JPH04366068A - 過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置 - Google Patents
過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置Info
- Publication number
- JPH04366068A JPH04366068A JP3167450A JP16745091A JPH04366068A JP H04366068 A JPH04366068 A JP H04366068A JP 3167450 A JP3167450 A JP 3167450A JP 16745091 A JP16745091 A JP 16745091A JP H04366068 A JPH04366068 A JP H04366068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic transmission
- turbocharger
- engine
- control device
- transmission control
- Prior art date
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気タービン過給機付
エンジンを搭載した車両の自動変速機制御装置に関し、
とくに不要な変速比のシフトダウンを防止するようにし
た自動変速機制御装置に関する。
エンジンを搭載した車両の自動変速機制御装置に関し、
とくに不要な変速比のシフトダウンを防止するようにし
た自動変速機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車速およびスロットル開度、シフトポジ
ションを電気的に検出し、走行条件に応じた変速比(ギ
ヤ比)を決定する自動変速機は、従来から知られている
。また、排気ガスのエネルギにより排気タービンを回転
させ、同軸上のコンプレッサを回転駆動させることによ
り、エンジンに大気圧以上の高密度の吸気を供給する排
気タービン過給機(ターボチャージャ)は、エンジン出
力の向上に大きく寄与することから多くの車両に搭載さ
れている。
ションを電気的に検出し、走行条件に応じた変速比(ギ
ヤ比)を決定する自動変速機は、従来から知られている
。また、排気ガスのエネルギにより排気タービンを回転
させ、同軸上のコンプレッサを回転駆動させることによ
り、エンジンに大気圧以上の高密度の吸気を供給する排
気タービン過給機(ターボチャージャ)は、エンジン出
力の向上に大きく寄与することから多くの車両に搭載さ
れている。
【0003】自動変速機を備えた過給機付エンジンに関
する先行技術として、たとえば特開平2−259235
号公報が知られている。本公報に開示されている装置は
、自動変速機のシフトチェンジにより生じるエンジン運
転状態の変化の範囲外に、2つの過給機の過給作動の切
替ラインを設定し、シフトチェンジに伴う過給機の切替
えを抑制するようにしている。
する先行技術として、たとえば特開平2−259235
号公報が知られている。本公報に開示されている装置は
、自動変速機のシフトチェンジにより生じるエンジン運
転状態の変化の範囲外に、2つの過給機の過給作動の切
替ラインを設定し、シフトチェンジに伴う過給機の切替
えを抑制するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、自動
変速機の変速比は、通常、車速およびスロットル開度(
アクセル開度)に基づいて行なわれるが、排気タービン
過給機付エンジンを搭載した車両の場合、単に車速およ
びスロットル開度に基づいて変速制御を行なうと、つぎ
のような問題が生じる。排気タービン過給機(ターボチ
ャージャ)を備えたエンジンには、アクセルペダルの踏
込みから過給圧が所定値まで上昇するのに必要な時間、
すなわちターボラグが必ず存在する。そのため、加速直
後は、エンジン出力トルクの増大にしたがって速くなる
車速に対してスロットル開度が大きすぎる状態になり、
自動変速機の変速比がシフトダウンするという問題が生
じる。この問題は、単一の排気タービン過給機を有する
エンジンでも、主、副の2つの排気タービン過給機を有
するエンジンのいずれにも生じる。ターボラグによる不
要な変速比のシフトダウンは、ドライバビリティおよび
燃費に悪影響を与えることになり、その解決が望まれて
いる。
変速機の変速比は、通常、車速およびスロットル開度(
アクセル開度)に基づいて行なわれるが、排気タービン
過給機付エンジンを搭載した車両の場合、単に車速およ
びスロットル開度に基づいて変速制御を行なうと、つぎ
のような問題が生じる。排気タービン過給機(ターボチ
ャージャ)を備えたエンジンには、アクセルペダルの踏
込みから過給圧が所定値まで上昇するのに必要な時間、
すなわちターボラグが必ず存在する。そのため、加速直
後は、エンジン出力トルクの増大にしたがって速くなる
車速に対してスロットル開度が大きすぎる状態になり、
自動変速機の変速比がシフトダウンするという問題が生
じる。この問題は、単一の排気タービン過給機を有する
エンジンでも、主、副の2つの排気タービン過給機を有
するエンジンのいずれにも生じる。ターボラグによる不
要な変速比のシフトダウンは、ドライバビリティおよび
燃費に悪影響を与えることになり、その解決が望まれて
いる。
【0005】本発明は、上記の問題に着目し、ターボラ
グに起因する不要な変速比のシフトダウンを確実に防止
することが可能な過給機付エンジン搭載車両の自動変速
機制御装置を提供することを目的とする。
グに起因する不要な変速比のシフトダウンを確実に防止
することが可能な過給機付エンジン搭載車両の自動変速
機制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明に
係る過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置は
、つぎのように構成される。 (1)排気タービン過給機付エンジンを搭載した車両の
自動変速機制御装置において、該自動変速機制御装置に
、変速比のシフトダウンへの移行時間をターボラグに基
づいて遅延させる第1の遅延手段を設け、該第1の遅延
手段の遅延時間をターボラグが大きい運転条件ほど長く
設定する。 (2)低吸入空気量域では主ターボチャージャのみを過
給作動させ、高吸入空気量域では主ターボチャージャお
よび副ターボチャージャの双方を過給作動させるように
した排気タービン過給機付エンジンを搭載した車両の自
動変速制御装置において、該自動変速機制御装置に、変
