこれに伴なってフロートスイッチも上昇し
、制御器56に吸引力の低下信号を送るなど、他の手段
を用いてもよい。
【0058】さらに濾材31の有無を光センサ58で検
出したが、例えば濾材31の供給ロールの軸にエンコー
ダを取付け、その回転を検出するなど、他の手段を利用
することもできる。また、これら以外に、濾過装置30
における加工汚液のオーバーフロー、濾材31の移動停
止などを検出して制御器56に加え、加工汚液の経路の
切換えを行なうようにしてもよい。
【0059】図15、図16は本発明の第8の実施例を
示すもので、加工液濾過装置4及び濾過装置30は第4
の実施例(図7、図8)の場合と同じである。61は巻
取ロール32に取付けられたエンコーダで、その出力信
号はカウンタ62に加えられ、カウンタ62の計数値は
表示器63に表示される。56は制御器で、濾材31と
対向配置され濾材31の有無を検出する光センサ65の
出力信号が加えられ、それに対応した信号を汲上ポンプ
49に出力すると共に、その出力信号は加工機制御装置
へ加えられる。
【0060】ところで、前述の各実施例においては、シ
ート状の濾材31がなくなった場合でも濾過装置30は
そのまま作動を続け、加工汚液は濾過されないまま清液
槽6へ送られる。ワイヤ放電加工機の場合、加工液が濾
過されずに加工を続けると、加工液中の加工屑のため二
次放電や集中放電などが生じてワイヤ電極の断線などを
引き起すので、安定した加工ができないという不都合が
生じる。
【0061】また、濾材31の残りの使用可能量あるい
は使用可能時間を確認する手段がないため、作業者は濾
材31の交換時間を正確に知ることができず、加工中に
濾材31の有無を何度も確認しなければならない。
【0062】本実施例においては、巻取ロール32の回
転はエンコーダ61で検出され、濾材31の使用量又は
残量をカウンタ62で計算し、表示器63に表示する。 また、光センサ65により濾材31の有無を検出し、濾
材31が無くなったことを検出するとその信号を制御器
56へ送り、汲上ポンプ49を直ちに停止させると共に
、加工機制御装置へ送られた信号によりモータ33及び
ブロワ37を停止させる。この場合、濾過装置30が停
止しても、加工液フィルタ7により加工汚液の濾過が行
なわれているので、加工を中断することなく新しい濾材
31をセットして濾過装置30を再作動させることがで
きる。
【0063】図17、図18は本発明の第9の実施例を
示すものである。本実施例においては汚液槽5は清液槽
6から離れた位置に設置されており、加工液フィルタは
設けられていないが、濾過装置30は第4の実施例(図
7、図8)の場合と同じである。66a,66bは導電
材料からなるローラで、濾材31を挾んで対向配置され
ており、両ローラ66a,66bはそれぞれ制御器56
に接続され、制御器56の出力はブロワ37、汲上げポ
ンプ49及び加工機制御装置(図示せず)へ送られる。 61は一方のローラ66aに取付けられたエンコーダ、
62はカウンタ、63は表示器である。
【0064】本実施例において、ローラ66a,66b
間に濾材31が存在すると両ローラ66a,66bは絶
縁状態にあるが、濾材31が存在しなくなると両ローラ
66a,66bは接触して導通状態になる。したがって
、制御器56で濾材31の有無(導電の有無)を判断し
、濾材31が無いときはブロワ37及び汲上げポンプ4
9を停止させると共に、加工機制御装置へ信号を送って
加工を停止させる。
【0065】また、エンコーダ61により濾材31の送
り量を求めることができる。さらに加工機制御装置から
残りの加工時間の情報を取入れ、その値から加工に必要
な濾材31の長さを推定して表示することもできる。ま
た、この推定された濾材31の必要量と、エンコーダ6
1で検出された濾材31の残量とを比較し、濾材31が
不足すると判断したときは警報を出し、濾材31の交換
を促すこともできる。
【0066】図19、図20は本発明の第10の実施例
を示すもので、濾過装置30の構造は第2の実施例(図
3、図4)と同じである。65は濾材31に近接して配
置された光センサ、67は廃液管3aの途中に設けられ
た電磁弁、56は制御器で、光センサ65の出力信号は
制御器56に加えられ、制御器56の出力信号は電磁弁
67及び加工機制御装置(図示せず)へ送られる。61
はスプロケット45を駆動するモータ33aに取付けら
れたエンコーダ、62はカウンタ、63は表示器、68
は警報器である。
【0067】いま、光センサ65で濾材31が無いこと
を検出すると、その信号は制御器56へ送られ、制御器
