JPH04368283A - ラックピニオン型舵取り装置 - Google Patents
ラックピニオン型舵取り装置Info
- Publication number
- JPH04368283A JPH04368283A JP3170447A JP17044791A JPH04368283A JP H04368283 A JPH04368283 A JP H04368283A JP 3170447 A JP3170447 A JP 3170447A JP 17044791 A JP17044791 A JP 17044791A JP H04368283 A JPH04368283 A JP H04368283A
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- Japan
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- rack
- pinion
- steering
- support
- steering device
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- Pending
Links
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえば電動式動力舵取
装置などに適用して好適なラックピニオン型舵取り装置
に関し、特にそのラック支持部構造の改良に関する。
装置などに適用して好適なラックピニオン型舵取り装置
に関し、特にそのラック支持部構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ラックピニオン型の舵取り装置は、自動
車の左、右前車輪(舵取り輪)間で横方向に沿って配設
されたラックと、これに噛合するごとく舵取りハンドル
軸先端に設けられたピニオンとからなる舵取り歯車を有
し、ハンドル操作に伴なう回転変位をラック軸線方向の
直線変位に変換し、舵取りリンク機構を介して前車輪を
所望の方向に旋回させる構成とされ、他の形式による舵
取り装置に比べ構成が比較的簡単で、舵取り性能の面か
らも優れ、また配設スペース的に有利である等の利点を
有している。
車の左、右前車輪(舵取り輪)間で横方向に沿って配設
されたラックと、これに噛合するごとく舵取りハンドル
軸先端に設けられたピニオンとからなる舵取り歯車を有
し、ハンドル操作に伴なう回転変位をラック軸線方向の
直線変位に変換し、舵取りリンク機構を介して前車輪を
所望の方向に旋回させる構成とされ、他の形式による舵
取り装置に比べ構成が比較的簡単で、舵取り性能の面か
らも優れ、また配設スペース的に有利である等の利点を
有している。
【0003】ところで、この種のラックピニオン型舵取
り装置においてピニオンと噛合するラックは、ピニオン
に対向して底面部側に配設されラックをその軸線方向に
摺動自在に支持する案内溝を有する金属製支持体などに
よるラック支持体と、このラック支持体をラックがピニ
オンに噛合する方向に付勢するスプリング手段と、これ
らラック支持部品をボディ内に組込むための組込み孔外
方端を閉塞するようにしてねじ込まれかつスプリング手
段に所要の弾撥力を与えるアジャスティングプラグと呼
ばれる押えプラグ等からなるラック支持構造によって支
持されている。そして、このようなラック支持部におい
てスプリング手段で付勢されている金属製支持体などに
よるラック支持体の保持機能によって、ラックがピニオ
ンに良好に噛合してハンドル操作による回転変位を軸線
方向への往復運動として取出し、舵取り輪を旋回させる
役割りを果たすもので、このようなラック支持体は、ラ
ックとピニオンとの円滑な噛合状態を保証し、適切かつ
確実な舵取り動作を行なううえで重要とされるところで
ある。このようなラック支持体として従来は、金属材の
みにより形成したものが一般的であったが、最近は樹脂
材のみによるものあるいは樹脂材と金属材による部材を
組合わせたもの等が提案されており、特に後者のものは
、ラックを、金属製部材により適切な剛性感を保ちなが
ら安定して確実に支持するとともにその摺動面を形成す
る樹脂製部材でラックとの間の摺動抵抗を小さくし、騒
音等の問題も一掃し得る等の利点を有するものであった
。
り装置においてピニオンと噛合するラックは、ピニオン
に対向して底面部側に配設されラックをその軸線方向に
摺動自在に支持する案内溝を有する金属製支持体などに
よるラック支持体と、このラック支持体をラックがピニ
オンに噛合する方向に付勢するスプリング手段と、これ
らラック支持部品をボディ内に組込むための組込み孔外
方端を閉塞するようにしてねじ込まれかつスプリング手
段に所要の弾撥力を与えるアジャスティングプラグと呼
ばれる押えプラグ等からなるラック支持構造によって支
持されている。そして、このようなラック支持部におい
てスプリング手段で付勢されている金属製支持体などに
よるラック支持体の保持機能によって、ラックがピニオ
ンに良好に噛合してハンドル操作による回転変位を軸線
方向への往復運動として取出し、舵取り輪を旋回させる
役割りを果たすもので、このようなラック支持体は、ラ
ックとピニオンとの円滑な噛合状態を保証し、適切かつ
確実な舵取り動作を行なううえで重要とされるところで
ある。このようなラック支持体として従来は、金属材の
みにより形成したものが一般的であったが、最近は樹脂
材のみによるものあるいは樹脂材と金属材による部材を
組合わせたもの等が提案されており、特に後者のものは
、ラックを、金属製部材により適切な剛性感を保ちなが
ら安定して確実に支持するとともにその摺動面を形成す
る樹脂製部材でラックとの間の摺動抵抗を小さくし、騒
音等の問題も一掃し得る等の利点を有するものであった
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のラック支持体において、特に金属製部材
を備えているものでは、たとえば悪路走行時等にいわゆ
るラトル音と呼ばれる金属打音が発生するという問題が
あった。勿論、上述したようにラック支持体は、その組
込み孔を閉塞し固定部となる押えプラグとの間に介在さ