速比のシフトダウンへの移行時間をターボラグに基づい
て遅延させる第2の遅延手段を設け、該第2の遅延手段
の遅延時間を主ターボチャージャのみの過給作動域より
も主ターボチャージャおよび副ターボチャージャの双方
の過給作動域の方を長く設定する。
係る過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置は
、つぎのように構成される。 (1)排気タービン過給機付エンジンを搭載した車両の
自動変速機制御装置において、該自動変速機制御装置に
、変速比のシフトダウンへの移行時間をターボラグに基
づいて遅延させる第1の遅延手段を設け、該第1の遅延
手段の遅延時間をターボラグが大きい運転条件ほど長く
設定する。 (2)低吸入空気量域では主ターボチャージャのみを過
給作動させ、高吸入空気量域では主ターボチャージャお
よび副ターボチャージャの双方を過給作動させるように
した排気タービン過給機付エンジンを搭載した車両の自
動変速制御装置において、該自動変速機制御装置に、変
速比のシフトダウンへの移行時間をターボラグに基づい
て遅延させる第2の遅延手段を設け、該第2の遅延手段
の遅延時間を主ターボチャージャのみの過給作動域より
も主ターボチャージャおよび副ターボチャージャの双方
の過給作動域の方を長く設定する。
【0007】
【作用】このように構成された過給機付エンジン搭載車
両の自動変速機制御装置においては、つぎのような作用
が行なわれる。アクセルペダルの踏込みによって加速が
開始された場合、第1の遅延手段によって変速比のシフ
トダウンへの移行時間が遅延される。そのため、車速に
対してスロットル開度が大きすぎる場合でも、変速比は
そのまま維持され、ターボラグに起因する不要な変速比
のシフトダウンが防止される。
両の自動変速機制御装置においては、つぎのような作用
が行なわれる。アクセルペダルの踏込みによって加速が
開始された場合、第1の遅延手段によって変速比のシフ
トダウンへの移行時間が遅延される。そのため、車速に
対してスロットル開度が大きすぎる場合でも、変速比は
そのまま維持され、ターボラグに起因する不要な変速比
のシフトダウンが防止される。
【0008】また、吸入空気量に基づいて主ターボチャ
ージャと副ターボチャージャの切替制御を行なう過給機
付エンジンでは、主ターボチャージャのみの過給作動時
よりも主ターボチャージャおよび副ターボチャージャの
双方の過給作動時のほうがターボラグが大となる。した
がって、双方のターボチャージャの過給時に第2の遅延
手段により変速比のシフトダウンの移行時間を長くする
ことで、スロットル開度が大であっても、不必要な変速
比のシフトダウンが防止される。
ージャと副ターボチャージャの切替制御を行なう過給機
付エンジンでは、主ターボチャージャのみの過給作動時
よりも主ターボチャージャおよび副ターボチャージャの
双方の過給作動時のほうがターボラグが大となる。した
がって、双方のターボチャージャの過給時に第2の遅延
手段により変速比のシフトダウンの移行時間を長くする
ことで、スロットル開度が大であっても、不必要な変速
比のシフトダウンが防止される。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係る過給機付エンジン搭載
車両の自動変速機制御装置の望ましい実施例を、図面を
参照して説明する。
車両の自動変速機制御装置の望ましい実施例を、図面を
参照して説明する。
【0010】第1実施例
図1ないし図9は、本発明の第1実施例を示しており、
とくに車両に搭載される6気筒エンジンに適用した場合
を示している。図2において、1はエンジン、2はサー
ジタンク、3は排気マニホールドを示す。排気マニホー
ルド3は排気干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜
#6気筒群の2つの集合され、その集合部が連通路3a
によって連通されている。7、8は互いに並列に配置さ
れた主ターボチャージャ、副ターボチャージャである。 ターボチャージャ7、8のそれぞれのタービン7a、8
aは排気マニホールド3の集合部に接続され、それぞれ
のコンプレッサ7b、8bは、インタクーラ6、スロッ
トル弁4を介してサージタンク2に接続されている。
とくに車両に搭載される6気筒エンジンに適用した場合
を示している。図2において、1はエンジン、2はサー
ジタンク、3は排気マニホールドを示す。排気マニホー
ルド3は排気干渉を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜
#6気筒群の2つの集合され、その集合部が連通路3a
によって連通されている。7、8は互いに並列に配置さ
れた主ターボチャージャ、副ターボチャージャである。 ターボチャージャ7、8のそれぞれのタービン7a、8
aは排気マニホールド3の集合部に接続され、それぞれ
のコンプレッサ7b、8bは、インタクーラ6、スロッ
トル弁4を介してサージタンク2に接続されている。
【0011】主ターボチャージャ7は、低吸入空気量域
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
から高吸入空気量域まで作動され、副ターボチャージャ
8は低吸入空気量域で停止される。双方のターボチャー
ジャ7、8の作動、停止を可能ならしめるために、副タ
ーボチャージャ8のタービン8aの下流に排気切替弁1
7が、コンプレッサ8bの下流に吸気切替弁18が設け
られる。吸、排気切替弁18、17の両方とも開弁のと
きは、両方のターボチャージャ7、8が作動される。副
ターボチャージャ8のタービン8aの下流と主ターボチ
ャージャ7のタービン7aの下流とは、排気バイパス通
路40を介して連通可能となっている。排気バイパス通
路40には、この排気バイパス通路40を開閉する排気
バイパス弁41が設けられている。排気バイパス弁41
は、ダイヤフラム式アクチュエータ42によって開閉さ
れるようになっている。
【0012】低吸入空気量域で停止される副ターボチャ
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。吸気通路15はエアフローメータ
24を介してエアクリーナ23に接続される。排気通路
を形成するフロントパイプ20は、排気ガス触媒21、
22を介して排気マフラー(図示せず)に接続される。 吸気切替弁18はアクチュエータ11によって開閉され
、排気切替弁17はダイヤフラム式アクチュエータ16
によって開閉されるようになっている。ウエストゲート
バルブ31は、アクチュエータ9によって開閉されるよ
うになっている。
