JPH04367237A - Ccd固体撮像素子 - Google Patents
Ccd固体撮像素子Info
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- JPH04367237A JPH04367237A JP3143351A JP14335191A JPH04367237A JP H04367237 A JPH04367237 A JP H04367237A JP 3143351 A JP3143351 A JP 3143351A JP 14335191 A JP14335191 A JP 14335191A JP H04367237 A JPH04367237 A JP H04367237A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD固体撮像素子に
関し、特に電荷転送効率の改善を図った水平レジスタ及
びその転送段の構造に関する。
関し、特に電荷転送効率の改善を図った水平レジスタ及
びその転送段の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CCD固体撮像素子は、図4に
示すように、光電変換を行うフォトセンサ11と垂直レ
ジスタ12とからなる撮像領域13と、垂直レジスタ1
2から転送された信号電荷をテレビジョンの水平走査線
に合わせて出力部14に転送する水平レジスタ15とで
構成されている。
示すように、光電変換を行うフォトセンサ11と垂直レ
ジスタ12とからなる撮像領域13と、垂直レジスタ1
2から転送された信号電荷をテレビジョンの水平走査線
に合わせて出力部14に転送する水平レジスタ15とで
構成されている。
【0003】特に、水平レジスタ15は、図5Aに示す
ように、例えばP型のシリコン基板21に形成されたN
型の不純物拡散領域帯にて構成されており、この水平レ
ジスタ15上には、ゲート絶縁膜22を介して1層目及
び2層目の多結晶シリコン層による第1及び第2の転送
電極23及び24が形成され、更にこれら2枚の転送電
極23及び24が夫々1組になって順次水平方向に配列
、形成されている。第1及び第2の転送電極23及び2
4間にはSiO2等からなる層間絶縁膜25が介在され
る。そして、隣接する2枚の転送電極23及び24を組
として1つの転送段が構成され、互いに逆相である2相
の駆動パルスφ1及びφ2をその転送段毎に互い違いに
印加することにより、信号電荷を一方向(矢印の方向)
に順次転送する。
ように、例えばP型のシリコン基板21に形成されたN
型の不純物拡散領域帯にて構成されており、この水平レ
ジスタ15上には、ゲート絶縁膜22を介して1層目及
び2層目の多結晶シリコン層による第1及び第2の転送
電極23及び24が形成され、更にこれら2枚の転送電
極23及び24が夫々1組になって順次水平方向に配列
、形成されている。第1及び第2の転送電極23及び2
4間にはSiO2等からなる層間絶縁膜25が介在され
る。そして、隣接する2枚の転送電極23及び24を組
として1つの転送段が構成され、互いに逆相である2相
の駆動パルスφ1及びφ2をその転送段毎に互い違いに
印加することにより、信号電荷を一方向(矢印の方向)
に順次転送する。
【0004】しかし、この場合、各転送段毎に夫々2相
の駆動パルスφ1及びφ2を印加することから、図5B
に示すように、各転送段の転送電極23及び24間にお
ける層間絶縁膜25下においてフリンジング電界が発生
する。このフリンジング電界によって上記層間絶縁膜2
5下にポテンシャルのディップ(電位のポケット)dが
発生し、信号電荷の転送が完全に行われないという現象
が生じる。
の駆動パルスφ1及びφ2を印加することから、図5B
に示すように、各転送段の転送電極23及び24間にお
ける層間絶縁膜25下においてフリンジング電界が発生
する。このフリンジング電界によって上記層間絶縁膜2
5下にポテンシャルのディップ(電位のポケット)dが
発生し、信号電荷の転送が完全に行われないという現象
が生じる。
【0005】そこで、上記現象を回避するために、従来
では、図6Aに示すように、水平レジスタ15中、例え
ば第2の転送電極24下にP型の不純物(例えばボロン
(B))を拡散させてP型の不純物拡散領域26を形成
するようにしている。この例によれば、第2の転送電極
24下におけるポテンシャルが第1の転送電極23下の
ポテンシャルよりも浅くなる(この浅くなったポテンシ
