JPH0436044Y2 - - Google Patents
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- JPH0436044Y2 JPH0436044Y2 JP15541084U JP15541084U JPH0436044Y2 JP H0436044 Y2 JPH0436044 Y2 JP H0436044Y2 JP 15541084 U JP15541084 U JP 15541084U JP 15541084 U JP15541084 U JP 15541084U JP H0436044 Y2 JPH0436044 Y2 JP H0436044Y2
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- Details Of Television Scanning (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、インライン型カラー陰極線管に使用
される偏向装置に関するもので、特に水平偏向コ
イルの回路インピーダンスを垂直偏向周期で変化
させることにより、コンバーゼンスのずれの補正
を行う偏向装置に関するものである。
される偏向装置に関するもので、特に水平偏向コ
イルの回路インピーダンスを垂直偏向周期で変化
させることにより、コンバーゼンスのずれの補正
を行う偏向装置に関するものである。
〈従来の技術〉
一対の水平偏向コイルと一対の垂直偏向コイル
とを有し、一対の水平偏向コイルの回路インピー
ダンスを垂直偏向周期で変化させることにより、
コンバーゼンスのずれの補正を行うこの種の偏向
装置において、水平偏向コイルの回路インピーダ
ンスを垂直偏向周期で差動的に変化させる手段と
して、従来は第5図に示すように、水平偏向コイ
ル8および8′と直列に接続される水平補助コイ
ル1,1′および2,2′をそれぞれフエライトコ
ア3に巻線し、更にこれら水平補助コイル1,
1′および2,2′の上に一対の垂直偏向コイル9
および9′と直列に接続される垂直補助コイル1
4,14′および15,15′をそれぞれ巻線し、
これに磁気バイアスを付与するためのマグネツト
4を配設して可蝕和リアクタを形成せしめ、垂直
補助コイル14,14′および15,15′に垂直
偏向電流を流すことにより、水平補助コイル1,
1′および2,2′のインピーダンスを垂直偏向周
期で変化させて、水平偏向コイル8および8′に
流れる水平偏向電流の大きさを差動的に変化させ
ていた。また、他の手段としては、第6図に図示
する如く、それぞれフエライトコア3に巻線さ
れ、かつマグネツト4により磁気バイアスの付与
された水平補助コイル1,1′および2,2′を一
対の水平偏向コイル8および8′とそれぞれ直列
に接続した上、これら水平補助コイル1,1′お
よび2,2′を偏向装置の環状コア13と近接し
て配置し、環状コア13から放出される垂直偏向
磁束を利用して、水平補助コイル1,1′および
2,2′のインピーダンスを垂直偏向周期で変化
させることにより、水平偏向コイル8および8′
に流れる水平偏向電流の大きさを差動的に変化さ
せていた。
とを有し、一対の水平偏向コイルの回路インピー
ダンスを垂直偏向周期で変化させることにより、
コンバーゼンスのずれの補正を行うこの種の偏向
装置において、水平偏向コイルの回路インピーダ
ンスを垂直偏向周期で差動的に変化させる手段と
して、従来は第5図に示すように、水平偏向コイ
ル8および8′と直列に接続される水平補助コイ
ル1,1′および2,2′をそれぞれフエライトコ
ア3に巻線し、更にこれら水平補助コイル1,
1′および2,2′の上に一対の垂直偏向コイル9
および9′と直列に接続される垂直補助コイル1
4,14′および15,15′をそれぞれ巻線し、
これに磁気バイアスを付与するためのマグネツト
4を配設して可蝕和リアクタを形成せしめ、垂直
補助コイル14,14′および15,15′に垂直
偏向電流を流すことにより、水平補助コイル1,
1′および2,2′のインピーダンスを垂直偏向周
期で変化させて、水平偏向コイル8および8′に
流れる水平偏向電流の大きさを差動的に変化させ
ていた。また、他の手段としては、第6図に図示
する如く、それぞれフエライトコア3に巻線さ
れ、かつマグネツト4により磁気バイアスの付与
された水平補助コイル1,1′および2,2′を一
