JPH0439695A - 押圧検出装置及びこれを用いた楽音制御装置 - Google Patents

押圧検出装置及びこれを用いた楽音制御装置

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JPH0439695A
JPH0439695A JP2146919A JP14691990A JPH0439695A JP H0439695 A JPH0439695 A JP H0439695A JP 2146919 A JP2146919 A JP 2146919A JP 14691990 A JP14691990 A JP 14691990A JP H0439695 A JPH0439695 A JP H0439695A
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flat coil
musical tone
detection device
oscillation
dome
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Yoshiyuki Murata
嘉行 村田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、押圧検出装置及びこれを用いた楽音制御装置
に関するものであり、詳しくは、押圧操作を検出するた
めの押圧検出装置、及びこの押圧検出装置により検出さ
れた押圧操作に応じて各種電子楽器から発生されるべき
楽音の特性を制御するための楽音制御装置に係わるもの
である。
〔従来の技術〕
例えば、電子鍵盤楽器において、発生すべき楽音の特性
を演奏者による鍵の押圧操作に応じて制御してその楽音
の強弱等を表現しようとするには、一般に、その鍵の押
圧状態を電気的に検出する押圧検出装置と、この押圧検
出装置において検出された信号に基づいて楽音の特性を
制御する楽音制御装置とを備える必要がある。
このような電子鍵盤楽器に備えられる従来の押圧検出装
置としては、例えば、鍵の押圧開始とともに段階的に導
通する2段階スイッチを有するものが知られている。す
なわち、この押圧検出装置は、押圧力の強弱により継断
する層状の第1のスイッチとこれと同様な構造の第2の
スイッチとを重ね合わせて構成した2段階スイッチを有
しており、その第1及び第2のスイッチは、それぞれ、
表面に電気接点を形成した一対のフレキシブル基板をス
ペーサを用いて所定の間隙で対向させた構造を有してい
る。そして、この押圧検出装置は、通常、電子鍵盤楽器
の各鍵の下面に組み込まれて使用され、これにより、鍵
の押圧状態が直接感知できるようになっている。また、
この従来の押圧検出装置と組み合わせて使用される楽音
制御装置としては、鍵の押圧開始とともに段階的に導通
する2段階スイッチの接触時間のずれを検出して鍵の押
圧速度を算出し、さらに、その算出された鍵の押圧速度
から鍵に対する押圧力の強弱を算定することにより、発
生すべき楽音の強弱を鍵の押圧操作に応じて表現するも
のが知られている(例えば、特開昭61−133992
号)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来の押圧検出装置は、段階的に導
通する2段階スイッチを主体として構成されており、ま
た、従来の楽音制御装置は、その押圧検出装置における
2段階スイッチの接触時間のずれを検出して鍵の押圧速
度を算出するように構成されていることから、それらの
構造や機能等の面について以下に示すような問題点があ
る。
すなわち、従来の押圧検出装置にあっては、複雑な構造
を有する機械的スイッチにより2段階スイッチが構成さ
れていることから、その電気接点の磨耗やフレキシブル
基板のたわみ等の経時劣化が極めて多大であり、結果的
に、その正常な動作を長期にわたって維持することがで
きなくなる。
また、この従来の押圧検出装置と楽音制御装置とにより
検出できる鍵の押圧状態は、鍵の押圧開始時における2
段階スイッチの接触時間のずれに基づく鍵に対する押圧
力の強弱のみであることから、従来の楽音制御装置では
鍵の押圧の程度(深浅)を検出して楽音の特性を制御す
ることはできず、鍵の押圧開始時から押圧終了時に至る
までの間における鍵の押圧状態の連続的な変化を検出し
て楽音の特性を制御することも勿論不可能である。
本発明の課題は、構造が極めて簡易で、押圧状態の連続
的な変化をリアルタイムで検出することが可能な押圧検
出装置と、発生すべき楽音の特性をリアルタイムで制御
することが可能な楽音制御装置とを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明の手段は以下に示すとおりである。
請求項1記載の押圧検出装置は、絶縁基板と、絶縁基板
上に形成されたフラットコイルと、フラットコイルの上
方を包囲するように絶縁基板上に固定されたドーム状膨
出部を有する弾性被押圧部材と、フラットコイルと対向
するようにドーム状膨出部の内面上部に設けられたマグ
ネット部材とを具備している。
請求項2記載の押圧検出装置は、請求項1記載のマグネ
ット部材が、フラットコイルの中央部分を貫通して絶縁
基板に形成されたスルーホールに没出可能な状態に設け
られている。
請求項3記載の押圧検出装置は、絶縁基板と、絶縁基板
上に形成されたフラットコイルと、フラットコイルの上
方を包囲するように絶縁基板上に固定されたドーム状膨
出部を有する弾性被押圧部材と、フラットコイルと対向
するようにドーム状膨出部の内面上部に設けられた磁性
部材と、フラットコイルの中央に位置するように絶縁基
板に埋設されたマグネット部材とを具備している。
請求項4記載の押圧検出装置は、請求項1.2又は3記
載の押圧検出装置の手段に加え、フラットコイルの近傍
に位置するように絶縁基板上に設けられた固定接点と、
固定接点と所定の間隔を保持しながら対向するようにド
ーム状膨出部の内面下部に設けられた可動接点とをさら
に具備している。
請求項5記載の押圧検出装置は、請求項1.2又は3記
載の押圧検出装置の手段に加え、ドーム状膨出部の外面
上部に向かって空気流体が導かれるようにドーム状膨出
部の上方に設けられた空気通路をさらに具備している。
請求項6記載の押圧検出装置は、絶縁基板と、絶縁基板
上に形成された複数のフラットコイルと、複数のフラッ
トコイルの上方を包囲するように絶縁基板上に固定され
た複数のドーム状膨出部を有する弾性被押圧部材と、複
数のフラットコイルと対向するように複数のドーム状膨
出部の内面上部に設けられた複数のマグネット部材と、
複数のドーム状膨出部の外面上部に向かって空気流体が
導かれるように複数のドーム状膨出部の上方に設けられ
た複数の空気通路とを具備している。
請求項7記戦の押圧検出装置は、揺動可能に支持された
鍵と、鍵の単面に固定されたフレキシブル基板と、フレ
キシブル基板上に形成されたフラットコイルと、フラッ
トコイルの上方を包囲するようにフレキシブル基板上に
固定されたドーム状膨出部を有する弾性被押圧部材と、
フラットコイルと対向するようにドーム状膨出部の内面
上部に設けられた磁性部材と、フラットコイルの中央に
位置するように鍵に埋設されたマグネット部材とを具備
している。
請求項8記戦の押圧検出装置は、絶縁基板と、絶縁基板
上に形成されたフラットコイルと、フラットコイルの上
方を包囲するように絶縁基板上に固定されたドーム状膨
出部を有する弾性被押圧部材と、フラットコイルと対向
するようにドーム状膨出部の内面上部に設けられた磁性
部材とを具備している。
請求項9記載の楽音制御装置は、請求項1.2.3.5
.6.7又は8記載の押圧検出装置と、弾性被押圧部材
に対する押圧操作に応じて変化するフラットコイルのイ
ンダクタンスに対応した振幅レベルを有する発振信号を
出力する発振信号出力手段と、発生すべき楽音の特性を
、発振信号出力手段から出力される発振信号における振
幅レベルに応じて制御する楽音特性制御手段とを具備し
ている。
請求項10記載の楽音制御装置は、請求項1.2.3.
5.6.7又は8記載の押圧検出装置と、弾性被押圧部
材に対する押圧操作に応じて変化するフラットコイルの
インダクタンスに対応した発振周波数を有する発振信号
を出力する発振信号出力手段と、発生すべき楽音の特性
を、発振信号出力手段から出力される発振信号における
発振周波数に応じて制御する楽音特性制御手段とを具備
している。
請求項11記載の楽音制御装置は、請求項4記載の押圧
検出装置と、弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
変化するフラットコイルのインダクタンスに対応した振
幅レベル又は弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
変化するフラットコイルのインダクタンスに対応した発
振周波数の何れか一方を有する発振信号を出力する発振
信号出力手段と、弾性被押圧部材に対する押圧操作によ
る固定接点と可動接点との電気的な接触により発生すべ
き楽音の発生開始を指示するとともに、その指示に応答
して発生開始された後における発生すべき楽音の特性を
、発振信号出力手段から出力される発振信号における振
幅レベル又は発振周波数の何れか一方に応じて制御する
楽音特性制御手段とを具備している。
請求項12記載の楽音制御装置は、請求項1.2.3.
