JPH0440117B2 - - Google Patents
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- JPH0440117B2 JPH0440117B2 JP60048699A JP4869985A JPH0440117B2 JP H0440117 B2 JPH0440117 B2 JP H0440117B2 JP 60048699 A JP60048699 A JP 60048699A JP 4869985 A JP4869985 A JP 4869985A JP H0440117 B2 JPH0440117 B2 JP H0440117B2
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- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B23K11/063—Lap welding
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
〈発明の目的〉
産業上の利用分野
本発明は表面被覆鋼板から成る缶胴のマツシユ
シーム溶接方法に係り、詳しくは、表面被覆金属
板のブランク材を円筒状に成型した缶胴のラツプ
継手を上下のローラ電極間で上下のワイヤ電極を
介在させて加熱通電加熱して圧潰し、ラツプ継手
を溶融させることなく連続した加熱圧着部によつ
て接合して溶接する溶接方法に係る。 従来の技術 従来から、抵抗溶接の一つとしてシーム溶接
(Seam welding)が知られ、シーム溶接は縫い
合わせ溶接とも云われている。一方、シーム溶接
によると、耐密性に優れ縫い合わされた溶接継手
が得られるところから、液体等の輸送パイプ、燃
料タンク、ドラム缶、食品缶、高圧内容物の収容
用の缶の溶接に用いられ、得ようとしている溶接
継手の種別や、鋼板等の被溶接材の特性等から
種々のシーム溶接法が提案されている。 すなわち、シーム溶接のうちで最も一般的なラ
ツプシーム溶接(lap seam welding)では、鋼
板を重ね合わせてオーバラツプ継手(以下、ラツ
プ継手という。)を形成し、このラツプ継手は円
板状の電極、つまり、ローラ電極によつて上下か
らはさみ、加圧下で通電して溶接される。このシ
ーム溶接は、所謂スポツト溶接と同様な抵抗溶接
であると云われ、ローラ電極によりスポツト溶接
が連続的にくり返されているとみることができ
る。溶接時には、交流電圧の周期的印加によつて
通電が規則的に行なわれ、中心部が加熱溶融され
てナゲツトが形成され、その周囲にコロナボンド
と称する圧着部が形成され、主として、このナゲ
ツトによつて接着される溶接継手が得られる。こ
のシール溶接継手では、上下の鋼板で連続して形
成されるナゲツトによつて縫い合わされているた
め、縫い合わせ溶接法とも云われ気密性や水密性
に優れている。 しかしながら、従来例のラツプシーム溶接で
は、上下のローラ電極がラツプ継手に接触できる
接触面の幅がラツプ継手の幅よりも小さいことか
ら、得られる溶接継手において溶接ビードの両側
に不着部分が残る。その後、溶接継手を合成樹脂
で被覆しても、両側の不着部分には樹脂がのりに
くく、この不着部分から腐食が進行し、不着部分
の端部がエツジ化しているため、取扱い時に手を
切つたりすることもある。このため、溶接ビード
の両側に不着部分を残さない溶接方法として、マ
ツシユ・シーム溶接法(mash seam welding)
が提案実施されている。 マツシユ・シーム溶接法は、ラツプシーム溶接
を改善したもので、ラツプ継手の幅よりも大きい
幅を持つ上下のローラ電極により、ラツプ継手を
加圧溶融して押しつぶす、つまり、マツシユする
ことによりシーム溶接する方法であつて、溶接ビ
ードの両側の不着部分は押しつぶされることにな
るため、不着部分は残らない。しかし、飲料缶や
食品缶はすずめつき鋼板等の表面被覆鋼板にロー
ラ電極を直接接触させてマツシユ・シーム溶接す
ると、すず等の被覆金属がローラ電極外周の接触
面に移行し汚染される。 このところから、特公昭44−25213号公報や特
公昭54−4686号公報ならびに特公昭54−26213号
公報に示す方法が提案されている。 すなわち、前者の特公昭44−25213号に示す方
法は、ローラ電極の外周面に導電性帯材を介在さ
せ、この導電性帯材を介してめつき鋼板のオーバ
ラツプ継手をシーム溶接する方法である。この溶
接方法は、マツシユ溶接でなく、通常のラツプシ
ーム溶接であつて、溶接ビードの両側に不着部分
が残り、飲料缶や食品缶等には不適当である。 後者の特公昭54−4686号公報や特公昭54−
26213号公報に示す溶接方法は、介在させるワイ
ヤ電極の幅をラツプ継手の幅より大きくし、ワイ
ヤ電極を介在させた条件でマツシユ溶接する方法
である。 しかし、何れの方法も、溶接時のローラ電極外
周面の汚染を防止するために、導電性帯状材やワ
イヤ電極を介在させるもので、得られる溶接継手
では、一部を溶融してナゲツトを形成しており、
とくに、板厚0.15〜0.25mm程度の如く薄板化して
いる今日では飲料缶や食品缶に不適当である。 更に、飲料缶や食品缶に適用されるブランク材
は、ほとんどがすずめつき鋼板であつて、その表
面には樹脂塗料で印刷され、どうしても、樹脂塗
料の焼付過程では、重ね合わせたラツプ継手の表
面が変化してすず一鉄の合金層が局部的に不均一
に形成されているため、ナゲツト形成のために比
較的大きな電流を流すと、必ずしもナゲツトが均
一かつ連続に生成できない。このため、溶接後に