56は電磁弁67を閉じると共に加工機制御装置に信号
を送って加工機の加工を停止させ、濾材31を交換する
【0068】一方、エンコーダ61及びカウンタ62に
より濾材31の供給量を求め、濾材31がある一定量以
下になると警報器68によりブザーを鳴らし、あるいは
警報灯を点灯する。警報灯を回転灯とすれば作業者の確
認がさらに容易である。
【0069】上記の説明では濾材31の有無及び残量の
検出をエンコーダ61、光センサ65あるいは導電性ロ
ーラ66a,66bで行なう場合を示したが、他の手段
を用いてもよい。
【0070】図21、図22は本発明の第11の実施の
説明図で、その構成は第1の実施例とほぼ同じである。 本実施例においては、巻取ロール32を駆動するモータ
33aを制御器56によって速度制御される可変速モー
タとしたもので、可変モータ33aへの速度指令を加工
機制御装置70からのプログラム指令又は手動によって
行なうようにしたものである。
【0071】放電加工においては、加工により単位時間
当りに極間で発生する加工屑の量は、投入される加工エ
ネルギに比例する。加工エネルギは加工電源(図示せず
)のパラメータ、例えば印加電圧値、電流パルス幅、電
流波高値、休止時間などを目的に合わせて設定すること
により決定され、パラメータは加工機制御装置70から
加工電源へ指令される。これらのパラメータは被加工物
2の材質、板厚、ワイヤ電極1の径、所望の加工速度な
どで決定され、そのデータは電気条件列として番号付け
され、加工機制御装置70に記憶されている。したがっ
て、加工プログラム中で所望の電気条件列に対応する番
号を呼び出せば、その電気条件列が自動的にセットされ
、加工が行われる。この電気条件列のパラメータの一つ
として可変速モータ33aの速度を規定しておき、加工
電源に電気条件パラメータを送るとき可変速モータ33
aの制御器56へ速度指令を送る。可変速モータ33a
の速度の値は、電気条件列による加工屑の発生量と濾材
31の捕捉能力から決定でき、あるいは実験的に求める
ことが可能である。もちろん、制御器56へ手動で直接
速度指令を送ってもよい。
【0072】本実施例においては、濾材31は上述のパ
ラメータによって決定された速度で巻取られて移動する
ので目詰りが発生せず、常に同じ状態で安定した濾過を
行なうことができる。
【0073】図23、図24は本発明の第12の実施例
で、本実施例は排液管3aに近接して光センサ65を設
け、その出力信号を制御器56に加えるようにしたもの
である。光センサ65は排液管3aを通過する加工汚液
の汚濁度を検出し、それを制御器56へ出力する。汚濁
度が高いときは加工汚液中の加工屑が多いので、濾材3
1が目詰りしないように制御器71は可変速モータ33
aの速度を高く設定し、汚濁度が低いときは加工屑が少
ないので、濾材31を節約するために可変速モータ33
aの速度を低く設定する。
【0074】図25、図26は本発明の第13の実施例
で、本実施例はボックス36の下流側に光センサ65を
設置し、使用済の濾材31の目詰り度を検出してその出
力信号を制御器56へ送るようにしたものである。
【0075】本実施例においては、予め制御器71に濾
材31の最適な目詰り度の基準値を設定しておき、光セ
ンサ65の出力がその基準値に近づくように可変速モー
タ33aの速度を制御し、無理、無駄のない濾材31の
供給を行なうようにしたものである。
【0076】図27、図28は本発明の第14の実施例
で、パイプ38にボックス36内の負圧を測定する負圧
計72を設け、その出力を制御器56に加えるようにし
たものである。
【0077】本実施例において、可変モータ33aの速
度が加工汚液中の加工屑量に対応せず低過ぎる場合は、
濾材31に目詰りが発生してボックス36内の負圧が上
昇し、また、加工屑量が少なく濾材31が目詰りしない
と空気の吸込み量が多くなるので負圧は低下する。制御
器56に最適負圧(すなわち適度な目詰り状態)の基準
値を予め設定しておき、負圧計72の出力を基準値に近
付けるように可変速モータ33aの速度を制御すること
により、無理、無駄がなく濾材31を供給することがで
きる。
【0078】なお、第3(図5、図6)、第4(図7、
図8)、第5(図9、図10)、第6(図11、図12
)及び第7(図13、図14)の実施例においても、上
述の第11の実施例(図21、図22)と同様に、モー
タ33を可変速モータとし、制御器56で濾材31の速
度を制御することができる。また、第12の実施例(図
23、図24)のように排液管3aを通過する加工汚液
の汚濁度を検出し、あるいは、第13の実施例(図25
