JPH0439874Y2 - - Google Patents
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- JPH0439874Y2 JPH0439874Y2 JP1985186436U JP18643685U JPH0439874Y2 JP H0439874 Y2 JPH0439874 Y2 JP H0439874Y2 JP 1985186436 U JP1985186436 U JP 1985186436U JP 18643685 U JP18643685 U JP 18643685U JP H0439874 Y2 JPH0439874 Y2 JP H0439874Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- block body
- retaining wall
- hole
- blocks
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、長さ方向に任意の曲率を付けて積
み重ね可能な擁壁ブロツクに関する。
み重ね可能な擁壁ブロツクに関する。
[従来の技術]
擁壁ブロツクは、切土あるいは盛土の斜面にお
いて、その斜面を安定させるために用いる構造物
である。
いて、その斜面を安定させるために用いる構造物
である。
従来のこの種の擁壁ブロツクの中には、上下方
向の安定した積み重ねを計るために、ブロツクの
上面及び下面に嵌合可能な、長さ方向に対して平
行に伸びる凸部、凹部を設けた構造を持つものが
ある。
向の安定した積み重ねを計るために、ブロツクの
上面及び下面に嵌合可能な、長さ方向に対して平
行に伸びる凸部、凹部を設けた構造を持つものが
ある。
上記従来の擁壁ブロツクの一例を第8図、第9
図に示す。第8図、第9図において、符号10は
略直方体の外形を持つブロツクであり、このブロ
ツク10には、その上面に垂直断面が半円筒様の
輪郭を持つ長さ方向に対して平行な凸部が形成さ
れ、同下面に凸部11に対応する位置に上記凸部
11と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部12が形
成されている。また、ブロツク10には、上下方
向に貫通する胴込孔13が一定間隔を隔てて2箇
所形成されている。
図に示す。第8図、第9図において、符号10は
略直方体の外形を持つブロツクであり、このブロ
ツク10には、その上面に垂直断面が半円筒様の
輪郭を持つ長さ方向に対して平行な凸部が形成さ
れ、同下面に凸部11に対応する位置に上記凸部
11と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部12が形
成されている。また、ブロツク10には、上下方
向に貫通する胴込孔13が一定間隔を隔てて2箇
所形成されている。
ブロツク10を複数個用いて擁壁を構築するに
は、ブロツク10の上面に形成された凸部11
と、このブロツクの上に積み重ねられるブロツク
10の下面に形成された凹部12が嵌合する形
で、複数のブロツク10を上下方向に積み重ねる
手段が取られる。上記手段をブロツク10の長さ
方向にも繰り返すことにより、複数個のブロツク
10を用いた擁壁が、ブロツク10の長さ方向に
平行な直線上に構築される。
は、ブロツク10の上面に形成された凸部11
と、このブロツクの上に積み重ねられるブロツク
10の下面に形成された凹部12が嵌合する形
で、複数のブロツク10を上下方向に積み重ねる
手段が取られる。上記手段をブロツク10の長さ
方向にも繰り返すことにより、複数個のブロツク
10を用いた擁壁が、ブロツク10の長さ方向に
平行な直線上に構築される。
ここで、擁壁の安定と固定を計るために、ブロ
ツク10が積み重ねられる時には、胴込孔13を
貫通して補強用鉄筋が入れられ、この胴込孔13
はコンクリート、モルタル等で胴込めされる。
ツク10が積み重ねられる時には、胴込孔13を
貫通して補強用鉄筋が入れられ、この胴込孔13
はコンクリート、モルタル等で胴込めされる。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、上記従来の擁壁ブロツク10は、凸
部11、凹部12が長さ方向に対して平行な構造
を持つため、凸部11、凹部12の嵌合の余裕を
利用して、若干の長さ方向の曲率を付けて積み重
ねることが可能であつても、任意の曲率を付けて
の積み重ねは困難であり、長さ方向に曲率を持つ
斜面に適用しにくいという欠点があつた。
部11、凹部12が長さ方向に対して平行な構造
を持つため、凸部11、凹部12の嵌合の余裕を
利用して、若干の長さ方向の曲率を付けて積み重
ねることが可能であつても、任意の曲率を付けて
の積み重ねは困難であり、長さ方向に曲率を持つ
斜面に適用しにくいという欠点があつた。
この考案は、長さ方向に対して任意の曲率を付
けて積み重ね可能な擁壁ブロツクを如何にして実
現するかを問題にしている。