底板や蓋を付けるためのフランジの形成等の加工
等を行なうと、ナゲツト材質がブランク材の母材
の材質とは全く異なつたものになつているため、
フランジ形成加工に耐えられないほか、ナゲツト
そのものが不均一のため、フランジ形成加工のと
きにこの部分が破損することもある。 すなわち、飲料缶や食品缶等のブランク材は、
表面に予めラツプ継手の形成部分を除いて樹脂塗
料で所定の文字、図形を印刷し、その塗膜を焼付
けられている。この焼付け時には、ラツプ継手の
ところの未塗装の表面の性状が変化し、例えば、
すずめつき層のすずの一部は鉄と合金化し、溶接
時の接触抵抗がばらつき、更に、焼付けによつて
炭素化した樹脂塗料の一部が入り、溶接継手では
一部が局部的に溶融して所謂散り等が起こり、更
に、一部で浮上り等の溶接欠陥が生じる。この場
合に、後者のマツシユ溶接法をとると、ラツプ継
手の幅が板厚の3〜6倍であるため、板厚0.2mm
の如くきわめて薄いブランク材でも、ラツプ継手
の幅として0.8mm程度とる必要があり、このラツ
プ継手で溶接時にナゲツトを形成するのには、電
流をなるべく多く流す必要があり、板厚そのもの
は薄いため、電流調整を僅かでも誤ると、溶融部
分が多くなり、一部で溶け落ちなどが起こり、フ
ランジ形成加工に耐えられない。 更に、ラツプ継手の幅が大きいことは、その側
縁と中央部又はセンターライン附近とでは電流密
度が大巾に異なるようになり、この差によつて側
縁が局部的に溶融し、所謂散りが発生し、これを
除去するために、溶接後に溶接継手の手入れも必
要になる。なお、ラツプ継手の幅が大きいことに
ともなつて、ワイヤ電極の径は大きくなり、高価
な鋼線を1回の使用で廃棄することになるから、
経済性も損なわれ、鋼板等のブランク材の使用量
が増大し、この面からも、経済性が損なわれる。 更に、後者のマツシユ溶接法は、ワイヤ電極の
接触面の幅がラツプ継手の幅の2〜3倍の如くラ
ツプ継手の幅に比べて小さい。これは操作上、上
下のワイヤ電極に対するラツプ継手の位置を規制
することがきわめてむづかしい。 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的に
は、表面被覆鋼板のブランク材の両側縁を互いに
重ね合わせて形成した缶胴のラツプ継手を上下の
ローラ電極との間にワイヤ電極を介在させて通電
して溶接する際に、ブランク材の板厚に関連させ
てラツプ継手の幅ならびに上下のワイヤ電極がラ
ツプ継手に接触できうる接触面の幅を、得られる
溶接継手で、未溶融状態で加熱圧着された加熱圧
着部が形成される範囲に定め、その上、隣接加熱
圧着部の中心間の間隔を0.8±0.2mmの範囲に規制
するよう、電圧又は電流を調整して溶接する方法
を提案する。 〈発明の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明は、従来例のラツプ又はマツ
シユ溶接法はラツプ継手の一部を溶融してナゲツ
トを形成するため、今日の如くなるべく薄いブラ
ンク材が好ましいとされる飲料缶、食品缶等で
は、上記の通りの問題があるというところに着目
し、ラツプ継手を溶融させることなく均一に加熱
し、この条件で、上下のワイヤ電極によつて加圧
力を加えて大きな塑性変性を与えつつ圧着する。
更に、この加熱圧着部は連続的に形成し、その隣
接加熱圧着部の中心距離は0.8±0.2mmの範囲に規
制し、加熱圧着部の一部を溶融させることなく、
重なり合わせて連続化し、フランジ加工に耐えう
る機械的強度を持つ溶接継手を得る。 そこで、本発明方法について更に詳しく説明す
ると、次の通りである。 なお、第1図は本発明方法を実施する際に使用
する溶接装置の一例のワイヤ電極の送給系統を線
図的に示す説明図であり、第2図は第1図に示す
溶接装置の上下のローラ電極ならびにワイヤ電極
とブランク材から成る缶胴との関係を示す正面図
であり、第3図はブランク材の厚さ、ラツプ部の
幅ならびにワイヤ電極の幅の関連を示す説明図で
あり、第4図aは本発明法によつて得られる溶接
継手の一例の平面図であり、第4図bは第4図a
のA−A線上の断面図であり、第5図はSnメツ
キ量と溶接電流との関係を示すグラフであり、第
6図は溶接継手と缶胴の母材との硬度の関係を示
すグラフである。 まず、第1図において、符号1は下側の溶接ア
ーム、2は上側の溶接アームを示し、下側の溶接
アーム1は通常固定されているのに対し、上側の
溶接アーム2は矢印方向に旋回自在に構成されて
いる。両溶接アーム1,2の先端にそれぞれ上下
のローラ電極3,4が回転自在に取付けられてい
る。これら両ローラ電極3,4の外周面には、そ
の円周に沿つて、第2図に示す如く溝3a,4a
が形成され、これら溝3a,4aには断面がほぼ
偏平、若しくは方形、更に、だ円形断面状であつ
て、しかも、第3図に示す如く、その接触面5a
の幅が缶胴6のラツプ継手12の幅Gに対し3倍
以上に保持したワイヤ電極5が供給される。 なお、この形状のワイヤ電極5は、従来例と同
様に、円形断面の銅線を一対の圧潰ロール7a,
7bによつて成型し、これを上下のローラ電極
3,4に供給するようにすると、連続的に供給で
きる。 次に、上下の両ワイヤ電極5の間においては、
缶胴6が供給され、上下のワイヤ電極5が介在さ
れて缶胴6のラツプ継手12は加圧され、とく
に、ラツプ継手12の幅が缶胴6を構成するブラ
ンク材の板厚tの3倍以下の如くせまいと、ラツ
プ継手12は電流の溶接方向ならびにその直角方
向のフリンジング制限されて均一に加熱され、更
に、ラツプ継手12の容量(板厚t)×幅Gがき