、図26)のように使用済の濾材31の目詰り度を検出
し、さらには、第14の実施例(図27、図28)のよ
うにボックス36内の負圧を検出して濾材31の速度を
制御するようにしてもよい。
【0079】図29、図30は本発明の第15の実施例
を示すもので、加工液濾過装置4及び濾過装置30は第
4の実施例(図3、図4)の場合と同じである。70は
加工液フィルタ7の圧力を監視する圧力計10、濾過ポ
ンプ9、供給ポンプ14及び制御器56が接続された加
工機制御装置で、制御器56は巻取ロール32を駆動す
るモータ33、ブロワ37及び汲上ポンプ49を制御す
る。
【0080】上記のような汚液の濾過装置は、通常第4
(図3、図4)の実施例と同様な作用で、加工汚液を清
浄な加工液に再生する。
【0081】ところで、加工液フィルタ7あるいはその
濾材18を新しいものに交換した当初は、細かい加工屑
はフィルタ7を通過してしまうので、高精度な濾過を行
うためにプリコートしなければならない。加工液フィル
タ7がプリコートされていない状態では、圧力計10の
値は低い。そこでこれを受信した加工機制御装置70は
圧力値が所定値になるまでは濾過装置30を選択しない
指令を制御器56に指令し、制御器56はこの指令を受
けたときは、モータ33、ブロワ37及び汲上ポンプ4
9に指令して作動を停止させ、加工汚液の濾過を加工液
フィルタ7のみで行なわせる。加工液フィルタ7のプリ
コートが進んで圧力値が所定値に達したときは、圧力計
10の出力信号により加工機制御装置70から制御器5
6に運転の指令を出力し、モータ33、ブロワ37及び
汲上ポンプ49を作動させて濾過装置30の運転を開始
する。
【0082】ところで、濾材31で捕捉できる加工屑の
大きさは、濾材31の厚さ、メッシュやブロワ37の吸
引圧力などによって決まる。しかし、被加工物2を加工
する場合、加工条件によって加工屑の大きさが変るため
、濾過しようとする加工屑の大きさも当然変る。したが
って、先に述べた濾材31の厚さ、メッシュあるいはブ
ロワ37の吸引圧力が一定であると、加工条件によって
は濾過効率が低下してしまうことがある。つまり、仕上
加工のように細かい加工屑が発生する場合は加工屑が濾
材31を透過してしまったり、逆に荒加工のように大き
な加工屑が発生する場合には、濾材31が目詰りしてし
まうことがある。
【0083】また、吸引部34のメッシュ面35が濾材
31の送り方向(図1の矢印方向)に長いと、いったん
濾材31に捕捉された加工屑が、濾材31が矢印方向へ
移動していくうちにだんだん吸引されて、ついには加工
屑が濾材31を透過してしまうという問題を生じる。
【0084】図31、図32は本発明の第16の実施例
の構成図で、特に上述の課題を解決するためのものであ
る。なお、第1〜第15の実施例と同じ部分にはこれと
同じ符号を付し、説明を省略する。75はパイプ38に
設けたレギュレータ、76はレギュレータ75の開閉を
制御する制御器であり、加工機の制御装置に接続されて
いる。なお、制御器76は、モータ33及びブロワ37
とも接続されている。
【0085】上記のような本実施例において、加工開始
の信号が加工機の制御装置から制御器76へ送られると
、制御器76はモータ33とブロワ37を始動させる。 さらに制御器76は、加工機の制御装置から加工条件の
情報を取込み、加工屑の大きさを推定し、その大きさに
応じてレギュレータ75の制御を行ない、吸引力を調整
する。なお、本実施例では吸引力の調整のみを行なった
が、モータ33の回転速度により濾材31の送り速度の
制御も併用すれば、より効果的な濾過を行なうことがで
きる。
【0086】図33は本発明の第17の実施例の構成図
である。本実施例においては、吸引部34の下部に複数
のボックス36a,36b,36cを設け、それぞれ清
浄槽6上に開口するパイプ38a,38b,38cを接
続したもので、各パイプ38a,38b,38cにはそ
れぞれブロワ37a,38b,37c及びバルブ77a
,77b,77cが連結されている。
【0087】上記のように構成した本実施例においては
、上流側のボックス36aの吸引力を一番強く、下流側
のボックス36cの吸引力を一番弱く、中間のボックス
36bの吸引力を両者の中間に設定してある。そのため
吸引力の強いボックス36aの通過時間が従来に比べて
短かくなるので、濾材31のメッシュよりやや大きい加
工屑が濾材31を透過する前に、濾材31は吸引力のや
や弱いボックス36b上に移動するのでそれ以上吸引さ
れにくくなり、大きい加工屑は勿論、小さい加工屑も捕
