JPH0436609Y2 - - Google Patents

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JPH0436609Y2
JPH0436609Y2 JP1986068721U JP6872186U JPH0436609Y2 JP H0436609 Y2 JPH0436609 Y2 JP H0436609Y2 JP 1986068721 U JP1986068721 U JP 1986068721U JP 6872186 U JP6872186 U JP 6872186U JP H0436609 Y2 JPH0436609 Y2 JP H0436609Y2
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JP
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sand
aquatic
container
flowering plants
layer
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JP1986068721U
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JPS62181152U (ja
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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中植物、特に顕花植物の増養殖を
目的とした水生顕花植物育成容器に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
縁、褐及び紅藻類と並んでアマモ、スガモ等の
顕花植物は、魚類とりわけ当才魚等の幼稚仔魚、
節足動物等にとつて恰好の生棲場所を提供してき
た。しかるに、近年は、沿岸浅瀬の埋立等の開発
や各種産業や家庭排水等による水質悪化により、
顕花植物の群生していた藻場が著るしく減少して
おり、その傾向は内海や内湾になる程、より顕著
である。
この為に、砂泥域に積極的に水生顕花植物の繁
茂を進めるべく、各種の試みがなされているが成
功している例はほどんどない。例えば、内海にて
海産顕花植物であるアマモの種子を播いたフラワ
ーポツトを海底に設置しても、潮流等によりポツ
ト内部の細砂が散逸したり、これに簀状の覆蓋を
取付けても、発芽したアマモが十分に根を張るま
でに砂が漂出してしまう等の問題があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記事情に鑑み、なされたものであ
り、その目的は水生顕花植物の増養殖をはかるも
のであり、更に詳しくは内海ないし内湾において
海産顕花植物の増養殖を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は水生顕花植物の種子を播いておいた容
器内部の細砂および/または砂泥を、該水生顕花
植物が発芽、成長し十分にこれら細砂、砂泥中に
根を張るまでの間、該水生顕花植物の成長を阻害
することなく、固定しておく事を達成せしめたも
のである。
すなわち、本考案は、水生顕花植物の種子を播
いておいた容器内部の砂層の一部又は全部を徐々
に可溶化するゲル物質で予め固定しておく事を特
徴とする水生顕花植物育成容器である。
本考案に用いる容器は、細砂や砂泥を収納する
ものならば、その材質は特に制限がないが、少な
くとも次の諸点を満足させる必要がある。即ち、
海水中において容易に腐蝕しない事、波浪や潮流
に対して安定な構造になし得る事、播種する水生
顕花植物に対して有害な物質を放出しない事等が
最少限必要であり、プラスチツク、コンクリー
ト、金属等があげられるが、就中、FRP(繊維強
化プラスチツク)がこの目的に適している。容器
内の砂や砂泥層の海水交流を促進させるために、
容器側面等に細孔を多数あけることも有効な手段
となる。容器内に収納する砂の平均粒径は20〜
2000μが一般的であり、通常シルト及び砂と呼ば
れているものである。これらのうち、海産顕花植
物に対しては透水、通水性の良好な200μ以上の
粒径砂が適している。
水生顕花植物の種子を播いた砂層の一部又は全
部を固定するためのゲル物質は、透水性があり、
かつ徐々に可溶化するものであればよい。実用的
には安価で、かつ取扱い易い事も大切であり、以
下にあげるものを例として示す。小麦粉、小麦澱
粉、生麩、米粉等の澱粉類、デキストリン、エー
テル化澱粉等の加工澱粉、アラビンタイブやバー
ソリンタイプの天然ゴム、シラツゴム、ロータカ
ストビーンガム等のゴム類、及びその加工ゴム
類、膠およびゼラチン アルギン酸ソーダ、寒
天、カラゲーニン等の海藻抽出物あるいはメチル
セルローズ、カルボキシメチルセルローズ等の繊
維素誘導体、ポリビニルアルコール等の合成物等
