JPH0437777B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437777B2 JPH0437777B2 JP6188885A JP6188885A JPH0437777B2 JP H0437777 B2 JPH0437777 B2 JP H0437777B2 JP 6188885 A JP6188885 A JP 6188885A JP 6188885 A JP6188885 A JP 6188885A JP H0437777 B2 JPH0437777 B2 JP H0437777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- layer
- pulp
- resin
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Tubes (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、各種の異種材料を積層した原反から
胴部を形成する押出チユーブに関するものであ
る。更に詳しくは、紙層を含む積層材から胴部を
構成する押出チユーブであつて、紙層を中性紙で
形成した新規な押出チユーブに関するものであ
る。 (従来技術) 第2図を参照しながら押出チユーブについて説
明すると、一般に、押出チユーブ本体を積層材か
ら構成してなるラミネートチユーブと言われる押
出チユーブは、ポリエチレン等のオレフイン系樹
脂、アルミ箔あるいはPVA系、PVDC系、ナイ
ロン系、EVA系、EVAL系等のバリヤー性の樹
脂、紙などを5〜10層にラミネートした原反(ウ
エブ)を筒状とし側面をシール12して胴部11
となし、この胴部の一端側に注出口を有する肩部
パーツ13を取り付けキヤツプ14を装着すると
共に他端側を内容物充填後シールし、外観向上の
ため必要に応じてカツトした尻部15に形成する
ことが行われている。現在、市販されている各種
のラミネートチユーブは、内容物として練歯磨ペ
ースト等の容器として使用されているので、内容
物の変質、内容物中の水分や香料などの散逸を防
ぐため、内容物の保護性及び保存性等の特性が要
求される。また押出チユーブの実用性の観点から
は、柔軟性、絞り出し性、適度な復元性等の特性
が要求される。これらの諸特性を考慮して種々の
改良が試みられている。例えば、練歯磨の押出チ
ユーブとして、外側からポリエチレン層、紙層、
ポリエチレン層、アルミ箔層、ポリエチレン層と
いう五層構造の積層材を用いてチユーブ本体を構
成し、このチユーブ本体の一端側に練歯磨ペース
トの注出口を有する肩部パーツを設け、他端側を
シール及び外観向上のためカツトした尻部に形成
したものが知られている(特公昭39−10847号、
特公昭52−45273号、実公昭59−40206号)。これ
らの押出チユーブは、上記した製造工程を経るた
めに尻部に紙層が露出するのが一般的であり、そ
のため押出チユーブの使用時に紙層が湿気を帯び
たり、あるいは練歯磨と接触して紙層が劣化する
こととなり、紙層と他の積層材との接着強度を著
しく低下させ、層間剥離の原因となつていた。こ
うした尻部の紙層露出にかかわる問題の他に、積
層材を円筒成形する場合、チユーブ本体には、そ
の長手方向にサイドシーム部と言われる継目が設
けられ、また、チユーブ本体と肩部パーツとの接
合においても継目が構造的に設けられている。押
出チユーブの過酷な使用環境では、こうしたシー
ル部分に局部的シール不安定部があると、水分も
しくは内容物と紙層との接触により紙層破壊が発
生し、練歯磨ペーストの浸透や各接合部の強度低
下を招き、ひいては押出チユーブの破壊、外観不
良の現象を引き起こす場合があつた。更に、紙層
に関しては、耐水性、耐内容物性以外に、紙層入
り積層材である原反を円筒状に成型加工する際、
熱シール加工(ヒートシール法、高周波シール
法、超音波シール法等)を行うが、この際、シー
ル部での熱負荷により熱劣化が生じ紙槽の黄変或
いは極端な場合は紙こげが発生することがあり、
このためシール条件が狭められるばかりでなくシ
ール部の強度及び外観等の点でも充分な品質がえ
られなかつた。また、紙層が介在しているため
に、成形工程中での積層材のスリツト加工時や端
面仕上げのためのトリミング加工時における紙
粉、バリの発生の問題も内在していた。 このような不都合を解消する手段としては、紙
力を高めるための増強剤や水をはじく耐水化剤等
を紙に添加することが提案されているが、このよ
うな添加剤をむやみに添加してもクラツクの発生
やコストアツプにつながる等の問題があつた。ま
た、一方では、紙の選択により上記の不都合を解
消することも提案されている。例えば特公昭39−
10847号にはセロハン、紙が、特公昭52−45273号
(米国特許第3347419号明細書に対応)には湿潤強
度のあるグラシン紙が、実公昭54−22769号、同
54−22770号にはグラシン紙、クラフト紙、模造
紙、又は合成紙等の紙類が、実公昭57−59323号
には硫酸紙(パーチメント紙)が、実公昭58−
