JPH04368327A - キヌクリジン化合物またはその塩を含有する抗潰瘍剤 - Google Patents
キヌクリジン化合物またはその塩を含有する抗潰瘍剤Info
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- JPH04368327A JPH04368327A JP14188291A JP14188291A JPH04368327A JP H04368327 A JPH04368327 A JP H04368327A JP 14188291 A JP14188291 A JP 14188291A JP 14188291 A JP14188291 A JP 14188291A JP H04368327 A JPH04368327 A JP H04368327A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キヌクリジン化合物ま
たはその塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤に関する
。
たはその塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤に関する
。
【0002】
【従来の技術】消化性潰瘍の治療は、攻撃因子の抑制と
防御因子の増強という両面から行なうのが好ましいとさ
れており、攻撃因子の抑制としてヒスタミンH2 受容
体を遮断することによる胃酸分泌抑制剤が幾つか知られ
ており、例えばシメチジン等が挙げられる。しかしなが
らヒスタミンH2 受容体拮抗剤は、高い治療効果を示
す反面、その後の再発頻度が高いことが問題視されてい
る。 シメチジン及び他のヒスタミンM2 遮断剤の欠点は特
に「禁断症候群」であって、胃酸の分泌が薬剤のサスペ
ンジョンの後の最初のレベルを超えるレベルに増強され
、これにより、疾患の悪化が起こり、そのため、胃粘膜
防御作用を併せ持つ薬剤の開発が強く望まれていた。
防御因子の増強という両面から行なうのが好ましいとさ
れており、攻撃因子の抑制としてヒスタミンH2 受容
体を遮断することによる胃酸分泌抑制剤が幾つか知られ
ており、例えばシメチジン等が挙げられる。しかしなが
らヒスタミンH2 受容体拮抗剤は、高い治療効果を示
す反面、その後の再発頻度が高いことが問題視されてい
る。 シメチジン及び他のヒスタミンM2 遮断剤の欠点は特
に「禁断症候群」であって、胃酸の分泌が薬剤のサスペ
ンジョンの後の最初のレベルを超えるレベルに増強され
、これにより、疾患の悪化が起こり、そのため、胃粘膜
防御作用を併せ持つ薬剤の開発が強く望まれていた。
【0003】本発明におけるキヌクリジン化合物は英国
特許第 1490659号に記載の公知化合物であるが
、抗潰瘍剤としての記載は無い。
特許第 1490659号に記載の公知化合物であるが
、抗潰瘍剤としての記載は無い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は胃酸分
泌抑制作用と胃粘膜防御作用を併せ持つ、より有用な抗
潰瘍剤を提供することにある。本発明の目的は、抗潰瘍
活性を有しそして患者によく耐えられる新規な広範囲に
有効な製剤を提供することである。
泌抑制作用と胃粘膜防御作用を併せ持つ、より有用な抗
潰瘍剤を提供することにある。本発明の目的は、抗潰瘍
活性を有しそして患者によく耐えられる新規な広範囲に
有効な製剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次の式:
【00
06】
06】
【化2】
【0007】で示されるキヌクリジン化合物またはその
塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤に係る。本発明の
キヌクリジン化合物の塩としてはその薬学的に許容され
る塩、例えば塩酸、硫酸、リン酸等の無機塩、マレイン
酸、コハク酸、リンゴ酸、シュウ酸、フマル酸等の有機
酸等の塩が挙げられる。
塩を有効成分として含有する抗潰瘍剤に係る。本発明の
キヌクリジン化合物の塩としてはその薬学的に許容され
る塩、例えば塩酸、硫酸、リン酸等の無機塩、マレイン
酸、コハク酸、リンゴ酸、シュウ酸、フマル酸等の有機
酸等の塩が挙げられる。
【0008】本発明に係る化合物及びその製造法は上記