ージャ8の吸気通路には、1個ターボチャージャから2
個ターボチャージャへの切替を円滑にするために、コン
プレッサ7bの上流とコンプレッサ8bの下流とを連通
する吸気バイパス通路13と、吸気バイパス通路13の
途中に配設される吸気バイパス弁33が設けられる。吸
気バイパス弁33はダイヤフラム式のアクチュエータ1
0によって開閉される。吸気切替弁18の上流と下流と
を連通するバイパス通路には、逆止弁12が設けられて
おり、吸気切替弁18の閉時において副ターボチャージ
ャ8側のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7
側より大になったとき、空気が上流側から下流側に流れ
ることができるようにしてある。なお、図中、14はコ
ンプレッサ出口側の吸気通路、15はコンプレッサ入口
側の吸気通路を示す。吸気通路15はエアフローメータ
24を介してエアクリーナ23に接続される。排気通路
を形成するフロントパイプ20は、排気ガス触媒21、
22を介して排気マフラー(図示せず)に接続される。 吸気切替弁18はアクチュエータ11によって開閉され
、排気切替弁17はダイヤフラム式アクチュエータ16
によって開閉されるようになっている。ウエストゲート
バルブ31は、アクチュエータ9によって開閉されるよ
うになっている。
【0013】アクチュエータ9、10、11、16、4
2は、過給圧または負圧の導入によって作動するように
なっている。各アクチュエータ9、10、11、16、
42には、正圧タンク51からの過給圧または負圧とエ
アフローメータ24の下流からの大気圧とを選択的に切
り替えるために、第1、第2、第3、第4、第5、第6
の電磁弁25、26、27、28、32、44が接続さ
れている。各電磁弁25、26、27、28、32、4
4の切替は、エンジンコントロールコンピュータ29か
らの指令に従って行なわれる。なお、第2の電磁弁26
へ負圧を導入する通路には、負圧の一方の流れのみを許
すチェック弁45が介装されている。
2は、過給圧または負圧の導入によって作動するように
なっている。各アクチュエータ9、10、11、16、
42には、正圧タンク51からの過給圧または負圧とエ
アフローメータ24の下流からの大気圧とを選択的に切
り替えるために、第1、第2、第3、第4、第5、第6
の電磁弁25、26、27、28、32、44が接続さ
れている。各電磁弁25、26、27、28、32、4
4の切替は、エンジンコントロールコンピュータ29か
らの指令に従って行なわれる。なお、第2の電磁弁26
へ負圧を導入する通路には、負圧の一方の流れのみを許
すチェック弁45が介装されている。
【0014】第1の電磁弁25のONは、吸気切替弁1
8を全開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ10を作動させる。第3の電磁弁27のO
Nは吸気バイパス弁33を全閉とするようにアクチュエ
ータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁33を全
開するようにアクチュエータ10を作動させる。
8を全開とするようにアクチュエータ11を作動させ、
OFFは吸気切替弁18を全閉とするようにアクチュエ
ータ11を作動させる。第4の電磁弁28のONは、排
気切替弁17を全開とするようにアクチュエータ16を
作動させ、OFFは排気切替弁17を全閉するようにア
クチュエータ10を作動させる。第3の電磁弁27のO
Nは吸気バイパス弁33を全閉とするようにアクチュエ
ータ10を作動させ、OFFは吸気バイパス弁33を全
開するようにアクチュエータ10を作動させる。
【0015】排気バイパス弁41を作動させるアクチュ
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様に
、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエー
タ9に過給圧を導く第6の電磁弁44も、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御は
、周知の通り、デューティ比により通電時間を制御する
ことであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変える
ことにより、アナログ的に平均電流が可変制御される。 なお、デューティ比は、1サイクルの時間に対する通電
時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、非通
電時間をBとすると、デューティ比=A/(A+B)×
100(%)で表わされる。本実施例では、第5の電磁
弁32と第6の電磁弁44をデューティ制御することに
より、これらの電磁弁の開口量を可変させることが可能
となっている。
エータ42に大気圧を導入する第5の電磁弁32は、O
N、OFF制御でなく、デューティ制御される。同様に
、ウエストゲートバルブ31を作動させるアクチュエー
タ9に過給圧を導く第6の電磁弁44も、ON、OFF
制御でなく、デューティ制御される。デューティ制御は
、周知の通り、デューティ比により通電時間を制御する
ことであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変える
ことにより、アナログ的に平均電流が可変制御される。 なお、デューティ比は、1サイクルの時間に対する通電
時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、非通
電時間をBとすると、デューティ比=A/(A+B)×
100(%)で表わされる。本実施例では、第5の電磁
弁32と第6の電磁弁44をデューティ制御することに
より、これらの電磁弁の開口量を可変させることが可能
となっている。
【0016】排気バイパス弁41の開度は、アクチュエ
ータ42のダイヤフラム室42aに導入される過給圧の
大気へのブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32の
デューティ制御によって可変させることにより可変可能
となっている。ウェストゲートバルブ31の開度は、ア
クチュエータ9のダイヤフラム室9bに導入される過給
圧の大気へのブリード量(リーク量)を第6の電磁弁4
4のデューティ制御によって可変させることにより可変
可能となっている。
ータ42のダイヤフラム室42aに導入される過給圧の
大気へのブリード量(リーク量)を第5の電磁弁32の
デューティ制御によって可変させることにより可変可能
となっている。ウェストゲートバルブ31の開度は、ア
