JPH04359669A - 電源回路及び圧電駆動装置 - Google Patents

電源回路及び圧電駆動装置

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JPH04359669A
JPH04359669A JP3134306A JP13430691A JPH04359669A JP H04359669 A JPH04359669 A JP H04359669A JP 3134306 A JP3134306 A JP 3134306A JP 13430691 A JP13430691 A JP 13430691A JP H04359669 A JPH04359669 A JP H04359669A
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JP
Japan
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voltage
circuit
power supply
supply circuit
output
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Application number
JP3134306A
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English (en)
Inventor
Masanori Ueda
政則 上田
Hisashi Sawada
沢田 寿史
Akira Tanaka
章 田中
Noboru Wakatsuki
昇 若月
Shigemi Kurashima
茂美 倉島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔目  次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図6) 発明が解決しようとする課題(図7) 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図2〜図4)(2)第2の
実施例の説明(図5) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回路及び圧電駆動
装置に関するものであり、更に詳しく言えば、DC/D
C変換して昇圧された直流電圧を出力する回路及びその
応用装置に関するものである。
【0003】近年、情報通信処理の高速化の要求、及び
情報量の増加に伴い光ファイバを伝送路とする光通信シ
ステムが利用されている。
【0004】これによれば、光通信システムの要求から
スイッチ制御系の停電等により、強制的かつ瞬時に,光
ファイバ路に切り換えなければならない場合がある。し
かし、光スイッチを駆動する圧電駆動装置の電源回路に
はコンデンサが接続されている。
【0005】このため、該圧電駆動装置の圧電素子に印
加する出力電圧の立ち下がり時間が長くなる結果、その
切り換え動作時間も長くなることがある。
【0006】これにより、光ファイバの切り換え動作の
遅れ等から通信回線の異常回避動作が遅延して、光通信
システムの信頼度の低下を招くこととなる。
【0007】そこで、停電時等に昇圧回路内の平滑用コ
ンデンサの時定数に依存して出力電圧を立ち下げること
なく、該停電と共にそれを強制的に立ち下げること、及
びその圧電駆動負荷の切り換えを瞬時に行うことができ
る電源回路及び圧電駆動装置が望まれている。
【0008】
【従来の技術】図6,7は、従来例に係る説明図である
。図6(a),(b)は、従来例に係る電源回路及び圧
電駆動装置の構成図であり、図6(a)は、従来例に係
る圧電駆動装置を応用した光スイッチの構成図を示して
いる。
【0009】図6(a)において、光通信システムにお
ける光路を切り換える光スイッチは、電源回路1,圧電
素子2及び光ファイバ3から成る。
【0010】当該光スイッチの機能は、例えば、圧電素
子2に取り付けられた光ファイバ3をNo1の光ファイ
バ路又はNo2の光ファイバ路に切り換えるものである
。また、光路の切り換え原理は、例えば、スイッチ制御
系の直流電圧V1=5〔V〕程度が電源回路1により直
流電圧V2= 350〔V〕程度に昇圧され、該直流電
圧V2が圧電素子2に印加される。これにより、該圧電
素子2の屈曲変位により光ファイバ3の光路が,例えば
、No1の光ファイバ路からNo2の光ファイバ路に移
動するものである。
【0011】図6(b)は、従来例に係る圧電駆動装置