わめて小さいことから、ラツプ継手12は容易に
圧潰され、溶融させることなく、圧着される。な
お、上下のローラ電極3,4の間には、従来例の
シーム溶接と同様に、所定周期毎に極性が変化す
る電圧、例えば、正弦波、台形波、く形波等の電
圧がかけられるが、この際には、後記の如く、電
圧又は電流を調整し、周期的印加によつて形成さ
れる加熱圧着部のうち、隣接加熱圧着部の中心間
隔が0.8±0.2mmになるようにする。 なお、上下のワイヤ電極5は必ずしも第1図に
示す如く一つのものとして構成しなくとも、別個
のものとして供給することもできる。 更に、一対の圧潰ロール7a,7bを具える圧
潰装置7で、連続的に例えば、だ円状若しくは偏
平状の断面に成型するときに伸び、この伸びの吸
収のために圧潰装置7の前にブレーキ装置6aを
設けて、成形後の伸びを検出装置8によつて求
め、この値に対応するよう、圧潰装置7の回転数
を制御するのが好ましい。また、ラツプ継手12
の加熱圧着の間のワイヤ電極の伸び吸収のため
に、検出装置10によつてワイヤ電極5の伸びを
実測し、この測定値に対応させて巻上げプーリ1
1の回転数を制御するのが好ましい。使用後のワ
イヤ電極5はカツタ11でカツトしてスクラツプ
化する。 また、缶胴6(第2図参照)は方形に切断した
ブランク材を筒状に丸め、両側縁をオーバラツプ
させて所定の幅のラツプ継手12が形成されたも
ので、この成型は自動若しくは手動、更に、半自
動の何れでも行なわれる。 以上の通り、上下のローラ電極3,4間で加熱
圧着する場合、厚さt0.5mm以下のブランク材の缶
胴6のラツプ継手12の幅Gに対し、上下のワイ
ヤ電極5,5の各接触面の幅Wを3倍以上の如く
大きくすると共に、ラツプ継手12の幅Gはブラ
ンク材の板厚tの3倍以下の如く小さくする。更
に、第4図aならびにbに示す如く、溶接部13
において溶接することなく加熱圧着される各加熱
圧着部13aが連続され、隣接加熱圧着部13a
の中心の間隔dが0.8±0.2mmになるよう、電流ま
たは電圧を調整する。 ワイヤ電極をラツプ継手の全面に接触させて溶
接する場合には、ローラ電極間で直接溶接する場
合と相違して、ラツプ継手の側縁の電流密度が高
くなり、この部分の温度が上昇し、側縁はこの温
度上昇にともなつて抵抗も大きくなり、入熱量も
増加して少なくともその一部が溶融を開始する。
一方、この側縁の熱は中央部又は中心部に熱伝導
され、その部分も溶融し、これらが併さつて所謂
ナゲツト部(碁石状の溶融部)が形成され、更
に、ナゲツト部の周辺には圧着部が形成される。
このナゲツトの形成によつて所定強度の溶接継手
が得られる。 しかしながら、例えば、溶接速度7m/秒の如
く、高速溶接する場合、電流、電圧を高めて大巾
に入熱量をふやさないと、側縁からの熱伝導が不
十分になり、形成されるナゲツト部が必ずしも碁
石状に成形されることなく、側縁に切欠き部分や
突起が生成し、継手強度が局部的に低下する。更
に、溶接後に端部を丸めるフランジ加工の際にも
この切欠き部分等から破断し易く、破断しなくと
も、このところから高圧の液状内容物が突出され
てきわめて危険である。一方、入熱量を高める場
合、最近の如く、缶胴の材質が改良され、板厚
0.5mm以下、とくに、0.15〜0.2mm程度まで薄板化
している場合には、ラツプ継手の溶融範囲が大巾
に拡大し、溶接そのものが不可能になることも多
い。 このところから、本発明方法では、溶融凝固に
よるナゲツトの形成を行なわずに、連続する加熱
圧着部によつて溶接継手を形成し、しかも、加熱
圧着部の形成によつて所定の継手強度を保持する
ために、ラツプ継手ならびにワイヤ電極の各幅を
板厚との関係で定めると共に、隣接加熱圧着部間
の間隔dが適正範囲になるよう、電流、電圧を調
整して溶接する。 更に詳しく説明すると、溶接中ラツプ継手12
には所謂電流のフリンジングが起こり、側縁の電
流密度が大きく、中心部やセンタ部の電流密度が
低くなる傾向にあることは、上記の通りである。
しかし、ラツプ継手12の幅Gが板厚tの3倍以
下の如くせまいため、両側縁の高電流密度による
発熱は、速やかに中心部やセンタ部に熱伝導し、
ラツプ継手12全体にわたつて定常温度に近づ
き、局部的にも溶融を起こさずに、溶接時の加圧
によつて、良好な形状の加熱圧着部が形成でき
る。また、上下の口ーラ電極3,4に偏平断面の
ワイヤ電極5,5が接触し、とくに、溶接開始時
には、ワイヤ電極の側縁と中心部との電流密度が
相違し、この差がはじめの溶接性を左右する。し
かし、ワイヤ電極12の幅がラツプ継手の幅Gの
3倍をこえるほど大きいと、溶接中、ラツプ継手
12にはワイヤ電極5,5の側縁を除かれた電流
密度が一定に保たれたところが接触し、その加熱
が均一に行なわれて溶接性が損なわれることがな
い。 更に、上下のワイヤ電極5,5の接触面の幅W
に対してなるべくラツプ継手12の幅Gを極端に
小さくしておくと、上記の如くラツプ継手12の
全体が均一に加熱できるほか、きわめて大きな加
圧力が与えられ、ナゲツトを形成せずに良好に加
熱圧着できる。 更に、食品缶、飲料缶や、高圧内容物の収容用
缶では、両端に蓋や底をつけるために、端部にフ
ランジ部を形成するフランジ加工が必要で、溶接
継手の硬度が母材と同等に近い必要がある。従つ
て、このような溶接継手を得るのには、従来例の
如く、一部に溶融を前提とするナゲツトを形成す
る溶接法は好ましくなく、溶接継手の一部に大電
流が流れて局部的に溶融するのも好ましくない。 このところにおいても、本発明は、上記の如
く、溶接継手の一部でも溶融させることなく均一
