JPH04367545A - マスコンクリート用セメント組成物 - Google Patents
マスコンクリート用セメント組成物Info
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- JPH04367545A JPH04367545A JP9111216A JP1121691A JPH04367545A JP H04367545 A JPH04367545 A JP H04367545A JP 9111216 A JP9111216 A JP 9111216A JP 1121691 A JP1121691 A JP 1121691A JP H04367545 A JPH04367545 A JP H04367545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- phase
- clinker
- dicalcium silicate
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物などに使用
されるマスコンクリート用として好適なマスコンクリー
ト用セメント組成物に関する。
されるマスコンクリート用として好適なマスコンクリー
ト用セメント組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の建設、施工技術の進歩発展に伴い
、コンクリートダムや部材寸法の大きなコンクリート構
造物をはじめ、超高層構造物の支持や大空間の確保など
の種々の目的で、建築構造物にマスコンクリートを使用
する機会が増加している。
、コンクリートダムや部材寸法の大きなコンクリート構
造物をはじめ、超高層構造物の支持や大空間の確保など
の種々の目的で、建築構造物にマスコンクリートを使用
する機会が増加している。
【0003】ところが、建築構造物の大型化や施工方法
の進歩発展による大型急速施工の必要性が高まるにつれ
、コンクリートの硬化過程で発生するセメントの水和発
熱に基づく温度応力が、建築構造物にひび割れを生じさ
せたり、残留応力が設計上無視できない悪影響を与える
場合がしばしば見られるようになってきた。
の進歩発展による大型急速施工の必要性が高まるにつれ
、コンクリートの硬化過程で発生するセメントの水和発
熱に基づく温度応力が、建築構造物にひび割れを生じさ
せたり、残留応力が設計上無視できない悪影響を与える
場合がしばしば見られるようになってきた。
【0004】従来のマスコンクリートに関する研究にお
いては、断熱温度上昇量と20℃での養生条件下におけ
るコンクリートの強度が中心に検討されており、温度上
昇を伴うような養生条件下における強度発現に関する研
究がなされた例は少ない。
いては、断熱温度上昇量と20℃での養生条件下におけ
るコンクリートの強度が中心に検討されており、温度上
昇を伴うような養生条件下における強度発現に関する研
究がなされた例は少ない。
【0005】また、このような状況下においては、コン
クリートの温度上昇がひび割れの原因となったり、実部
材におけるコンクリートのコア強度が、20℃で養生し
たコアの長期強度に比べて著しく小さくなるといった問
題が発生している。
クリートの温度上昇がひび割れの原因となったり、実部
材におけるコンクリートのコア強度が、20℃で養生し
たコアの長期強度に比べて著しく小さくなるといった問
題が発生している。
【0006】ところで、従来のセメントには、普通、中
庸熱、早強、超早強、対硫酸塩、白色ポルトランドセメ
ント、あるいはシリカ、高炉、フライアッシュなどの混
合セメント、あるいはカルシウムアルミネートを主成分
とするアルミナセメント、あるいはC11A7・CaF
2を主成分とする超速硬セメント、あるいはカルシウム
アルミネート(C4A3SO3)を用いた特殊セメント
などがある。ここで、CおよびAは、セメント化学の慣
例にしたがって、それぞれCaO、Al2O3を表して
いる。そして、これらの従来のセメントをマスコンクリ
ート用に使用した場合には、コンクリート部材の温度上
昇が大きくなり、上述のような問題が発生する。このた
め、施工時に、原材料のプレクーリングや、パイプクー
リング等の対策が採られているのが現状である。
庸熱、早強、超早強、対硫酸塩、白色ポルトランドセメ
ント、あるいはシリカ、高炉、フライアッシュなどの混
合セメント、あるいはカルシウムアルミネートを主成分
とするアルミナセメント、あるいはC11A7・CaF
2を主成分とする超速硬セメント、あるいはカルシウム
アルミネート(C4A3SO3)を用いた特殊セメント
などがある。ここで、CおよびAは、セメント化学の慣
例にしたがって、それぞれCaO、Al2O3を表して
いる。そして、これらの従来のセメントをマスコンクリ
ート用に使用した場合には、コンクリート部材の温度上
昇が大きくなり、上述のような問題が発生する。このた
め、施工時に、原材料のプレクーリングや、パイプクー
リング等の対策が採られているのが現状である。
【0007】また、最近では、マスコンクリート用に低