英国特許No.1490659に開示されている。本発
明化合物は次の通り有用な薬理学的性質を示す。本発明
化合物は動物実験モデルにおいて、胃酸分泌抑制作用を
示し、さらに胃粘膜壊死物質、非ステロイド性抗炎症剤
、あるいはストレスによる胃粘膜病変形成に対し抑制作
用を示した。
英国特許No.1490659に開示されている。本発
明化合物は次の通り有用な薬理学的性質を示す。本発明
化合物は動物実験モデルにおいて、胃酸分泌抑制作用を
示し、さらに胃粘膜壊死物質、非ステロイド性抗炎症剤
、あるいはストレスによる胃粘膜病変形成に対し抑制作
用を示した。
【0009】従って、本発明化合物は胃酸分泌抑制作用
と胃粘膜防御作用の両作用を有することで顕著な抗潰瘍
作用を示し、消化性潰瘍(胃、十二指腸潰瘍)、アルコ
ール、薬物等による胃炎の治療あるいは予防に有用な抗
潰瘍剤である。本発明に係る抗潰瘍剤としての投与量は
式(I)のキヌクリジン化合物またはその塩を有効成分
として通常成人1日当り1〜1000mg、好ましくは
10〜500 mgであり、これを1〜5回に分けて投
与するのが好ましい。投与量は患者の状態や年齢等を考
慮し、個々の場合に応じて適宜増減される。
と胃粘膜防御作用の両作用を有することで顕著な抗潰瘍
作用を示し、消化性潰瘍(胃、十二指腸潰瘍)、アルコ
ール、薬物等による胃炎の治療あるいは予防に有用な抗
潰瘍剤である。本発明に係る抗潰瘍剤としての投与量は
式(I)のキヌクリジン化合物またはその塩を有効成分
として通常成人1日当り1〜1000mg、好ましくは
10〜500 mgであり、これを1〜5回に分けて投
与するのが好ましい。投与量は患者の状態や年齢等を考
慮し、個々の場合に応じて適宜増減される。
【0010】投与は経口剤、注射剤、直腸投与用の坐剤
等種々の形態で行なわれる。本発明に係る抗潰瘍剤は任
意慣用の製剤用担体或いは賦形剤を通常用いられる方法
により配合された組成物として調製され、使用に併せら
れる。更に具体的に述べれば経口投与用の錠剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、散剤等は当業界において一般的に用いら
れている賦形剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシ
ウム、デンプン、ショ糖、乳糖、タルク、ステアリン酸
マグネシウム、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、アラ
ビアゴム、ソルビット、カルボキシメチルセルロース、
シリカ、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテー
ト、ハイドロキシプロピルメチルセルロース、ハイドロ
キシプロピルセルロース、ハイドロキシプロピルスター
チ、微結晶セルロース、ポリエチレングリコール、シエ
ラック等を含有してもよい。錠剤は当業者において周知
の方法でコーティングしても良い。
等種々の形態で行なわれる。本発明に係る抗潰瘍剤は任
意慣用の製剤用担体或いは賦形剤を通常用いられる方法
により配合された組成物として調製され、使用に併せら
れる。更に具体的に述べれば経口投与用の錠剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、散剤等は当業界において一般的に用いら
れている賦形剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシ
ウム、デンプン、ショ糖、乳糖、タルク、ステアリン酸
マグネシウム、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、アラ
ビアゴム、ソルビット、カルボキシメチルセルロース、
シリカ、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテー
ト、ハイドロキシプロピルメチルセルロース、ハイドロ
キシプロピルセルロース、ハイドロキシプロピルスター
チ、微結晶セルロース、ポリエチレングリコール、シエ
ラック等を含有してもよい。錠剤は当業者において周知
の方法でコーティングしても良い。
【0011】又経口投与用の液体製剤は水性又は油性の
懸濁液、溶液、シロップ、エリキシル剤、その他であっ