対の水平偏向コイル8および8′とそれぞれ直列
に接続した上、これら水平補助コイル1,1′お
よび2,2′を偏向装置の環状コア13と近接し
て配置し、環状コア13から放出される垂直偏向
磁束を利用して、水平補助コイル1,1′および
2,2′のインピーダンスを垂直偏向周期で変化
させることにより、水平偏向コイル8および8′
に流れる水平偏向電流の大きさを差動的に変化さ
せていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、上記の従来の偏向装置においては、前
者にあつては水平偏向コイルの回路インピーダン
スを垂直偏向周期で変化させるについて、それぞ
れの水平補助コイルに対応した垂直補助コイルを
必要とするとともに、大きな電位差を有する水平
補助コイルと垂直補助コイルとを同一フエライト
コアに巻回するために、この両コイル間の絶縁を
十分にとる必要があることから、フエライトコア
が大型化してしまうこと、またいわゆるリンギン
グが生じ易いこと、更には後者の中で述べる画面
上下でアンバランスなクロスミスコンバーゼンス
(第3図)に対しては後者同様の手段を取らざる
を得ない等の欠点を有していた。また、後者にあ
つては、偏向装置の環状コアから放出される垂直
偏向磁束を利用して水平補助コイルのインピーダ
ンスを垂直偏向周期で変化させる構成としたの
で、前者手段で必要とする垂直補助コイルを不要
とし装置の小型化を可能としたが、反面偏向装置
の環状コアから放出される垂直偏向磁束の大きさ
が使用される陰極線管の画面寸法によつて自ずか
ら定まつてきてしまうものであるため、垂直偏向
周期で変化する水平偏向コイルの回路インピーダ
ンスの変化量いいかえれば水平偏向電流の変化量
には限界があり、コンバーゼンスのずれの補正に
大きな制約を生じるという大きな欠点を有してい
た。特に、従来の偏向装置では、仮にトリレンマ
を殆んど零に補正し得たとしても、第3図に示す
様な図面上側で正クロスミスコンバーゼンス、画
面下側で負クロスミスコンバーゼンスといつた画
面上、下でアンバランスなコンバーゼンスのずれ
を補正することは困難であつた。そこで従来はこ
のようなコンバーゼンスのずれを補正するため偏
向ヨークと陰極線管にパーマロイ等からなる磁性
体片をはることによつて、画面上側のピンクツシ
ヨン傾向の磁界分布をバレル方向に、画面下側の
バレル傾向の磁界分布をピンクツシヨン方向に変
える手段が取られていた。しかしこの手段は、偏
向ヨークと陰極線管個々の組合せ毎に行う必要が
あつて補正には経験を要するとともに、非常に時
間を要し、大変非能率的なものであつた。
者にあつては水平偏向コイルの回路インピーダン
スを垂直偏向周期で変化させるについて、それぞ
れの水平補助コイルに対応した垂直補助コイルを
必要とするとともに、大きな電位差を有する水平
補助コイルと垂直補助コイルとを同一フエライト
コアに巻回するために、この両コイル間の絶縁を
十分にとる必要があることから、フエライトコア
が大型化してしまうこと、またいわゆるリンギン
グが生じ易いこと、更には後者の中で述べる画面
上下でアンバランスなクロスミスコンバーゼンス
(第3図)に対しては後者同様の手段を取らざる
を得ない等の欠点を有していた。また、後者にあ
つては、偏向装置の環状コアから放出される垂直
偏向磁束を利用して水平補助コイルのインピーダ
ンスを垂直偏向周期で変化させる構成としたの
で、前者手段で必要とする垂直補助コイルを不要
とし装置の小型化を可能としたが、反面偏向装置
の環状コアから放出される垂直偏向磁束の大きさ
が使用される陰極線管の画面寸法によつて自ずか
ら定まつてきてしまうものであるため、垂直偏向
周期で変化する水平偏向コイルの回路インピーダ
ンスの変化量いいかえれば水平偏向電流の変化量
には限界があり、コンバーゼンスのずれの補正に
大きな制約を生じるという大きな欠点を有してい
た。特に、従来の偏向装置では、仮にトリレンマ
を殆んど零に補正し得たとしても、第3図に示す
様な図面上側で正クロスミスコンバーゼンス、画
面下側で負クロスミスコンバーゼンスといつた画
面上、下でアンバランスなコンバーゼンスのずれ
を補正することは困難であつた。そこで従来はこ
のようなコンバーゼンスのずれを補正するため偏
向ヨークと陰極線管にパーマロイ等からなる磁性
体片をはることによつて、画面上側のピンクツシ
