JPH0436140Y2 - - Google Patents

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JPH0436140Y2
JPH0436140Y2 JP1986111092U JP11109286U JPH0436140Y2 JP H0436140 Y2 JPH0436140 Y2 JP H0436140Y2 JP 1986111092 U JP1986111092 U JP 1986111092U JP 11109286 U JP11109286 U JP 11109286U JP H0436140 Y2 JPH0436140 Y2 JP H0436140Y2
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piezoelectric element
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piston
actuator
piezoelectric
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案はアクチユエータに関し、詳しくは圧電
素子を用いた圧電アクチユエータに関する。
[従来の技術] 圧電素子は応答性が良いため、従来より、各種
のアクチユエータに広く応用されている。例え
ば、圧電素子の高速応答性を利用した内燃機関の
燃料噴射弁(特開昭48−4823等)が知られてい
る。このような燃料噴射弁に用いられた圧電アク
チユエータでは、圧電素子の一端は金属製のケー
ス等に固定され、他端はピストン等の移動部材等
に取り付けられており、圧電素子には、これを伸
縮させるために数百ボルトの電圧が印加される。
従つて、こうした圧電アクチユエータでは、圧電
素子とケースあるいは移動部材等との電気的絶縁
性を確保すべく、圧電素子の伸縮方向の端面に絶
縁部材を接着していた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、こうした従来の圧電アクチユエ
ータには以下の如き問題点があつた。即ち、 (1) 組立時、圧電素子の端面に絶縁部材がずれて
接着されると、駆動する際に接触面圧が高くな
ると共に、圧電素子に曲げ応力が加わり、圧電
素子が破損する場合があるという問題があつ
た。
(2) また、圧電素子の伸縮量は0.1mm前後と小さ
いものの、100μsec以下の時間で移動するので
加速度が大きい。従つて、移動時に圧電素子と
絶縁部材との間に大きな力が加わり、接着部が
剥離する場合があつた。この剥離により圧電素
子と絶縁部材とがずれ、上記(1)と同様の不具合
が駆動中においても発生するという問題があつ
た。
そこで本考案は上記の問題点を解決することを
目的とし、高信頼性の圧電アクチユエータを提供
することを目的としてなされた。
考案の構成 [問題点を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本考案は問題点を解
決するための手段として次の構成を取つた。即
ち、アクチユエータ本体に摺動自在に支持された
ピストンと、上記アクチユエータ本体に固定され
たアウタカバとの間に圧電素子を配置し、上記圧
電素子と上記ピストン若しくは上記アウタカバの
少なくとも導電性部材により形成された側との間
に絶縁部材を設けた圧電アクチユエータにおい
て、 上記絶縁部材が、 上記圧電素子側に上記圧電素子とはめあう上記
圧電素子の伸縮量より深い有底の嵌合孔を有し、
かつ、上記アウタカバ若しくは上記ピストン側に
上記アウタカバ若しくは上記ピストンに設けた嵌
合孔とはめあう凸部を備え、 また、上記アクチユエータ本体と上記ピストン
との間に介装され上記ピストンを上記圧電素子が
縮小する方向に付勢するばねを備え たことを特徴とする圧電アクチユエータの構成が
それである。
[作用] 上記構成を有する本考案の圧電アクチユエータ
は、絶縁部材の嵌合孔が圧電素子の径方向のずれ
を制限すると共に、アウタカバ若しくはピストン
の嵌合孔が絶縁部材の嵌合部のずれを制限しなが
ら圧電素子が伸縮し、該伸縮によりピストンを移
動する。また、ばねが絶縁部材を介して、圧電素
子を縮小方向に付勢し、圧電素子をアウタカバと
ピストンとの間に保持する。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例である圧電アクチユ
エータの断面図である。この圧電アクチユエータ
はアクチユエータ本体1に摺動自在に支持された
金属製のピストン2を備えている。このピストン