てよく、通常用いられる方法により調製される。注射剤
は水性又は油性の懸濁液、溶液あるいは用時溶解する粉
末充填剤、凍結乾燥剤等であってよく、通常用いられる
方法により調製される。直腸投与のためには坐剤用組成
物として提供され、当業界において周知の製剤用担体、
例えばポリエチレングリコール、ラノリン、カカオ脂、
脂肪酸トリグリセライド等を含有してもよい。
懸濁液、溶液、シロップ、エリキシル剤、その他であっ
てよく、通常用いられる方法により調製される。注射剤
は水性又は油性の懸濁液、溶液あるいは用時溶解する粉
末充填剤、凍結乾燥剤等であってよく、通常用いられる
方法により調製される。直腸投与のためには坐剤用組成
物として提供され、当業界において周知の製剤用担体、
例えばポリエチレングリコール、ラノリン、カカオ脂、
脂肪酸トリグリセライド等を含有してもよい。
【0012】
実施例1.キヌクリジン塩酸塩の合成(合成例)滴加漏
斗、温度計及び機械的攪拌機を備えた、火炎乾燥した2
lの3口丸底フラスコに、アルゴン雰囲気中で、 10
0mlの乾燥エーテル及び18.9g(2.67g原子
)のリチウム片を入れ、そしてわずかに沸騰させながら
の 106.3g(1.15mol)のn−BuClと
445mlのエーテルとの混合物の添加を開始する。 n−BuLiエーテル溶液中LiClの懸濁液を得る(
665mlの1.2〜1.3N BuLi 、収率72
〜78%) 。
斗、温度計及び機械的攪拌機を備えた、火炎乾燥した2
lの3口丸底フラスコに、アルゴン雰囲気中で、 10
0mlの乾燥エーテル及び18.9g(2.67g原子
)のリチウム片を入れ、そしてわずかに沸騰させながら
の 106.3g(1.15mol)のn−BuClと
445mlのエーテルとの混合物の添加を開始する。 n−BuLiエーテル溶液中LiClの懸濁液を得る(
665mlの1.2〜1.3N BuLi 、収率72
〜78%) 。
【0013】上記1.2N溶液 665mlに0℃にて
、30%のチオフェン(1.27mol) を含有する
チオフェン−ベンゼン画分 335g、又は等量の純チ
オフェンを加える(BuLi−チオフェンのモル比1:
1.6)。添加の終了後冷却を除去し、そして反応混合
物を室温にて15分間放置する。2−チエニルリチウム
の収率はおよそ当量であり、溶液の体積は1050ml
である。
、30%のチオフェン(1.27mol) を含有する
チオフェン−ベンゼン画分 335g、又は等量の純チ
オフェンを加える(BuLi−チオフェンのモル比1:
1.6)。添加の終了後冷却を除去し、そして反応混合
物を室温にて15分間放置する。2−チエニルリチウム
の収率はおよそ当量であり、溶液の体積は1050ml
である。
【0014】上記2−ThLiの溶液に−10℃〜(−
5℃)にて激しく攪拌しながら、 100mlの乾燥エ
ーテル中50gの80%3−エトキシカルボニルキヌク
リジン(I)の溶液を約2時間にわたって加える。添加
の終了後、混合物を同じ温度にて30分間維持し、そし
て 400mlの水を加えて反応を停止させる。固体沈
澱物を濾取し、3×50mlの50%水−アセトン混合
物で洗浄し、そして次に4×50mlの水で洗浄する。 60℃〜80℃にて乾燥後、62.5gの95%(3−
キヌクリジニル)−ジ(2−チエニル)メタノールを得
る(93.7%) 。
5℃)にて激しく攪拌しながら、 100mlの乾燥エ
ーテル中50gの80%3−エトキシカルボニルキヌク
リジン(I)の溶液を約2時間にわたって加える。添加
の終了後、混合物を同じ温度にて30分間維持し、そし
て 400mlの水を加えて反応を停止させる。固体沈
澱物を濾取し、3×50mlの50%水−アセトン混合
物で洗浄し、そして次に4×50mlの水で洗浄する。 60℃〜80℃にて乾燥後、62.5gの95%(3−
キヌクリジニル)−ジ(2−チエニル)メタノールを得
る(93.7%) 。
【0015】62gの上記生成物を、1550mlの9
9%エタノール、 672gの木炭及び3.1gのシリ
カと共に30分間還流する。熱溶液を濾過した後、それ
を15℃〜20℃に冷却し、36%HCl にてpH6
〜6.5に酸性化し、そして0℃〜5℃にて3〜4時間
放置する。沈澱を濾取し、3×17mlの冷エタノール
で洗浄し、そして80℃にて乾燥する〔57.7gの工
