JPH0437652A - セラミックス焼結体 - Google Patents
セラミックス焼結体Info
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- JPH0437652A JPH0437652A JP2140377A JP14037790A JPH0437652A JP H0437652 A JPH0437652 A JP H0437652A JP 2140377 A JP2140377 A JP 2140377A JP 14037790 A JP14037790 A JP 14037790A JP H0437652 A JPH0437652 A JP H0437652A
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- Japan
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- sintered body
- aluminum
- carbon
- boron
- aluminum oxide
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、酸化アルミニウム、あるいは酸化アルミニウ
ムと硼酸アルミニウムを含有するセラミックスに関し、
より詳細には耐摩耗性および靭性に優れた特に切削工具
をはじめとする゛各種構造材料として適したセラミック
ス焼結体に関する。
ムと硼酸アルミニウムを含有するセラミックスに関し、
より詳細には耐摩耗性および靭性に優れた特に切削工具
をはじめとする゛各種構造材料として適したセラミック
ス焼結体に関する。
(従来技術及びその問題点)
アルミナ(A I Z O3)質焼結体をはじめとする
セラミック材料は、従来から金属材料などに比較して耐
摩耗性等の機械的特性に優れていることから金属材料に
代わる材料として各種の構造用部品として使用されてい
る。
セラミック材料は、従来から金属材料などに比較して耐
摩耗性等の機械的特性に優れていることから金属材料に
代わる材料として各種の構造用部品として使用されてい
る。
しかしながら、最近に至ってはセラミックスに対してさ
らに高い特性が要求されており、アルミナ質焼結体に対
しても他のセラミックスとの複合化により各種特性の改
善を図ることが提案されている。
らに高い特性が要求されており、アルミナ質焼結体に対
しても他のセラミックスとの複合化により各種特性の改
善を図ることが提案されている。
また、セラミックスの中でも特に耐摩耗性に優れた材料
として、硼化チタンや硼化ジルコニウムなどの硼化物の
研究開発も盛んに行われている。
として、硼化チタンや硼化ジルコニウムなどの硼化物の
研究開発も盛んに行われている。
(発明が解決しようとする問題点)
このような硼化物を主体とするセラミックスは高い硬度
を有する反面、強度や靭性が低く応用分野が限られてい
た。
を有する反面、強度や靭性が低く応用分野が限られてい
た。
硼化チタンは硬度が高く、熱伝導性が良いことから切削
工具用材料として有望と考えられていたが、靭性を改善
する方法を見出すことが出来ず実用には到っていない。
工具用材料として有望と考えられていたが、靭性を改善
する方法を見出すことが出来ず実用には到っていない。
硼化ジルコニウムは金属との反応性が低いことから、金
属溶湯用るつぼ等としての応用が期待されているが、強
度が低いことから構造材料としての応用分野は限られて
いる。
属溶湯用るつぼ等としての応用が期待されているが、強
度が低いことから構造材料としての応用分野は限られて
いる。
また、硼化アルミニウムは酸化アルミニウムに比較して
硬度に優れた材料であるが未知の部分が多く、焼結体と
して優れた特性を有するものは未だ開発されていなかっ
た。
硬度に優れた材料であるが未知の部分が多く、焼結体と
して優れた特性を有するものは未だ開発されていなかっ
た。
そこで、本発明者等は、先に上記の硼化物中から硼化ア
ルミニウムを選択しその焼結性ならびにその特性の改善
について検討を進めたところ、硼化アルミニウムに対し