れるスプリング手段で弾性的に支持しており、そのセッ
ト荷重程度の微小な荷重変動に対しては充分に吸収でき
るが、たとえばキックバック等によるラックへのさらに
大きい荷重に対しては、金属製の支持体が押えプラグ側
に突き当たることを避けられず、ラトル音を抑制するこ
とは困難であった。
たような従来のラック支持体において、特に金属製部材
を備えているものでは、たとえば悪路走行時等にいわゆ
るラトル音と呼ばれる金属打音が発生するという問題が
あった。勿論、上述したようにラック支持体は、その組
込み孔を閉塞し固定部となる押えプラグとの間に介在さ
れるスプリング手段で弾性的に支持しており、そのセッ
ト荷重程度の微小な荷重変動に対しては充分に吸収でき
るが、たとえばキックバック等によるラックへのさらに
大きい荷重に対しては、金属製の支持体が押えプラグ側
に突き当たることを避けられず、ラトル音を抑制するこ
とは困難であった。
【0005】このため、上述したラック支持体において
金属製の支持体本体におけるラックを支持する摺動面に
樹脂材による樹脂製シートパッドを設けたり、金属製の
支持体本体と押えプラグとの間に樹脂材によるシート状
パッキン等の緩衝材プレートを介在させたりすることで
、金属製部材同士の衝撃をなくすとともに、ピニオンと
ラックとの噛合い部のバックラッシュを、前記押えプラ
グによって調整するような対策が講じられている。すな
わち、このバックラッシュが大きいと噛合い部分でのラ
トル音の問題を避けれられず、また小さすぎると、製造
誤差を吸収できず、トルク変動が問題となってしまうも
のであった。しかし、上述したような樹脂製シートパッ
ドや緩衝材プレートを用いた場合でも、ラックとピニオ
ンのギヤ部分やこれらの部分に摩耗等が生じると、バッ
クラッシュが増大し、ラトル音が問題となってしまうも
のであった。特に、このような摩耗等の問題は、大きな
負荷が、ラック、ピニオンの噛合い部分等に作用する、
たとえばマニュアル式の舵取り装置や電動モータを操舵
補助力発生源としてピニオン側に伝達可能に連結してい
る電動式動力舵取装置においては大きな問題となるもの
で、このような問題点を一掃し得る何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
金属製の支持体本体におけるラックを支持する摺動面に
樹脂材による樹脂製シートパッドを設けたり、金属製の
支持体本体と押えプラグとの間に樹脂材によるシート状
パッキン等の緩衝材プレートを介在させたりすることで
、金属製部材同士の衝撃をなくすとともに、ピニオンと
ラックとの噛合い部のバックラッシュを、前記押えプラ
グによって調整するような対策が講じられている。すな
わち、このバックラッシュが大きいと噛合い部分でのラ
トル音の問題を避けれられず、また小さすぎると、製造
誤差を吸収できず、トルク変動が問題となってしまうも
のであった。しかし、上述したような樹脂製シートパッ
ドや緩衝材プレートを用いた場合でも、ラックとピニオ
ンのギヤ部分やこれらの部分に摩耗等が生じると、バッ
クラッシュが増大し、ラトル音が問題となってしまうも
のであった。特に、このような摩耗等の問題は、大きな
負荷が、ラック、ピニオンの噛合い部分等に作用する、
たとえばマニュアル式の舵取り装置や電動モータを操舵
補助力発生源としてピニオン側に伝達可能に連結してい
る電動式動力舵取装置においては大きな問題となるもの
で、このような問題点を一掃し得る何らかの対策を講じ
ることが望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るラックピニオン型舵取り装置は、ピ
ニオンに噛合するラックを支持するラック支持体とこれ
をラック側に付勢するスプリング手段等によるラック支
持部品のボディ内への組込み孔外方端を閉塞するように
ねじ込まれることで該スプリング手段に弾撥力を与える
押えプラグにおいて、この押えプラグに対し、組込み孔
内でねじ込み方向への捩りトルクを与えるトーションス
プリングを設けたものである。
ために本発明に係るラックピニオン型舵取り装置は、ピ
ニオンに噛合するラックを支持するラック支持体とこれ
をラック側に付勢するスプリング手段等によるラック支
持部品のボディ内への組込み孔外方端を閉塞するように
ねじ込まれることで該スプリング手段に弾撥力を与える
押えプラグにおいて、この押えプラグに対し、組込み孔
内でねじ込み方向への捩りトルクを与えるトーションス
プリングを設けたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ピニオン、ラックの噛合い歯
や樹脂製シート等に摩耗が生じたとしても、押えプラグ
が、ラック支持部品の組込み孔内にトーションスプリン
グによる捩れトルクによって、自動的にねじ込まれるこ
とで、該摩耗等によるがた分を吸収するように動き、該
噛合い部分でのバックラッシュが常にゼロを保てるよう
に自動的な調整機能を発揮させ得るもので、またラック
の摺動方向、ピニオンの回転方向での製造誤差等も、ラ
ックを支持するラック支持体と押えプラグとの間の微少
ギャップにより吸収でき、これによりラトル音の発生や
ステアリングギヤ側での操舵力伝達系においてのトルク
変動等を防止し得るものである。
や樹脂製シート等に摩耗が生じたとしても、押えプラグ
が、ラック支持部品の組込み孔内にトーションスプリン
グによる捩れトルクによって、自動的にねじ込まれるこ
とで、該摩耗等によるがた分を吸収するように動き、該
噛合い部分でのバックラッシュが常にゼロを保てるよう
に自動的な調整機能を発揮させ得るもので、またラック
の摺動方向、ピニオンの回転方向での製造誤差等も、ラ
ックを支持するラック支持体と押えプラグとの間の微少
ギャップにより吸収でき、これによりラトル音の発生や
ステアリングギヤ側での操舵力伝達系においてのトルク
変動等を防止し得るものである。
【0008】
【実施例】図1ないし図3は本発明に係るラックピニオ
ン型舵取り装置を、電動モータを操舵補助力発生手段と
して用いる電動式動力舵取装置に適用してなる一実施例
を示すものであり、これらの図において、まず、全体を
符号1で示す電動式動力舵取装置の概略構成を、図1お
