JPH0436251A - 可塑剤用アルコール - Google Patents
可塑剤用アルコールInfo
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- JPH0436251A JPH0436251A JP14187890A JP14187890A JPH0436251A JP H0436251 A JPH0436251 A JP H0436251A JP 14187890 A JP14187890 A JP 14187890A JP 14187890 A JP14187890 A JP 14187890A JP H0436251 A JPH0436251 A JP H0436251A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、可塑剤用アルコールに関する。詳しくは、本
発明は塩化ビニル系樹脂の可塑剤用のアルコールとして
、耐熱性、耐寒性及び電気絶縁性に優れた特性を示す炭
素数9のアルコールと炭素数10のアルコールとの混合
アルコールに関するものである。
発明は塩化ビニル系樹脂の可塑剤用のアルコールとして
、耐熱性、耐寒性及び電気絶縁性に優れた特性を示す炭
素数9のアルコールと炭素数10のアルコールとの混合
アルコールに関するものである。
従来、炭化水素油の熱分解又は接触分解等から多量に得
られる炭素数4の留分(以下、BB留分という)を二量
化反応、ヒドロホルミル化反応及び水素化反応すること
により製造される炭素数9のアルコールは、BB留分中
のイソブテンが二量化して生成する第4級炭素原子を含
有する炭素数8のオレフィンから誘導される炭素数9の
アルコールを含有するためにエステル化等により可塑剤
として用いた場合に可塑剤性能、特に、耐寒性、可塑化
効率を著しく低下させることが知られている。
られる炭素数4の留分(以下、BB留分という)を二量
化反応、ヒドロホルミル化反応及び水素化反応すること
により製造される炭素数9のアルコールは、BB留分中
のイソブテンが二量化して生成する第4級炭素原子を含
有する炭素数8のオレフィンから誘導される炭素数9の
アルコールを含有するためにエステル化等により可塑剤
として用いた場合に可塑剤性能、特に、耐寒性、可塑化
効率を著しく低下させることが知られている。
そこで、予め、イソブテンを高度の分離技術で分離した
のち二量化する方法、特定の二量化反応条件下でn−ブ
テンとの共二量化反応を選択的に進行せしめる方法(特
公昭57−27088号)が提案されているが、いずれ
も工業的には不利な分離工程及び触媒系の複雑さ等不利
な点が多い。
のち二量化する方法、特定の二量化反応条件下でn−ブ
テンとの共二量化反応を選択的に進行せしめる方法(特
公昭57−27088号)が提案されているが、いずれ
も工業的には不利な分離工程及び触媒系の複雑さ等不利
な点が多い。
一方、BB留分を原料として、ヒドロホルミル化反応、
アルドール縮合及び水添反応させることによって製造さ
れる炭素数10のアルコールは、可塑剤用原料アルコー
ルとして利用されている。
アルドール縮合及び水添反応させることによって製造さ
れる炭素数10のアルコールは、可塑剤用原料アルコー
ルとして利用されている。
BB留分を原料とする上記した炭素数10のアルコール
の製造において、BB留分のヒドロホルミル化反応の際
の未反応のBB留分を上記した炭素数9のアルコールの
原料として用いることが考えられる。しかしながら、こ
の場合のBB留分の組成は通常、イソブテンを10%以
上もの多量含有し、n−ブテンの含有量が15%以下と
少量となることがらn−ブテンとイソブテンとの共二量
化が困難となる。しかも、BB留分のヒドロホルミル化
反応の反応生成物中には、バレルアルデヒド、メタノー
ル、水等の含酸素化合物が含まれることから、二量化反
応にはこれらの存在の影響を考慮しなければならない。
の製造において、BB留分のヒドロホルミル化反応の際
の未反応のBB留分を上記した炭素数9のアルコールの
原料として用いることが考えられる。しかしながら、こ
の場合のBB留分の組成は通常、イソブテンを10%以
上もの多量含有し、n−ブテンの含有量が15%以下と
少量となることがらn−ブテンとイソブテンとの共二量
化が困難となる。しかも、BB留分のヒドロホルミル化
反応の反応生成物中には、バレルアルデヒド、メタノー
ル、水等の含酸素化合物が含まれることから、二量化反
応にはこれらの存在の影響を考慮しなければならない。
従って、いかにして経済的に、しかも総合性能の優れた
可塑剤の得られる可塑剤用アルコールを得るかが問題で
あった。
可塑剤の得られる可塑剤用アルコールを得るかが問題で
あった。
本発明者らは上記した課題を解決すべく鋭意検討を重ね
た結果、本発明に到達したものである。
た結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は、
■ ブテン類をヒドロホルミル化反応、アルドール縮合
反応及び水添反応させて得られる炭素数lOのアルコー
ル(以下、IDAという)と、■ 上記したヒドロホル
ミル化反応生成物中の未反応のブテン類を回収して得ら
れる、1−ブテン0.1〜15重量%、2−ブテン1.
0〜70重量%、イソブテン1.0〜50重量%及びそ
の他の炭素数4の炭化水素30重量%以下の組成の回収
ブテン類を二量化、ヒドロホルミル化反応及び水添反応
させて得られる炭素数9のアルコールであって、分子内
に第4級炭素を含むアルコールを5重量%以上含有する
アルコール(以下、INAという)との混合アルコール
であって、IDAとINAとの重量比率1)< I D
A/ I NA=0.01−0.6 (7)範囲である
ことを特徴とする可塑剤用アルコール、を要旨とするも
のである。
反応及び水添反応させて得られる炭素数lOのアルコー
ル(以下、IDAという)と、■ 上記したヒドロホル
ミル化反応生成物中の未反応のブテン類を回収して得ら
れる、1−ブテン0.1〜15重量%、2−ブテン1.
