JPH0440020Y2 - - Google Patents

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JPH0440020Y2
JPH0440020Y2 JP1986059634U JP5963486U JPH0440020Y2 JP H0440020 Y2 JPH0440020 Y2 JP H0440020Y2 JP 1986059634 U JP1986059634 U JP 1986059634U JP 5963486 U JP5963486 U JP 5963486U JP H0440020 Y2 JPH0440020 Y2 JP H0440020Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、音響機器等の軸受構造に関するもの
で、特に車載用スピーカ取付け用軸受構造に関す
る。
[従来の技術] 一般に軸受の機能は回転または往復運動をする
軸類を支えて所定の位置に保ち、軸の重量ならび
に軸を作用している荷重を安全に保つことである
が、軸受の形成としては軸と軸受との相対運動に
よる区別と荷重方向による区別によつて大別され
る。前者に属するものとしては相対運動をする2
面が互いにすべる軸受(スベリ軸受)及び相対運
動をする2面が互いにころがる軸受(コロガリ軸
受)があり、後者に属するものとしては軸中心を
通り軸直角方向の荷重を受ける軸受(ラジアル軸
受)及び軸の中心線方向に荷重を受ける軸受(ス
ラスト軸受)がある。
そして、上記の各種軸受はそれぞれの用途に応
じて摩擦、外力、発生熱、摩耗、焼付き、強度、
潤滑、寸法、塵埃、振動、破壊、冷却、保守、修
理等の諸要素の中から各用途に適合するような要
素を満たすような構造となつている。
従つて、上記の分類機能のいくつかの機能を満
たす軸受を必要とする場合には各種軸受の特性に
より数種の軸受を組み合わせて使用する必要があ
る。
以下に、既に開示されているいくつかの機能を
同時に満たす軸受の例を簡単に説明する。
従来技術としては例えば特公昭36−4852号公報
に開示されている緩衝装置を兼ねた軸受がある。
この軸受は鍛造マニプユレータのように作業時前
後及び上下方向に衝撃を受けるトングの軸に使用
して、その衝撃を本体に伝えないようにするため
のものである。
第6図はこの軸受の縦断面図である。この軸受
は筒状軸受箱39の一端に側板40を固定して、
この軸受箱39内に2個の渦巻きばね41が筒状
間隔片42を挟むようにして収容する構造になつ
ている。
そして、その各上端を軸受箱39にピン43で
止めて内側にブツシユ44を嵌合したものであ
り、その内側に軸45を嵌挿してある。
従つて、軸45が軸方向の衝撃を受けた場合
は、鍔片46またはブツシユ44及びピン43を
介して渦巻きばね41に衝撃を伝え、この渦巻き
ばね41の内側部が軸方向に移動する。
また、軸45が上下方向の衝撃を受けた場合
は、ブツシユ44を介して渦巻きばね41に伝
え、この渦巻きばね41が変形してその弾力によ
りよく衝撃を吸収するような構造となつている。
また、従来の技術の他の例として、長さ方向に
動く軸を摩擦なく支持する構造に関するもので
は、例えば米国特許2907610号に示されている軸
受装置がある。第7図はこの軸受の軸心に垂直な
方向の断面図である。
同図において、この軸受は長さ方向に移動する
軸47を支持するための軸受で、ケーシング48
の内側には、中央が外側に弓形に曲がつた相対向
するホルダー49があり、各ホルダー49の内側
にはそれぞれ滑車状のベアリング素子50があつ
て、軸47の滑動を容易にしている。これらの組
が上下及び左右から軸47を支持するように軸方
向に配置されていて、ホルダー49はケーシング
48の穴51に係合していて、その軸方向の移動
を防いでいる。これらの軸受構造が周知である。
一方、例えばスピーカユニツトを収納した長さ
1mに及び据置式エンクロージヤ型キヤビネツト
を例えば車のリアトレイなどに車載する場合にお
いて、そのスピーカの放音方向を変化させること
で、車室内音場特性を変化させるために、スピー
カを回動可能に取付けできる構造が必要であり、
その構造には、例えば前述したような軸受構造が
必須となる。この種の軸受構造には少なくとも次
の条件を満たす必要がある。すなわち、 (イ) 車体の軸受支持フレーム取付用孔のピツチず
れは車体の組立工程において避けられないもの
であるから、上記キヤビネツトの車載組付けを
容易ならしめるために軸受自体に軸心方向の微