に加熱圧着し、その上で、各加熱圧着部の間隔が
適正範囲に規制し、隣接加熱圧着部の一部が重な
り合つても、その量はきわめて僅かにできる。 また、ブランク材の表面には、通常、すず等の
めつきや、他の化成処理による金属被覆層、樹脂
塗料層などが存在し、これらによつてラツプ継手
側縁部の表面性状が変化している。例えば、すず
めつき層はSn−Feの合金部分とSn部分とから成
つて、側縁ではSn部分がFeと相当合金化してほ
とんどなく、接触抵抗にバラツキが発生し、圧着
時の変形抵抗が大きくなる危険がある。しかしな
がら、この条件下でも、加熱圧着部によつて溶接
継手を形成する場合には、溶融部分が生成しない
ことから、ラツプ継手の幅と板厚とによつてラツ
プ継手の熱容量が規制されるため、ブランク材側
縁の表面性状の変化、接触抵抗や変形抵抗の変化
をそれほど考慮する必要がない。 しかし、加熱圧着部の連続化ならびに溶接継手
での溶融部の形成をさける上では、更に、隣接加
熱圧着部13aの中心の間隔d(第4図a参照)
が0.8±0.2mm、つまり、1.0〜0.6mmになるよう、
電圧又は電流、とくに、その周期を調整すること
が必要である。 すなわち、間隔が上限の1.0mmをこえて加熱圧
着部を連続化させるためには、電流量をふやす必
要がある。しかし、電流量を多くすると、板厚が
0.5mm以下の如く薄くラツプ継手の幅がせまいた
め、入熱量が過剰になつて溶融部が生成する。一
方、溶融部を形成しないと、加熱圧着部が小さく
なり、隣接加熱圧着部間に不着部分が残つて、そ
の部分から内容物がもれて好ましくない。これに
反し、間隔が下限の0.6mm以下で連続化させると
きは、溶接速度が低下し、生産性で支障があるほ
か、どうしても、隣接加熱圧着部13aが重なり
合うことが多くなり、とくに、この重合部分には
くり返して加熱されるため溶融しがちになつて好
ましくない。 また、上下の各ワイヤ電極の接触面の幅Wは、
上記のところから、ラツプ部の幅Gの3倍以上に
とる必要があるが、とくに、3倍を含まない範囲
若しくは3.1倍以上にとることが好ましい。この
ようにすると、上記の如く、電流密度の均一化、
ラツプ継手の良好な圧潰が達成できるが、高価な
ワイヤ電極の節減、ローラ電極とラツプ継手の接
触状態の保持が達成でき、更に補足すると、ラツ
プ継手の接触面が表面樹脂塗料の焼付時にすず等
の合金化によつて変化していても、大きな加圧力
を加えることができ、表面層を破壊して十分な塑
性変形が与えられ、良好な圧着が得られる。 なお、隣接加熱圧着部間の間隔は溶接電圧若し
くは電流の周波数と溶接速度の関数として与えら
れるため、これらを所望に応じて調整することが
できるが、一般には、生産性の上から溶接速度を
一定に定めて、電流若しくは電圧の周波数をコン
バータ等の電気機器により変化させるのが好まし
い。 また、溶接時の電流ピーク値は主としてブラン
ク材の表面性状、ラツプ継手の幅等との関連で決
められるが、通常は2800〜4400A程度、ラツプ継
手の幅が大きくなるにしたがつて大きくする。ま
た、表面被覆鋼板のときは被覆金属量がふえる
と、これに対応して電流ピーク値を高めて入熱量
をふやす必要がある。例えば、ラツプ継手の幅が
0.6mm内外のときは、4100〜4300A、0.4mmのとき
は3700〜3900A程度、例えば、ラツプ継手の幅が
0.4mmのときでも、Snメツキ量5.5〜6.0g/mm2のと
きには、3700〜4200A、8.0〜8.5g/mm2のときに
は、3750〜4200A、11.0〜11.50g/mm2のときには、
3780〜4300Aの如く、やや増加させるのが好まし
い。 また、加圧力は溶接速度、ラツプ継手の幅、ブ
ランク材の板厚等に関連し、とくに、良好な圧着
を得るのに接触面において15〜60Kg/mm2の範囲に
調整する。すなわち、溶接速度を上げる必要があ
るときは、加圧力を高くする必要があり、ちなみ
に、溶接速度45m/秒のときには50〜60Kg/mm2の
範囲とし、溶接速度7m/秒のときには15〜20
Kg/mm2の範囲にする。 実施例 実施例 1 まず、第1表に示す化学組成と機械的性質を持
つ板厚0.5〜0.15mmの鋼板を用意し、この各鋼板
の表面に電気メツキによつて第2表に示すよう
に、各種メツキ層をつけて、このブランク材を円
筒状に丸めて缶胴を形成した。これら缶胴の中
で、板厚0.20mm、ラツプ継手の幅0.4mmのものを、
銅線ワイヤ(径1.38mm)を偏平形状の断面に圧潰
し、幅1.8mmのワイヤ電極を得て、第1図に示す
装置で正弦波の電流を通電して加圧溶接した。こ
の際における加熱圧着部が連続して得られる場合
のSnのメツキ量と溶接電流の範囲とを求めたと
ころ、第5図に示す通りであつた(なお、斜線部
分が加熱圧着の可能範囲である)。この結果、Sn
量の増加とともに圧着可能範囲の電流ピーク値が
拡大することがわかつた。更に、このように得ら
れた溶接部継手のうちで、一つの代表例をとつて
母材のところから連続してビツカース硬さを求め
たところ、第6図の通りであつた。第6図でaの
部分は母材、bの部分はラツプ継手、つまり溶接
継手であつて、両者の間でほとんど硬度に変化の
ないことがわかつた。 次に、第2表で#25で示すSnメツキ鋼板を第
3表の通りに溶接条件を変化させて溶接した。こ
の際には、加圧力は45〜52Kg/mm2、溶接速度は
41.9m/分とし、周波数を調整して加熱圧着部の
間隔を変化させた。 この結果は第3表に示す通りであつた。
シーム溶接方法に係り、詳しくは、表面被覆金属
板のブランク材を円筒状に成型した缶胴のラツプ
