JPH04370177A - 床ワックス - Google Patents

床ワックス

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JPH04370177A
JPH04370177A JP3147663A JP14766391A JPH04370177A JP H04370177 A JPH04370177 A JP H04370177A JP 3147663 A JP3147663 A JP 3147663A JP 14766391 A JP14766391 A JP 14766391A JP H04370177 A JPH04370177 A JP H04370177A
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wax
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Kiyoshi Akita
清 秋田
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Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Konishi Co Ltd
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴキブリ等の虫を寄
せ付けないようにする床ワックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭内に生息するゴキブリ等
の虫を排除する目的で種々の薬剤が開発され、使用され
ている。例えば、ゴキブリを誘い出して捕らえる、ある
いはゴキブリに薬剤を食べさせ脱水状態にして殺してし
まうもの等、種々の形式のゴキブリ排除手段が使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな形式のゴキブリ排除手段は、ゴキブリを誘い出して
はじめて効果を奏するものであり、飲食店などの客が飲
食する場所での設置は不向きである。すなわち、ゴキブ
リは飲食をする者にとって極めて不快なものであり、こ
のようなゴキブリを、飲食に使用される一定のエリアに
は一切出現させない、ゴキブリ排除手段の提供が望まれ
ていた。
【0004】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、一定のエリア(例えば、飲食に使用され
る場所)にゴキブリを寄せ付けない忌避効果により、該
エリア内へのゴキブリの進入を一切排除するとともに、
このようなゴキブリの忌避効果を、床材に塗布する床ワ
ックスに持たせ、これによってゴキブリを一定のエリア
から忌避させる忌避効果を、床ワックスを一定期間毎に
塗布させる作業により奏させることができる極めて作業
性の高い、忌避効果を有する床ワックスの提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ワックス成分に、ピレスロイド系の防
虫忌避成分を添加したものであり、前記ワックス成分の
平均分子量を1000〜50000とし、かつ前記防虫
忌避成分を0.02〜5重量%の割合で含有させたこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】この発明によれば、床ワックスの主体となるワ
ックス成分に、ピレスロイド系の防虫忌避成分を添加し
、かつワックス成分の平均分子量を1000〜5000
0に、かつ、防虫忌避成分を0.02〜5重量%の割合
とすることにより、ゴキブリを極めて高い忌避率で忌避
させることが確認され、かつその高い忌避率を長期に亙
って維持できることが確認された。なお、前記ワックス
成分の平均分子量に上限(50000)と下限(100
0)とを設けたのは以下の理由による。すなわち、ワッ
クス成分の分子量が上限を越えて大きくなると、ワック
ス成分である樹脂を構成する分子に、防虫忌避成分のブ
リードが阻害されるからであり、また、樹脂の分子量が
下限より小さくなると、防虫忌避成分をブリードさせる
効果が得られるものの、床面上に塗布した際の樹脂被膜
の厚さが薄いものとなり、床ワックスとしての性能(光
沢,耐水性等)が低下するからである。また、前記防虫
忌避成分の含有割合に上限(5重量%)と下限(0.0
2重量%)とを設けたのは以下の理由による。 すなわち、前記防虫忌避成分の含有割合が、下限よりも
小さいとゴキブリを忌避させる能力が劣るからであり、