けて積み重ね可能な擁壁ブロツクを如何にして実
現するかを問題にしている。
[問題点を解決するための手段]
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
であつて、ブロツク本体の一方の上面又は一方の
下面に、横断面輪郭が円形の凸部を長さ方向に間
隔を隔てて2箇所設けると共に、 同ブロツク本体の他方の上面又は他方の下面で
あり、かつ上記凸部に対応する位置2箇所に、上
記凸部と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部を設
け、 また、上下に対して対をなす凸部及び凹部内、
及びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面に
それぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると共
に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合させ
た場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔を形成
するような切欠部を、該ブロツク本体の側面に設
け、 さらに、一部が上記貫通孔の開口部内に露出す
る吊上用鉄筋を内部に埋設し、 前記凸部及び凹部を、ブロツク本体の全体の長
さをLとして、両側面からそれぞれL/4離れたと
ころに配置するようにしている。
であつて、ブロツク本体の一方の上面又は一方の
下面に、横断面輪郭が円形の凸部を長さ方向に間
隔を隔てて2箇所設けると共に、 同ブロツク本体の他方の上面又は他方の下面で
あり、かつ上記凸部に対応する位置2箇所に、上
記凸部と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部を設
け、 また、上下に対して対をなす凸部及び凹部内、
及びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面に
それぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると共
に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合させ
た場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔を形成
するような切欠部を、該ブロツク本体の側面に設
け、 さらに、一部が上記貫通孔の開口部内に露出す
る吊上用鉄筋を内部に埋設し、 前記凸部及び凹部を、ブロツク本体の全体の長
さをLとして、両側面からそれぞれL/4離れたと
ころに配置するようにしている。
[作用]
この考案によれば、
(イ) ブロツク本体の上下面に、ブロツク本体の全
体の長さをLとして、両側面からそれぞれL/4
離れたところに互いに嵌合可能な凸部及び凹部
を配置するようにしているので、これら凸部、
凹部を中心として、該ブロツク本体が回動自在
に支持され、該ブロツク本体を長さ方向に任意
の曲率を付けて積み重ねることが可能できる。
従つて、この考案で示した構造を持つ擁壁ブロ
ツクを用いれば、長さ方向に任意の曲率を持つ
擁壁を構築することができる。
体の長さをLとして、両側面からそれぞれL/4
離れたところに互いに嵌合可能な凸部及び凹部
を配置するようにしているので、これら凸部、
凹部を中心として、該ブロツク本体が回動自在
に支持され、該ブロツク本体を長さ方向に任意
の曲率を付けて積み重ねることが可能できる。
従つて、この考案で示した構造を持つ擁壁ブロ
ツクを用いれば、長さ方向に任意の曲率を持つ
擁壁を構築することができる。
(ロ) このブロツク本体には、凸部及び凹部内、及
びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面
にそれぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると
共に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合
させた場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔
を形成するような切欠部を、該ブロツク本体の
側面に設けているので、これらブロツク本体を
上下方向に互い違いに積み重ねた場合、これら
貫通孔及び隣接する切欠部間の間隙が上下方向
に連なることになる。従つて、これら貫通孔及
び隣接する切欠部間の間隙を交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋等を挿通させることで、擁壁ブ
ロツクの固定及び補強を行うことができる。
びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面
にそれぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると
共に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合
させた場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔
を形成するような切欠部を、該ブロツク本体の
側面に設けているので、これらブロツク本体を
上下方向に互い違いに積み重ねた場合、これら
貫通孔及び隣接する切欠部間の間隙が上下方向
に連なることになる。従つて、これら貫通孔及
び隣接する切欠部間の間隙を交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋等を挿通させることで、擁壁ブ
ロツクの固定及び補強を行うことができる。
(ハ) 一部が上記貫通孔の開口部内に露出する吊上
用鉄筋を内部に埋設しているので、この吊上用
鉄筋を介してブロツク本体を運搬、施工すれば
よく、その能率が大変良い。特に、上記貫通孔
はブロツク本体の中央部を貫通しているので、
吊上用鉄筋を介しての作業時においてブロツク
本体が安定して保持される。
用鉄筋を内部に埋設しているので、この吊上用
鉄筋を介してブロツク本体を運搬、施工すれば
よく、その能率が大変良い。特に、上記貫通孔
はブロツク本体の中央部を貫通しているので、
吊上用鉄筋を介しての作業時においてブロツク
本体が安定して保持される。
[実施例]
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示
す図である。
す図である。
第1図ないし第5図において、符号1は略直方
体の形状を持つ擁壁ブロツク(以下、単にブロツ
クと称する)であり、このブロツク1の上面に
は、円錐台形状を成す凸部2が、長さ方向に一定
間隔を隔てて2箇所形成されている。また、ブロ
ツク1の下面には、凸部2に対応する位置2箇所
に、凸部2と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部3
が形成されている。ブロツク1の上下方向には、
凸部2及び凹部3を貫通するように、胴込孔4が
2箇所形成されている。同様にブロツク1の上下
方向には、胴込孔5かブロツク1の中心を貫通し
て形成されている。胴込孔5の上部には、円錐台
形状の凹部8が形成され、吊上用鉄筋9が埋め込
まれている。
体の形状を持つ擁壁ブロツク(以下、単にブロツ
クと称する)であり、このブロツク1の上面に
は、円錐台形状を成す凸部2が、長さ方向に一定
間隔を隔てて2箇所形成されている。また、ブロ
ツク1の下面には、凸部2に対応する位置2箇所
に、凸部2と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部3
が形成されている。ブロツク1の上下方向には、
凸部2及び凹部3を貫通するように、胴込孔4が
2箇所形成されている。同様にブロツク1の上下
方向には、胴込孔5かブロツク1の中心を貫通し
て形成されている。胴込孔5の上部には、円錐台
形状の凹部8が形成され、吊上用鉄筋9が埋め込
まれている。
この吊上用鉄筋9は、側面視略V字状に形成さ
れ、その中央部が胴込孔5の上端開口部内から露
出されている。
れ、その中央部が胴込孔5の上端開口部内から露
出されている。
ブロツク1の両側面には、2個のブロツク1を
各々の側面で接合させた場合に、胴込孔5と同一
形状の孔が形成されるような半円筒形の凹部6が
形成されている。ブロツク1の表面7、すなわち
擁壁を構築する際に露出する側の一面には、自然
石(例えば鉄平石)模様の凹凸が付けられてい
る。
各々の側面で接合させた場合に、胴込孔5と同一
形状の孔が形成されるような半円筒形の凹部6が
形成されている。ブロツク1の表面7、すなわち
擁壁を構築する際に露出する側の一面には、自然
石(例えば鉄平石)模様の凹凸が付けられてい
る。
なお、凸部2、凹部3、及びこれら凸部2、凹
部3を貫通する胴込孔4、及び凸部2間に位置す
る胴込孔5は、ブロツク1の全体の長さLに対し
て第1図に示すような関係にあるあ。
部3を貫通する胴込孔4、及び凸部2間に位置す
る胴込孔5は、ブロツク1の全体の長さLに対し
て第1図に示すような関係にあるあ。
すなわち、凸部2、凹部3、及びこれら凸部
2、凹部3を貫通する胴込孔4は、ブロツク1の
全体の長さLに対して、側面からL/4離れたと
ころに配置され、また、凸部2間に位置する胴込
孔5は、ブロツク1の全体の長さLに対して、側
面からL/2離れたところである、ブロツク1の
中央部に配置されている。
2、凹部3を貫通する胴込孔4は、ブロツク1の
全体の長さLに対して、側面からL/4離れたと
ころに配置され、また、凸部2間に位置する胴込
孔5は、ブロツク1の全体の長さLに対して、側
面からL/2離れたところである、ブロツク1の
中央部に配置されている。
次に、上記の構造から成るブロツク1により、
長さ方向に任意の曲率を持つ擁壁を構築する方法