ヨン傾向の磁界分布をバレル方向に、画面下側の
バレル傾向の磁界分布をピンクツシヨン方向に変
える手段が取られていた。しかしこの手段は、偏
向ヨークと陰極線管個々の組合せ毎に行う必要が
あつて補正には経験を要するとともに、非常に時
間を要し、大変非能率的なものであつた。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の偏向装置の諸欠点、殊に
前述の第3図に図示される如き画面上下でアンバ
ランスなコンバーゼンスのずれを補正することの
出来る小型の偏向装置を提供しようとするもので
あり、一対の水平偏向コイルとそれぞれ直列に接
続され、マグネツトにより磁気バイアスの付与さ
れた一対の組コイルを絶縁ケース内に収納し、前
記絶縁ケース外周上には、垂直偏向周期で変化す
る磁束を発生せしめるためのコイルを巻装してコ
イルユニツトを形成せしめ、前記垂直偏向磁束を
発生せしめるためのコイルは、ダイオードの極性
が互に逆方向で並列に接続され、かつ前記それぞ
れのダイオードには直列に可変抵抗器が接続され
てなる電流制御回路と並列に接続されるととも
に、前記一対の垂直偏向コイルと直列に接続され
前記垂直偏向磁束発生コイルに流れる電流を前記
電流制御回路により自由に制御することにより、
画面上半分、下半分の水平偏向磁界分布を独立に
制御し得るように構成される。
前述の第3図に図示される如き画面上下でアンバ
ランスなコンバーゼンスのずれを補正することの
出来る小型の偏向装置を提供しようとするもので
あり、一対の水平偏向コイルとそれぞれ直列に接
続され、マグネツトにより磁気バイアスの付与さ
れた一対の組コイルを絶縁ケース内に収納し、前
記絶縁ケース外周上には、垂直偏向周期で変化す
る磁束を発生せしめるためのコイルを巻装してコ
イルユニツトを形成せしめ、前記垂直偏向磁束を
発生せしめるためのコイルは、ダイオードの極性
が互に逆方向で並列に接続され、かつ前記それぞ
れのダイオードには直列に可変抵抗器が接続され
てなる電流制御回路と並列に接続されるととも
に、前記一対の垂直偏向コイルと直列に接続され
前記垂直偏向磁束発生コイルに流れる電流を前記
電流制御回路により自由に制御することにより、
画面上半分、下半分の水平偏向磁界分布を独立に
制御し得るように構成される。
〈作用および実施例〉
以下、本考案を第1図乃至第2図の実施例に従
つて説明する。第1図は本考案による偏向装置の
一実施例を示すもので、同図aは偏向装置の外観
側面図、同図bは偏向コイルの回路図、第2図は
本考案のコイルユニツトの断面側面図である。図
において、コイル1と1′は上側水平偏向コイル
8と、またコイル2と2′は下側水平偏向コイル
8′と直列に接続されている水平補助コイルであ
って、該水平補助コイル1と1′および2と2′と
は、それぞれドラム型フエライトコア3に巻装さ
れ、上側水平補助コイル1と1′とは、磁気方向
が互に逆方向となるように直列に接続され、また
下側水平補助コイル2と2′も同様にして接続さ
れている。前記水平補助コイル1,1′および2,
2′には、それぞれ磁気バイアスを付与するため
のマグネツト4が配設されている。このように形
成された水平補助コイル1と1′および2と2′
は、上側水平補助コイル1と1′とをほぼ平行に、
同様下側水平補助コイル2と2′とをほぼ平行に
配置し、しかも、上側水平補助コイル1と1′と、
下側水平補助コイル2と2′の各ドラム型フエラ
イトコア3の一方の側のツバ面が相対向するよう
に配置して、絶縁ケース6内に収納される。水平
補助コイル1,1′および2,2′の収納された前
記絶縁ケース6の外周上には、垂直偏向周期で変
化する磁束を発生せしめるためのコイルが巻装さ
れてコイルユニツトを形成しており、前記コイル
5はこのコイルに流れる電流を制御するために、
ダイオードの極性が互に逆方向で並列に接続され
かつそれぞれのダイオードには直列に可変抵抗器
が接続されてなる電流制御回路10が並列に接続
されるとともに一対の垂直偏向コイル9と9′と
に直列に接続されている。本考案の特徴とする点
は、第3図に図示する如き従来補正の困難であつ
た画面上、下のアンバランスなコンバーゼンスの
ずれをも補正し得るよう、前記コイル5に流れる
電流を、ダイオード11と11′及び可変抵抗器
12と12′とで構成される電流制御回路により
制御して、該コイル5から発生する垂直偏向周期