少な自動調節を可能とする摺動機能を有するこ
と、 (ロ) 車載後車体の振動等によりキヤビネツトに軸
心方向の衝撃が伝わらないように軸受自体に軸
心方向の緩衝機能を具備すること、 (ハ) キヤビネツトを回動させて音の指向性を変化
させるいわゆるオーデイオの楽しさを満足させ
るために、軸受の回転角度の規制及び回動範囲
内の所定位置への保持等が容易であること、 (ニ) 車載用として人が寄りかかる等の軸心を通り
軸直角方向の荷重に対し強度を有すること、 等である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、潤滑を必要としない程度に回転
角度が規制されると共に、スピーカエンクロージ
ヤ用に必須とされている緩い回転運動機能と、軸
心方向の緩衝機能とを備え、さらに適当な強度を
有し、スピーカ回動範囲内の所定位置に筒状軸受
を停止してスピーカの角度保持できる機能を備え
た軸受としては、従来、適合するものがなく、前
述した第6図、第7図に示すような単一の軸受だ
けでは、軸受の数種を組み合わせて使用しなけれ
ばならない問題があつた。
このため、軸受部分のコスト高により製品コス
トの低減が図れず、また数種の軸受を収容するた
めの支持構造を要するため、軸受部は必然的に大
型化するという問題があつた。 また前述の第6
図、第7図のような単一の軸受では、大型の樹脂
製エンクロージヤを車体に設置した場合、車室内
温度の変化により発生する車体とエンクロージヤ
との熱膨張、収縮量(長さ)の差が発生し、この
影響によつて、前述した各機能の低下を招くとい
う問題点もあつた。
さらに、単一の軸受構造により、前述した(イ)〜
(ニ)の条件を満たすスピーカ用軸受構造は、従来に
は存在していなかつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は以上のような問題点を解決するため、
軸体の端部を貫通させる貫通孔が形成された軸受
支持フレームと、中空部分を前記貫通孔と一致さ
せて前記軸受支持フレームと一体に固設された全
周スリーブ軸受と、前記全周スリーブ軸受の中空
部分に嵌入支持される軸部と、この軸部と段差を
もつて大径に形成された段部とを有する軸体と、
前記全周スリーブ軸受の外周面に摺接して回動可
能に支持され、かつ内側に前記軸体の段部に対応
する段付側面が形成されると共に前記全周スリー
ブ軸受の開口端部に対応する鍔が形成された筒状
軸受と、前記筒状軸受が前記軸体によつて前記全
周スリーブ軸受に取付けられた状態において、前
記筒状軸受の鍔と前記全周スリーブ軸受の開口端
部との間に装着されて両者を弾性的に係合させる
第1の弾性部材および前記筒状軸受の段付側面と
前記軸体の段部との間に装着されて両者を弾性的
に係合させる第2の弾性部材と、から成る軸受構
造としたことを特徴とする。
[作用] 以上のように構成された軸受構造においては、
例えば前記キヤビネツトを車載する場合において
も、キヤビネツトを支持する筒状軸受が軸心方向
に摺動自在なため車体の軸受取付用孔のピツチず
れに基因する軸心方向の微少な調節を容易にする
ことができ、また筒状軸受と軸体及び全周スリー
ブ軸受間に当接させた弾性的手段により軸心方向
の衝撃を容易に吸収することができる。
さらにまた、軸受支持フレームとこれに一体な
る全周スリーブ軸受及び軸受支持フレームにナツ
ト等の締結部材で締結保持される軸体は、軸心を
通り軸直角方向の荷重に対し充分な強度を保ちう
るようにしてあり、筒状軸受はこれら全周スリー
ブ軸受の外周面と軸体の外周面とで支承されてい
るから、上記の荷重に対しても充分な強度を有す
るものである。
[実施例] 図面に基づいて本考案の好適な実施例を詳細に
説明する。
第1図はこの考案に係る軸受構造の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同上組立状態を示す縦
断面図、第3図は第2図のA−A線の断面図、第
4図は板ばねと軸受支持フレームの側面に配設さ
れている回転止め用の突起及び回動規制用係合溝
との係合を説明するための側面図、第5図はこの
考案の軸受を使用して前記エンクロージヤ型キヤ
ビネツトを保持させた状態の斜視図、第5A図は
筒状軸受にキヤビネツトを取付ける状態の拡大斜
視図である。
図において、1は軸受支持フレームであり、円
筒形の全周スリーブ軸受2が側面と直交するよう
に一体に設けられ、下方は直角に折曲形成され、
そこに車体への取付座3,3が配設されている。
4は前記全周スリーブ軸受2の内周面に嵌挿され