ャルを一般にインプラバリアと呼ぶ)ため、図6Bに示
すように、電荷転送方向に沿って下りの傾斜を有する階
段状のポテンシャルが形成される。その結果、各組の転
送電極23及び24間における層間絶縁膜25下におい
てポテンシャルのディップは生じなくなり、しかも、電
荷転送の方向付けが行われるため、信号電荷の転送効率
が向上する。
では、図6Aに示すように、水平レジスタ15中、例え
ば第2の転送電極24下にP型の不純物(例えばボロン
(B))を拡散させてP型の不純物拡散領域26を形成
するようにしている。この例によれば、第2の転送電極
24下におけるポテンシャルが第1の転送電極23下の
ポテンシャルよりも浅くなる(この浅くなったポテンシ
ャルを一般にインプラバリアと呼ぶ)ため、図6Bに示
すように、電荷転送方向に沿って下りの傾斜を有する階
段状のポテンシャルが形成される。その結果、各組の転
送電極23及び24間における層間絶縁膜25下におい
てポテンシャルのディップは生じなくなり、しかも、電
荷転送の方向付けが行われるため、信号電荷の転送効率
が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
6で示す従来のCCD固体撮像素子においては、各組毎
に2相の駆動パルスφ1及びφ2が印加されることから
、時間の経過に従って駆動パルスφ1及びφ2間の電位
差が刻一刻と変化し、その電位差が小さくなった際に、
各転送段の電界が弱くなり、それに伴い、電荷転送方向
におけるポテンシャルの傾きがほぼ水平となる部分が発
生し、その水平となった部分で信号電荷の転送が規制さ
れるという不都合が生じる。
6で示す従来のCCD固体撮像素子においては、各組毎
に2相の駆動パルスφ1及びφ2が印加されることから
、時間の経過に従って駆動パルスφ1及びφ2間の電位
差が刻一刻と変化し、その電位差が小さくなった際に、
各転送段の電界が弱くなり、それに伴い、電荷転送方向
におけるポテンシャルの傾きがほぼ水平となる部分が発
生し、その水平となった部分で信号電荷の転送が規制さ
れるという不都合が生じる。
【0007】また、2相の駆動パルスφ1及びφ2の電
位を下げていった場合、その電位がインプラバリアで形
成される電位差の2倍の値より下がると、転送段間の転
送電界が弱くなるため、図6BのAで示す部分において
ポテンシャルのディップが発生し、やはり信号電荷の転
送が妨げられる。また、インプラバリアをあまり小さく
すると、今度は、Bで示す部分においてポテンシャルの
ディップが発生する。この場合、転送電極4及び5に印
加される転送電圧を上げなければならない。
位を下げていった場合、その電位がインプラバリアで形
成される電位差の2倍の値より下がると、転送段間の転
送電界が弱くなるため、図6BのAで示す部分において
ポテンシャルのディップが発生し、やはり信号電荷の転
送が妨げられる。また、インプラバリアをあまり小さく
すると、今度は、Bで示す部分においてポテンシャルの
ディップが発生する。この場合、転送電極4及び5に印
加される転送電圧を上げなければならない。
【0008】このようなことから、従来のCCD固体撮
像素子においては、転送電圧、即ち2相の駆動パルスφ
1及びφ2の低電圧化が困難になるという不都合がある
。
像素子においては、転送電圧、即ち2相の駆動パルスφ
1及びφ2の低電圧化が困難になるという不都合がある
。
【0009】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、各転送段における転
送電界の強さを均一にできると共に、転送段内における
ポテンシャルディップの発生を抑制することができ、転
送電圧の低電圧化、電荷転送の高速化並びに転送段の微
細化を図ることができるCCD固体撮像素子を提供する
ことにある。
もので、その目的とするところは、各転送段における転
送電界の強さを均一にできると共に、転送段内における
ポテンシャルディップの発生を抑制することができ、転
送電圧の低電圧化、電荷転送の高速化並びに転送段の微
細化を図ることができるCCD固体撮像素子を提供する
ことにある。
【0010】また、本発明は、従来の転送段の構成を踏
襲しつつ、各転送段における転送電界を強力にできると
共に、転送段内におけるポテンシャルディップの発生を
抑制でき、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送の高速化
を図ることができるCCD固体撮像素子を提供すること
にある。