30675号には、クラフト紙、上質紙、パーチメン
ト紙、グラシン紙、地図用紙等が、特開昭57−
55857号にはメラミン樹脂、アクリル樹脂、エポ
キシ樹脂を内添した紙が、また、紙層を構成する
パルプに関しては実公昭59−40206号には針葉樹
パルプ(N)と広葉樹パルプ(L)との配合比を
7:3〜10:0とすることが、実公昭58−30675
号には天然パルプと合成樹脂パルプとを配合する
ことが、実開昭59−179037号には、天然パルプ90
〜60%にポリエチレンパルプ10〜40重量%配合す
ることが示されている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、押出チユーブ用積層材の紙とし
ては依然として充分なものとはいいがたいもので
あることから、本発明者らは、押出チユーブ用積
層材の紙におけるサイズ剤の種類及び酸性紙、中
性紙の観点から、耐水性、耐熱性、耐浸透性、耐
折性、層間剥離強度、ヒートシールや高周波シー
ル時の強度劣化、紙層の黄変、湿潤強度の諸特性
について鋭意研究した。 その結果、少なくとも片面を熱可塑性樹脂例え
ばポリオレフイン樹脂で被覆する押出チユーブ用
原紙としては、次の条件を満たすものでなければ
ならないことが判明した。 すなわち、 (1) 界面活性剤を含む内容物(例えば、練歯磨ペ
ースト等)に対して充分な浸透防止効果のある
こと。 (2) ポリエチレン等のポリオレフイン樹脂を原紙
の上に押出ラミネート加工する際の接着性を改
善するために、通常原紙に塗布されるポリエチ
レンイミンによりサイズ度が低下しないような
サイズ剤を使用すること。 (3) 積層材を所定の幅に切断する場合、剪断性が
良好で且つ紙粉やバリを発生させないこと。 (4) 押出チユーブの胴部サイドシームや尻部のシ
ール時の熱により紙層が劣化黄変せず生産性が
よいこと 等の特性が要求されると共に、この原紙を使用し
た積層材からなる押出チユーブが、従来から押出
チユーブに求められている他の各種の特性、例え
ば柔軟性、耐折性、可撓性、絞りだし性等に関し
ても満足するものでなくてはならない。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、前述した問題点を解決するため、紙
層を含む積層材から胴部を構成する押出チユーブ
の前記紙層に中性紙を用い、特に紙層にアルキル
ケテンダイマー系サイズ剤を担持させてなる中性
紙を使用することに最大の特徴がある。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の押出チユーブ用積層材の構成について
は例えば第1図に図示されているように、金属箔
1の片面に接着性ポリオレフイン樹脂2を介して
外面保護層8と相容性もしくは接着性のある樹脂
3(例えば外面保護層がポリエチレンの場合には
ポリエチレン)を積層し、他方、上記金属箔の他
の片面に接着性ポリオレフイン樹脂4を介し、原
紙5を積層し、更に該原紙5に下地層として乳白
ポリエチレン7を接着性ポリオレフイン樹脂6を
介して積層し、かつ該下地層7の上に保護膜層8
として、金属箔以下の内層樹脂と相容性もしくは
接着性のある樹脂(例えばポリエチレン)層を設
けた構成からなる積層材である。 上記金属箔としてはアルミ箔を用い、その厚さ
は7〜40μ位のものが適当である。また、上記原
紙は、積層材からなるチユーブ本体の風合、腰等
を保持させるために使用するもので、アルミ箔の
厚みとの兼合もあるが、通常原紙厚として20〜64
g/m2のものが選択されうる。 本発明の原紙に用いられるパルプは、木材パル
プとして、針葉樹材、広葉樹材のソーダ法蒸解パ
ルプ、クラフト法蒸解パルプ、アルカリ性亜硫酸
塩法パルプ、中性又は酸性亜硫酸塩法パルプ等の
化学パルプから適宜選択することが可能である
が、好ましいパルプは、クラフト法の蒸解パルプ
である。また、ポリオレフイン系の合成パルプ、
レーヨンパルプ、アクリルパルプ等の化学繊維系
のパルプは、木材パルプと配合して使用すること
ができる。 針葉樹パルプ(N材)と広葉樹パルプ(L材)
との配合比は、10/0〜5/5の範囲であり、好
ましくは10/0〜6/4の範囲であり、そのフリ
ーネスは150〜550c.c.、好ましくは250〜400c.c.のも
のである。 本発明に用いられるサイズ剤としては、ラクト
ン環を有するアルキルケテンダイマー系サイズ
剤、酸無水物環を有するアルケニルコハク酸無水
物系サイズ剤、その他イソシアナートアジリジン
誘導体、カルボニル誘導体、ロジン無水物、脂肪
酸無水物等のセルロース繊維と直接反応する反応
性サイズ剤(特公昭46−27766号、特公昭46−
10484号、特公昭47−37165号、特開昭50−94204
号、特公昭51−41845号、特公昭52−3006号、特
公昭39−902号)、あるいは自己定着性を有するカ
チオンサイズ剤(特公昭45−35363号、特開昭50
−116705号、特開昭48−11407号、特公昭42−
12292号)が使用されるが、好ましいものは反応
性サイズ剤である。 アルキルケテンダイマー系サイズ剤はU.S.
