JPH04368888A - 平版印刷版用不感脂化処理液並びにこれを用いる不感脂化方法、および印刷方法 - Google Patents
平版印刷版用不感脂化処理液並びにこれを用いる不感脂化方法、および印刷方法Info
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- JPH04368888A JPH04368888A JP14371691A JP14371691A JPH04368888A JP H04368888 A JPH04368888 A JP H04368888A JP 14371691 A JP14371691 A JP 14371691A JP 14371691 A JP14371691 A JP 14371691A JP H04368888 A JPH04368888 A JP H04368888A
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- printing plate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平版印刷版用不感脂化処
理液、並びにこれを用いる不感脂化方法および印刷方法
に関する。更に詳しく述べるならば、酸化亜鉛を感光層
または印刷層に含有する平版印刷版のための不感脂化処
理液並びにこれを用いる不感脂化方法および印刷方法に
関するものである。
理液、並びにこれを用いる不感脂化方法および印刷方法
に関する。更に詳しく述べるならば、酸化亜鉛を感光層
または印刷層に含有する平版印刷版のための不感脂化処
理液並びにこれを用いる不感脂化方法および印刷方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化亜鉛を主成分とする感光層を有し、
電子写真方式により製版され得る平版印刷版、いわゆる
オフセットマスターが、軽印刷の分野で広く使用されて
いる。
電子写真方式により製版され得る平版印刷版、いわゆる
オフセットマスターが、軽印刷の分野で広く使用されて
いる。
【0003】この方式の平版印刷版において、酸化亜鉛
は光導電剤としての役目を果たしていると同時に、不感
脂化処理液で処理されるときに、不感脂化剤と結合して
、親油性から親水性に変化し、オフセット印刷を可能に
する役目を果たしている。
は光導電剤としての役目を果たしていると同時に、不感
脂化処理液で処理されるときに、不感脂化剤と結合して
、親油性から親水性に変化し、オフセット印刷を可能に
する役目を果たしている。
【0004】最近は、スキャニング露光を可能にするた
め、半導体レーザーに感光するように分光増感したレー
ザー光用オフセットマスターも普及し始めている。
め、半導体レーザーに感光するように分光増感したレー
ザー光用オフセットマスターも普及し始めている。
【0005】また、手描き、熱転写等によって画像を形
成する、いわゆる直描マスターの中には、酸化亜鉛を主
成分とする印刷層を有するものがある。その一例が特開
昭63−166591号公報に開示されている。
成する、いわゆる直描マスターの中には、酸化亜鉛を主
成分とする印刷層を有するものがある。その一例が特開
昭63−166591号公報に開示されている。
【0006】これらの、酸化亜鉛を含む印刷面を有する
平版印刷版は、その画像製版後印刷前に、酸化亜鉛を親
水性に変化させるために、印刷面に不感脂化処理液によ
る処理、いわゆるエッチング処理が施される。また一般
に、この不感脂化処理液を水で3〜10倍に希釈したも
のを、オフセット印刷用給湿液として用い、印刷面に給
湿が施される。
平版印刷版は、その画像製版後印刷前に、酸化亜鉛を親
水性に変化させるために、印刷面に不感脂化処理液によ
る処理、いわゆるエッチング処理が施される。また一般
に、この不感脂化処理液を水で3〜10倍に希釈したも
のを、オフセット印刷用給湿液として用い、印刷面に給
湿が施される。
【0007】上記の目的のために種々の不感脂化処理液
が提案され、また使用されているが、その中で主なもの
は、鉄シアン錯塩を主成分とするものと、フィチン酸を
主成分とするものである。
が提案され、また使用されているが、その中で主なもの
は、鉄シアン錯塩を主成分とするものと、フィチン酸を
主成分とするものである。
【0008】鉄シアン錯塩を主成分とする不感脂化処理
液の一例は、特開昭57−29496 号に開示されて
