JPH04366094A - 粉末真空断熱体 - Google Patents

粉末真空断熱体

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JPH04366094A
JPH04366094A JP3140486A JP14048691A JPH04366094A JP H04366094 A JPH04366094 A JP H04366094A JP 3140486 A JP3140486 A JP 3140486A JP 14048691 A JP14048691 A JP 14048691A JP H04366094 A JPH04366094 A JP H04366094A
Authority
JP
Japan
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filter
vacuum
evacuation
powder
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP3140486A
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English (en)
Inventor
Tadao Yamaji
山路 忠雄
Mikio Sato
佐藤 美喜雄
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉末真空断熱体に関し、
特に粉末真空断熱層を真空排気するための排気口に粉末
飛散防止用フィルタを設けた粉末真空断熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の粉末真空断熱体として、
図9に示されるような断熱容器が提案されている。この
容器は、一方に開口11を有する二重壁構造体にて構成
され、この容器を構成するステンレス製の外容器12お
よび内容器13と、これら外容器12と内容器13との
間の空間14に形成された粉末真空断熱層15と、外容
器12の壁面に取り付けられた排気口金16とを有して
いる。この断熱容器を使用するときには、開口11が断
熱蓋で閉じられることで、密閉空間が形成される。粉末
真空断熱層15は、空間14内にシリカ系微粉末などの
断熱性粉末20を充填した後真空排気され、真空を保持
するように密封されたものである。
【0003】排気口金16はこの空間14内を真空排気
するためのもので、排気口17を有している。この排気
口17には粉末飛散防止用フィルタ18が取り付けられ
ており、このフィルタ18は、圧密したセラミックファ
イバ、金属、軟質プラスチックフオームなどにて形成さ
れている。すなわち粉末20は飛散性を有するので真空
排気時に飛散しやすく、フィルタ18はこの飛散を防止
するためのものである。飛散を防止しないと、排気ポン
プが粉末20を吸い込んで故障したり、排気口17の封
止に際し排気口金16の封止部分に付着した粉末20が
封止不良の原因になったりするので、図示のようにフィ
ルタ18を設けるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の粉
末真空断熱容器においては、口径D1 の排気口17に
直接フィルタ18を取り付けているので、フィルタ18
の排気コンダクタンスが非常に小さくなり、空間14を
真空排気するための時間が長くなるという問題点がある
【0005】そこで本発明はこのような問題点を解決し
、フィルタの排気コンダクタンスを増大させて、真空排
気に要する時間を短縮できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、二重壁構造体の内部空間に真空を保持可能
なように形成された粉末真空断熱層と、前記空間を真空
排気するために前記二重壁構造体の壁面に設けられた排
気口と、この排気口を塞ぐように配置された粉末飛散防
止用フィルタと、前記空間の真空排気がある程度進んだ
後に前記フィルタを開口させる開口手段とを有する構成
としたものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、排気当初の大気圧から粘性
流領域までの真空排気時には、すなわち粉体を飛散させ
る程の気流について考慮しなければならない時には、フ
ィルタが排気口を塞いでいるので、粉末が飛散すること
はない。そして、真空排気がある程度進んで中間流領域
に入った後は、すなわち粉体を飛散させる程の気流が発
生しなくなった後は、開口手段がフィルタを開口させる
のでフィルタを通さない排気経路ができる。そのため、
排気コンダクタンスの小さいフィルタの影響が除かれ、
真空排気時間が短縮する。
【0008】
【実施例】図1において、図9に示したものと同一の部
材には、同一の参照番号が付されている。ここで排金口
金16は、図3(a) に示すように皿状の封止部21
を有し、排気口17の口径はD1 である。フィルタ1
8は、図2に示すように、セラミックフアイバブランケ
ット製のフィルタ本体22を円板状に圧密した後ステン
レス製のフイルタ本体22を円板状に圧密した後ステン
レス製の金網23で囲んだもので、排気口金16の下端
面に対し、近づいたり遠ざかったりできるように配置さ
れている。なお、フィルタ本体22の素材としては、金