て酸化アルニウムを混合し、焼成することにより、硼化
アルミニウムの一部するいは全部を分解せしめ、酸化ア
ルミニウムを生成させることにより高い硬度を維持しつ
つ高い靭性を有するセラミックスが得られることを提案
した(特願平1−312735号)。しかしながら、こ
の材料は焼結中に硼素が揮散しやすいことがら焼結体組
成のコントロールが難しいために特性が安定せず、特に
大型の焼結体を作成する場合に該焼結体内に含まれる各
元素、特に硼素が偏析し焼結体内外で特性のバラツキが
生じるという問題があった。
ルミニウムを選択しその焼結性ならびにその特性の改善
について検討を進めたところ、硼化アルミニウムに対し
て酸化アルニウムを混合し、焼成することにより、硼化
アルミニウムの一部するいは全部を分解せしめ、酸化ア
ルミニウムを生成させることにより高い硬度を維持しつ
つ高い靭性を有するセラミックスが得られることを提案
した(特願平1−312735号)。しかしながら、こ
の材料は焼結中に硼素が揮散しやすいことがら焼結体組
成のコントロールが難しいために特性が安定せず、特に
大型の焼結体を作成する場合に該焼結体内に含まれる各
元素、特に硼素が偏析し焼結体内外で特性のバラツキが
生じるという問題があった。
(問題点を解決するための手段)
そこで、本発明者等は、先に提案した系の焼結性ならび
にその特性改善についてさらに検討を進めた結果、上記
の系に対して炭素粉末を特定の割合で添加することによ
り大型品においても全体として特性が均質で且つ高い硬
度、靭性を有する焼結体が得られることを知見した。
にその特性改善についてさらに検討を進めた結果、上記
の系に対して炭素粉末を特定の割合で添加することによ
り大型品においても全体として特性が均質で且つ高い硬
度、靭性を有する焼結体が得られることを知見した。
即ち、本発明の焼結体は、酸化アルミニウム、あるいは
酸化アルミニウムと硼酸アルミニウムを主相とし、少な
くとも硼素、酸素および炭素を含有する副相から構成さ
れるセラミックス焼結体であり、該焼結体全量中アルミ
ニウムが10〜50重景%、硼素が1.5〜67重量%
、炭素が0.05〜8重量%の割合で存在することを特
徴とするものである。また、上記構成において、焼結体
中に針状の粒子を存在させ、これにより焼結体の靭性を
さらに向上させることができる。
酸化アルミニウムと硼酸アルミニウムを主相とし、少な
くとも硼素、酸素および炭素を含有する副相から構成さ
れるセラミックス焼結体であり、該焼結体全量中アルミ
ニウムが10〜50重景%、硼素が1.5〜67重量%
、炭素が0.05〜8重量%の割合で存在することを特
徴とするものである。また、上記構成において、焼結体
中に針状の粒子を存在させ、これにより焼結体の靭性を
さらに向上させることができる。
以下、本発明を詳述する。
本発明におけるセラミックス焼結体は、組織上、主相が
酸化アルミニウム、あるいは酸化アルミニウムと硼酸ア
ルミニウムとからなり、その粒界には、元素としてアル
ミニウム、硼素、酸素および炭素が存在し、組成上、こ
れら焼結体全体を構成する各元素が特定の割合で存在す
ることを大きな特徴とするものである。
酸化アルミニウム、あるいは酸化アルミニウムと硼酸ア
ルミニウムとからなり、その粒界には、元素としてアル
ミニウム、硼素、酸素および炭素が存在し、組成上、こ
れら焼結体全体を構成する各元素が特定の割合で存在す
ることを大きな特徴とするものである。
具体的乙二は、焼結体中アルミニウムが10〜50重量
%、特に20〜40重量%、硼素が1.5〜67重量%
、特に20〜40重景%、炭素が0,05〜8重量%、
特に1〜3重量%、残部が実質的に酸素により構成され
る。各元素の量を上記の範囲に設定することにより大型
品であっても高く、且つ内外ともにバラツキのない強度
、硬度、靭性を有する焼結体が得られる。
%、特に20〜40重量%、硼素が1.5〜67重量%
、特に20〜40重景%、炭素が0,05〜8重量%、
特に1〜3重量%、残部が実質的に酸素により構成され
る。各元素の量を上記の範囲に設定することにより大型
品であっても高く、且つ内外ともにバラツキのない強度