で変化する磁束の大きさを制御可能とし、これに
より垂直偏向磁界分布を、画面上側偏向の時に
は、画面上側のピンクツシヨン傾向の磁界分布を
バレル傾向に、画面下側偏向の時には、画面下側
のバレル傾向の磁界分布をピンクツシヨン方向に
なるよう形成せしめたことである。第1図bは、
かかる実施例を示す偏向コイルの回路図であり、
ダイオード11と可変抵抗器12とからなる直列
回路は、画面上側偏向時の垂直偏向磁束発生コイ
ル5に流れる電流を制御するための回路であり、
コイル5の両端電圧がダイオード11の順方向電
圧をこえると、ダイオード11に電流Iсが流れ
る様になるが、可変抵抗器12の抵抗値を調節す
ることによりダイオード11に流れる電流Idが自
由に制御される。又ダイオード11′と可変抵抗
器12′とからなる直列回路は画面下側偏向時に
コイル5に流れる電流を制御するための回路であ
り、前述の画面上側偏向時と同様に、コイル5の
両端電圧がダイオード11′の順方向電圧を越え
るとダイオード11′が導通し、ダイオード電流
Id′が流れるが、可変抵抗器12′の抵抗値を調整
することにより、ダイオード11′の電流Id′が自
由に制御される。このようにして画面上側、下側
偏向時のコイル5に流れる電流をそれぞれ独立し
て任意に制御できるので第4図aの破線で示す様
な電流をコイル5に流すことが可能になる。この
様な電流をコイル5に流すことにより、水平補助
コイル11′および22′に加えられる垂直偏向磁
束が、画面上側偏向時には増加し、画面下側偏向
時には減少するので、上側水平偏向コイルの回路
インダクタンスLTと下側水平偏向コイルの回路
インダクタンスLBは、第4図bの破線で示すよ
うに変化し、画面上側偏向時には、上、下の水平
偏向コイルの回路インダクタンスLTとLBの差が
さらに大きくなり、画面下側偏向時には、その差
が更に小さくなる方向に変化するので、画面上側
のピンクツシヨン傾向の磁界分布をバレル方向へ
画面下側のバレル傾向の磁界分布をピンクツシヨ
ン方向に変形させることが出来、所望の磁界分布
が任意に得られるので、第3図に示される様な画
面上下でアンバランスなコンバーゼンスのずれも
補正される。
つて説明する。第1図は本考案による偏向装置の
一実施例を示すもので、同図aは偏向装置の外観
側面図、同図bは偏向コイルの回路図、第2図は
本考案のコイルユニツトの断面側面図である。図
において、コイル1と1′は上側水平偏向コイル
8と、またコイル2と2′は下側水平偏向コイル
8′と直列に接続されている水平補助コイルであ
って、該水平補助コイル1と1′および2と2′と
は、それぞれドラム型フエライトコア3に巻装さ
れ、上側水平補助コイル1と1′とは、磁気方向
が互に逆方向となるように直列に接続され、また
下側水平補助コイル2と2′も同様にして接続さ
れている。前記水平補助コイル1,1′および2,
2′には、それぞれ磁気バイアスを付与するため
のマグネツト4が配設されている。このように形
成された水平補助コイル1と1′および2と2′
は、上側水平補助コイル1と1′とをほぼ平行に、
同様下側水平補助コイル2と2′とをほぼ平行に
配置し、しかも、上側水平補助コイル1と1′と、
下側水平補助コイル2と2′の各ドラム型フエラ
イトコア3の一方の側のツバ面が相対向するよう
に配置して、絶縁ケース6内に収納される。水平
補助コイル1,1′および2,2′の収納された前
記絶縁ケース6の外周上には、垂直偏向周期で変
化する磁束を発生せしめるためのコイルが巻装さ
れてコイルユニツトを形成しており、前記コイル
5はこのコイルに流れる電流を制御するために、
ダイオードの極性が互に逆方向で並列に接続され
かつそれぞれのダイオードには直列に可変抵抗器
が接続されてなる電流制御回路10が並列に接続
されるとともに一対の垂直偏向コイル9と9′と
に直列に接続されている。本考案の特徴とする点
は、第3図に図示する如き従来補正の困難であつ
た画面上、下のアンバランスなコンバーゼンスの
ずれをも補正し得るよう、前記コイル5に流れる
電流を、ダイオード11と11′及び可変抵抗器
12と12′とで構成される電流制御回路により
制御して、該コイル5から発生する垂直偏向周期
で変化する磁束の大きさを制御可能とし、これに
より垂直偏向磁界分布を、画面上側偏向の時に
は、画面上側のピンクツシヨン傾向の磁界分布を
バレル傾向に、画面下側偏向の時には、画面下側