属や軟質プラスチックフォームなどを使用することもで
きる。
【0009】19は開口手段で、この開口手段19は、
図3(a) に示すように、封止プラグ24を排気口金
16内に配置した構成となっているものである。この封
止プラグ24は、空間14の真空排気が完了した時に排
気口17を封止するためのもので、排気口金16の封止
部21に接触可能な大径の封止用頭部25と、排気口1
7内に軸心方向に移動自在に挿入された中径部26と、
先端にフィルタ18が取り付けられた小径のフィルタ支
持部27とを有している。排気口17の封止は、頭部2
5の下面の周縁が封止部21に固着されることによって
行われる。
【0010】上記構成において、まず、当初の大気圧か
ら粘性流領域までの真空排気時には、図3(a) に示
すように、開口手段19の封止プラグ24を引き上げた
状態として、フィルタ18で排気口17を塞いでおく。 これにより、フィルタ18を経由する排気経路E1 が
形成されるので、真空排気により粉末20が飛散するこ
とが防止される。そして、真空排気がある程度進んで中
間流領域に入った後は、図3(b) に示すように、封
止プラグ24を押し下げてフィルタ18を開口させる。 これにより、フィルタ18を経由しない排気経路E2 
が形成されるので、排気コンダクタンスの小さいフィル
タ18の影響が除かれ、真空排気時間の短縮化が可能と
なる。
【0011】本発明の他の実施例として、図4(a) 
に示すように、フィルタ18を排気口金16にヒンジ2
8を介して開閉自在に取り付け、中間流領域以降の真空
排気時には、図4(b) に示すように封止プラグ24
を押し下げてフィルタ18を開口させてもよい。
【0012】本発明のさらに他の実施例として、図5(
a) に示すように、フィルタ18を排気口金16の下
端面に固定して排気口17を塞ぎ、他方、封止プラグ2
4に図示のような円筒状フィルタ穿孔部29を設けても
よい。このフィルタ穿孔部29は、周壁における軸心方
向に2段の位置に複数の開孔30をそれぞれ有し、先端
にフィルタ穿孔用刃先31が形成されたものである。
【0013】このような構成において、中間流れ領域以
降の真空排気時には、図5(b) に示すように、封止
プラグ24を押し下げてその刃先31によりフィルタ1
8の中央部を穿孔し、排気経路E2 を形成する。この
排気経路E2 は、図示のように、フィルタ穿孔部29
の先端側開孔30、中空部および基端側開孔30を経由
する。すなわち、この排気経路E2 はフィルタ18を
経由しないのでフィルタ18の影響が除かれ、真空排気
時間を短縮する。この場合のフィルタ18は、図6に示
すように、その中央部をフィルタ穿孔部29にて穿孔し
やすいように、その穿孔部分は金網が設けられていない
【0014】フィルタ18の排気コンダクタンスと真空
排気時間との関係を詳細に説明すると、次の通りである
。 一般に、図7に示すように、容器32内を導管33を介
して排気ポンプ34により真空排気する場合には次式(
1),(2) が成立する。
【0015】Q=C(P1 −P0 )      …
(1)1/S1 =1/C+1/S0 …(2)ここに
、Q=排気されるガス量(Torr・l/sec) C=導管33のコンダクタンス(l/sec)P1 =
容器出口の圧力(Torr) P0 =排気ポンプ側の圧力(Torr)S1 =容器
出口の排気速度(l/sec)S0 =排気ポンプ側の
排気速度(l/sec)(1) 式は、ガス量Qを大き
くして排気時間を短縮するには、排気コンダクタンスC
を大きくすればよいことを示す。また(2) 式は、排
気コンダクタンスCが小さいとS1 ≒Cとなり、排気
ポンプ34の排気速度S0 を大きくしてもほとんど効
果がないことを意味している。そして、排気コンダクタ
ンスCについては、導管33が円形で、ガスが温度20
℃の空気の場合に次式(3) が広い圧力範囲で成立す
ることが知られている。
【0016】 C=182 ・(D4 /L)・P+12.1・(D3
 /L)・(1+252 PD)/(1+312 PD
)  …(3)ここに、D=導管33の口径(cm) L=導管33の長さ(cm) P=(P1 +P0 )/2(Torr)この(3) 
式を利用すると、次のようにして、図8に示すようなフ
ィルタ35の排気コンダクタンスを求めることができる
。すなわち、フィルタ35は多数の通気孔36を有する
ので、1つ1つの通気孔36の排気コンダクタンスをC
i とすると、(3) 式より Ci =182 ・(d4 /l)・P+12.1・(
d3 /l)・(1+252 Pd)/(1+312 
Pd)  …(4)ここに、d=通気孔36の口径(c
m)l=フィルタ35の厚さ(cm) 通気孔36の数をnとすると、フィルタ35全体の排気
コンダクタンスC0 は、 C0 =ΣCi =nCi   …(5)ここに、n=
(πD2 /4)/(πd2 /4)  …(6)D=
フィルタ35の口径(cm) 通常、粉末20の平均粒径は数10ミクロンであるので
、その飛散を防止するフィルタ35の通気孔36の口径
dは数ミクロン程度と考えられる。いま、図9に示した
従来のフィルタ18の一例として、l=0.6cm ,
D=D1 =4cm,d=1μm=10−4cm,P=
5Torrの場合の排気コンダクタンスを(4) 式及
び(5) 式から求めると次のようになる。
【0017】     Ci =182 ×((10−4)4 /0.