、硬度、靭性を有する焼結体が得られる。
即ち、アルミニウムの量が10重量%を下回ると、硬度
及び靭性が低下し構造材料として使用できなくなり、5
0重量%を越えると硬度が低下し切削工具や耐摩耗材ね
として使用した場合に摩耗性が低下する。硼素の量が1
0重量%を下回ると硬度が通常の酸化アルミニウム焼結
体と同程度となり硼素の添加の効果がなく、50重V%
を越えると靭性が低下する。また、炭素が0.05重量
%より少ないと焼結体内に元素の偏在が生しやすく、焼
結体内外において特性のバラツキが発生しやすくなり、
8重量%を下回ると焼結性が低下し緻密体が得られない
からである。
及び靭性が低下し構造材料として使用できなくなり、5
0重量%を越えると硬度が低下し切削工具や耐摩耗材ね
として使用した場合に摩耗性が低下する。硼素の量が1
0重量%を下回ると硬度が通常の酸化アルミニウム焼結
体と同程度となり硼素の添加の効果がなく、50重V%
を越えると靭性が低下する。また、炭素が0.05重量
%より少ないと焼結体内に元素の偏在が生しやすく、焼
結体内外において特性のバラツキが発生しやすくなり、
8重量%を下回ると焼結性が低下し緻密体が得られない
からである。
また、本発明によれば、上記焼結体中に針状の結晶粒子
を存在させること0二より、焼結体の靭性を大きく向上
することが゛こきる。具体的には、アスペクト比1.5
以上の11状粒子を3〜75体積%、特に10〜50体
積%の割合で存在させることにより、高い硬度を維持し
つつ靭性を向上することができ、後述する実施例によれ
ば、最高10MPa−m””程度の優れた靭性を得るこ
とができ、針状粒子を形成する成分としては酸化アルミ
ニウムあるいは硼酸アルミニウムが好適である。
を存在させること0二より、焼結体の靭性を大きく向上
することが゛こきる。具体的には、アスペクト比1.5
以上の11状粒子を3〜75体積%、特に10〜50体
積%の割合で存在させることにより、高い硬度を維持し
つつ靭性を向上することができ、後述する実施例によれ
ば、最高10MPa−m””程度の優れた靭性を得るこ
とができ、針状粒子を形成する成分としては酸化アルミ
ニウムあるいは硼酸アルミニウムが好適である。
本発明のセラミックス焼結体を製造するための具体的な
製法の一例について説明すると、まず、その製造工程は
、原料の調製、成形、焼成の三つの工程により構成され
る。
製法の一例について説明すると、まず、その製造工程は
、原料の調製、成形、焼成の三つの工程により構成され
る。
まず、原料の調製に際して、出発原料としては硼化アル
ミニウム粉末、酸化アルミニウム粉末または焼成によっ
て酸化アルミニウムを生成する化合物粉末および炭素粉
末あるいは焼成により炭素を生成する化合物を用いる。
ミニウム粉末、酸化アルミニウム粉末または焼成によっ
て酸化アルミニウムを生成する化合物粉末および炭素粉
末あるいは焼成により炭素を生成する化合物を用いる。
硼化アルミニウム粉末としては、平均粒径200メツシ
ユ以下、望ましくは3μm以下、最適には1μm以下の
粉末であり、一般に化学式AIB、2、Al82もしく
は非化学量論組成の硼化アルミニウムであってもよく、
またこれらの混合物であってもよい。現在市販されてい
るAlB12は部分的にAIB+。を含んでいるものも
あるがその場合も問題は生じない。
ユ以下、望ましくは3μm以下、最適には1μm以下の
粉末であり、一般に化学式AIB、2、Al82もしく
は非化学量論組成の硼化アルミニウムであってもよく、
またこれらの混合物であってもよい。現在市販されてい
るAlB12は部分的にAIB+。を含んでいるものも
あるがその場合も問題は生じない。
一方、酸化アルミニウム粉末或いは焼成により酸化アル
ミニウムを生成する化合物粉末としては、いすも平均粒
径3μm以下、特に1μm以下の微細な粒子を用いるの
が望ましい。なお、焼成により酸化アルミニウムを生成
する物質としては、金属アルミニウム、硼酸アルミニウ
ムなどが挙げられ、硼酸アルミニウムは9Al□03・
B2O3または2Al□03 ・2B203の化学式で
表される。