いる。この種類の不感脂化処理液の問題点は、比較的低
いpHにおいて効果を発現するものであるため、印刷版
または紙の表面のpHが、中性または塩基性を示す場合
、印刷中に徐々にその不感脂化効果を失うという点であ
る。
液の一例は、特開昭57−29496 号に開示されて
いる。この種類の不感脂化処理液の問題点は、比較的低
いpHにおいて効果を発現するものであるため、印刷版
または紙の表面のpHが、中性または塩基性を示す場合
、印刷中に徐々にその不感脂化効果を失うという点であ
る。
【0009】また、一般に用いられているこの種の不感
脂化液は、オフセットマスターに対して充分な親水化効
果を有しているが、それでもレーザー光用オフセットマ
スターに対しては未だ十分ではない。何となればレーザ
ー光用オフセットマスターは、スキャニング露光される
ため、印刷面上にすじ状に電荷が残留し、この部分にト
ナーが付着して、印刷地汚れを生じやすいからである。
脂化液は、オフセットマスターに対して充分な親水化効
果を有しているが、それでもレーザー光用オフセットマ
スターに対しては未だ十分ではない。何となればレーザ
ー光用オフセットマスターは、スキャニング露光される
ため、印刷面上にすじ状に電荷が残留し、この部分にト
ナーが付着して、印刷地汚れを生じやすいからである。
【0010】この種の不感脂化処理液の、さらにもう一
つの問題点は、排水中の鉄シアン錯塩が分解して、有害
なシアンイオンを発生する可能性があることである。
つの問題点は、排水中の鉄シアン錯塩が分解して、有害
なシアンイオンを発生する可能性があることである。
【0011】フィチン酸を主成分とする不感脂化処理液
の例としては、例えば特公昭58−2839号、および
特開昭53−127002号に開示されているものを挙
げることができる。この種の不感脂化処理液の問題点は
、不感脂化成分と酸化亜鉛の反応が遅く、このため、単
一回のエッチング処理のみでは十分な不感脂化効果が得
られない点にある。この問題点は特にエッチング装置を
組み込んだ、全自動式印刷機を用いるときに顕著に表れ
る。
の例としては、例えば特公昭58−2839号、および
特開昭53−127002号に開示されているものを挙
げることができる。この種の不感脂化処理液の問題点は
、不感脂化成分と酸化亜鉛の反応が遅く、このため、単
一回のエッチング処理のみでは十分な不感脂化効果が得
られない点にある。この問題点は特にエッチング装置を
組み込んだ、全自動式印刷機を用いるときに顕著に表れ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、レーザー光用オフセットマスター、表面の
pH値が高いオフセットマスター、中性紙の印刷等、従
来の不感脂化処理液では、印刷面の親水化が不充分で、
従来印刷地汚れが感じ易いとされていた用途においても
、十分な不感脂化(親水化)効果を与え得る平版印刷版
用不感脂化処理液、並びにそれを用いる不感脂化処理方
法および印刷方法を提供することである。
する課題は、レーザー光用オフセットマスター、表面の
pH値が高いオフセットマスター、中性紙の印刷等、従
来の不感脂化処理液では、印刷面の親水化が不充分で、
従来印刷地汚れが感じ易いとされていた用途においても
、十分な不感脂化(親水化)効果を与え得る平版印刷版
用不感脂化処理液、並びにそれを用いる不感脂化処理方
法および印刷方法を提供することである。
【0013】本発明が解決しようとするもう一つの課題
は、排水処理の問題を生ずることがより少ない、不感脂
化処理液、並びにそれを用いる不感脂化方法および印刷
方法を提供することである。
は、排水処理の問題を生ずることがより少ない、不感脂
化処理液、並びにそれを用いる不感脂化方法および印刷
方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鉄シアン錯
塩を主成分とする不感脂化処理液において、この鉄シア
ン錯塩の重量の5〜10倍量のりん酸塩を添加すること
によって、不感脂化処理液の酸化亜鉛に対する親水化効
果が飛躍的に向上することを見出した。本発明者はまた
、酸化亜鉛平版印刷版のような表面pHが高いオフセッ
トマスターにおいて、上記の特定組成を有する不感脂化
処理液を用いて平版印刷版の印刷面をエッチング処理し
、この処理液の希釈液からなる給湿液、又は、フィチン
酸を含む給湿液を用いて印刷面に給湿を施して印刷する