クチュエータ9のダイヤフラム室9bに導入される過給
圧の大気へのブリード量(リーク量)を第6の電磁弁4
4のデューティ制御によって可変させることにより可変
可能となっている。
【0017】エンジンコントロールコンピュータ29は
、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続さ
れ、各種センサからの信号が入力される。エンジン運転
条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロット
ル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエアフ
ローメータ24、エンジン回転数センサ50、および酸
素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコンピ
ュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッサ
ユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリー
ドオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムアク
セスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I/
Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信号
をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えてい
る。
、エンジンの各種運転条件検出センサと電気的に接続さ
れ、各種センサからの信号が入力される。エンジン運転
条件検出センサには、吸気管圧力センサ30、スロット
ル開度センサ5、吸入空気量測定センサとしてのエアフ
ローメータ24、エンジン回転数センサ50、および酸
素センサ19が含まれる。エンジンコントロールコンピ
ュータ29は、演算をするためのセントラルプロセッサ
ユニット(CPU)、読み出し専用のメモリであるリー
ドオンリメモリ(ROM)、一時記憶用のランダムアク
セスメモリ(RAM)、入出力インターフェイス(I/
Oインターフェイス)、各種センサからのアナログ信号
をディジタル量に変換するA/Dコンバータを備えてい
る。
【0018】エンジン1の回転駆動力は、自動変速機6
1に伝達されるようになっている。自動変速機61は、
たとえば直結クラッチ付オーバドライブ4速式の変速機
から構成されており、車速センサ55からの車速信号S
、スロットル開度センサ5からのスロットル開度信号S
2 、シフトセンサ56からのシフト位置信号S3 が
それぞれ入力される自動変速機制御装置62によって制
御される。自動変速機制御装置62と自動変速機61は
、第1の遅延手段63を介して電気的に接続されている
。 第1の遅延手段63は、変速比のシフトダウン方向への
移行時間をターボラグに基づいて遅延させる機能を有し
ている。なお、自動変速機制御装置62と第1の遅延手
段63は同一のCPU(中央処理装置)を共用した構成
としてもよいし、別々にCPUを有する構成としてもよ
い。
1に伝達されるようになっている。自動変速機61は、
たとえば直結クラッチ付オーバドライブ4速式の変速機
から構成されており、車速センサ55からの車速信号S
、スロットル開度センサ5からのスロットル開度信号S
2 、シフトセンサ56からのシフト位置信号S3 が
それぞれ入力される自動変速機制御装置62によって制
御される。自動変速機制御装置62と自動変速機61は
、第1の遅延手段63を介して電気的に接続されている
。 第1の遅延手段63は、変速比のシフトダウン方向への
移行時間をターボラグに基づいて遅延させる機能を有し
ている。なお、自動変速機制御装置62と第1の遅延手
段63は同一のCPU(中央処理装置)を共用した構成
としてもよいし、別々にCPUを有する構成としてもよ
い。
【0019】エンジン回転数とターボラグとの関係にお
いては、ターボラグはエンジン回転数が低いほど増加す
るようになっている。そのため、本実施例の第1の遅延
手段63は、エンジン回転数が低いほど変速比のシフト
ダウンへの移行時間が長く設定されている。これは、過
給圧が所定値まで上昇しエンジン出力トルクが定常トル
クに達するまで、その変速比を維持することを意味する
。
いては、ターボラグはエンジン回転数が低いほど増加す
るようになっている。そのため、本実施例の第1の遅延
手段63は、エンジン回転数が低いほど変速比のシフト
ダウンへの移行時間が長く設定されている。これは、過
給圧が所定値まで上昇しエンジン出力トルクが定常トル
クに達するまで、その変速比を維持することを意味する
。
【0020】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに開かれ、吸気バイパス弁33が閉じ
られる。これによって2個ターボチャージャ7、8が駆
動され、十分な過給空気量が得られ、出力が向上される
。低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気切
替弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33が開か
れる。これによって1個のターボチャージャ7のみが駆
動される。低吸入空気量域で1個ターボチャージャとす
る理由は、低吸入空気量域では1個ターボチャージャ過
給特性が2個ターボチャージャ過給特性より優れている
からである。1個ターボチャージャとすることにより、
過給圧、トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速
となる。低吸入空気量域から高吸入空気量域に移行する
とき、つまり1個ターボチャージャから2個ターボチャ
ージャ作動へ切り替えるときには、吸気切替弁18およ
び排気切替弁17が閉じられているときに排気バイパス
弁41をデューティ制御により小開制御し、さらに吸気
バイパス弁33を閉じることにより副ターボチャージャ
8の助走回転数を高め、ターボチャージャの切替をより
円滑(切替時のショックを小さく)に行うことが可能に
なる。
説明する。高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気
切替弁17がともに開かれ、吸気バイパス弁33が閉じ
られる。これによって2個ターボチャージャ7、8が駆
動され、十分な過給空気量が得られ、出力が向上される