襲しつつ、各転送段における転送電界を強力にできると
共に、転送段内におけるポテンシャルディップの発生を
抑制でき、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送の高速化
を図ることができるCCD固体撮像素子を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のCCD固体撮像
素子は、水平レジスタ2上に順次横方向に配列、形成さ
れた多数枚の転送電極4及び5に夫々互い違いに2相の
駆動パルスφ1及びφ2を供給して、1枚の転送電極4
あるいは5で1個の転送段を構成すると共に、各転送電
極4及び5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫
々電荷転送方向に向かって連続的に変化させて構成する
。
素子は、水平レジスタ2上に順次横方向に配列、形成さ
れた多数枚の転送電極4及び5に夫々互い違いに2相の
駆動パルスφ1及びφ2を供給して、1枚の転送電極4
あるいは5で1個の転送段を構成すると共に、各転送電
極4及び5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫
々電荷転送方向に向かって連続的に変化させて構成する
。
【0012】また、本発明のCCD固体撮像素子は、水
平レジスタ2上に順次横方向に配列、形成された多数枚
の転送電極4及び5中、隣接する2枚の転送電極4及び
5を組として、その組毎に夫々互い違いに2相の駆動パ
ルスφ1及びφ2を供給して、1組の転送電極4及び5
で1個の転送段を構成すると共に、上記1組の転送電極
4及び5中、一方の転送電極5下における水平レジスタ
2の不純物濃度を夫々電荷転送方向に向かって連続的に
変化させて構成する。
平レジスタ2上に順次横方向に配列、形成された多数枚
の転送電極4及び5中、隣接する2枚の転送電極4及び
5を組として、その組毎に夫々互い違いに2相の駆動パ
ルスφ1及びφ2を供給して、1組の転送電極4及び5
で1個の転送段を構成すると共に、上記1組の転送電極
4及び5中、一方の転送電極5下における水平レジスタ
2の不純物濃度を夫々電荷転送方向に向かって連続的に
変化させて構成する。
【0013】
【作用】上述の第1の本発明の構成によれば、1枚の転
送電極4あるいは5で1個の転送段を構成するようにし
たので、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャルディッ
プの発生を抑制することができると共に、転送段の長さ
を縮小化することができる。また、各転送電極4及び5
下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々電荷転送
方向に向かって連続的に変化させるようにしたので、2
相の駆動パルスφ1及びφ2の電位差に関係なく転送電
界の強さεを均一にでき、しかも転送方向に沿って下り
傾斜とされたポテンシャル形状を維持させることができ
る。これは、転送電圧の低電圧化、電荷転送の高速化並
びに転送段の微細化につながる。
送電極4あるいは5で1個の転送段を構成するようにし
たので、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャルディッ
プの発生を抑制することができると共に、転送段の長さ
を縮小化することができる。また、各転送電極4及び5
下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々電荷転送
方向に向かって連続的に変化させるようにしたので、2
相の駆動パルスφ1及びφ2の電位差に関係なく転送電
界の強さεを均一にでき、しかも転送方向に沿って下り
傾斜とされたポテンシャル形状を維持させることができ
る。これは、転送電圧の低電圧化、電荷転送の高速化並
びに転送段の微細化につながる。
【0014】また、上述の第2の本発明の構成によれば
、1組の転送電極4及び5で1個の転送段を構成すると
いう従来の構成を踏襲しているため、転送段形成から配
線形成に関し、従来の製造工程をそのまま使用すること
ができる。また、上記1組の転送電極4及び5中、一方
の転送電極5下における水平レジスタ2の不純物濃度を
夫々電荷転送方向に向かって連続的に変化させるように
したので、従来と比して強力な転送電界を形成すること
ができる。これは、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送