ことにより、印刷物に地汚れを生じることがないことを
見出した。
塩を主成分とする不感脂化処理液において、この鉄シア
ン錯塩の重量の5〜10倍量のりん酸塩を添加すること
によって、不感脂化処理液の酸化亜鉛に対する親水化効
果が飛躍的に向上することを見出した。本発明者はまた
、酸化亜鉛平版印刷版のような表面pHが高いオフセッ
トマスターにおいて、上記の特定組成を有する不感脂化
処理液を用いて平版印刷版の印刷面をエッチング処理し
、この処理液の希釈液からなる給湿液、又は、フィチン
酸を含む給湿液を用いて印刷面に給湿を施して印刷する
ことにより、印刷物に地汚れを生じることがないことを
見出した。
【0015】すなわち本発明の平版印刷版用不感脂化処
理液は、鉄シアン錯塩と、この鉄シアン錯塩の重量の5
〜10倍量のりん酸塩とを含むことを特徴とするもので
ある。
理液は、鉄シアン錯塩と、この鉄シアン錯塩の重量の5
〜10倍量のりん酸塩とを含むことを特徴とするもので
ある。
【0016】本発明に係る平版印刷版の不感脂化処理方
法は、平版印刷版の印刷面に上記特定不感脂化処理液を
用いて不感脂化処理を施すことを含むものである。
法は、平版印刷版の印刷面に上記特定不感脂化処理液を
用いて不感脂化処理を施すことを含むものである。
【0017】本発明に係る平版印刷版による印刷方法は
、上記特定不感脂化液を用いて印刷面に不感脂化処理を
施された平版印刷版の上記印刷面に、前記不感脂化液の
希釈液からなる給湿液、又は、フィチン酸を含む給湿液
を用いて給湿を施すことを含むものである。
、上記特定不感脂化液を用いて印刷面に不感脂化処理を
施された平版印刷版の上記印刷面に、前記不感脂化液の
希釈液からなる給湿液、又は、フィチン酸を含む給湿液
を用いて給湿を施すことを含むものである。
【0018】
【作用】本発明に用いられる鉄シアン錯塩は、フェロシ
アン化合物またはフェリシアン化合物を包含し、これら
はカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩のいずれ
であってもよく、またそれらの混合物であってもよい。 鉄シアン錯塩は、不感脂化処理液中に 1.5〜3重量
%の割合で含有されることが好ましい。
アン化合物またはフェリシアン化合物を包含し、これら
はカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム塩のいずれ
であってもよく、またそれらの混合物であってもよい。 鉄シアン錯塩は、不感脂化処理液中に 1.5〜3重量
%の割合で含有されることが好ましい。
【0019】本発明に用いられるりん酸塩は、りん酸ナ
トリウム、りん酸カリウム、りん酸アンモニウムから選
ばれた少なくとも1種からなるものである。本発明にお
いて、不感脂化処理液に含有されるりん酸塩の量は、鉄
シアン錯塩の重量の5〜10倍である。
トリウム、りん酸カリウム、りん酸アンモニウムから選
ばれた少なくとも1種からなるものである。本発明にお
いて、不感脂化処理液に含有されるりん酸塩の量は、鉄
シアン錯塩の重量の5〜10倍である。
【0020】りん酸塩の量が鉄シアン錯塩重量の5倍未
満であるときは、得られる不感脂化処理液の親水化効果
が不十分であり、それが10倍を越えると、印刷インキ
を乳化する等の問題が生じやすくなる。
満であるときは、得られる不感脂化処理液の親水化効果
が不十分であり、それが10倍を越えると、印刷インキ
を乳化する等の問題が生じやすくなる。
【0021】従来、りん酸塩、またはそれに類似の化合
物が、鉄シアン錯塩型の不感脂化処理液に添加された例
はあるが、その目的はpH緩衝剤としてであり、その添
加量は鉄シアン錯塩の 0.5〜3倍の範囲であった。 本発明者は、りん酸塩を、従来の概念を越えて多量に添
加することにより、上述のような特殊な効果を発揮させ
ることに成功したのである。また、本発明の特殊不感脂
化処理液を用いることにより、不感脂化処理および印刷
工程における不感脂化処理液の使用量を少なくし、排水
処理の負荷を軽減することに成功したのである。
物が、鉄シアン錯塩型の不感脂化処理液に添加された例
はあるが、その目的はpH緩衝剤としてであり、その添
加量は鉄シアン錯塩の 0.5〜3倍の範囲であった。 本発明者は、りん酸塩を、従来の概念を越えて多量に添
加することにより、上述のような特殊な効果を発揮させ
ることに成功したのである。また、本発明の特殊不感脂