継手を上下のローラ電極間で上下のワイヤ電極を
介在させて加熱通電加熱して圧潰し、ラツプ継手
を溶融させることなく連続した加熱圧着部によつ
て接合して溶接する溶接方法に係る。 従来の技術 従来から、抵抗溶接の一つとしてシーム溶接
(Seam welding)が知られ、シーム溶接は縫い
合わせ溶接とも云われている。一方、シーム溶接
によると、耐密性に優れ縫い合わされた溶接継手
が得られるところから、液体等の輸送パイプ、燃
料タンク、ドラム缶、食品缶、高圧内容物の収容
用の缶の溶接に用いられ、得ようとしている溶接
継手の種別や、鋼板等の被溶接材の特性等から
種々のシーム溶接法が提案されている。 すなわち、シーム溶接のうちで最も一般的なラ
ツプシーム溶接(lap seam welding)では、鋼
板を重ね合わせてオーバラツプ継手(以下、ラツ
プ継手という。)を形成し、このラツプ継手は円
板状の電極、つまり、ローラ電極によつて上下か
らはさみ、加圧下で通電して溶接される。このシ
ーム溶接は、所謂スポツト溶接と同様な抵抗溶接
であると云われ、ローラ電極によりスポツト溶接
が連続的にくり返されているとみることができ
る。溶接時には、交流電圧の周期的印加によつて
通電が規則的に行なわれ、中心部が加熱溶融され
てナゲツトが形成され、その周囲にコロナボンド
と称する圧着部が形成され、主として、このナゲ
ツトによつて接着される溶接継手が得られる。こ
のシール溶接継手では、上下の鋼板で連続して形
成されるナゲツトによつて縫い合わされているた
め、縫い合わせ溶接法とも云われ気密性や水密性
に優れている。 しかしながら、従来例のラツプシーム溶接で
は、上下のローラ電極がラツプ継手に接触できる
接触面の幅がラツプ継手の幅よりも小さいことか
ら、得られる溶接継手において溶接ビードの両側
に不着部分が残る。その後、溶接継手を合成樹脂
で被覆しても、両側の不着部分には樹脂がのりに
くく、この不着部分から腐食が進行し、不着部分
の端部がエツジ化しているため、取扱い時に手を
切つたりすることもある。このため、溶接ビード
の両側に不着部分を残さない溶接方法として、マ
ツシユ・シーム溶接法(mash seam welding)
が提案実施されている。 マツシユ・シーム溶接法は、ラツプシーム溶接
を改善したもので、ラツプ継手の幅よりも大きい
幅を持つ上下のローラ電極により、ラツプ継手を
加圧溶融して押しつぶす、つまり、マツシユする
ことによりシーム溶接する方法であつて、溶接ビ
ードの両側の不着部分は押しつぶされることにな
るため、不着部分は残らない。しかし、飲料缶や
食品缶はすずめつき鋼板等の表面被覆鋼板にロー
ラ電極を直接接触させてマツシユ・シーム溶接す
ると、すず等の被覆金属がローラ電極外周の接触
面に移行し汚染される。 このところから、特公昭44−25213号公報や特
公昭54−4686号公報ならびに特公昭54−26213号
公報に示す方法が提案されている。 すなわち、前者の特公昭44−25213号に示す方
法は、ローラ電極の外周面に導電性帯材を介在さ
せ、この導電性帯材を介してめつき鋼板のオーバ
ラツプ継手をシーム溶接する方法である。この溶
接方法は、マツシユ溶接でなく、通常のラツプシ
ーム溶接であつて、溶接ビードの両側に不着部分
が残り、飲料缶や食品缶等には不適当である。 後者の特公昭54−4686号公報や特公昭54−
26213号公報に示す溶接方法は、介在させるワイ
ヤ電極の幅をラツプ継手の幅より大きくし、ワイ
ヤ電極を介在させた条件でマツシユ溶接する方法
である。 しかし、何れの方法も、溶接時のローラ電極外
周面の汚染を防止するために、導電性帯状材やワ
イヤ電極を介在させるもので、得られる溶接継手
では、一部を溶融してナゲツトを形成しており、
とくに、板厚0.15〜0.25mm程度の如く薄板化して
いる今日では飲料缶や食品缶に不適当である。 更に、飲料缶や食品缶に適用されるブランク材
は、ほとんどがすずめつき鋼板であつて、その表
面には樹脂塗料で印刷され、どうしても、樹脂塗
料の焼付過程では、重ね合わせたラツプ継手の表
面が変化してすず一鉄の合金層が局部的に不均一
に形成されているため、ナゲツト形成のために比
較的大きな電流を流すと、必ずしもナゲツトが均
一かつ連続に生成できない。このため、溶接後に
底板や蓋を付けるためのフランジの形成等の加工
等を行なうと、ナゲツト材質がブランク材の母材
の材質とは全く異なつたものになつているため、
フランジ形成加工に耐えられないほか、ナゲツト
そのものが不均一のため、フランジ形成加工のと
きにこの部分が破損することもある。 すなわち、飲料缶や食品缶等のブランク材は、
表面に予めラツプ継手の形成部分を除いて樹脂塗
料で所定の文字、図形を印刷し、その塗膜を焼付
けられている。この焼付け時には、ラツプ継手の
ところの未塗装の表面の性状が変化し、例えば、
すずめつき層のすずの一部は鉄と合金化し、溶接
時の接触抵抗がばらつき、更に、焼付けによつて
炭素化した樹脂塗料の一部が入り、溶接継手では
一部が局部的に溶融して所謂散り等が起こり、更
に、一部で浮上り等の溶接欠陥が生じる。この場
合に、後者のマツシユ溶接法をとると、ラツプ継
手の幅が板厚の3〜6倍であるため、板厚0.2mm
の如くきわめて薄いブランク材でも、ラツプ継手
の幅として0.8mm程度とる必要があり、このラツ
プ継手で溶接時にナゲツトを形成するのには、電
流をなるべく多く流す必要があり、板厚そのもの
は薄いため、電流調整を僅かでも誤ると、溶融部
分が多くなり、一部で溶け落ちなどが起こり、フ