ミニウムを生成する化合物粉末としては、いすも平均粒
径3μm以下、特に1μm以下の微細な粒子を用いるの
が望ましい。なお、焼成により酸化アルミニウムを生成
する物質としては、金属アルミニウム、硼酸アルミニウ
ムなどが挙げられ、硼酸アルミニウムは9Al□03・
B2O3または2Al□03 ・2B203の化学式で
表される。
また、本発明において、焼結体中に針状粒子を存在させ
る場合には、出発原料として針状晶酸化アルミニウム、
あるいは焼結時の加熱により針状晶酸化アルミニウムを
生成する物質として9A1203 ・2B203の化学
式を有する針状晶硼酸アルミニウムを添加すればよい。
る場合には、出発原料として針状晶酸化アルミニウム、
あるいは焼結時の加熱により針状晶酸化アルミニウムを
生成する物質として9A1203 ・2B203の化学
式を有する針状晶硼酸アルミニウムを添加すればよい。
なお、これらの針状物質は、平均径(短径)が2μ以下
、特に0.2乃至0.7μmであることが好ましく、ま
た長径/短径で表わされるアスペクト比の平均が3〜1
00、特に10乃至30のものが好適に用いられる。上
記平均径を2μm以下に特定したのは焼結時の粒成長が
過大にならず、高い抗折強度を維持できるからであり、
2μmより大きいと焼結時の結晶粒子の粒成長が著しく
、粒子径のコントロールが難しくなり、靭性にばらつき
が生し、また切削工具として用いた際に逃げ面の境界摩
耗が大きくなる傾向にあるためである。
、特に0.2乃至0.7μmであることが好ましく、ま
た長径/短径で表わされるアスペクト比の平均が3〜1
00、特に10乃至30のものが好適に用いられる。上
記平均径を2μm以下に特定したのは焼結時の粒成長が
過大にならず、高い抗折強度を維持できるからであり、
2μmより大きいと焼結時の結晶粒子の粒成長が著しく
、粒子径のコントロールが難しくなり、靭性にばらつき
が生し、また切削工具として用いた際に逃げ面の境界摩
耗が大きくなる傾向にあるためである。
一方、アスペクト比の平均が3より小さいと繊維強化の
効果が少ないために靭性の向上効果は小さく、100よ
り大きいと原料の取扱が難しく、均一に分散できないた
めに靭性が低下する傾向にある。しかし、この場合でも
ウィスカーの一部を粉砕しながら混合すれば問題なく使
用できる。
効果が少ないために靭性の向上効果は小さく、100よ
り大きいと原料の取扱が難しく、均一に分散できないた
めに靭性が低下する傾向にある。しかし、この場合でも
ウィスカーの一部を粉砕しながら混合すれば問題なく使
用できる。
上述の硼化アルミニウム、酸化アルミニウム成分および
炭素成分は、最終焼結体におけるアルミニウム、硼素、
炭素、酸素量が前述した割合になるように適宜混合され
る。これらの原料粉末によれば、焼成により分解反応を
生しるために出発原料の割合を一部に決定することは難
しいが、好適には硼化アルミニウム粉末を5〜95重量
%、好ましくは30〜80重量%、酸化アルミニウム粉
末あるいは焼成により酸化アルミニウムを生成する物質
が酸化アルミニウムに換算して3〜90重量%、好まし
くは20〜70重量%であり、炭素粉末あるい焼成によ
り炭素粉末を生成しうる化合物を炭素換算で、硼化アル
ミニウムと酸化アルミニウム成分との混合物100重量
部に対して0.05〜8重量部、特に1〜3重量部の割
合で混合する。
炭素成分は、最終焼結体におけるアルミニウム、硼素、
炭素、酸素量が前述した割合になるように適宜混合され
る。これらの原料粉末によれば、焼成により分解反応を
生しるために出発原料の割合を一部に決定することは難
しいが、好適には硼化アルミニウム粉末を5〜95重量
%、好ましくは30〜80重量%、酸化アルミニウム粉
末あるいは焼成により酸化アルミニウムを生成する物質
が酸化アルミニウムに換算して3〜90重量%、好まし
くは20〜70重量%であり、炭素粉末あるい焼成によ
り炭素粉末を生成しうる化合物を炭素換算で、硼化アル
ミニウムと酸化アルミニウム成分との混合物100重量
部に対して0.05〜8重量部、特に1〜3重量部の割
合で混合する。
なお、高靭性化を目的に酸化アルミニウム粉末の代わり