のバレル傾向の磁界分布をピンクツシヨン方向に
なるよう形成せしめたことである。第1図bは、
かかる実施例を示す偏向コイルの回路図であり、
ダイオード11と可変抵抗器12とからなる直列
回路は、画面上側偏向時の垂直偏向磁束発生コイ
ル5に流れる電流を制御するための回路であり、
コイル5の両端電圧がダイオード11の順方向電
圧をこえると、ダイオード11に電流Iсが流れ
る様になるが、可変抵抗器12の抵抗値を調節す
ることによりダイオード11に流れる電流Idが自
由に制御される。又ダイオード11′と可変抵抗
器12′とからなる直列回路は画面下側偏向時に
コイル5に流れる電流を制御するための回路であ
り、前述の画面上側偏向時と同様に、コイル5の
両端電圧がダイオード11′の順方向電圧を越え
るとダイオード11′が導通し、ダイオード電流
Id′が流れるが、可変抵抗器12′の抵抗値を調整
することにより、ダイオード11′の電流Id′が自
由に制御される。このようにして画面上側、下側
偏向時のコイル5に流れる電流をそれぞれ独立し
て任意に制御できるので第4図aの破線で示す様
な電流をコイル5に流すことが可能になる。この
様な電流をコイル5に流すことにより、水平補助
コイル11′および22′に加えられる垂直偏向磁
束が、画面上側偏向時には増加し、画面下側偏向
時には減少するので、上側水平偏向コイルの回路
インダクタンスLTと下側水平偏向コイルの回路
インダクタンスLBは、第4図bの破線で示すよ
うに変化し、画面上側偏向時には、上、下の水平
偏向コイルの回路インダクタンスLTとLBの差が
さらに大きくなり、画面下側偏向時には、その差
が更に小さくなる方向に変化するので、画面上側
のピンクツシヨン傾向の磁界分布をバレル方向へ
画面下側のバレル傾向の磁界分布をピンクツシヨ
ン方向に変形させることが出来、所望の磁界分布
が任意に得られるので、第3図に示される様な画
面上下でアンバランスなコンバーゼンスのずれも
補正される。
〈考案の効果〉
以上、本考案による偏向装置は垂直偏向周期で
変化する磁束を発生するためのコイルを設けると
ともに、該コイルに流れる電流を制御するため
に、ダイオードの極性が互に逆方向で並列に接続
され、かつ前記ダイオードには直列に可変抵抗器
が接続されてなる電流制御回路を設けたことによ
り、電流制御回路の可変抵抗器の抵抗値を調整す
るのみで、画面上半分及び画面下半分それぞれに
ついて独立してしかも任意に垂直偏向磁束の制御
が行えるようになり、従来補正の困難であつた複
雑なコンバーゼンスのずれをも極めて簡単にしか
も効率よく補正することができるようになつた。
更に各水平補助コイルを一つの絶縁ケースに収納
し、この絶縁ケースの外周上に、垂直偏向磁束発
生コイルを巻装してコイルユニツトとして一体化
したので、水平補助コイルと垂直偏向磁束発生コ
イル間の耐電圧が向上し、小型化が可能となつ
た。
変化する磁束を発生するためのコイルを設けると
ともに、該コイルに流れる電流を制御するため
に、ダイオードの極性が互に逆方向で並列に接続
され、かつ前記ダイオードには直列に可変抵抗器
が接続されてなる電流制御回路を設けたことによ
り、電流制御回路の可変抵抗器の抵抗値を調整す
るのみで、画面上半分及び画面下半分それぞれに
ついて独立してしかも任意に垂直偏向磁束の制御
が行えるようになり、従来補正の困難であつた複
雑なコンバーゼンスのずれをも極めて簡単にしか
も効率よく補正することができるようになつた。
更に各水平補助コイルを一つの絶縁ケースに収納
し、この絶縁ケースの外周上に、垂直偏向磁束発
生コイルを巻装してコイルユニツトとして一体化
したので、水平補助コイルと垂直偏向磁束発生コ
イル間の耐電圧が向上し、小型化が可能となつ
た。
第1図は、本考案の偏向装置を示し、同図aは
偏向装置の側面図、同図bは、偏向コイルの回路
図を示し、第2図は、本考案による偏向装置を構
成するコイルユニツトの一実施例を示す側面断面
図、第3図はコンバーゼンスのずれの状態図、第
4図aは垂直偏向磁束発生コイルに流れる電流を
示し、同図bは上側水平偏向コイルおよび下側水
平偏向コイルの回路インダクタンスの変化を示す
第5図及び第6図は、従来の偏向装置の例を示
し、第5図aは水平補助コイル及び垂直補助コイ
ルを磁芯に巻線したコイルの断面側面図、同図b
はその偏向コイルの回路図、第6図aは、他の従
来例の偏向装置の平面図、同図bはその水平偏向