5.6.7又は8記載の押圧検出装置と、所定の振幅レ
ベルを有する基準周波数信号を発生する基準周波数信号
発生手段と、基準周波数信号発生手段から発生される基
準周波数信号を弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じ
て変化するフラットコイルのインダクタンスに対応した
振幅レベルに変換して出力する基準周波数信号出力手段
と、発生すべき楽音の特性を、基準周波数信号出力手段
から出力される基準周波数信号における振幅レベルに応
じて制御する楽音特性制御手段とを具備している。
請求項13記載の楽音制御装置は、請求項4記載の押圧
検出装置と、所定の振幅レベルを有する基準周波数信号
を発生する基準周波数信号発生手段と、基準周波数信号
発生手段から発生される基準周波数信号を弾性被押圧部
材に対する押圧操作に応じて変化するフラットコイルの
インダクタンスに対応した振幅レベルに変換して出力す
る基準周波数信号出力手段と、弾性被押圧部材に対する
押圧操作による固定接点と可動接点との電気的な接触に
より発生すべき楽音の発生開始を指示するとともに、そ
の指示に応答して発生開始された後における発生すべき
楽音の特性を、基準周波数信号出力手段から出力される
基準周波数信号における振幅レベルに応じて制御する楽
音特性制御手段とを具備している。
請求項14記載の楽音制御装置は、請求項8記載の押圧
検出装置と、基準周波数信号を発生する基準周波数信号
発生手段と、弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
変化するフラットコイルのインダクタンスに対応した発
振周波数を有する発振信号を出力する発振信号出力手段
と、発生すべき楽音の特性を、基準周波数信号発生手段
から出力される基準周波数信号と発振信号出力手段から
出力される発振信号における発振周波数との差の周波数
に応じて制御する楽音特性制御手段とを具備している。
〔作   用〕
本発明の手段の作用は以下に示すとおりである。
請求項1記載の押圧検出装置では、弾性被押圧部材に対
する押圧操作に応じてドーム状膨出部の内面上部におけ
るマグネット部材を絶縁基板上におけるフラットコイル
に接近させると、例えば、フラットコイルに誘導起電力
が発生し又はフラットコイルのインダクタンスが変化す
る。従って、この押圧検出装置によれば、押圧操作に応
じて発生する誘導起電力又は押圧操作に応じたインダク
タンスの変化が連続的に検出される。
請求項2記載の押圧検出装置では、請求項1記載のマグ
ネット部材を絶縁基板上のフラットコイルの中央部分に
おけるスルーホールに没出可能な状態に設けることによ
り、押圧操作に応じて発生する誘導起電力のレベル又は
押圧操作に応じたインダクタンスの変化率が顕著となっ
て押圧操作が高感度で検出される。
請求項3記載の押圧検出装置では、弾性被押圧部材に対
する押圧操作に応じてドーム状膨出部の内面上部におけ
る磁性部材を絶縁基板上におけるフラットコイルとその
中央部分に位置するマグネット部材とに接近させると、
請求項1又は2記載の押圧検出装置と同様に、フラット
コイルに誘導起電力が発生し又はフラットコイルのイン
ダクタンスが変化する。従って、この押圧検出装置にお
いても、押圧操作に応じて発生する誘導起電力又は押圧
操作に応じたインダクタンスの変化が連続的に検出され
る。
請求項4記載の押圧検出装置では、請求項1.2又は3
記載の押圧検出装置の弾性被押圧部材による押圧操作の
連続的な検出の他に、絶縁基板上における固定接点とド
ーム状膨出部の内面下部における可動接点とを弾性被押
圧部材に対する押圧操作に応じて接触させて両者の電気
的な導通を図ることにより、弾性被押圧部材の押圧操作
の開始時点も検出される。
請求項5記載の押圧検出装置では、請求項1.2又は3
記載の押圧検出装置のドーム状膨出部の外面上部に向か
って空気流体が導かれるように設けられた空気通路内に
空気流体の圧力が加わると、その圧力に応じた押圧力が
検出される。
請求項6記載の押圧検出装置では、複数のフラットコイ
ル、複数のドーム状膨出部及び複数の空気通路をそれぞ
れの対応を図りながら絶縁基板上に形成することにより
、空気流体の圧力が押圧力として個別に検出される。
請求項7記載の押圧検出装置では、鍵の単面にフレキシ
ブル基板を介しながら弾性被押圧部材、磁性部材及びマ
グネット部材を設けることにより、鍵それ自体に押圧検
出装置が設置される。
請求項8記載の押圧検出装置では、弾性被押圧部材に対
する押圧操作に応じてドーム状膨出部の内面上部におけ
る磁性部材を絶縁基板上におけるフラットコイルに接近
させることによりフラットコイルのインダクタンスを変
化させている。従って、この押圧検出装置からは、押圧
操作に応じたインダクタンスは変化が連続的に検出され
る。
請求項9記載の楽音制御装置では、発振信号出力手段に
より、請求項1.2.3.5.6.7又は8記載の押圧
検出装置における弾性被押圧部材に対する押圧操作に応
じてフラットコイルから所定の振幅レベルを有する発振
信号が出力される。
このため、楽音特性制御手段により、発生すべき楽音の
特性が発振信号出力手段から出力される発振信号におけ
る振幅レベルに応じて制御される。
請求項10記載の楽音制御装置では、発振信号出力手段
により、請求項1.2.3.5.6.7又は8記載の押
圧検出装置における弾性被押圧部材に対する押圧操作に
応じてフラットコイルから所定の発振周波数を有する発
振信号が出力される。
このため、楽音特性制御手段により、発生すべき楽音の
特性が発振信号出力手段から出力される発振信号におけ
る発振周波数に応じて制御される。
請求項11記載の楽音制御装置では、楽音特性制御手段
により、弾性被押圧部材に対する押圧操作による固定接
点と可動接点との電気的な接触により発生すべき楽音の
発生開始が指示されるとともに、発振信号出力手段によ
り、請求項4記載の押圧検出装置における弾性被押圧部
材に対する押圧操作に応じてフラットコイルから所定の
発振レベル又は発振周波数を有する発振信号が出力され
る。このため、楽音の発生開始に引き続いて発生すべき
楽音の特性が発振信号出力手段から出力される発振信号
における振幅レベル又は発振周波数に応じて制御される
請求項12記載の楽音制御装置では、基準周波数信号発
生手段により、所定の振幅レベルを有する基準周波数信
号が発生され、また、基準周波数信号出力手段により、
基準周波数信号発生手段から発生される基準周波数信号
が請求項1.2.3.5.6.7又は8記載の押圧検出
装置における弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
変化するフラットコイルのインダクタンスに対応した振
幅レベルに変換して出力され、さらに、楽音特性制御手
段により、発生すべき楽音の特性が基準周波数信号出力
手段から出力される基準周波数信号における振幅レベル
に応じて制御される。
請求項13記載の楽音制御装置では、基準周波数信号発
生手段により、所定の振幅レベルを有する基準周波数信
号が発生され、また、基準周波数信号出力手段により、
基準周波数信号発生手段から発生される基準周波数信号
が請求項4記載の押圧検出装置における弾性被押圧部材
に対する押圧操作に応じて変化するフラットコイルのイ
ンダクタンスに対応した振幅レベルに変換して出力され
、さらに、楽音特性制御手段により、弾性被押圧部材に
対する押圧操作による固定接点と可動接点との電気的な
接触により発生すべき楽音の発生開始が指示されるとと
もに、その発生すべき楽音の特性が基準周波数信号出力
手段から出力される基準周波数信号における振幅レベル
に応じて制御される。
請求項14記載の楽音制御装置では、基準周波数信号発
生手段により、基準周波数信号が発生され、また、発振
信号出力手段により、請求項8記載の押圧検出装置にお
ける弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて変化する
フラットコイルのインダクタンスに対応した発振周波数
を有する発振信号が出力され、さらに、楽音特性制御手
段により、発生すべき楽音の特性が基準周波数信号発生
手段から出力される基準周波数信号と発振信号出力手段
から出力される発振信号における発振周波数との差の周
波数に応じて制御される。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
(第1実施例) 1−威 第1図は本発明の第1実施例に係る押圧検出装置の構造
を示す図である。このうち、同図(a)は押圧検出装置
の要部断面図、同図(b)は押圧検出装置の分解斜視図
である。
同図に示すように、この押圧検出装置は、絶縁体の硬質
材料から成る絶縁基板1を基体として構成されている。
この絶縁基板1には金属材料から成るフラットコイル2
がその表面及び裏面にわたって連続して形成されており
、そのフラットコイル2の中央部分には絶縁基板1を貫
通するようにしてスルーホール3が形成されている。こ
こで、このフラットコイル2のインダクタンスは、その
形成の際の巻回数を調整することで任意の値に設定する
ことができる。すなわち、フラットコイル2のインダク
タンスを大きくしたい場合にはその巻回数を増加させ、
逆に小さくしたい場合にはその巻回数を減少させればよ
い。
なお、フラットコイル2は、エツチングや印刷等の手法
を用いることにより簡単に形成することができる。すな
わち、フラットコイル2をエツチングにより形成する場
合には、絶縁基板1として両面(フラットコイル2を両
面に形成する必要がない場合には単面。以下同じ、)に
金属箔を有するプリント基板を用い、このプリント基板
の金属箔をフラットコイル2を形成すべき部位を残して
エツチング液により選択的に除去すればよい、また、フ
ラットコイル2を印刷により形成する場合には、絶縁基
板1としてセラミック基板を用い、このセラミック基板
の両面においてフラットコイル2を形成すべき部位に導
電ペーストを印刷した後にこれを焼成により固化させれ
ばよい。
こうしてフラットコイル2が形成された絶縁基板lの上
面には、さらに、シリコンゴム等の弾性材料により全体
が一体に形成された弾性被押圧部材4がフラットコイル
2の上方を包囲するように固定されている。この弾性被
押圧部材4は、絶縁基板1に直接固定される基底部5と
、この基底部5に連なるドーム状膨出部6と、このドー
ム状膨出部6の外面上部に連なる被押圧部7とを有して
構成されており、このうち、ドーム状膨出部6の内面上
部には、絶縁基板1におけるスルーホール3に没出可能
な状態にゴム磁石等のマグネット部材8が設けられてい
る。すなわち、このマグネット部材8は、被押圧部7の
上方から受ける押圧力とこの押圧力を受は止める基底部
5との作用により弾性変形を受けるドーム状膨出部6の
上部の動きに応じてスルーホール3の内部に対して投出
するようになっており、このときのフラットコイル2の
鎖交磁束の時間的品かによりフラットコイル2に誘導起
電力が発生する。
なお、このように構成された押圧検出装置は電子鍵盤楽
器における押圧検出にそのまま利用することができる。
その際には、例えば、電子鍵盤楽器の各鍵の下部に十文
字状の押圧突起10を設け、この押圧突起10を以て弾
性被押圧部材4の被押圧部7を押圧するように構成する
とよい。
次に、この押圧検出装置により検出される押圧力に応じ
て発生すべき楽音の特性を制御する楽音制御装置につい
て説明する。
第2図は第1図に示した押圧検出装置に適用される楽音
制御装置に要部回路図である。
同図に示すように、この楽音制御装置は、LC発振回路
部11、整流部12、コンパレータ13及びA/D変換
器(アナログ/デジタル変換器)14を中心に構成され
ている。
このうち、LC発振回路部11は、エミッタ接地とした
トランジスタQを中心にしてコルピッツ型の発振器を構
成している。すなわち、トランジスタQのコレクタには
電流制御用の抵抗R1を介して基準電源電圧+VDDが
供給されており、また、トランジスタQのコレクタとベ
ースとの間には、コルピッツ型の発振器を構成するため
の発振用のコイルLI、コンデンサC3及びC2と帰還
用の抵抗R2とから成る帰還回路が設けられている。
なお、ここで用いられる発振用のコイルL1は、第1図
に示した押圧検出装置におけるフラットコイル2(マグ
ネット部材8を含む。)それ自身であり、弾性被押圧部
材4の押圧とともにその押圧力に応じた誘導起電力を端
子a、b間に発生するものである。そして、このLC発
振回路部11からは、コイルし、のインダクタンスの変
化に応じて振幅レベルが変動する発振信号が得られるこ
とになる。
一方、整流部12は、LC発振回路部11から得られる
発振信号を整流するダイオードD1及びD2を中心に構
成されている。すなわち、ダイオードD、には、直流遮
断用のコンデンサC3を介してLC発振回路部11から
の発振信号がそのアノードに対して供給され、さらに、
基準電源電圧+VD+1と直列に接続された分圧用の抵
抗R□及びR4により分圧された分圧電位がそのカソー
ドに対して供給されている。また、ダイオードD2には
、コンデンサC3を介してLC発振回路部11からの発
振信号がそのカソードに対して供給され、さらに、抵抗
R5を介して抵抗R3及びR4により分圧された分圧電
位がそのアノードに対して供給されている。そして、ダ
イオードD2のアノードと抵抗R5との接続点に得られ
る脈流は平滑用のコンデンサC4により平滑され、その
平滑により得られた整流出力はコンパレータ13のプラ
ス端子に入力されている。
コンパレータ13は、整流部12にて得られた整流出力
をプラス端子に入力して出力端子に比較出力を出力する
とともに、その出力端子に得られた比較出力を帰還用の
抵抗R6を介してマイナス端子に入力している。そして
、コンパレータ13のマイナス端子には、ボルテージ・
フォロワに構成されたオペ・アンプ15の出力が抵抗R
7を介して入力されており、そのオペ・アンプ15の入
力電位(すなわち出力電位)を先の分圧電位に接続され
た可変抵抗VRにより微調整することで、そのコンパレ
ータ13自身の基準電位が設定されるようになっている
ソシて、A/D変換器14は、先のコンパレータ13の
比較出力を入力してA/D変換信号をCPU(中央処理
装置)18に出力する。そして、CPU1Bは、入力さ
れたA/D変換信号に基づいて音源回路19を制御して
楽音の特性(例えば、音色や音量等)以下、CPUl8
の制御により音源回路19において生成された楽音信号
は、アンブ20及びスピーカ21を介して楽音として外
部に放音されるようになっている。なお、基準電源電圧
+VDDの電源ラインに接続されたコンデンサC5と分
圧電位の電源ラインに接続されたC6とは、それぞれの
電源ラインへの高周波成分の流入を遮断するためのバイ
パスようのものである。
勤−m−作 次に、上記構成の押圧検出装置及びこの押圧検出装置を
用いた楽音制御装置の動作について説明する。なお、以
下の説明では、この押圧検出装置及び楽音制御装置を電
子鍵盤楽器に適用した例を挙げて説明する。
第3図は弾性被押圧部材4の押圧操作に応じて時間的に
変化するA/D変換信号の値を示すタイムチャートであ
る。
まず、同図の区間Xに示すように、電子鍵盤楽器の演奏
者が鍵を連続的に押圧して押圧突起10を下方に移動さ
せると、弾性被押圧部材4の被押圧部7に鍵の押圧力が
伝えられ、この押圧力を絶縁基板1に固定された基底部
5が受は止めることによりドーム状膨出部6が弾性変形
を受ける。そして、マグネット部材8は、そのドーム状
膨出部60弾性変形に伴って絶縁基板1に形成されたス
ルーホール3の内部に鉛直に没入し、そのスルーホール
3の周囲に位置するフラットコイル2の近傍における鎖
交磁束が変化する。すると、フラットコイル2からは、
その鎖交磁束の変化に応じて変化するインダクタンスが
リアルタイムで得られ、これが押圧力のパラメータとし
てLC発振回路部11におけるコイルL1の端子a、b
間にリアルタイムで与えられる。
LC発振回路部11は、コイルL+の端子a。
5間にインダクタンスの変化を得ると、その変化に対応
した振幅レベルの発振信号をリアルタイムで順次出力し
てこれを次段の整流部12に与え、整流部12は、LC
発振回路部11において得られた発振信号を順次整流し
てこれを直流の整流出力としてコンパレータ13のプラ
ス端子に与える。
そして、コンパレータ13は、そのプラス端子に得られ
た整流出力と可変抵抗VRの調整によりマイナス端子に
得られる基準電位とを順次比較してアナログの比較出力
をA/D変換器14に与え、A/D変換器14は、アナ
ログの比較出力をデジタルのA/D変換信号に順次変換
してこれをCPU18に与える。さらに、CPolBは
、A/D変換器14におけるA/D変換信号の値が所定
のレベル(図のVo)を上回った時刻(図のto)に楽
音の発生を開始(キーオン)させるように音源回路19
に対して指示する。このため、楽音は、アンプ20及び
スピーカ21を介して外部に放音されることになる。
その後、さらに、電子鍵盤楽器の演奏者が鍵を連続的に
押圧して押圧突起lOをさらに下方に移動させた場合に
は、LC発振回路部11からは振幅レベルが連続的に変
化する発振信号が得られることになり、この発振信号を
整流部12、コンパレータ13、A/D変換器14にお
いて順次整流、比較、変換することにより、電子鍵盤楽
器の鍵の押圧操作に応じた振幅レベルがリアルタイムで
検出され、これにより発生すべき楽音の特性がリアルタ
イムでさらに制御されることになる。
次に、同図の区間Yに示すように、電子鍵盤楽器の演奏
者が鍵を押圧した状態を維持して押圧突起lOの移動を
停止させると、ドーム状膨出部6が弾性変形は所定の状
態に維持される。従って、マグネット部材8はスルーホ
ール3の内部に鉛直に没入したままの状態を維持するこ
とになる。しかし、LC発振回路部11における発振信
号の振幅レベルは定常状態に移行することになるので、
楽音の特性(音色や音量等)は維持されることになる。
ここで、電子鍵盤楽器の演奏者が鍵を押圧した状態を若
干変化させると、マグネット部材8はスルーホール3の
内部を上方又は下方に若干移動する。従って、LC発振
回路部11からは振幅レベルが若干変化する発振信号が
再び得られることになり、この発振信号を、先の区間X
における動作と同様に整流部12、コンパレータ13、
A/D変換器14において順次整流、比較、変換するこ
とにより電子鍵盤楽器の鍵の押圧操作がリアルタイムで
検出され、これにより、発生すべき楽音の特性がリアル
タイムで制御されることになる。
次に、同図の区間2に示すように、電子鍵盤楽器の演奏
者が鍵の押圧を緩めて押圧突起10を上方に移動させる
と、弾性被押圧部材4の被押圧部7に伝えられていた鍵
の押圧力が次第に解放され、この押圧力の解放によりド
ーム状膨出部6の弾性変形も次第に解放されて通常の状
態に復帰していく、そして、マグネット部材8は、その
ドーム状膨出部6の弾性変形の解放に伴ってスルーホー
ル3の内部から鉛直に突出し、フラットコイル2から離
れることになる。すると、フラットコイル2からは、そ
の鎖交磁束の変化に応じて変化するインダクタンスが得
られ、これが押圧力のパラメータとしてLC発振回路部
11におけるコイルし。
の端子a、b間にリアルタイムで与えられる。
このようにコイルL+における端子a、b間にインダク
タンスの変化が得られると、LC発振回路部1工はその
インダクタンスの変化に対応した振幅レベルの発振信号
をリアルタイムで順次出力し、この発振信号を、先の区
間X及び区間Yにおける動作と同様に、整流部12、コ
ンパレータ13、A/D変換器14において順次整流、
比較、変換することにより電子鍵盤楽器の鍵の押圧操作
の解放がCPU1Bにおいてリアルタイムで検出される
。そして、CPUは、A/D変換器14におけるA/D
変換信号の値が所定のレベル(図のV、)を下回った時
刻(図の1+)に楽音の発生を終了(キーオフ)させる
以上の動作は、LC発振回路部11から出力される発振
信号の振幅レベル及び整流部12から出力される整流出
力の値を考察することで一層理解される。
第4図は弾性被押圧部材4の押圧操作に応じて変化する
発振信号の振幅レベル及び整流出力の値を示す図である
。ただし、同図(a)は弾性被押圧部材4の無押下時の
LC発振回路部11の発振信号の振幅レベルの値を、同
図(ハ)は弾性被押圧部材4の無押下時の整流部12の
整流出力の値を、同図(C)は弾性被押圧部材4の押下
時のLC発振回路部11の発振信号の振幅レベルの値を
、同図(d)は弾性被押圧部材4の押下時の整流部12
の整流出力の値をそれぞれ示している。
同図(a)及び(b)に示すように、弾性被押圧部材4
の無押下時には、LC発振回路部11から出力される発
振信号の振幅レベルの値は小さく、必然的に、整流部工
2から出力される整流出力の値も小さい、この状態で、
弾性被押圧部材4を押圧した場合には、同図(C)及び
(ロ)に示すように、その押圧操作の度合いに応じてL
C発振回路部11から出力される発振信号の振幅レベル
の値が増加し、その増加に伴って整流部12から出力さ
れる整流出力の値も増加する。すなわち、整流部12か
ら得られる整流出力の値は、弾性被押圧部材4に対する
押圧操作の度合いにほぼ比例して変化することになり、
その整流出力の変化を積極的に利用することにより発生
すべき楽音の緒特性を制御することが可能となる。
以上、本発明の第1実施例について説明したが、第1図
に示した押圧検出装置におけるフラットコイル2は絶縁
基板1の単面のみに形成してもよ(、また、スルーホー
ル3は形成せずにマグネット部材8を単にフラットコイ
ル2に接近させるように構成してもよい、この場合、第
2図に示した楽音制御装置におけるLC発振回路部11
から出力される発振信号の振幅レベルは若干低下するこ
とになるが、例えば、トランジスタQの増幅度や帰還回
路の帰還率等を改善することでその振幅レベルに低下に
充分対処することができる。
また、第1図に示した押圧検出装置では、押圧力のパラ
メータとしてインダクタンスの変化を利用しているが、
フラットコイル2とマグネット部材8との接近による誘
導起電力の一時的な発生を利用して押圧力を検出するこ
ともできる。この場合には、例えば、第2図に示した楽
音制御装置における整流部12又はコンパレータ13の
後段にラッチ回路等を設け、このラッチ回路により整流
出力の値を所定の時間だけ保持するようにして誘導起電
力の一時的な発生を連続的に検出するようにすれば効果
的である。
(第2実施例) 盪−一一店 第5図は本発明の第2実施例に係る押圧検出装置の構造
を示す要部断面図である。
同図に示すように、この押圧検出装置も、第1実施例に
おける押圧検出装置と同様に、絶縁体の硬質材料から成
る絶縁基板1を基体として構成されている。そして、金
属材料から成るフラットコイル2は所定のインダクタン
スを得るように絶縁基板10表面に対してエツチングや
印刷等の手法により形成されており、また、カーボン磁
性体等のマグネット部材8はフラットコイル2の中央部
分に位置するようにその全体が絶縁基板工に埋設されて
いる。
こうしてフラットコイル2の形成及びマグネット部材8
の埋設を経た絶縁基板lの上面には、シリコンゴム等の
弾性材料により全体が一体に形成された弾性被押圧部材
4がフラットコイル2の上方を包囲するようにして固定
されている。そして、この弾性被押圧部材4も、第1実
施例と同様に、基底部5、ドーム状膨出部6及び被押圧
部7を有して構成されており、このうち、ドーム状膨出
部6の内面上部には、フラットコイル2の中央部分(す
なわちマグネット部材8)と対向するようにカーボン磁
性体等の磁性部材16が設けられている。すなわち、こ
の磁性部材16は押圧突起10による弾性被押圧部材4
の押圧操作に応じてフラットコイル2の中央部分に位置
するマグネット部材8に接近するようになっており、こ
のときのフラットコイル2の鎖交磁束の時間的変化及び
物理的変化によりフラットコイル2に誘導起電力が発生
するとともにフラットコイル2のインダクタシスが変化
するようになっている。
次に、この押圧検出装置により検出される押圧力に応じ
て発生すべき楽音の特性を制御する楽音制御装置につい
て説明する。
第6図は第5図に示した押圧検出装置に適用される楽音
制御装置の要部回路図である。
同図に示すように、この楽音制御装置は高周波発振器O
8Cを有して構成されている。高周波発振器O8Cには
、コイルLll及びコンンサC0の並列回路とこの並列
回路に直接に接続されたコンデンサCHIとが接続され
ている。ここで、コイルL11及びコンデンサC11の
並列回路は並列共振回路を構成しており、その並列共振
回路の共振周波数は高周波発振器O3Cの発振周波数に
定常状態(詳しくは、弾性被押圧部材4が押圧されてお
らず、それが弾性変形を受けていない状態。)において
等しくなるように設定されている。また、コイルL目及
びコンンサC11の並列回路とコンデンサC21との接
続点には整流用のダイオードD11がそのカソードを以
て接続されており、さらに、そのダイオードD目のアノ
ードには平滑用のコンデンサC31が接続されている。
なお、高周波発振器O3CにはコイルL I + + 
コンデンサC++、C21+ c21及びダイオードD
+□以外にも、例えば、電子鍵盤楽器の各鍵に対応して
、コイルLIz〜L+n、コンデンサC+z〜C1n+
  Czz〜C211+  C32”’ C3n及びダ
イオードD I 2〜D I nが接続されている。ま
た、並列共振回路を構成するコイルLll〜LIr+は
、第5図に示した押圧検出装置におけるフラットコイル
2(マグネット部材8及び磁性部材16を含む。)それ
自身であり、弾性被押圧部材4の押圧操作に応じて誘導
起電力及びインダクタンスの変化を与えるものである。
一方、整流用のダイオードD目〜DI11のアノードと
平滑用のコンデンサC31〜Cffnとの接続点にはA
/D変換器17a〜17nが接続されており、そのA/
D変換器17a〜17nのA/D変換信号はCPU18
に人力されている。そして、CPU1Bは、入力された
A/D変換信号に基づいて音源回路19を制御し、以下
、CPU1Bの制御により音源回路19において生成さ
れた楽音信号はアンプ20及びスピーカ21を介して楽
音として外部に放音されようになっている。
髪−m−作 次に、上記構成の押圧検出装置及び楽音制御装置の動作
について説明する。なお、以下の説明でも、この押圧検
出装置及び楽音制御装置を電子鍵盤楽器に適用した例を
挙げて説明する。
まず、演奏者が電子鍵盤楽器の鍵を押圧していない状態
(定常状態)では、弾性被押圧部材4は弾性変形を受け
ず、ドーム状膨出部6の内面上部に設けられた磁性部材
16はフラットコイル2及びマグネット部材8に接近し
ない、従って、フラットコイル2のインダクタンスは変
化せず、コイルLll〜Lla及びコンデンサCIl〜
C+ヵから成る並列共振回路の共振周波数は変化しない
。よって、並列共振回路の内部インピーダンスは定常状
態において無限大であり、高周波発振器O3Cからはそ
の発振信号が取り出されない。
この状態において、演奏者が電子鍵盤楽器の鍵を押圧し
て弾性被押圧部材4に弾性変形を与えると、そのドーム
状膨出部6における磁性部材16がフラットコイル2及
びマグネット部材8に接近してフラットコイル2の近傍
における鎖交磁束が物理的に変化する。すると、フラッ
トコイル2からはその鎖交磁束の物理的変化に応じたイ
ンダクタンスがリアルタイムで得られ、このインダクタ
ンスに応じて並列共振回路の共振周波数もリアルタイム
で変化する。すなわち、コイルL、〜L1、。
及びコンデンサC目〜C1nから成る並列共振回路の共
振周波数の変化に対応してその並列共振回路の内部イン
ピーダンスは低下し、これにより高周波発振器O8Cか
ら発振信号が取り出される。詳しくは、高周波発振器O
3Cからの発振信号は、コイルLll〜LIII及ヒコ
ンデンサCIl〜C1nから成る並列共振回路の内部イ
ンピーダンスの低下に応じてコンデンサC21〜C2+
+に流入し、このコンデンサC21””’ CKnへの
発振信号の流入によりそのホットエンドに誘起する端子
電圧が押圧力のパラメータとして利用されている。
押圧力に応じてコンデンサCHI〜C2nに誘起した端
子電圧は、整流用のダイオードDIl〜Dla及び平滑
用のコンデンサC31”−C3aを介して順次整流され
た後に順次平滑されてアナログの整流出力としてA/D
変換器17a〜17nに順次入力される。そして、A/
D変換器17a〜17nは、入力されたアナログの整流
出力からデジタルのA/D変換信号を順次生成し、さら
に、そのA/D変換信号はCPU1Bのボートに順次入
力される。
そして、CPU1Bは、入力されたA/D変換信号の値
に基づいて音源回路19をリアルタイムで制御し、以下
、CPU1Bの制御により音源回路19において順次生
成された楽音信号は、アンプ20及びスピーカ21を介
して楽音として外部に放音されることになる。
以上、本発明の第2実施例について説明したが、第5図
に示した押圧検出装置におけるフラットコイル2は、そ
のインダクタンスが押圧力に応じて変化するばかりでな
く、その押圧力に応じて誘導起電力をも発生するもので
あることから、先の第1実施例において第2図に示した
楽音制御装置を利用する等して誘導起電力の発生に応じ
て楽音の特性を制御することも可能である。
(第3実施例) 盈−一一底 第7図は本発明の第3実施例に係る押圧検出装置の構造
を示す図である。このうち、同図(a)は押圧検出装置
の要部断面図、同図(b)は押圧検出装置の要部上面図
である。
同図に示すように、この押圧検出装置は、絶縁体の軟質
材料から成るフレキシブル基板22を基体として構成さ
れている。そして、金属材料から成るフラットコイル2
は所定のインダクタンスを得るようにフレキシブル基板
22の表面にエツチングや印刷等の手法により形成され
ており、そのフラットコイル2の終端はフレキシブル基
板22の裏面を介して外部に引き出されている。また、
フラットコイル2の近傍に位置するフレキシブル基板2
2の表面には金属材料から成る複数の固定接点23が設
けられており、こうして形成されたフレキシブル基板2
2はその裏面を以て絶縁体の硬質材料から成る絶縁基板
1に固定されている。
なお、フレキシブル基板22を基体として構成したのは
フラットコイル2の終端を引き出しやすくするためであ
り、従って、フレキシブル基板22は実質的に絶縁基板
1の一部として見做すことができる。
フラットコイル2及び複数の固定接点23の形成を経た
フレキシブル基板22の表面には、シリコンゴム等の弾
性材料により全体が一体に形成された弾性被押圧部材4
がフラットコイルの上方を包囲するように固定されてい
る。そして、弾性被押圧部材4は、基底部5、ドーム状
膨出部6及び被押圧部7を有して構成されており、この
うち、ドーム状膨出部6の内面上部にはフラットコイル
2の上面と対向するように永久磁石等のマグネット部材
8が設けられている。また、ドーム状膨出部6の内面下
部には固定接点23と所定の間隔を保持しながら対向す
るように金属材料から成る環状の可動接点24が設けら
れている。
監−m−作 次に、上記構成の押圧検出装置の動作について説明する
。なお、この押圧検出装置には、例えば、先に第1実施
例において第2図に示した楽音制御装置を適用すること
ができる。よって、本例ではその動作の全般にわたる詳
細な説明は省略するものとし、本実施例に特徴的な動作
についてのろ説明するものとする。
第8図は第7図に示した押圧検出装置により検出される
パラメータを示すタイムチャートである。
同図に示すように、この押圧検出装置によれば楽音の強
弱等の特性の他に楽音の発生開始(キーオン)及び発生
終了(キーオフ)を正確に検出することができる。すな
わち、演奏者が電子鍵盤楽器等の鍵の押圧を開始するこ
とにより弾性被押圧部材4のドーム状膨出部6に弾性変
形を与えると、ドーム状膨出部6の内面上部に設けられ
たマグネット部材8がフラットコイル2に接近してA/
D変換信号の値が増加し始め(下図参照)、そのA/D
変換信号の値が変化し始めた直後にドーム状膨出部6の
内面下部に設けられた環状の可動接点24がフラットコ
イル2の近傍における複数の固定接点23に接触し、こ
れにより楽音の発生開始が指示されてアフターレベルA
の下限が設定される(上図参照)、逆に、演奏者が鍵の
押圧を緩めてドーム状膨出部60弾性変形を徐々に解放
すると、マグネット部材8がフラットコイル2から遠ざ
かってA/D変換信号の値が次第に減少し、そのA/D
変換信号の値がゼロとなる直前に可動接点24が固定接
点23から離れて楽音の発生終了が指示される。そして
、固定接点23と可動接点24との継断により楽音の発
生開始及び発生終了が確実に指示されてアフタータッチ
領域AFが設定され、このアフタータッチ領域AFにお
いて楽音の特性の制御が弾性被押圧部材4の押圧操作に
応じてリアルタイムで為されることになる。
(第4実施例) 璽−一一底 第9図は本発明の第4実施例に係る押圧検出装置の構造
を示す要部断面図である。
同図に示すように、この押圧検出装置も、第3実施例に
おける押圧検出装置と同様に、絶縁体の軟質材料から成
るフレキシブル基板22と絶縁体の硬質材料から成る絶
縁基板1とを基体として構成されている。そして、金属
材料がら成るフラットコイル2は所定のインダクタンス
を得るようにフレキシブル基板22の表面にエツチング
や印刷等の手法により形成されており、さらに、そのフ
ラットコイル2の中央部分におけるフレキシブル基板2
2(絶縁基板1を含む、)には永久磁石等のマグネット
部材8が埋設されている。また、フラットコイル2の近
傍に位置するフレキシブル基板22の表面には金属材料
から成る複数の固定接点23が設けられている。
このように形成されたフレキシブル基板22の表面には
、シリコンゴム等の弾性材料により全体が一体に形成さ
れた弾性被押圧部材4がフラットコイルの上方を包囲す
るように固定されている。
そして、弾性被押圧部材4は、基底部5、ドーム状膨出
部6及び被押圧部7を有して構成されており、このうち
、ドーム状膨出部6の内面上部にはフラットコイル2及
びマグネット部材8の上面と対向するようにカーボン磁
性体等の磁性部材16が設けられている。また、ドーム
状膨出部6の内面下部には固定接点23と所定の間隔を
保持しながら対向するように金属材料から成る環状の可
動接点24が設けられている。
動−一一作 この押圧検出装置は、先に第3実施例において第7図に
示した押圧検出装置と同様にして動作し、楽音制御装置
の適用にあっては、例えば、先に第2実施例において第
6図に示した楽音制御装置をそのまま用いることができ
る。よって、本実施例では動作の詳細な説明は省略する
ものとする。
(第5実施例) 璽−一一底 第10図は本発明の第5実施例に係る押圧検出装置の構
造を示す要部断面図である。
同図に示すように、この押圧検出装置は、シリコンゴム
等の弾性材料により全体が一体に形成された弾性被押圧
部材4を絶縁体の硬質材料から成る基体としての絶縁基
板1の上面に固定したものをケース本体25に収めて構
成されており、例えば、空気流により楽音の特性を制御
する電子ハーモニカ等に適用されるものである。
絶縁基板1には、金属材料から成る複数のフラットコイ
ル2が所定のインダクタンスを得るようにその表面及び
裏面にわたってエツチングや印刷等の手法により連続し
て形成されており、それら複数のフラットコイル2の中
央部分に位置する絶縁基板lにはこれを貫通して複数の
スルーホール3が形成されている。ただし、ここに形成
される複数のスルーホール3はマグネット部材8を投出
させる目的のものではない、そして、複数のフラットコ
イル2の上方を含む絶縁基板1の上面には弾性被押圧部
材4が固定されている。この弾性被押圧部材4は、先に
第1実施例乃至第3実施例に示した押圧検出装置とは異
なり、ドーム状膨出部6の外面上部には被押圧部7を有
しておらず、複数の基底部5とこれら複数の基底部5に
連なるダイアフラム状の複数のドーム状膨出部6とを有
して構成されている。そして、複数のドーム状膨出部6
の個々の内面上部にはゴム磁石等の複数のマグネット部
材8が設けられている。
こうして形成された弾性被押圧部材4が固定された絶縁
基板lばその全体を包囲するようにしてケース本体25
の内部に収められており、その絶縁基板10ケース本体
25に対する設置に関しては、絶縁基板1の一部(例え
ば、絶縁基板1と弾性被押圧部材4の基底部5とが接合
された部位)がケース本体25の一部に強固に固定され
たものとなっている。そして、複数のドーム状膨出部6
の外面上部に位置するケース本体25には空気流体を導
くための複数の空気通路26が形成されており、また、
ケース本体25の要所には複数の空気通路26によりケ
ース本体25の内部に導かれる空気流体をケース本体2
5の外部に排出するための複数の透孔27が形成されて
いる。
勤−m−立 次に、上記構成の押圧検出装置の動作について説明する
。なお、この押圧検出装置には、例えば、先に第1実施
例において第2図に示した楽音制御装置をそのまま適用
することができる。よって、ここでは、押圧検出装置に
適用される楽音制御装置の動作を含めた全体の動作の説
明は省略し、この押圧検出装置に特徴的な動作について
のみ説明する。また、前述したように、この押圧検出装
置は電子ハーモニカに適用することができるので、以下
、その電子ハーモニカを演奏者が演奏する場ゝ合を例に
挙げて説明する。
まず、演奏者がこの電子ハーモニカに口をあててケース
本体25に開口する複数の空気通路26のうちの何れか
に患(空気流体)を吹き込むと、その吹き込まれた息は
空気通路26を介して弾性被押圧部材4における対応す
るドーム状膨出部6の外面上部に到達する。すると、そ
のドーム状膨出部6はその外面上部に到達した息の強度
や量等に応じて法線方向に所定の周期で振動し、ドーム
状膨出部6の内面上部に設けられたマグネット部材8も
法線方向に所定の周期で振動する。このとき、空気通路
26から吹き込まれた息はドーム状膨出部6に振動を与
えつつ透孔27を介してケース本体25の外部に排出さ
れ、また、ドーム状膨出部6の内部に滞留する空気もス
ルーホール3及び透孔27を介してケース本体25の外
部に排出される。これにより、ドーム状膨出部6の振動
は、ケース本体25の内部に流入し又は滞留する空気に
より阻害されずに安定して持続される。
ドーム状膨出部6におけるマグネット部材8に振動が与
えられると、そのマグネット部材8は振動に応じた鎖交
磁束の物理的変化をフラットコイル2に与える。これに
より、フラットコイル2からは鎖交磁束の物理的変化に
応じたインダクタンスの変化等がリアルタイムで得られ
、この変化を電子ハーモニカに吹き込まれる息の強度や
量等のパラメータとして利用すれば、例えば第2図に示
した楽音制御装置により楽音の特性をリアルタイムで制
御できるようになる。
なお、以上の説明では電子ハーモニカに息を吹き込む場
合の動作について述べたが、勿論、この動作は息(空気
流体)の流れを逆方向とした場合の動作すなわち電子ハ
ーモニカから息を吸い出す場合の動作についても同様に
して成り立つ。
(第6実施例) 盪−−−裟 第11図は本発明の第6実施例に係る押圧検出装置の構
造を示す図である。このうち、同図(a)は押圧検出装
置の要部断面図、同図Φ)は押圧検出装置の分解斜視図
である。
同図に示すように、この押圧検出装置は、シリコンゴム
等の弾性材料により全体が一体に形成された弾性被押圧
部材4を絶縁体の軟質材料から成るフレキシブル基板2
2に固定したものを鍵28の裏面に設置して構成されて
おり、例えば、押鍵により楽音の特性を制御する電子鍵
盤楽器等にそのまま適用されるものである。
フレキシブル基板22には、その表面に金属材料から成
るフラットコイル2が所定のインダクタンスを得るよう
にエツチングや印刷等の手法により形成されており、そ
のフラットコイル2の終端は、その一方がフレキシブル
基板22の表面に沿って引き出され、他方がフレキシブ
ル基板22の裏面を介した後に再び表面に沿って引き出
されている。また、フラットコイル2の中央部分に位置
するフレキシブル基板22にはこれを貫通してスルーホ
ール3が形成されている。そして、フラットコイル2の
上方(図では下方)を含むフレキシブル基板22の上面
(図では下面)には弾性被押圧部材4が固定されている
。この弾性被押圧部材4は、基底部5、ドーム状膨出部
6及び被押圧部7を有して構成されており、このうち、
ドーム状膨出部6の内面上部にはカーボン磁性体等の磁
性部材16が設けられている。
こうして形成された弾性被押圧部材4が固定されたフレ
キシブル基板22は揺動可能に支持された鍵28の単面
(裏面)に固定されている。そして、フレキシブル基板
22が固定された鍵28には鉄等を含有する金属材料か
ら成るコア29がフレキシブル基板22におけるスルー
ホール3から露出するように埋設されており、そのコア
29が埋設された鍵28のさらに内層には永久磁石等の
マグネット部材8がコア29と隣接して埋設されている
。なお、このマグネット部材8と隣接するコア29はマ
グネット部材8から発生される磁束を磁性部材16が位
置する方向に集中させるために設けられたものである。
なお、弾性被押圧部材4は鍵28の個々に対して独立し
て設けられたものであり、かつ、個々の鍵28の裏面に
個々の弾性被押圧部材4を設置するためのフレキシブル
基板22は個々のi!28を分割して独立した押圧操作
が行えるように個々に切り欠いて形成されている。
動−m−作 次に、上記構成の押圧検出装置の動作について説明する
。なお、この押圧検出装置には、例えば、先に第2実施
例において第6図に示した楽音制御装置をそのまま適用
することができる。よって、ここでも、押圧検出装置に
適用される楽音制御装置の動作を含めた全体の動作の説
明は省略し、この押圧検出装置に特徴的な動作について
のみ簡単に説明する。また、前述したように、この押圧
検出装置は電子鍵盤楽器に適用することができるので、
以下、その電子鍵盤楽器を演奏者が演奏する場合を例に
挙げて説明する。
電子鍵盤楽器の演奏者が鍵28を押圧すると、その鍵2
8の下面に位置する特に図示しないストッパに弾性被押
圧部材4における被押圧部7が突き当たり、このストッ
パからの反作用によりドーム状膨出部4が鍵28の押圧
力に応じた弾性変形を受ける。そして、ドーム状膨出部
6の内面上部に設けられた磁性部材16は、そのドーム
状膨出部4の弾性変形に伴って鍵28におけるコア29
(マグネット部材8を含む、)に近接し、これによりフ
ラットコイル2の近傍における鎖交磁束が物理的に変化
する。すると、フラットコイル2からは、その鎖交磁束
の物理的変化に応じたインダクタンスがリアルタイムで
得られ、このインダクタンスの変化を鍵28の押圧力の
パラメータとして利用すれば、例えば第6図に示した楽
音制御装置により楽音の特性をリアルタイムで制御でき
るようになる。
(第7実施例) 璽−一一底 第12図は本発明の第7実施例に係る押圧検出装置の構
造を示す要部断面図である。
同図に示すように、この押圧検出装置は、絶縁体の硬質
材料から成る絶縁基板を基体として構成されている。そ
して、金属材料から成るフラットコイル2は所定のイン
ダクタンスを得るように絶縁基板1の表面に対してエツ
チングや印刷等の手法により形成されている。
絶縁基板1の上面には、シリコンゴム等の弾性材料によ
り全体が一体に形成された弾性被押圧部材4がフラット
コイル2の上方を包囲するように固定されている。そし
て、この弾性被押圧部材4は、基底部5、ドーム状膨出
部6及び被押圧部7を有して構成されており、このうち
、ドーム状膨出部6の内面上部には、鉄等の金属磁性体
から成る磁性部材16がフラットコイル2と対向するよ
うに設けられている。すなわち、磁性部材16は弾性被
押圧部材4の押圧操作に応じてフラ7)コイル2に近接
するようになっており、このときのフラットコイル2の
近傍における磁気抵抗の物理的変化によりフラットコイ
ル2のインダクタンスが変化するようになっている。
次に、この押圧検出装置により検出される押圧力に応じ
て発生すべき楽音の特性を制御する楽音制御装置につい
て説明する。
第13図は第12図に示した押圧検出装置に適用される
楽音制御装置の要部回路図である。
同図に示すように、この楽音制御装置では、検出用発振
器30、基準発振器31、混合・増幅器32、CPU3
3及び計数回路34を要部として構成されている。
このうち、検出用発振器30は、これに接続されたフラ
ットコイル2とこのフラットコイル2の近傍に位置する
磁性部材16との近接状態により決定されるインダクタ
ンスに応じた発振周波数を有する発振信号f0を出力す
るものである。また、基準発振器31は、その発振周波
数がフラットコイル2と磁性部材16とが定常状B(詳
しくは、弾性被押圧部材4が押圧されておらず、それが
弾性変形を受けていない状態。)にあるときに検出用発
振器30から出力される発振信号f0の発振周波数(例
えば250 kHz)に等しい基準周波数信号f7を出
力するものである。そして、混合・増幅器32は、発振
信号f0と基準周波数信号f。
とを混合及び増幅し、発振信号f0と、基準周波数信号
f1との発振周波数の差の周波数を有する検出信号If
、−f、lを出力するものである。また、CPU33は
、混合・増幅器32から出力された検出信号1f、−f
、lを計数回路34に送出し、この計数回路34におい
て計数された周波数(カウント数)に基づいて発生すべ
き楽音の特性を制御するものである。
動−m−立 次に、上記構成の押圧検出装置の動作について説明する
まず、演奏者が鍵28を押圧していない状態では、弾性
被押圧部材4は弾性変形を受けず、ドーム状膨出部6の
内面上部における磁性部材16はフラットコイル2に近
接しない。従って、フラットコイル2と磁性部材16と
の近接状態に応じて検出用発振器30から出力される発
振信号f0の発振周波数は基準発振器31から出力され
る基準周波数信号f、の発振周波数に等しく、必然的に
、混合・増幅32“からは任意の周波数を有する検出信
号1f、−f、lは得られない。
この状態において、演奏者が鍵28を押圧して弾性被押
圧部材4に弾性変形を与えると、ドーム状膨出部6にお
ける磁性部材16がフラットコイル2に近接し、そのフ
ラットコイル2の近傍における磁性抵抗が物理的に変化
する。すると、フラットコイル2のインダクタンスは磁
性抵抗の物理的変化に、応じて増加し、これにより検出
用発振器30からはインダクタンスの増加に応じて発振
周波数が低(なった発振信号f0が出力される。従って
、混合・増幅器32からはフラットコイル2におけるイ
ンダクタンスの増加すなわち弾性被押圧部材4に対する
押圧力の増加に応じた周波数成分を有する検出信号1f
、−f、lが出力され、この周波数がCPU33及び計
数回路34において計数され、さらに、この計数の結果
に基づいて発生すべき楽音の特性が制御される。
次に、演奏者が鍵28を押圧した状態を維持して弾性被
押圧部材4に弾性変形を与えたままにした場合には、ド
ーム状膨出部6における磁性部材16がフラットコイル
2に近接した状態が維持され、フラットコイル2の近傍
における磁性抵抗の物理的変化も所定の状態に維持され
る。この場合、フラットコイル2のインダクタンスも増
加したままの状態に維持され、検出用発振器30から出
力される発振信号f0も周波数が低くなった状態に維持
される。従って、混合・増幅器32から出力される検出
信号1f、−f、lの周波数成分もフラットコイル2の
インダクタンスの増加に応じて所定の値に維持される。
続いて、演奏者が鍵28の押圧を緩めて弾性被押圧部材
4の弾性変形を徐々に解除しようとすると、ドーム状膨
出部6の磁性部材16がフラットコイル2から徐々に遠
ざかってフラットコイル2のインダクタンスが磁性抵抗
の物理的変化に応じて徐々に減少し、最終的に、検出用
発振器30から出力される発振信号f0の発振周波数が
徐々に基準発振器31から出力される基準周波数信号f
2に近づいて混合・増幅32からは周波数成分を有する
検出信号1f、−f、lが得られなくなる。
すなわち、弾性被押圧部材4に対する押圧操作は、弾性
被押圧部材4に対する押圧操作がどのような状態にあっ
ても、検出用発振器30及び基準発振器31の相互作用
により混合・増幅器32から得られる検出信号lf、−
f、lにより定常的に検出され、この検出信号1f、−
f、lの周波数成分からCPU33及び計数回路34に
おいて計数を行うことにより、発生すべき楽音の特性が
リアルタイムで制御されることになる。
以上、本発明に係る第1乃至第7実施例について説明し
たが、各実施例に示した押圧検出装置の構造は他の押圧
検出装置の構造に流用することができる0例えば、第1
及び第2実施例に示した基本的な押圧検出装置の構造は
第3乃至第6実施例に示した押圧検出装置に流用するこ
とでき、また、第3及び第4実施例に示した接点を有す
る押圧検出装置の構造は他の実施例に示した押圧検出装
置に流用することが可能である。勿論、第1、第2及び
第7実施例に示した楽音制御装置は、押圧力を示すイン
ダクタンス等のパラメータが合致する他の押圧検出装置
についても適用可能である。
また、本発明の押圧検出装置は、電子鍵盤楽器や電子ハ
ーモニカ以外にも他の各種のキーボード装置やフットペ
ダル等への適用も可能である。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、絶縁基
板上に形成されたフラットコイルと、このフラットコイ
ルの上方を包囲するように絶縁基板上に固定されたドー
ム状膨出を有する弾性被押圧部材とを用いて押圧操作を
検出するようにしたことから、構造が極めて簡易であり
ながら、従来品において使用されていた2段階スイッチ
等のような機械的スイッチを用いた場合とは異なり、押
圧操作をリアルタイムで検出することができるようにな
る。特に、フラットコイルは絶縁基板上にエツチングや
印刷等の手法により簡単に形成でき、弾性被押圧部材も
射出形成等の手法により簡単に形成できることから、本
発明は、電子鍵盤楽器のように単一のプリント基板上に
多数の押圧検出装置を設置する必要があるものに関して
極めて有効なものである。
また、この発明に係る楽音制御装置によれば、押圧検出
装置により得られる連続的な検出信号に基づいて、発生
すべき楽音の特性をリアルタイムで制御することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1実施例に係る押圧検出装置
の構造を示す要部断面図、 第1図(ロ)は本発明の第1実施例に係る押圧検出装置
の構造を示す分解斜視図、 第2図は第1図に示した押圧検出装置に適用される楽音
制御装置の要部回路図、 第3図は弾性被押圧部材の押圧操作に応じて時間的に変
化するA/D変換信号の値を示すタイムチャート、 第4図(a)は弾性被押圧部材の無押下時のLC発振回
路部の発振信号の振幅レベルの値を示す図、第4図(b
)は弾性被押圧部材の無押下時の整流部の整流出力の値
を示す図、 第4図(C)は弾性被押圧部材の押下時のLC発振回路
部の発振信号の振幅レベルの値を示す図、第4図(d)
は弾性被押圧部材の押下時の整流部の整流出力の値を示
す図、 第5図は本発明の第2実施例に係る押圧検出装置の構造
を示す要部断面図、 第6図は第5図に示した押圧検出装置に適用される楽音
制御装置の要部回路図、 第7図(a)は本発明の第3実施例に係る押圧検出装置
の構造を示す要部断面図、 第7図〜)は本発明の第3実施例に係る押圧検出装置の
構造を示す要部上面図、 第8図は第7図に示した押圧検出装置により検出される
パラメータを示すタイムチャート、第9図は本発明の第
4実施例に係る押圧検出装置の構造を示す要部断面図、 第1θ図は本発明の第5実施例に係る押圧検出装置の構
造を示す要部断面図、 第11図(a)は本発明の第6実施例に係る押圧検出装
置の構造を示す要部断面図、 第11図(b)は本発明の第6実施例に係る押圧検出装
置に構造を示す分解斜視図、 第12図は本発明の第7実施例に係る押圧検出装置の構
造を示す要部断面図、 第13図は第12図に示した押圧検出装置に適用される
楽音制御装置の要部回路図である。 1・・・絶縁基板、 2・・・フラットコイル、 3・・・スルーホール、 4・・・弾性被押圧部材、 6・・・ドーム状膨出部、 8・・・マグネット部材、 11・・・LC発振回路部、 12・・・整流部、 16・・・磁性部材、 22・・・フレキシブル基板、 23・・・固定接点、 24・・・可動接点、 26・・・空気通路、 28・・・鍵、 30・・・検出用発振器、 31・・・基準発振器、 OSC・・・高周波発振器、 CIl〜C1n・・・コンデンサ、 L、□〜L2・・・コイル(フラットコイル)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)絶縁基板と、 該絶縁基板上に形成されたフラットコイルと、該フラッ
