JPH0436208B2 - - Google Patents

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JPH0436208B2
JPH0436208B2 JP8896286A JP8896286A JPH0436208B2 JP H0436208 B2 JPH0436208 B2 JP H0436208B2 JP 8896286 A JP8896286 A JP 8896286A JP 8896286 A JP8896286 A JP 8896286A JP H0436208 B2 JPH0436208 B2 JP H0436208B2
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river
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dam
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JP8896286A
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Shigeru Kaneko
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は河川における最上流水位を高めて流水
を広域に拡散するための簡易な冠水ダムの設置方
法に関するものである。
(ロ) 従来の技術 先に同一出願人の提示した特願昭57−115088号
は、河川における水流蛇行、削岸及び浸蝕防止に
関するものであるが、同様のコンクリートブロツ
クを使用して水流を変換することではなくして、
ブロツクにより水位を高めて河川流域に広範に亘
つて水を拡散浸透させるようにしたもので、従来
の河川の利用方法とは全く目的を異にするもので
ある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点及びその解決
手段 従来のダムが河川の大小に拘らず、その工事は
大規模となり、費用も漠大なものとなることは既
に周知に属するが、本発明はコンクリートブロツ
クの使用により、下流から上流へと階段状に順序
的にダムを建設することによつて、建設作業を簡
易化すると共にダムによつて水位の上昇を図り、
その上昇分だけ流水を河川流域に拡大浸透させる
ようにしたものである。
即ち、このダムの目的は洪水を減少する事にあ
り、上流源流にコンクリートブロツク群を多数設
けることにより台風時の雨を一時に流出する水を
喰い止めて中流の増水を減少する事が出来るよう
にしたものであり、又河口部の蛇行を修正し水流
を直流化し水速を早め河川中央部の浸食に依り水
の流出を早め、中流の部の増水を減少する事が出
来るようにしたのである。
更に、上流に一時滞溜した水は、渇水期に地下
水となり、流出する為に水資源の増大となる。水
枯れの川にダムを作り浅い水面を拡大すれば淡
水々産資源の増大となり、其の他あらゆる動植物
の自然繁殖の増大する事が出来る。
以下、図面に示した実施例に基いて本発明の要
旨を説明する。
(ニ) 実施例 第1図は本発明工法によるダムの一実施例を示
す平面図、第2図は第1図の川の中央流水に沿う
断面図、第3図はダム建設に使用されるコンクリ
ートブロツクの平面図、第4図は同ブロツクの縦
断面図である。
図面において、1は矢印方向に流下する川で、
その流水を横切つて三段に亘つてコンクリートブ
ロツクを一線に並列してブロツク群A,B,Cを
形成し、各ブロツク群は第3図及び第4図に示す
基盤3と若干傾斜する一対のプレート4,4から
なる高下駄状のコンクリートブロツク2を基盤3
を底辺として第1図示の如く河1の流れに直交す
るように一線に並列したもので、各コンクリート
ブロツク2,2間に〓間のないように並列させ
る。この場合流水の速度、水量等を勘案して適宜
の〓間を設けることも可能であるが、〓間の存在
はその部分の流速を早め、〓間底部の土砂を削り
取るため極力〓間のないように密接並列すること
が望ましい。
この実施例では、コンクリートブロツク2の大
きさは、縦2メートル、横1メートル、高さ1メ
ートルに形成してあり、そのプレート4,4の斜
面が川の流れに対向するように設置するもので、
設置に当つては、先ず第1に川1を横切つて第1
のAブロツク群を形成する。これによつて水位
は、プレート4を乗り越えるだけ高くなると同時
に、それに見合う分だけ川巾を広くすることとな
る。
偏に第2図に明らかなように、自立的、人工的
にAブロツク群の上流側に土砂を推積させ、その
上に第2のBブロツク群を設置するもので、これ
によつて水位はAブロツク群の場合よりは更に高
められると同時に河巾も両岸の状況に対応して広
くなる。更に同様にしてBブロツク群の川上側へ
の土砂の推積を行い、この推積上に次のCブロツ
ク群を構成すれば、第2図示のようにダム満水時
の水面Sは、以前の水面S′よりは!?かに高い位置
となり、両岸への水の拡散浸透を良好ならしめ
る。
(ホ) 作用 以上のように本発明では、ダム建設に当り、河
川の水流を堰きとめ、分流して予めダムを建設し
て流れを滞留するものではなく、川底に一線状に
コンクリートブロツク2を並列し、土砂を推積す
るものであるから、工事自体がきわめて容易であ
り、殊に中小河川において好適であり、水位の上