について説明する。第6図は、ブロツク1と複数
個用いて構築された擁壁の正面図である。ブロツ
ク1を用いて擁壁を構築するには、まず曲率の付
いた斜面に沿つて、複数個のブロツク1を一列連
設する(第列)。次に、このブロツク列の上に
は、ブロツク1がブロツク1の全長の半分に相当
する長さLだけ長さ方向にずらされ、かつブロツ
ク1の凹部3がブロツク列の上面にある凸部2と
嵌合するように積み重ねられる。これを長さ方向
に繰り返すことにより、第列の上には第6図に
示す第列が構築される。以上の手順は第列、
第列、……を構築する際にも繰り返され、第6
図のような擁壁がブロツクの長さ方向に曲率を持
つ斜面に構築されるようになる。この時、ブロツ
ク1は相互に第7図に示すような形で積み上げら
れている。
長さ方向に任意の曲率を持つ擁壁を構築する方法
について説明する。第6図は、ブロツク1と複数
個用いて構築された擁壁の正面図である。ブロツ
ク1を用いて擁壁を構築するには、まず曲率の付
いた斜面に沿つて、複数個のブロツク1を一列連
設する(第列)。次に、このブロツク列の上に
は、ブロツク1がブロツク1の全長の半分に相当
する長さLだけ長さ方向にずらされ、かつブロツ
ク1の凹部3がブロツク列の上面にある凸部2と
嵌合するように積み重ねられる。これを長さ方向
に繰り返すことにより、第列の上には第6図に
示す第列が構築される。以上の手順は第列、
第列、……を構築する際にも繰り返され、第6
図のような擁壁がブロツクの長さ方向に曲率を持
つ斜面に構築されるようになる。この時、ブロツ
ク1は相互に第7図に示すような形で積み上げら
れている。
第7図は、第6図に示すような擁壁中より、ブ
ロツク1及びブロツク1の上面に積み重ねられて
いるブロツク1′を抜き出して見た平面図である。
ブロツク1を固定して考えると、ブロツク1′は、
ブロツク1の凸部2及びブロツク1′の凹部3′の
横断面輪郭が円形であることより、凸部2と凹部
3′の嵌合部分を中心として、ブロツク1に対し
て回動自在に支持される。よつて、ブロツク1′
は、擁壁を構築しようとする斜面の曲率に合わせ
て、所定の角度だけ回動して固定され、この結果
複数個のブロツク1により、長さ方向に任意の曲
率を持つ擁壁が構築可能となる。
ロツク1及びブロツク1の上面に積み重ねられて
いるブロツク1′を抜き出して見た平面図である。
ブロツク1を固定して考えると、ブロツク1′は、
ブロツク1の凸部2及びブロツク1′の凹部3′の
横断面輪郭が円形であることより、凸部2と凹部
3′の嵌合部分を中心として、ブロツク1に対し
て回動自在に支持される。よつて、ブロツク1′
は、擁壁を構築しようとする斜面の曲率に合わせ
て、所定の角度だけ回動して固定され、この結果
複数個のブロツク1により、長さ方向に任意の曲
率を持つ擁壁が構築可能となる。
ここで、ブロツク1の固定及び補強の目的で、
ブロツク1を積み重ねる時には、胴込孔4を貫通
して補強用鉄筋が入れられ、この胴込孔4はコン
クリート、モルタル等で胴込めされる。同様の目
的で、ブロツク1を積み重ねる時には、更にブロ
ツク1の胴込孔5と、隣接する2つのブロツク1
の凹部6で形成される間隙とを交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋が入れられ、この間隙もコンクリ
ート、モルタル等で胴込めされる。
ブロツク1を積み重ねる時には、胴込孔4を貫通
して補強用鉄筋が入れられ、この胴込孔4はコン
クリート、モルタル等で胴込めされる。同様の目
的で、ブロツク1を積み重ねる時には、更にブロ
ツク1の胴込孔5と、隣接する2つのブロツク1
の凹部6で形成される間隙とを交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋が入れられ、この間隙もコンクリ
ート、モルタル等で胴込めされる。
以上、上記の実施例においては、凸部2、凹部
3は円錐台形状を成しているが、凸部、凹部を横
断面輪郭が円形である他の立体形状(例えば円筒
形、球形の一部分)に変更しても、上記の同様に
任意の曲率を持つた擁壁を構築することができ
る。
3は円錐台形状を成しているが、凸部、凹部を横
断面輪郭が円形である他の立体形状(例えば円筒
形、球形の一部分)に変更しても、上記の同様に
任意の曲率を持つた擁壁を構築することができ
る。
同様に、凹部3は凸部2が嵌合可能な形状であ
ればよく、それぞれが同一形状である必要はな
い。すなわち、凹部3をブロツクの長さ方向に延
びる長穴形状にしておけば、ブロツクの曲線施工
時による隣合うブロツク間の凸部2の間隔の変動
に対しても、凹部3の間隔がこれを吸収して安定
した擁壁の構築が可能である。
ればよく、それぞれが同一形状である必要はな
い。すなわち、凹部3をブロツクの長さ方向に延
びる長穴形状にしておけば、ブロツクの曲線施工
時による隣合うブロツク間の凸部2の間隔の変動
に対しても、凹部3の間隔がこれを吸収して安定
した擁壁の構築が可能である。