6 )×5+12.1×          ((10
−4)3 /0.6 )×(1+252 ×5×10−
4)/          (1+312 ×5×10
−4)        =1.52×10−13 +1
.96×10−11 =1.98×10−11   l
/sec      n=(π×42 /4)/(π×
(10−4)2 /4)=1.6 ×109 個   
 C0 =1.98×10−11 ×1.6 ×109
 =0.03  1/secとなり、排気コンダクタン
スC0 が非常に小さく、これが排気時間を長くしてい
ることが判る。
【0018】ところで、粉末飛散防止用フィルタは、真
空排気時に生ずる気流によって粉末が飛散するのを防ぐ
ものであるが、粉末を飛散させる程の気流について考慮
しなければならないのは、せいぜい真空排気の初期段階
の大気圧から粘性流領域にかけてであり、粘性流領域よ
りも圧力の低い中間流領域から分子流領域にかけては考
慮する必要がないと考えられる。
【0019】一方、(3) 式から判るように、平均圧
力Pの大きい大気圧から粘性流領域にかけてはフィルタ
の排気コンダクタンスCが比較的大きいので真空排気に
それ程長時間を必要としないが、排気コンダクタンスが
低下する中間流領域や分子流領域では真空排気時間が著
しく大きくなると考えられる。
【0020】したがって、図9に示した従来の場合は、
すべての領域でフィルタの排気コンダクタンスが影響す
るため、真空排気時間が長くなる欠点がある。これに対
し、本発明では、フィルタ18の開孔手段19を設けた
ので、排気工程の途中でフィルタ18を開口させること
により、その後は排気コンダクタンスの小さいフィルタ
18の影響を除くことができる。そのため、中間流領域
および分子流領域での真空排気時間を短縮することがで
き、総真空排気時間を短縮できる。フィルタ18の開口
時期は、容器内の圧力が中間流領域になった時点である
が、同一容器、同一排気系であれば中間流領域になるま
での排気時間はほぼ同じであるので、排気時間で管理す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、排気
口を粉末飛散防止用フィルタで塞ぐとともに、真空排気
がある程度進んだ後にこのフィルタを開孔させる開孔手
段を設けたため、当初の大気圧から粘性流領域にかけて
の真空排気時には、フィルタにて粉末の飛散を防止でき
、また、中間流領域から分子流領域にかけての真空排気
時には、開孔手段がフィルタを開孔させて、排気コンダ
クタンスの小さいフィルタの影響を除去することで、真
空排気時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の粉末真空断熱容器の断面図
である。
【図2】図1における粉末飛散防止用フィルタの断面図
である。
【図3】図1における要部の拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例における要部の断面図であ
る。
【図5】本発明のさらに他の実施例における要部の断面
図である。
【図6】図5における粉末飛散防止用フィルタの詳細断
面図である。
【図7】容器の真空排気時における排気コンダクタンス
の説明図である。
【図8】粉末飛散防止用フィルタの排気コンダクタンス
を説明するためのフィルタの斜視図である。
【図9】従来の粉末真空断熱容器の一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
12    外容器 13    内容器 14    空間 15    粉末真空断熱層 17    排気口 18    フィルタ 19    開口手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二重壁構造体の内部空間に真空を保持
    可能なように形成された粉末真空断熱層と、前記空間を
    真空排気するために前記二重壁構造体の壁面に設けられ
    た排気口と、この排気口を塞ぐように配置された粉末飛
    散防止用フィルタと、前記空間の真空排気がある程度進
    んだ後に前記フィルタを開口させる開口手段とを有する
    ことを特徴とする粉末真空断熱体。
JP3140486A 1991-06-13 1991-06-13 粉末真空断熱体 Pending JPH04366094A (ja)

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JP3140486A JPH04366094A (ja) 1991-06-13 1991-06-13 粉末真空断熱体

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