業名柄のキヌクリジン塩酸塩、(I)に対する収率77
.3%〕。
9%エタノール、 672gの木炭及び3.1gのシリ
カと共に30分間還流する。熱溶液を濾過した後、それ
を15℃〜20℃に冷却し、36%HCl にてpH6
〜6.5に酸性化し、そして0℃〜5℃にて3〜4時間
放置する。沈澱を濾取し、3×17mlの冷エタノール
で洗浄し、そして80℃にて乾燥する〔57.7gの工
業名柄のキヌクリジン塩酸塩、(I)に対する収率77
.3%〕。
【0016】57.2gの工業名柄の生成物を 570
mlの50%水−エタノール混液及び5.7gの中性活
性炭と共に30分間還流し、熱濾過し、そして0℃〜5
℃にて5〜6時間放置する。濾過した後、3×17ml
の冷エタノールで洗浄し、そして80℃にて乾燥して4
7.9gの純粋なキヌクリジン塩酸塩〔(I)に対して
64.1%〕を得る。融点 250℃〜255 ℃(分
解)は特徴的でない。
mlの50%水−エタノール混液及び5.7gの中性活
性炭と共に30分間還流し、熱濾過し、そして0℃〜5
℃にて5〜6時間放置する。濾過した後、3×17ml
の冷エタノールで洗浄し、そして80℃にて乾燥して4
7.9gの純粋なキヌクリジン塩酸塩〔(I)に対して
64.1%〕を得る。融点 250℃〜255 ℃(分
解)は特徴的でない。
【0017】
C16H19NOS2 HCl 計算値:C 56.
20, H 5.89, N 4.10測定値: 5
6.03, 5.94, 4.1856.23
, 5.98, 4.06UV (50%Et
OH) :λmax = 234+2nm, δ=13
600(2個の非共役チオフェン環) IR(nujol) :3240, 2670−250
0cm−1(salt−like N−H)PMR(C
2D5OD−D2O 2:1):7.33,7.14,
7.03 (m,チオフェン環) ;3.40(Hα,
m),2.56,1.97,2.06(Hβ,m) ;
3.02(t,Hγ) −キヌクリジン環。
20, H 5.89, N 4.10測定値: 5
6.03, 5.94, 4.1856.23
, 5.98, 4.06UV (50%Et
OH) :λmax = 234+2nm, δ=13
600(2個の非共役チオフェン環) IR(nujol) :3240, 2670−250
0cm−1(salt−like N−H)PMR(C
2D5OD−D2O 2:1):7.33,7.14,
7.03 (m,チオフェン環) ;3.40(Hα,
m),2.56,1.97,2.06(Hβ,m) ;
3.02(t,Hγ) −キヌクリジン環。
【0018】実施例2.(製剤例)
本発明化合物 5
0mg乳糖
35mgデンプン
24mgステアリン酸マグネシ
ウム 1mg上記配合割合で通常の方法に
より1錠当り 100mgの錠剤を調製した。
0mg乳糖
35mgデンプン
24mgステアリン酸マグネシ
ウム 1mg上記配合割合で通常の方法に
より1錠当り 100mgの錠剤を調製した。
【0019】実施例3.(製剤例)
本発明化合物 10
0mg乳糖
50mgバレイショデンプン
50mg微結晶セルロース
99mgステアリン酸マグネシウム
1mg上記配合割合で通常の方法により1カ
プセル当り 300mgのカプセル剤を調製した。
0mg乳糖
50mgバレイショデンプン
50mg微結晶セルロース
99mgステアリン酸マグネシウム
1mg上記配合割合で通常の方法により1カ
プセル当り 300mgのカプセル剤を調製した。
【0020】実施例4.(製剤例)
本発明化合物 25
0mg脂肪酸トリグリセライド 750m
g上記配合割合で通常の方法により1個当り1000m
gの坐剤を調製した。 実施例5.(製剤例) 本発明化合物
5mg塩化ナトリウム
18mg注射用蒸留水
適量上記配合割合で通常の方法により注射剤を
調製した。
0mg脂肪酸トリグリセライド 750m
g上記配合割合で通常の方法により1個当り1000m
gの坐剤を調製した。 実施例5.(製剤例) 本発明化合物
5mg塩化ナトリウム
18mg注射用蒸留水
適量上記配合割合で通常の方法により注射剤を
調製した。
【0021】実験例1.胃酸分泌抑制作用試験雄性Wi
star系ラット(体重 180−200 g)を1群
10匹とし、18時間絶食後エーテル麻酔下に開腹し、
Shayらの方法(文献名H.Shay et al.
