JPH0436452Y2 - - Google Patents

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JPH0436452Y2
JPH0436452Y2 JP14372884U JP14372884U JPH0436452Y2 JP H0436452 Y2 JPH0436452 Y2 JP H0436452Y2 JP 14372884 U JP14372884 U JP 14372884U JP 14372884 U JP14372884 U JP 14372884U JP H0436452 Y2 JPH0436452 Y2 JP H0436452Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は組立状態保持用の締結部材を備えた燃
焼フラスコ装置に関するものであり、詳細には組
立フラスコの嵌合部に相対向して設けられる爪片
を、長さ方向に伸縮自在な締結部材によつて強固
に連絡することにより容器内加圧時に、前記嵌合
部が離脱しない様にした燃焼フラスコ装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
燃焼フラスコ装置は、試料中のハロゲンや硫黄
の定量装置として利用されるものであり、本出願
人においても特開昭55−20479において以下に述
べるような装置を提案している。第2図はハロゲ
ンの定量において硝酸銀による電位差滴定法等に
用いられる組立型燃焼フラスコ装置の断面図であ
る。広口フラスコ雌部材9の上方には底抜きの雄
部材1がすり合わせ方式によつて嵌合されてい
る。雄部材1の上部開放口には共栓2が同じくす
り合わせ方式によつて密嵌されており、この密嵌
部に着目すれば雄部材1が雌部材としての機能を
有している。又該共栓2には活栓3を介してビユ
レツト4が連接されている。そして活栓3の中央
部には胴部を貫通する様に連通孔5が穿設される
と共に、共栓2の中央部には導通管6が縦断する
方向に形成され、導通管6の下端は共栓2の底面
において膨隆部7を形成し、膨隆部7の周壁には
複数個の透孔8が穿設されている。又共栓2の内
部には酸素導入管11がL字形に形成され、共栓
2を回転して酸素導入ノズル12を連通させると
雄部材1の内外が連通されることになる。他方共
栓2にはリード線13,13′が縦方向に埋め込
まれて雄部材1内に延長されているが、雄部材1
内においては、共線2の底部に取付けられたガラ
ス管14,14′内に大部分が埋め込まれて保護
され、ガラス管14より露出している先端部分は
共同してコイル15を形成する。該コイルは一般
に白金製であり、その一部にはやはり白金製の試
料収納用バスケツト16が、一体的に取付けられ
ている。
また雄部材1の外壁面に2個の突起状爪片1
7,17′を形成すると共に雌部材9の外壁面に
も爪片18,18′を形成し、これらを対向させ
た上で輪ゴム19,19′或は引きバネによつて
互いに内向き方向へ付勢緊張して雄部材1と雌部
材9の離脱を防止している。
上記装置を使用するに当たつては、まず雄部材
1と雌部材9を分離しておき、雌部材9内に吸収
液を入れると共に被燃焼試料を包んだ濾紙片をバ
スケツト16内に収納し、次いで雌部材9に雄部
材1を嵌合して爪片17,18及び17′,1
8′の間に輪ゴム19,19′等を巻き付け密接さ
せる。次に共栓2及び活栓3を開放位置に合わ
せ、酸素導入ノズル12から酸素を導入し容器内
の空気をビユレツト4経由でパージし、容器内が
酸素で充満されると活栓3及び共栓2を順次走査
して閉鎖位置とし酸素を容器内に封じ込める。そ
の後リード線13,13′に通電してコイル15
を白熱化させ、濾紙片及び試料を完全に燃焼す
る。燃焼が完了すると容器全体を氷水中に浸漬し
て冷却し、ビユレツト4内へ洗液を注入し連通孔
5や導通管6を経て、冷却減圧状態の容器内へシ
ヤワー水に散布して器壁を含めて全てを洗浄す
る。
次いで雌部材9を雄部材1から外し次の操作手
順に移つていく。
〔考案が解決しようとする問題点〕
濾紙片及び試料を完全に燃焼させる際には、燃
焼熱によつてフラスコ容器内の気体は膨張し、容