る軸体である。この軸体4は第1図に示すように
第1段部5、第2段部6、軸部7、ねじ部8の4
部分の段付形状に形成されており、第2段部6の
側面9からは軸部7の外周に沿つて後に説明する
筒状軸受12の回動を規制するための突起10,
10が突設され、かつねじ部8にはこれも後に説
明する板ばね27の回動を規制するためのキー溝
11が形成されている。筒状軸受12には、第2
図に示すように前記軸体4の第1段部5、第2段
部6、軸部7の各外周面及び前記全周スリーブ軸
受2の外周面に嵌装されるように構成されてい
る。そして、この筒状軸受12の段付き側面13
と軸体4の第1段部5の側面14との間には第1
図に示す波形ばね座金15が配設され、また筒状
軸受12の軸心方向ほぼ中央部の円周方向に突起
している鍔16の側面と、前記全周スリーブ軸受
2の側面との間には波形ばね座金17が配設され
ている。また、第3図に示すように前記筒状軸受
12の円周方向の鍔16には、円周方向に扇形切
欠部18,19,20が前記鍔16の全幅にわた
つて形成されており、前記軸体4に形成されてい
る突起10,10はこの扇形切欠部18と19ま
たは18と20のいずれかに嵌入して滑動しうる
ように形成されている。すなわち、第3図に示す
扇形切欠部18と19のなす角θ1と18と20の
なす角θ2とはいずれも軸体4に形成されている突
起10,10のなす角と等角をなすように構成さ
れている。
一方、前記軸体4は筒状軸受12を波形ばね座
金15,17を介して貫通し、その軸部7の側面
21が軸受支持フレーム1の側面に当接するまで
軸受支持フレーム1の孔22の内面に嵌入され、
軸体4の先端のねじ部8に板ばね27を介し、平
座金23、ナツト24を締着することによつて軸
受支持フレーム1に保持されるように構成されて
いる。
なお、軸体が締結された場合常時は波形ばね座
金17は圧縮されることなく保持されるように各
部の寸法が定められている。さらに、前記平座金
23と軸受支持フレーム1の側面との間には板ば
ね27が配設され、この板ばね27には上方支杆
25、下方支杆26が等長に延長され、これら各
支杆25,26の先端部は垂直に折曲されてそれ
ぞれ折曲部28,28′,29,29′を形成し、
また各支杆25,26の先端平面部には前記軸受
支持フレーム1の側面に係合するためのV字形の
係合突起30,31がそれぞれ形成されている。
さらにまた、この板ばね27の中心部には軸体4
のねじ部8が嵌入する孔32が形成され、この孔
の一部円周方向において前記軸体4に形成されて
いるねじ部8のキー溝11と係合する爪33が板
ばね27の平面と垂直になるように突設されてい
る。
他方、軸支持フレーム1の全周スリーブ軸受2
と反対側の側面には軸心を中心とする円周上に、
前記板ばね27の各支杆25,26の係合突起3
0,31と係合する回動規制用係合溝34a,3
4b,……34′a,34′b,……等の係合溝列
34が軸心に対し等角度に、かつ前記板ばねの突
起30,31の回動半径と等しい円周上に配置さ
れている。また、鉛直下方には前記板ばね27の
支杆25,26の折曲部28,28′,29,2
9′の回動半径内に逆V字形の回動止め用の突起
35が突設されている。そして、第4図に示すよ
うに、この回転止め用突起35の側面36は板ば
ね27の支杆26の折曲部29と当接し、板ばね
27が第4図の指矢方向に回動された場合には他
の側面37は板ばね27の支杆25の折曲部28
と当接するように形成されている。すなわち、前
記板ばね27の支杆25及び26のなす角θ3は回
転規制用係合溝34aと34′aとのなす角に等
しいように形成され、かつ回転止め用の突起35
と回転規制用係合溝34aとは一直線上に配設さ
れている。
以上の構成において、第5図および第5A図を
共に参照して、軸受構造の使用時における動作を
説明する。この考案の軸受支持フレーム1は車体
のリアサイドトリム部51の取付用孔とこのフレ
ーム1の取付座3,3を合致させ、ボルト52
(第2図参照)で固設される。そして、エンクロ
ージヤ型スピーカキヤビネツト38は2個の軸受
支持のフレーム1,1の間において筒状軸受1
2,12に嵌装して組付けられる。なお、53は
トノボードである。キヤビネツト38は、例えば
第5A図に示すように、2つ割り型の半筒体38
a,38bから成り、前記筒状軸受12を中にし
て突き合せ、半筒体側の孔イと筒状軸受12側の
孔ロとにかけたネジ54で固定される(第3図参
照)。
この際生ずる車体側の取付孔のピツチずれに基
因する組立誤差は、前記筒状軸受12が第2図に