, Gastroenterology,5 , 43
(1945))に従い幽門を結紮した。閉腹後4時間
放置し、屠殺後胃を摘出し胃液を採取した。採取した胃
液を遠心分離(3000rpm、10分) した後、胃
液量と酸度を測定した。被験化合物は1.5% twe
en−80に懸濁し、種々の用量で、幽門結紮前60分
に経口投与した。
star系ラット(体重 180−200 g)を1群
10匹とし、18時間絶食後エーテル麻酔下に開腹し、
Shayらの方法(文献名H.Shay et al.
, Gastroenterology,5 , 43
(1945))に従い幽門を結紮した。閉腹後4時間
放置し、屠殺後胃を摘出し胃液を採取した。採取した胃
液を遠心分離(3000rpm、10分) した後、胃
液量と酸度を測定した。被験化合物は1.5% twe
en−80に懸濁し、種々の用量で、幽門結紮前60分
に経口投与した。
【0022】胃液分泌および胃酸分泌に対する抑制率は
次式にて求め、抑制率より50%抑制用量(ED50)
を算出した。
次式にて求め、抑制率より50%抑制用量(ED50)
を算出した。
【0023】
【数1】
【0024】A:対照群の胃液分泌量あるいは胃酸分泌
量 B:被験化合物投与群の胃液分泌量あるいは胃酸分泌量
結果を第1表に示したが、本発明化合物は胃液分泌およ
び胃酸分泌を強く抑制した。
第 1 表 ───────
────────────────────
化合物 胃液分泌抑制
胃酸分泌抑制
ED50(mg/kg)
ED50(mg/kg)
─────────────────────────
── 本化合物
30 35
シメチジン
96 70
────────────────────
───────実験例2.エタノール潰瘍に対する作用
試験雄性Wistar系ラット(体重 180−200
g)を使用し、Derelanko らの方法(Pr
oc.Soc.Exp.Med., 1981, 16
6, 3 p394−397「カルベノキソロンナトリ
ウム生成物がエタノール誘導壊死に対して胃粘膜を保護
する」) に従い18時間絶食後 100%エタノール
を1匹当り1ml経口投与した。1時間後に屠殺し、胃
を摘出後1%ホルマリンを注入し、同液中で固定した。 胃を大弯に沿って切開し、病変の長さを測定した。1匹
当りの病変の長さの総和を病変係数とした。
量 B:被験化合物投与群の胃液分泌量あるいは胃酸分泌量
結果を第1表に示したが、本発明化合物は胃液分泌およ
び胃酸分泌を強く抑制した。
第 1 表 ───────
────────────────────
化合物 胃液分泌抑制
胃酸分泌抑制
ED50(mg/kg)
ED50(mg/kg)
─────────────────────────
── 本化合物
30 35
シメチジン
96 70
────────────────────
───────実験例2.エタノール潰瘍に対する作用
試験雄性Wistar系ラット(体重 180−200
g)を使用し、Derelanko らの方法(Pr
oc.Soc.Exp.Med., 1981, 16
6, 3 p394−397「カルベノキソロンナトリ
ウム生成物がエタノール誘導壊死に対して胃粘膜を保護
する」) に従い18時間絶食後 100%エタノール
を1匹当り1ml経口投与した。1時間後に屠殺し、胃
を摘出後1%ホルマリンを注入し、同液中で固定した。 胃を大弯に沿って切開し、病変の長さを測定した。1匹
当りの病変の長さの総和を病変係数とした。
【0025】被験化合物は1.5% tween−80
に懸濁し、種々の用量で、エタノール投与の1時間30
分前に経口投与した。病変形成に対する抑制率は次式に
て求め、抑制率より50%抑制用量 (ED50) を
算出した。
に懸濁し、種々の用量で、エタノール投与の1時間30
分前に経口投与した。病変形成に対する抑制率は次式に
て求め、抑制率より50%抑制用量 (ED50) を
算出した。
【0026】
【数2】
【0027】A:対照群の病変係数
B:被験化合物投与群の病変係数