捉することができる。なお、必要に応じて各ボックス3
6a,36b,36cの吸引力を変えてもよい。
【0089】図34は本発明の第18の実施例の構成図
ある。本実施例は汚液槽5を第1、第2の汚液槽5a,
5bによって構成したもので、加工槽3に接続された排
液管3aは第1の汚液槽5a上に開口している。79a
,79bは第1の汚液槽5aの上下に設けられた上限フ
ロートスイッチ及び下限フロートスイッチ、80aは第
1の汚液槽5a内に浸漬された攪拌棒で、モータ81a
によって駆動される。49は第1、第2の汚液槽5a,
5bからパイプ48及び分散器41を介してメッシュ面
35に加工汚液を送る吸上げポンプで、その下流側には
バルブ78a,78bが設けられている。
【0089】メッシュ面35の下部に設けたボックス3
6には2本のパイプ38d,38eが連結されており、
それぞれバルブ77d,77e及びブロワ37a,37
bを経たのち、一方は第2の汚液槽5b上に、他方は清
液槽6上にそれぞれ開口している。79c,79dは第
2の汚液槽5bの上下に設けらたれ上限フロートスイッ
チ及び下限フロートスイッチ、80bは第2の汚液槽5
b内に浸漬され、モータ81bによって駆動される攪拌
棒である。なお、ブロワ37bの吸引力はブロワ37a
の吸引力より弱く設定されている。また、バルブ77d
,77e,78a,78b、フロートスイッチ79a,
79b,79c,79d及びモータ33は制御器76に
接続されており、制御器76は加工機の制御装置に接続
されている。
【0090】上記のように構成した本実施例において、
加工により発生した加工汚液は、排液管3a、ホース4
0を経て第1の汚液槽5aに導かれる。第1の汚液槽5
aに溜った加工汚液が上限フロートスイッチ79aを超
えるとバルブ77d、78aが開き、吸上げポンプ49
が作動して加工汚液は濾過装置30へ送られる。同時に
モータ33及びブロワ37aも駆動され、巻取ロール3
2によって濾材31が巻取られる。このようにして加工
汚液は濾過され、パイプ38dを経て第2の汚液槽5b
へ送られる。第1の汚液槽5aの加工液が下限フロート
スイッチ79b以下になると、バルブ77d、78dは
閉じられ、吸上げポンプ49、モータ33及びブロワ3
7aが停止する。
【0091】第2の汚液槽5b内の加工液はほとんど濾
過されて清浄な液となっているが、濾過しきれなかった
細かい加工屑がまだ残っていると、そこで、バルブ78
b,77eを開いて吸上げポンプ49を駆動すると共に
、モータ33及びブロワ37bを作動させる。こにより
第2の汚液槽5bの加工液は再び濾過され、清浄な加工
液となって清液槽6へ送られる。第2の汚液槽5bの加
工液6が下限フロートスイッチ79d以下になると、バ
ルブ78b,77eを閉じると共に、吸上げポンプ49
、モータ33及びブロワ37bが停止する。なお、攪拌
棒80a,80bは汚液槽5a,5b内の加工屑が沈殿
しないように攪拌するためのものである。
【0092】こように、本実施例は、加工汚液をはじめ
は強い吸引力で、次に弱い吸引力で吸引して濾過するこ
とにより、濾過できる加工屑の大きさの範囲を拡大した
ものである。
【0093】図35は本発明の第19の実施例の構成図
である。本実施例においては、濾材31、巻取ロール3
2、モータ33、吸引部34、メッシュ面35、ボック
ス36等からなる2台の濾過器30a,30bを上下に
設置して濾過装置30を構成したもので、第1の濾過器
30aのボックス36aに連結されたパイプ38aは、
ブロワ37aを経て第2の濾過器30a上に開口する分
散器41bに接続されている。38bは第2の濾過器3
0bのボックス36bに接続され、ブロワ37bを経て
清浄槽6上に開口するパイプである。なお、ブロワ37
aの吸引力は、ブロワ37aの吸引力より弱く設定され
ている。
【0094】加工によって発生した加工汚液は、排出管
3aから排出されて分散器41aにより第1の濾過器3
0a上に分散排出され、ブロワ37aにより空気と共に
濾材31aを透過してボックス36a内に吸収される。 このとき、加工汚液に含まれた加工屑のうち、濾材31
aの網目より大きいものは濾材31aを通過できず、濾
材31aに捕捉される。濾材31aで濾過された加工液
はパイプ38a、分散器41bを経て第2の濾過器30
bのメッシュ面35bに排出され、ブロワ37bに吸引
されて濾材31bを透過する。このとき、ブロワ37b
の吸引力が弱いので、第1の濾過器30aの濾材31a
を透過した細かい加工屑は濾材31bで捕捉され、加工
屑のほとんどない清浄な加工液に再生され、清液槽6に