    トコイルの情報を包囲するように前記絶縁基板上に固定
    されたドーム状膨出部を有する弾性被押圧部材と、 前記フラットコイルと対向するように前記ドーム状膨出
    部の内面上部に設けられたマグネット部材と、 を具備することを特徴とする押圧検出装置。 2)前記マグネット部材は、前記フラットコイルの中央
    部分を貫通して前記絶縁基板に形成されたスルーホール
    に没出可能な状態に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の押圧検出装置。 3)絶縁基板と、 該絶縁基板上に形成されたフラットコイルと、該フラッ
    トコイルの上方を包囲するように前記絶縁基板上に固定
    されたドーム状膨出部を有する弾性被押圧部材と、 前記フラットコイルと対向するように前記ドーム状膨出
    部の内面上部に設けられた磁性部材と、前記フラットコ
    イルの中央に位置するように前記絶縁基板に埋設された
    マグネット部材と、を具備することを特徴とする押圧検
    出装置。 4)前記フラットコイルの近傍に位置するように前記絶
    縁基板上に設けられた固定接点と、 該固定接点と所定の間隔を保持しながら対向するように
    前記ドーム状膨出部の内面下部に設けられた可動接点と
    、 をさらに具備することを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の押圧検出装置。 5)前記ドーム状膨出部の外面上部に向かって空気流体
    が導かれるように前記ドーム状膨出部の上方に設けられ
    た空気通路をさらに具備することを特徴とする請求項1
    、2又は3記載の押圧検出装置。 6)絶縁基板と、 該絶縁基板上に形成された複数のフラットコイルと、 該複数のフラットコイルの上方を包囲するように前記絶
    縁基板上に固定された複数のドーム状膨出部を有する弾
    性被押圧部材と、 前記複数のフラットコイルと対向するように前記複数の
    ドーム状膨出部の内面上部に設けられた複数のマグネッ
    ト部材と、 前記複数のドーム状膨出部の外面上部に向かって空気流
    体が導かれるように前記複数のドーム状膨出部の上方に
    設けられた複数の空気通路と、を具備することを特徴と
    する押圧検出装置。 7)揺動可能に支持された鍵と、 該鍵の単面に固定されたフレキシブル基板と、該フレキ
    シブル基板上に形成されたフラットコイルと、 該フラットコイルの上方を包囲するように前記フレキシ
    ブル基板上に固定されたドーム状膨出部を有する弾性被
    押圧部材と、 前記フラットコイルと対向するように前記ドーム状膨出
    部の内面上部に設けられた磁性部材と、前記フラットコ
    イルの中央に位置するように前記鍵に埋設されたマグネ
    ット部材と、 を具備することを特徴とする押圧検出装置。 8)絶縁基板と、 該絶縁基板上に形成されたフラットコイルと、該フラッ
    トコイルの上方を包囲するように前記絶縁基板上に固定
    されたドーム状膨出部を有する弾性被押圧部材と、 前記フラットコイルと対向するように前記ドーム状膨出
    部の内面上部に設けられた磁性部材と、を具備すること
    を特徴とする押圧検出装置。 9)請求項1、2、3、5、6、7又は8記載の押圧検
    出装置と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて変化する
    前記フラットコイルのインダクタンスに対応した振幅レ
    ベルを有する発振信号を出力する発振信号出力手段と、 発生すべき楽音の特性を、前記発振信号出力手段から出
    力される前記発振信号における前記振幅レベルに応じて
    制御する楽音特性制御手段と、を具備することを特徴と
    する楽音制御装置。 10)請求項1、2、3、5、6、7又は8記載の押圧
    検出装置と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて変化する
    前記フラットコイルのインダクタンスに対応した発振周
    波数を有する発振信号を出力する発振信号出力手段と、 発生すべき楽音の特性を、前記発振信号出力手段から出
    力される前記発振信号における前記発振周波数に応じて
    制御する楽音特性制御手段と、を具備することを特徴と
    する楽音制御装置。 11)請求項4記載の押圧検出装置と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて変化する
    前記フラットコイルのインダクタンスに対応した振幅レ
    ベル又は前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
    変化する前記フラットコイルのインダクタンスに対応し
    た発振周波数の何れか一方を有する発振信号を出力する
    発振信号出力手段と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作による前記固定接
    点と前記可動接点との電気的な接触により発生すべき楽
    音の発生開始を指示するとともに、その指示に応答して
    発生開始された後における発生すべき楽音の特性を、前
    記発振信号出力手段から出力される前記発振信号におけ
    る前記振幅レベル又は前記発振周波数の何れか一方に応
    じて制御する楽音特性制御手段と、 を具備することを特徴とする楽音制御装置。 12)請求項1、2、3、5、6、7又は8記載の押圧
    検出装置と、 所定の振幅レベルを有する基準周波数信号を発生する基
    準周波数信号発生手段と、 該基準周波数信号発生手段から発生される前記基準周波
    数信号を前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
    変化する前記フラットコイルのインダクタンスに対応し
    た振幅レベルに変換して出力する基準周波数信号出力手
    段と、 発生すべき楽音の特性を、前記基準周波数信号出力手段
    から出力される前記基準周波数信号における前記振幅レ
    ベルに応じて制御する楽音特性制御手段と、 を具備することを特徴とする楽音制御装置。 13)請求項4記載の押圧検出装置と、 所定の振幅レベルを有する基準周波数信号を発生する基
    準周波数信号発生手段と、 該基準周波数信号発生手段から発生される前記基準周波
    数信号を前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて
    変化する前記フラットコイルのインダクタンスに対応し
    た振幅レベルに変換して出力する基準周波数信号出力手
    段と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作による前記固定接
    点と前記可動接点との電気的な接触により発生すべき楽
    音の発生開始を指示するとともに、その指示に応答して
    発生開始された後における発生すべき楽音の特性を、前
    記基準周波数信号出力手段から出力される前記基準周波
    数信号における前記振幅レベルに応じて制御する楽音特
    性制御手段と、 を具備することを特徴とする楽音制御装置。 14)請求項8記載の押圧検出装置と、 基準周波数信号を発生する基準周波数信号発生手段と、 前記弾性被押圧部材に対する押圧操作に応じて変化する
    前記フラットコイルのインダクタンスに対応した発振周
    波数を有する発振信号を出力する発振信号出力手段と、 発生すべき楽音の特性を、前記基準周波数信号発生手段
    から出力される前記基準周波数信号と前記発振信号出力
    手段から出力される前記発振信号における前記発振周波
    数との差の周波数に応じて制御する楽音特性制御手段と
    、 を具備することを特徴とする楽音制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2734572C1 (ru) * 2020-02-26 2020-10-20 Илья Витальевич Мамонтов Способ определения высоты тона у электромузыкальных инструментов гетеродинного типа
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