結果を第2表に示したが、本発明化合物はエタノールに
よる胃病変形成を抑制した。 実験例3.インドメタシン潰瘍に対する作用試験雄性I
CR系マウス(体重20−22g)を1群10匹とし、
Bates らの方法(Brit.J.Pharm 1
979, 66,p154−156 「マウスにおける
インドメタシン誘導胃潰瘍に対するサケカルシトニンの
作用」)に従い24時間絶食後、インドメタシン20m
g/kgを皮下投与した。6時間後に屠殺し、胃を摘出
後1%ホルマリンを注入し、同液中で固定した。胃を大
弯に沿って切開し、病変の個数を測定した。
よる胃病変形成を抑制した。 実験例3.インドメタシン潰瘍に対する作用試験雄性I
CR系マウス(体重20−22g)を1群10匹とし、
Bates らの方法(Brit.J.Pharm 1
979, 66,p154−156 「マウスにおける
インドメタシン誘導胃潰瘍に対するサケカルシトニンの
作用」)に従い24時間絶食後、インドメタシン20m
g/kgを皮下投与した。6時間後に屠殺し、胃を摘出
後1%ホルマリンを注入し、同液中で固定した。胃を大
弯に沿って切開し、病変の個数を測定した。
【0028】被験化合物は1.5% tween−80
に懸濁し、種々の用量で、インドメタシン投与の60分
前に経口投与した。病変形成に対する抑制率は次式にて
求め、抑制率より50%抑制用量(ED50) を算出
した。
に懸濁し、種々の用量で、インドメタシン投与の60分
前に経口投与した。病変形成に対する抑制率は次式にて
求め、抑制率より50%抑制用量(ED50) を算出
した。
【0029】
【数3】
【0030】A:対照群の病変個数
B:被験化合物投与群の病変個数
結果を第3表に示したが、本発明化合物はインドメタシ
ンによる胃病変形成を抑制した。 実験例4.ボルタレン潰瘍に対する作用の試験1群に1
0匹(体重 140〜180 g)のラットを使用した
。 24時間の絶食の後、50mg/kgのボルタレン(v
oltaren) を経口投与した。4時間後、動物を
殺しそしてそれらの胃の粘膜を試験した。1群中の病変
の平均数を決定した。
ンによる胃病変形成を抑制した。 実験例4.ボルタレン潰瘍に対する作用の試験1群に1
0匹(体重 140〜180 g)のラットを使用した
。 24時間の絶食の後、50mg/kgのボルタレン(v
oltaren) を経口投与した。4時間後、動物を
殺しそしてそれらの胃の粘膜を試験した。1群中の病変
の平均数を決定した。
【0031】使用した化合物を、ボルタレンの投与の1
時間前に幾つかの投与量で投与した。病変形成の抑制率
を次式により求め、そして50%抑制量 (ED50)
として表わした。
時間前に幾つかの投与量で投与した。病変形成の抑制率
を次式により求め、そして50%抑制量 (ED50)
として表わした。
【0032】
【数4】
【0033】A:対照群の病変個数
B:被験化合物投与群の病変個数
結果を第4表に示す。本発明の化合物はボルタレンによ
る病変の形成をシメチジンよりも抑制する。 実験例5.拘束ストレス潰瘍に対する作用試験雄性Wi
star系ラット(体重 180−200 g)を1群
5匹とし、18時間絶食後、拘束によるストレスを負荷
した。4時間後に屠殺し、胃出血の有無を観察した。
る病変の形成をシメチジンよりも抑制する。 実験例5.拘束ストレス潰瘍に対する作用試験雄性Wi
star系ラット(体重 180−200 g)を1群
5匹とし、18時間絶食後、拘束によるストレスを負荷
した。4時間後に屠殺し、胃出血の有無を観察した。
【0034】被験化合物は1.5% tween−80
に懸濁し、種々の用量で、ストレス負荷1時間前に経口
投与した。 胃出血の出現率より50%抑制用量(ED50) を算
出した。 結果を第5表に示したが、本発明化合物は拘束ストレス
による胃出血の発生を抑制した。
に懸濁し、種々の用量で、ストレス負荷1時間前に経口
投与した。 胃出血の出現率より50%抑制用量(ED50) を算
出した。 結果を第5表に示したが、本発明化合物は拘束ストレス