よび図3にて簡単に説明すると、2は図示せぬ舵取ハン
ドル側に連結される入力軸、3は図示せぬ操舵輪側にラ
ック4を介して連結されるピニオン3aを有する出力軸
としてのピニオン軸で、これら両軸2,3はセレーショ
ン圧入等で一体に連設された状態で同一軸線上に配置さ
れ、これらによってステアリングシャフトが構成されて
いる。このステアリングシャフトを構成する軸2,3は
、ピニオン3aと噛合するラック歯4aを有するラック
4と共に、ステアリングギヤボディ5,6内に貫通して
配設され、舵取操作に伴なって回転駆動される。なお、
7a,7b,7cはこれら両軸2,3をボディ6,5内
で回転自在に支持するボールベアリング等の軸受で、ま
たラック4は、図示せぬタイロッド等と共に操舵輪間を
連結する舵取リンク機構を構成するようになっている。 ここで、図中8はステアリングボディ6内で入力軸2の
回転トルクを検出することで、舵取ハンドル側から伝達
される操舵要求を検知するためのトルクセンサで、本実
施例ではたとえば特開平2−281115号公報などに
示されるような磁歪式トルク検出器を用いた場合を例示
している。すなわち、入力軸2上に高透磁率軟磁性材か
らなる歪検出層が設けられるとともに、その周囲を取り
囲むようにしてボディ6側に歪検出層の歪による透磁率
変化を検出する検出コイルを設けてなる構成となってい
る。そして、この検出コイルで得られた出力が、操舵補
助力発生源である電動モータ10の電気制御系に送られ
るようになっている。しかし、このようなトルクセンサ
としては、たとえばトーションバーにより二軸を所定角
度宛回動可能に連結するとともに、その相対的な角度変
位を非接触型センサ等により検出するような構造を有す
るものを用いてもよいことは言うまでもない。また、図
中9はピニオン軸3の軸端側に臨んで設けられ舵取り操
作に応じて操舵輪側に操舵補助力を与える操舵系での出
力側部材であるピニオン軸3先端側での回転変位にて操
舵角度、その角速度を検出する操舵角速度センサである
。
ン型舵取り装置を、電動モータを操舵補助力発生手段と
して用いる電動式動力舵取装置に適用してなる一実施例
を示すものであり、これらの図において、まず、全体を
符号1で示す電動式動力舵取装置の概略構成を、図1お
よび図3にて簡単に説明すると、2は図示せぬ舵取ハン
ドル側に連結される入力軸、3は図示せぬ操舵輪側にラ
ック4を介して連結されるピニオン3aを有する出力軸
としてのピニオン軸で、これら両軸2,3はセレーショ
ン圧入等で一体に連設された状態で同一軸線上に配置さ
れ、これらによってステアリングシャフトが構成されて
いる。このステアリングシャフトを構成する軸2,3は
、ピニオン3aと噛合するラック歯4aを有するラック
4と共に、ステアリングギヤボディ5,6内に貫通して
配設され、舵取操作に伴なって回転駆動される。なお、
7a,7b,7cはこれら両軸2,3をボディ6,5内
で回転自在に支持するボールベアリング等の軸受で、ま
たラック4は、図示せぬタイロッド等と共に操舵輪間を
連結する舵取リンク機構を構成するようになっている。 ここで、図中8はステアリングボディ6内で入力軸2の
回転トルクを検出することで、舵取ハンドル側から伝達
される操舵要求を検知するためのトルクセンサで、本実
施例ではたとえば特開平2−281115号公報などに
示されるような磁歪式トルク検出器を用いた場合を例示
している。すなわち、入力軸2上に高透磁率軟磁性材か
らなる歪検出層が設けられるとともに、その周囲を取り
囲むようにしてボディ6側に歪検出層の歪による透磁率
変化を検出する検出コイルを設けてなる構成となってい
る。そして、この検出コイルで得られた出力が、操舵補
助力発生源である電動モータ10の電気制御系に送られ
るようになっている。しかし、このようなトルクセンサ
としては、たとえばトーションバーにより二軸を所定角
度宛回動可能に連結するとともに、その相対的な角度変
位を非接触型センサ等により検出するような構造を有す
るものを用いてもよいことは言うまでもない。また、図
中9はピニオン軸3の軸端側に臨んで設けられ舵取り操
作に応じて操舵輪側に操舵補助力を与える操舵系での出
力側部材であるピニオン軸3先端側での回転変位にて操
舵角度、その角速度を検出する操舵角速度センサである
。
【0009】また、ステアリングシャフト機構部におい
て、本実施例では、舵取ハンドル側の入力軸2に一体に
連結されている操舵輪側のピニオン軸3上に、該ピニオ
ン軸3側の側面が歯面(ギヤ部)11aとされた被伝達
用ギヤとなる大ギヤ11を軸支するとともに、この大ギ
ヤ11を介してピニオン軸3側に操舵補助力を与える電
動モータ10およびそのモータ軸10aから回転伝達を
受けるギヤ軸12を、前記ピニオン軸3に略直交して同
軸上に配置させ、そのギヤ軸12先端に、大ギヤ11と
共に操舵補助力伝達用の歯車機構13となる減速歯車機
構を構成する伝達用ギヤである小ギヤ(ピニオン)12
aを、前記大ギヤ11の歯面11aの一部に側方から噛
み合わせて設け、モータ10からの操舵補助力をピニオ
ン軸3側に伝達可能に構成している。ここで、モータ1
0からの操舵補助力伝達用の歯車機構13としては、ハ
イポイドギヤである場合を例示したが、平歯車を始め、
はすば歯車、遊星歯車、傘歯車等による軸違い歯車から
なる歯車機構であってもよいことは言うまでもない。な
お、図3中15は操舵輪側のステアリングシャフトであ
るピニオン軸3(出力軸系)に操舵補助力を伝達する電
動モータ10からの小ギヤ12aおよび大ギヤ11によ
る歯車機構13の途中に介在されモータ軸10a側とピ
ニオン軸3側への伝達用の小ギヤ12aを有するギヤ軸
12側との間での回転伝達を選択的に連結、遮断する電
磁クラッチで、その詳細は周知の通りであり、具体的な
説明は省略する。さらに、図中16は上述したハイポイ
ドギヤ等の軸違い歯車による回転動力伝達用歯車機構1
3において大ギヤ11における小ギヤ12aのギヤ部へ
の噛合い部分に対応する他側面側に、この大ギヤ11の
一部を小ギヤ12aに対して常時噛み合わせるように局
部的に軸線方向に押圧する弾性支持用の付勢手段で、大
