JPH04383Y2 - - Google Patents

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JPH04383Y2
JPH04383Y2 JP4843786U JP4843786U JPH04383Y2 JP H04383 Y2 JPH04383 Y2 JP H04383Y2 JP 4843786 U JP4843786 U JP 4843786U JP 4843786 U JP4843786 U JP 4843786U JP H04383 Y2 JPH04383 Y2 JP H04383Y2
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JP4843786U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電力量計器等の内部の開放を阻止する
べく開閉蓋の閉鎖個所を螺締固定するボルト、ビ
ス等の固定金具を封印して、不正行為を防止させ
る封印具の改良構造に関するものである。
[従来の技術] 従来からこの種の封印具は種々知られており、
例えば出願人の考案に係わる実公昭46−1200号公
報に見られるようにビス等の頭部に冠着させる凹
孔を設けた直方体の長手方向に前記凹孔の中央を
貫通する横孔を設けて一個の部材で形成したもの
や、同じく出願人の考案に係わる実公昭47−
24311号及び同24312号各公報に見られるようにビ
ス頭部に冠着させる冠体と、この冠体を覆うよう
に嵌合させる本体との二部材で形成したものであ
り、これらは何れも長手方向に横孔を穿設して、
この横孔とビス頭部に貫通されている横孔とに係
止ピンを串通して封印するように使用されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] これらの封印具は外観形状が簡単で、これを破
壊して不正行為を行なおうとする意欲を阻みきれ
ず、また形状簡単で摸造し易いために、破壊した
封印具を模造したものと取換えれば不正行為が隠
蔽できて、不正行為を発見しにくくしている。
[目的を達成するための手段] 本考案は、締付ビス23の頭部に冠着させる閉
頭筒体2の外側面両側に張出片部3,4を突設し
て横長状に形成した本体1と、該本体1に被着さ
せるキヤツプ体5との二部材から成り、本体1に
は長手方向に一側端は一方の張出片部3で外部に
開口し、かつ他側内端が他方の張出片部4内で閉
塞する係止ピン16を通す横孔6を穿設すると共
に、閉頭筒体2の頂部に前記横孔6の方向と直交
する向きに切込溝7を設け、また、キヤツプ体5
には閉頭筒体2aの側壁9上部位置に横長状の窓
孔10を開設すると共に、各張出片部3a,4a
の幅を本体1の各張出片部3,4の幅より広く形
成して張出片部3,4の側面との間に空〓を保つ
状態に本体1とキヤツプ体5を組合わせ、熱融着
して一体化した構成としている。
[作用] 本体1の全面にキヤツプ体5が被着された二重
構造であり、かつ外観形状が複雑であることで不
正行為の困難さを知らしめ、意欲を殺いで行為を
思い留まらせる。さらに、不正行為が行なわれた
ときは、加えられる僅かの衝撃で表面のキヤツプ
体5が各所に設けられたウイークポイントから割
れを生じ、不正行為の続行をためらわせて中断に
至らしめる。また、封印具Aを破壊して不正行為
が行なわれたときは、形状複雑で摸造しにくいこ
とで破壊のまま放置され、このことより不正行為
のあつたことが早期発見できる。
そして、計器の検満取換えや、契約変更に伴な
う検針更新に際して封印具Aを破壊する場合に
は、キヤツプ体5に設けた窓孔10にドライバー
を挿込んでこじてキヤツプ体5をこわし、ついで
本体1に設けた切込溝7にドライバーを挿込んで
こじれば本体1を容易に破壊して係止ピン16を
抜取り、開閉蓋18の開放をなし得る。
[実施例] 図において、1は締付ビス23の頭部に冠着さ
せる閉頭筒体2の外側面両側に張出片部3,4を
突設して横長状に形成した本体であり、5は該本
体1の底面を除く全面に被着させるキヤツプ体で
ある。
本体1の下部には一側端は一方の張出片部3で
外部に開口し、かつ他側端は他方の張出片部4の