0〜70重量%、イソブテン1.0〜50重量%及びそ
の他の炭素数4の炭化水素30重量%以下の組成の回収
ブテン類を二量化、ヒドロホルミル化反応及び水添反応
させて得られる炭素数9のアルコールであって、分子内
に第4級炭素を含むアルコールを5重量%以上含有する
アルコール(以下、INAという)との混合アルコール
であって、IDAとINAとの重量比率1)< I D
A/ I NA=0.01−0.6 (7)範囲である
ことを特徴とする可塑剤用アルコール、を要旨とするも
のである。
以下に本発明につき更に詳細に説明する。
本発明の可塑剤用アルコールを構成するIDAは、ブテ
ン類をヒドロホルミル化反応、アルドール縮合反応及び
水添反応させて得られる炭素数10のアルコールである
。
ン類をヒドロホルミル化反応、アルドール縮合反応及び
水添反応させて得られる炭素数10のアルコールである
。
ブテン類としてはl−ブテン、2−ブテン、イソブテン
を含有する混合物例えばナフサ等の炭化水素油の熱分解
によって得られるBB留分あるいは重軽質油等の炭化水
素油の接触分解(FCCなど)によって得られるBB留
分のいずれも使用することができる。
を含有する混合物例えばナフサ等の炭化水素油の熱分解
によって得られるBB留分あるいは重軽質油等の炭化水
素油の接触分解(FCCなど)によって得られるBB留
分のいずれも使用することができる。
また、更に、上記の熱分解又は接触分解によって得られ
たBB留分からブタジェンの大部分を取り除いた後のい
わゆるスペントBB留分(以下、BBS留分という)や
、更にイソブテンの一部分を取り除いた後のいわゆるス
ペントスペントBB留分(以下、BBSS留分という)
なども好適に使用出来る。
たBB留分からブタジェンの大部分を取り除いた後のい
わゆるスペントBB留分(以下、BBS留分という)や
、更にイソブテンの一部分を取り除いた後のいわゆるス
ペントスペントBB留分(以下、BBSS留分という)
なども好適に使用出来る。
更に、上記BBS留分あるいはBBSS留分を予めPd
触媒により、通常温度20〜100 ”C1圧力常圧〜
10kg/dGの条件下で処理し、各留分中に含まれる
微量のブタジェンあるいはアセチレン類の様な分子内に
2つ以上の二重結合を持つ化合物や三重結合をもつ化合
物を選択的に部分水添したものが望ましい。
触媒により、通常温度20〜100 ”C1圧力常圧〜
10kg/dGの条件下で処理し、各留分中に含まれる
微量のブタジェンあるいはアセチレン類の様な分子内に
2つ以上の二重結合を持つ化合物や三重結合をもつ化合
物を選択的に部分水添したものが望ましい。
また、これらの混合物も使用できる。
ヒドロホルミル化反応は常法に従って行なわれる。ヒド
ロホルミル化条件も特に臨界的なものではな(、従来公
知のロジウム法やコバルト法のいずれも使用出来る。
ロホルミル化条件も特に臨界的なものではな(、従来公
知のロジウム法やコバルト法のいずれも使用出来る。
ロジウム法の場合のロジウム源としては酢酸ロジウムな
どの有機塩、硝酸ロジウムなどの無機塩あるいはヒドリ
ドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウ
ムなどの錯体などいずれも使用できる。コバルト法の場
合のコバルト源としては、ラウリン酸コバルトなどの有
機酸塩、硝酸コバルトなどの無機酸塩のほか、ジコバル
トオクタカルボニル、ヒドリドコバルトテトラカルボニ
ルなどの錯体が使用できる。
どの有機塩、硝酸ロジウムなどの無機塩あるいはヒドリ
ドカルボニルトリス(トリフェニルホスフィン)ロジウ
ムなどの錯体などいずれも使用できる。コバルト法の場
合のコバルト源としては、ラウリン酸コバルトなどの有
機酸塩、硝酸コバルトなどの無機酸塩のほか、ジコバル
トオクタカルボニル、ヒドリドコバルトテトラカルボニ
ルなどの錯体が使用できる。
反応圧力としては、通常、常圧〜300kg/cjG、
反応温度としては通常、50〜150°C1Hz /
CO比としてはモル比で通常、1〜10゜触媒濃度とし
ては通常数ppm−数wt%の条件が採用される。配位
子としてはトリフェニルホスフィン、トリフェニルホス
ファイトなどの3価の有機リン化合物やそのオキシドな
どが上記触媒に対するモル比で通常1〜1000で適宜
用いられる。溶媒は用いなくても良いが、必要に応じて
溶媒を用いることもできる。溶媒としては触媒を溶解し
、かつ反応に悪影響を与えないものであれば、任意のも
のを用いることができる0例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭化水素;シク
ロヘキサン等の脂環式炭化水素;ジブチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ジエ
チルフタレート、ジオクチルフタレート等のエステル類
などが用いられる。また、ヒドロホルミル化反応により
生成したアルデヒド類、アルコール類を溶媒とすること
もできる。またアルデヒドの重縮合物などの高沸点副生
物も用いることが出来る。
反応温度としては通常、50〜150°C1Hz /
CO比としてはモル比で通常、1〜10゜触媒濃度とし
ては通常数ppm−数wt%の条件が採用される。配位
子としてはトリフェニルホスフィン、トリフェニルホス