ギヤ11と小ギヤ12aとの適正な噛合い状態を確保す
るためのものである。
て、本実施例では、舵取ハンドル側の入力軸2に一体に
連結されている操舵輪側のピニオン軸3上に、該ピニオ
ン軸3側の側面が歯面(ギヤ部)11aとされた被伝達
用ギヤとなる大ギヤ11を軸支するとともに、この大ギ
ヤ11を介してピニオン軸3側に操舵補助力を与える電
動モータ10およびそのモータ軸10aから回転伝達を
受けるギヤ軸12を、前記ピニオン軸3に略直交して同
軸上に配置させ、そのギヤ軸12先端に、大ギヤ11と
共に操舵補助力伝達用の歯車機構13となる減速歯車機
構を構成する伝達用ギヤである小ギヤ(ピニオン)12
aを、前記大ギヤ11の歯面11aの一部に側方から噛
み合わせて設け、モータ10からの操舵補助力をピニオ
ン軸3側に伝達可能に構成している。ここで、モータ1
0からの操舵補助力伝達用の歯車機構13としては、ハ
イポイドギヤである場合を例示したが、平歯車を始め、
はすば歯車、遊星歯車、傘歯車等による軸違い歯車から
なる歯車機構であってもよいことは言うまでもない。な
お、図3中15は操舵輪側のステアリングシャフトであ
るピニオン軸3(出力軸系)に操舵補助力を伝達する電
動モータ10からの小ギヤ12aおよび大ギヤ11によ
る歯車機構13の途中に介在されモータ軸10a側とピ
ニオン軸3側への伝達用の小ギヤ12aを有するギヤ軸
12側との間での回転伝達を選択的に連結、遮断する電
磁クラッチで、その詳細は周知の通りであり、具体的な
説明は省略する。さらに、図中16は上述したハイポイ
ドギヤ等の軸違い歯車による回転動力伝達用歯車機構1
3において大ギヤ11における小ギヤ12aのギヤ部へ
の噛合い部分に対応する他側面側に、この大ギヤ11の
一部を小ギヤ12aに対して常時噛み合わせるように局
部的に軸線方向に押圧する弾性支持用の付勢手段で、大
ギヤ11と小ギヤ12aとの適正な噛合い状態を確保す
るためのものである。
【0010】20はピニオン軸3のピニオン3aに噛合
するラック4背面側を支えるラック支持部品を組込むた
めのボディ5の外方に開口して形成されたラック支持部
品の組込み孔で、この組込み孔20内方端側の空間部に
は前記ピニオン3aに噛合するラック歯4aを有するラ
ック4がピニオン軸2に略直交して図中紙面に直交する
方向に向って配設されるとともに、このラック4は組込
み孔20内に外方から嵌込まれた薄肉状の樹脂製パッド
21aを案内溝内に有するラック支持体としての焼結合
金材等による金属製支持体21によりその軸線方向に摺
動自在に支持され、かつ組込み孔20外方端側のねじ部
20aに螺合して固定されるアジャスティングプラグと
しての押えプラグ22により図中下方から押圧されたセ
ットスプリングとしてのコイルばね23によりピニオン
3aと噛合する方向に付勢力が与えられている。なお、
図中24は前記金属製支持体21と押えプラグ22との
間に介在して設けられる樹脂製の緩衝材プレートである
。また、上述した樹脂製パッド21aは、自己潤滑性を
有する材料(含油ポリアセタールなどの合成樹脂材等)
で成形され、ラック4を軸線方向に円滑に摺動動作させ
るとともに種々の変位力に対しラック4を弾性的に支持
し、操舵効率を向上させるうえでその効果を発揮させ得
るものである。さらに、ラック支持体となる金属製支持
体21は、焼結合金材等によって焼結などの無切削製造
法により成形品として成形される。また、本実施例装置
1によれば、ピニオン3aと噛合するラック4としては
、ピニオン歯に噛合するラック歯4aの下側面側が円弧
面で形成される断面略半円形状のものを用い、かつこれ
を支持する受け面に樹脂製パッド21aを有する略円柱
状の金属製支持体21を用いた場合を例示しているが、
これに限定されず、従来から周知のY字状ラックやこれ
を支持する樹脂製パッド21aと金属製支持体21とを
用いてもよいことは勿論である。
するラック4背面側を支えるラック支持部品を組込むた
めのボディ5の外方に開口して形成されたラック支持部
品の組込み孔で、この組込み孔20内方端側の空間部に
は前記ピニオン3aに噛合するラック歯4aを有するラ
ック4がピニオン軸2に略直交して図中紙面に直交する
方向に向って配設されるとともに、このラック4は組込
み孔20内に外方から嵌込まれた薄肉状の樹脂製パッド
21aを案内溝内に有するラック支持体としての焼結合
金材等による金属製支持体21によりその軸線方向に摺
動自在に支持され、かつ組込み孔20外方端側のねじ部
20aに螺合して固定されるアジャスティングプラグと
しての押えプラグ22により図中下方から押圧されたセ
ットスプリングとしてのコイルばね23によりピニオン
3aと噛合する方向に付勢力が与えられている。なお、
図中24は前記金属製支持体21と押えプラグ22との
間に介在して設けられる樹脂製の緩衝材プレートである
。また、上述した樹脂製パッド21aは、自己潤滑性を
有する材料(含油ポリアセタールなどの合成樹脂材等)
で成形され、ラック4を軸線方向に円滑に摺動動作させ
るとともに種々の変位力に対しラック4を弾性的に支持
し、操舵効率を向上させるうえでその効果を発揮させ得
るものである。さらに、ラック支持体となる金属製支持
体21は、焼結合金材等によって焼結などの無切削製造
法により成形品として成形される。また、本実施例装置
1によれば、ピニオン3aと噛合するラック4としては
、ピニオン歯に噛合するラック歯4aの下側面側が円弧
面で形成される断面略半円形状のものを用い、かつこれ
を支持する受け面に樹脂製パッド21aを有する略円柱
状の金属製支持体21を用いた場合を例示しているが、
これに限定されず、従来から周知のY字状ラックやこれ
を支持する樹脂製パッド21aと金属製支持体21とを
用いてもよいことは勿論である。
【0011】さて、本発明によれば、上述したようなラ
ックピニオン型の舵取り装置(電動式動力舵取装置1)
におけるラック支持構造において、ピニオン3aに噛合
されるラック4を摺動自在に支持する樹脂製パッド21
aを有するラック支持体としての金属製支持体21とこ
の金属製の支持体21をラック4側に付勢するスプリン
グ手段であるコイルばね23に所要の弾撥力を与えるよ