P.2627477号、U.S.P.2762270号又はTappi Vol
39,No.1(1956)第21〜23頁に開示されているも
のでアルキル基の炭素数が8〜30、好ましくは12
〜18のものが好適である。 アルケニルコハク酸無水物系サイズ剤としては
特公昭39−2305号(U.S.P.3102064号)、特開昭49
−94907号、特開昭50−160505号等に開示されて
いるものが好適である。 これらの中性紙サイズ剤は、対パルプ当り0.1
〜3.5重量%、好ましくは0.2〜3.0重量%添加され
る。サイズ剤の定着剤としては、カチオン澱粉が
好適である。また、本発明の中性紙は、炭酸カル
シウムを填料として含有してもよく、その含有量
は、対パルプ当たり10重量%以下、好ましくは5
重量%以下である。 填料の歩留向上剤としては、ポリアクリルアミ
ド系樹脂が使用される。またこの他に一般の製紙
工程で用いられる紙力増強剤、染料等が適宜使用
される。 上記した原紙は、以下に説明するように他の異
種材料と適宜の手段によりラミネートされる。 原紙とアルミ箔、アルミ箔と最内層樹脂、乳白
ポリエチレンと原紙等の積層間の介在樹脂として
はポリエチレン或いはエチレンと不飽和カルボン
酸との共重合体等の接着性ポリオレフイン樹脂が
用いられ、厚みとしては20〜90μの範囲から任意
に選択できるものである。これらの積層材のラミ
ネート加工法としては、公知の加工技術である押
出ラミネーシヨン法、フイルムラミネーシヨン
(ドライラミ)法等が用いられる。 こうして製造された積層材を所定の原反幅にス
リツト及びトリミングして端面仕上げした押出チ
ユーブ用原反を、円筒状に成形しついで継目を例
えば高周波シール法によりシームしてチユーブ本
体とし、その後、肩部パーツの取り付けは、予め
成形されているアルミ層を含んだ成形品と合体し
た肩部パーツを高周波シールするか、肩部パーツ
成形時にチユーブ本体と溶着成形する等の方法が
とられ、その後キヤツプを装着してチユーブ本体
が完成する。ついで完成したチユーブ本体の尻部
から練歯磨ペーストを充填したのち、該尻部を公
知の手段でシールした後必要に応じてカツトし、
練歯磨入り押出チユーブが完成する。 以下、本発明を一層理解し易くするために、実
施例を示すが、下記の実施例は、本発明を何等制
限するものではない。 〔実施例〕 カナデイアンフリーネス340c.c.に叩解した針葉
樹晒クラフトパルプ(NBKP)と広葉樹晒クラ
フトパルプ(LBKP)を65:35の割合で混合した
後、該パルプに以下に示す諸薬品を以下に示す割
合で添加してストツクインレツトのPH6.5の条件
で通常の抄紙法により坪量64.0g/m2の原紙Aを
得た(実験No.1)、 サイズ剤:アルキルケテンダイマー (荒川化学工業社製SPK902)0.5% 湿潤紙力増強剤:エポキシ系樹脂 (荒川化学工業社製アラフイクス)0.6% 乾燥紙力増強剤:アクリルアミド系樹脂 (荒川化学工業社製PS117)0.6% サイズ定着剤:カチオン澱粉 (王子コーンスターチ製ケートF)0.5% 更にポリエチレンイミンを表面サイズとして
0.04g/m2塗布し、原紙B(実験No.2)を得た
(以上中性紙)。 次に上記フリーネス条件、パルプ配合で以下に
示す諸薬品を以下に示す割合でパルプに添加し、
ストツクインレツトのPH4.3の条件で通常の抄紙
法により坪量64.0g/m2の原紙C(実験No.3)を
得た。 サイズ剤:合成石油サイズ (荒川化学工業社製SPS−400S)0.6% サイズ定着剤:硫酸アルミニウム (本州化学製硫酸バンド)1.4% 湿潤紙力増強剤:メラミン系樹脂 (荒川化学工業社製メラミン樹脂)1.2% 乾燥紙力増強剤:アクリルアミド樹脂 (荒川化学工業社製PS194−7)0.5% 更にポリエチレンイミンを表面サイズ剤として
0.04g/m2塗布し、原紙D(実験No.4)を得た
(以上、酸性紙)。 これら原紙A〜Dの加熱処理後の紙質及び紙力
の測定結果を第1表に示す。
胴部を形成する押出チユーブに関するものであ
る。更に詳しくは、紙層を含む積層材から胴部を
構成する押出チユーブであつて、紙層を中性紙で
形成した新規な押出チユーブに関するものであ
る。 (従来技術) 第2図を参照しながら押出チユーブについて説
明すると、一般に、押出チユーブ本体を積層材か
ら構成してなるラミネートチユーブと言われる押
出チユーブは、ポリエチレン等のオレフイン系樹
脂、アルミ箔あるいはPVA系、PVDC系、ナイ
ロン系、EVA系、EVAL系等のバリヤー性の樹
脂、紙などを5〜10層にラミネートした原反(ウ
エブ)を筒状とし側面をシール12して胴部11
となし、この胴部の一端側に注出口を有する肩部
パーツ13を取り付けキヤツプ14を装着すると
共に他端側を内容物充填後シールし、外観向上の
ため必要に応じてカツトした尻部15に形成する
ことが行われている。現在、市販されている各種
のラミネートチユーブは、内容物として練歯磨ペ
ースト等の容器として使用されているので、内容
物の変質、内容物中の水分や香料などの散逸を防
ぐため、内容物の保護性及び保存性等の特性が要
求される。また押出チユーブの実用性の観点から
は、柔軟性、絞り出し性、適度な復元性等の特性
が要求される。これらの諸特性を考慮して種々の
改良が試みられている。例えば、練歯磨の押出チ
ユーブとして、外側からポリエチレン層、紙層、
ポリエチレン層、アルミ箔層、ポリエチレン層と
いう五層構造の積層材を用いてチユーブ本体を構
成し、このチユーブ本体の一端側に練歯磨ペース
トの注出口を有する肩部パーツを設け、他端側を
シール及び外観向上のためカツトした尻部に形成
したものが知られている(特公昭39−10847号、
特公昭52−45273号、実公昭59−40206号)。これ
らの押出チユーブは、上記した製造工程を経るた
めに尻部に紙層が露出するのが一般的であり、そ
のため押出チユーブの使用時に紙層が湿気を帯び
たり、あるいは練歯磨と接触して紙層が劣化する