化処理液を用いることにより、不感脂化処理および印刷
工程における不感脂化処理液の使用量を少なくし、排水
処理の負荷を軽減することに成功したのである。
【0022】本発明の不感脂化処理液は、上記の成分の
他に、pH緩衝剤およびpH調節剤として、有機、およ
び無機の塩類、および酸類、防錆剤としてのキレート化
合物、並びに、濡れ剤、保湿剤、着色剤等を、不感脂化
処理液重量に対して2%以下の範囲で含んでいてもよい
。
他に、pH緩衝剤およびpH調節剤として、有機、およ
び無機の塩類、および酸類、防錆剤としてのキレート化
合物、並びに、濡れ剤、保湿剤、着色剤等を、不感脂化
処理液重量に対して2%以下の範囲で含んでいてもよい
。
【0023】本発明の不感脂化処理液を用いて、エッチ
ング処理を施すことによって、印刷地汚れを起こしやす
いレーザー光用オフセットマスターにおいても、汚れが
なく印刷することができる。
ング処理を施すことによって、印刷地汚れを起こしやす
いレーザー光用オフセットマスターにおいても、汚れが
なく印刷することができる。
【0024】また一般に、表面pHが中性に近い高い値
を示すような酸化亜鉛平版印刷版においては、印刷過程
で給湿液のpHが徐々に上昇して、それに伴って印刷地
汚れが増大するが、このような酸化亜鉛平版印刷版にお
いても、本発明の不感脂化処理液を用いることにより地
汚れの発生なしに印刷することが可能になった。
を示すような酸化亜鉛平版印刷版においては、印刷過程
で給湿液のpHが徐々に上昇して、それに伴って印刷地
汚れが増大するが、このような酸化亜鉛平版印刷版にお
いても、本発明の不感脂化処理液を用いることにより地
汚れの発生なしに印刷することが可能になった。
【0025】すなわち、本発明の不感脂化処理液を用い
て、表面pHが中性に近い酸化亜鉛平版印刷版をエッチ
ング処理し、かつ給湿液としては、上記不感脂化処理液
を3〜10倍に希釈したもの、或いは市販のフィチン酸
型の不感脂化液を、3〜10倍に希釈したものを用いて
印刷することによって、給湿液のpH変化は非常に少な
く、印刷物に地汚れを発生させることなしに印刷するこ
とができる。
て、表面pHが中性に近い酸化亜鉛平版印刷版をエッチ
ング処理し、かつ給湿液としては、上記不感脂化処理液
を3〜10倍に希釈したもの、或いは市販のフィチン酸
型の不感脂化液を、3〜10倍に希釈したものを用いて
印刷することによって、給湿液のpH変化は非常に少な
く、印刷物に地汚れを発生させることなしに印刷するこ
とができる。
【0026】このような不感脂化処理液/フィチン酸含
有給湿液の使用方法は、廃液処理の面から特に有利であ
る。何故ならば、3〜10倍の希釈によって容積の大き
くなる給湿液については、フィチン酸を含む給湿液を使
用する場合に有害物の発生する恐れがないので、濃度が
高く容積の少ない不感脂化処理液(原液)についてのみ
、廃液処理を考慮すればよいからである。
有給湿液の使用方法は、廃液処理の面から特に有利であ
る。何故ならば、3〜10倍の希釈によって容積の大き
くなる給湿液については、フィチン酸を含む給湿液を使
用する場合に有害物の発生する恐れがないので、濃度が
高く容積の少ない不感脂化処理液(原液)についてのみ
、廃液処理を考慮すればよいからである。
【0027】
【実施例】下記実施例をもって本発明をさらに詳しく説
明する。しかし本発明の範囲はこれらの実施例によって
限定されるものではない。
明する。しかし本発明の範囲はこれらの実施例によって
限定されるものではない。
【0028】実施例1
下記組成の不感脂化処理液を作成した。
フェロシアン化カリウム
20g
りん酸ナトリウム
130g 亜硫酸ナ
トリウム
7g くえん酸
pH 4.5に調節 水
全量を1リットルに調整
20g
りん酸ナトリウム
130g 亜硫酸ナ
トリウム
7g くえん酸
pH 4.5に調節 水
全量を1リットルに調整
【0029】別
に王子製紙社製のレーザー光用オフセットマスターを、
凸版印刷社製のレーザー製版機で製版した。上記組成の
不感脂化処理液をリコー社製のエッチャーに充填し、こ
の処理液中に前記製版物を1回通しして、これにエッチ
ング処理を施した。この処理済み版をリョービ2700
印刷機に取り付け、上記不感脂化処理液の7倍希釈液を
給湿液として印刷面に給湿を施しながら印刷し、300
0枚印刷したときの地汚れを観察し評価した。 10点を最高点とする官能評価において、上記の印刷物