に添加される針状粒子はアスペクト比1゜5以上の粒子
として全量中3〜75体積%の割合で含をさせることが
望ましい。
に添加される針状粒子はアスペクト比1゜5以上の粒子
として全量中3〜75体積%の割合で含をさせることが
望ましい。
さらに、焼結性を改善する目的で上記の混合物に酸化硼
素を20重足%以下の割合で添加することもできる。
素を20重足%以下の割合で添加することもできる。
次に、硼化アルミニウム、酸化アルミニウム成分、炭素
成分を混合後、衆知の成形手段で所望の形状に成形する
。成形手段は、例えばプレス成形、押し出し成形、射出
成形、鋳込み成形、冷間静水圧成形等が用いられる。成
形性を向上させるため公知のバインダーや分散剤を用い
てもよい。
成分を混合後、衆知の成形手段で所望の形状に成形する
。成形手段は、例えばプレス成形、押し出し成形、射出
成形、鋳込み成形、冷間静水圧成形等が用いられる。成
形性を向上させるため公知のバインダーや分散剤を用い
てもよい。
その後、これらの成形体を所望により真空中もしくは窒
素ガスもしくはアルゴンガス等の不活性ガス中で脱脂し
たのち焼成を行う。
素ガスもしくはアルゴンガス等の不活性ガス中で脱脂し
たのち焼成を行う。
焼成は、1200乃至1900°Cの温度でAr、He
等の不活性ガスもしくはカーボン等の存在する還元性雰
囲気およびそれらの加圧もしくは減圧雰囲気で0.5乃
至6.0時間行えばよい。焼成手段としては、常圧焼成
、ホットプレス法および熱間静水圧焼成法(HIP法)
等が適用され、特に高密度の焼結体を得るために、普通
焼成、ホントプレス法によって対理論密度比96%以上
の焼結体を作成し、さらに熱間静水圧焼成すればよい。
等の不活性ガスもしくはカーボン等の存在する還元性雰
囲気およびそれらの加圧もしくは減圧雰囲気で0.5乃
至6.0時間行えばよい。焼成手段としては、常圧焼成
、ホットプレス法および熱間静水圧焼成法(HIP法)
等が適用され、特に高密度の焼結体を得るために、普通
焼成、ホントプレス法によって対理論密度比96%以上
の焼結体を作成し、さらに熱間静水圧焼成すればよい。
なお、焼成時にカーボン型を用いてホットプレス焼成す
る場合には、カーボン型からの炭素の混入により焼結体
中の炭素成分を構成する場合もあるために、出発原料中
の炭素成分を適宜調整することが必要である。
る場合には、カーボン型からの炭素の混入により焼結体
中の炭素成分を構成する場合もあるために、出発原料中
の炭素成分を適宜調整することが必要である。
上記の焼成によれば、原料中の硼化アルミニウムはその
一部またはその殆どがアルミニウムと硼素に分解すると
ともに系中の酸素と反応し酸化アルミニウム、あるいは
硼酸アルミニウムが生成され、さらにアルミニウム、酸
素、硼素からなる副相を生成する。これに対し、原料中
の酸化アルミニウムはそのままの状態で残存し焼結され
る。
一部またはその殆どがアルミニウムと硼素に分解すると
ともに系中の酸素と反応し酸化アルミニウム、あるいは
硼酸アルミニウムが生成され、さらにアルミニウム、酸
素、硼素からなる副相を生成する。これに対し、原料中
の酸化アルミニウムはそのままの状態で残存し焼結され
る。
方、酸化アルミニウムの代わりに硼酸アルミニウムを用
いた場合は、1400°C付近で酸化アルミニウムと酸
化硼素とに一部分離し、それぞれを添加した場合と同様
な効果をもたらす。他方、アルミニウム金属を用いた場
合は、系中の酸素もしくは硼素と反応しAlB2等の硼
化アルミニウムもしくは酸化アルミニウムを生成しそれ
ぞれを添加した場合と同様な効果をもたらす。
いた場合は、1400°C付近で酸化アルミニウムと酸
化硼素とに一部分離し、それぞれを添加した場合と同様
な効果をもたらす。他方、アルミニウム金属を用いた場
合は、系中の酸素もしくは硼素と反応しAlB2等の硼
化アルミニウムもしくは酸化アルミニウムを生成しそれ
ぞれを添加した場合と同様な効果をもたらす。
上記の焼成過程において各化合物の分離、反応によって
生成した酸化硼素は1500°C以上では1発するが、
いずれも焼結助剤としての効果を示し焼結体の高緻密化