こととなり、紙層と他の積層材との接着強度を著
しく低下させ、層間剥離の原因となつていた。こ
うした尻部の紙層露出にかかわる問題の他に、積
層材を円筒成形する場合、チユーブ本体には、そ
の長手方向にサイドシーム部と言われる継目が設
けられ、また、チユーブ本体と肩部パーツとの接
合においても継目が構造的に設けられている。押
出チユーブの過酷な使用環境では、こうしたシー
ル部分に局部的シール不安定部があると、水分も
しくは内容物と紙層との接触により紙層破壊が発
生し、練歯磨ペーストの浸透や各接合部の強度低
下を招き、ひいては押出チユーブの破壊、外観不
良の現象を引き起こす場合があつた。更に、紙層
に関しては、耐水性、耐内容物性以外に、紙層入
り積層材である原反を円筒状に成型加工する際、
熱シール加工(ヒートシール法、高周波シール
法、超音波シール法等)を行うが、この際、シー
ル部での熱負荷により熱劣化が生じ紙槽の黄変或
いは極端な場合は紙こげが発生することがあり、
このためシール条件が狭められるばかりでなくシ
ール部の強度及び外観等の点でも充分な品質がえ
られなかつた。また、紙層が介在しているため
に、成形工程中での積層材のスリツト加工時や端
面仕上げのためのトリミング加工時における紙
粉、バリの発生の問題も内在していた。 このような不都合を解消する手段としては、紙
力を高めるための増強剤や水をはじく耐水化剤等
を紙に添加することが提案されているが、このよ
うな添加剤をむやみに添加してもクラツクの発生
やコストアツプにつながる等の問題があつた。ま
た、一方では、紙の選択により上記の不都合を解
消することも提案されている。例えば特公昭39−
10847号にはセロハン、紙が、特公昭52−45273号
(米国特許第3347419号明細書に対応)には湿潤強
度のあるグラシン紙が、実公昭54−22769号、同
54−22770号にはグラシン紙、クラフト紙、模造
紙、又は合成紙等の紙類が、実公昭57−59323号
には硫酸紙(パーチメント紙)が、実公昭58−
30675号には、クラフト紙、上質紙、パーチメン
ト紙、グラシン紙、地図用紙等が、特開昭57−
55857号にはメラミン樹脂、アクリル樹脂、エポ
キシ樹脂を内添した紙が、また、紙層を構成する
パルプに関しては実公昭59−40206号には針葉樹
パルプ(N)と広葉樹パルプ(L)との配合比を
7:3〜10:0とすることが、実公昭58−30675
号には天然パルプと合成樹脂パルプとを配合する
ことが、実開昭59−179037号には、天然パルプ90
〜60%にポリエチレンパルプ10〜40重量%配合す
ることが示されている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、押出チユーブ用積層材の紙とし
ては依然として充分なものとはいいがたいもので
あることから、本発明者らは、押出チユーブ用積
層材の紙におけるサイズ剤の種類及び酸性紙、中
性紙の観点から、耐水性、耐熱性、耐浸透性、耐
折性、層間剥離強度、ヒートシールや高周波シー
ル時の強度劣化、紙層の黄変、湿潤強度の諸特性
について鋭意研究した。 その結果、少なくとも片面を熱可塑性樹脂例え
ばポリオレフイン樹脂で被覆する押出チユーブ用
原紙としては、次の条件を満たすものでなければ
ならないことが判明した。 すなわち、 (1) 界面活性剤を含む内容物(例えば、練歯磨ペ
ースト等)に対して充分な浸透防止効果のある
こと。 (2) ポリエチレン等のポリオレフイン樹脂を原紙
の上に押出ラミネート加工する際の接着性を改
善するために、通常原紙に塗布されるポリエチ
レンイミンによりサイズ度が低下しないような
サイズ剤を使用すること。 (3) 積層材を所定の幅に切断する場合、剪断性が
良好で且つ紙粉やバリを発生させないこと。 (4) 押出チユーブの胴部サイドシームや尻部のシ
ール時の熱により紙層が劣化黄変せず生産性が
よいこと 等の特性が要求されると共に、この原紙を使用し
た積層材からなる押出チユーブが、従来から押出
チユーブに求められている他の各種の特性、例え
ば柔軟性、耐折性、可撓性、絞りだし性等に関し
ても満足するものでなくてはならない。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、前述した問題点を解決するため、紙
層を含む積層材から胴部を構成する押出チユーブ
の前記紙層に中性紙を用い、特に紙層にアルキル
ケテンダイマー系サイズ剤を担持させてなる中性
紙を使用することに最大の特徴がある。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の押出チユーブ用積層材の構成について
は例えば第1図に図示されているように、金属箔
1の片面に接着性ポリオレフイン樹脂2を介して
外面保護層8と相容性もしくは接着性のある樹脂
3(例えば外面保護層がポリエチレンの場合には
ポリエチレン)を積層し、他方、上記金属箔の他
の片面に接着性ポリオレフイン樹脂4を介し、原
紙5を積層し、更に該原紙5に下地層として乳白
ポリエチレン7を接着性ポリオレフイン樹脂6を
介して積層し、かつ該下地層7の上に保護膜層8
として、金属箔以下の内層樹脂と相容性もしくは
接着性のある樹脂(例えばポリエチレン)層を設
けた構成からなる積層材である。 上記金属箔としてはアルミ箔を用い、その厚さ
は7〜40μ位のものが適当である。また、上記原
紙は、積層材からなるチユーブ本体の風合、腰等
を保持させるために使用するもので、アルミ箔の
厚みとの兼合もあるが、通常原紙厚として20〜64
g/m2のものが選択されうる。 本発明の原紙に用いられるパルプは、木材パル
プとして、針葉樹材、広葉樹材のソーダ法蒸解パ
ルプ、クラフト法蒸解パルプ、アルカリ性亜硫酸
塩法パルプ、中性又は酸性亜硫酸塩法パルプ等の
化学パルプから適宜選択することが可能である
が、好ましいパルプは、クラフト法の蒸解パルプ
である。また、ポリオレフイン系の合成パルプ、
レーヨンパルプ、アクリルパルプ等の化学繊維系
