JPH043778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043778Y2 JPH043778Y2 JP15511186U JP15511186U JPH043778Y2 JP H043778 Y2 JPH043778 Y2 JP H043778Y2 JP 15511186 U JP15511186 U JP 15511186U JP 15511186 U JP15511186 U JP 15511186U JP H043778 Y2 JPH043778 Y2 JP H043778Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- coating layer
- ring
- seat
- coating
- Prior art date
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は樹脂用スクリユー式射出成形機に用い
られる逆流防止弁に関するものである。
られる逆流防止弁に関するものである。
樹脂用射出成形機(昭和61年4月15日、三光出
版社発行。廣恵章利、飯田惇著。「やさしい射出
成形機−基本・応用から最新技術まで」)にはス
クリユー式射出装置を有するものが多いが、スク
リユーヘツド加圧部において溶融材料がスクリユ
ー側へ逆流し、射出量の減少、射出圧の低下を生
じて作業に支障を生ずる場合があるため、スクリ
ユーヘツドにリング状の逆流防止弁を有するもの
が使用されている。
版社発行。廣恵章利、飯田惇著。「やさしい射出
成形機−基本・応用から最新技術まで」)にはス
クリユー式射出装置を有するものが多いが、スク
リユーヘツド加圧部において溶融材料がスクリユ
ー側へ逆流し、射出量の減少、射出圧の低下を生
じて作業に支障を生ずる場合があるため、スクリ
ユーヘツドにリング状の逆流防止弁を有するもの
が使用されている。
本考案が解決しようとする問題点を説明するた
め次に従来の逆流防止弁の構造、作用とその問題
点について述べる。
め次に従来の逆流防止弁の構造、作用とその問題
点について述べる。
第1図に逆流防止弁付スクリユー式射出装置の
逆流防止弁周辺の構造概要を示す。
逆流防止弁周辺の構造概要を示す。
1は材料をノズル方向へ送り込むスクリユー、
2はリング状シート(弁座)で、3のリングバル
ブと、4のトピード(魚形水雷型)ヘツドとの組
合せで、逆流防止弁を構成している。5は樹脂を
加熱して溶融状態に保持する加熱シリンダ−で、
6は材料を金型内へ射出するノズルである。
2はリング状シート(弁座)で、3のリングバル
ブと、4のトピード(魚形水雷型)ヘツドとの組
合せで、逆流防止弁を構成している。5は樹脂を
加熱して溶融状態に保持する加熱シリンダ−で、
6は材料を金型内へ射出するノズルである。
弁の作用について説明すれば計量工程中、スク
リユー1は回転しながら右方向へ後退するのでリ
ングバルブ3はシート2より左方向へ離れ、弁は
開放となり、材料はトピードヘツド4の外周に長
手方向に設けた数個の溝を通つて左方のノズル方
向に流れる。
リユー1は回転しながら右方向へ後退するのでリ
ングバルブ3はシート2より左方向へ離れ、弁は
開放となり、材料はトピードヘツド4の外周に長
手方向に設けた数個の溝を通つて左方のノズル方
向に流れる。
次に射出工程には、スクリユー1は左方向へ前
進し、トピードヘツド4の前方にある溶融材料を
圧縮するので、その反力によつてリング3は右方
向へ押されてシート2に密着して弁が閉じ、逆流
を防止して材料を射出する。
進し、トピードヘツド4の前方にある溶融材料を
圧縮するので、その反力によつてリング3は右方
向へ押されてシート2に密着して弁が閉じ、逆流
を防止して材料を射出する。
リング3とシート2の当り面は第1図に示す如
く平面の組合せの他、円錐面と円錐面の組合せそ
の他がある。
く平面の組合せの他、円錐面と円錐面の組合せそ
の他がある。
従来のリングバルブおよびシートは主として工
具綱製で耐摩耗性、耐蝕性が十分でない。特に近
時、樹脂の性能を改善するために添加される補強
剤としてのガラス繊維や充填剤および顔料として
のガラス粒子や各種酸化物は、バルブ部品の摩耗
を促進し、バルブおよびシートの表面に摩耗傷や
腐食傷が生じ易く、これが弁の漏洩による逆流や
破損の原因となつている。
具綱製で耐摩耗性、耐蝕性が十分でない。特に近
時、樹脂の性能を改善するために添加される補強
剤としてのガラス繊維や充填剤および顔料として