昇によつて河川両岸の広い範囲に亘つて水が拡散
浸透することとなる。
(ヘ) 発明の効果 上述のようなダムを山間部から下流にかけて多
数建設することにより、川巾が著しく拡大され、
流水の拡散が行われ、水分の蒸発による雨源や、
浸透による地下水となつて、渇水期の水資源とな
るため、それだけ自然の活性化を図り得ると共
に、殊にその建設はコンクリートブロツクを形成
し、これを川底に一線に接続並列し、川上側に土
砂を推積し、その上に次のブロツク群を形成する
ものであるから、従来の工法から見ればきわめて
容易であり、資材を節減し得ると共に作業自体が
簡易であるため、所望の個所への設置、例えば流
速の速い河川の流れを緩和して、橋脚等の流水に
よる削り取り、浸蝕等にも効果的であり、更に泥
流、砂流、溶岩流等のような凡ゆる流動体に対し
ても流路の変換や、流速の緩和等に有効であり、
多方面に亘つて利用し得る優れた特徴を有するも
のであり、更に下記の如く効果を奏するものであ
る。
降雨を最上流から段階的に停滞させる為に下
流の増水水位を低下させる事が出来る。
分散流水させる為に、その流域の通常の水量
を増加させる事が出来る。
上流に大量の水を保留する為にそこが水生動
物の繁殖の場になる。
山間部滞留する水が多くなるため、霧が多く
発生して山地の植物に水分を補給する事が出来
る。
河川に沿つて多数のダムを段階的に設けるこ
とは、洪水に対してきわめて有効であることは
勿論であるが、他方においては、平地の都市化
によつて失なわれた水、湿面を残された山間部
に求めるもので、これによつて自然の復元を図
つて動植物を守り、人間社会における水資源を
確保し、洪水時の有害水を渇水期に有効水に転
用することが可能となる。
殊に森林資源が次第に減少して行く状況にお
いては、大量に降つた両の急速な増水を段階的
なダムによつて中流における水位の調整を行う
一方、第5図示のように橋脚10,10……に
沿つて下流側にコンクリートブロツク2,2…
…を一線に並列すれば、流速によつて第6図示
のように橋脚10の基部10a部分の周囲の土
砂がえぐり取られて通常の底面11より更に深
く(鎖線13)なるが、ブロツク2の設置によ
り土砂が逆に鎖線12まで推積されることとな
り、橋脚の流失を防止し得る。
更に第7図に示すように、河川の蛇行部分の
ウロコ状にコンクリートブロツク2を設置する
ことによつて、増水時には冠水しても減水時に
は、河川の中心部を流下することとなるから、
中心部の底が侵蝕されることとなり、終には直
線状に流れが変更されるもので、蛇行部におけ
る侵蝕を適切に防する上で、きわめて効果的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明工法によるダムの一実施例を示
す平面図、第2図は第1図の川の中央流水に沿う
断面図、第3図はダム建設に使用されるコンクリ
ートブロツクの平面図、第4図は同ブロツクの縦
断面図である。第5図は本考案コンクリートブロ
ツクを橋脚に使用した状態を示す平面図、第6図
はその作用効果を示す側面図、第7図は他の使用
方法を示す平面図である。 A,B,C……コンクリートブロツク群、1…
…川、2……コンクリートブロツク、3……基
盤、4……プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 流水に対向するプレートを基板上に突設して
    なる逆高下駄状のコンクリートブロツクの多数を
    河川の流水を横切つて一線に並列設置して第1の
    ブロツク群を形成して水位を高め、次いで該ブロ
    ツク群の上流側に土砂を推積せしめ、該推積土砂
    の上に第2のブロツク群を形成して更に一段と水
    位を高め、かくして順序的に複数個のブロツク群
    を構成し、段階的に水位を高めることによつて流
    水を広範囲に拡散するようにしたことを特徴とす
    る冠水ダム工法。
JP8896286A 1986-04-16 1986-04-16 冠水ダム工法 Granted JPS62244907A (ja)

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JP8896286A JPS62244907A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 冠水ダム工法

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JPS62244907A JPS62244907A (ja) 1987-10-26
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CN106245577A (zh) * 2016-08-30 2016-12-21 黄河水利委员会黄河水利科学研究院 一种淤地坝和水窖联合调蓄开发利用洪水资源系统
CN106284506A (zh) * 2016-08-30 2017-01-04 黄河水利委员会黄河水利科学研究院 一种淤地坝水资源蓄水设施
CN106351169A (zh) * 2016-08-30 2017-01-25 黄河水利委员会黄河水利科学研究院 一种旱地洪水利用方法

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