のパルプは、木材パルプと配合して使用すること
ができる。 針葉樹パルプ(N材)と広葉樹パルプ(L材)
との配合比は、10/0〜5/5の範囲であり、好
ましくは10/0〜6/4の範囲であり、そのフリ
ーネスは150〜550c.c.、好ましくは250〜400c.c.のも
のである。 本発明に用いられるサイズ剤としては、ラクト
ン環を有するアルキルケテンダイマー系サイズ
剤、酸無水物環を有するアルケニルコハク酸無水
物系サイズ剤、その他イソシアナートアジリジン
誘導体、カルボニル誘導体、ロジン無水物、脂肪
酸無水物等のセルロース繊維と直接反応する反応
性サイズ剤(特公昭46−27766号、特公昭46−
10484号、特公昭47−37165号、特開昭50−94204
号、特公昭51−41845号、特公昭52−3006号、特
公昭39−902号)、あるいは自己定着性を有するカ
チオンサイズ剤(特公昭45−35363号、特開昭50
−116705号、特開昭48−11407号、特公昭42−
12292号)が使用されるが、好ましいものは反応
性サイズ剤である。 アルキルケテンダイマー系サイズ剤はU.S.
P.2627477号、U.S.P.2762270号又はTappi Vol
39,No.1(1956)第21〜23頁に開示されているも
のでアルキル基の炭素数が8〜30、好ましくは12
〜18のものが好適である。 アルケニルコハク酸無水物系サイズ剤としては
特公昭39−2305号(U.S.P.3102064号)、特開昭49
−94907号、特開昭50−160505号等に開示されて
いるものが好適である。 これらの中性紙サイズ剤は、対パルプ当り0.1
〜3.5重量%、好ましくは0.2〜3.0重量%添加され
る。サイズ剤の定着剤としては、カチオン澱粉が
好適である。また、本発明の中性紙は、炭酸カル
シウムを填料として含有してもよく、その含有量
は、対パルプ当たり10重量%以下、好ましくは5
重量%以下である。 填料の歩留向上剤としては、ポリアクリルアミ
ド系樹脂が使用される。またこの他に一般の製紙
工程で用いられる紙力増強剤、染料等が適宜使用
される。 上記した原紙は、以下に説明するように他の異
種材料と適宜の手段によりラミネートされる。 原紙とアルミ箔、アルミ箔と最内層樹脂、乳白
ポリエチレンと原紙等の積層間の介在樹脂として
はポリエチレン或いはエチレンと不飽和カルボン
酸との共重合体等の接着性ポリオレフイン樹脂が
用いられ、厚みとしては20〜90μの範囲から任意
に選択できるものである。これらの積層材のラミ
ネート加工法としては、公知の加工技術である押
出ラミネーシヨン法、フイルムラミネーシヨン
(ドライラミ)法等が用いられる。 こうして製造された積層材を所定の原反幅にス
リツト及びトリミングして端面仕上げした押出チ
ユーブ用原反を、円筒状に成形しついで継目を例
えば高周波シール法によりシームしてチユーブ本
体とし、その後、肩部パーツの取り付けは、予め
成形されているアルミ層を含んだ成形品と合体し
た肩部パーツを高周波シールするか、肩部パーツ
成形時にチユーブ本体と溶着成形する等の方法が
とられ、その後キヤツプを装着してチユーブ本体
が完成する。ついで完成したチユーブ本体の尻部
から練歯磨ペーストを充填したのち、該尻部を公
知の手段でシールした後必要に応じてカツトし、
練歯磨入り押出チユーブが完成する。 以下、本発明を一層理解し易くするために、実
施例を示すが、下記の実施例は、本発明を何等制
限するものではない。 〔実施例〕 カナデイアンフリーネス340c.c.に叩解した針葉
樹晒クラフトパルプ(NBKP)と広葉樹晒クラ
フトパルプ(LBKP)を65:35の割合で混合した
後、該パルプに以下に示す諸薬品を以下に示す割
合で添加してストツクインレツトのPH6.5の条件
で通常の抄紙法により坪量64.0g/m2の原紙Aを
得た(実験No.1)、 サイズ剤:アルキルケテンダイマー (荒川化学工業社製SPK902)0.5% 湿潤紙力増強剤:エポキシ系樹脂 (荒川化学工業社製アラフイクス)0.6% 乾燥紙力増強剤:アクリルアミド系樹脂 (荒川化学工業社製PS117)0.6% サイズ定着剤:カチオン澱粉 (王子コーンスターチ製ケートF)0.5% 更にポリエチレンイミンを表面サイズとして
0.04g/m2塗布し、原紙B(実験No.2)を得た
(以上中性紙)。 次に上記フリーネス条件、パルプ配合で以下に
示す諸薬品を以下に示す割合でパルプに添加し、
ストツクインレツトのPH4.3の条件で通常の抄紙
法により坪量64.0g/m2の原紙C(実験No.3)を
得た。 サイズ剤:合成石油サイズ (荒川化学工業社製SPS−400S)0.6% サイズ定着剤:硫酸アルミニウム (本州化学製硫酸バンド)1.4% 湿潤紙力増強剤:メラミン系樹脂 (荒川化学工業社製メラミン樹脂)1.2% 乾燥紙力増強剤:アクリルアミド樹脂 (荒川化学工業社製PS194−7)0.5% 更にポリエチレンイミンを表面サイズ剤として
0.04g/m2塗布し、原紙D(実験No.4)を得た
(以上、酸性紙)。 これら原紙A〜Dの加熱処理後の紙質及び紙力
の測定結果を第1表に示す。
【表】
【表】
第1表により、酸性紙(原紙C,D)は、加熱
経時変化に伴い強度の低下現象が生ずるにもかか
わらず、中性紙(原紙A,B)においては、初期
の強度を持続する実験結果が得られた。又ポリエ
チレンイミン塗布時のサイズ度に関しては未塗工
のものに比して酸性紙において顕著な低下が見ら
れるが、中性紙においては逆に若干のサイズ度の
向上がみられる。 また、上記の原紙を使用して内側からポリエチ
レン/接着性ポリオレフイン樹脂/アルミ箔/接
着製ポリオレフイン樹脂/原紙/接着性ポリオレ
フイン/乳白ポリエチレン/ポリエチレンの押出
チユーブ用積層材を製造し、この積層材の端面浸
透性、湿潤層間強度を比較した表が第2表であ
る。
経時変化に伴い強度の低下現象が生ずるにもかか
わらず、中性紙(原紙A,B)においては、初期