うな間隙を金属製支持体21との間においてラック支持
部品のボディ6内への組込み孔20外方端を閉塞するよ
うにねじ込んで設けられる押えプラグ22に対し、組込
み孔20内でねじ込み方向への捩りトルクを与えるトー
ションスプリング30を設けたところに特徴を有してい
る。
ックピニオン型の舵取り装置(電動式動力舵取装置1)
におけるラック支持構造において、ピニオン3aに噛合
されるラック4を摺動自在に支持する樹脂製パッド21
aを有するラック支持体としての金属製支持体21とこ
の金属製の支持体21をラック4側に付勢するスプリン
グ手段であるコイルばね23に所要の弾撥力を与えるよ
うな間隙を金属製支持体21との間においてラック支持
部品のボディ6内への組込み孔20外方端を閉塞するよ
うにねじ込んで設けられる押えプラグ22に対し、組込
み孔20内でねじ込み方向への捩りトルクを与えるトー
ションスプリング30を設けたところに特徴を有してい
る。
【0012】これを詳述すると、図中31,32は前記
金属製支持体21と押えプラグ22との間でそれぞれの
軸心部分に対向して凹設され前記コイルばね23が配設
される凹陥部で、これら凹陥部31,32内で軸線方向
に移動可能な状態で一端側フランジ部33aが前記凹陥
部31の底部つまり前記金属製支持体21側に当接する
ようにして配置されかつ他端側ねじ部33bがロックナ
ット34でねじ止め固定されるアジャスティングシャフ
トとしての押えロッド33が設けられている。そして、
この押えロッド33のフランジ部33aと押えプラグ2
2との間に前記コイルばね23が介在され、該フランジ
部33aを介して金属製支持体21側に弾撥力を作用さ
せ得るようになっている。なお、図中35は回転しない
状態で組付け孔20内に組み込まれている金属製支持体
21に対し押えロッド33側が回転したときのフリクシ
ョントルクを軽減するために介在されたスラストワッシ
ャである。この場合、このスラストワッシャ35として
は、ニードルベアリング、ボールベアリング等のように
フリクショントルクを軽減し得る手段であれば、適宜の
摺動手段を介在させることは自由で、またフランジ部3
3aをラック支持体としての金属製支持体21側に滑動
可能な状態で直接当接させてもよいことは言うまでもな
い。そして、このような押えロッド33を、金属製支持
体21側に対して押えプラグ22等が所定の関係となり
、所要の円滑な作動に必要なだけの微少ギャップGを、
金属製支持体21と押えプラグ22側の緩衝材プレート
24との間に開けた状態に調整して、押えプラグ22側
にロックナット34で固定するとよい。
金属製支持体21と押えプラグ22との間でそれぞれの
軸心部分に対向して凹設され前記コイルばね23が配設
される凹陥部で、これら凹陥部31,32内で軸線方向
に移動可能な状態で一端側フランジ部33aが前記凹陥
部31の底部つまり前記金属製支持体21側に当接する
ようにして配置されかつ他端側ねじ部33bがロックナ
ット34でねじ止め固定されるアジャスティングシャフ
トとしての押えロッド33が設けられている。そして、
この押えロッド33のフランジ部33aと押えプラグ2
2との間に前記コイルばね23が介在され、該フランジ
部33aを介して金属製支持体21側に弾撥力を作用さ
せ得るようになっている。なお、図中35は回転しない
状態で組付け孔20内に組み込まれている金属製支持体
21に対し押えロッド33側が回転したときのフリクシ
ョントルクを軽減するために介在されたスラストワッシ
ャである。この場合、このスラストワッシャ35として
は、ニードルベアリング、ボールベアリング等のように
フリクショントルクを軽減し得る手段であれば、適宜の
摺動手段を介在させることは自由で、またフランジ部3
3aをラック支持体としての金属製支持体21側に滑動
可能な状態で直接当接させてもよいことは言うまでもな
い。そして、このような押えロッド33を、金属製支持
体21側に対して押えプラグ22等が所定の関係となり
、所要の円滑な作動に必要なだけの微少ギャップGを、
金属製支持体21と押えプラグ22側の緩衝材プレート
24との間に開けた状態に調整して、押えプラグ22側
にロックナット34で固定するとよい。
【0013】図中36は押えプラグ22の外方端側で組
込み孔20の開口端を閉塞するようにしてボディ6に止
めねじ37,37等で固定される固定側のカバープレー
トで、該カバープレート36の内側には、上述したよう
な適正な微少ギャップGをおいてねじ込んで組込まれる
押えプラグ22との間の隙間を測定し、該隙間が略ゼロ
となるように調整シム38が介挿されるようになってい
る。そして、押えプラグ22に捩りトルクを与える前記
トーションスプリング30は、その一端が押えプラグ2
2側に形成されている係止穴39に係入されるとともに
、他端が前記カバープレート36側に穿設されている係
止穴40に係入され、該押えプラグ22に捩りトルクを
与えるように構成されている。ここで、カバープレート
36には、図1および図2等から明らかなように、複数
個のねじ孔41が周方向に穿設されており、トーション
スプリング30のトルクが規定トルクとなるように、該
カバープレート36を回わした状態で、該位置でボディ
6側のねじ孔と対向するねじ孔41によりボディ6側に
固定されるようになっている。
込み孔20の開口端を閉塞するようにしてボディ6に止
めねじ37,37等で固定される固定側のカバープレー
トで、該カバープレート36の内側には、上述したよう
な適正な微少ギャップGをおいてねじ込んで組込まれる
押えプラグ22との間の隙間を測定し、該隙間が略ゼロ
となるように調整シム38が介挿されるようになってい
る。そして、押えプラグ22に捩りトルクを与える前記
トーションスプリング30は、その一端が押えプラグ2
2側に形成されている係止穴39に係入されるとともに
、他端が前記カバープレート36側に穿設されている係
止穴40に係入され、該押えプラグ22に捩りトルクを
与えるように構成されている。ここで、カバープレート
36には、図1および図2等から明らかなように、複数
個のねじ孔41が周方向に穿設されており、トーション
スプリング30のトルクが規定トルクとなるように、該