また、上限を越えて大きくなると、防虫忌避成分がワッ
クス成分中に均一に分散されにくくなり、かつ床ワック
スの価格面での経済性が低下するからである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。本発明に係る「防虫忌避効果を有する床
ワックス」は、ワックス成分としてアクリル樹脂系、ウ
レタン樹脂系のものが使用され、防虫忌避成分としてピ
レスロイド系のものが使用されたものであり、これらワ
ックス成分と防虫忌避成分とに、水等の添加材(場合に
よっては乳化剤を添加)を加え、これらを攪拌機により
混合攪拌することにより得られるものである。
【0008】なお、前記アクリル樹脂系のワックス成分
としては、例えば「商品名:2ー471オリゴマータイ
プ(アクリル樹脂の分子量6000〜8000)」、「
商品名:2ー472オリゴマー/ポリマータイプ(アク
リル樹脂の分子量100000以下)」が使用され、ま
た、防虫忌避成分として、ピレスロイド系のエトフェン
プロックス(2−(p−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテル:商品名
「トレボン」)、サイフェノスリン((RS)−α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル(1R)−シス/トラン
ス−クリサンテマート)、ペルメトリン(3−フェノキ
シベンジル−di−シス/トランス−3(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2ジメチル−1−シクロプロパンカ
ルボキシレート:商品名「エクスミン」)、アレスリン
(3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル  クリサンテマート)といったもの
が使用される。
【0009】また、前記ワックス成分である樹脂は平均
分子量が1000〜50000、好ましくは3000〜
20000のものを用いることが好ましい。これは、樹
脂の平均分子量が例えば50000を越えて大きくなる
と、樹脂を構成する分子に、防虫忌避成分のブリードが
阻害されるからであり、また、樹脂の平均分子量が例え
ば1000より低下すると、防虫忌避成分をブリードさ
せることができるものの、床面上に塗布した際の樹脂被
膜の厚さが薄いものとなり、床ワックスとしての性能(
光沢,耐水性等)が低下するからである。また、防虫忌
避成分は、全体量に対して0.02〜5重量% の割合
で混合させることが好ましい。これは0.02重量% 
よりも少ないとゴキブリを忌避させる能力が劣ったもの
になるからであり、また、5重量%を越えると、防虫忌
避成分がワックス成分中に均一に分散されにくくなり、
かつ床ワックスの価格面での経済性も低下するからであ
る。なお、以下の説明において、ワックス成分の平均分
子量が1000〜50000であり、かつ防虫忌避成分
が0.02〜5重量%の割合で含有されている床ワック
スを、本発明に係わる床ワックスと表現する。
【0010】以下、図1の表を参照して、本発明に係る
床ワックスと、これらと比較される比較例としての床ワ
ックスについて説明し、更に図2を参照して、本発明に
係わる床ワックスが比較例のものより優れていることを
、実験データを用いて証明する。図1において、サンプ
ル番号(1)〜(10)で示す床ワックスの内、サンプ
ル番号(1),(2),(4)で示すものは本発明に係
わる床ワックスであり、サンプル番号(3),(5)〜
(10)で示すものは、本発明と比較される比較例とし
ての床ワックスである。なお、図1の表に示される「ア
クリル樹脂エマルジョン」としては固型分濃度30重量
%に調整したものが使用される。アクリル樹脂の具体例
については既に述べた。また、「ポリエチレンワックス
エマルジョン」としては酸化ポリエチレンワックスエマ
ルジョン、アライド−シーグラム社、AC−392、固
型分濃度40重量%が使用される。「レベリング剤」と
してはSMAレジン2625A、スチレン・マレイン酸
共重合樹脂、固型分濃度15重量%が使用される。 「湿潤剤」としてはチバガイギー社、D−ダインS−1
00、フッ素系界面活性剤、固型分濃度25重量%が使
用される。「消泡剤」としてはwacker−Sili
cones−Corp、SWSー211が使用される。 また、「防腐剤」としてはホルマリン37%水溶液が使
用される。
【0011】そして、図1の成分表と、図1のサンプル
番号に対応したゴキブリ忌避性能と床ワックス性能とを