2の摺動部2aにはバツクアツプリング4により
変形を防止されるOリング6を装着すると共に、
ピストン2の上端部2bとアクチユエータ本体1
との間には皿バネ8と皿バネ8の付勢力を調整す
るリング状のプリロード調整用スペーサ10とを
装着している。
上記ピストン2の上端にはアルミナを主成分と
した電気的絶縁性を有する下絶縁部材12を介し
て圧電素子14が配設されている。この圧電素子
14の上端には同じくアルミナを主成分とした電
気的絶縁性を有する上部絶縁部材16を介して金
属製のアウタカバ18が設けられ、皿バネ8が圧
電素子14をその縮小方向に付勢して、下部及び
上部絶縁部材12,14を介して、アウタカバ1
8とピストン2との間に圧電素子14を保持する
ようにされている。この構成については後述す
る。
上記圧電素子14の詳細を第2図に示す。この
圧電素子14は圧電単体を多数積層した積層構造
体20とその両端面に各々設けられたステンレス
製の電極22,24とから構成されている。一方
の電極22から延出された3本の接続部22aが
積層構造体20の側面軸方向に沿つて等間隔に設
けられている。また、他の電極24からも同様に
延出された3本の接続部24aが上記各接続部2
2aの間に積層構造体20の側面軸方向に沿つて
等間隔に設けられている。
また、ピストン2の上端には嵌合孔2cが穿設
され、下部絶縁部材12の下端に突設された嵌合
部としての凸部12aがこの嵌合孔2cに嵌挿さ
れている。次に、下部絶縁部材12の上端の構成
について、第1図のA−A断面図である第3図に
拠つて説明する。図示するように、下部絶縁部材
12の上端には圧電素子14の外径よりわずかに
大きい有底の嵌合孔12bが穿設されている。こ
の嵌合孔12bの深さは圧電素子14の伸縮量よ
り十分大きい値である。また、嵌合孔12bには
等間隔に6個の溝12cも設けられており、この
溝12cの位置と圧電素子14の接続部22a,
24aの位置とを合せて嵌合孔12bに圧電素子
14の一端が嵌挿されている。
一方、圧電素子14の上端に配設された上部絶
縁部材16の下端にも下部絶縁部材12の嵌合孔
12b及び溝12cと同形状の嵌合孔16b及び
溝16cが形成されている。この溝16cの位置
と圧電素子14の接続部22a,24aの位置と
を合せて嵌合孔16bに圧電素子14の他端が嵌
挿されている。一方、上部絶縁部材16の上端に
突設された嵌合部としての凸部16aはアウタカ
バ18に穿設された嵌合孔18aに嵌合されてい
る。
このアウタカバ18はパツキン25を介してア
クチユエータ本体1にボルト26により固定され
ると共に、アウタカバ18にはハーメチツクシー
ル28を介して2本の電極30,32が挿入され
ている。一方の電極30は圧電素子14の一方の
電極22の接続部22aとリード線34により接
続されると共に、他方の電極32は圧電素子14
の他方の電極24の接続部24aとリード線36
により接続されている。
更に、アクチユエータ本体1内にはアクチユエ
ータ本体1の内壁と圧電素子14の側面とを絶縁
する絶縁スリーブ38が嵌挿されている。
上記構成を有する本実施例の圧電アクチユエー
タは、第1図の状態から電極30,32を介して
下部絶縁部材12及び上部絶縁部材16により周
囲から絶縁された圧電素子14に正電圧にを印加
すると、圧電素子14は伸長する。この伸長によ
り皿バネ8のバネ力に抗して、下部絶縁部材12
と共にピストン2を図下方に移動する。この時、
圧電素子14の一端がはめあわされた下部絶縁部
材12の嵌合孔12b及びピストン2の嵌合孔2
cとはめあわされた下部絶縁部材12の凸部12
aにより、圧電素子14は、径方向の動きを制限
される。これと共に、圧電素子14の他端がはめ
あわされた上部絶縁部材16の嵌合孔16b及び
アウタカバ18の嵌合孔18aとはめあわされた
上部絶縁部材16の凸部16aにより、圧電素子
14は、径方向の動きを制限される。
また、この状態から圧電素子14への正電圧を
取り去ると、下部絶縁部材12及び上部絶縁部材
16により径方向の動きを制限された圧電素子1
4は径方向にずれることなく縮小する。この縮小
で、ピストン2は皿バネ8の伸長力により下部絶
縁部材12と共に図上方に移動する。この際、ピ
ストン2及び下部絶縁部材12が圧電素子14の
縮小する動きに追従することができなかつた場合
でも、圧電素子14は十分な深さを有する嵌合孔
12bから抜けることがない。
上述したごとく本実施例の圧電アクチユエータ
に拠ると圧電素子14の両端に設けた下部絶縁部
材12及び上部絶縁部材16により圧電素子14
を周囲から良好に絶縁する。また、圧電素子14