略中央で閉塞する横孔6を穿設すると共に、閉頭
筒体2の頂部に横孔6の方向と直交する向きに切
込溝7を設けている。
一方、キヤツプ体5は本体1の閉頭筒体2及び
張出片部3,4に冠着させる閉頭筒体2a及び張
出片部3a,4aを底面で開口し、かつ互いに連
通するように中空状に形成しており、閉頭筒体2
aには天板8の下面で前後両側壁9,9の上部に
ドライバー等が挿込める程度のスリツト状の窓孔
10を開設し、さらに前後両側壁9,9の所望個
所にV字形の切込溝11を垂直状に設けている。
また、一方の張出片部3aの外側端下部には横孔
6に対向する位置に切欠部12を設けている。さ
らに、各張出片部3a,4aは全体を極く肉薄に
して夫々前後側壁13a,13bと、14a,1
4bの何れか一方のしかも互いに対称位置にある
ものを他方のものより外側に突出するように形成
しており、例えば第5図では側壁13aより14
aをまた14bより13bを夫々外側に突出させ
ることで本体1に合体させた状態で張出片部3,
4との間に空〓S1,S2が形成されるようにし
ている。張出片部3a,4aの下端縁に逆V形の
切欠き15を複数設けている。
結局、このキヤツプ体5は全体的に肉薄でしか
も各窓孔10、各切込溝11、各切欠き15並び
に本体1との間に形成される空〓S1,S2が何
れもウイークポイントとなつて、不正行為等に際
して加えられる衝撃でたやすく破損するように形
成してある。
そして、本体1のキヤツプ体5を被着させ、熱
融着により両者を一体化して封印具Aを構成す
る。16は横孔6に押込む係止ピンである。
次にこのように構成した本考案の封印具Aの使
用を説明する。第7図及び第8図において17は
計器箱、18は計器箱17の開閉蓋である。計器
箱17内に螺締受止具19を固設し、開閉蓋18
に螺締受止具19のねじ孔20に対向させてビス
挿通孔21を穿設し、さらに該開閉蓋18の一部
を切断し引起こして封印紐の挿通部22を突出形
成している。23は螺締受止具19に締止させる
締付ビスであり、頭部に前記横孔6に連通する横
孔24を貫通させている。
そして、第8図に示すように締止させた締付ビ
ス23の頭部に本体1の閉頭筒体2を冠着させ
て、張出片部3,4の下面を開閉蓋18の表面に
沿わせた状態で本体1の横孔6に一部差し込ませ
た係止ピン16をペンチ或いはドライバー等の工
具で横孔6と連通させた締付ビス23の横孔24
に押込み封印する。
このようにして取付けられた封印具Aは締付ビ
ス23の頭部を完全に隠蔽して、しかも外観形状
が複雑で不正行為の実行が困難なことを認識さ
せ、封印具Aを回動して係止ピン16を螺脱しよ
うとしても張出片部3a,4aの何れかが開閉蓋
18の側壁部分か封印紐の挿通部22に衝突して
回動を不能とし、開閉蓋18の開放を阻む。しか
もこの際に衝撃が加えられると空〓S1,S2の
存在で張出片部3a,4aの側壁13bまたは1
4aが破壊され、封印具Aをこわさずに不正を成
功させることができないことを認識させる。
また、ドライバー等で封印具Aをこじたりする
衝撃が加えられるとキヤツプ体5は閉頭筒体2a
に設けた各窓孔10や垂直状の切欠き部11、各
張出片部3a,4aの下端に設けた複数切欠き1
5等で形成されるウイークポイントからひび割れ
や破損を起こして不正行為の続行を断念させる。
一方、計器の検満取換えの場合や、住居者が転
出して一旦契約が解消されたものを新たに入居者
があつて検針更新が行なわれる場合等のように封
印具Aを破壊するときは、キヤツプ体5に設けた
窓孔10にドライバーを挿込んで閉頭筒体2aを
こわし、露出した本体1の閉頭筒体2頂部に設け
た切込溝7にドライバーを挿込んでこじることで
容易に破壊して係止ピン16を抜取り、開閉蓋1
8を開放させることができる。
また、キヤツプ体5の張出片部3a,4aの側
壁13a,13bと14a,14bとを第5図に
示すように互いに対称位置する一組13bと14
aとを外側にして空洞S1,S2を対称位置に形
成するようにしたものは第7図のように使用する
際にこれらの空洞S1,S2が開閉蓋の側壁部ま
たは封印紐の挿通部に接して破壊を発生し易く、
キヤツプ体5の破壊開始で不正行為の続行を逡巡
させ、かつ中止させることができる。