まとめた図2を参照して判るように、ワックス成分であ
る樹脂の平均分子量が1000〜50000の範囲にあ
る、本発明に係わる(1),(2),(4)の床ワック
スは、忌避率の評価が「1(極めて良い)」と「2(良
い)」であり、また、床ワックス性能も「○(良い)」
ことが確認された。また、これらの床ワックスの中で、
床ワックス(4)の1ケ月後の忌避率の評価が「2(良
い)」となっているのは、ワックス成分の平均分子量が
2000と比較的低い低分子体であるために、ワックス
成分の防虫忌避成分(ペルメトリン)がブリードされ過
ぎ、これによって1ケ月の長期に亙って極めて良いとさ
れる「1」の忌避効果を維持できなかったと考えられる
。そして、このような実験結果から、(1),(2),
(4)の床ワックスは、少なくとも1ケ月に亙って「1
(極めて良い)」と「2(良い)」という高い忌避率を
維持することができるから、1ケ月毎の床ワックスの塗
布作業により、前述した高い忌避率を継続的に維持でき
る効果が得られるものである。
【0012】また、比較例として挙げた(3)の床ワッ
クスは、ワックス成分の樹脂の平均分子量が500と小
さく、ゴキブリ忌避効果は「1(極めて良い)」である
ものの、床ワックス性能が「×(悪い)」ことが確認さ
れた。これは、前述したよう、平均分子量が1000よ
り低下すると、床面上に塗布した際の樹脂被膜の厚さが
薄いものとなり、床ワックスとしての性能(光沢,耐水
性等)が低下するからである。また、比較例として挙げ
た(6)(7)の床ワックスは、ワックス成分の樹脂の
平均分子量が100000と大きく、床ワックス性能が
「○(良い)」ものの、ゴキブリ忌避効果を示す忌避率
の評価が「3(悪い)」、「4(極めて悪い)」となっ
て劣っていることが確認された。これは、前述したよう
に、ワックス成分の平均分子量が大きいと、ワックス成
分である樹脂を構成する分子に、防虫忌避成分のブリー
ドが阻害されるからであると考えられる。
【0013】また、比較例として挙げた(5)の床ワッ
クスは、ワックス成分である樹脂の平均分子量が100
0〜50000の範囲内にあるものであるが、可塑剤で
ある乳化剤が添加されたものであり、これによってゴキ
ブリ忌避効果を示す忌避率の評価が「3(悪い)」、「
4(極めて悪い)」となって劣っていることが確認され
た。すなわち、乳化剤の添加により、防虫忌避成分がミ
セル状に閉じこめられてブリードし難くなると考えられ
る。また、比較例として挙げた(8)〜(10)の床ワ
ックスは、防虫忌避成分を含んでいないものであり、こ
れによって、当然にゴキブリ忌避効果を示す忌避率の評
価が「4(極めて悪い)」となっている。
【0014】ここで、図2に示したゴキブリ忌避効果を
示す忌避率の測定法について、図3を参照して具体的に
説明する。図3に符号1で示すものは、縦40cm、横
60cm、高さ20cmの試験槽であり、試験槽1内の
4カ所に、測定対象となる処理体(図1の(1)〜(1
0)で示す成分のワックスが塗布された床タイル)2と
、無処理体(防虫忌避成分を含まないワックスであり、
かつ前記処理体2と同一のワックスが塗布された床タイ
ル)3とを置き、また、これら処理体2と無処理体3と
の上面には、ゴキブリが隠れるためのシェルター4,5
をそれぞれ置いた。また、前記試験槽1の中央部にはゴ
キブリを中央におびき寄せるための餌及び水6を置いた
。なお、前記処理体2は、ホモジニアス系床タイル上に
、各ワックス成分を二度塗りし、乾燥後試験に使用した
。そして、このようにワックス処理した処理体2と無処
理体3とを配置した試験槽1に、チャバネゴキブリ成虫
の雄雌をそれぞれ10頭ずつと、幼虫を10頭、合計で
30頭のゴキブリを入れ、処理体2上の内のゴキブリの
存在数により、該処理体2の忌避性を試験開始直後と1
ケ月後について調べた。
【0015】以上のような試験法により、チャバネゴキ
ブリに対する処理体2の忌避率を以下のように算出した
。 すなわち、忌避率[%]=100×(A−B)/A但し
、Aは全ゴキブリの頭数、Bは処理体2上にいるゴキブ
リの頭数である。忌避率に対する評価は次の通りである
。すなわち、忌避率が100〜80%の場合は「1(極
めて良い)」、忌避率が80〜60%の場合は「2(良
い)」、忌避率が60〜40%の場合は「3(悪い)」
、忌避率が40%以下の場合は「4(極めて悪い)」で
ある。
【0016】次に、本発明に係る「防虫忌避効果を有す
る床ワックス」のワックス成分である樹脂の平均分子量
を1000〜50000、好ましくは3000〜200
00と設定する理由について図4のグラフを参照して説