ファイトなどの3価の有機リン化合物やそのオキシドな
どが上記触媒に対するモル比で通常1〜1000で適宜
用いられる。溶媒は用いなくても良いが、必要に応じて
溶媒を用いることもできる。溶媒としては触媒を溶解し
、かつ反応に悪影響を与えないものであれば、任意のも
のを用いることができる0例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、ドデシルベンゼン等の芳香族炭化水素;シク
ロヘキサン等の脂環式炭化水素;ジブチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ジエ
チルフタレート、ジオクチルフタレート等のエステル類
などが用いられる。また、ヒドロホルミル化反応により
生成したアルデヒド類、アルコール類を溶媒とすること
もできる。またアルデヒドの重縮合物などの高沸点副生
物も用いることが出来る。
反応方式は連続方式および回分方式のいずれでも行なう
ことが出来る。
ことが出来る。
反応生成液は常法により、まず常圧の蒸留塔で未反応の
ブテン類を留出させて分離し、次いで該蒸留塔の缶出液
を減圧蒸留塔に供給して生成Csアルデヒド(バレルア
ルデヒド)を触媒液と分離する。
ブテン類を留出させて分離し、次いで該蒸留塔の缶出液
を減圧蒸留塔に供給して生成Csアルデヒド(バレルア
ルデヒド)を触媒液と分離する。
生成物中のバレルアルデヒド各成分は十数℃の沸点差が
あり混合バレルアルデヒドを蒸留により各成分に分離す
ることも出来る。
あり混合バレルアルデヒドを蒸留により各成分に分離す
ることも出来る。
アルドール縮合反応においては通常、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を触媒に用いるが
、アミン類なども用いることが出来る。反応温度は、通
常50〜150°C1反応圧力は、通常、常圧〜数kg
/afl G、反応時間は通常数分〜数時間で行なわれ
る。
、水酸化カリウム等のアルカリ水溶液を触媒に用いるが
、アミン類なども用いることが出来る。反応温度は、通
常50〜150°C1反応圧力は、通常、常圧〜数kg
/afl G、反応時間は通常数分〜数時間で行なわれ
る。
生成したアセナール類は蒸留精製した後、水添反応に付
されるが、蒸留精製なしで水添反応に付すことも出来る
。
されるが、蒸留精製なしで水添反応に付すことも出来る
。
水添反応は通常の方法で行なうことができる。
すなわち、Ni 、Cr、Cu等の通常の水添触媒によ
り、反応圧力は通常常圧〜150kg/cillG、反
応温度は通常、40〜300°Cで行なわれる。
り、反応圧力は通常常圧〜150kg/cillG、反
応温度は通常、40〜300°Cで行なわれる。
次いで通常の蒸留精製により炭素数10のアルコール(
I DA)を得ることができる。
I DA)を得ることができる。
また、本発明の可塑剤用アルコールを構成するINAは
、上記したブテン類のヒドロホルミル化反応における反
応生成物中のブテン類を回収して得られる、1−ブテン
0.1〜15重量%、2−ブテン1.0〜70重量%、
イソブテン1.0〜50重量%及びイソブタン、ノルマ
ルブタン等のその他の炭素数4の炭化水素30重量%以
下の組成の回収ブテン類を二量化、ヒドロホルミル化反
応及び水添反応させて得られる炭素数9のアルコールで
あって、分子内に第4級炭素を含むアルコ−!しを5重
量%以と含有するアルコールである。
、上記したブテン類のヒドロホルミル化反応における反
応生成物中のブテン類を回収して得られる、1−ブテン
0.1〜15重量%、2−ブテン1.0〜70重量%、
イソブテン1.0〜50重量%及びイソブタン、ノルマ
ルブタン等のその他の炭素数4の炭化水素30重量%以
下の組成の回収ブテン類を二量化、ヒドロホルミル化反
応及び水添反応させて得られる炭素数9のアルコールで
あって、分子内に第4級炭素を含むアルコ−!しを5重
量%以と含有するアルコールである。
通常、上記したブテン類のヒドロホルミル化反応生成物
を蒸留し、未反応のブテン類を留出させて回収すること
によって得られ、その組成は、1ブテン0.1〜15重
量%、好ましくは2〜15重量%、2−ブテン1.0〜
70重量%、好ましくは2〜70重量%、イソブテン1
.0〜50重量%、好ましくは3〜20重量%、及びそ
の他の炭素数4の炭化水素30重量%以下、好ましくは
20重量%以下のものを、二量化、ヒドロホルミル化及
び水添反応させる。
を蒸留し、未反応のブテン類を留出させて回収すること
によって得られ、その組成は、1ブテン0.1〜15重
量%、好ましくは2〜15重量%、2−ブテン1.0〜
70重量%、好ましくは2〜70重量%、イソブテン1
.0〜50重量%、好ましくは3〜20重量%、及びそ
の他の炭素数4の炭化水素30重量%以下、好ましくは
20重量%以下のものを、二量化、ヒドロホルミル化及
び水添反応させる。
蒸留条件としては、上記組成のものが得られる限りにお
いて特に制限はない。
いて特に制限はない。
なお、上記したブテン類のヒドロホルミル化反応におい
て例えば、反応温度90〜110’C1好ましくは90
〜100°C1−酸化炭素分圧1〜3kg/cii G
、好ましくは1〜1.5kg/dGで行なうことにより
1−ブテンの転化率を80%以上、好ましくは、90%