発熱セメントが使用され、前記のようなプレクーリング
やパイプクーリング等の各種冷却手段をとることなしに
、コンクリート部材の温度低減に効果を奏している。 現在市販されている低発熱セメントは、ポルトランドセ
メントと高炉スラグ微粉末の2成分系、あるいはポルト
ランドセメント、高炉スラグ微粉末とフライアッシュと
の3成分系が主体であり、水和発熱量が少なく初期強度
が高いなど、施工性に優れた特徴を有している。
発熱セメントが使用され、前記のようなプレクーリング
やパイプクーリング等の各種冷却手段をとることなしに
、コンクリート部材の温度低減に効果を奏している。 現在市販されている低発熱セメントは、ポルトランドセ
メントと高炉スラグ微粉末の2成分系、あるいはポルト
ランドセメント、高炉スラグ微粉末とフライアッシュと
の3成分系が主体であり、水和発熱量が少なく初期強度
が高いなど、施工性に優れた特徴を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、低発熱
セメントを使用した場合でも、コンクリート部材の温度
上昇を完全に避けることはできず、標準養生条件下にお
ける初期強度を重視した低発熱セメントでは、20℃で
の養生時の長期強度に比べ、コンクリートのコア強度が
低下してしまうといった問題を回避することはできなか
った。
セメントを使用した場合でも、コンクリート部材の温度
上昇を完全に避けることはできず、標準養生条件下にお
ける初期強度を重視した低発熱セメントでは、20℃で
の養生時の長期強度に比べ、コンクリートのコア強度が
低下してしまうといった問題を回避することはできなか
った。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、マスコンクリート内部の断熱条件下に
おいて高強度を発現し、しかも施工性の良好なマスコン
クリート用セメント組成物を提供することを目的として
いる。
たものであって、マスコンクリート内部の断熱条件下に
おいて高強度を発現し、しかも施工性の良好なマスコン
クリート用セメント組成物を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、珪酸二石灰を
主成分としたクリンカーに石膏を添加して調整したセメ
ントに、早強型セメントおよびフライアッシュを、それ
ぞれ40%以下混合したことを解決手段とした。
主成分としたクリンカーに石膏を添加して調整したセメ
ントに、早強型セメントおよびフライアッシュを、それ
ぞれ40%以下混合したことを解決手段とした。
【0011】ここで言う珪酸二石灰を主成分としたクリ
ンカーとは、鉱物相として珪酸二石灰(以下、C2Sと
略記する。CおよびSは、セメント化学の慣例に従って
、それぞれCaO、SiO2を表している。)を60%
以上、好ましくは70%以上含有するクリンカーであり
、C2Sは、α相、α′相もしくはβ相の単独相もしく
は混合相として存在している。C3Sの含有量は25%
以下、望ましくは15%以下とされ、C2SおよびC3
Sの生成を容易にするための融液は、セメントの水和発
熱を抑え、流動性を向上させ、かつ、長期材令における
強度発現を重視するために、カルシウムフェライト系と
されている。
ンカーとは、鉱物相として珪酸二石灰(以下、C2Sと
略記する。CおよびSは、セメント化学の慣例に従って
、それぞれCaO、SiO2を表している。)を60%
以上、好ましくは70%以上含有するクリンカーであり
、C2Sは、α相、α′相もしくはβ相の単独相もしく
は混合相として存在している。C3Sの含有量は25%
以下、望ましくは15%以下とされ、C2SおよびC3
Sの生成を容易にするための融液は、セメントの水和発
熱を抑え、流動性を向上させ、かつ、長期材令における
強度発現を重視するために、カルシウムフェライト系と
されている。
【0012】また、間隙質として、C4AFまたはC2
F単独もしくはこれらの混合物を含有し、その配合量は
、C3Aがなるべくできない範囲とされ、具体的には2
0%以下、望ましくは15%以下とされる。ここで、A
はセメント化学の慣例に従って、Al2O3を表してい
る。
F単独もしくはこれらの混合物を含有し、その配合量は
、C3Aがなるべくできない範囲とされ、具体的には2
0%以下、望ましくは15%以下とされる。ここで、A
はセメント化学の慣例に従って、Al2O3を表してい
る。
【0013】またこの他に、MgOが3%以下、望まし
くは1〜2%、アルカリが2%以下、望ましくは1%以
下、およびSO3が2%以下、望ましくは1%以下配合
されて、クリンカーが調整されている。
くは1〜2%、アルカリが2%以下、望ましくは1%以
下、およびSO3が2%以下、望ましくは1%以下配合
されて、クリンカーが調整されている。
【0014】さらに、このクリンカーに石膏が添加され
てセメントが調整されている。石膏の配合量は、SO3
量として3%以下となるように調整されるのが好ましい
。
てセメントが調整されている。石膏の配合量は、SO3
量として3%以下となるように調整されるのが好ましい