明し、更に同ワックスにおいて、防虫忌避成分を0.0
2〜5重量%とした理由について、図5のグラフを参照
して説明する。
【0017】《図4のグラフについて》アクリル系のワ
ックス成分、忌避成分、その他の成分の重量%を一定と
して、ワックス成分の分子量を変化させていった場合の
忌避率について試験した。すなわち、分子量の異なる種
々のアクリル系のワックスについて、分子量と忌避率と
の関係について調べた。その結果、グラフを参照して解
るように、分子量が1000〜50000の範囲では忌
避率が80%以上と高く、また、その中で、分子量が3
000〜20000の範囲では忌避率が90%以上と特
に高いことが確認された。なお、この試験では防虫忌避
成分にエトフェンプロックスを使用し、試験開始から、
1ケ月経過したときの忌避率をプロットした。また、こ
の試験では、防虫忌避成分にエトフェンプロックスを使
用したが、これ以外のサイフェノスリン、アレスリンと
いった防虫忌避成分を使用しても図4のグラフと同様の
結果が得られることが確認されている。
【0018】《図5のグラフについて》防虫忌避成分に
エトフェンプロックスを使用し、このエトフェンプロッ
クスの重量%を変化させていった場合の忌避率について
試験した。すなわち、含有されている防虫忌避成分の重
量%が異なる種々のワックスについて、防虫忌避成分の
重量%と忌避率との関係について調べた。その結果、グ
ラフを参照して解るように、防虫忌避成分が0.02重
量%以上の床ワックスについては、80%以上の高い忌
避率となることが確認された。なお、この試験では試験
開始から、1ケ月経過したときの忌避率をプロットした
。また、この試験では防虫忌避成分にエトフェンプロッ
クスを使用したが、これ以外のサイフェノスリン、アレ
スリンといった防虫忌避成分を使用しても図5のグラフ
と同様の結果が得られることが確認されている。また、
ワックス成分に分子量20000のアクリル系ワックス
を用いたが、これ以外の分子量のアクリル系ワックス(
分子量1000〜50000)についても、図5のグラ
フと同様の結果が得られることが確認されている。 また、前記忌避率は、防虫忌避成分が5重量%となるま
では緩やかな上昇傾向をたどるが、これ以後については
、一定もしくは下降傾向となることが確認されている。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、床ワックスの主体となるワックス成分に、
ピレスロイド系の防虫忌避成分を添加し、かつワックス
成分の平均分子量を1000〜50000に、かつ、防
虫忌避成分を0.02〜5重量%の割合とすることによ
り、ゴキブリを極めて高い忌避率で忌避させることが確
認され、かつその高い忌避率を長期に亙って維持できる
ことが確認された。そして、このような忌避効果を有す
る床ワックスを、一定のエリア(例えば、飲食に使用さ
れる場所)に塗布することにより、該エリア内へのゴキ
ブリの進入を一切排除することができ、また、このよう
なゴキブリを一定のエリアから忌避させる効果を、通常
行われているワックスの塗布作業により奏させることが
でき、これによって極めて高い作業性を得ることができ
る。また、前記忌避効果を有する床ワックスは、少なく
とも1ケ月の長期に亙って高い忌避率を維持することが
できるから、1ケ月毎の床ワックスの塗布作業により、
前記高い忌避率を継続して維持できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】床ワックスの成分を示す表である。
【図2】図1に示す床ワックスの性能評価を示す表。
【図3】ゴキブリの忌避効果を試験するための試験装置
を示す平面図。
【図4】ワックス成分の平均分子量とゴキブリの忌避率
との関係を示すグラフ。
【図5】忌避成分の重量%とゴキブリの忌避率との関係
を示すグラフ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワックス成分にピレスロイド系の防虫
    忌避成分を添加してなり、前記ワックス成分の平均分子
    量は1000〜50000であり、かつ前記防虫忌避成
    分は0.02〜5重量%の割合で含有されていることを
    特徴とする床ワックス。
JP3147663A 1991-06-19 1991-06-19 床ワックス Expired - Lifetime JPH0776326B2 (ja)

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