以上に保ち、2−ブテン及びイソブテンの転化率を20
%以下、好ましくは5%以下としてヒドロホルミル化反
応を行なえば、常圧蒸留塔により経済的に未反応ブテン
類を分離し、しかも、バレルアルデヒド、メタノール、
水等の二量化触媒に好ましくない影響を与える含酸素化
合物の含有量を1100pp以下、好ましくは30pp
m以下とすることができる。
て例えば、反応温度90〜110’C1好ましくは90
〜100°C1−酸化炭素分圧1〜3kg/cii G
、好ましくは1〜1.5kg/dGで行なうことにより
1−ブテンの転化率を80%以上、好ましくは、90%
以上に保ち、2−ブテン及びイソブテンの転化率を20
%以下、好ましくは5%以下としてヒドロホルミル化反
応を行なえば、常圧蒸留塔により経済的に未反応ブテン
類を分離し、しかも、バレルアルデヒド、メタノール、
水等の二量化触媒に好ましくない影響を与える含酸素化
合物の含有量を1100pp以下、好ましくは30pp
m以下とすることができる。
二量化反応に供される回収ブテン類の代表的組成を示す
と、1−ブテン4〜6重量%、2−ブテン6〜50重量
%、イソブテン9〜20重量%、その他の炭素数4の炭
化水素0〜20重量%、含酸素化合物30ppm以下で
ある。
と、1−ブテン4〜6重量%、2−ブテン6〜50重量
%、イソブテン9〜20重量%、その他の炭素数4の炭
化水素0〜20重量%、含酸素化合物30ppm以下で
ある。
上記常圧蒸留の蒸留条件としては圧力が通常、常圧〜3
kg/dlG、蒸留塔段数が通常10〜20段、好まし
くは9〜14段、還流比が通常3〜10、好ましくは3
〜5の範囲である。
kg/dlG、蒸留塔段数が通常10〜20段、好まし
くは9〜14段、還流比が通常3〜10、好ましくは3
〜5の範囲である。
回収ブテン類の二量化反応は、Ni系触媒等を用いて公
知の方法により行なわれる。
知の方法により行なわれる。
オクテンのヒドロホルミル化反応は常法に従って行なわ
れる。
れる。
ヒドロホルミル化条件も特に臨界的なものではなく、上
記IDAを製造する際に採用されるブテン類のヒドロホ
ルミル化反応とほぼ同様の条件の、ロジウム法やコバル
ト法のいずれも使用出来る。
記IDAを製造する際に採用されるブテン類のヒドロホ
ルミル化反応とほぼ同様の条件の、ロジウム法やコバル
ト法のいずれも使用出来る。
生成ノニルアルデヒドの水添反応も、前記したごとくア
セナール類の水添反応と同様の条件の常法により行うこ
とが出来、次いで通常の蒸留精製により炭素数9のアル
コール(INA)を得ることができる。
セナール類の水添反応と同様の条件の常法により行うこ
とが出来、次いで通常の蒸留精製により炭素数9のアル
コール(INA)を得ることができる。
上記の様にして得られるINAは、分子内に第4級炭素
を含有する炭素数9のアルコールが5〜20重量%含ま
れており、一般には、このINA単独では可塑剤として
用いた場合に、耐寒性、可塑化効率がかなり低いもので
ある。
を含有する炭素数9のアルコールが5〜20重量%含ま
れており、一般には、このINA単独では可塑剤として
用いた場合に、耐寒性、可塑化効率がかなり低いもので
ある。
本発明の可塑剤用アルコールにおいては、上記したID
AとINAとの重量比率がIDA/INA=0.01〜
0.6、好ましくは0.02〜0.4、さらに好ましく
は0.03〜0.3、最も好ましくは0゜06〜0.3
であるものよすることにより、総合性能の優れた可塑剤
用アルコールとするものである。
AとINAとの重量比率がIDA/INA=0.01〜
0.6、好ましくは0.02〜0.4、さらに好ましく
は0.03〜0.3、最も好ましくは0゜06〜0.3
であるものよすることにより、総合性能の優れた可塑剤
用アルコールとするものである。
IDAとINAとを混合する時点としてはIDA及びI
NAの製品同士のみでなく、水添反応後で蒸留精製前の
粗アルコールを混合し蒸留精製によって上記の比率に調
整することも出来るし、水添反応に供されるアセナール
類及びノニルアルデヒドを混合してから水添反応を行な
った後、蒸留精製によって上記比率に調整することも出
来る。
NAの製品同士のみでなく、水添反応後で蒸留精製前の
粗アルコールを混合し蒸留精製によって上記の比率に調
整することも出来るし、水添反応に供されるアセナール
類及びノニルアルデヒドを混合してから水添反応を行な
った後、蒸留精製によって上記比率に調整することも出
来る。
上記IDA/INAの重量比率が0.01未満では可塑
化効率及び耐寒性が改善されず、また0、 6を越えた
場合には可塑化効率及び耐寒性が低下するので好ましく
ない。
化効率及び耐寒性が改善されず、また0、 6を越えた
場合には可塑化効率及び耐寒性が低下するので好ましく
ない。
上記のようにして得られる本発明の可塑剤用アルコール
は、常法により無水フタル酸などのカルボン酸、リン酸
等の酸又はその誘導体とのエステル化反応によって、エ
ステル系可塑剤として用いられる。
は、常法により無水フタル酸などのカルボン酸、リン酸
等の酸又はその誘導体とのエステル化反応によって、エ
ステル系可塑剤として用いられる。
可塑剤の性能は、
■ 可塑化効率(100%モジュラス)■ 揮発減量(
耐熱性) ■ 低温柔軟温度(耐寒性) ■ ケロシン抽出性(耐油性) ■ 電気抵抗(絶縁性) などを総合的に評価する必要があり、単一の性質、例え