ランジ形成加工に耐えられない。 更に、ラツプ継手の幅が大きいことは、その側
縁と中央部又はセンターライン附近とでは電流密
度が大巾に異なるようになり、この差によつて側
縁が局部的に溶融し、所謂散りが発生し、これを
除去するために、溶接後に溶接継手の手入れも必
要になる。なお、ラツプ継手の幅が大きいことに
ともなつて、ワイヤ電極の径は大きくなり、高価
な鋼線を1回の使用で廃棄することになるから、
経済性も損なわれ、鋼板等のブランク材の使用量
が増大し、この面からも、経済性が損なわれる。 更に、後者のマツシユ溶接法は、ワイヤ電極の
接触面の幅がラツプ継手の幅の2〜3倍の如くラ
ツプ継手の幅に比べて小さい。これは操作上、上
下のワイヤ電極に対するラツプ継手の位置を規制
することがきわめてむづかしい。 発明が解決しようとする問題点 本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的に
は、表面被覆鋼板のブランク材の両側縁を互いに
重ね合わせて形成した缶胴のラツプ継手を上下の
ローラ電極との間にワイヤ電極を介在させて通電
して溶接する際に、ブランク材の板厚に関連させ
てラツプ継手の幅ならびに上下のワイヤ電極がラ
ツプ継手に接触できうる接触面の幅を、得られる
溶接継手で、未溶融状態で加熱圧着された加熱圧
着部が形成される範囲に定め、その上、隣接加熱
圧着部の中心間の間隔を0.8±0.2mmの範囲に規制
するよう、電圧又は電流を調整して溶接する方法
を提案する。 〈発明の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明は、従来例のラツプ又はマツ
シユ溶接法はラツプ継手の一部を溶融してナゲツ
トを形成するため、今日の如くなるべく薄いブラ
ンク材が好ましいとされる飲料缶、食品缶等で
は、上記の通りの問題があるというところに着目
し、ラツプ継手を溶融させることなく均一に加熱
し、この条件で、上下のワイヤ電極によつて加圧
力を加えて大きな塑性変性を与えつつ圧着する。
更に、この加熱圧着部は連続的に形成し、その隣
接加熱圧着部の中心距離は0.8±0.2mmの範囲に規
制し、加熱圧着部の一部を溶融させることなく、
重なり合わせて連続化し、フランジ加工に耐えう
る機械的強度を持つ溶接継手を得る。 そこで、本発明方法について更に詳しく説明す
ると、次の通りである。 なお、第1図は本発明方法を実施する際に使用
する溶接装置の一例のワイヤ電極の送給系統を線
図的に示す説明図であり、第2図は第1図に示す
溶接装置の上下のローラ電極ならびにワイヤ電極
とブランク材から成る缶胴との関係を示す正面図
であり、第3図はブランク材の厚さ、ラツプ部の
幅ならびにワイヤ電極の幅の関連を示す説明図で
あり、第4図aは本発明法によつて得られる溶接
継手の一例の平面図であり、第4図bは第4図a
のA−A線上の断面図であり、第5図はSnメツ
キ量と溶接電流との関係を示すグラフであり、第
6図は溶接継手と缶胴の母材との硬度の関係を示
すグラフである。 まず、第1図において、符号1は下側の溶接ア
ーム、2は上側の溶接アームを示し、下側の溶接
アーム1は通常固定されているのに対し、上側の
溶接アーム2は矢印方向に旋回自在に構成されて
いる。両溶接アーム1,2の先端にそれぞれ上下
のローラ電極3,4が回転自在に取付けられてい
る。これら両ローラ電極3,4の外周面には、そ
の円周に沿つて、第2図に示す如く溝3a,4a
が形成され、これら溝3a,4aには断面がほぼ
偏平、若しくは方形、更に、だ円形断面状であつ
て、しかも、第3図に示す如く、その接触面5a
の幅が缶胴6のラツプ継手12の幅Gに対し3倍
以上に保持したワイヤ電極5が供給される。 なお、この形状のワイヤ電極5は、従来例と同
様に、円形断面の銅線を一対の圧潰ロール7a,
7bによつて成型し、これを上下のローラ電極
3,4に供給するようにすると、連続的に供給で
きる。 次に、上下の両ワイヤ電極5の間においては、
缶胴6が供給され、上下のワイヤ電極5が介在さ
れて缶胴6のラツプ継手12は加圧され、とく
に、ラツプ継手12の幅が缶胴6を構成するブラ
ンク材の板厚tの3倍以下の如くせまいと、ラツ
プ継手12は電流の溶接方向ならびにその直角方
向のフリンジング制限されて均一に加熱され、更
に、ラツプ継手12の容量(板厚t)×幅Gがき
わめて小さいことから、ラツプ継手12は容易に
圧潰され、溶融させることなく、圧着される。な
お、上下のローラ電極3,4の間には、従来例の
シーム溶接と同様に、所定周期毎に極性が変化す
る電圧、例えば、正弦波、台形波、く形波等の電
圧がかけられるが、この際には、後記の如く、電
圧又は電流を調整し、周期的印加によつて形成さ
れる加熱圧着部のうち、隣接加熱圧着部の中心間
隔が0.8±0.2mmになるようにする。 なお、上下のワイヤ電極5は必ずしも第1図に
示す如く一つのものとして構成しなくとも、別個
のものとして供給することもできる。 更に、一対の圧潰ロール7a,7bを具える圧
潰装置7で、連続的に例えば、だ円状若しくは偏
平状の断面に成型するときに伸び、この伸びの吸
収のために圧潰装置7の前にブレーキ装置6aを
設けて、成形後の伸びを検出装置8によつて求
め、この値に対応するよう、圧潰装置7の回転数
を制御するのが好ましい。また、ラツプ継手12
の加熱圧着の間のワイヤ電極の伸び吸収のため
に、検出装置10によつてワイヤ電極5の伸びを
実測し、この測定値に対応させて巻上げプーリ1
1の回転数を制御するのが好ましい。使用後のワ
イヤ電極5はカツタ11でカツトしてスクラツプ