戻される。
【0095】上記の説明では、ブロワ37bの吸引力を
ブロワ37aの吸引力より弱くした場合を示したが、両
者の吸引力をほぼ等しくし、濾材31bのメッシュを濾
材31aのメッシュより細かくしても同様の効果を得る
ことができる。また、上述の実施例では2台の濾過器3
0a,30bを上下に設置した場合を示したが、3台以
上の濾過器を上下に順次設置してもよい。
【0096】なお、図示してないが、前述の各実施例に
おいても、加工液濾過装置4に加工液フィルタ7を備え
たものであれば、本実施例を実施することができる。ま
た、上述の説明では、本実施例を被加工物を加工液中に
浸漬して加工を行なう放電加工機に本実施例を実施した
場合を示したが、被加工物を加工液中に浸漬しないで加
工する放電加工機にも実施することができる。
【0097】また、上記の各実施例は、濾過装置30に
供給された加工汚液をブロワ37で吸引する場合を示し
たが、濾材35の上面を例えばボックスで覆い、このボ
ックス内に圧力を加えて加工汚液を押出すようにしても
よく、要するに濾材の上面側と下面側との間に圧力差を
生ずるようにすればよい。
【0098】以上本発明をワイヤ放電加工機に実施した
場合の実施例について詳細に説明したが、本発明はこれ
に限定するものではなく、加工液を使用する形彫り放電
加工機、研削盤、超音波加工機などの加工機にも実施す
ることができる。
【0099】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る汚液の濾過装置は、連続的に供給されるシート状
の濾材を通して汚液を取出し、汚液中に含まれる異物を
濾材に捕捉させるようにしたので、構造が簡単で濾過効
率が高く、その上濾材の処理が容易な汚液の濾過装置を
得ることができる。
【0100】また、濾過器内にフィルタを備えた場合は
、所定の時間濾材による濾過を停止してフィルタのみで
汚液を濾過することによりフィルタをプリコートするこ
とができる。
【0101】さらに、濾材の有無、残量などを検出し、
あるいは濾材の供給速度を制御することにより、無理、
無駄なく濾材を供給し、安定した汚液の濾過を行うこと
ができる。
【0102】また、濾材の上面側と下面側との圧力差を
制御し、あるいは圧力差発生手段の吸引部を複数に分割
して各吸引部の圧力差を変える手段を設けることにより
、汚液をより清浄に濾過することができる。
【0103】また、本発明に係る加工機の加工液濾過装
置は、構造が簡単で濾過効率がよくその上目詰りが生じ
ないので、加工機の稼動率を高めることができる。
【0104】さらに、濾過器内にフィルタを備えた場合
は、フィルタの寿命を延長してランニングコストを低減
できるばかりでなく、所定の時間濾材による濾過を停止
してフィルタのみで汚液を濾過することにより、フィル
タのプリコートを行なうことができるので、短時間で高
精度加工が可能になり、フィルタの交換回数の減少と相
俟って加工機の稼動率を向上することができる。
【0105】また、濾材の有無や残量を検出し、あるい
は濾材の供給速度を制御することにより濾材を適正に供
給し、また最適状態で加工汚液を濾過できるので、ラン
ニングコストを低減し、加工精度を向上することができ
る。
【0106】さらに、加工汚液を直接加工汚液タンクに
流すように切換えられるようにしたので、多量の加工汚
液が排出されたり、濾材が無くなりあるいは圧力差発生
手段に異常を生じた場合は、加工汚液を直接加工汚液タ
ンクに流すように切換えることにより、加工を中断する
ことなく、引続き加工を行なうことができる。このため
稼動率をさらに向上させることができる。
【0107】さらにまた、濾材の上面側と下面側との圧
力差を制御し、又は圧力発生手段の吸引部を複数に分割
して各吸引部の圧力差を変える手段を設け、あるいは濾
過装置を上下に複数段設置することにより、複数回濾過
を行なって濾過効率を高め、加工液をより清浄化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の模式的構成図。
【図2】図1の要部の平面図。
【図3】本発明の第2の実施例の模式的構成図。
【図4】図3の要部の平面図。
【図5】本発明の第3の実施例の模式的構成図。
【図6】図5の要部の平面図。
【図7】本発明の第4の実施例の模式的構成図。
【図8】図7の要部の平面図。
【図9】本発明の第5の実施例の模式的構成図。
【図10】図9の要部の平面図。
【図11】本発明の第6の実施例の模式的構成図。
【図12】図11の要部の平面図。
【図13】本発明の第7の実施例の模式的構成図。