。低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気切
替弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33が開か
れる。これによって1個のターボチャージャ7のみが駆
動される。低吸入空気量域で1個ターボチャージャとす
る理由は、低吸入空気量域では1個ターボチャージャ過
給特性が2個ターボチャージャ過給特性より優れている
からである。1個ターボチャージャとすることにより、
過給圧、トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速
となる。低吸入空気量域から高吸入空気量域に移行する
とき、つまり1個ターボチャージャから2個ターボチャ
ージャ作動へ切り替えるときには、吸気切替弁18およ
び排気切替弁17が閉じられているときに排気バイパス
弁41をデューティ制御により小開制御し、さらに吸気
バイパス弁33を閉じることにより副ターボチャージャ
8の助走回転数を高め、ターボチャージャの切替をより
円滑(切替時のショックを小さく)に行うことが可能に
なる。
【0021】図7は、スロットル開度と車速との関係か
ら設定されるシフトアップおよびシフトダウンの作動状
態を示している。車速は、実際には自動変速機61の出
力軸回転数として求められる。図7において、A0 点
は加速直前のスロットル開度を示しており、D0 点は
加速直後のスロットル開度を示している。B0 点は、
3速から2速へシフトダウンする際のスロットル開度を
示している。C0 点は、2速から3速へシフトアップ
する際のスロットル開度を示している。図8は、スロッ
トル開度と過給圧および出力トルクの関係を示している
。図8において、a点は加速直前の出力トルクを示して
おり、e点は加速に必要な出力トルクを示している。E
点は加速に必要なスロットル開度を示している。
ら設定されるシフトアップおよびシフトダウンの作動状
態を示している。車速は、実際には自動変速機61の出
力軸回転数として求められる。図7において、A0 点
は加速直前のスロットル開度を示しており、D0 点は
加速直後のスロットル開度を示している。B0 点は、
3速から2速へシフトダウンする際のスロットル開度を
示している。C0 点は、2速から3速へシフトアップ
する際のスロットル開度を示している。図8は、スロッ
トル開度と過給圧および出力トルクの関係を示している
。図8において、a点は加速直前の出力トルクを示して
おり、e点は加速に必要な出力トルクを示している。E
点は加速に必要なスロットル開度を示している。
【0022】排気タービン過給機(ターボチャージャ)
を備えたエンジンには、アクセルペダルの踏込みから過
給圧が所定値まで上昇するのに必要な時間、すなわちタ
ーボラグが必ず存在する。そのため、加速直後は、出力
トルクの増大にしたがって速くなる車速に対してスロッ
トル開度が大きすぎることになり、自動変速比の変速比
がシフトダウンするという問題が生じる。ターボラグに
よる不必要な変速比のシフトダウンは、ドライバビリテ
ィおよび燃費に悪影響を与えることになる。
を備えたエンジンには、アクセルペダルの踏込みから過
給圧が所定値まで上昇するのに必要な時間、すなわちタ
ーボラグが必ず存在する。そのため、加速直後は、出力
トルクの増大にしたがって速くなる車速に対してスロッ
トル開度が大きすぎることになり、自動変速比の変速比
がシフトダウンするという問題が生じる。ターボラグに
よる不必要な変速比のシフトダウンは、ドライバビリテ
ィおよび燃費に悪影響を与えることになる。
【0023】そこで、本実施例では、図3および図4に
示す処理により不要な変速比のシフトダウンを防止して
いる。なお、図3および図4は4速式の自動変速機にお
ける3速から2速へのシフトダウンの場合の処理を示し
ている。図3および図4において、ステップ101でシ
フトダウンの遅延制御処理が開始され、ステップ102
でシフト位置が3速であるか否かが判断される。こごて
、シフト位置が3速でないと判断された場合は、ステッ
プ116に進み、後述する本実施例の3速の場合の処理
と同様な手順で2速または4速における処理が行なわれ
、ステップ120に進んで処理は終了する。
示す処理により不要な変速比のシフトダウンを防止して
いる。なお、図3および図4は4速式の自動変速機にお
ける3速から2速へのシフトダウンの場合の処理を示し
ている。図3および図4において、ステップ101でシ
フトダウンの遅延制御処理が開始され、ステップ102
でシフト位置が3速であるか否かが判断される。こごて
、シフト位置が3速でないと判断された場合は、ステッ
プ116に進み、後述する本実施例の3速の場合の処理
と同様な手順で2速または4速における処理が行なわれ
、ステップ120に進んで処理は終了する。
【0024】ステップ102において、シフト位置が3
速であると判断された場合は、ステップ103に進み、
スロットル開度TAが取込まれる。スロットル開度TA
が取込まれると、ステップ104に進み、車速(SPD
)が取込まれる。つぎに、ステップ105に進み、車速
からシフトダウンする際のスロットル開度(TA2 )
が求められる。これは、図5に示すマップに基づいて決
定される。図5に示すスロットル開度TA1 は、2速
から1速へのシフトダウンの際に適用されるものであり
、スロットル開度TA2 は本実施例の場合の3速から
2速へのシフトダウンの際に適用される。スロットル開
度TA3 は、4速から3速へのシフトダウンの際に適
用される。
速であると判断された場合は、ステップ103に進み、
スロットル開度TAが取込まれる。スロットル開度TA
が取込まれると、ステップ104に進み、車速(SPD
)が取込まれる。つぎに、ステップ105に進み、車速
からシフトダウンする際のスロットル開度(TA2 )
が求められる。これは、図5に示すマップに基づいて決
定される。図5に示すスロットル開度TA1 は、2速
から1速へのシフトダウンの際に適用されるものであり
、スロットル開度TA2 は本実施例の場合の3速から
2速へのシフトダウンの際に適用される。スロットル開
度TA3 は、4速から3速へのシフトダウンの際に適
用される。
【0025】ステップ105において、車速に基づいた
スロットル開度TA2 が求められると、ステップ10
6に進み、実際のスロットル開度TAとマップから求め
られたスロットル開度TA2 とが比較される。ここで
、実際のスロットル開度TAがマップによるスロットル
開度TA2 よりも小であると判断された場合は、ステ
ップ114に進み、CPU内でのカウンタAが0とされ