の電源回路の構成図を示している。図6(b)において
、圧電駆動装置に直流電圧を供給する電源回路は、DC
/AC変換回路1A,変圧器T,AC/DC変換回路1
B及び平滑回路1Cから成る。
【0012】当該電源回路の機能は、例えば、スイッチ
制御系の直流電圧〔V1=5〔V〕程度〕がDC/AC
変換回路1Aにより一旦交流信号に変換され、該交流信
号が変圧器Tにより昇圧される。また、昇圧された交流
信号がAC/DC変換回路1B及び平滑回路1Cにより
整流平滑処理される。これにより、スイッチ制御系の直
流電圧V1が直流電圧V2= 350〔V〕程度に昇圧
される。
【0013】この際の整流平滑処理は、例えば、AC/
DC変換回路1Bから出力された脈流成分を含む出力電
圧がπ型の平滑回路により直流化される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来例によれ
ば、図6(b)に示すように電源回路1の平滑回路1C
に、チョークコイルCHを挟んで大容量のコンデンサC
1,C2が接続されている。これは、AC/DC変換回
路1Bから出力された電圧の脈流成分を平滑化して、そ
れを安定な直流電圧とするためである。
【0015】このため、図7(a)に示すように、停電
等によりスイッチ制御系の直流電圧V1が「H」(ハイ
)レベルから「L」(ロー)レベルに変化した場合、平
滑回路1CのコンデンサC1,C2により、当該電源回
路1の出力電圧V2の立ち下がり時間TRCが長くなる
。これは、コンデンサC1,C2と、当該電源回路1の
出力部に接続された圧電駆動装置の等価負荷抵抗Rとに
よる時定数が大きくなるためである。
【0016】このことで、当該電源回路1により駆動さ
れる光スイッチでは、図7(b)に示すように、光ファ
イバ3の切り換え動作時間Tmが長くなり、光通信シス
テムに悪影響を与える。すなわち、これは、光通信シス
テムの要求からスイッチ制御系の停電等により,例えば
、強制的かつ瞬時に、光ファイバ3をNo1の光ファイ
バ路からNo2の光ファイバ路に切り換えなければなら
ない場合に、当該光スイッチを構成する圧電駆動装置の
圧電素子2に印加する出力電圧V2の立ち下がり時間T
が長くなる結果、その切り換え動作時間Tmが長くなる
ものである。
【0017】これにより、光ファイバ3の切り換え動作
の遅れ等から通信回線の異常回避動作が遅延し、光通信
システムの信頼度の低下を招くという問題がある。
【0018】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、停電時等において、昇圧回路内の
平滑用コンデンサの時定数に依存して出力電圧を立ち下
げることなく、該停電と共にそれを強制的に立ち下げる
こと、及びその圧電駆動負荷の切り換えを瞬時に行うこ
とが可能となる電源回路及び圧電駆動装置の提供を目的
とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1(a)〜(c)は、
本発明に係る電源回路及び圧電駆動装置の原理図をそれ
ぞれ示している。
【0020】本発明の電源回路は図1(a)に示すよう
に、第1の電圧V1を第2の電圧V2に昇圧する昇圧回
路11と、前記第1の電圧V1の入力状態に基づいて第
2の電圧V2の出力状態を制御する出力制御回路12と
を具備し、少なくとも、前記出力制御回路12が前記第
1の電圧V1の入力状態に基づいて前記第2の電圧V2
を立ち下げることを特徴とする。
【0021】なお、前記電源回路において、前記出力制
御回路12が図1(b)に示すように、第1の電圧V1
の入力状態を検出する信号検出回路12Aと、前記入力
状態に基づいて制御信号Sを保持する信号保持回路12
Bと、前記制御信号Sに基づいて第2の電圧V2の出力
制御をするスイッチング回路12Cから成ることを特徴
とする。
【0022】また、本発明の圧電駆動装置は図1(c)
に示すように、第1の電圧V1を第2の電圧V2に昇圧
する電源手段13と、前記第2の電圧V2に基づいて負
荷Lを駆動する圧電手段14とを具備し、前記電源手段
13が請求項1記載の電源回路から成ることを特徴とす
る。
【0023】なお、前記圧電駆動装置において、前記負
荷Lが光ファイバから成り、前記第2の電圧V2の出力
状態に基づいて前記光ファイバの光路を切り換えること
を特徴とし、上記目的を達成する。
【0024】
【作  用】本発明の電源回路によれば、図1(a)に
示すように第1の電圧V1を第2の電圧V2に昇圧する
昇圧回路11と、信号検出回路12A,信号保持回路1