また、第9図乃至第12図に示した封印具Aは
張出片部3,4及び3a,4aの長さを不等とし
たものであり、図では張出片部3,3aに対して
4,4aを長く形成している。この実施例の封印
具Aも第12図に示すように計器箱17の開閉蓋
18に取付けて使用する際に封印具Aを回動しよ
うとする不正行為に対して張出片部3aが封印紐
の挿通部22に衝突し、また張出片部4aが開閉
蓋18の側壁部分に衝突して回動を阻止される。
特に側壁部分に衝突する張出片部4,4aを長く
形成していることで封印具Aの取付位置が側壁部
分と離れていても衝突させて回動を阻止させるこ
とができる。なお、この実施例では空〓S1は本
体1の張出片部3の前後両側に、また空〓S2は
張出片部4を周回するU形状に形成している。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の封印具Aは、締付
ビス23の頭部に冠着させる閉頭筒体2に張出片
部3,4を突設した本体1に衝撃に対してこわれ
易いウイークポイントを多数設けたキヤツプ体5
を被せ、熱融着して一体化する構成より成り、外
観形状が複雑で、不正行為による衝撃でキヤツプ
体5が破壊され易く、破壊して変形し易く、一旦
破壊したものは修復困難であるから、不正のあつ
たことが容易に発見できる。
特に、本考案の封印具Aは計器の検満取換え
や、契約変更に伴なう検針更新等に際し破壊する
場合に、ドライバー一本でキヤツプ体5及び本体
1を簡単に破壊し、係止ピン16を抜取り、開閉
蓋18を開放できるから、保守管理面でも優れた
利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は斜
視図、第2図は分解斜視図、第3図は正面図、第
4図は縦断面図、第5図は第3図のA−A線断面
図、第6図は第3図のB−B線断面図、第7図は
使用状態を示す斜視図、第8図は同上要部断面
図、第9図は他の実施例を示す正面図、第10図
は縦断面図、第11図は第9図のC−C線断面
図、第12図は使用状態の斜視図である。 1……本体、2,2a……閉頭筒体、3,3
a,4,4a……張出片部、5……キヤツプ体、
6……横孔、7……切込溝、9……側壁、10…
…窓孔、13a,13b,14a,14b……側
壁、16……係止ピン、23……締付ビス、24
……横孔、A……封印具、S1,S2……空〓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 頭部に横孔24を貫通させた締付ビス23に
    冠着させる閉頭筒体2の外側面両側に張出片部
    3,4を突設して横長状に形成した本体1と、
    該本体1に被着させるキヤツプ体5とから成
    り、本体1には長手方向に一側端は一方の張出
    片部3で外部に開口し、かつ他側内端が他方の
    張出片部4内で閉塞する係止ピン16を通す横
    孔6を穿設すると共に、閉頭筒体2の頂部に前
    記横孔6の方向と直交する向きに切込溝7を設
    け、また、キヤツプ体5には閉頭筒体2aの側
    壁9上部位置に横長状の窓孔10を開設すると
    共に、各張出片部3a,4aの幅を本体1の各
    張出片部3,4の幅より広く形成して張出片部
    3,4の側面との間に空〓を保つ状態に本体1
    とキヤツプ体5を組合わせ、熱融着して一体化
    したことを特徴とする封印具。 2 キヤツプ体5は各張出片部3a,4aの前後
    側壁13a,13b,14a,14bの対称位
    置にある一組を夫々外側へ突出させて本体1の
    各張出片部3,4の側面との間に空〓S1,S
    2を保持させるようにしたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の封印具。 3 本体1及びキヤツプ体5の一方の張出片部を
    他方の張出片部より長く形成したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の封印
    具。
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