の高速化につながる。
、1組の転送電極4及び5で1個の転送段を構成すると
いう従来の構成を踏襲しているため、転送段形成から配
線形成に関し、従来の製造工程をそのまま使用すること
ができる。また、上記1組の転送電極4及び5中、一方
の転送電極5下における水平レジスタ2の不純物濃度を
夫々電荷転送方向に向かって連続的に変化させるように
したので、従来と比して強力な転送電界を形成すること
ができる。これは、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送
の高速化につながる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1Aは、第1実施例に係るCCD固
体撮像素子の要部、特に水平レジスタとその転送段を示
す構成図、図1Bはそのポテンシャル図である。
施例を説明する。図1Aは、第1実施例に係るCCD固
体撮像素子の要部、特に水平レジスタとその転送段を示
す構成図、図1Bはそのポテンシャル図である。
【0016】このCCD固体撮像素子は、図示するよう
に、例えばP型のシリコン基板1に形成されたN型の不
純物拡散領域帯にて水平レジスタ2が構成され、この水
平レジスタ2上に、ゲート絶縁膜3を介して1層目及び
2層目の多結晶シリコン層による第1及び第2の水平転
送電極4及び5が形成され、更にこれら2枚の転送電極
4及び5が夫々1組になって順次水平方向に配列、形成
されて構成されている。尚、第1及び第2の転送電極4
及び5間にはSiO2等からなる層間絶縁膜6が介在さ
れる。
に、例えばP型のシリコン基板1に形成されたN型の不
純物拡散領域帯にて水平レジスタ2が構成され、この水
平レジスタ2上に、ゲート絶縁膜3を介して1層目及び
2層目の多結晶シリコン層による第1及び第2の水平転
送電極4及び5が形成され、更にこれら2枚の転送電極
4及び5が夫々1組になって順次水平方向に配列、形成
されて構成されている。尚、第1及び第2の転送電極4
及び5間にはSiO2等からなる層間絶縁膜6が介在さ
れる。
【0017】しかして、本例においては、互いに逆相で
ある2相の駆動パルスφ1及びφ2を夫々転送電極4及
び5毎に互い違いに印加する。即ち例えば第1の駆動パ
ルスφ1を第1の転送電極4に供給し、第2の駆動パル
スφ2を第2の転送電極5に供給する。従って、1枚の
転送電極4あるいは5で1個の転送段が構成される。
ある2相の駆動パルスφ1及びφ2を夫々転送電極4及
び5毎に互い違いに印加する。即ち例えば第1の駆動パ
ルスφ1を第1の転送電極4に供給し、第2の駆動パル
スφ2を第2の転送電極5に供給する。従って、1枚の
転送電極4あるいは5で1個の転送段が構成される。
【0018】更に、本例においては、水平レジスタ2中
、各転送電極4及び5下における水平レジスタ2の表面
にP型の不純物、例えばボロン(B)をイオン注入して
不純物拡散領域7を形成する。各不純物拡散領域7は、
そのP型不純物濃度が信号電荷の転送方向(矢印で示す
方向)に向かって連続的に薄くなるように形成されてい
る。即ち、水平レジスタ2の不純物濃度からみると、各
転送電極4及び5下のN型の不純物濃度が信号電荷の転
送方向に向かって連続的に濃くなるように形成されてい
る。
、各転送電極4及び5下における水平レジスタ2の表面
にP型の不純物、例えばボロン(B)をイオン注入して
不純物拡散領域7を形成する。各不純物拡散領域7は、
そのP型不純物濃度が信号電荷の転送方向(矢印で示す
方向)に向かって連続的に薄くなるように形成されてい
る。即ち、水平レジスタ2の不純物濃度からみると、各
転送電極4及び5下のN型の不純物濃度が信号電荷の転
送方向に向かって連続的に濃くなるように形成されてい
る。
【0019】従って、不純物拡散領域7の不純物濃度分
布は、図示するように、1つの転送電極4又は5の一端
aに対応する部分において、内角が最も小さく、次の転
送電極4又は5の一端aに対応する部分において、ほぼ
直角とされたほぼ直角三角形の形状を有し、全体的に鋸
波状の不純物濃度分布を有する。
布は、図示するように、1つの転送電極4又は5の一端
aに対応する部分において、内角が最も小さく、次の転
送電極4又は5の一端aに対応する部分において、ほぼ
直角とされたほぼ直角三角形の形状を有し、全体的に鋸
波状の不純物濃度分布を有する。
【0020】ここで、第1の駆動パルスφ1を高レベル
(5V)、第2の駆動パルスφ2を低レベル(0V)と