カバープレート36を回わした状態で、該位置でボディ
6側のねじ孔と対向するねじ孔41によりボディ6側に
固定されるようになっている。
【0014】また、上述したトーションスプリング30
の規定トルクは、各部のフリクションに打ち勝って押え
プラグ22を組込み孔20のねじ部20aに沿って回転
させてねじ込み可能となるに充分で、しかもその軸線方
向への推力は前記コイルばね23の弾撥力(プリセット
値)よりも小さく設定される。なお、上述した組込み孔
20のねじ部20aに螺合される押えプラグ22側のね
じ部は三角形状あるいは台形形状を有するねじ部とする
とよい。
の規定トルクは、各部のフリクションに打ち勝って押え
プラグ22を組込み孔20のねじ部20aに沿って回転
させてねじ込み可能となるに充分で、しかもその軸線方
向への推力は前記コイルばね23の弾撥力(プリセット
値)よりも小さく設定される。なお、上述した組込み孔
20のねじ部20aに螺合される押えプラグ22側のね
じ部は三角形状あるいは台形形状を有するねじ部とする
とよい。
【0015】そして、以上の構成によれば、ピニオン3
、ラック4の噛合い歯や樹脂製シート(樹脂製パッド2
1aや緩衝材プレート24)等に摩耗が生じたとしても
、押えプラグ22が、ラック支持部品の組込み孔20内
にトーションスプリング30による捩れトルクによって
、自動的にねじ込まれることで、該摩耗等によるがた分
を吸収するように動き、該噛合い部分でのバックラッシ
ュが常にゼロを保てるように自動的な調整機能を発揮さ
せ得るもので、これにより従来のようなラトル音の発生
を適切かつ確実に防止し得るとともに、コイルばね23
による金属製支持体21への弾撥力を常に一定の条件下
に維持することが可能となる。また、ラック4の摺動方
向、ピニオン3の回転方向での製造誤差等も、ラック4
を支持する金属製支持体21と押えプラグ22との間の
微少ギャップGにより吸収でき、これによりラック4と
ピニオン3とによるステアリングギヤ側での操舵力伝達
系においてのトルク変動等を防止し得るものである。 ここで、上述した押えプラグ22は、基本的にはトーシ
ョンスプリング30に逆らって逆転することはないが、
調整シム38、カバープレート36によってたとえ逆転
したとしても、前述した微少ギャップGおよび摩耗分以
上にはならないもので、動作上で何らの支障は生じない
ことは容易に理解されよう。
、ラック4の噛合い歯や樹脂製シート(樹脂製パッド2
1aや緩衝材プレート24)等に摩耗が生じたとしても
、押えプラグ22が、ラック支持部品の組込み孔20内
にトーションスプリング30による捩れトルクによって
、自動的にねじ込まれることで、該摩耗等によるがた分
を吸収するように動き、該噛合い部分でのバックラッシ
ュが常にゼロを保てるように自動的な調整機能を発揮さ
せ得るもので、これにより従来のようなラトル音の発生
を適切かつ確実に防止し得るとともに、コイルばね23
による金属製支持体21への弾撥力を常に一定の条件下
に維持することが可能となる。また、ラック4の摺動方
向、ピニオン3の回転方向での製造誤差等も、ラック4
を支持する金属製支持体21と押えプラグ22との間の
微少ギャップGにより吸収でき、これによりラック4と
ピニオン3とによるステアリングギヤ側での操舵力伝達
系においてのトルク変動等を防止し得るものである。 ここで、上述した押えプラグ22は、基本的にはトーシ
ョンスプリング30に逆らって逆転することはないが、
調整シム38、カバープレート36によってたとえ逆転
したとしても、前述した微少ギャップGおよび摩耗分以
上にはならないもので、動作上で何らの支障は生じない
ことは容易に理解されよう。
【0016】すなわち、本発明によれば、上述した構成
によって、キックバック等の大きな外力が作用したとき
には、押えプラグ22のねじ部の逆転方向での効率が悪
いことを利用して受け、かつピニオン3、ラック4の噛
合い歯や樹脂製シート21a等に摩耗が生じたときには
、押えプラグ22が、ラック支持部品の組込み孔20内
に、トーションスプリング30による捩れトルクによっ
て、該摩耗量に相当する分だけ自動的にねじ込まれるこ
とで、該摩耗等によるがたを吸収し、バックラッシュが
常にゼロを保てるように、自動的な調整機能を発揮させ
ることができるものである。
によって、キックバック等の大きな外力が作用したとき
には、押えプラグ22のねじ部の逆転方向での効率が悪
いことを利用して受け、かつピニオン3、ラック4の噛
合い歯や樹脂製シート21a等に摩耗が生じたときには
、押えプラグ22が、ラック支持部品の組込み孔20内
に、トーションスプリング30による捩れトルクによっ
て、該摩耗量に相当する分だけ自動的にねじ込まれるこ
とで、該摩耗等によるがたを吸収し、バックラッシュが
常にゼロを保てるように、自動的な調整機能を発揮させ
ることができるものである。
【0017】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得る
ことは言うまでもない。たとえば上述した実施例では、
ラック支持体として金属製支持体21に樹脂製パッド2
1aを組合わせたものを用いた場合を説明しているが、
これに限定されず、金属製支持体のみ、あるいは樹脂製
による支持体のみで構成されているラック支持体であっ
ても、適用して効果を発揮し得ることは言うまでもない
。また、上述した実施例では、本発明をラックピニオン
型の電動式動力舵取装置1におけるラック支持部に適用
した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、各
種の動力舵取装置やマニュアル式の舵取り装置などにお
いて、ラックピニオン型舵取り装置であれば適用して効
果を発揮し得るものである。
定されず、各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得る
ことは言うまでもない。たとえば上述した実施例では、
ラック支持体として金属製支持体21に樹脂製パッド2
1aを組合わせたものを用いた場合を説明しているが、
これに限定されず、金属製支持体のみ、あるいは樹脂製
による支持体のみで構成されているラック支持体であっ