の強度を持続する実験結果が得られた。又ポリエ
チレンイミン塗布時のサイズ度に関しては未塗工
のものに比して酸性紙において顕著な低下が見ら
れるが、中性紙においては逆に若干のサイズ度の
向上がみられる。 また、上記の原紙を使用して内側からポリエチ
レン/接着性ポリオレフイン樹脂/アルミ箔/接
着製ポリオレフイン樹脂/原紙/接着性ポリオレ
フイン/乳白ポリエチレン/ポリエチレンの押出
チユーブ用積層材を製造し、この積層材の端面浸
透性、湿潤層間強度を比較した表が第2表であ
る。
【表】
試料は積層材を浸漬用ブランクとして、所定の
寸法(60×75mm)に切り、これを浸透性に優れる
市販の練歯磨ペースト2種に96Hr浸漬しブラン
クエツジ部からの浸透性を浸透跡の面積比率で評
価した。 また、湿潤層間強度試験は、該当積層材から浸
漬用ブランクとして、所定寸法(45W×60mm)に
切り、これを水位30mmの水中に96Hr浸漬し、45
mm幅の中心部15mmを測定用として切り取り、テン
シヨン引張試験機にて引張スピード100mm/min
にて積層材の紙層部から剥離してT型剥離法にて
湿潤エツジ部の層間剥離強度を測定した。 この結果から、従来の酸性紙を含む押出チユー
ブ用積層材に比較して中性紙を含む積層材は、3
〜5倍の端面での耐浸透性が得られた。 また、層間剥離強度においても、公知の押出チ
ユーブ用積層材(実公昭59−40206号)の当該強
度が33〜45g/15mmであるのに比べ、格段の優位
性が得られ、上記実験では、同等以上の強度が得
られた。 さらに、当該積層材を用いて、チユーブ本体の
胴部を所定のチユーブ径になるよう重ね合わせた
ブランクを高周波シール法により胴部サイズをシ
ールして円筒状に成形した。この場合、酸性紙を
含む積層材ではシール部(尻部を含む)の外観及
び紙の劣化(すなわち黄変化)によるシーム部引
張り強度、耐折強度、シーム強度等の低下の観点
から出力エネルギー範囲が極めて狭い範囲に制約
されていたが、積層材の紙層して中性紙を使用す
ることにより耐黄変性が向上して高周波出力エネ
ルギー条件範囲が約10%拡大され、また、エネル
ギーレベルを同一とした場合には、高出力短時間
のシールが可能となり生産効率の向上と、そして
シール時間の短縮化によりシール部樹脂の適性な
熱変形性が得られ、シール部外観性の向上にも通
ずるものである。 以上のような特性を具備する原紙を紙層とする
積層材の製造は、15μ厚のアルミ箔の片面に接着
性ポリオレフイン樹脂を介して50μ厚のポリエチ
レン樹脂を積層し、他面に接着性ポリオレフイン
樹脂を介して坪量64g/m2の原紙Aを積層し、該
原紙に下地層として60μ厚の乳白ポリエチレンを
接着性ポリオレフイン樹脂を介して積層し、且つ
該下地層の上に50μ厚のポリエチレンを設けて総
厚315μの積層材とした。各積層方法は、押出ラ
ミネーシヨンで実施した。 こうして製造された積層材を所定のチユーブの
サイズになるようにスリツト及びトリミングして
端面仕上げした原反を高周波シール法を用いてサ
イドシームして円筒状のチユーブ本体とした。そ
の後、アルミ層を含む肩部パーツを高周波シール
し、またキヤツプを装着して押出チユーブ体を完
成させた。練歯磨ペーストを尻から充填した後、
尻部を高周波シールし、トリミングのため尻部を
カツトしてペースト入り押出チユーブを完成させ
た。 (効果) 以上の説明から明らかなように、本発明の押出
チユーブによれば、胴部に含まれる紙層が中性紙
からなり耐内容物浸透性、耐折性に優れるため尻
部に露出する紙層が水や練歯磨ペーストに接触し
ても浸透し難く、層間剥離が防止され、繰り返し
の押出チユーブの使用にも充分耐え得るものであ
り、適度の復元性を保持できるため皺の発生が防
止できると共に風合も損なうことがない等の実用
的価値が高い。また、尻部に紙層が露出する製造
工程が採用できるので尻止部材の装着や樹脂の塗
布等の余分な工程を必要とせず、製造効率を下げ
ることもなく安価に製造できる。さらに、本発明
の紙層が耐熱性に優れるため、製造工程中の熱処
理、たとえばチユーブ本体のサイドシーム、肩部
パーツとの接合、尻部のシール等の際生じやすい
黄変現象を防止でき、各接合部の強度を他の積層
部分と同等に保持できると共に紙層の劣化を十分
防止できる。また、中性紙を介在させた本発明で
は、積層材を所定幅にスリツト加工する場合や端
面仕上げのためのトリミング加工をする場合に紙
粉やバリの発生が少ないので環境衛生の向上に寄
与すると共に押出チユーブ成形工程におけるチユ
ーブ本体のサイドシーム、当該チユーブ本体と肩
部パーツとの溶着や尻シール部の接着性の品質保
持に有効であり、その結果、押出チユーブ全体の
強度、外観の向上に寄与するものである。
寸法(60×75mm)に切り、これを浸透性に優れる
市販の練歯磨ペースト2種に96Hr浸漬しブラン
クエツジ部からの浸透性を浸透跡の面積比率で評
価した。 また、湿潤層間強度試験は、該当積層材から浸
漬用ブランクとして、所定寸法(45W×60mm)に
切り、これを水位30mmの水中に96Hr浸漬し、45
mm幅の中心部15mmを測定用として切り取り、テン
シヨン引張試験機にて引張スピード100mm/min
にて積層材の紙層部から剥離してT型剥離法にて
湿潤エツジ部の層間剥離強度を測定した。 この結果から、従来の酸性紙を含む押出チユー
ブ用積層材に比較して中性紙を含む積層材は、3
〜5倍の端面での耐浸透性が得られた。 また、層間剥離強度においても、公知の押出チ
ユーブ用積層材(実公昭59−40206号)の当該強
度が33〜45g/15mmであるのに比べ、格段の優位
性が得られ、上記実験では、同等以上の強度が得
られた。 さらに、当該積層材を用いて、チユーブ本体の
胴部を所定のチユーブ径になるよう重ね合わせた
ブランクを高周波シール法により胴部サイズをシ
ールして円筒状に成形した。この場合、酸性紙を
含む積層材ではシール部(尻部を含む)の外観及
び紙の劣化(すなわち黄変化)によるシーム部引