は7点であった。5点以上が実用上問題のないレベルで
ある。
に王子製紙社製のレーザー光用オフセットマスターを、
凸版印刷社製のレーザー製版機で製版した。上記組成の
不感脂化処理液をリコー社製のエッチャーに充填し、こ
の処理液中に前記製版物を1回通しして、これにエッチ
ング処理を施した。この処理済み版をリョービ2700
印刷機に取り付け、上記不感脂化処理液の7倍希釈液を
給湿液として印刷面に給湿を施しながら印刷し、300
0枚印刷したときの地汚れを観察し評価した。 10点を最高点とする官能評価において、上記の印刷物
は7点であった。5点以上が実用上問題のないレベルで
ある。
【0030】比較例1
実施例1と同じ操作を行った。但しアイテック社製のオ
フセットマスター用不感脂化処理液(鉄シアン錯塩型)
を用いて不感脂化処理を施し、この処理液の7倍希釈液
を給湿液として印刷を行った。地汚れの評価点数は4点
であった。
フセットマスター用不感脂化処理液(鉄シアン錯塩型)
を用いて不感脂化処理を施し、この処理液の7倍希釈液
を給湿液として印刷を行った。地汚れの評価点数は4点
であった。
【0031】比較例2
実施例1と同じ操作を行った。但し日研化学社製のフィ
チン酸型の不感脂化処理液(商品名PPクリーンエッチ
)を用いて不感脂化処理を施し、この処理液の7倍希釈
液を給湿液として、印刷版をエッチャーに1回通しした
場合は、刷り出しで著しい汚れを生じた。印刷版をエッ
チャーに2回通しした場合は正常に印刷できたが、30
00枚目の地汚れ評価の点数は5点であった。
チン酸型の不感脂化処理液(商品名PPクリーンエッチ
)を用いて不感脂化処理を施し、この処理液の7倍希釈
液を給湿液として、印刷版をエッチャーに1回通しした
場合は、刷り出しで著しい汚れを生じた。印刷版をエッ
チャーに2回通しした場合は正常に印刷できたが、30
00枚目の地汚れ評価の点数は5点であった。
【0032】実施例2
下記組成の不感脂化処理液を作成した。
フェリシアン化カリウム
17g
りん酸アンモニウム
110g 亜硫酸ナト
リウム
8.3 g EDTA
1.5 g
くえん酸
pH 4.5に調節
水
全量を1リットルに調整
17g
りん酸アンモニウム
110g 亜硫酸ナト
リウム
8.3 g EDTA
1.5 g
くえん酸
pH 4.5に調節
水
全量を1リットルに調整
【0033】別に、両面を耐水層で被覆した基紙の片面
に、下記組成の塗料を塗工して、直描マスターを作成し
た。 酸化亜鉛(白水化学社製“レギュラー”)
84部アクリル樹脂50%分散液(東亜合成社
製“A−104”) 32部水
90部このマスターの表面p
Hを測定したところ、6.4 であった。
に、下記組成の塗料を塗工して、直描マスターを作成し
た。 酸化亜鉛(白水化学社製“レギュラー”)
84部アクリル樹脂50%分散液(東亜合成社
製“A−104”) 32部水
90部このマスターの表面p
Hを測定したところ、6.4 であった。
【0034】上記直描マスターに、市販の熱転写方式の
ワードプロセッサーを用いて印字し、印刷版を作成した
。この印刷版を、上記組成の不感脂化処理液を用いて、
エッチャー1回通しでエッチング処理し、市販のフィチ
ン酸型不感脂化処理液(日研化学社製PPクリーンエッ
チ)を7倍に希釈したものを給湿液として印刷したとこ
ろ、1000枚目の地汚れの評価点数は8点であった。
ワードプロセッサーを用いて印字し、印刷版を作成した
。この印刷版を、上記組成の不感脂化処理液を用いて、
エッチャー1回通しでエッチング処理し、市販のフィチ
ン酸型不感脂化処理液(日研化学社製PPクリーンエッ
チ)を7倍に希釈したものを給湿液として印刷したとこ
ろ、1000枚目の地汚れの評価点数は8点であった。
【0035】実施例3
実施例2と同じ操作を行った。但し、給湿液として、実
施例2記載の不感脂化処理液の7倍希釈液を用いた。1
000枚目印刷物の地汚れの評価点数は6点であった。
施例2記載の不感脂化処理液の7倍希釈液を用いた。1
000枚目印刷物の地汚れの評価点数は6点であった。
【0036】比較例3
実施例2と同一の操作を行った。但し、不感脂化処理液
・給湿液ともに実施例2に記載のPPクリーンエッチ(
給湿液は7倍希釈)を用いた。1000枚目の印刷物の
地汚れの評価点数は5点であった。ただし画像のまわり
に、散点上に汚れが観察された。
・給湿液ともに実施例2に記載のPPクリーンエッチ(