を促進する。しかし、酸化硼素が焼結体中に多く含有さ
れると硬度や強度が低下するので、焼結体中の含有量が
20重量%以下であることが望ましい。
生成した酸化硼素は1500°C以上では1発するが、
いずれも焼結助剤としての効果を示し焼結体の高緻密化
を促進する。しかし、酸化硼素が焼結体中に多く含有さ
れると硬度や強度が低下するので、焼結体中の含有量が
20重量%以下であることが望ましい。
上述した製造方法によれば最終的には第1図や第2図に
示す如く、結晶相として酸化アルミニム、あるいは酸化
アルミニウムと硼酸アルミニウムからなる主相と、アル
ミニウム、硼素、酸素、炭素からなるガラス質あるいは
870等の結晶相からなる副相が形成される。
示す如く、結晶相として酸化アルミニム、あるいは酸化
アルミニウムと硼酸アルミニウムからなる主相と、アル
ミニウム、硼素、酸素、炭素からなるガラス質あるいは
870等の結晶相からなる副相が形成される。
(作用)
上述した本発明のセラミックス焼結体が高強度、高靭性
且つ高硬度を有する理由についてはおよそ次の3つの要
因が考えられる。
且つ高硬度を有する理由についてはおよそ次の3つの要
因が考えられる。
■粒子結合力の向上
焼結時、硼化アルミニウムの一部または全部が分解し活
性なアルミニウムと硼素が生成される。
性なアルミニウムと硼素が生成される。
このアルミニウムと硼素により強固に結合された新たな
粒子が形成され粒子結合力の向上が図られる。
粒子が形成され粒子結合力の向上が図られる。
■粒子形状の複雑化
従来の酸化アルミニウムでは結晶粒子は球形に近いもの
が多く、破壊はそれらの粒界から起こっていたが、本発
明の焼結体では■に記述した分解生成反応を伴って焼結
されるため粒子形状は複雑に入り組んだ形状となってい
る。このため新たなりラックの進展が阻止されその結果
破壊靭性が向上する。なお、針状の酸化アルミニウムも
しくは分解により針状の酸化アルミニウムを生成する物
質を添加すると粒子形状の複雑化は更に促進され、針状
結晶が入り組んだ組織を持つようになるため靭性は飛躍
的に向上する。
が多く、破壊はそれらの粒界から起こっていたが、本発
明の焼結体では■に記述した分解生成反応を伴って焼結
されるため粒子形状は複雑に入り組んだ形状となってい
る。このため新たなりラックの進展が阻止されその結果
破壊靭性が向上する。なお、針状の酸化アルミニウムも
しくは分解により針状の酸化アルミニウムを生成する物
質を添加すると粒子形状の複雑化は更に促進され、針状
結晶が入り組んだ組織を持つようになるため靭性は飛躍
的に向上する。
■酸化硼素のガス化の促進
上記の焼成過程において各化合物の分離、反応によって
生成した酸化硼素は1500°C以上では蒸発するが、
いずれも焼結助剤としての効果を示し焼結体の高緻密化
を促進する。しかし、大型品においては構成元素、特に
化合物として酸化硼素が焼結体中に偏在し、特に内部と
外部において硬度や強度の特性にハラフキが生しる。炭
素粉末の存在により還元雰囲気下、酸化硼素のガス化が
促進され、硼酸アルミニウムのA I 20 :1化が
進む。
生成した酸化硼素は1500°C以上では蒸発するが、
いずれも焼結助剤としての効果を示し焼結体の高緻密化
を促進する。しかし、大型品においては構成元素、特に
化合物として酸化硼素が焼結体中に偏在し、特に内部と
外部において硬度や強度の特性にハラフキが生しる。炭
素粉末の存在により還元雰囲気下、酸化硼素のガス化が
促進され、硼酸アルミニウムのA I 20 :1化が
進む。
このことにより成分の偏析が少なくなり均一な特性を有
する焼結体が得られる。
する焼結体が得られる。
以下、本発明を次の例で説明する。
(実施例1)
原料として、酸化アルミニウム粉末(平均粒径1μm以
下、純度99.9%以上)と、AIB+2粉末(粒径2
00メツシユ以下)と、針状酸化アルミニウム(平均粒
径0.7μm、平均アスペクト比15)と、硼酸アルミ
ニウム(平均粒径0.7μm、平均アスペクト比20)
並びに平均粒径カ月、0μmの炭素粉末を用いて第1表
に示す割合に秤量後、回転ミルで12時間混合粉砕した