なお、コンクリートブロツクの中には、夜間雨
天時における自動車のヘツドライト等の反射によ
る眩しさを防ぐ目的で、ブロツクの表面に凹凸を
付けたものがあるが、この実施例においては、上
記の目的に加えて、構築された擁壁を天然の斜面
に擁する目的で、表面7に自然石模様の凹凸が形
成されている。天然の岩石が露出した斜面を擁し
た擁壁を構成するには、第6図に示すように、表
面7の自然石模様の凹凸がそれぞれ異なるブロツ
ク1a,1b,……を組合せて、上記手順に従つ
て擁壁を構築すればよい。
天時における自動車のヘツドライト等の反射によ
る眩しさを防ぐ目的で、ブロツクの表面に凹凸を
付けたものがあるが、この実施例においては、上
記の目的に加えて、構築された擁壁を天然の斜面
に擁する目的で、表面7に自然石模様の凹凸が形
成されている。天然の岩石が露出した斜面を擁し
た擁壁を構成するには、第6図に示すように、表
面7の自然石模様の凹凸がそれぞれ異なるブロツ
ク1a,1b,……を組合せて、上記手順に従つ
て擁壁を構築すればよい。
[考案の効果]
この考案によれば、
(イ) ブロツク本体の上下面に、ブロツク本体の全
体の長さをLとして、両側面からそれぞれL/
4離れたところに互いに嵌合可能な凸部及び凹
部を配置するようにしているので、これら凸
部、凹部を中心として、該ブロツク本体が回動
自在に支持され、該ブロツク本体を長さ方向に
任意の曲率を付けて積み重ねることが可能でき
る。従つて、この考案で示した構造を持つ擁壁
ブロツクを用いれば、長さ方向に任意の曲率を
持つ擁壁を構築することができる。
体の長さをLとして、両側面からそれぞれL/
4離れたところに互いに嵌合可能な凸部及び凹
部を配置するようにしているので、これら凸
部、凹部を中心として、該ブロツク本体が回動
自在に支持され、該ブロツク本体を長さ方向に
任意の曲率を付けて積み重ねることが可能でき
る。従つて、この考案で示した構造を持つ擁壁
ブロツクを用いれば、長さ方向に任意の曲率を
持つ擁壁を構築することができる。
(ロ) このブロツク本体には、凸部及び凹部内、及
びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面
にそれぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると
共に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合
させた場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔
を形成するような切欠部を、該ブロツク本体の
側面に設けているので、これらブロツク本体を
上下方向に互い違いに積み重ねた場合、これら
貫通孔及び隣接する切欠部間の間隙が上下方向
に連なることになる。従つて、これら貫通孔及
び隣接する切欠部間の間隙を交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋等を挿通させることで、擁壁ブ
ロツクの固定及び補強を行うことができる。
びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面
にそれぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると
共に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合
させた場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔
を形成するような切欠部を、該ブロツク本体の
側面に設けているので、これらブロツク本体を
上下方向に互い違いに積み重ねた場合、これら
貫通孔及び隣接する切欠部間の間隙が上下方向
に連なることになる。従つて、これら貫通孔及
び隣接する切欠部間の間隙を交互に貫通するよ
うに補強用鉄筋等を挿通させることで、擁壁ブ
ロツクの固定及び補強を行うことができる。
(ハ) 一部が上記貫通孔の開口部内に露出する吊上
用鉄筋を内部に埋設しているので、この吊上用
鉄筋を介してブロツク本体を運搬及び、施工す
ればよく、その能率が大変良い。特に、上記貫
通孔はブロツク本体の中央部を貫通しているの
で、吊上用鉄筋を介しての作業時においてブロ
ツク本体が安定して保持される、という利点も
ある。
用鉄筋を内部に埋設しているので、この吊上用
鉄筋を介してブロツク本体を運搬及び、施工す
ればよく、その能率が大変良い。特に、上記貫
通孔はブロツク本体の中央部を貫通しているの
で、吊上用鉄筋を介しての作業時においてブロ
ツク本体が安定して保持される、という利点も
ある。
第1図はこの考案の一実施例として示した擁壁
ブロツクの正面図、第2図は同ブロツクの平面
図、第3図は同ブロツクの側面図、第4図は同ブ
ロツクの要部を断面視した側断面図、第5図は第
2図のA−A線視正断面図、第6図は同ブロツク
により構築される擁壁の一例を示す図、第7図は