ば、耐熱性のみの問題ではない、上記■や■など相反す
る傾向をもつものもあり複雑であるが、本発明によれば
総合的に優れた性能を有する可塑剤用アルコールを工業
的に有利に得ることが出来る。
耐熱性) ■ 低温柔軟温度(耐寒性) ■ ケロシン抽出性(耐油性) ■ 電気抵抗(絶縁性) などを総合的に評価する必要があり、単一の性質、例え
ば、耐熱性のみの問題ではない、上記■や■など相反す
る傾向をもつものもあり複雑であるが、本発明によれば
総合的に優れた性能を有する可塑剤用アルコールを工業
的に有利に得ることが出来る。
〔実施例]
以下に本発明につき、実施例に基づいて更に具体的に説
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例によって限定されるものではない。
実施例1
(1)IDAの製造
ナフサのクラッカーよりのBB留分から、ブタジエンと
イソブテンとを大部分除去したあと、更にPd/ Af
z off系触媒を用いてジエン、アセチレン類を部分
水添した後の下記組成のスペントスペントBB留分を連
続的にヒドロホルミル化した。
イソブテンとを大部分除去したあと、更にPd/ Af
z off系触媒を用いてジエン、アセチレン類を部分
水添した後の下記組成のスペントスペントBB留分を連
続的にヒドロホルミル化した。
1−ブテン 44.3 w t%2−
ブテン 22 イソブテン 4 ブタジエン O 03類 0.3その他の炭素
数4の炭化水素 29.4反応条件は 全圧カフkg/ailG、オキソガス分圧4 kg/c
dc (H,/C0=1) 反応温度100℃ (溶媒キシレン 原料/触媒液=1.0(重量比) 反応器滞留時間 2.0時間 であった。1−ブテン、2−ブテン及びイソブテンの転
化率は夫々、90%、1%以下、2%であった。
ブテン 22 イソブテン 4 ブタジエン O 03類 0.3その他の炭素
数4の炭化水素 29.4反応条件は 全圧カフkg/ailG、オキソガス分圧4 kg/c
dc (H,/C0=1) 反応温度100℃ (溶媒キシレン 原料/触媒液=1.0(重量比) 反応器滞留時間 2.0時間 であった。1−ブテン、2−ブテン及びイソブテンの転
化率は夫々、90%、1%以下、2%であった。
反応液を脱圧後、段数11段の常圧蒸留塔にて未反応ブ
テン類を留出させて回収し、ついで該蒸留塔の缶出液を
減圧蒸留塔にて触媒液とバレルアルデヒドとを分離し、
生成バレルアルデヒドの組成を調節してモル比で 2−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.5 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.1 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1 の混合アルデヒドを得た。
テン類を留出させて回収し、ついで該蒸留塔の缶出液を
減圧蒸留塔にて触媒液とバレルアルデヒドとを分離し、
生成バレルアルデヒドの組成を調節してモル比で 2−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.5 3−メチルブチルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=
0.1 ピバルアルデヒド/n−バレルアルデヒド=0.1 の混合アルデヒドを得た。
次にこのアルデヒドをそのまま反応温度95°C1常圧
、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液=1 (重
量比)で1042のオートクレーブにて1゜5時間線合
反応を行なった。
、アルデヒド/3%水酸化ナトリウム水溶液=1 (重
量比)で1042のオートクレーブにて1゜5時間線合
反応を行なった。
各アルデヒドの転化率は
n−バレルアルデヒド 99.9%2−メチ
ルブチルアルデヒド 99.83−メチルブチルア
ルデヒド 99.8ピバルアルデヒド
98.2であった。
ルブチルアルデヒド 99.83−メチルブチルア
ルデヒド 99.8ピバルアルデヒド
98.2であった。
このデセナール混合物をNi系の固体触媒により水添し
た。水添条件は圧力100kg/aiG、温度120°
C1触媒/デセナール=0.1(重量比)でバッチ反応
により3.0時間反応を行なった。デセナールの転化率
は99.9%であった0次に30段のガラス製オールダ
ーショウ蒸留塔によって初留カッ)1%、主留95%、
釜残4%で、精製デシルアルコールを得た。
た。水添条件は圧力100kg/aiG、温度120°
C1触媒/デセナール=0.1(重量比)でバッチ反応
により3.0時間反応を行なった。デセナールの転化率
は99.9%であった0次に30段のガラス製オールダ
ーショウ蒸留塔によって初留カッ)1%、主留95%、
釜残4%で、精製デシルアルコールを得た。
また、この場合のデシルアルコールの組成を、キャピラ
リーガスクロマトグラフで分析したところ、モル比で A成分/2−プロピルヘプタツール=1.3B 成分/
2−プロピルヘプタツール−0,30成分/2−プロ
ピルヘプタツール−0,3D成分/2−プロピルへブタ
ノール=0.03であった。