おいて右方向に対しては波形ばね座金15を、左
方向に対しては波形ばね座金17をそれらのばね
の弾力に抗して押圧することにより軸受12を軸
心方向に摺動して調節できうるし、また、車体に
組立後の振動による軸心方向の衝撃に対しても、
前記と同様に波形ばね座金15または17のいず
れかによつてその衝撃を吸収しうるものである。
また上下方向の荷重ストレスなどは、全周スリー
ブ軸受2の内外周と、軸部7及び筒状軸受12の
穴の内周で吸収できる。なお、これらの軸心方向
への筒状軸受12の摺動は、軸体4がナツト24
の締着により平座金23、板ばね27を介して軸
受支持フレーム1の側面に締結保持されているた
めに左右へ摺動ができず、従つて筒状軸受12は
全周スリーブ軸受2及び軸体4の外周面に沿つて
摺動できるわけであり、この際軸体4の突起1
0,10は筒状軸受12の鍔16に形成されてい
る扇形切欠部18と19または18と20のいず
れかに嵌入している状態で滑動する。
さらに、キヤビネツト38を組付けた際、軸体
4のねじ部8のキー溝11に板ばね27の爪33
を係合せしめれば、板ばね27の支杆25の係合
突起30は第4図に示すように軸受支持フレーム
1の回転規制用係合溝34aに係止され、かつ、
他方の支杆26の係合突起31は回転規制用係合
溝34′aに係止され、同時に支杆26の折曲部
29は回動止め用の突起35の側面36に当接し
て第4図に示す指矢方向、すなわち、反時計方向
の回動が規制され保持される。
すなわち、この規制は軸体4の突起10と筒状
軸受12の鍔16の扇形切欠部18と19または
18と20のいずれかの係合によつて軸体4を介
して筒状軸受12に及び、従つてキヤビネツト3
8の回動角度が規制されるとになる。
また、キヤビネツト38を第4図に示すように
例えば約22°の所定角度指矢方向に回動せしめる
場合は、このキヤビネツト38の運動は筒状軸受
12、軸体4、板ばね27を介して伝わり、板ば
ね27の支杆25の突起30が回転規制用係合溝
34aから時計方向に約22°の角度を有する回転
規制用係合溝34bに係合し、同時に支杆26の
突起31が回転規制用係合溝34′aから時計方
向に同じ角度だけ軸受支持フレームの側面を摺動
して回転規制用係合溝34′bに係合する。
従つて、この板ばね27に係止されて軸体4は
時計方向へ約22°の位置に係合され、これは筒状
軸受12を介してキヤビネツト38に伝わり、キ
ヤビネツト38は時計方向へ約22°回動された位
置に係止されることになる。
なお、この際の軸体4の回動は軸部7の側面2
1と軸受支持フレーム1の側面との接触圧及び波
形ばね座金15,17、板ばね27の弾力に抗し
て行なわれる。キヤビネツト38の時計方向への
回動は約22°毎に上記したと同様に板ばね27の
支杆25,26の突起30,31と回転規制用係
合溝列34の係合によつて係止されるものであ
る。
そして、前記したように、第4図における角θ3
分だけキヤビネツト38が時計方向に回動した場
合は、板ばね27の支杆25の折曲部28が2点
鎖線で示すように回転止め用の突起35の側面3
7と当接し、板ばね27のそれ以上の回動を不可
能ならしめる。すなわち、この板ばね27の回動
停止により軸体4及び筒状軸受12も時計方向の
回動が規制され、従つてキヤビネツト38の時計
方向への回動が規制される。その後、キヤビネツ
ト38の逆方向すなわち反時計方向への回動は初
位置に復帰するまでは約22°毎に同様に行なえる
ことは勿論である。
さらにまた、軸受支持フレーム1、全周スリー
ブ軸受2、軸体4及びナツト等の締結部材に充分
な強度を持つようにしてあるから、これらに支承
されている筒状軸受12は軸心を通り軸直角方向
の荷重に対し充分な強度を保ちうるものである。
上述した本考案の実施例によると、高価な部材
を使用せず安価にして容易に製作することがで
き、いわゆるオーデイオの楽しさを満喫させうる
スピーカキヤビネツト組付け用軸受構造として好
適のものである。さらにまた、軸受部の小型化を
容易ならしめるとともに、全周スリーブ軸受、軸
体及び筒状軸受の3主要部材が各々の間で回転、
軸心方向及び軸直角方向の荷重等の作用力を分担
しているから一部に作用力が集中することによる
機素の集中的疲労を防止することができる。
なお、この実施例においては軸受支持フレーム
の取付座はフレームを直角に折曲形成した部材に
配設したが、これに限定されないことは勿論で、
例えば全周スリーブ軸受からフランジ状の部材を
形成せしめて取付けた場合も同様の効果が得ら