化する。 また、缶胴6(第2図参照)は方形に切断した
ブランク材を筒状に丸め、両側縁をオーバラツプ
させて所定の幅のラツプ継手12が形成されたも
ので、この成型は自動若しくは手動、更に、半自
動の何れでも行なわれる。 以上の通り、上下のローラ電極3,4間で加熱
圧着する場合、厚さt0.5mm以下のブランク材の缶
胴6のラツプ継手12の幅Gに対し、上下のワイ
ヤ電極5,5の各接触面の幅Wを3倍以上の如く
大きくすると共に、ラツプ継手12の幅Gはブラ
ンク材の板厚tの3倍以下の如く小さくする。更
に、第4図aならびにbに示す如く、溶接部13
において溶接することなく加熱圧着される各加熱
圧着部13aが連続され、隣接加熱圧着部13a
の中心の間隔dが0.8±0.2mmになるよう、電流ま
たは電圧を調整する。 ワイヤ電極をラツプ継手の全面に接触させて溶
接する場合には、ローラ電極間で直接溶接する場
合と相違して、ラツプ継手の側縁の電流密度が高
くなり、この部分の温度が上昇し、側縁はこの温
度上昇にともなつて抵抗も大きくなり、入熱量も
増加して少なくともその一部が溶融を開始する。
一方、この側縁の熱は中央部又は中心部に熱伝導
され、その部分も溶融し、これらが併さつて所謂
ナゲツト部(碁石状の溶融部)が形成され、更
に、ナゲツト部の周辺には圧着部が形成される。
このナゲツトの形成によつて所定強度の溶接継手
が得られる。 しかしながら、例えば、溶接速度7m/秒の如
く、高速溶接する場合、電流、電圧を高めて大巾
に入熱量をふやさないと、側縁からの熱伝導が不
十分になり、形成されるナゲツト部が必ずしも碁
石状に成形されることなく、側縁に切欠き部分や
突起が生成し、継手強度が局部的に低下する。更
に、溶接後に端部を丸めるフランジ加工の際にも
この切欠き部分等から破断し易く、破断しなくと
も、このところから高圧の液状内容物が突出され
てきわめて危険である。一方、入熱量を高める場
合、最近の如く、缶胴の材質が改良され、板厚
0.5mm以下、とくに、0.15〜0.2mm程度まで薄板化
している場合には、ラツプ継手の溶融範囲が大巾
に拡大し、溶接そのものが不可能になることも多
い。 このところから、本発明方法では、溶融凝固に
よるナゲツトの形成を行なわずに、連続する加熱
圧着部によつて溶接継手を形成し、しかも、加熱
圧着部の形成によつて所定の継手強度を保持する
ために、ラツプ継手ならびにワイヤ電極の各幅を
板厚との関係で定めると共に、隣接加熱圧着部間
の間隔dが適正範囲になるよう、電流、電圧を調
整して溶接する。 更に詳しく説明すると、溶接中ラツプ継手12
には所謂電流のフリンジングが起こり、側縁の電
流密度が大きく、中心部やセンタ部の電流密度が
低くなる傾向にあることは、上記の通りである。
しかし、ラツプ継手12の幅Gが板厚tの3倍以
下の如くせまいため、両側縁の高電流密度による
発熱は、速やかに中心部やセンタ部に熱伝導し、
ラツプ継手12全体にわたつて定常温度に近づ
き、局部的にも溶融を起こさずに、溶接時の加圧
によつて、良好な形状の加熱圧着部が形成でき
る。また、上下の口ーラ電極3,4に偏平断面の
ワイヤ電極5,5が接触し、とくに、溶接開始時
には、ワイヤ電極の側縁と中心部との電流密度が
相違し、この差がはじめの溶接性を左右する。し
かし、ワイヤ電極12の幅がラツプ継手の幅Gの
3倍をこえるほど大きいと、溶接中、ラツプ継手
12にはワイヤ電極5,5の側縁を除かれた電流
密度が一定に保たれたところが接触し、その加熱
が均一に行なわれて溶接性が損なわれることがな
い。 更に、上下のワイヤ電極5,5の接触面の幅W
に対してなるべくラツプ継手12の幅Gを極端に
小さくしておくと、上記の如くラツプ継手12の
全体が均一に加熱できるほか、きわめて大きな加
圧力が与えられ、ナゲツトを形成せずに良好に加
熱圧着できる。 更に、食品缶、飲料缶や、高圧内容物の収容用
缶では、両端に蓋や底をつけるために、端部にフ
ランジ部を形成するフランジ加工が必要で、溶接
継手の硬度が母材と同等に近い必要がある。従つ
て、このような溶接継手を得るのには、従来例の
如く、一部に溶融を前提とするナゲツトを形成す
る溶接法は好ましくなく、溶接継手の一部に大電
流が流れて局部的に溶融するのも好ましくない。 このところにおいても、本発明は、上記の如
く、溶接継手の一部でも溶融させることなく均一
に加熱圧着し、その上で、各加熱圧着部の間隔が
適正範囲に規制し、隣接加熱圧着部の一部が重な
り合つても、その量はきわめて僅かにできる。 また、ブランク材の表面には、通常、すず等の
めつきや、他の化成処理による金属被覆層、樹脂
塗料層などが存在し、これらによつてラツプ継手
側縁部の表面性状が変化している。例えば、すず
めつき層はSn−Feの合金部分とSn部分とから成
つて、側縁ではSn部分がFeと相当合金化してほ
とんどなく、接触抵抗にバラツキが発生し、圧着
時の変形抵抗が大きくなる危険がある。しかしな
がら、この条件下でも、加熱圧着部によつて溶接
継手を形成する場合には、溶融部分が生成しない
ことから、ラツプ継手の幅と板厚とによつてラツ
プ継手の熱容量が規制されるため、ブランク材側
縁の表面性状の変化、接触抵抗や変形抵抗の変化
をそれほど考慮する必要がない。 しかし、加熱圧着部の連続化ならびに溶接継手
での溶融部の形成をさける上では、更に、隣接加
熱圧着部13aの中心の間隔d(第4図a参照)
が0.8±0.2mm、つまり、1.0〜0.6mmになるよう、
電圧又は電流、とくに、その周期を調整すること
が必要である。 すなわち、間隔が上限の1.0mmをこえて加熱圧