の伸縮時には、下部絶縁部材12に設けられた凸
部12a、嵌合孔12b及び上部絶縁部材16に
設けられた凸部16a、嵌合孔16bにより圧電
素子14の径方向のずれをも防止する。よつて、
圧電素子14のずれによるシヨートの発生を招く
ことがない。更に、本圧電アクチユエータは圧電
素子14と下部絶縁部材12及び上部絶縁部材1
6との接着が不要であり、圧電素子14の径方向
のずれのない正確な組立をはめあいで容易に行な
うことができ、しかも、接着剤を用いたことによ
る平坦度や平行度の悪化により、圧電素子14に
偏荷重が加わつて、圧電素子14に亀裂や割れが
生ずるといつたことがない。
尚、下部絶縁部材12は第4図に示す第2実施
例のごとく、ピストン2に穿設した嵌合孔2dに
下部絶縁部材12の外周を嵌合した構成として径
方向のずれを防止してもよい。
以上本考案の実施例について説明したが、本考
案はこのような実施例に何等限定されるものでは
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
考案の効果 以上、詳記したように本考案の圧電アクチユエ
ータによると、絶縁部材により圧電素子を周囲か
ら良好に絶縁すると共に、接着剤を用いなくて
も、組立時及び駆動時において径方向のずれを防
止し、シヨートの発生を招くことがないという優
れた効果を奏する。また、接着剤を用いることな
く、ピストン若しくはアウタカバ及び圧電素子を
絶縁部材とはめあわせることにより容易に正確な
組立を行うことができる。しかも、接着剤による
平坦度や平行度の悪化により圧電素子に亀裂や割
れが発生するのを防止できる。更に、絶縁部材が
圧電素子にずれて取り付けられることによる圧電
素子の破損を防止することができるという効果も
奏する。従つて、圧電アクチユエータの故障率を
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す圧電アクチユ
エータの断面図、第2図は圧電素子の部品図、第
3図は第1図のA−A断面図、第4図は他の実施
例を示す断面図、である。 2……ピストン、12……下部絶縁部材、14
……圧電素子、16……上部絶縁部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アクチユエータ本体に摺動自在に支持されたピ
    ストンと、上記アクチユエータ本体に固定された
    アウタカバとの間に圧電素子を配置し、上記圧電
    素子と上記ピストン若しくは上記アウタカバの少
    なくとも導電性部材により形成された側との間に
    絶縁部材を設けた圧電アクチユエータにおいて、 上記絶縁部材が、 上記圧電素子側に上記圧電素子とはめあう上記
    圧電素子の伸縮量より深い有底の嵌合孔を有し、
    かつ、上記アウタカバ若しくは上記ピストン側に
    上記アウタカバ若しくは上記ピストンに設けた嵌
    合孔とはめあう凸部を備え、 また、上記アクチユエータ本体と上記ピストン
    との間に介装され上記ピストンを上記圧電素子が
    縮小する方向に付勢するばねを備え たことを特徴とする圧電アクチユエータ。
JP1986111092U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH0436140Y2 (ja)

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JP1986111092U JPH0436140Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6316470U JPS6316470U (ja) 1988-02-03
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038810Y2 (ja) * 1980-06-23 1985-11-20 ダイキン工業株式会社 床置形空気調和機
JPS6153956U (ja) * 1984-09-13 1986-04-11
JPS6188772A (ja) * 1984-10-05 1986-05-07 Nippon Soken Inc 圧電素子を用いたアクチユエ−タ

Also Published As

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JPS6316470U (ja) 1988-02-03

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