器内は加圧状態となる。このときフラスコ上部の
雄部材1と下部の雌部材9のすり合わせ部に瞬時
であつても脱離が生じると、燃焼ガスが外部へ漏
れてしまい定量分析値が正確でなくなつてしま
う。そこで前記輪ゴム19,19′或は引きばね
が設けられるのであるが現実には輪ゴムの引張力
が不十分であることもあり、燃焼熱による加圧に
耐えきれないで離脱してしまうこともある。そこ
で本考案者はフラスコ容器内に起こる圧力増加に
対して、すり合わせ部の離脱を頑強に防止するこ
とのできる締結部材を備えた燃焼フラスコ装置の
工夫研究を重ねた結果、本考案を完成させるに至
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決することのできた本考案とは
すり合わせ嵌合される雄部材と雌部材に設けられ
る爪片の一方と着脱自在に径合される第1係合部
材と、他方の爪片と着脱自在に係合される第2係
合部材が、スクリユー型引き寄せ部材を介して接
近及び離反が自在である様に構成された締付部材
を添えてなることに要旨が存在する。
〔作用〕
本考案では燃焼フラスコ装置のすり合わせ部付
近に設けられる突起状爪片を強固な締付部材によ
つて連絡保持させる。本考案の締付部材は2個の
係合部材と1個のスクリユー型引き寄せ部材によ
つて構成され、該2個の係合部材はフラスコの雄
部材と雌部材の爪片に夫々引つかけられ、スクリ
ユー型引き寄せ部材によつて両者が接続されると
共に、爪片を引つかける係合部の距離が調整でき
る構造とする。該距離の調整にはスクリユー機構
を用い、いつたん設定された距離は調整用のねじ
を回さない限りは一定に保たれ、上下の係合部材
間の距離が変化することがない。その結果フラス
コの雄部材と雌部材がすり合わせ部で完全に密着
され、フラスコ容器内の加圧に十分耐え両者が離
脱することがない。またフラスコの雄部材と雌部
材を上下に分解取り外す場合にはねじ式の引き寄
せ部材を弛めるだけで簡単に該締付部材全体を取
外すことができ、フラスコの雄部材及び雌部材を
すり合わせ部より上下に素早く切り離せる。
〔実施例〕
本考案の代表的な実施例を第1図(斜視図)及
び第3図(締付部材拡大図)に沿つて説明する。
試料収納用バスケツト16に被燃焼試料を入れ、
フラスコの雌部材9に吸収液を注入し、すり合わ
せ部でフラスコ雄部材1と雌部材9を嵌合させた
後、フラスコ雄部材1の爪片17,17′に締付
部材30の第1係合部材22を嵌め込むと共に雌
部材9の爪片18,18′に締結部材30の第2
係合部材23をも嵌入せしめる。締付部材30の
構造は第1及び第2係合部材22,23の端末を
輪状に形成して爪片17,18に引掛けられる形
状とし、第1係合部材22の係合部付近には座金
押え28を設け、係合部から他端にかけては第4
図(側面図)に示す様に係合部端から座金押え2
8までは緩やかなカーブでフラスコ外側へ向かう
曲板状を形成し、座金押え28から他端まではま
つすぐな板状を形成する。一方第2係合部材23
は、係合部から中央側にかけては前記第1係合部
材22同様フラスコ外側へ向かつて曲板状とな
り、それより先は第1係合部材22と並行な平板
状を呈し、端末部で90度外側へ向けて折り曲げら
れており、第1係合部材22と平行をなす平板部
には縦方向のガイド長孔26が設けられている。
前記第2係合部の端末29には引き寄せ部材24
のねじ部32を螺装する為の雌ねじが施されてお
り、座金押え28には前述ねじ部32が通過でき
る程度の大きさの穿孔が施されて引き寄せ部材2
4は座金押え28の穿孔へねじ部32を突込み、
第2係合部材端末29の雌ねじへ該ボルト32を
螺装させる。また第2係合部材23のガイド長孔
26を通してガイドピン27が第1係合部材22
へ取付けられ第1係合部材22と第2係合部材2
3の位置ずれを防止する。尚ピン27と長孔26
のようなガイド機構の他に第5図の如くレール状
のガイド27′等を設けたものであつても構わな
い。ま本実施例では引き寄せ部材24に1つの座
金31を設けたものを例示しているが、その他座
金押え28を挾んで2個の座金を設けたものであ
つても良い。また、第2係合部材端末29は前述
のように雌ねじを形成したものでも良いし、プロ