。
【0015】また、このようにしてなるセメントに、早
強型セメントおよびフライアッシュが、それぞれ40%
以下混合されて、本発明のマスコンクリート用セメント
組成物が構成されている。早強型セメントとは、普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメントおよび
超早強ポルトランドセメントを指呼している。
強型セメントおよびフライアッシュが、それぞれ40%
以下混合されて、本発明のマスコンクリート用セメント
組成物が構成されている。早強型セメントとは、普通ポ
ルトランドセメント、早強ポルトランドセメントおよび
超早強ポルトランドセメントを指呼している。
【0016】次に、マスコンクリート用セメント組成物
を製造する方法について説明する。
を製造する方法について説明する。
【0017】まず、珪酸二石灰を主成分としたクリンカ
ーを調整する。すなわち、前述したクリンカー組成とな
るよう、石灰質原料、シリカ質原料、アルミナ質原料、
鉄原料もしくはこれらの成分を含有した原料を混合後粉
砕するか、あるいは粉砕した後混合する。原料の粉末度
は、クリンカー鉱物の生成を容易にし、かつ均質化を図
るため、90μm残分を40%以下、望ましくは25%
以下とし、ロータリーキルン、流動層焼成炉もしくは電
気炉にて、焼成温度1300〜1900℃、望ましくは
1350〜1600℃にて、フリーライム量が2%以下
、望ましくは1%以下となるまで焼成処理する。
ーを調整する。すなわち、前述したクリンカー組成とな
るよう、石灰質原料、シリカ質原料、アルミナ質原料、
鉄原料もしくはこれらの成分を含有した原料を混合後粉
砕するか、あるいは粉砕した後混合する。原料の粉末度
は、クリンカー鉱物の生成を容易にし、かつ均質化を図
るため、90μm残分を40%以下、望ましくは25%
以下とし、ロータリーキルン、流動層焼成炉もしくは電
気炉にて、焼成温度1300〜1900℃、望ましくは
1350〜1600℃にて、フリーライム量が2%以下
、望ましくは1%以下となるまで焼成処理する。
【0018】次に、焼成したクリンカーを500℃以下
の、望ましくは常温以下の空気、水あるいは冷却用ガス
によって急冷し、高温での焼成により高温変態にある珪
酸二石灰がγ相に転移しないように処理する。
の、望ましくは常温以下の空気、水あるいは冷却用ガス
によって急冷し、高温での焼成により高温変態にある珪
酸二石灰がγ相に転移しないように処理する。
【0019】急冷して得られたクリンカーに、SO3量
として3%以下となるように石膏を添加した後粉砕し、
あるいはクリンカーを粉砕した後同量の石膏を添加する
ことによって、セメントを製造する。この方法によって
得られるセメントの粉末度は、2000〜7000cm
2/gとされるのが望ましい。
として3%以下となるように石膏を添加した後粉砕し、
あるいはクリンカーを粉砕した後同量の石膏を添加する
ことによって、セメントを製造する。この方法によって
得られるセメントの粉末度は、2000〜7000cm
2/gとされるのが望ましい。
【0020】以上のようにして製造された珪酸二石灰を
主成分としたセメントに、早強型セメントおよびフライ
アッシュを混合して、本発明のマスコンクリート用セメ
ント組成物を製造する。早強型セメントおよびフライア
ッシュの混合割合は、それぞれ40%以下とするのが望
ましい。
主成分としたセメントに、早強型セメントおよびフライ
アッシュを混合して、本発明のマスコンクリート用セメ
ント組成物を製造する。早強型セメントおよびフライア
ッシュの混合割合は、それぞれ40%以下とするのが望
ましい。
【0021】このようにして調整したセメント組成物に
あっては、断熱履歴を受けた場合の長期強度が、20℃
養生条件下における長期強度に比べて非常に高い。
あっては、断熱履歴を受けた場合の長期強度が、20℃
養生条件下における長期強度に比べて非常に高い。
【0022】
【実施例】以下、実施例を示して、本発明の効果を明確
にする。
にする。
【0023】(1)マスコンクリート用セメント組成物
の製造 表1および表2に従って、実施例および比較例のセメン
ト組成物を製造した。表1にはセメントの配合割合を、
表2には鉱物組成を示す。また、表3に示す配合割合に
従って、コンクリートを製造した。
の製造 表1および表2に従って、実施例および比較例のセメン
ト組成物を製造した。表1にはセメントの配合割合を、
表2には鉱物組成を示す。また、表3に示す配合割合に
従って、コンクリートを製造した。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】なお、表3中のAE減水剤にはポゾリスN
o.70を、またAE補助剤にはAE−775Sを使用
した。
o.70を、またAE補助剤にはAE−775Sを使用
した。
【0028】(2)コンクリートの物性試験JIS
A−1108(コンクリートの圧縮強度試験法)に基づ
いて、コンクリートの物性試験を行い、結果を表4に示
した。
A−1108(コンクリートの圧縮強度試験法)に基づ