2B及びスイッチング回路12Cから成る出力制御回路
12が具備され、該第1の電圧V1の入力状態に基づい
て第2の電圧V2が立ち下げられる。
【0025】例えば、第1の電圧V1が「H」レベルを
維持する通常時には、該第1の電圧V1が昇圧回路11
により第2の電圧V2に昇圧される。この際に、第1の
電圧V1の入力状態=「H」レベルに基づいて出力制御
回路12により、該第2の電圧V2の出力状態=「H」
レベルが維持制御される。
【0026】また、第1の電圧V1が「H」レベルから
「L」レベルに移行する停電時等には、図1(b)に示
すように、第1の電圧V1の入力状態=「H」→「L」
レベルが信号検出回路12Aにより検出され、該入力状
態に基づいてスイッチング回路12Cを制御する制御信
号Sが信号保持回路12Bにより保持される。これによ
り、制御信号Sに基づいてスイッチング回路12Cによ
り第2の電圧V2が強制的,かつ、瞬時に立ち下げられ
る。
【0027】このため、従来例のような電源回路の平滑
回路に接続された大容量のコンデンサに蓄積されていた
電荷は、スイッチング回路12CのON動作により、当
該電源回路の出力部が一瞬ショート状態となることによ
り、接地線GNDに強制的,かつ、瞬時に放電される。 このことで、停電時等において、従来例のように電源回
路の昇圧回路内の平滑用コンデンサの時定数に依存して
出力電圧が立ち下げられることなく、該停電と共にその
時定数が極めて小さく制御されることから当該電源回路
から出力される第2の電圧V2の立ち下がり時間の短縮
化を図ることが可能となる。
【0028】これにより、当該電源回路により駆動され
る圧電駆動装置を応用した光スイッチの切り換え動作時
間を極力短くすることが可能となる。
【0029】また、本発明の圧電駆動装置によれば、図
1(c)に示すように、本発明の電源回路から成る電源
手段13と、光ファイバから成る負荷Lを駆動する圧電
手段14とが具備され、第2の電圧V2の出力状態に基
づいて光ファイバの光路が切り換えられる。
【0030】例えば、第1の電圧V1が「H」レベルを
維持する通常時には、該電源手段13の昇圧回路11に
より第1の電圧V1が第2の電圧V2に昇圧される。こ
の際に、例えば、光ファイバLが第1の光ファイバ路N
o1に接続される。
【0031】また、第1の電圧V1が「H」レベルから
「L」レベルに移行する停電時等には、電源手段13の
昇圧回路内の平滑用コンデンサの両電極間がショート状
態にされ、圧電手段14に印加されていた第2の電圧V
2が強制的に立ち下げられる。
【0032】このため、第2の電圧V2の立ち下がり時
間が従来例に比べて短縮されることから、図1(c)の
破線図に示すように、光ファイバLを第1の光ファイバ
路No1から第2の光ファイバ路No2に瞬時に切り換
えることが可能となる。
【0033】これにより、光ファイバLの切り換え動作
の高速化が図られることから通信回線の異常回避動作を
瞬時に実行することが可能となる。また、当該圧電駆動
装置を応用した高速光スイッチを製造することが可能と
なる。このことで、光通信システムの信頼度の向上を図
ることが可能となる。
【0034】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図2〜図5は、本発明の実施例に係る
電源回路及び圧電駆動装置を説明する図である。
【0035】(1)第1の実施例の説明図2は、本発明
の第1の実施例に係る電源回路の構成図であり、図3(
a)はその入出力電圧の信号波形図をそれぞれ示してい
る。
【0036】図2において、例えば、光スイッチに応用
可能な圧電駆動装置に直流電圧V2を供給する電源回路
は、DC/DCコンバータ21及び第1の出力制御回路
22から成る。
【0037】すなわち、DC/DCコンバータ21は昇
圧回路11の一実施例であり、第1の電圧V1の一例と
なる直流電圧=5〔V〕を第2の電圧V2の一例となる
直流電圧= 350〔V〕程度に昇圧するものである。 なお、内部構成については従来例と同様であるため説明
を省略する(図6(b)参照)。
【0038】また、第1の出力制御回路22は出力制御
回路12の一実施例であり、電圧状態検出回路22A,
ホールド回路22B及びスイッチング制御回路22Cか
ら成り、直流電圧V1の入力状態に基づいて,例えば、
直流電圧V2の立ち下がりを制御するものである。なお
、出力制御回路12の入力IN及び出力部OUTはDC
/DCコンバータ21のそれぞれ入力IN及び出力部O
UTに接続される。