ジエクシヨンナツトを溶接したものでも或は第6
図に示す様な自由ナツト29′を用いたものであ
つても構わない。要は引き寄せ部材24をねじ式
に構成したものであれば良い。
そして以上の様に構成された締付部材30をハ
ンドル25を旋回させることにより長さを調節し
て雄部材1と雌部材9とをすり合わせ部で嵌合密
封させる。尚本実施例では2つの締付部材を用い
て雄部材1と雌部材9を嵌合させる例を示したが
爪片17,18の数を増やすことにより自由に締
付部材の数を設定することもできる。その後フラ
スコ容器へ酸素を導入し、試料を燃焼させてから
冷却・洗浄を行ない、引き寄せ部材24のハンド
ル25を弛めて締付部材30を取外し、雌部材9
と雄部材1を分離し、雌部材9を検定器にかけて
作業を終了する。尚前記の様な締付部材30は胴
部にすり合わせ嵌合部をもつた燃焼フラスコの
他、燃焼フラスコ上方口部と共栓のすり合わせ部
付近に夫々爪片を有するものにも適用できる。
〔考案の効果〕
上記の様な構成の締付部材を燃焼フラスコ装置
のすり合わせ部に用いることにより、フラスコ内
が燃焼熱によつて加圧されたときに、すり合わせ
部が瞬間に離脱することがなくなり正確な定量検
定が行なえる様になつた。また締付部材の締付け
力をねじの締結加減によつて調整ができるように
なつた為、フラスコの爪片の破損率を減少させる
ことができ、なお締結部材の装着、取外しもスク
リユー(ねじ部)を少し締めるか或は弛めるだけ
の操作で簡単に行なえるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例を示す斜視
図、第2図は従来の燃焼フラスコを示す縦断面
図、第3図は本考案の締付部材の実施例を示す拡
大斜視図、第4図は第3図の側面図、第5図、第
6図は本考案の他の締付部材を示す説明図であ
る。 1……雄部材、2……共栓、3……活栓、4…
…ビユレツト、5……連通孔、6……導通管、7
……膨隆部、8……透孔、9……雌部材、10…
…首部、11……酸素導入管、12……酸素導入
口、13……リード線、14……ガラス管、15
……コイル、16……バスケツト、17,18,
17′,18′……爪片、19……輪ゴム、20…
…フツク、21……吸収液、22……第1係合部
材、23……第2係合部材、24……引き寄せ部
材、25……ハンドル、26……ガイド長孔、2
7……ガイドピン、28……座金押え、29……
第2係合部端末、30……締付部材、31……座
金、32……ねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着脱自在のすり合わせ部を有する燃焼フラスコ
    装置であつて、すり合わせ嵌合される雄部材と雌
    部材の各外周面には相対向する位置に1対の爪片
    が形成されると共に、上記爪片の一方と着脱自在
    に係合される第1係合部材と上記爪片の他方と着
    脱自在に係合される第2係合部材が、スクリユー
    型引寄せ部材を介して接近及び離反が自在である
    様に構成された締付部材を添えてなるものである
    ことを特徴とする燃焼フラスコ装置。
JP14372884U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0436452Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14372884U JPH0436452Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP14372884U JPH0436452Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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Publication Number Publication Date
JPS6157859U JPS6157859U (ja) 1986-04-18
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