同ブロツクを上下方向に2個積み重ねた際の平面
図、第8図は従来の擁壁ブロツクの一例を示す正
面図、第9図は同ブロツクの側面図である。 1……ブロツク(ブロツク本体)、2……凸部、
3……凹部、4……胴込孔、(貫通孔)、5……胴
込孔(貫通孔)、6……凹部(切欠部)、8……凹
部、9……吊上用鉄筋。
ブロツクの正面図、第2図は同ブロツクの平面
図、第3図は同ブロツクの側面図、第4図は同ブ
ロツクの要部を断面視した側断面図、第5図は第
2図のA−A線視正断面図、第6図は同ブロツク
により構築される擁壁の一例を示す図、第7図は
同ブロツクを上下方向に2個積み重ねた際の平面
図、第8図は従来の擁壁ブロツクの一例を示す正
面図、第9図は同ブロツクの側面図である。 1……ブロツク(ブロツク本体)、2……凸部、
3……凹部、4……胴込孔、(貫通孔)、5……胴
込孔(貫通孔)、6……凹部(切欠部)、8……凹
部、9……吊上用鉄筋。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ブロツク本体の一方の上面又は一方の下面に、
横断面輪郭が円形の凸部を長さ方向に間隔を隔て
て2箇所設けると共に、 同ブロツク本体の他方の上面又は他方の下面で
あり、かつ上記凸部に対応する位置2箇所に、上
記凸部と同一形状の凸部が嵌合可能な凹部を設
け、 また、上下に対して対をなす凸部及び凹部内、
及びブロツク本体の中央部に、ブロツク本体を上
下に貫通して、該ブロツク本体の上面及び下面に
それぞれ開口部を形成する貫通孔を設けると共
に、2個のブロツク本体を各々の側面で接合させ
た場合に上記貫通孔と略同一形状の貫通孔を形成
するような切欠部を、該ブロツク本体の側面に設
け、 さらに、一部が上記貫通孔の開口部内に露出す
る吊上用鉄筋を内部に埋設してなり、 前記凸部及び凹部は、ブロツク本体の全体の長
さをLとして、両側面からそれぞれL/4離れた
ところに配置されていることを特徴とする擁壁ブ
ロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985186436U JPH0439874Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985186436U JPH0439874Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294132U JPS6294132U (ja) | 1987-06-16 |
| JPH0439874Y2 true JPH0439874Y2 (ja) | 1992-09-18 |
Family
ID=31135990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985186436U Expired JPH0439874Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439874Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000070154A1 (fr) * | 1999-05-14 | 2000-11-23 | Takeaki Horiuchi | Bloc emboitable a empiler et dispositif pour sa production |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0738394Y2 (ja) * | 1991-03-08 | 1995-08-30 | 山富産業株式会社 | 構築用ブロック |
| JPH0830344B2 (ja) * | 1993-11-19 | 1996-03-27 | 株式会社佐藤工業川水流 | コンクリートブロック |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS484703U (ja) * | 1971-06-17 | 1973-01-19 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP1985186436U patent/JPH0439874Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000070154A1 (fr) * | 1999-05-14 | 2000-11-23 | Takeaki Horiuchi | Bloc emboitable a empiler et dispositif pour sa production |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6294132U (ja) | 1987-06-16 |
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