【0039】電圧状態検出回路22Aは信号検出回路1
2Aの一実施例であり、コンパレータCOMP ,抵抗
R1〜R4及びコンデンサC11から成る。抵抗R1〜
R4はコンパレータCOMP の比較電圧を設定するも
のであり、抵抗R1,R3の一端が直流電圧V1の入力
部に接続される。また、抵抗R1,R2の接続部がコン
デンサC11とコンパレータCOMP の反転入力部(
−)とに接続される。なお、抵抗R1,R2の比は1対
 0.9程度である。
【0040】さらに、抵抗R3,R4の接続部がコンパ
レータCOMP の非反転入力部(+)に接続され、両
抵抗R3,R4の他の一端が接地線GNDに接続される
。なお、抵抗R3,R4の比は1対1である。
【0041】また、コンパレータCOMP は、反転入
力部(−)と非反転入力部(+)とに入力される比較電
圧に基づいて、直流電圧V1の入力状態,例えば、その
停電時の「H」レベル又は「L」レベルの別を検出し、
その検出電圧をホールド回路22Bに出力するものであ
る。
【0042】ホールド回路22Bは信号保持回路12B
の一実施例であり、npn型のバイポーラトランジスタ
(以下第1のトランジスタという)Q1,ダイオードD
1,抵抗R5〜R8及びコンデンサC12から成る。ホ
ールド回路22Bの機能は、直流電圧V1の入力状態が
,例えば、「H」レベルの時には、第1のトランジスタ
Q1がON動作を維持するものである。
【0043】また、その入力状態が,例えば、「H」→
「L」レベルに移行する停電時には該トランジスタQ1
が一瞬OFF動作をするものである。これにより、停電
時には、コンデンサC12の電荷が一瞬放電され、抵抗
R8を介してスイッチング制御信号Sがスイッチング制
御回路22Cに出力される。
【0044】スイッチング制御回路22Cはスイッチン
グ回路12Cの一実施例であり、npn型のバイポーラ
トランジスタ(以下第2のトランジスタという)Q2か
ら成る。第2のトランジスタQ2のコレクタCはDC/
DCコンバータ21の出力部OUTに接続され、そのベ
ースBはホールド回路22Bの抵抗R8に接続される。 また、そのエミッタEは接地線GNDに接続される。こ
れにより、スイッチング制御信号Sに基づいて直流電圧
V2の立ち下がりが制御される。
【0045】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る電源回路によれば、図2に示すように直流電圧V1
=5〔V〕を直流電圧V2= 350〔V〕に昇圧する
DC/DCコンバータ21と、電圧状態検出回路22A
,ホールド回路22B及びスイッチング制御回路22C
から成る第1の出力制御回路22が具備され、該直流電
圧V1の入力状態に基づいて直流電圧V2が立ち下げら
れる。
【0046】例えば、図3(a)に示すように、直流電
圧V1=5〔V〕が「H」レベルを維持する通常時には
、該直流電圧V1=5〔V〕がDC/DCコンバータ2
1により直流電圧V2= 350〔V〕に昇圧される。 この際に、直流電圧V1=5〔V〕の入力状態=「H」
レベルに基づいて、電圧状態検出回路22A,ホールド
回路22B及びスイッチング制御回路22Cから成る出
力制御回路22により、該直流電圧V2= 350〔V
〕の出力状態=「H」レベルが維持制御される。
【0047】また、直流電圧V1=5〔V〕が「H」レ
ベルから「L」レベルに移行する停電時等には、図3(
a)に示すように、直流電圧V1=5〔V〕の入力状態
=「H」→「L」レベルが電圧状態検出回路22Aによ
り検出され、該入力状態に基づいてスイッチング制御信
号Sがホールド回路22Bからスイッチング回路22C
に一瞬出力される。これにより、該制御信号Sに基づい
て第2のトランジスタQ2が直流電圧V2= 350〔
V〕を強制的,かつ、瞬時に立ち下げる。なお、表1は
、直流電圧V1の入力状態に対する出力制御回路22の
コンパレータCOMP ,第1,第2のトランジスタQ
1,Q2の状態を整理したものである。
【0048】
【表1】
【0049】以上のことから、従来例のような電源回路
の平滑回路に接続された大容量のコンデンサC1,C2
に蓄積されていた電荷は、スイッチング制御回路22C
の第2のトランジスタQ2の一瞬のON動作により、当
該電源回路の出力部が一瞬ショート状態となることで、
それが接地線GNDに強制的,かつ、瞬時に放電される
【0050】このため、停電時等において、従来例のよ
うに電源回路のDC/DCコンバータ21内の平滑用コ
ンデンサの時定数に依存して出力電圧が立ち下げられる
ことなく、該停電と共にその時定数が極めて小さく制御