いて、コンクリートの物性試験を行い、結果を表4に示
した。
【0029】
【表4】
【0030】表2および表4より、実施例のセメント組
成物を用いた場合には、比較例のセメント組成物を用い
た場合に比べ、ほぼ同じ鉱物組成を有していながら、短
期強度の発現に優れ、長期強度の高いコンクリートが得
られていることが判明した。
成物を用いた場合には、比較例のセメント組成物を用い
た場合に比べ、ほぼ同じ鉱物組成を有していながら、短
期強度の発現に優れ、長期強度の高いコンクリートが得
られていることが判明した。
【0031】(3)断熱温度上昇およびコア供試体の強
度試験 前記実施例および比較例のセメント組成物からなるコン
クリートを用いて、それぞれの断熱温度上昇量を測定し
た。測定は、住友セメント(株)製断熱温度上昇試験装
置を用いて実施した。この断熱温度上昇装置は図1に示
すような構成を有するものであり、符号1が隔壁構造の
循環経路を有する熱媒ジャケット、符号2がこの熱媒ジ
ャケット1内に密着して配置された供試体である。熱媒
ジャケット1は、ポンプ3を介して熱媒タンク4に接続
されるとともに、その外周を断熱材5によって覆われて
いる。熱媒ジャケット1および供試体2には、それらの
温度を検知するための温度センサー6,7がそれぞれ挿
入され、これら温度センサー6,7はコントローラー8
、モニター9およびレコーダー10に接続されている。 また、前記熱媒タンク4には、該熱媒タンク4内の熱媒
を所定温度に調整するためのヒーター11および冷却機
12が連結されている。なお、前記供試体2は、直径が
60cm、高さが60cmの円柱状の容器内に打ち込ま
れたものである。
度試験 前記実施例および比較例のセメント組成物からなるコン
クリートを用いて、それぞれの断熱温度上昇量を測定し
た。測定は、住友セメント(株)製断熱温度上昇試験装
置を用いて実施した。この断熱温度上昇装置は図1に示
すような構成を有するものであり、符号1が隔壁構造の
循環経路を有する熱媒ジャケット、符号2がこの熱媒ジ
ャケット1内に密着して配置された供試体である。熱媒
ジャケット1は、ポンプ3を介して熱媒タンク4に接続
されるとともに、その外周を断熱材5によって覆われて
いる。熱媒ジャケット1および供試体2には、それらの
温度を検知するための温度センサー6,7がそれぞれ挿
入され、これら温度センサー6,7はコントローラー8
、モニター9およびレコーダー10に接続されている。 また、前記熱媒タンク4には、該熱媒タンク4内の熱媒
を所定温度に調整するためのヒーター11および冷却機
12が連結されている。なお、前記供試体2は、直径が
60cm、高さが60cmの円柱状の容器内に打ち込ま
れたものである。
【0032】そして、このような断熱温度上昇装置を用
いて、前記供試体の断熱温度上昇量を測定する。断熱温
度上昇量の測定は、供試体の打ち込み直後より30分間
隔で行い、3週間実施した。
いて、前記供試体の断熱温度上昇量を測定する。断熱温
度上昇量の測定は、供試体の打ち込み直後より30分間
隔で行い、3週間実施した。
【0033】また、断熱温度上昇試験終了後、供試体を
常温下で放冷し、試験開始後材令91日においてφ15
×30cmのコアを抜き取り、コア供試体の強度を測定
した。その結果得られた断熱上昇量およびコア供試体の
強度を表5に示した。
常温下で放冷し、試験開始後材令91日においてφ15
×30cmのコアを抜き取り、コア供試体の強度を測定
した。その結果得られた断熱上昇量およびコア供試体の
強度を表5に示した。
【0034】
【表5】
【0035】表4および表5から明らかなように、本実
施例のセメント組成物を用いた場合には、断熱履歴を受
けたコンクリートのコア供試体の強度が、20℃養生条
件下における91日強度に比べて著しく高くなっていた
。一方、比較例のセメント組成物を用いた場合には、断
熱履歴を受けたコンクリートのコア供試体の強度は、2
0℃養生の91日強度と同等あるいはそれ以下であり、
本発明によるセメント組成物の優位が認められた。 さらに、(Q/σ)値、すなわち(断熱温度上昇量/コ
ア供試体の圧縮強度)の値も、比較例のセメント組成物
からなるコンクリートより低く、マスコンクリート用セ
メント組成物として優れた性質を有していることが明白
となった。
施例のセメント組成物を用いた場合には、断熱履歴を受
けたコンクリートのコア供試体の強度が、20℃養生条
件下における91日強度に比べて著しく高くなっていた
。一方、比較例のセメント組成物を用いた場合には、断
熱履歴を受けたコンクリートのコア供試体の強度は、2
0℃養生の91日強度と同等あるいはそれ以下であり、
本発明によるセメント組成物の優位が認められた。 さらに、(Q/σ)値、すなわち(断熱温度上昇量/コ
ア供試体の圧縮強度)の値も、比較例のセメント組成物
からなるコンクリートより低く、マスコンクリート用セ
メント組成物として優れた性質を有していることが明白
となった。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の、マスコ