リーガスクロマトグラフで分析したところ、モル比で A成分/2−プロピルヘプタツール=1.3B 成分/
2−プロピルヘプタツール−0,30成分/2−プロ
ピルヘプタツール−0,3D成分/2−プロピルへブタ
ノール=0.03であった。
ここでA成分とは2−プロピル−4−メチルヘキサノー
ルを、B成分とはn−バレルアルデヒドと3−メチルブ
チルアルデヒドとのアルドール縮合体の骨格をもつデシ
ルアルコールを、C成分とはn−バレルアルデヒドとピ
バルアルデヒドとのアルドール縮合体の骨格をもつデシ
ルアルコールを、D成分とはその他のデシルアルコール
を夫々表わす。
ルを、B成分とはn−バレルアルデヒドと3−メチルブ
チルアルデヒドとのアルドール縮合体の骨格をもつデシ
ルアルコールを、C成分とはn−バレルアルデヒドとピ
バルアルデヒドとのアルドール縮合体の骨格をもつデシ
ルアルコールを、D成分とはその他のデシルアルコール
を夫々表わす。
(2)INAの製造
■ オクテン類の合成
実施例1の(1)のヒドロホルミル化反応で得られたヒ
ドロホルミル化反応生成液を気−液分離後、10段の常
圧の蒸留塔において還流比5で操作し未反応のブテン類
を留出させて回収した。
ドロホルミル化反応生成液を気−液分離後、10段の常
圧の蒸留塔において還流比5で操作し未反応のブテン類
を留出させて回収した。
く組 成〉
1−ブテン 4.8 w t%2−
ブテン 67.6イソブテン
11.0その他の炭素数4の炭化水素 16
.6C,アルデヒド 30ppmH1O2
0PPm こうして回収した回収ブテン類を、容積1ONのSUS
製誘導攪拌型オートクレーブに窒素雰囲気下にて、上記
のC4留分4kg、オクタン酸ニッケルのn−ヘキサン
溶液5.5g(Ni含有量6wt%)及びエチルアルミ
ニウムジクロリド11.3gを仕込み、40℃で7時間
反応させた。
ブテン 67.6イソブテン
11.0その他の炭素数4の炭化水素 16
.6C,アルデヒド 30ppmH1O2
0PPm こうして回収した回収ブテン類を、容積1ONのSUS
製誘導攪拌型オートクレーブに窒素雰囲気下にて、上記
のC4留分4kg、オクタン酸ニッケルのn−ヘキサン
溶液5.5g(Ni含有量6wt%)及びエチルアルミ
ニウムジクロリド11.3gを仕込み、40℃で7時間
反応させた。
反応後、5wt%H,SO,水溶液340gを添加し、
触媒を失活させた後に液々分離によりオクテン類を得た
。
触媒を失活させた後に液々分離によりオクテン類を得た
。
得られたオクテン中には第4級炭素を含んだものが、9
wt%含まれていた。
wt%含まれていた。
上記の反応を3回行なった。
■ 蒸留によるオクテン留分の収得
上記■で得られたオクテン類を、内径50鵬×20段の
オールグーショウ型蒸留塔にて常圧で精留した。塔頂部
温度108〜127°Cのオクテン留分を5.8 kg
得た。
オールグーショウ型蒸留塔にて常圧で精留した。塔頂部
温度108〜127°Cのオクテン留分を5.8 kg
得た。
■ INAの合成
容積10!03US製オートクレーブに窒素雰囲気下で
、下記■で得たオクテン留分2.Okg及びジコバルト
オクタカルボニル20gを加え、H2/C0=1のオキ
ソガスで全圧160kg/dGに保持し、140〜15
0℃で反応させた。2時間後、ガス吸収がなくなったの
で、反応器を急冷し、3%NaOH水溶液を圧入し、コ
バルト触媒を失活させた後、さらに冷却し、オキソガス
を放圧した後、反応液を全量取り出し、液々分離して有
機相を収得した。
、下記■で得たオクテン留分2.Okg及びジコバルト
オクタカルボニル20gを加え、H2/C0=1のオキ
ソガスで全圧160kg/dGに保持し、140〜15
0℃で反応させた。2時間後、ガス吸収がなくなったの
で、反応器を急冷し、3%NaOH水溶液を圧入し、コ
バルト触媒を失活させた後、さらに冷却し、オキソガス
を放圧した後、反応液を全量取り出し、液々分離して有
機相を収得した。
次いで圧力lO■Hgの減圧単蒸留で炭素数9のアルデ
ヒド及びアルコールを収得した。アルデヒド及びアルコ
ールの合計収得率は99%であった。
ヒド及びアルコールを収得した。アルデヒド及びアルコ
ールの合計収得率は99%であった。
次に容積10fのSUS製オートクレーブに、窒素雰囲
気下にて上記単蒸留の収得液全量及びニッケル担持固体
触媒160gを仕込み、水素ガスで全圧90kg/cd
Gに保持し、反応温度150°Cで水添反応させた。5
時間後、ガス吸収が止まったので急冷し、水素ガスを放
圧した後、反応液を全量取り出し、固体触媒を濾過して
取り除いた後、内径35mX20段のオールグーショウ
型蒸留塔で精留した。還流比は3、圧力は10m*Hg
であった。初留0.5%、釜残3%をカットして96.
5%を収得した。水添反応及び精留を通してのINAの
収率は95%であった。
気下にて上記単蒸留の収得液全量及びニッケル担持固体
触媒160gを仕込み、水素ガスで全圧90kg/cd
Gに保持し、反応温度150°Cで水添反応させた。5
時間後、ガス吸収が止まったので急冷し、水素ガスを放
圧した後、反応液を全量取り出し、固体触媒を濾過して
取り除いた後、内径35mX20段のオールグーショウ
型蒸留塔で精留した。還流比は3、圧力は10m*Hg
であった。初留0.5%、釜残3%をカットして96.