されることから当該電源回路から出力される直流電圧V
2= 350〔V〕の立ち下がり時間TSの短縮化を図
ることが可能となる。
【0051】これにより、当該電源回路により駆動され
る圧電駆動装置を応用した光スイッチの切り換え動作時
間を極力短くすることが可能となる。
【0052】次に、本発明の第1の実施例に係る電源回
路を応用した圧電駆動装置の説明をする。
【0053】図4は、本発明の第1の実施例に係る電源
回路を応用した圧電駆動装置の説明図であり、図3(b
)は、その動作状態図をそれぞれ示している。図4にお
いて、例えば、光ファイバを伝送路とする光通信システ
ムに利用可能な圧電アクチュエータを応用した光スイッ
チは、電源回路23,圧電素子24及び光ファイバLか
ら成る。
【0054】すなわち、電源回路23は電源手段13の
一実施例であり、直流電圧V1=5〔V〕を直流電圧V
2= 350〔V〕に昇圧するものである。また、電源
回路23は、本発明の実施例に係る電源回路が用いられ
ることを特徴とする。
【0055】圧電素子24は圧電手段14の一実施例で
あり、直流電圧V2=350〔V〕に基づいて光ファイ
バLを駆動するものである。圧電素子24には、LiN
bO3 〔リチウムナイオベート〕やチタン酸ジルコン
酸鉛等の圧電セラミックスに引出電極を設けたものを用
いる。その動作電圧は屈曲変位数百〔μm〕程度のもの
で50〜 500〔V〕である。
【0056】光ファイバLは負荷の一実施例であり、ク
ラッド径 125〔μm〕の光ファイバLが圧電素子2
4に固定され、電源回路23から出力される直流電圧V
2= 350〔V〕の出力状態に基づいて光ファイバの
光路を切り換えるものである。例えば、光ファイバLを
第1の光ファイバ路No1から第2の光ファイバ路No
2に切り換えるものである。
【0057】このようにして、本発明の第1の実施例に
係る圧電アクチュエータによれば、図4に示すように、
本発明の電源回路23と、光ファイバLを駆動する圧電
素子24とが具備され、該電源回路23の出力状態に基
づいて光ファイバLの光路が切り換えられる。
【0058】例えば、図3(b)に示すように電源回路
23の入力部INの直流電圧V1=5〔V〕が「H」レ
ベルを維持する通常時には、該電源回路23のDC/D
Cコンバータ21により直流電圧V1=5〔V〕が直流
電圧V2= 350〔V〕に昇圧される。この際に、例
えば、光ファイバLが第1の光ファイバ路No1に接続
される。
【0059】また、直流電圧V1=5〔V〕が「H」レ
ベルから「L」レベルに移行する停電時等には、電源回
路23のDC/DCコンバータ21内の平滑用コンデン
サの両電極間がショート状態にされ、圧電素子24に印
加されていた直流電圧V2=350〔V〕が強制的に立
ち下げられる。
【0060】このため、図3(b)に示すように直流電
圧V2= 350〔V〕の立ち下がり時間Tmが従来例
に比べて短縮されることから、図4の破線図に示すよう
に、光ファイバLを第1の光ファイバ路No1から第2
の光ファイバ路No2に瞬時に切り換えることが可能と
なる。
【0061】これにより、光ファイバLの切り換え動作
の高速化が図られることから通信回線の異常回避動作を
瞬時に実行することが可能となる。また、当該圧電アク
チュエータを応用した高速光スイッチを製造することが
可能となる。このことで、光通信システムの信頼度の向
上を図ることが可能となる。
【0062】(2)第2の実施例の説明図5は、本発明
の第2の実施例に係る電源回路の説明図であり、図5(
a)はその構成図,図5(b)はその信号波形図をそれ
ぞれ示している。図5(a)において、第1の実施例と
異なるのは第2の実施例では出力制御回路12が簡素化
されるものである。
【0063】すなわち、光スイッチに応用可能な圧電駆
動アクチュエータに直流電圧V2を供給する第2の電源
回路は、DC/DCコンバータ21及び第2の出力制御
回路31から成る。なお、DC/DCコンバータ21に
ついては、従来例と同様のため説明を省略する(図6(
b)参照)。
【0064】また、第2の出力制御回路31は出力制御
回路12の他の実施例であり、電圧状態検出回路31A
,ホールド回路31B及びスイッチング制御回路31C
から成り、直流電圧V1の入力状態に基づいて,例えば
、直流電圧V2の立ち下がりを制御するものである。な
お、第2の出力制御回路31の入力IN及び出力部OU
TはDC/DCコンバータ21のそれぞれ入力IN及び
出力部OUTに接続される。
【0065】電圧状態検出回路31Aは信号検出回路1
2Aの他の実施例であり、トランジスタQ4及び抵抗R
9,R10から成るインバータ回路を構成している。
【0066】抵抗R9,R10はトランジスタQ4のベ
ース電圧を設定するものであり、抵抗R9,R10の比
は任意である。また、抵抗R9,R10の接続部がトラ
ンジスタQ4のベースBに接続され、抵抗R9の一端が
DC/DCコンバータ21の入力部に接続され、抵抗R
10の他の一端が接地線GNDに接続される。
【0067】また、トランジスタQ4は、ベース電圧に
基づいて、直流電圧V1の入力状態,例えば、その停電
時の「H」レベル又は「L」レベルの別を検出し、その
検出電圧をホールド回路31Bに出力するものである。
【0068】ホールド回路31Bは信号保持回路12B
の他の実施例であり、ダイオードD2,抵抗R11, 
R12及びコンデンサC13から成る。ホールド回路3
1Bの機能は、直流電圧V1の入力状態が,例えば、「
H」レベルの時には、インバータ回路の出力が「L」レ
ベルになることからダイオードD2を介してコンデンサ
C13に電荷が蓄積される。
【0069】また、その入力状態が,例えば、「H」→
「L」レベルに移行する停電時には該インバータ回路が
コンデンサC13のチャージ量だけ、一瞬「H」レベル
を出力するものである。これにより、停電時には、コン
デンサC13の電荷が一瞬放電され、抵抗R12を介し
てスイッチング制御信号Sがスイッチング制御回路31
Cに出力される。
【0070】スイッチング制御回路31Cはスイッチン
グ回路12Cの他の実施例であり、npn型のバイポー
ラトランジスタ(以下第3のトランジスタという)Q3
から成る。第3のトランジスタQ3のコレクタCはDC
/DCコンバータ21の出力部OUTに接続され、その
ベースBはホールド回路31Bの抵抗R12に接続され
る。また、そのエミッタEは接地線GNDに接続される
。これにより、スイッチング制御信号Sに基づいて直流
電圧V2の立ち下がりが制御される。
【0071】このようにして、本発明の第2の実施例に
係る電源回路によれば、図5(a)に示すように直流電
圧V1=5〔V〕を直流電圧V2= 350〔V〕に昇
圧するDC/DCコンバータ21と、電圧状態検出回路
31A,ホールド回路31B及びスイッチング制御回路
31Cから成る第2の出力制御回路31が具備され、該
直流電圧V1の入力状態に基づいて直流電圧V2が立ち
下げられる。
【0072】例えば、図5(b)に示すように、直流電
圧V1=5〔V〕が「H」レベルを維持する通常時には
、該直流電圧V1=5〔V〕がDC/DCコンバータ2
1により直流電圧V2= 350〔V〕に昇圧される。 この際に、直流電圧V1=5〔V〕の入力状態=「H」
レベルに基づいて、電圧状態検出回路31A,ホールド
回路31B及びスイッチング制御回路31Cから成る第
2の出力制御回路31により、該直流電圧V2= 35
0〔V〕の出力状態=「H」レベルが維持制御される。
【0073】また、直流電圧V1=5〔V〕が「H」レ
ベルから「L」レベルに移行する停電時等には、図5(
b)に示すように、直流電圧V1=5〔V〕の入力状態
=「H」→「L」レベルが電圧状態検出回路31Aによ
り検出され、該入力状態に基づいてスイッチング制御信
号Sがホールド回路31Bからスイッチング回路31C
に一瞬出力される。これにより、該制御信号Sに基づい
て第3のトランジスタQ3が直流電圧V2= 350〔
V〕を強制的,かつ、瞬時に立ち下げる。
【0074】このため、従来例のような電源回路の平滑
回路に接続された大容量のコンデンサC1,C2に蓄積
されていた電荷は、スイッチング制御回路31Cの第3
のトランジスタQ3の一瞬のON動作により、当該第2
の電源回路の出力部が一瞬ショート状態となることで、
それが接地線GNDに強制的,かつ、瞬時に放電される
。このことから停電時等において、従来例のように電源
回路のDC/DCコンバータ21内の平滑用コンデンサ
の時定数に依存して出力電圧が立ち下げられることなく
、第1の実施例と同様に、該停電と共にその時定数が極
めて小さく制御されることから当該電源回路から出力さ
れる直流電圧V2= 350〔V〕の立ち下がり時間T
Sの短縮化を図ることが可能となる。
【0075】これにより、第1の実施例に比べて出力制
御回路の縮小化が図られると共に、当該第2の電源回路
により駆動される圧電駆動アクチュエータを応用した光
スイッチの切り換え動作時間を極力短くすることが可能
となる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源回路