。混合後のスラリーを乾燥してホントプレス用原料とし
た。 この原料をカーボン型に充填し、1500〜1
800°Cで1時間、300 kg/cm2の圧力でホ
ットプレス焼成した。
下、純度99.9%以上)と、AIB+2粉末(粒径2
00メツシユ以下)と、針状酸化アルミニウム(平均粒
径0.7μm、平均アスペクト比15)と、硼酸アルミ
ニウム(平均粒径0.7μm、平均アスペクト比20)
並びに平均粒径カ月、0μmの炭素粉末を用いて第1表
に示す割合に秤量後、回転ミルで12時間混合粉砕した
。混合後のスラリーを乾燥してホントプレス用原料とし
た。 この原料をカーボン型に充填し、1500〜1
800°Cで1時間、300 kg/cm2の圧力でホ
ットプレス焼成した。
得られた各試料を研磨して鏡面状態にポリッシングして
焼結体内部および周辺部のIM法でKlcを、さらにビ
ッカース硬度を測定した。
焼結体内部および周辺部のIM法でKlcを、さらにビ
ッカース硬度を測定した。
また、焼結体に対しICP分析を行い、A1、B及びC
の量を定量し、さらに電子顕微鏡写真からの面分析によ
りアスペクト比が1.5以上の粒子の含有率を求めた。
の量を定量し、さらに電子顕微鏡写真からの面分析によ
りアスペクト比が1.5以上の粒子の含有率を求めた。
結果は第1表に示す。
第1表の試料中、No、 2.3についてX線回折パタ
ーンをそれぞれ第1図、第2図に示した。
ーンをそれぞれ第1図、第2図に示した。
第1図および第2図からも明らかなように焼結体中には
、酸化アルミニウムの結晶相がみられ、炭素量が増加す
るにつれて第2図に示すようにで酸化アルミニウムおよ
び硼酸アルミニウムの2種の結晶相が主として検出され
た。
、酸化アルミニウムの結晶相がみられ、炭素量が増加す
るにつれて第2図に示すようにで酸化アルミニウムおよ
び硼酸アルミニウムの2種の結晶相が主として検出され
た。
第1表によれば、炭素を添加しなかった試料N。
1およびNα24、およびA1が多量に含まれる資料N
o、 13では内部と周辺部で特性に差が見られた。
o、 13では内部と周辺部で特性に差が見られた。
また、炭素を添加した系でも焼結体組成において試料N
o、 7.20のように炭素量が8重量%を越えて存在
する焼結体では焼結不良により、抗折強度等の特性の劣
化を招いた。
o、 7.20のように炭素量が8重量%を越えて存在
する焼結体では焼結不良により、抗折強度等の特性の劣
化を招いた。
本発明の焼結体において針状粒子を全く添加しない試料
No、 8.9では、−C的な酸化アルミニウム焼結体
の特性(硬度17.0MPa以下、靭性3.0MPa
−m””以下)よりも優れた特性を示した。
No、 8.9では、−C的な酸化アルミニウム焼結体
の特性(硬度17.0MPa以下、靭性3.0MPa
−m””以下)よりも優れた特性を示した。
AIB、□単体からなる試料No、 15では、焼結性
が不十分で、特性は低いものであった。
が不十分で、特性は低いものであった。
針状粒子を含有する系では、いずれも靭性の向上が確認
されたが、アルミニウム量が50重量%を越える試料陥
13では硬度が低いものであった。
されたが、アルミニウム量が50重量%を越える試料陥
13では硬度が低いものであった。
また、硼素の量が1.5重量%より少ない試料No、
23では硬度が酸化アルミニウム単体と同程度となり、
67重量%を越える試料No、 18では硬度は高くな
るが、抗折強度、靭性が劣化した。
23では硬度が酸化アルミニウム単体と同程度となり、
67重量%を越える試料No、 18では硬度は高くな
るが、抗折強度、靭性が劣化した。
これらの比較例に対して炭素を添加し且つ各元素が本発
明の範囲内にある本発明の焼結体はいずれも硬度、靭性
とも特性の差を20%以内6二抑えることができた。本
発明の試料は、いずれも内外において特性のバラツキの
ない優れた特性を有する焼結体が得られ、抗折強度60
kg/mm2以上、靭性4. OMPa−m”’以上
、ピンカース硬度1700kg/mm2以上が達成され
、針状粒子を配合することにより靭性5〜10.5 M
Pa −m”2以上が達成された。