コイルの回路図を示す。 1,1′……組コイル(上側水平補助コイル)、
2,2′……組コイル(下側水平補助コイル)、3
……磁芯、4……マグネツト、5……垂直偏向磁
束発生コイル、6……絶縁ケース、7……コイル
ユニツト、8……上側水平偏向コイル、8′……
下側水平偏向コイル、9,9′……垂直偏向コイ
ル、10……電流制御回路、11,11′……ダ
イオード、12,12′……可変抵抗器、13…
…偏向装置の環状コア。
偏向装置の側面図、同図bは、偏向コイルの回路
図を示し、第2図は、本考案による偏向装置を構
成するコイルユニツトの一実施例を示す側面断面
図、第3図はコンバーゼンスのずれの状態図、第
4図aは垂直偏向磁束発生コイルに流れる電流を
示し、同図bは上側水平偏向コイルおよび下側水
平偏向コイルの回路インダクタンスの変化を示す
第5図及び第6図は、従来の偏向装置の例を示
し、第5図aは水平補助コイル及び垂直補助コイ
ルを磁芯に巻線したコイルの断面側面図、同図b
はその偏向コイルの回路図、第6図aは、他の従
来例の偏向装置の平面図、同図bはその水平偏向
コイルの回路図を示す。 1,1′……組コイル(上側水平補助コイル)、
2,2′……組コイル(下側水平補助コイル)、3
……磁芯、4……マグネツト、5……垂直偏向磁
束発生コイル、6……絶縁ケース、7……コイル
ユニツト、8……上側水平偏向コイル、8′……
下側水平偏向コイル、9,9′……垂直偏向コイ
ル、10……電流制御回路、11,11′……ダ
イオード、12,12′……可変抵抗器、13…
…偏向装置の環状コア。
Claims (1)
- 一対の水平偏向コイルと一対の垂直偏向コイル
とを備えたカラー受像管の偏向装置において、磁
芯に巻装されマグネツトにより磁気バイアスを付
与された2個のコイルを磁気方向が互に逆方向と
なるように直列に接続した組コイルを一対設け絶
縁ケース内に収納し、前記絶縁ケース外周上には
垂直偏向磁束を発生せしめるためのコイルを巻装
してコイルユニツトを形成し、前記一対の組コイ
ルは、前記一対の水平偏向コイルとそれぞれに直
列に接続され、前記垂直偏向磁束を発生せしめる
ためのコイルは、ダイオードの極性が互に逆方向
で並列に接続されかつ前記それぞれのダイオード
と直列に可変抵抗器が接続されてなる電流制御回
路と並列に接続されるとともに前記一対の垂直偏
向コイルと直列に接続されていることを特徴とす
る偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15541084U JPH0436044Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15541084U JPH0436044Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6170353U JPS6170353U (ja) | 1986-05-14 |
| JPH0436044Y2 true JPH0436044Y2 (ja) | 1992-08-26 |
Family
ID=30713418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15541084U Expired JPH0436044Y2 (ja) | 1984-10-15 | 1984-10-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0436044Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557854B2 (ja) * | 1986-09-29 | 1996-11-27 | 株式会社東芝 | カラ−陰極線管用偏向装置 |
| JPH074764Y2 (ja) * | 1986-11-04 | 1995-02-01 | 東京特殊電線株式会社 | 偏向ヨ−ク装置 |
-
1984
- 1984-10-15 JP JP15541084U patent/JPH0436044Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6170353U (ja) | 1986-05-14 |
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