【図14】図13の要部の平面図。
【図15】本発明の第8の実施例の模式的構成図。
【図16】図15の要部の平面図。
【図17】本発明の第9の実施例の模式的構成図。
【図18】図17の要部の平面図。
【図19】本発明の第10の実施例の模式的構成図。
【図20】図19の要部の平面図。
【図21】本発明の第11の実施例の模式的構成図。
【図22】図21の要部の平面図。
【図23】本発明の第12の実施例の模式的構成図。
【図24】図23の要部の平面図。
【図25】本発明の第13の実施例の模式的構成図。
【図26】図25の要部の平面図。
【図27】本発明の第14の実施例の模式的構成図。
【図28】図27の要部の平面図。
【図29】本発明の第15の実施例の模式的構成図。
【図30】図29の要部の平面図。
【図31】本発明の第16の実施例の模式的構成図。
【図32】図31の要部の平面図。
【図33】本発明の第17の実施例の模式的構成図。
【図34】本発明の第18の実施例の模式的構成図。
【図35】本発明の第19の実施例の模式的構成図。
【図36】従来の放電加工機の加工液濾過装置の一例を
示す模式的構成図。
【図37】図36の加工液フィルタの一部断面図。
【図38】図37の平面図。
【図39】従来の加工液濾過装置の他の例を示す模式構
成図。
【符号の説明】
1  ワイヤ電極 2  被加工物 3  加工槽 4  加工液濾過装置 5  汚液槽 6  清液槽 7  加工液フィルタ 9  濾過ポンプ 11,12  加工液ノズル 30〜30b  濾過装置 31〜31b  濾材 33〜33c  モータ 33a  可変速モータ 34,34a  吸引部 35〜35b  メッシュ面 36〜36c  ボックス 37〜37c  ブロワ 39〜39b  加工汚液供給装置 41〜41b  分散器 43  メッシュ部材 46  気液分離塔 47  加工汚液溜り 49  汲み上げポンプ 50  仕切板 51  ゲート 54,55  電磁弁 56,76  制御器 58,65  反射式光センサ 59  負圧計 61  エンコーダ 62  カウンタ 70  加工機制御装置 77a〜77e,78a,78b  バルブ79a〜7
9d  フロートスイッチ 80a,80b  攪拌棒

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  汚液を濾過して再使用する濾過装置に
    おいて、連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材
    に前記汚液を供給する汚液供給手段と、前記濾材の上面
    側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発生手段
    とを備えたことを特徴とする汚液の濾過装置。
  2. 【請求項2】  汚液を濾過器内に設置したフィルタで
    濾過して再使用する濾過装置において、前記濾過器外に
    設けられ連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材
    に前記汚液を供給する汚液供給手段と、前記濾材の上面
    側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発生手段
    と、所定の期間前記フィルタのみで汚液を濾過する選択
    手段とを備えたことを特徴とする汚液の濾過装置。
  3. 【請求項3】  前記濾材の有無及び/又は残量を検出
    する検出手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の汚液の濾過装置。
  4. 【請求項4】  前記濾材の供給速度を制御する制御手
    段を備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    汚液の濾過装置。
  5. 【請求項5】  前記濾材の上面側と下面側との圧力差
    を制御する制御手段を具えたことを特徴とする請求項1
    、2、3又は4記載の汚液の濾過装置。
  6. 【請求項6】  前記圧力差発生手段の吸引部を複数に
    分割し、それぞれの吸引部の圧力差を変える手段を備え
    たことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の
    汚液の濾過装置。
  7. 【請求項7】  被加工物の加工によって生じた加工汚
    液を濾過して再使用する加工機の加工液濾過装置におい