給湿液は7倍希釈)を用いた。1000枚目の印刷物の
地汚れの評価点数は5点であった。ただし画像のまわり
に、散点上に汚れが観察された。
【0037】比較例4
実施例2と同一の操作を行った。但し、不感脂化処理液
・給湿液ともにアイテック社製の鉄シアン錯塩型不感脂
化処理液(給湿液は7倍希釈)を用いた。1000枚目
の印刷物における地汚れの評価点数は3点であった。
・給湿液ともにアイテック社製の鉄シアン錯塩型不感脂
化処理液(給湿液は7倍希釈)を用いた。1000枚目
の印刷物における地汚れの評価点数は3点であった。
【0038】
【発明の効果】本発明の不感脂化処理液は、レーザー光
用オフセットマスターにおいても、印刷物の地汚れを防
止する効果が大である。また、表面pHが中性に近いマ
スターにおいても、この不感脂化処理液の希釈液を、好
ましくは、フィチン酸型の不感脂化処理液の希釈液を給
湿液として使用すれば、従来の不感脂化処理液を使用す
る場合に比べて、はるかに地汚れの少ない印刷物を得る
ことができ、それによって、軽印刷業界、および事務印
刷の合理化に大きく貢献することができる。
用オフセットマスターにおいても、印刷物の地汚れを防
止する効果が大である。また、表面pHが中性に近いマ
スターにおいても、この不感脂化処理液の希釈液を、好
ましくは、フィチン酸型の不感脂化処理液の希釈液を給
湿液として使用すれば、従来の不感脂化処理液を使用す
る場合に比べて、はるかに地汚れの少ない印刷物を得る
ことができ、それによって、軽印刷業界、および事務印
刷の合理化に大きく貢献することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 鉄シアン錯塩と、この鉄シアン錯塩の
重量の5〜10倍量のりん酸塩とを含む、平版印刷版用
不感脂化処理液。 - 【請求項2】 平版印刷版の印刷面に、請求項1に記
載の不感脂化処理液を用いて、不感脂化処理を施すこと
を含む、平版印刷版の不感脂化処理方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の不感脂化処理液を用
いて印刷面に不感脂化処理を施された平版印刷版の上記
印刷面に、前記不感脂化液の希釈液からなる給湿液を用
いて給湿を施すことを含む平版印刷版による印刷方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の不感脂化処理液を用
いて印刷面に不感脂化処理を施された平版印刷版の上記
印刷面に、フィチン酸を含む給湿液を用いて給湿を施す
ことを含む平版印刷版による印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14371691A JPH04368888A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 平版印刷版用不感脂化処理液並びにこれを用いる不感脂化方法、および印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14371691A JPH04368888A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 平版印刷版用不感脂化処理液並びにこれを用いる不感脂化方法、および印刷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368888A true JPH04368888A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15345328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14371691A Pending JPH04368888A (ja) | 1991-06-15 | 1991-06-15 | 平版印刷版用不感脂化処理液並びにこれを用いる不感脂化方法、および印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04368888A (ja) |
-
1991
- 1991-06-15 JP JP14371691A patent/JPH04368888A/ja active Pending
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