、ステップ115に進む。ステップ115では、3速か
ら2速へのシフトダウンは実行しない旨が決定され、ス
テップ120に進んで処理が完了する。
スロットル開度TA2 が求められると、ステップ10
6に進み、実際のスロットル開度TAとマップから求め
られたスロットル開度TA2 とが比較される。ここで
、実際のスロットル開度TAがマップによるスロットル
開度TA2 よりも小であると判断された場合は、ステ
ップ114に進み、CPU内でのカウンタAが0とされ
、ステップ115に進む。ステップ115では、3速か
ら2速へのシフトダウンは実行しない旨が決定され、ス
テップ120に進んで処理が完了する。
【0026】ステップ106において、実際のスロット
ル開度TAがマップによるスロットル開度TA2 より
も大であると判断された場合は、ステップ107に進み
、スロットル開度TAからスロットル開度TA2 が減
算され、開度差△TAが求められる。TA−TA2 =
△TAが求められると、ステップ108に進み、開度差
△TAからディレーカウンタ(CDWN)が求められる
。このディレーカウンタは、図6に示すマップから求め
られる。図6は、開度差△TAに対する遅延量を示して
おり、3速から2速へのシフトダウンの際は、実線に示
す特性D2 が適用される。2速から1速へのシフトダ
ウンの際は特性D1 が適用され、4速から3速へのシ
フトダウンの際は特性D3 が適用される。
ル開度TAがマップによるスロットル開度TA2 より
も大であると判断された場合は、ステップ107に進み
、スロットル開度TAからスロットル開度TA2 が減
算され、開度差△TAが求められる。TA−TA2 =
△TAが求められると、ステップ108に進み、開度差
△TAからディレーカウンタ(CDWN)が求められる
。このディレーカウンタは、図6に示すマップから求め
られる。図6は、開度差△TAに対する遅延量を示して
おり、3速から2速へのシフトダウンの際は、実線に示
す特性D2 が適用される。2速から1速へのシフトダ
ウンの際は特性D1 が適用され、4速から3速へのシ
フトダウンの際は特性D3 が適用される。
【0027】ステップ108の処理が完了すると、ステ
ップ109に進み、CPU内におけるカウンタAがA+
CDOWNとされ、ステップ110に進む。ステップ1
10では、8ビットのCPUにおけるA>¥FFである
か否かが判断される。ここで、A>¥FFでないと判断
された場合は、ステップ112に進む。ステップ110
でA>¥FFであると判断された場合は、ステップ11
1に進み、カウンタAが¥FFとされる。
ップ109に進み、CPU内におけるカウンタAがA+
CDOWNとされ、ステップ110に進む。ステップ1
10では、8ビットのCPUにおけるA>¥FFである
か否かが判断される。ここで、A>¥FFでないと判断
された場合は、ステップ112に進む。ステップ110
でA>¥FFであると判断された場合は、ステップ11
1に進み、カウンタAが¥FFとされる。
【0028】ステップ111の処理が終了すると、ステ
ップ112に進み、カウンタAが図9に示す遅延特性B
(本実施例では遅延時間BNE)の値と比較される。本
実施例では、エンジン回転数NEに基づいて遅延時間を
設定しており、エンジン回転数NEが低回転ほど遅延時
間BNEが長くなるように設定されている。ステップ1
12において、BNE<Aでないと判断された場合は、
ステップ120に進み、処理は完了する。ステップ11
2でBNE<Aであると判断された場合は、ステップ1
13に進み、3速から2速へのシフトダウンが実行され
、ステップ120に進んで処理は完了する。
ップ112に進み、カウンタAが図9に示す遅延特性B
(本実施例では遅延時間BNE)の値と比較される。本
実施例では、エンジン回転数NEに基づいて遅延時間を
設定しており、エンジン回転数NEが低回転ほど遅延時
間BNEが長くなるように設定されている。ステップ1
12において、BNE<Aでないと判断された場合は、
ステップ120に進み、処理は完了する。ステップ11
2でBNE<Aであると判断された場合は、ステップ1
13に進み、3速から2速へのシフトダウンが実行され
、ステップ120に進んで処理は完了する。
【0029】このように、ステップ106からステップ
113の処理によって3速から2速へのシフトダウンの
移行時間が遅延され変速比がそのまま維持されるので、
従来のように車両の加速直後に車速に対してスロットル
開度が一時的に大となっても自動変速機61の変速比が
3速から2速へシフトダウンするという問題は解消され
る。したがって、ターボラグに起因する不要な変速比の
シフトダウンは防止され、ドライバビリティおよび燃費
の向上がはかれる。
113の処理によって3速から2速へのシフトダウンの
移行時間が遅延され変速比がそのまま維持されるので、
従来のように車両の加速直後に車速に対してスロットル
開度が一時的に大となっても自動変速機61の変速比が
3速から2速へシフトダウンするという問題は解消され
る。したがって、ターボラグに起因する不要な変速比の
シフトダウンは防止され、ドライバビリティおよび燃費
の向上がはかれる。
【0030】なお、本実施例は一つのエンジンにターボ
チャージャが2個設けられる2ステージツインターボに
対して説明したが、一つのエンジンに一つのターボチャ
ージャが設けられるシングルターボについても適用でき
ることは勿論である。
チャージャが2個設けられる2ステージツインターボに
対して説明したが、一つのエンジンに一つのターボチャ
ージャが設けられるシングルターボについても適用でき
ることは勿論である。
【0031】第2実施例
図10は、本発明の第2実施例を示している。第2実施
例が第1実施例と異なるところはシフトダウンへ移行す
る際の遅延時間の設定基準が異なるのみであり、その他
の部分の構成は同一であるので、準じる部分の説明を省
略し異なる部分についてのみ説明する。後述する他の実
施例も同様とする。ターボラグは、低地よりも高地にい
くにつれて大きくなるので、本実施例では、図10に示
すように、シフトダウンへ移行する際の遅延時間Bpa
は、低地よりも高地にいくほど長く設定されている。 これは、低地よりも高地のほうが空気が希薄なためであ
り、高地ではシフトダウンの遅延時間Bpaを長く設定
することにより、不要なシフトダウンを確実に防止する
ことが可能となる。
例が第1実施例と異なるところはシフトダウンへ移行す
る際の遅延時間の設定基準が異なるのみであり、その他
の部分の構成は同一であるので、準じる部分の説明を省
略し異なる部分についてのみ説明する。後述する他の実
施例も同様とする。ターボラグは、低地よりも高地にい