ても、適用して効果を発揮し得ることは言うまでもない
。また、上述した実施例では、本発明をラックピニオン
型の電動式動力舵取装置1におけるラック支持部に適用
した場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、各
種の動力舵取装置やマニュアル式の舵取り装置などにお
いて、ラックピニオン型舵取り装置であれば適用して効
果を発揮し得るものである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るラック
ピニオン型舵取り装置によれば、ピニオンに噛合するラ
ックを支持するラック支持体とこれをラック側に付勢す
るスプリング手段等によるラック支持部品のボディ内へ
の組込み孔外方端を閉塞するようにねじ込まれることで
該スプリング手段に弾撥力を与える押えプラグにおいて
、この押えプラグに対し、組込み孔内でねじ込み方向へ
の捩りトルクを与えるトーションスプリングを設けるよ
うにしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、キ
ックバック等の大きな外力が作用したときには、押えプ
ラグのねじ部の逆転方向での効率が悪いことを利用して
受け、かつピニオン、ラックの噛合い歯や樹脂製シート
等に摩耗が生じたときには、押えプラグが、ラック支持
部品の組込み孔内に、トーションスプリングによる捩れ
トルクによって、該摩耗量に相当する分だけ自動的にね
じ込まれることで、該摩耗等によるがたを吸収し、該噛
合い部分でのバックラッシュが常にゼロを保てるように
、自動的な調整機能を発揮させることができ、ラトル音
の発生を適切かつ確実に防止し得る等の種々優れた効果
がある。また、本発明によれば、ラックの摺動方向、ピ
ニオンの回転方向での製造誤差等によるがた等も、ラッ
クを支持するラック支持体と押えプラグとの間の微少ギ
ャップ等により吸収でき、これによりステアリングギヤ
側での操舵力伝達系においてのトルク変動等を防止し得
る等の利点もある。
ピニオン型舵取り装置によれば、ピニオンに噛合するラ
ックを支持するラック支持体とこれをラック側に付勢す
るスプリング手段等によるラック支持部品のボディ内へ
の組込み孔外方端を閉塞するようにねじ込まれることで
該スプリング手段に弾撥力を与える押えプラグにおいて
、この押えプラグに対し、組込み孔内でねじ込み方向へ
の捩りトルクを与えるトーションスプリングを設けるよ
うにしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、キ
ックバック等の大きな外力が作用したときには、押えプ
ラグのねじ部の逆転方向での効率が悪いことを利用して
受け、かつピニオン、ラックの噛合い歯や樹脂製シート
等に摩耗が生じたときには、押えプラグが、ラック支持
部品の組込み孔内に、トーションスプリングによる捩れ
トルクによって、該摩耗量に相当する分だけ自動的にね
じ込まれることで、該摩耗等によるがたを吸収し、該噛
合い部分でのバックラッシュが常にゼロを保てるように
、自動的な調整機能を発揮させることができ、ラトル音
の発生を適切かつ確実に防止し得る等の種々優れた効果
がある。また、本発明によれば、ラックの摺動方向、ピ
ニオンの回転方向での製造誤差等によるがた等も、ラッ
クを支持するラック支持体と押えプラグとの間の微少ギ
ャップ等により吸収でき、これによりステアリングギヤ
側での操舵力伝達系においてのトルク変動等を防止し得
る等の利点もある。
【図1】本発明に係るラックピニオン型舵取り装置を電
動式動力舵取装置に適用した一実施例を示す要部拡大断
面図である。
動式動力舵取装置に適用した一実施例を示す要部拡大断
面図である。
【図2】押えプラグに捩れトルクを与えるトーションス
プリングの一端が係止される固定側のカバープレートの
概略図である。
プリングの一端が係止される固定側のカバープレートの
概略図である。
【図3】本発明を適用してなる電動式動力舵取装置全体
の概略構成を示す概略断面図である。
の概略構成を示す概略断面図である。
1 電動式動力舵取装置
2 スタブ軸(入力軸)
3 ピニオン軸(出力軸)
3a ピニオン歯
4 ラック
4a ラック歯
5 ステアリングギヤボディ
6 ステアリングギヤボディ
10 電動モータ
13 操舵補助力伝達用の歯車機構20
ラック支持部品の組込み孔20a ねじ部 21 ラック支持体を構成する金属製支持体21
a 樹脂製パッド 22 押えプラグ 23 コイルばね 24 緩衝材プレート 30 トーションスプリング 31 凹陥部 32 凹陥部 33 押えロッド 33a フランジ部 33b ねじ部 34 ロックナット 35 スラストワッシャ 36 カバープレート 37 止めねじ 38 調整シム 39 係止穴 40 係止穴 41 ねじ孔
ラック支持部品の組込み孔20a ねじ部 21 ラック支持体を構成する金属製支持体21
a 樹脂製パッド 22 押えプラグ 23 コイルばね 24 緩衝材プレート 30 トーションスプリング 31 凹陥部 32 凹陥部 33 押えロッド 33a フランジ部 33b ねじ部 34 ロックナット 35 スラストワッシャ 36 カバープレート 37 止めねじ 38 調整シム 39 係止穴 40 係止穴 41 ねじ孔
Claims (1)
- 【請求項1】 ピニオンに噛合するラックを摺動自在
に支持するラック支持体とこのラック支持体をラック側
に付勢するスプリング手段と、これらラック支持部品の
ボディ内への組込み孔外方端を閉塞するようにねじ込ま
れることにより前記スプリング手段に弾撥力を与える押
えプラグとを備えてなるラックピニオン型舵取り装置に
おいて、前記押えプラグに対し、前記組込み孔内でねじ
込み方向への捩りトルクを与えるトーションスプリング