明の範囲内にある本発明の焼結体はいずれも硬度、靭性
とも特性の差を20%以内6二抑えることができた。本
発明の試料は、いずれも内外において特性のバラツキの
ない優れた特性を有する焼結体が得られ、抗折強度60
kg/mm2以上、靭性4. OMPa−m”’以上
、ピンカース硬度1700kg/mm2以上が達成され
、針状粒子を配合することにより靭性5〜10.5 M
Pa −m”2以上が達成された。
(発明の効果)
以上詳述した通り、本発明によれば、アルミニウム、硼
素、酸素から構成され、酸化アルミニウムを主相として
なる焼結体に対してさらに炭素を含有させることにより
、高い硬度、靭性を維持しつつ焼結体の内外の特性を均
一化することができる。
素、酸素から構成され、酸化アルミニウムを主相として
なる焼結体に対してさらに炭素を含有させることにより
、高い硬度、靭性を維持しつつ焼結体の内外の特性を均
一化することができる。
これにより、工具材料をはじめとする大型形状の各種産
業機械部品用材料としての応用範囲をさらに拡大するこ
とができる。
業機械部品用材料としての応用範囲をさらに拡大するこ
とができる。
第1図および第2図は、いずれも本発明のセラミックス
焼結体のX線回折パターンを示し、第1図は実施例中、
試料No、 2、第2図は試料No、 3のものである
。 第1図 第2図 特許出願人 (663)京セラ株式会社20(°)
焼結体のX線回折パターンを示し、第1図は実施例中、
試料No、 2、第2図は試料No、 3のものである
。 第1図 第2図 特許出願人 (663)京セラ株式会社20(°)
Claims (2)
- (1)酸化アルミニウム、あるいは酸化アルミニウムと
硼酸アルミニウムを主相とし、少なくとも硼素、酸素お
よび炭素を含有する副相から構成されるセラミックス焼
結体であり、該焼結体全量中アルミニウムが10〜50
重量%、硼素が1.5〜67重量%、炭素が0.05〜
8重量%の割合で存在することを特徴とするセラミック
ス焼結体。 - (2)前記焼結体中に針状の結晶粒子が存在する請求項
1記載のセラミックス焼結体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2140377A JP2931916B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | セラミックス焼結体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2140377A JP2931916B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | セラミックス焼結体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0437652A true JPH0437652A (ja) | 1992-02-07 |
| JP2931916B2 JP2931916B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15267410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2140377A Expired - Fee Related JP2931916B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | セラミックス焼結体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931916B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2140377A patent/JP2931916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2931916B2 (ja) | 1999-08-09 |
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