くにつれて大きくなるので、本実施例では、図10に示
すように、シフトダウンへ移行する際の遅延時間Bpa
は、低地よりも高地にいくほど長く設定されている。 これは、低地よりも高地のほうが空気が希薄なためであ
り、高地ではシフトダウンの遅延時間Bpaを長く設定
することにより、不要なシフトダウンを確実に防止する
ことが可能となる。
【0032】第3実施例
図11は、本発明の第3実施例を示している。ターボラ
グは、吸気管負圧となる状態では生じないので、吸気管
圧力が正圧になる場合にのみシフトダウンの際の遅延時
間BPBが第1の遅延手段63によって設定されるよう
になっている。
グは、吸気管負圧となる状態では生じないので、吸気管
圧力が正圧になる場合にのみシフトダウンの際の遅延時
間BPBが第1の遅延手段63によって設定されるよう
になっている。
【0033】第4実施例
図12は、本発明の第4実施例を示している。本実施例
では、スロットル開度が中開度から高開度になる範囲で
シフトダウンの遅延制御を行なうようにしている。また
、遅延時間BTAは、図12に示すようにスロットル開
度が高開度になるほど短かくなるように設定されている
。
では、スロットル開度が中開度から高開度になる範囲で
シフトダウンの遅延制御を行なうようにしている。また
、遅延時間BTAは、図12に示すようにスロットル開
度が高開度になるほど短かくなるように設定されている
。
【0034】第5実施例
図13および図14は、本発明の第5実施例を示してい
る。図13は、本発明に対応するブロック図を示してお
り、基本的構成は第1実施例の図1と同様である。図1
3に示すように、自動変速機制御装置62と自動変速機
61とは、第2の遅延手段81を介して電気的に接続さ
れている。第2の遅延手段81は変速比のシフトダウン
方向への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる機
能を有している。なお、第1実施例と同様に、自動変速
機制御装置62と第2の遅延手段81は同一のCPU(
中央処理装置)を共用した構成としてもよいし、別々に
CPUを有する構成としてもよい。
る。図13は、本発明に対応するブロック図を示してお
り、基本的構成は第1実施例の図1と同様である。図1
3に示すように、自動変速機制御装置62と自動変速機
61とは、第2の遅延手段81を介して電気的に接続さ
れている。第2の遅延手段81は変速比のシフトダウン
方向への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる機
能を有している。なお、第1実施例と同様に、自動変速
機制御装置62と第2の遅延手段81は同一のCPU(
中央処理装置)を共用した構成としてもよいし、別々に
CPUを有する構成としてもよい。
【0035】主ターボチャージャ7のみの過給時(1個
ターボチャージャ)よりも主ターボチャージャ7および
副ターボチャージャ8の双方の過給時(2個ターボチャ
ージャ)のほうがターボラグが大きいので、本実施例で
は、2個ターボチャージャの過給作動時におけるシフト
ダウンの移行する遅延時間をBT/Cを1個ターボチャ
ージャ時よりも長く設定している。したがって、加速時
には、車速に対してスロットル開度が大であっても、不
要な変速比のシフトダウンが確実に防止される。
ターボチャージャ)よりも主ターボチャージャ7および
副ターボチャージャ8の双方の過給時(2個ターボチャ
ージャ)のほうがターボラグが大きいので、本実施例で
は、2個ターボチャージャの過給作動時におけるシフト
ダウンの移行する遅延時間をBT/Cを1個ターボチャ
ージャ時よりも長く設定している。したがって、加速時
には、車速に対してスロットル開度が大であっても、不
要な変速比のシフトダウンが確実に防止される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る過給
機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置によれば、
以下の効果が得られる。 (イ)自動変速機制御装置に、変速比のシフトダウン方
向への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる第1
の遅延手段を設け、第1の遅延手段の遅延時間をターボ
ラグが大きい運転条件ほど長く設定したので、ターボラ
グに起因する不要な変速比のシフトダウンの発生を防止
することができる。これにより、車両のドライバビリテ
ィーおよび燃費を向上させることができる。 (ロ)自動変速制御装置に、変速比のシフトダウン方向
への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる第2の
遅延手段を設け、第2の遅延手段の遅延時間を主ターボ
チャージャのみの過給作動域よりも主ターボチャージャ
および副ターボチャージャの双方の過給作動域の方を長
く設定するようにしたので、いずれの過給域においても
ターボラグに起因する不要な変速比のシフトダウンを防
止することができ、車両のドライバビリティーおよび燃
費を向上させることができる。
機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置によれば、
以下の効果が得られる。 (イ)自動変速機制御装置に、変速比のシフトダウン方
向への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる第1
の遅延手段を設け、第1の遅延手段の遅延時間をターボ
ラグが大きい運転条件ほど長く設定したので、ターボラ
グに起因する不要な変速比のシフトダウンの発生を防止
することができる。これにより、車両のドライバビリテ
ィーおよび燃費を向上させることができる。 (ロ)自動変速制御装置に、変速比のシフトダウン方向
への移行時間をターボラグに基づいて遅延させる第2の
遅延手段を設け、第2の遅延手段の遅延時間を主ターボ
チャージャのみの過給作動域よりも主ターボチャージャ
および副ターボチャージャの双方の過給作動域の方を長
く設定するようにしたので、いずれの過給域においても
ターボラグに起因する不要な変速比のシフトダウンを防
止することができ、車両のドライバビリティーおよび燃
費を向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る過給機付エンジン搭
載車両の自動変速機制御装置のブロック図である。
載車両の自動変速機制御装置のブロック図である。
【図2】図1における過給機付エンジンの概略系統図で
ある。
ある。
【図3】図1の装置の第1の遅延手段における遅延制御