ンクリート用セメント組成物は、珪酸二石灰を主成分と
したクリンカーに石膏を添加して調整したセメントに、
早強型セメントおよびフライアッシュを、それぞれ40
%以下混合して得られたものであるので、断熱履歴を受
けた場合の長期強度が、20℃養生条件下における長期
強度に比べて、非常に高いという効果を奏し、マスコン
クリート用として好適に使用することができる。
ンクリート用セメント組成物は、珪酸二石灰を主成分と
したクリンカーに石膏を添加して調整したセメントに、
早強型セメントおよびフライアッシュを、それぞれ40
%以下混合して得られたものであるので、断熱履歴を受
けた場合の長期強度が、20℃養生条件下における長期
強度に比べて、非常に高いという効果を奏し、マスコン
クリート用として好適に使用することができる。
【図1】断熱温度上昇試験装置の一例を示す概要図であ
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 珪酸二石灰を主成分としたクリンカー
に石膏を添加して調整したセメントに、早強型セメント
およびフライアッシュを、それぞれ40%以下混合して
得られたことを特徴とするマスコンクリート用セメント
組成物。 - 【請求項2】 前記クリンカーが、珪酸二石灰を60
%以上含有し、かつ珪酸二石灰がα相、α′相、β相の
うちの少なくとも一つの相より成るとともに、間隙質と
してC4AFまたはC2F単独もしくはこれらの混合物
を含有し、かつこの間隙質の配合量を20%以下として
なることを特徴とする請求項1に記載のマスコンクリー
ト用セメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1121691A JP2872815B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | マスコンクリート用セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1121691A JP2872815B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | マスコンクリート用セメント組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367545A true JPH04367545A (ja) | 1992-12-18 |
| JP2872815B2 JP2872815B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=11771779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1121691A Expired - Fee Related JP2872815B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | マスコンクリート用セメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2872815B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104860602A (zh) * | 2015-03-30 | 2015-08-26 | 乌鲁木齐胜达天利建材科技有限公司 | 一种弹性无机保温隔热材料的制备方法 |
| CN107879691A (zh) * | 2017-05-09 | 2018-04-06 | 广西交通科学研究院有限公司 | C30/c40级别综合控制水化热温升的大体积混凝土 |
| CN109437758A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-03-08 | 合肥卡勒斯通建筑材料有限公司 | 一种超快硬水泥混凝土及其制造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103664011A (zh) * | 2013-12-13 | 2014-03-26 | 江苏省一夫新材料科技有限公司 | 一种水泥基复合材料及其制备方法 |
| CN109503074A (zh) * | 2018-12-07 | 2019-03-22 | 安徽省交通规划设计研究总院股份有限公司 | 一种掺尾矿砂的自流平混凝土 |
| CN110054447A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-26 | 敦煌研究院 | 一种改善岩土质文物加固用胶凝材料性能的方法 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1121691A patent/JP2872815B2/ja not_active Expired - Fee Related
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