張り強度、耐折強度、シーム強度等の低下の観点
から出力エネルギー範囲が極めて狭い範囲に制約
されていたが、積層材の紙層して中性紙を使用す
ることにより耐黄変性が向上して高周波出力エネ
ルギー条件範囲が約10%拡大され、また、エネル
ギーレベルを同一とした場合には、高出力短時間
のシールが可能となり生産効率の向上と、そして
シール時間の短縮化によりシール部樹脂の適性な
熱変形性が得られ、シール部外観性の向上にも通
ずるものである。 以上のような特性を具備する原紙を紙層とする
積層材の製造は、15μ厚のアルミ箔の片面に接着
性ポリオレフイン樹脂を介して50μ厚のポリエチ
レン樹脂を積層し、他面に接着性ポリオレフイン
樹脂を介して坪量64g/m2の原紙Aを積層し、該
原紙に下地層として60μ厚の乳白ポリエチレンを
接着性ポリオレフイン樹脂を介して積層し、且つ
該下地層の上に50μ厚のポリエチレンを設けて総
厚315μの積層材とした。各積層方法は、押出ラ
ミネーシヨンで実施した。 こうして製造された積層材を所定のチユーブの
サイズになるようにスリツト及びトリミングして
端面仕上げした原反を高周波シール法を用いてサ
イドシームして円筒状のチユーブ本体とした。そ
の後、アルミ層を含む肩部パーツを高周波シール
し、またキヤツプを装着して押出チユーブ体を完
成させた。練歯磨ペーストを尻から充填した後、
尻部を高周波シールし、トリミングのため尻部を
カツトしてペースト入り押出チユーブを完成させ
た。 (効果) 以上の説明から明らかなように、本発明の押出
チユーブによれば、胴部に含まれる紙層が中性紙
からなり耐内容物浸透性、耐折性に優れるため尻
部に露出する紙層が水や練歯磨ペーストに接触し
ても浸透し難く、層間剥離が防止され、繰り返し
の押出チユーブの使用にも充分耐え得るものであ
り、適度の復元性を保持できるため皺の発生が防
止できると共に風合も損なうことがない等の実用
的価値が高い。また、尻部に紙層が露出する製造
工程が採用できるので尻止部材の装着や樹脂の塗
布等の余分な工程を必要とせず、製造効率を下げ
ることもなく安価に製造できる。さらに、本発明
の紙層が耐熱性に優れるため、製造工程中の熱処
理、たとえばチユーブ本体のサイドシーム、肩部
パーツとの接合、尻部のシール等の際生じやすい
黄変現象を防止でき、各接合部の強度を他の積層
部分と同等に保持できると共に紙層の劣化を十分
防止できる。また、中性紙を介在させた本発明で
は、積層材を所定幅にスリツト加工する場合や端
面仕上げのためのトリミング加工をする場合に紙
粉やバリの発生が少ないので環境衛生の向上に寄
与すると共に押出チユーブ成形工程におけるチユ
ーブ本体のサイドシーム、当該チユーブ本体と肩
部パーツとの溶着や尻シール部の接着性の品質保
持に有効であり、その結果、押出チユーブ全体の
強度、外観の向上に寄与するものである。
第1図は、チユーブ胴部原反の部分断面図、第
2図は押出チユーブの斜視図を示す。 1……金属箔、2……ポリオレフイン樹脂、3
……樹脂層、5……原紙、7……乳白ポリエチレ
ン層、8……保護膜層、11……胴部、12……
シール部、13……肩部、14……キヤツプ、1
5……尻部。
2図は押出チユーブの斜視図を示す。 1……金属箔、2……ポリオレフイン樹脂、3
……樹脂層、5……原紙、7……乳白ポリエチレ
ン層、8……保護膜層、11……胴部、12……
シール部、13……肩部、14……キヤツプ、1
5……尻部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙層を含む積層材から胴部を構成する押出チ
ユーブにおいて、前記紙層として中性紙を用いた
ことを特徴とする押出チユーブ。 2 前記中性紙は、サイズ剤としてアルキルケテ
ンダイマー系サイズ剤を添加したものである特許
請求の範囲第1項記載の押出チユーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188885A JPS61220840A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 押出チユ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6188885A JPS61220840A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 押出チユ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61220840A JPS61220840A (ja) | 1986-10-01 |
| JPH0437777B2 true JPH0437777B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=13184132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6188885A Granted JPS61220840A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 押出チユ−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61220840A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020175673A (ja) * | 2020-07-17 | 2020-10-29 | 大日本印刷株式会社 | バイオマス由来の樹脂層を有する積層体を備える包装製品 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5015530B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-08-29 | 大王製紙株式会社 | ヒートシール包装体 |
| JP7110808B2 (ja) * | 2018-08-02 | 2022-08-02 | 王子ホールディングス株式会社 | 容器用原紙および該容器用原紙を用いた紙容器 |
| SE544559C2 (en) * | 2019-09-27 | 2022-07-19 | Stora Enso Oyj | A tube package and the use of a fiber substrate in the production of the package |
| JP7286695B2 (ja) * | 2021-02-22 | 2023-06-05 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器用包材、チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器 |
| WO2022177024A1 (ja) * | 2021-02-22 | 2022-08-25 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器用包材、チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器 |
| JP7373135B2 (ja) * | 2021-03-15 | 2023-11-02 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器用包材、チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器 |
| JP2022185422A (ja) * | 2021-06-02 | 2022-12-14 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器用包材、チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6188885A patent/JPS61220840A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020175673A (ja) * | 2020-07-17 | 2020-10-29 | 大日本印刷株式会社 | バイオマス由来の樹脂層を有する積層体を備える包装製品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61220840A (ja) | 1986-10-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11292238B2 (en) | Method of manufacturing a laminated packaging material, the packaging material obtained by the method and packaging containers manufactured therefrom | |
| JP5563557B2 (ja) | 紙容器用原紙及びこれを用いた紙容器用積層シート | |
| US4659408A (en) | Multi-layer sheet structure, method of making same and containers made therefrom | |
| US4943780A (en) | Multi-layer sheet structure, method of making same and containers made therefrom | |
| SE544559C2 (en) | A tube package and the use of a fiber substrate in the production of the package | |
| JP2012158854A (ja) | 紙容器用原紙 | |
| JP7698105B2 (ja) | ヒートシール紙及び包装材 | |
| US5958805A (en) | Tear/puncture resistant semi-laminate material | |
| JPS61220840A (ja) | 押出チユ−ブ | |
| JP6694539B1 (ja) | ラミネート紙、ラミネート紙用紙基材、紙容器およびそれらの製造方法 | |
| EP0121336B1 (en) | Multi-layer flexible sheet structure for packaging, a package made therefrom, and a method of making the said structure | |
| JP2009243009A (ja) | 紙容器用原紙 | |
| JP2025083379A (ja) | ラミネート紙およびこれを用いた液体用紙容器 | |
| JP4229367B2 (ja) | 成型用紙 | |
| JP2024067475A (ja) | 包装用紙 | |
| JP2023107689A (ja) | ヒートシール紙及び包装材 | |
| JPH1150398A (ja) | プラスチックで塗工される壁紙のための原紙およびプラスチック塗工壁紙 | |
| JP6006665B2 (ja) | 遮光紙 | |
| JP2003155700A (ja) | 酸性食品用カップ原紙 | |
| WO2021132429A1 (ja) | 加工用原紙、紙器用シートおよび紙器 | |
| JPH09156062A (ja) | 包装用紙 | |
| JP2006232277A (ja) | チップ型電子部品収納台紙 | |
| JPS5940206Y2 (ja) | 押出しチユ−ブ | |
| JPS6116126Y2 (ja) | ||
| WO2024204401A1 (ja) | 紙ラミネートチューブ |