の処理手順の前半を示すフローチャートである。
の処理手順の前半を示すフローチャートである。
【図4】図1の装置の第1の遅延手段における遅延制御
の処理手順の後半を示すフローチャートである。
の処理手順の後半を示すフローチャートである。
【図5】図3および図4の遅延制御に用いられるスロッ
トル開度算出用マップの概念図である。
トル開度算出用マップの概念図である。
【図6】図3および図4の遅延制御に用いられるディレ
ーカウンタ算出用マップの概念図である。
ーカウンタ算出用マップの概念図である。
【図7】図1の装置における変速比のシフトアップおよ
びシフトダウンの設定に用いられるマップの概念図であ
る。
びシフトダウンの設定に用いられるマップの概念図であ
る。
【図8】図2の装置におけるスロットル開度と過給圧お
よび出力トルクの関係を示す特性図である。
よび出力トルクの関係を示す特性図である。
【図9】図1の装置におけるエンジン回転数と遅延時間
との関係を示す特性図である。
との関係を示す特性図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る過給機付エンジン
搭載車両の自動変速機制御装置における高度と遅延時間
との関係を示す特性図である。
搭載車両の自動変速機制御装置における高度と遅延時間
との関係を示す特性図である。
【図11】本発明の第3実施例に係る過給機付エンジン
搭載車両の自動変速機制御装置における吸気管圧力と遅
延時間との関係を示す特性図である。
搭載車両の自動変速機制御装置における吸気管圧力と遅
延時間との関係を示す特性図である。
【図12】本発明の第4実施例に係る過給機付エンジン
搭載車両の自動変速機制御装置におけるスロットル開度
と遅延時間との関係を示す特性図である。
搭載車両の自動変速機制御装置におけるスロットル開度
と遅延時間との関係を示す特性図である。
【図13】本発明の第5実施例に係る過給機付エンジン
搭載車両の自動変速機制御装置のブロック図である。
搭載車両の自動変速機制御装置のブロック図である。
【図14】図13の装置における過給作動領域と遅延時
間との関係を示す特性図である。
間との関係を示す特性図である。
1 エンジン
4 スロットル弁
5 スロットル開度センサ
7 主ターボチャージャ
8 副ターボチャージャ
61 自動変速機
62 自動変速機制御装置
63 第1の遅延手段
81 第2の遅延手段
Claims (2)
- 【請求項1】 排気タービン過給機付エンジンを搭載
した車両の自動変速機制御装置において、該自動変速機
制御装置に、変速比のシフトダウンへの移行時間をター
ボラグに基づいて遅延させる第1の遅延手段を設け、該
第1の遅延手段の遅延時間をターボラグが大きい運転条
件ほど長く設定したことを特徴とする過給機付エンジン
搭載車両の自動変速機制御装置。 - 【請求項2】 低吸入空気量域では主ターボチャージ
ャのみを過給作動させ、高吸入空気量域では主ターボチ
ャージャおよび副ターボチャージャの双方を過給作動さ
せるようにした排気タービン過給機付エンジンを搭載し
た車両の自動変速制御装置において、該自動変速機制御
装置に、変速比のシフトダウンへの移行時間をターボラ
グに基づいて遅延させる第2の遅延手段を設け、該第2
の遅延手段の遅延時間を主ターボチャージャのみの過給
作動域よりも主ターボチャージャおよび副ターボチャー
ジャの双方の過給作動域の方を長く設定したことを特徴
とする過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167450A JPH04366068A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3167450A JPH04366068A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04366068A true JPH04366068A (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=15849924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3167450A Pending JPH04366068A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 過給機付エンジン搭載車両の自動変速機制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04366068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255586A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | 車両の駆動力制御装置 |
| JP2019027530A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6288859A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボ過給機付エンジンにより駆動される自動変速機の変速制御装置 |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP3167450A patent/JPH04366068A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6288859A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボ過給機付エンジンにより駆動される自動変速機の変速制御装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010255586A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Toyota Motor Corp | 車両の駆動力制御装置 |
| JP2019027530A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
| US10746288B2 (en) * | 2017-07-31 | 2020-08-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle control apparatus |
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