5%を収得した。水添反応及び精留を通してのINAの
収率は95%であった。
(3)混合アルコールの合成並びに可塑剤の合成及び評
価 上記(1)及び(2)で得られたIDAとINAをID
A/INA=0.087/1の割合で混合した混合アル
コールと無水フタル酸とを常法によりエステル化し可塑
剤とした。次いで可塑剤/塩化ビニル樹脂=60/10
0 (重量比)で混合し、常法により軟質塩化ビニル樹
脂とし、常法により種々の試験を行なった。結果を表=
1に記す。表−1には汎用の可塑剤であるジー2−エチ
ルへキシルフタレート(DOP)の試験結果も記す。
価 上記(1)及び(2)で得られたIDAとINAをID
A/INA=0.087/1の割合で混合した混合アル
コールと無水フタル酸とを常法によりエステル化し可塑
剤とした。次いで可塑剤/塩化ビニル樹脂=60/10
0 (重量比)で混合し、常法により軟質塩化ビニル樹
脂とし、常法により種々の試験を行なった。結果を表=
1に記す。表−1には汎用の可塑剤であるジー2−エチ
ルへキシルフタレート(DOP)の試験結果も記す。
実施例2〜4及び比較例1
実施例1においてIDA/INAの混合割合を表−1の
ように変えて行なったこと以外は同様にして行った。そ
の結果を表−1に示す。
ように変えて行なったこと以外は同様にして行った。そ
の結果を表−1に示す。
比較例2
実施例1において(2)で得られたINAを単独で用い
て(3)で可塑剤を合成したこと以外は同様にして行っ
た。その結果を表−1に示す。
て(3)で可塑剤を合成したこと以外は同様にして行っ
た。その結果を表−1に示す。
比較例3
実施例1において、(1)で得られたIDAを単独で用
いて(3)で可塑剤を合成したこと以外は同様にして行
った。その結果を表−1に示す。
いて(3)で可塑剤を合成したこと以外は同様にして行
った。その結果を表−1に示す。
比較例4
(1)オクテン類の合成
ナフサのクラッカーから得られたBB留分よりブタジェ
ン及びイソブテンを除去した後のC4留分(イソブテン
6重量%、1−ブテン43重量%、2−ブテン25重量
%、ブタン類25重量%、その他1重量%)をモレキュ
ラーシーブ13Xにより脱水した0次いで容積10fの
SUS製誘導攪押型オートクレーブに窒素雰囲気下にて
、上記した脱水後のC4留分4kg、オクタン酸ニッケ
ルのn−ヘキサン溶液5.5g(Ni含有量6wt%)
及びエチルアルミニウムジクロリド11.3gを仕込み
、40°Cで7時間反応させた。
ン及びイソブテンを除去した後のC4留分(イソブテン
6重量%、1−ブテン43重量%、2−ブテン25重量
%、ブタン類25重量%、その他1重量%)をモレキュ
ラーシーブ13Xにより脱水した0次いで容積10fの
SUS製誘導攪押型オートクレーブに窒素雰囲気下にて
、上記した脱水後のC4留分4kg、オクタン酸ニッケ
ルのn−ヘキサン溶液5.5g(Ni含有量6wt%)
及びエチルアルミニウムジクロリド11.3gを仕込み
、40°Cで7時間反応させた。
反応後、5wt%H,SO,水溶液340gを添加し、
触媒を失活させた後に液々分離によりオクテン類を得た
。
触媒を失活させた後に液々分離によりオクテン類を得た
。
オクテン類中には第4級炭素を含んだものが1wt%含
まれていた。
まれていた。
上記の反応を3回行なった。
(2)蒸留によるオクテン留分の収得
上記(1)で得られたオクテン類を、内径50閣×20
段のオールグーショウ型蒸留塔にて常圧で精留した。塔
頂部温度108〜127℃のオクテン留分を5.8 k
g得た。
段のオールグーショウ型蒸留塔にて常圧で精留した。塔
頂部温度108〜127℃のオクテン留分を5.8 k
g得た。
(3)INAの合成並びに可塑剤の合成及び評価容積1
0fのSUS製オートクレーブに窒素雰囲気下で、上記
(2)で得たオクテン留分2.Okg及びジコバルトオ
クタカルボニル20gを加え、Hz/C0=1のオキソ
ガスで全圧160kg/dGに保持し、140−150
°Cで反応させた。2時間後、ガス吸収がなくなったの
で、反応器を急冷し、3%NaOH水溶液を圧入し、コ
バルト触媒を失活させた後、さらに冷却し、オキソガス
を放圧した後、反応液を全量取り出し、液々分離して有
機相を収得した。
0fのSUS製オートクレーブに窒素雰囲気下で、上記
(2)で得たオクテン留分2.Okg及びジコバルトオ
クタカルボニル20gを加え、Hz/C0=1のオキソ
ガスで全圧160kg/dGに保持し、140−150
°Cで反応させた。2時間後、ガス吸収がなくなったの
で、反応器を急冷し、3%NaOH水溶液を圧入し、コ
バルト触媒を失活させた後、さらに冷却し、オキソガス
を放圧した後、反応液を全量取り出し、液々分離して有
機相を収得した。
次いで圧力10閣Hgの減圧単蒸留で炭素数9のアルデ
ヒド及びアルコールを収得した。アルデヒド及びアルコ
ールの合計収得率は99%であった。
ヒド及びアルコールを収得した。アルデヒド及びアルコ
ールの合計収得率は99%であった。
次に容積101のSUS製オートクレーブに、窒素雰囲
気下にて上記単蒸留の収得液全量及びニッケル担持固体
触媒160gを仕込み、水素ガスで全圧90kg/dG
に保持し、反応温度150℃で水添反応させた。5時間
後、ガス吸収が止まったので急冷し、水素ガスを放圧し
た後、反応液を全量取り出し、固体触媒を濾過して取り
除いた後、内径35閣×20段のオールグーショウ型蒸
留塔で精留した。還流比は3、圧力は10閣Hf、であ
った。初留0.5%、釜残3%をカットして96.5%
をINAとして収得した。このINAにつき単独で実施
例1の(3)におけるのと同様にして可塑剤とし評価を
行なった。その結果を表−1に示す。
気下にて上記単蒸留の収得液全量及びニッケル担持固体
触媒160gを仕込み、水素ガスで全圧90kg/dG
に保持し、反応温度150℃で水添反応させた。5時間
後、ガス吸収が止まったので急冷し、水素ガスを放圧し
た後、反応液を全量取り出し、固体触媒を濾過して取り
除いた後、内径35閣×20段のオールグーショウ型蒸
留塔で精留した。還流比は3、圧力は10閣Hf、であ
った。初留0.5%、釜残3%をカットして96.5%
をINAとして収得した。このINAにつき単独で実施
例1の(3)におけるのと同様にして可塑剤とし評価を
行なった。その結果を表−1に示す。
本発明によれば、工業的に有利に、可塑剤用原料アルコ
ールとして総合性能に優れた、炭素数9のアルコールと
炭素数10のアルコールとの混合アルコールを提供する
ことができる。
ールとして総合性能に優れた、炭素数9のアルコールと
炭素数10のアルコールとの混合アルコールを提供する
ことができる。
Claims (1)
- (1)[1]ブテン類をヒドロホルミル化反応、アルド
ール縮合反応及び水添反応させて得られる炭素数10の
アルコール(以下、IDAという)と、[2]上記した
ヒドロホルミル化反応生成物中の未反応のブテン類を回
収して得られる、1−ブテン0.1〜15重量%、2−
ブテン1.0〜70重量%、イソブテン1.0〜50重
量%及びその他の炭素数4の炭化水素30重量%以下の
組成の回収ブテン類を二量化、ヒドロホルミル化反応及
び水添反応させて得られる炭素数9のアルコールであっ
て、分子内に第4級炭素を含むアルコールを5重量%以