した場合、図1Bに示すように、第1の転送電極4にお
ける一端a下のポテンシャルが最も高くなり、次の第1
の転送電極4における一端a下のポテンシャルが最も低
くなり、その間のポテンシャル形状は、信号電荷の転送
方向に沿って下がり傾斜、即ち左下がりの傾斜を有する
。このときの転送電界強度εは、ε=Δφ/2Lとなる
。ここで、Δφはポテンシャル差、Lは転送段の長さを
示す。
(5V)、第2の駆動パルスφ2を低レベル(0V)と
した場合、図1Bに示すように、第1の転送電極4にお
ける一端a下のポテンシャルが最も高くなり、次の第1
の転送電極4における一端a下のポテンシャルが最も低
くなり、その間のポテンシャル形状は、信号電荷の転送
方向に沿って下がり傾斜、即ち左下がりの傾斜を有する
。このときの転送電界強度εは、ε=Δφ/2Lとなる
。ここで、Δφはポテンシャル差、Lは転送段の長さを
示す。
【0021】このことから、不純物拡散領域7の不純物
濃度分布における最大深さhを調整することにより、転
送電界の強さεを設定することができる。また、1枚の
転送電極4あるいは5で1個の転送段を構成しているた
め、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャルディップの
発生は生じない。従って、転送電極4及び5間のポテン
シャル形状は、頂点p1から頂点p2に向かう平坦化さ
れた傾斜を有することとなる。
濃度分布における最大深さhを調整することにより、転
送電界の強さεを設定することができる。また、1枚の
転送電極4あるいは5で1個の転送段を構成しているた
め、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャルディップの
発生は生じない。従って、転送電極4及び5間のポテン
シャル形状は、頂点p1から頂点p2に向かう平坦化さ
れた傾斜を有することとなる。
【0022】また、2相の駆動パルスφ1及びφ2の各
電位が時間の経過に従って変化したとしても、各転送電
極4及び5下のポテンシャルの傾斜角θは常に同じであ
り、転送電界の強さεは均一となる。このことから、不
純物拡散領域7の不純物濃度を自由に設定することがで
きると共に、転送電位、即ち2相の駆動パルスφ1及び
φ2の各電位の低電圧化につながる。尚、上記不純物拡
散領域7は、イオン注入の方向並びにレジストの形状を
適宜選択することにより形成することができる。
電位が時間の経過に従って変化したとしても、各転送電
極4及び5下のポテンシャルの傾斜角θは常に同じであ
り、転送電界の強さεは均一となる。このことから、不
純物拡散領域7の不純物濃度を自由に設定することがで
きると共に、転送電位、即ち2相の駆動パルスφ1及び
φ2の各電位の低電圧化につながる。尚、上記不純物拡
散領域7は、イオン注入の方向並びにレジストの形状を
適宜選択することにより形成することができる。
【0023】ところで、従来では、図5及び図6に示す
ように、2枚の転送電極23及び24により1個の転送
段を構成していたため、各転送電極23及び24の最小
ゲート長をLとした場合、1つの転送段の長さは2Lと
なる。この場合、1ビットの長さは4Lとなる。一方、
上記第1実施例の場合は、1枚の転送電極4あるいは5
で1個の転送段を構成するようにしているため、1つの
転送段の長さはLとなり、1ビットの長さは2Lとなる
。その結果、転送段の長さを従来の場合と比して1/2
に縮小化することができる。
ように、2枚の転送電極23及び24により1個の転送
段を構成していたため、各転送電極23及び24の最小
ゲート長をLとした場合、1つの転送段の長さは2Lと
なる。この場合、1ビットの長さは4Lとなる。一方、
上記第1実施例の場合は、1枚の転送電極4あるいは5
で1個の転送段を構成するようにしているため、1つの
転送段の長さはLとなり、1ビットの長さは2Lとなる
。その結果、転送段の長さを従来の場合と比して1/2
に縮小化することができる。
【0024】上述のように、上記第1実施例によれば、
1枚の転送電極4あるいは5で1個の転送段を構成する
ようにしたので、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャ
ルディップの発生を抑制することができると共に、転送
段の長さを縮小化することができる。また、各転送電極
4及び5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々