を設けたことを特徴とするラックピニオン型舵取り装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170447A JPH04368283A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ラックピニオン型舵取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170447A JPH04368283A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ラックピニオン型舵取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368283A true JPH04368283A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15905103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3170447A Pending JPH04368283A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | ラックピニオン型舵取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368283A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10208947A1 (de) * | 2002-02-28 | 2003-09-18 | Zf Lenksysteme Gmbh | Druckstückeinheit für elektro-mechanische Lenkungen |
| KR100452295B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-10-12 | 주식회사 만도 | 차량용 조향장치의 기어박스 |
| EP1291261A3 (de) * | 2001-09-06 | 2006-04-19 | TRW Fahrwerksysteme GmbH & Co. KG | Lenkgetriebe |
| JP2010023772A (ja) * | 2008-07-23 | 2010-02-04 | Jtekt Corp | ラック軸支持装置および車両用操舵装置 |
| JP2010058689A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ラック軸支持装置および車両用操舵装置 |
| CN101791993A (zh) * | 2010-03-03 | 2010-08-04 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种齿轮齿条式转向器啮合间隙调整机构 |
| JP2014015986A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Jtekt Corp | ラック軸支持装置およびこれを用いたステアリング装置 |
| CN103818470A (zh) * | 2014-03-17 | 2014-05-28 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种汽车用机械转向器压紧调整机构 |
| JP2015511907A (ja) * | 2012-03-14 | 2015-04-23 | コリア デルフィ オートモーティブ システムズ コーポレーション | ステアリングギヤのラックバー支持装置 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3170447A patent/JPH04368283A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100452295B1 (ko) * | 2001-04-11 | 2004-10-12 | 주식회사 만도 | 차량용 조향장치의 기어박스 |
| EP1291261A3 (de) * | 2001-09-06 | 2006-04-19 | TRW Fahrwerksysteme GmbH & Co. KG | Lenkgetriebe |
| DE10208947A1 (de) * | 2002-02-28 | 2003-09-18 | Zf Lenksysteme Gmbh | Druckstückeinheit für elektro-mechanische Lenkungen |
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| US8443689B2 (en) | 2008-07-23 | 2013-05-21 | Jtekt Corporation | Rack shaft support device and torsion amount adjustment method for torsion spring used therein |
| JP2010058689A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | ラック軸支持装置および車両用操舵装置 |
| CN101791993A (zh) * | 2010-03-03 | 2010-08-04 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种齿轮齿条式转向器啮合间隙调整机构 |
| JP2015511907A (ja) * | 2012-03-14 | 2015-04-23 | コリア デルフィ オートモーティブ システムズ コーポレーション | ステアリングギヤのラックバー支持装置 |
| JP2014015986A (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-30 | Jtekt Corp | ラック軸支持装置およびこれを用いたステアリング装置 |
| CN103818470A (zh) * | 2014-03-17 | 2014-05-28 | 安徽江淮汽车股份有限公司 | 一种汽车用机械转向器压紧调整机构 |
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