れ、また筒状軸受と軸体との係合は扇形切欠部と
突起との係合によつているが、これに限定されな
いことは勿論で、例えば孔とピンまたはキー等に
よる係合でも同様の効果が得られる。さらに、緩
衝部材として波形ばね座金を使用したが、これに
限定されないことも勿論で、例えば圧縮コイルス
プリング等の緩衝部材を使用しても同様の効果が
得られる。
なお本考案によると、大型の樹脂製エンクロー
ジヤを車体に締結した場合でも、車室内温度の変
化により発生する車体とエンクロージヤとの熱膨
張、収縮量(長さ)の差を吸収することができ
る。
[考案の効果] 以上述べたように、この考案の軸受構造によれ
ば、筒状軸受が軸心方向に波形ばね座金を介して
摺動自在に支承されているため、キヤビネツトの
組付けをするための調節を容易ならしめることが
でき、また軸心方向の衝撃を容易に吸収すること
ができる。また、軸体と一体に回動する板ばねを
配設し、かつこれと係合する回転止め用突起並び
に数個の回転規制用係合溝を軸受支持フレームの
側面に配設したため、これらの係合により軸体及
び筒状軸受の回転角度を規制することができ、か
つこの回動範囲内に所定位置に軸体及び筒状軸受
を介してキヤビネツトを好みの位置に係止するこ
ができる。さらに、軸受支持フレーム、全周スリ
ーブ軸受、軸体、締結部材等に充分強度を持たせ
ることにより、軸心を通り軸直角方向に荷重に対
し充分な強度を保ちうる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る軸受構造の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同上組立状態を示す縦
断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4
図は同上板ばねと軸受支持フレームの側面に配設
されている回転止め用の突起及び回転規制用係合
溝との係合を説明するための側面図、第5図はこ
の考案の軸受を使用してエンクロージヤ型キヤビ
ネツトを保持させた使用例を示す斜視図、第5A
図はキヤビネツト筒状軸受へ組付ける状態の斜視
図、第6図は従来の緩衝装置を兼ねた軸受の一例
を示す縦断面図、第7図は従来の軸受の他の例を
示す軸心に垂直な方向の断面図である。 1……軸受支持フレーム、2……全周スリーブ
軸受、4……軸体、8……ねじ部、10……突
起、11……キー溝、12……筒状軸受、15…
…波形ばね座金、16……鍔、17……波形ばね
座金、18,19,20……扇形切欠部、23…
…平座金、24……ナツト、27……板ばね、2
8,28′,29,29′……折曲部、30,31
……係合突起、33……爪、34……係合溝列、
35……回転止め用の突起、38……エンクロー
ジヤ型スピーカキヤビネツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸体の端部を貫通させる貫通孔が形成された軸
    受支持フレームと、 中空部分を前記貫通孔と一致させて前記軸受支
    持フレームと一体に固設された全周スリーブ軸受
    と、 前記全周スリーブ軸受の中空部分に嵌入支持さ
    れる軸部と、この軸部と段差をもつて大径に形成
    された段部とを有する軸体と、 前記全周スリーブ軸受の外周面に摺接して回動
    可能に支持され、かつ内側に前記軸体の段部に対
    応する段付側面が形成されると共に前記全周スリ
    ーブ軸受の開口端部に対応する鍔が形成された筒
    状軸受と、 前記筒状軸受が前記軸体によつて前記全周スリ
    ーブ軸受に取付けられた状態において、前記筒状
    軸受の鍔と前記全周スリーブ軸受の開口端部との
    間に装着されて両者を弾性的に係合させる第1の
    弾性部材および前記筒状軸受の段付側面と前記軸
    体の段部との間に装着されて両者を弾性的に係合
    させる第2の弾性部材と、 を有することを特徴とする軸受構造。
JP1986059634U 1986-04-22 1986-04-22 Expired JPH0440020Y2 (ja)

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JPS5012610U (ja) * 1973-05-30 1975-02-08
JPS53155047U (ja) * 1977-05-09 1978-12-06

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