上含有するアルコール(以下、INAという) との混合アルコールであって、IDAとINAとの重量
比率がIDA/INA=0.01〜0.6の範囲である
ことを特徴とする可塑剤用アルコール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14187890A JP2893869B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 可塑剤用アルコール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14187890A JP2893869B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 可塑剤用アルコール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0436251A true JPH0436251A (ja) | 1992-02-06 |
| JP2893869B2 JP2893869B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=15302266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14187890A Expired - Fee Related JP2893869B2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 可塑剤用アルコール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2893869B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6222077B1 (en) | 1996-11-26 | 2001-04-24 | Shell Oil Company | Dimerized alcohol compositions and biodegradible surfactants made therefrom having cold water detergency |
| WO2001055065A1 (de) * | 2000-01-27 | 2001-08-02 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von c9-alkoholen und verfahren zur integrierten herstellung von c9-alkoholen und c10-alkoholen |
| JP2004196778A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | アルコールの製造方法 |
| JP2004523472A (ja) * | 2000-09-20 | 2004-08-05 | コグニス・ドイッチュランド・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 分岐アルコールおよび/または炭化水素の製造方法 |
| WO2011054781A1 (de) | 2009-11-03 | 2011-05-12 | Basf Se | THERMOPLASTISCHE ZUSAMMENSETZUNGEN MIT VERBESSERTER FLIEßFÄHIGKEIT |
| EP2377844A2 (de) | 2004-06-21 | 2011-10-19 | Basf Se | Hilfsmittel enthaltend Cyclohexanpolycarbonsäurederivate |
| WO2011151301A1 (de) | 2010-06-01 | 2011-12-08 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von expandierbaren styrolpolymer-zusammensetzungen |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP14187890A patent/JP2893869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6222077B1 (en) | 1996-11-26 | 2001-04-24 | Shell Oil Company | Dimerized alcohol compositions and biodegradible surfactants made therefrom having cold water detergency |
| WO2001055065A1 (de) * | 2000-01-27 | 2001-08-02 | Basf Aktiengesellschaft | Verfahren zur herstellung von c9-alkoholen und verfahren zur integrierten herstellung von c9-alkoholen und c10-alkoholen |
| KR100802782B1 (ko) * | 2000-01-27 | 2008-02-12 | 바스프 악티엔게젤샤프트 | C9-알코올의 제조 방법 및 c9-알코올 및 c10-알코올의통합 제조 방법 |
| JP2004523472A (ja) * | 2000-09-20 | 2004-08-05 | コグニス・ドイッチュランド・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 分岐アルコールおよび/または炭化水素の製造方法 |
| JP2004196778A (ja) * | 2002-12-04 | 2004-07-15 | Mitsubishi Chemicals Corp | アルコールの製造方法 |
| EP2377844A2 (de) | 2004-06-21 | 2011-10-19 | Basf Se | Hilfsmittel enthaltend Cyclohexanpolycarbonsäurederivate |
| WO2011054781A1 (de) | 2009-11-03 | 2011-05-12 | Basf Se | THERMOPLASTISCHE ZUSAMMENSETZUNGEN MIT VERBESSERTER FLIEßFÄHIGKEIT |
| WO2011151301A1 (de) | 2010-06-01 | 2011-12-08 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von expandierbaren styrolpolymer-zusammensetzungen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2893869B2 (ja) | 1999-05-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |