JPH04371568A - 圧電・強導電体薄膜の製造方法 - Google Patents
圧電・強導電体薄膜の製造方法Info
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- JPH04371568A JPH04371568A JP3146193A JP14619391A JPH04371568A JP H04371568 A JPH04371568 A JP H04371568A JP 3146193 A JP3146193 A JP 3146193A JP 14619391 A JP14619391 A JP 14619391A JP H04371568 A JPH04371568 A JP H04371568A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電・強導電体薄膜に関
し、特にアクチュエータ、メモリ、圧電フィルタ、光シ
ャッタなどの高機能デバイスに用いられる圧電・強導電
体薄膜の製造方法に関するものである。
し、特にアクチュエータ、メモリ、圧電フィルタ、光シ
ャッタなどの高機能デバイスに用いられる圧電・強導電
体薄膜の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の分野における圧電・強導電体
の応用としては、従来、圧電素子、メモリ、赤外線検出
素子など多くの利用分野があり、また近年の電子部品の
小形化への要請から圧電・強導電体素子の薄膜化技術が
進みつつある。
の応用としては、従来、圧電素子、メモリ、赤外線検出
素子など多くの利用分野があり、また近年の電子部品の
小形化への要請から圧電・強導電体素子の薄膜化技術が
進みつつある。
【0003】圧電・強導電体材料の内でも、PZTと呼
ばれているジルコン・チタン酸鉛系セラミックスは、そ
の圧電現象を利用して機械振動子として従来広く使用さ
れている。このジルコン・チタン酸鉛系圧電・強導電体
は、PbZrO3 とPbTiO3 との固溶体からな
るものである。また、このPbを一部Lnで置換したP
LZTと呼ばれているものは、その電気光学効果が注目
を集めている。これらのPZTやPLZT系圧電・強導
電体の構成ならびに成膜技術としては、従来様々な方法
が提案されている(例えば特開昭60−172103号
、特開昭60−175308号、特開昭62−2052
66号、特開昭62−252005号、特開昭62−2
52006号、特開昭63−53264号)。
ばれているジルコン・チタン酸鉛系セラミックスは、そ
の圧電現象を利用して機械振動子として従来広く使用さ
れている。このジルコン・チタン酸鉛系圧電・強導電体
は、PbZrO3 とPbTiO3 との固溶体からな
るものである。また、このPbを一部Lnで置換したP
LZTと呼ばれているものは、その電気光学効果が注目
を集めている。これらのPZTやPLZT系圧電・強導
電体の構成ならびに成膜技術としては、従来様々な方法
が提案されている(例えば特開昭60−172103号
、特開昭60−175308号、特開昭62−2052
66号、特開昭62−252005号、特開昭62−2
52006号、特開昭63−53264号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スパッタリング法を用
いて圧電・強導電体を成膜するためには、スパッタリン
グ雰囲気をO2 含有雰囲気とし、しかも基板温度を通
常600℃程度の比較的高温条件下に設定する必要があ
る。これは形成膜に酸素欠陥が生じるのを防止し、薄膜
の結晶構造をペロブスカイトもしくは菱面体構造にする
ための必須の条件であると考えられていた。
いて圧電・強導電体を成膜するためには、スパッタリン
グ雰囲気をO2 含有雰囲気とし、しかも基板温度を通
常600℃程度の比較的高温条件下に設定する必要があ
る。これは形成膜に酸素欠陥が生じるのを防止し、薄膜
の結晶構造をペロブスカイトもしくは菱面体構造にする
ための必須の条件であると考えられていた。
【0005】しかしながら、上記のような方法でジルコ
ン・チタン酸鉛系薄膜を形成させる場合、基板を比較的
高温に加熱する必要があり、このため基板上の温度分布
等の制御が必ずしも容易でなく、さらに得られる膜の特
性、形態においても十分に満足のいくものではない。
ン・チタン酸鉛系薄膜を形成させる場合、基板を比較的
高温に加熱する必要があり、このため基板上の温度分布
等の制御が必ずしも容易でなく、さらに得られる膜の特
性、形態においても十分に満足のいくものではない。
【0006】本発明はこの様な点に鑑みてなされたもの
であり、熱負荷の低減化が図られた効率的で制御性の良
い膜形成が可能であり、しかも膜特性の向上化が図られ
た圧電・強導電体薄膜の製造方法を提供することを目的
とする。
であり、熱負荷の低減化が図られた効率的で制御性の良
い膜形成が可能であり、しかも膜特性の向上化が図られ
た圧電・強導電体薄膜の製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による圧電・強導
電体薄膜の製造方法は、ジルコン・チタン酸鉛からなる
圧電・強導電体薄膜を製造するにあたり、ジルコン・チ
タン酸鉛を主成分とし、かつ、Pb成分が製造対象物で
ある圧電・強導電体薄膜の組成中のPb成分の化学量論
量に対して過剰に存在する焼結体をターゲットとして用
いて、不活性ガス雰囲気中において基板温度300℃以
下の比較的低温下でスパッタリング成膜し、次いで、こ
のようにして成膜された形成膜に対して、O2 もしく
はO2 含有ガス雰囲気中において熱処理を施すことに
よって圧電・強導電体薄膜を得ることを特徴とするもの
である。
電体薄膜の製造方法は、ジルコン・チタン酸鉛からなる
圧電・強導電体薄膜を製造するにあたり、ジルコン・チ
タン酸鉛を主成分とし、かつ、Pb成分が製造対象物で
ある圧電・強導電体薄膜の組成中のPb成分の化学量論
量に対して過剰に存在する焼結体をターゲットとして用
いて、不活性ガス雰囲気中において基板温度300℃以
下の比較的低温下でスパッタリング成膜し、次いで、こ
のようにして成膜された形成膜に対して、O2 もしく
はO2 含有ガス雰囲気中において熱処理を施すことに
よって圧電・強導電体薄膜を得ることを特徴とするもの
である。
【0008】本発明においては、基板温度300℃以下
、さらには150℃以下、さらには室温においてスパッ
タリング成膜を行うことができ、したがって従来の高温
スパッタリング成膜に比べて生産性の向上を図ることが
でき、成膜制御の容易化と共に膜特性の向上においても
優れた効果を奏する。
、さらには150℃以下、さらには室温においてスパッ
タリング成膜を行うことができ、したがって従来の高温
スパッタリング成膜に比べて生産性の向上を図ることが
でき、成膜制御の容易化と共に膜特性の向上においても
優れた効果を奏する。
【0009】さらに本発明の方法によれば、成膜後の熱
処理温度を、例えば従来の反応性スパッタリング法によ
る成膜の場合に比して比較的低温領域において行うこと
ができるので、形成膜の残留応力をさらに低減し、クラ
ック発生を防止することができると共に熱処理前後の膜
組成のずれを少なくすることができ、膜の組成制御も容
易化することができる。
処理温度を、例えば従来の反応性スパッタリング法によ
る成膜の場合に比して比較的低温領域において行うこと
ができるので、形成膜の残留応力をさらに低減し、クラ
ック発生を防止することができると共に熱処理前後の膜
組成のずれを少なくすることができ、膜の組成制御も容
易化することができる。
【0010】また、本発明の方法によれば、成膜工程に
おいて実質的に不活性ガスからなる雰囲気を用いている
ので、反応性スパッタリング法に比して成膜速度を向上
させることができ、形成膜の圧膜化においてもすこぶる
有利である。
おいて実質的に不活性ガスからなる雰囲気を用いている
ので、反応性スパッタリング法に比して成膜速度を向上
させることができ、形成膜の圧膜化においてもすこぶる
有利である。
【0011】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0012】本発明によるほほにおいては。基板上への
ジルコン・チタン酸鉛薄膜の形成をスパッタリング法に
より行う。
ジルコン・チタン酸鉛薄膜の形成をスパッタリング法に
より行う。
【0013】スパッタリング法としては、RF(高周波
)スパッタリングが特に好ましく用いられる。また、こ
の場合に使用するターゲットとしては、特に限定される
ものではなく、通常圧電・強導電体薄膜の形成に用いら
れる所定組成のPZT焼結体が用いられ得るが、本発明
においては、ジルコン・チタン酸鉛を主成分とし、かつ
、Pb成分が製造対象物である圧電・強導電体薄膜の組
成中のPb成分の化学量論量に対して過剰に存在する焼
結体をターゲットとして用いることが好ましい。このよ
うに過剰量のPbを含有させることによって、スパッタ
リング時および熱処理時におけるPbの蒸発による膜組
成の化学量論量からのずれを補償することができる。
)スパッタリングが特に好ましく用いられる。また、こ
の場合に使用するターゲットとしては、特に限定される
ものではなく、通常圧電・強導電体薄膜の形成に用いら
れる所定組成のPZT焼結体が用いられ得るが、本発明
においては、ジルコン・チタン酸鉛を主成分とし、かつ
、Pb成分が製造対象物である圧電・強導電体薄膜の組
成中のPb成分の化学量論量に対して過剰に存在する焼
結体をターゲットとして用いることが好ましい。このよ
うに過剰量のPbを含有させることによって、スパッタ
リング時および熱処理時におけるPbの蒸発による膜組
成の化学量論量からのずれを補償することができる。
【0014】本発明におけるスパッタリング成膜におけ
る雰囲気としては、Ar、Ne、Heなどの不活性ガス
が用いられる。この場合、酸素が含有されていることは
必要ではないが、微量の酸素、例えば分圧で8%以下の
酸素を含有していても良い。雰囲気中における上記不活
性ガスの圧力としては5×104 〜3×102 To
rrの範囲が好ましく、さらに好ましくは1×10−3
〜1×102 Torrである。
る雰囲気としては、Ar、Ne、Heなどの不活性ガス
が用いられる。この場合、酸素が含有されていることは
必要ではないが、微量の酸素、例えば分圧で8%以下の
酸素を含有していても良い。雰囲気中における上記不活
性ガスの圧力としては5×104 〜3×102 To
rrの範囲が好ましく、さらに好ましくは1×10−3
〜1×102 Torrである。
【0015】このように、実質的に不活性ガスのみを導
入ガスとしてスパッタリングすることによって、成膜速
度を向上させることができ、さらに次工程である熱処理
の温度を相対的に低くすることができるため、生産性の
向上や熱負荷の低減化、ならびに膜組成の制御性の点に
おいても有効である。
入ガスとしてスパッタリングすることによって、成膜速
度を向上させることができ、さらに次工程である熱処理
の温度を相対的に低くすることができるため、生産性の
向上や熱負荷の低減化、ならびに膜組成の制御性の点に
おいても有効である。
【0016】本発明の方法によれば、スパッタリング成
膜の際の基板温度を比較的低温度に設定することができ
、基板温度を300℃以下、さらに好ましくは約150
℃以下の温度に設定することができる。さらには、所望
により室温条件下においてもスパッタリング成膜を行う
ことができる。
膜の際の基板温度を比較的低温度に設定することができ
、基板温度を300℃以下、さらに好ましくは約150
℃以下の温度に設定することができる。さらには、所望
により室温条件下においてもスパッタリング成膜を行う
ことができる。
【0017】上記のような成膜条件によれば、クラック
のない圧電・強導電体薄膜を迅速に形成することができ
る。また成膜速度が向上するので、10μm程度の比較
的厚い膜の形成も容易である。
のない圧電・強導電体薄膜を迅速に形成することができ
る。また成膜速度が向上するので、10μm程度の比較
的厚い膜の形成も容易である。
【0018】上記のようにしてスパッタリング成膜され
た膜に対してO2 もしくはO2 含有ガス雰囲気中に
おいて熱処理を施すことによって形成膜がペロプスカイ
トもしくは菱面体構造の圧電・強導電体薄膜を得る。こ
の場合の熱処理温度は特に限定されるものではないが、
450〜500℃程度の条件においても十分良好な圧電
・強導電体薄膜を得ることができる。通常、この熱処理
温度は600℃程度が好ましいとされている。
た膜に対してO2 もしくはO2 含有ガス雰囲気中に
おいて熱処理を施すことによって形成膜がペロプスカイ
トもしくは菱面体構造の圧電・強導電体薄膜を得る。こ
の場合の熱処理温度は特に限定されるものではないが、
450〜500℃程度の条件においても十分良好な圧電
・強導電体薄膜を得ることができる。通常、この熱処理
温度は600℃程度が好ましいとされている。
【0019】
(実施例1)下記の条件により基板上にジルコン・チタ
ン酸鉛系薄膜を形成した。 スパッタリング成膜 (1)基板 基板としては、(100)Si、ならびに(100)S
i上に蒸着法によって膜厚200mnの厚さにPtを形
成したもの(以下Pt/(100)Siと記す)を各々
用いた。 (2)ターゲット ターゲットとしては、下記組成の焼結体ターゲットを用
いた。
ン酸鉛系薄膜を形成した。 スパッタリング成膜 (1)基板 基板としては、(100)Si、ならびに(100)S
i上に蒸着法によって膜厚200mnの厚さにPtを形
成したもの(以下Pt/(100)Siと記す)を各々
用いた。 (2)ターゲット ターゲットとしては、下記組成の焼結体ターゲットを用
いた。
【0020】PbZr0.55Ti0.45O3 :P
bO=90:10(重量%) (3)スパッタリング成膜条件 スパッタリング法:RF(高周波)スパッタリング法R
F投入電力:200W ターゲット−基板間距離:40mm PZT膜厚:1μm 基板温度:下記表中に表示 雰囲気条件:下記表中に表示 熱処理条件 加熱温度:下記表中に表示 処理時間:昇温および降温を各3時間、所定加熱温度で
10時間保持 熱処理雰囲気:O2 圧力:1気圧 上記の成膜条件ならびに熱処理条件に従って、本発明の
実施例ならびに比較例についてジルコン・チタン酸鉛薄
膜を形成し、膜特性として、形成膜に発生するクラック
の有無を調べた。結果を下記表1に示す。
bO=90:10(重量%) (3)スパッタリング成膜条件 スパッタリング法:RF(高周波)スパッタリング法R
F投入電力:200W ターゲット−基板間距離:40mm PZT膜厚:1μm 基板温度:下記表中に表示 雰囲気条件:下記表中に表示 熱処理条件 加熱温度:下記表中に表示 処理時間:昇温および降温を各3時間、所定加熱温度で
10時間保持 熱処理雰囲気:O2 圧力:1気圧 上記の成膜条件ならびに熱処理条件に従って、本発明の
実施例ならびに比較例についてジルコン・チタン酸鉛薄
膜を形成し、膜特性として、形成膜に発生するクラック
の有無を調べた。結果を下記表1に示す。
【0021】
【表1】
次に、形成膜成分中のPZT成分の比率をX線回析(X
RD)測定結果から見積もった。その結果を下記表2に
示す。
RD)測定結果から見積もった。その結果を下記表2に
示す。
【0022】
【表2】
上記表(右欄)において、PZT成分比率は、下記式に
従って求めた値を「%」で表したものである。この場合
の回析角は20〜60°、基板からの回析ピーク波形(
即ち、SiおよびPtのピーク波形)は除いて計算した
。
従って求めた値を「%」で表したものである。この場合
の回析角は20〜60°、基板からの回析ピーク波形(
即ち、SiおよびPtのピーク波形)は除いて計算した
。
【0023】
次に、目的組成に対する成膜組成の変動状態を調べるた
めに、X線マイクロアナライザー(XMA)により、形
成膜成分中におけるPbの組成比率を測定した。結果を
下記表3に示す。
めに、X線マイクロアナライザー(XMA)により、形
成膜成分中におけるPbの組成比率を測定した。結果を
下記表3に示す。
【0024】
【表3】
上記表(右欄)において、Pbの組成比率は、Pb+Z
r+Ti=100%としたときの原子数%として計算し
た。なお、Zr/Ti比は57/43程度であり、これ
については熱処理依存性は認められなかった。
r+Ti=100%としたときの原子数%として計算し
た。なお、Zr/Ti比は57/43程度であり、これ
については熱処理依存性は認められなかった。
【0025】以上のように、本発明の製造方法を用いて
Arガス5mtorr中でスパッタリングしたものは、
500℃程度の比較的低温の熱処理においても膜中のP
ZT成分比率が100%かそれに近く、また形成膜にク
ラックも入らない。加えて、700℃程度の熱処理にお
いても前後で形成膜の組成変動が認められないという、
予想外の効果も発現した。 (実施例2) (100)Si基板上にターゲットに化学式PbZr0
.55Ti0.45O3 で表される焼結体を用い、R
Fスパッタリング法で、投入電力200W、ターゲット
−基板間距離60mm、基板温度室温、Ar7mtor
rの雰囲気で1μmの膜厚に成膜し、450℃10時間
(昇温および降温は各3時間)O2 1気圧の条件で熱
処理を行った。形成膜にクラックは認められず、また(
実施例1)中に記す式に従って見積もった形成膜中のP
ZT成分比率はほぼ100%であった。 (実施例3) (実施例2)に示す製造条件において、ターゲットに化
学式PbZr0.5Ti0.5 O3 :PbO=90
:10(重量%)で表される焼結体を用い、同様の実験
を行った。結果も同様で、形成膜にクラックは認められ
ず、形成膜中のPZT成分比率もほぼ100%であった
。
Arガス5mtorr中でスパッタリングしたものは、
500℃程度の比較的低温の熱処理においても膜中のP
ZT成分比率が100%かそれに近く、また形成膜にク
ラックも入らない。加えて、700℃程度の熱処理にお
いても前後で形成膜の組成変動が認められないという、
予想外の効果も発現した。 (実施例2) (100)Si基板上にターゲットに化学式PbZr0
.55Ti0.45O3 で表される焼結体を用い、R
Fスパッタリング法で、投入電力200W、ターゲット
−基板間距離60mm、基板温度室温、Ar7mtor
rの雰囲気で1μmの膜厚に成膜し、450℃10時間
(昇温および降温は各3時間)O2 1気圧の条件で熱
処理を行った。形成膜にクラックは認められず、また(
実施例1)中に記す式に従って見積もった形成膜中のP
ZT成分比率はほぼ100%であった。 (実施例3) (実施例2)に示す製造条件において、ターゲットに化
学式PbZr0.5Ti0.5 O3 :PbO=90
:10(重量%)で表される焼結体を用い、同様の実験
を行った。結果も同様で、形成膜にクラックは認められ
ず、形成膜中のPZT成分比率もほぼ100%であった
。
【0026】以上のように本発明の製造方法を用いるこ
とにより、450℃程度の比較的低温の熱処理において
も良好な圧電・強導電体薄膜を得ることができた。
とにより、450℃程度の比較的低温の熱処理において
も良好な圧電・強導電体薄膜を得ることができた。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製造方法
を用いることにより、スパッタリング成膜時の基板温度
および熱処理温度の低温化が実現され、付随的に成膜速
度も向上し、熱負荷を低減した効率的な圧電・強導電体
薄膜の製造が可能となり、生産性が向上した。また、形
成した膜の特性も、クラックの発生がなく、熱処理前後
の膜組成の変動のない良好なものを得ることができた。
を用いることにより、スパッタリング成膜時の基板温度
および熱処理温度の低温化が実現され、付随的に成膜速
度も向上し、熱負荷を低減した効率的な圧電・強導電体
薄膜の製造が可能となり、生産性が向上した。また、形
成した膜の特性も、クラックの発生がなく、熱処理前後
の膜組成の変動のない良好なものを得ることができた。
【0028】なお、本発明の圧電・強導電体薄膜の製造
方法は、以上の実施例に限定されることなく、広く応用
が可能であり、アクチュエータ、メモリ、圧電フィルタ
、光シャッタなどに用いられる、PZT、PLZTなど
のジルコン・チタン酸鉛化合物薄膜全般に適用される。
方法は、以上の実施例に限定されることなく、広く応用
が可能であり、アクチュエータ、メモリ、圧電フィルタ
、光シャッタなどに用いられる、PZT、PLZTなど
のジルコン・チタン酸鉛化合物薄膜全般に適用される。
Claims (3)
- 【請求項1】ジルコン・チタン酸鉛からなる圧電・強導
電体薄膜を製造するにあたり、ジルコン・チタン酸鉛を
主成分とし、かつ、Pb成分が製造対象物である圧電・
強導電体薄膜の組成中のPb成分の化学量論量に対して
過剰に存在する焼結体をターゲットとして用いて、不活
性ガス雰囲気中において基板温度300℃以下の比較的
低温条件下でスパッタリング成膜し、次いで、このよう
にして成膜された形成膜に対して、O2 もしくはO2
含有ガス雰囲気中において熱処理を施すことによって
圧電・強導電体薄膜を得ることを特徴とする、圧電・強
導電体薄膜の製造方法。 - 【請求項2】前記基板温度を150℃以下に設定する、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記不活性ガスがArである、請求項1に
記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146193A JPH04371568A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 圧電・強導電体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3146193A JPH04371568A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 圧電・強導電体薄膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371568A true JPH04371568A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15402239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3146193A Pending JPH04371568A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 圧電・強導電体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371568A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6207465B1 (en) * | 1998-04-17 | 2001-03-27 | Symetrix Corporation | Method of fabricating ferroelectric integrated circuit using dry and wet etching |
| JP2004014933A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電素子およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3146193A patent/JPH04371568A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6207465B1 (en) * | 1998-04-17 | 2001-03-27 | Symetrix Corporation | Method of fabricating ferroelectric integrated circuit using dry and wet etching |
| JP2004014933A (ja) * | 2002-06-10 | 2004-01-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電素子およびその製造方法 |
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