のガラス粒子や各種酸化物は、バルブ部品の摩耗
を促進し、バルブおよびシートの表面に摩耗傷や
腐食傷が生じ易く、これが弁の漏洩による逆流や
破損の原因となつている。
この問題を解決するためには、リングバルブお
よびシートの表面傷を防止する材質改善が必要で
ある。
よびシートの表面傷を防止する材質改善が必要で
ある。
工具鋼製のリングやシートの表面に発生する摩
耗傷や腐食傷を防止するためには、工具鋼より耐
摩耗性および耐蝕性の優れた超硬合金を使用する
ことが考えられるが、樹脂に酸化物の如き硬質物
質が混合されていることを考えれば超硬合金とい
えども十分ではなく、酸化物等の充填剤と同等或
はそれ以上の硬度、耐摩耗性を有する材料が望ま
しい。しかしながらその様な高硬度材料は一方靱
性に劣るため、近時射出圧の高くなつた成形機に
使用すれば破損のおそれがあり不適当である。
耗傷や腐食傷を防止するためには、工具鋼より耐
摩耗性および耐蝕性の優れた超硬合金を使用する
ことが考えられるが、樹脂に酸化物の如き硬質物
質が混合されていることを考えれば超硬合金とい
えども十分ではなく、酸化物等の充填剤と同等或
はそれ以上の硬度、耐摩耗性を有する材料が望ま
しい。しかしながらその様な高硬度材料は一方靱
性に劣るため、近時射出圧の高くなつた成形機に
使用すれば破損のおそれがあり不適当である。
本考案は従来の工具鋼或は靱性の十分なる超硬
合金等の強度的に安定なる材料を用いて製作した
リングおよびシートの表面に樹脂材料に含有する
酸化物等の充填剤と同等或いはそれ以上の硬度を
有する硬質物質の被覆層を設けて表面の耐摩性、
耐蝕性を改善してバルブの表面に発生する傷を防
止し、本問題点を解決せんとするものである。尚
本考案において被覆に使用する硬質物質として
は、硬度、耐蝕性の優れたもので通常のコーテイ
ング技術で実施しうるものとし、周期律表4a,
5a,6a族金属および珪素の炭化物、窒化物、
炭窒化物若しくは硬質炭素(含ダイヤモンド)を
選定した。被覆層は上記硬質物質の一種又は二種
以上を一層又は多層に設けることにより効果をあ
げ得る。
合金等の強度的に安定なる材料を用いて製作した
リングおよびシートの表面に樹脂材料に含有する
酸化物等の充填剤と同等或いはそれ以上の硬度を
有する硬質物質の被覆層を設けて表面の耐摩性、
耐蝕性を改善してバルブの表面に発生する傷を防
止し、本問題点を解決せんとするものである。尚
本考案において被覆に使用する硬質物質として
は、硬度、耐蝕性の優れたもので通常のコーテイ
ング技術で実施しうるものとし、周期律表4a,
5a,6a族金属および珪素の炭化物、窒化物、
炭窒化物若しくは硬質炭素(含ダイヤモンド)を
選定した。被覆層は上記硬質物質の一種又は二種
以上を一層又は多層に設けることにより効果をあ
げ得る。
例えば、母材と親和性大で剥離強度大なる物質
Aを第一層とし、その上に耐摩耗性大なる物質B
を第二層として被覆すれば、A或いはBの一層被
覆に比して剥離強度、耐摩耗性の何れも優れた被
覆層が得られる。かくの如く硬質物質の種々の優
れた特性を利用して多層被覆の効果をあげること
ができる。
Aを第一層とし、その上に耐摩耗性大なる物質B
を第二層として被覆すれば、A或いはBの一層被
覆に比して剥離強度、耐摩耗性の何れも優れた被
覆層が得られる。かくの如く硬質物質の種々の優
れた特性を利用して多層被覆の効果をあげること
ができる。
被覆層の厚さは試験の結果0.5μm以上であれば
表面傷の防止に効果がある。又厚さは大なる程寿
命延長に効果はあるが、その経費も大となるので
経済的条件からも制限を受けるが、層が厚くなる
と表面の平滑度も劣化することも考慮し、通常
20μm以下が望ましい。
表面傷の防止に効果がある。又厚さは大なる程寿
命延長に効果はあるが、その経費も大となるので
経済的条件からも制限を受けるが、層が厚くなる
と表面の平滑度も劣化することも考慮し、通常
20μm以下が望ましい。
以下本考案の実施例を説明する。
実施例 1
リングバルブおよびシートを比較的靱性の高い
超硬合金(WC85%−Co15%)で製作し、その表
面に厚さ7μmのTiNの被覆層を設けたるものを
用いてガラス繊維30Vo1%、充填剤50容量%含有
樹脂の射出成形を行なつた場合、その寿命は従来
の工具鋼製のものに比して超硬合金製は10倍以
上、TiN被覆超硬合金製は20倍以上であつた。
超硬合金(WC85%−Co15%)で製作し、その表
面に厚さ7μmのTiNの被覆層を設けたるものを
用いてガラス繊維30Vo1%、充填剤50容量%含有