電荷転送方向に向かって連続的に変化させるようにした
ので、2相の駆動パルスφ1及びφ2の電位差に関係な
く転送電界の強さεを均一にでき、しかも転送方向に沿
って下り傾斜とされたポテンシャル形状を維持させるこ
とができる。従って、この第1実施例によれば、転送電
圧の低電圧化、電荷転送の高速化並びに転送段の微細化
を図ることができる。このことから、現在、開発途上に
ある超小型CCD固体撮像素子やHDTV対応の高速C
CD固体撮像素子の開発に対して有効なものとなる。
1枚の転送電極4あるいは5で1個の転送段を構成する
ようにしたので、層間絶縁膜6の存在に伴うポテンシャ
ルディップの発生を抑制することができると共に、転送
段の長さを縮小化することができる。また、各転送電極
4及び5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々
電荷転送方向に向かって連続的に変化させるようにした
ので、2相の駆動パルスφ1及びφ2の電位差に関係な
く転送電界の強さεを均一にでき、しかも転送方向に沿
って下り傾斜とされたポテンシャル形状を維持させるこ
とができる。従って、この第1実施例によれば、転送電
圧の低電圧化、電荷転送の高速化並びに転送段の微細化
を図ることができる。このことから、現在、開発途上に
ある超小型CCD固体撮像素子やHDTV対応の高速C
CD固体撮像素子の開発に対して有効なものとなる。
【0025】上記第1実施例においては、不純物拡散領
域7をP型不純物の拡散により形成するようにしたが、
その他、図2の変形例に示すように、上記不純物拡散領
域7をN型不純物、例えばリン(P)の拡散により形成
するようにしてもよい。この場合、不純物拡散領域7の
不純物濃度分布を、各転送電極4又は5の一端aに対応
する部分においてほぼ直角、次の転送電極4又は5の一
端aに対応する部分において内角が最も小さいとされた
ほぼ直角三角形の形状となるようにする。
域7をP型不純物の拡散により形成するようにしたが、
その他、図2の変形例に示すように、上記不純物拡散領
域7をN型不純物、例えばリン(P)の拡散により形成
するようにしてもよい。この場合、不純物拡散領域7の
不純物濃度分布を、各転送電極4又は5の一端aに対応
する部分においてほぼ直角、次の転送電極4又は5の一
端aに対応する部分において内角が最も小さいとされた
ほぼ直角三角形の形状となるようにする。
【0026】従って、この場合においても、上記第1実
施例と同様に、水平レジスタ2の不純物濃度からみた場
合、N型の不純物濃度が信号電荷の転送方向に向かって
連続的に濃くなる不純物濃度分布となり、そのポテンシ
ャル形状は、上記第1実施例と同じになる。
施例と同様に、水平レジスタ2の不純物濃度からみた場
合、N型の不純物濃度が信号電荷の転送方向に向かって
連続的に濃くなる不純物濃度分布となり、そのポテンシ
ャル形状は、上記第1実施例と同じになる。
【0027】次に、従来の転送段をそのまま踏襲した第
2実施例について図3を参照しながら説明する。尚、図
1と対応するものについては同符号を記す。
2実施例について図3を参照しながら説明する。尚、図
1と対応するものについては同符号を記す。
【0028】この第2実施例に係るCCD固体撮像素子
は、隣接する2枚の転送電極4及び5を組として、その
組毎に夫々互い違いに2相の駆動パルスφ1及びφ2を
供給することにより、1組の転送電極4及び5で1個の
転送段を構成するという従来の転送段(図5及び図6参
照)と同じ構成を有する。
は、隣接する2枚の転送電極4及び5を組として、その
組毎に夫々互い違いに2相の駆動パルスφ1及びφ2を
供給することにより、1組の転送電極4及び5で1個の
転送段を構成するという従来の転送段(図5及び図6参
照)と同じ構成を有する。
【0029】しかして、この第2実施例においては、水
平レジスタ2中、第2の転送電極5下における水平レジ
スタ2の表面にP型の不純物、例えばボロン(B)をイ
オン注入して台形状の不純物濃度分布を有する不純物拡
散領域8を形成する。各不純物拡散領域8は、そのP型
不純物濃度が信号電荷の転送方向(矢印で示す方向)に
向かって連続的に薄くなるように形成されている。
平レジスタ2中、第2の転送電極5下における水平レジ
スタ2の表面にP型の不純物、例えばボロン(B)をイ
オン注入して台形状の不純物濃度分布を有する不純物拡
散領域8を形成する。各不純物拡散領域8は、そのP型
不純物濃度が信号電荷の転送方向(矢印で示す方向)に
向かって連続的に薄くなるように形成されている。
【0030】即ち、水平レジスタ2の不純物濃度からみ
ると、第2の転送電極5下におけるN型の不純物濃度が
信号電荷の転送方向に向かって連続的に濃くなるように
形成されている。この場合、不純物拡散領域8の不純物
分布における第2の転送電極5の一端a下及び他端b下
の深さh1及びh2を調整することにより、転送電界の
強さεを設定することができ、従来の転送電界よりも強
力な電界を形成することが可能となる。これは、信号電
荷の転送効率の向上につながる。
ると、第2の転送電極5下におけるN型の不純物濃度が
信号電荷の転送方向に向かって連続的に濃くなるように
形成されている。この場合、不純物拡散領域8の不純物
分布における第2の転送電極5の一端a下及び他端b下
の深さh1及びh2を調整することにより、転送電界の
強さεを設定することができ、従来の転送電界よりも強
力な電界を形成することが可能となる。これは、信号電
荷の転送効率の向上につながる。
【0031】従って、この第2実施例によれば、1組の
転送電極4及び5で1個の転送段を構成するという従来
の構成を踏襲しているため、転送段形成から配線形成に
関し、従来の製造工程をそのまま使用することができる
。また、上記1組の転送電極4及び5中、第2の転送電
極5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々電荷
転送方向に向かって連続的に変化させるようにしたので
、従来と比して強力な転送電界を形成することができる
。従って、この第2実施例によれば、従来の転送段の構
成を踏襲しつつ、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送の
高速化を図ることができる。
転送電極4及び5で1個の転送段を構成するという従来
の構成を踏襲しているため、転送段形成から配線形成に
関し、従来の製造工程をそのまま使用することができる
。また、上記1組の転送電極4及び5中、第2の転送電
極5下における水平レジスタ2の不純物濃度を夫々電荷
転送方向に向かって連続的に変化させるようにしたので
、従来と比して強力な転送電界を形成することができる
。従って、この第2実施例によれば、従来の転送段の構
成を踏襲しつつ、転送電圧の低電圧化並びに電荷転送の
高速化を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るCCD固体撮像素子によれ
ば、各転送段における転送電界の強さを均一にできると
共に、転送段内におけるポテンシャルディップの発生を
抑制することができ、転送電圧の低電圧化、電荷転送の
高速化並びに転送段の微細化を図ることができる。また
、本発明に係るCCD固体撮像素子によれば、従来の転
送段の構成を踏襲しつつ、各転送段における転送電界を
強力にできると共に、転送段内におけるポテンシャルデ
ィップの発生を抑制でき、転送電圧の低電圧化並びに電
荷転送の高速化を図ることができる。
ば、各転送段における転送電界の強さを均一にできると
共に、転送段内におけるポテンシャルディップの発生を
抑制することができ、転送電圧の低電圧化、電荷転送の
高速化並びに転送段の微細化を図ることができる。また
、本発明に係るCCD固体撮像素子によれば、従来の転
送段の構成を踏襲しつつ、各転送段における転送電界を
強力にできると共に、転送段内におけるポテンシャルデ
ィップの発生を抑制でき、転送電圧の低電圧化並びに電
荷転送の高速化を図ることができる。
【図1】第1実施例に係るCCD固体撮像素子の要部(
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
【図2】第1実施例の変形例に係るCCD固体撮像素子
の要部(水平レジスタとその転送段)を示す構成図及び
そのポテンシャル図。
の要部(水平レジスタとその転送段)を示す構成図及び
そのポテンシャル図。
【図3】第2実施例に係るCCD固体撮像素子の要部(
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
【図4】CCD固体撮像素子の一般的構成を示す概略平
面図。
面図。
【図5】従来例に係るCCD固体撮像素子の要部(水平
レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテンシ
ャル図。
レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテンシ
ャル図。
【図6】他の従来例に係るCCD固体撮像素子の要部(
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
水平レジスタとその転送段)を示す構成図及びそのポテ
ンシャル図。
1 シリコン基板
2 水平レジスタ
3 ゲート絶縁膜
4 第1の転送電極
5 第2の転送電極
6 層間絶縁膜
7 不純物拡散領域
Claims (2)
- 【請求項1】 水平レジスタ上に順次横方向に配列、
形成された多数枚の転送電極に夫々互い違いに2相の駆
動パルスが供給されて、1枚の転送電極で1個の転送段
が構成されると共に、各転送電極下における水平レジス
タの不純物濃度が夫々電荷転送方向に向かって連続的に
変化していることを特徴とするCCD固体撮像素子。 - 【請求項2】 水平レジスタ上に順次横方向に配列、
形成された多数枚の転送電極中、隣接する2枚の転送電
極を組として、その組毎に夫々互い違いに2相の駆動パ
ルスが供給されて、1組の転送電極で1個の転送段が構
成されると共に、上記1組の転送電極中、一方の転送電
極下における水平レジスタの不純物濃度が夫々電荷転送
方向に向かって連続的に変化していることを特徴とする
CCD固体撮像素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143351A JPH04367237A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | Ccd固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3143351A JPH04367237A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | Ccd固体撮像素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367237A true JPH04367237A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15336769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3143351A Pending JPH04367237A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | Ccd固体撮像素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04367237A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008288373A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Iwate Toshiba Electronics Co Ltd | 固体撮像装置 |
| JP2009170653A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Iwate Toshiba Electronics Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP3143351A patent/JPH04367237A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008288373A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Iwate Toshiba Electronics Co Ltd | 固体撮像装置 |
| US8004589B2 (en) | 2007-05-17 | 2011-08-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Solid state imaging device |
| JP2009170653A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Iwate Toshiba Electronics Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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