がある。もちろこれらの混合物であつてもよい。
これらのゲル物質を例えば砂層の上に配するに
は、予め成形しておいたゲル薄層を用いる、ある
いはゲル形成直前溶液を砂層上へ静置する等があ
る。
また、ゲル形成前の溶液を砂に浸透させ、上部
あるいは全部の砂層を固定する方法もある。更に
は、予め一部又は全部の砂をこれら水溶性ゲル物
質で表面処理した後、表面部又は全部の砂層を透
水性を維持しつゝ固定化させる方法もとりうる。
〔実施例〕
第1図は実施例の水生顕花植物育成容器1であ
り、コンクリート製該育成容器に、1〜2層の礫
を敷いた上に、平均粒径500μの砂3を入れ、コ
アマモの種子4を播いた上、カラゲーニンゲル薄
層2で覆つたものである。コンクリート製の該育
成容器1は、800mm幅×500mm奥行×250mm高さで、
器壁の肉厚は50mmである。砂3の層高さは150mm
であり、その上部にあるカラゲーニンゲル層の設
置時の厚さは2〜3mmである。該ゲル層は内湾域
設置後約6ケ月で溶去したが、その際には既に播
種されたコアマモは、15cm程度に成長し十分に砂
内に細根を張り容器内部の砂の漂出もみられなか
つた。
第2図は実施例の水生顕花植物育成容器1であ
り、FRP製容器(700mmφ直径×350mm高さ×8
mm肉厚)1に予めローカスト・ビーンガムの溶液
で表面処理した砂3とアマモの種子4とを収納
し、数日間天日乾燥させて砂の表層部を全面的に
固着させた上、水深8mの内海域(最大潮流2.4
ノツト、最大有義波長2.8m)に合計20ケ設置し
た。1年後の春には、容器内のみならず周辺の細
砂帯にはアマモの新苗が着生しはじめているのが
観察された。
〔考案の効果〕
本考案の小生顕花植物育成容器は、内海部にお
いて比較的潮流等の流れが顕著で漂砂現象がみら
れる海域において、新しくこれら顕花植物の藻場
を造成しようとする場合、特に有力な手段となり
得るものである。
具体的には、実施例において説明した様な容器
を数列、数段並べることにより、最初は容器内で
発芽、生育し始めた水生顕花植物は、周辺の砂が
漂出する事を本考案の方法で防止されている結
果、潮流等で流失する事なく成長する。十分に根
を張り確実に容器内で繁茂した顕花植物は、結実
によりこれら容器周辺部にも自然播種を行なう。
本考案の育成容器及びその内部の顕花植物の存在
にて、これら多数の容器間にある砂泥域は、流れ
が穏やかとなり漂砂も緩和される結果、自然条件
下での発芽、着生がなされ、このサイクルの繰り
返しにより本考案容器設置域は、良好な水生顕花
植物の繁茂するところとなり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図AおよびBは、本考案実施例の水生顕花
植物容器の、斜視図及び断面図を夫々示す。第2
図AおよびBは本考案実施例の水生顕花植物容器
の単体斜視図及び設置1年後の俯かん図を夫々示
す。 1……容器、2……カラゲーニンゲル薄層、3
……砂、4……水生顕花植物種子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水生顕花植物の種子を播いておいた容器内部の
    砂層の一部又は全部を徐々に可溶化するゲル物質
    で予め固定しておく事を特徴とする水生顕花植物
    育成容器。
JP1986068721U 1986-05-09 1986-05-09 Expired JPH0436609Y2 (ja)

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JP1986068721U JPH0436609Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JP1986068721U JPH0436609Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09

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JPS62181152U JPS62181152U (ja) 1987-11-17
JPH0436609Y2 true JPH0436609Y2 (ja) 1992-08-28

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ID=30908796

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101190251B1 (ko) 2010-04-30 2012-10-17 대한민국 수중 침하성 목재 상자를 이용한 잘피 숲 조성 방법

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JPS62181152U (ja) 1987-11-17

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