JPH0438910Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0438910Y2 JPH0438910Y2 JP1984004523U JP452384U JPH0438910Y2 JP H0438910 Y2 JPH0438910 Y2 JP H0438910Y2 JP 1984004523 U JP1984004523 U JP 1984004523U JP 452384 U JP452384 U JP 452384U JP H0438910 Y2 JPH0438910 Y2 JP H0438910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bimetal
- boss
- caulking
- fixing structure
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔従来の目的〕
(産業上の利用分野)
本考案はバイメタルのカシメ固定、特に粘性流
体継手用バイメタルのカシメによる固定に利用し
て極めて有効なバイメタルの固定構造に関するも
のである。
体継手用バイメタルのカシメによる固定に利用し
て極めて有効なバイメタルの固定構造に関するも
のである。
(従来技術)
従来フアンカツプリングにおいては、第1図及
び第2図に示す如くバイメタル1の先端をカバー
のボス2のスリツトに圧入して固定していた。し
かしエンジンの振動によつてバイメタルがボス2
より抜け出すのを防止するためには、第3図の如
くカシメ治具3を用いてカシメる必要があつた。
またこの場合のカシメの必要強度はエンジンの振
動の程度によつて決定されるが、工程内では第4
図に示すa×b寸法(カシメ治具寸法)及びカシ
メ荷重(カシメによつて狭くなつた巾S寸法と相
関性がある)によつて管理している。なお、ボス
2はアルミダイキヤスト製である。
び第2図に示す如くバイメタル1の先端をカバー
のボス2のスリツトに圧入して固定していた。し
かしエンジンの振動によつてバイメタルがボス2
より抜け出すのを防止するためには、第3図の如
くカシメ治具3を用いてカシメる必要があつた。
またこの場合のカシメの必要強度はエンジンの振
動の程度によつて決定されるが、工程内では第4
図に示すa×b寸法(カシメ治具寸法)及びカシ
メ荷重(カシメによつて狭くなつた巾S寸法と相
関性がある)によつて管理している。なお、ボス
2はアルミダイキヤスト製である。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら前記従来の場合は、第4図の如く
カシメ治具2の寸法(a×b)がボス2部の上端
面積の約1/6以上であり、かつ約500Kgを越える荷
重が加わる場合には、ボス部2は第5図の実線の
湾曲線で示す如く変形する。そしてこの変形e
は、脱荷重後も塑性変形として若干(7〜10μ)
残留する。従つてバイメタル1を緊締する力は低
下し、抜け出し易くなる。このようにエンジン振
動が大きい場合に、a×b寸法及びカシメ荷重を
大きくすることは、かえつて抜け力の低下につな
がる欠点があつた。
カシメ治具2の寸法(a×b)がボス2部の上端
面積の約1/6以上であり、かつ約500Kgを越える荷
重が加わる場合には、ボス部2は第5図の実線の
湾曲線で示す如く変形する。そしてこの変形e
は、脱荷重後も塑性変形として若干(7〜10μ)
残留する。従つてバイメタル1を緊締する力は低
下し、抜け出し易くなる。このようにエンジン振
動が大きい場合に、a×b寸法及びカシメ荷重を
大きくすることは、かえつて抜け力の低下につな
がる欠点があつた。
本考案はカシメ治具のバイメタル先端の長さ方
向の寸法を前記従来より短くしたカシメ形状とす
ることにより、前記従来のようなカシメによるボ
ス部の変形を防止することを目的とするものであ
る。
向の寸法を前記従来より短くしたカシメ形状とす
ることにより、前記従来のようなカシメによるボ
ス部の変形を防止することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段)
このため本願考案は、バイメタルの先端を該バ
イメタルの長さ方向に延びるアルミダイキヤスト
製のボス部のスリツトに挿入し、該ボス部とバイ
メタルの先端を一体になるようカシメにより固定
するバイメタルの固定構造において、該バイメタ
ル及びボス部のスリツトの長さ方向にわたつて複
数個形成され、該バイメタルとボス部を長さ方向
と直角方向にカシメたカシメ部により一体にした
構成を備え、これを課題解決のための手段とする
ものである。
イメタルの長さ方向に延びるアルミダイキヤスト
製のボス部のスリツトに挿入し、該ボス部とバイ
メタルの先端を一体になるようカシメにより固定
するバイメタルの固定構造において、該バイメタ
ル及びボス部のスリツトの長さ方向にわたつて複
数個形成され、該バイメタルとボス部を長さ方向
と直角方向にカシメたカシメ部により一体にした
構成を備え、これを課題解決のための手段とする
ものである。
(作用)
第6図に示す如く、第4図のb寸法を1/2〜1/3
程度に短くしたカシメ形状を2個又はそれ以上持
つカシメ治具によつてカシメることにより、バイ
メタル長さ方向のカシメ形状寸法を短くした複数
個のカシメ部を設けることができる。
程度に短くしたカシメ形状を2個又はそれ以上持
つカシメ治具によつてカシメることにより、バイ
メタル長さ方向のカシメ形状寸法を短くした複数
個のカシメ部を設けることができる。
本考案は、バイメタル及びボス部のスリツトの
長さ方向にわたつて複数個形成され、該バイメタ
ルとボス部の長さ方向と直角方向にカシメたカシ
メ部により一体にした構造であるので、従来と同
等又はそれ以上の荷重でカシメても、塑性変形は
局部的に発生するにとどまり、従来の第5図に示
すようなボス全体の座屈現象は起こらない。従つ
てバイメタルに対する緊締力は低下せず、バイメ
タルがボスから抜け出るような虞れは全くない。
長さ方向にわたつて複数個形成され、該バイメタ
ルとボス部の長さ方向と直角方向にカシメたカシ
メ部により一体にした構造であるので、従来と同
等又はそれ以上の荷重でカシメても、塑性変形は
局部的に発生するにとどまり、従来の第5図に示
すようなボス全体の座屈現象は起こらない。従つ
てバイメタルに対する緊締力は低下せず、バイメ
タルがボスから抜け出るような虞れは全くない。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第6図及び第7図は本考案の実施例を示し、
アルミダイキヤスト製のボス2のスリツトに、バ
イメタル1の先端を挿入し、該ボス2の上端面よ
りカシメ治具3aを用いてカシメる。カシメ治具
3aは、バイメタル1の長さ方向のカシメ寸法
b′を従来の寸法bより、1/2〜1/3程度短くしたカ
シメ部4を2個又はそれ以上持つている。
と、第6図及び第7図は本考案の実施例を示し、
アルミダイキヤスト製のボス2のスリツトに、バ
イメタル1の先端を挿入し、該ボス2の上端面よ
りカシメ治具3aを用いてカシメる。カシメ治具
3aは、バイメタル1の長さ方向のカシメ寸法
b′を従来の寸法bより、1/2〜1/3程度短くしたカ
シメ部4を2個又はそれ以上持つている。
このカシメ治具3aのサイズは、カシメ部4の
1個の寸法をa′×b′で示す。実験値によると、 a′=0.45〜0.65Aがa′=3.0〜4.5d b′=0.14〜0.21B′ c′=1.0〜2.0b′としたところ好結果が得られた。
1個の寸法をa′×b′で示す。実験値によると、 a′=0.45〜0.65Aがa′=3.0〜4.5d b′=0.14〜0.21B′ c′=1.0〜2.0b′としたところ好結果が得られた。
但し、A,B:ボス巾
B′:有効圧入巾
c:カシメ治具(b′部)の間隔
前記寸法はボス高さHの寸法が、H=0.6〜
1.3A程度のアルミダイキヤスト製品のボスにつ
いて適用できる値であり、カシメ位置は中央付近
が好ましい。
1.3A程度のアルミダイキヤスト製品のボスにつ
いて適用できる値であり、カシメ位置は中央付近
が好ましい。
次に第8図及び第9図について前記バイメタル
の固定構造を適用した粘性流体継手について概説
すると、5は温度制御式粘性流体継手で、自動車
エンジンによつて駆動される駆動軸6に、円板状
のロータ7が嵌挿固着されている。また駆動軸6
にはケーシング8がロータ7を収容する状態で、
ベアリング9を介して回転自在に支持されてお
り、該ロータ7とケーシング8の相対するトルク
伝達面には、トルク伝達を良好にするためにラビ
リンス型の溝10が設けられている。
の固定構造を適用した粘性流体継手について概説
すると、5は温度制御式粘性流体継手で、自動車
エンジンによつて駆動される駆動軸6に、円板状
のロータ7が嵌挿固着されている。また駆動軸6
にはケーシング8がロータ7を収容する状態で、
ベアリング9を介して回転自在に支持されてお
り、該ロータ7とケーシング8の相対するトルク
伝達面には、トルク伝達を良好にするためにラビ
リンス型の溝10が設けられている。
またケーシング8の左端面には、ロータ7との
間に相当な空間が形成されるように、段付窪みを
有するカバー11が結合されている。カバー11
の内周段付肩部には仕切板12が固定されてお
り、該仕切板12はロータ7とカバー11間の空
間を、ロータ7が収容される作動室13とカバー
11側の貯蔵室14とに分割する。15は仕切板
12に穿設された通路である。またカバー11の
中心部には小軸16が回転可能に取付けられ、該
小軸16を介して渦巻状のバイメタル1の内方端
がカバー11に回転可能に取付けられ、外方端は
カバー11のボス2にカシメにより緊締されてい
る。このボス2の緊締状態は第6図に示す通りで
ある。
間に相当な空間が形成されるように、段付窪みを
有するカバー11が結合されている。カバー11
の内周段付肩部には仕切板12が固定されてお
り、該仕切板12はロータ7とカバー11間の空
間を、ロータ7が収容される作動室13とカバー
11側の貯蔵室14とに分割する。15は仕切板
12に穿設された通路である。またカバー11の
中心部には小軸16が回転可能に取付けられ、該
小軸16を介して渦巻状のバイメタル1の内方端
がカバー11に回転可能に取付けられ、外方端は
カバー11のボス2にカシメにより緊締されてい
る。このボス2の緊締状態は第6図に示す通りで
ある。
次に作用を説明すると、先ずラジエータ後方の
空気温度が設定温度よりも低い時は、バイメタル
1がその空気温により作動し、仕切板12の通路
15がバルブ板17により閉ざされ、貯蔵室14
から作動室13への粘性流体が流入するのを阻止
する。またケーシング8及びカバー11がエンジ
ンの振動を直接受け、エンジンの捩り振動とバイ
メタル1の固有振動が一致して、バイメタル1が
共振状態になつても、バイメタル1の外方端はボ
ス2に2箇所でカシメられているので、バイメタ
ル1の該カシメ部が弛むようなことはない。
空気温度が設定温度よりも低い時は、バイメタル
1がその空気温により作動し、仕切板12の通路
15がバルブ板17により閉ざされ、貯蔵室14
から作動室13への粘性流体が流入するのを阻止
する。またケーシング8及びカバー11がエンジ
ンの振動を直接受け、エンジンの捩り振動とバイ
メタル1の固有振動が一致して、バイメタル1が
共振状態になつても、バイメタル1の外方端はボ
ス2に2箇所でカシメられているので、バイメタ
ル1の該カシメ部が弛むようなことはない。
次に空気温度が設定温度をこえると、バルブ板
17が通路15を開き、貯蔵室14から作動室1
3への粘性流体の流入を許容する。この時流体の
粘性による減衰効果により、エンジンからロータ
7を介してケーシング8及びカバー11に伝達さ
れる振動は減衰される。
17が通路15を開き、貯蔵室14から作動室1
3への粘性流体の流入を許容する。この時流体の
粘性による減衰効果により、エンジンからロータ
7を介してケーシング8及びカバー11に伝達さ
れる振動は減衰される。
以上詳細に説明した如く本考案は、バイメタル
及びボス部のスリツトの長さ方向にわたつて複数
個形成され、該バイメタルとボス部の長さ方向と
直角方向にカシメたカシメ部により一体にした構
造であるので、従来と同等又はそれ以上の荷重で
カシメても、塑性変形は局部的に発生するにとど
まり、従来のようなボス全体の座屈現象は起こら
ない。従つてバイメタルに対する緊締力は大き
く、バイメタルがボスから抜け出るような虞れは
全くない。
及びボス部のスリツトの長さ方向にわたつて複数
個形成され、該バイメタルとボス部の長さ方向と
直角方向にカシメたカシメ部により一体にした構
造であるので、従来と同等又はそれ以上の荷重で
カシメても、塑性変形は局部的に発生するにとど
まり、従来のようなボス全体の座屈現象は起こら
ない。従つてバイメタルに対する緊締力は大き
く、バイメタルがボスから抜け出るような虞れは
全くない。
第1図は従来のバイメタルの固定構造の1例を
示す正面図、第2図は同斜視図、第3図は従来の
カシメによるバイメタルの固定構造の正面図、第
4図は同平面図、第5図は従来のカシメによる固
定構造においてボスが変形した状態を示す説明
図、第6図は本考案の実施例を示すカシメによバ
イメタルの固定構造の平面図、第7図はカシメ前
の状態を示す側面図、第8図は本考案の実施例構
造を適用した粘性流体継手の側側面図、第9図は
第8図のX矢視図である。 図の主要部分の説明、1……バイメタル、2…
…ボス、3a……カシメ治具、4……カシメ部。
示す正面図、第2図は同斜視図、第3図は従来の
カシメによるバイメタルの固定構造の正面図、第
4図は同平面図、第5図は従来のカシメによる固
定構造においてボスが変形した状態を示す説明
図、第6図は本考案の実施例を示すカシメによバ
イメタルの固定構造の平面図、第7図はカシメ前
の状態を示す側面図、第8図は本考案の実施例構
造を適用した粘性流体継手の側側面図、第9図は
第8図のX矢視図である。 図の主要部分の説明、1……バイメタル、2…
…ボス、3a……カシメ治具、4……カシメ部。
Claims (1)
- バイメタルの先端を該バイメタルの長さ方向に
延びるアルミダイキヤスト製のボス部のスリツト
に挿入し、該ボス部とバイメタルの先端を一体に
なるようカシメにより固定するバイメタルの固定
構造において、該バイメタル及びボス部のスリツ
トの長さ方向にわたつて複数個形成され、該バイ
メタルとボス部を長さ方向と直角方向にカシメた
カシメ部により一体にしたことを特徴とするバイ
メタルの固定構造である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP452384U JPS60115640U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | バイメタルの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP452384U JPS60115640U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | バイメタルの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60115640U JPS60115640U (ja) | 1985-08-05 |
| JPH0438910Y2 true JPH0438910Y2 (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=30480179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP452384U Granted JPS60115640U (ja) | 1984-01-17 | 1984-01-17 | バイメタルの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60115640U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085392Y2 (ja) * | 1989-09-11 | 1996-02-14 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関用ファンカップリング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58119930U (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-16 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | かしめ装置 |
-
1984
- 1984-01-17 JP JP452384U patent/JPS60115640U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60115640U (ja) | 1985-08-05 |
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