によれば第1の電圧を第2の電圧に昇圧する昇圧回路と
、信号検出回路,信号保持回路及びスイッチング回路か
ら成る出力制御回路が具備され、該第1の電圧の入力状
態に基づいて第2の電圧が強制的,かつ、瞬時に立ち下
げ制御されている。
【0077】このため、停電時には、スイッチング回路
のON動作により、当該電源回路の出力部が一瞬ショー
ト状態にされることから、従来例のような電源回路の平
滑回路に接続された大容量のコンデンサに蓄積されてい
た電荷が接地線に強制的,かつ、瞬時に放電される。こ
のことで、当該電源回路から出力される第2の電圧の立
ち下がり時間の短縮化を図ることが可能となる。
【0078】また、本発明の圧電駆動装置によれば、本
発明の電源回路から成る電源手段と、光ファイバから成
る負荷を駆動する圧電手段とが具備され、第2の電圧の
出力状態に基づいて光ファイバの光路の切り換え制御が
行われる。
【0079】このため、第2の電圧の立ち下がり時間が
従来例に比べて短縮されることから、光ファイバを第1
の光ファイバ路から第2の光ファイバ路に瞬時に切り換
えることが可能となる。このことで、光ファイバLの切
り換え動作の高速化が図られることから通信回線の異常
回避動作を瞬時に実行することが可能となる。
【0080】これにより、光通信システムの信頼度の向
上を図ることが可能となる。また、当該圧電駆動装置を
応用した高速光スイッチの提供に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源回路及び圧電駆動装置の原理
図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る電源回路の構成図
である。
【図3】本発明の第1の実施例に係る入出力電圧の信号
波形図及び動作状態図である。
【図4】本発明の第1の実施例に係る圧電駆動装置の構
成図である。
【図5】本発明の第2の実施例に係る電源回路の説明図
である。
【図6】従来例に係る圧電駆動装置の構成図である。
【図7】従来例に係る問題点を説明する信号波形図及び
動作状態図である。
【符号の説明】
11…昇圧回路、 12…出力制御回路、 12A…信号検出回路、 12B…信号保持回路、 12C…スイッチング回路、 13…電源手段、 14…圧電手段、 15…制御手段、 L…負荷(光ファイバ)、 V1…第1の電圧、 V2…第2の電圧。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の電圧(V1)を第2の電圧(V
    2)に昇圧する昇圧回路(11)と、前記第1の電圧(
    V1)の入力状態に基づいて第2の電圧(V2)の出力
    状態を制御する出力制御回路(12)とを具備し、少な
    くとも、前記出力制御回路(12)が前記第1の電圧(
    V1)の入力状態に基づいて前記第2の電圧(V2)を
    立ち下げることを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の電源回路において、前
    記出力制御回路(12)が第1の電圧(V1)の入力状
    態を検出する信号検出回路(12A)と、前記入力状態
    に基づいて制御信号(S)を保持する信号保持回路(1
    2B)と、前記制御信号(S)に基づいて第2の電圧(
    V2)の出力制御をするスイッチング回路(12C)か
    ら成ることを特徴とする電源回路。
  3. 【請求項3】  第1の電圧(V1)を第2の電圧(V
    2)に昇圧する電源手段(13)と、前記第2の電圧(
    V2)に基づいて負荷(L)を駆動する圧電手段(14
    )とを具備し、前記電源手段(13)が請求項1記載の
    電源回路から成ることを特徴とする圧電駆動装置。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の圧電駆動装置において
    、前記負荷(L)が光ファイバから成り、前記第2の電
    圧(V2)の出力状態に基づいて前記光ファイバの光路
    を切り換えることを特徴とする圧電駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268290A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Rohm Co Ltd スイッチ駆動装置

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