    て、連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材に前
    記加工汚液を供給する加工汚液供給手段と、前記濾材の
    上面側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発生
    手段と、前記圧力差によって濾材を通過した加工濾過液
    を濾過液槽に戻す戻し手段とを備えたことを特徴とする
    加工機の加工液濾過装置。
  8. 【請求項8】  前記加工汚液供給手段は、前記加工機
    から加工汚液を取入れることを特徴とする請求項7記載
    の加工機の加工液濾過装置。
  9. 【請求項9】  前記加工汚液供給手段は、前記加工機
    から加工汚液タンクに排出された加工汚液を取入れるこ
    とを特徴とする請求項7記載の加工機の加工液濾過装置
  10. 【請求項10】  前記加工汚液供給手段は、前記加工
    機から加工汚液を濾材に供給する経路及び加工汚液タン
    クに流す経路と、これら両経路を切換える切換手段とを
    備えたことを特徴とする請求項7又は8記載の加工機の
    加工液濾過装置。
  11. 【請求項11】  被加工物の加工によって生じた加工
    汚液を濾過器内に設置したフィルタで濾過して再使用す
    る加工機の加工液濾過装置において、前記濾過器外に設
    けられ連続的に供給されるシート状の濾材と、該濾材に
    前記加工汚液を供給する加工汚液供給手段と、前記濾材
    の上面側と下面側との間に圧力差を発生させる圧力差発
    生手段と、前記圧力差によって濾材を通過した加工濾過
    液を前記濾過器に戻す戻し手段と、所定の期間前記フィ
    ルタのみで加工液を濾過する選択手段とを備えたことを
    特徴とする加工機の加工液濾過装置。
  12. 【請求項12】  前記濾材の有無及び/又は残量を検
    出する検出手段を備えたことを特徴とする請求項7、8
    、9、10又は11記載の加工機の加工液濾過装置。
  13. 【請求項13】  前記濾材の供給速度を制御する制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項7、8、9、10
    、11又は12記載の加工機の加工液濾過装置。
  14. 【請求項14】  前記濾材の上面側と下面側との圧力
    差を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項
    7、8、9、10、11、12又は13記載の加工機の
    加工液濾過装置。
  15. 【請求項15】  前記圧力差発生手段の吸引部を複数
    に分割し、各吸引部の圧力差を変える手段を備えたこと
    を特徴とする請求項7、8、9、10、11、12、1
    3又は14記載の加工機の加工液濾過装置。
  16. 【請求項16】  前記濾材と、加工液供給手段と、圧
    力差発生手段とからなる濾過装置を上下に複数段設置し
    、最下段の濾過装置に加工濾過液の戻し手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項7記載の加工機の加工液濾過装置
JP3102600A 1990-05-30 1991-05-08 汚液の濾過装置及び加工機の加工液濾過装置 Pending JPH04358508A (ja)

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JP13832490 1990-05-30
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JP30874290 1990-11-16
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103752073A (zh) * 2013-12-05 2014-04-30 镇江茂源环保科技有限公司 一种抗燃油滤油器
CN104096407A (zh) * 2014-07-25 2014-10-15 攀钢集团矿业有限公司 一种包括真空过滤机的排液系统
JP2024092880A (ja) * 2022-12-26 2024-07-08 住友重機械エンバイロメント株式会社 水処理用の濾材の診断装置、それを備えた濾過装置、及び水処理用の濾材の診断方法

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