樹脂の射出成形を行なつた場合、その寿命は従来
の工具鋼製のものに比して超硬合金製は10倍以
上、TiN被覆超硬合金製は20倍以上であつた。
実施例 2
例1と同様の作業において、被覆層を第1層と
してTiC2μm厚さと第2層としてTiN5μm厚さの
二層被覆とした場合、その寿命は例1と同等以上
であつたが、TiCは母材との親和性大であるから
被覆層の耐剥離性において、例1に比して優れて
いる。
してTiC2μm厚さと第2層としてTiN5μm厚さの
二層被覆とした場合、その寿命は例1と同等以上
であつたが、TiCは母材との親和性大であるから
被覆層の耐剥離性において、例1に比して優れて
いる。
以上の実施例は被覆母材に超硬合金を用いたが
母材としては工具鋼その他の合金を選定しても硬
質被覆による効果を期待できる。
母材としては工具鋼その他の合金を選定しても硬
質被覆による効果を期待できる。
更に前記被覆層の形成は、化学的および物理的
な種々の技術を採用することができ、例えば
CVD法、真空蒸着法、イオンメツキ法等がこれ
に当たる。
な種々の技術を採用することができ、例えば
CVD法、真空蒸着法、イオンメツキ法等がこれ
に当たる。
又被覆はリングとシートの全表面に設けてもよ
く又必要に応じて部分的に行なつても良い。
く又必要に応じて部分的に行なつても良い。
以上詳細に説明したように、本考案にかかる逆
流防止弁はそのリングバルブおよびシートの表面
を耐摩耗性と耐蝕性の大なる硬質物質で被覆する
ことにより、表面に生ずる摩耗傷や腐食傷を防止
して、傷による漏洩と破損の除去により信頼性と
寿命の向上に効果を発揮した。
流防止弁はそのリングバルブおよびシートの表面
を耐摩耗性と耐蝕性の大なる硬質物質で被覆する
ことにより、表面に生ずる摩耗傷や腐食傷を防止
して、傷による漏洩と破損の除去により信頼性と
寿命の向上に効果を発揮した。
第1図は逆流防止弁周辺の構造概要を示す断面
図である。 1……スクリユー、2……シート、3……リン
グバルブ、4……トピード型ヘツド、5……加熱
シリンダー、6……ノズル。
図である。 1……スクリユー、2……シート、3……リン
グバルブ、4……トピード型ヘツド、5……加熱
シリンダー、6……ノズル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 逆流防止弁付樹脂用スクリユー式射出成形機
において、リングバルブとシートの表面に硬質
被覆層を設けたことを特徴とする逆流防止弁。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の逆流防
止弁において、上記被覆層が元素周期律表の4
a,5a,6a族金属と珪素の炭化物、窒化物
若しくは炭窒化物或は硬質炭素(含ダイヤモン
ド)等の物質より選ばれた少なくとも一種類の
被覆層が一層又は多層に設けられていることを
特徴とする逆流防止弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15511186U JPH043778Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15511186U JPH043778Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6360617U JPS6360617U (ja) | 1988-04-22 |
| JPH043778Y2 true JPH043778Y2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=31075520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15511186U Expired JPH043778Y2 (ja) | 1986-10-09 | 1986-10-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH043778Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-09 JP JP15511186U patent/JPH043778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6360617U (ja) | 1988-04-22 |
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