による胃出血の発生を抑制した。
【0035】
実験例6.急性毒性試験
本発明化合物を1.5% tween−80に懸濁し、
120匹のラット(体重 110−120g)に経口
あるいは腹腔内に投与した。投与後、2週間の累積死亡
率から Litchfield−Wilcoxon法に
より50%致死率 (LD50) を算出した。結果を
第6表に示した。
120匹のラット(体重 110−120g)に経口
あるいは腹腔内に投与した。投与後、2週間の累積死亡
率から Litchfield−Wilcoxon法に
より50%致死率 (LD50) を算出した。結果を
第6表に示した。
【0036】
第
6 表 ───────────
───────────
LD50(mg/kg
) ───
─────────────
経口投与 腹腔内
投与 ───────────────
─────── 雄
427.0 257
.3 雌
450.6 −
──────────────────────
6 表 ───────────
───────────
LD50(mg/kg
) ───
─────────────
経口投与 腹腔内
投与 ───────────────
─────── 雄
427.0 257
.3 雌
450.6 −
──────────────────────
【
0037】
0037】
【発明の効果】以上のことより本発明化合物は、胃酸分
泌抑制作用と胃粘膜防御作用を有し、顕著な抗潰瘍作用
を示すことから、エタノール誘発出血性胃びらん、外傷
又はストレスにより誘発される胃損傷、薬物により誘発
される胃損傷等の種々の原因による胃潰瘍、及び十二指
腸潰瘍等の予防又は治療に用いることができる。
泌抑制作用と胃粘膜防御作用を有し、顕著な抗潰瘍作用
を示すことから、エタノール誘発出血性胃びらん、外傷
又はストレスにより誘発される胃損傷、薬物により誘発
される胃損傷等の種々の原因による胃潰瘍、及び十二指
腸潰瘍等の予防又は治療に用いることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の式: 【化1】 で示されるキヌクリジン化合物またはその塩を有効成分
として含有する抗潰瘍剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14188291A JPH04368327A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | キヌクリジン化合物またはその塩を含有する抗潰瘍剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14188291A JPH04368327A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | キヌクリジン化合物またはその塩を含有する抗潰瘍剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368327A true JPH04368327A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15302359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14188291A Pending JPH04368327A (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | キヌクリジン化合物またはその塩を含有する抗潰瘍剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368327A (ja) |
-
1991
- 1991-06-13 JP JP14188291A patent/JPH04368327A/ja active Pending
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