着部を連続化させるためには、電流量をふやす必
要がある。しかし、電流量を多くすると、板厚が
0.5mm以下の如く薄くラツプ継手の幅がせまいた
め、入熱量が過剰になつて溶融部が生成する。一
方、溶融部を形成しないと、加熱圧着部が小さく
なり、隣接加熱圧着部間に不着部分が残つて、そ
の部分から内容物がもれて好ましくない。これに
反し、間隔が下限の0.6mm以下で連続化させると
きは、溶接速度が低下し、生産性で支障があるほ
か、どうしても、隣接加熱圧着部13aが重なり
合うことが多くなり、とくに、この重合部分には
くり返して加熱されるため溶融しがちになつて好
ましくない。 また、上下の各ワイヤ電極の接触面の幅Wは、
上記のところから、ラツプ部の幅Gの3倍以上に
とる必要があるが、とくに、3倍を含まない範囲
若しくは3.1倍以上にとることが好ましい。この
ようにすると、上記の如く、電流密度の均一化、
ラツプ継手の良好な圧潰が達成できるが、高価な
ワイヤ電極の節減、ローラ電極とラツプ継手の接
触状態の保持が達成でき、更に補足すると、ラツ
プ継手の接触面が表面樹脂塗料の焼付時にすず等
の合金化によつて変化していても、大きな加圧力
を加えることができ、表面層を破壊して十分な塑
性変形が与えられ、良好な圧着が得られる。 なお、隣接加熱圧着部間の間隔は溶接電圧若し
くは電流の周波数と溶接速度の関数として与えら
れるため、これらを所望に応じて調整することが
できるが、一般には、生産性の上から溶接速度を
一定に定めて、電流若しくは電圧の周波数をコン
バータ等の電気機器により変化させるのが好まし
い。 また、溶接時の電流ピーク値は主としてブラン
ク材の表面性状、ラツプ継手の幅等との関連で決
められるが、通常は2800〜4400A程度、ラツプ継
手の幅が大きくなるにしたがつて大きくする。ま
た、表面被覆鋼板のときは被覆金属量がふえる
と、これに対応して電流ピーク値を高めて入熱量
をふやす必要がある。例えば、ラツプ継手の幅が
0.6mm内外のときは、4100〜4300A、0.4mmのとき
は3700〜3900A程度、例えば、ラツプ継手の幅が
0.4mmのときでも、Snメツキ量5.5〜6.0g/mm2のと
きには、3700〜4200A、8.0〜8.5g/mm2のときに
は、3750〜4200A、11.0〜11.50g/mm2のときには、
3780〜4300Aの如く、やや増加させるのが好まし
い。 また、加圧力は溶接速度、ラツプ継手の幅、ブ
ランク材の板厚等に関連し、とくに、良好な圧着
を得るのに接触面において15〜60Kg/mm2の範囲に
調整する。すなわち、溶接速度を上げる必要があ
るときは、加圧力を高くする必要があり、ちなみ
に、溶接速度45m/秒のときには50〜60Kg/mm2の
範囲とし、溶接速度7m/秒のときには15〜20
Kg/mm2の範囲にする。 実施例 実施例 1 まず、第1表に示す化学組成と機械的性質を持
つ板厚0.5〜0.15mmの鋼板を用意し、この各鋼板
の表面に電気メツキによつて第2表に示すよう
に、各種メツキ層をつけて、このブランク材を円
筒状に丸めて缶胴を形成した。これら缶胴の中
で、板厚0.20mm、ラツプ継手の幅0.4mmのものを、
銅線ワイヤ(径1.38mm)を偏平形状の断面に圧潰
し、幅1.8mmのワイヤ電極を得て、第1図に示す
装置で正弦波の電流を通電して加圧溶接した。こ
の際における加熱圧着部が連続して得られる場合
のSnのメツキ量と溶接電流の範囲とを求めたと
ころ、第5図に示す通りであつた(なお、斜線部
分が加熱圧着の可能範囲である)。この結果、Sn
量の増加とともに圧着可能範囲の電流ピーク値が
拡大することがわかつた。更に、このように得ら
れた溶接部継手のうちで、一つの代表例をとつて
母材のところから連続してビツカース硬さを求め
たところ、第6図の通りであつた。第6図でaの
部分は母材、bの部分はラツプ継手、つまり溶接
継手であつて、両者の間でほとんど硬度に変化の
ないことがわかつた。 次に、第2表で#25で示すSnメツキ鋼板を第
3表の通りに溶接条件を変化させて溶接した。こ
の際には、加圧力は45〜52Kg/mm2、溶接速度は
41.9m/分とし、周波数を調整して加熱圧着部の
間隔を変化させた。 この結果は第3表に示す通りであつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
第3表の結果において各特性は次の通りに求め
た。 (イ) 散りは溶接継手の一部が溶融し、その溶融部
分の一部が溶接継手からとび出したものであ
る。なお、散りの生成によつて溶接継手を塗装
しても塗料のりが悪く、この部分は、溶接後の
手入れが必要である。 (ロ) 気密性は缶胴の中に2.1Kgf/cm2の空気を入
れてそのもれを求めて判定した。 (ハ) フランジ加工性は、缶胴の上端開口部の中に
先細の円柱体を入れて缶胴上端を折返し、この
際の溶接部の剥離、割れを観察し、この現象が
発生しないものを良好とした。 (ニ) 接合強度は、缶胴の他部をおさえて溶接部の
みを一端からペンチで引張つて、途中で溶接部
が切れるものを悪いとし、途中で切れずに全て
の溶接部が引張り分離できたものを良好とし
た。 (ホ) 溶接部分の有無は溶接継手の断面を100倍に
拡大し、一部でも溶融があつたものをありと
し、その程度を示した。 更に、第2表に示すメツキ鋼板の側縁をラツ
プ形成部分として2mm程度とつてその部分を除
いた表面に樹脂塗装し、これを205℃で焼付け
た。このブランク材から缶体を成型し、同様に
溶接した。この結果は上記のところと同様であ
つて、ラツプ継手のところでは、焼付時に表面
のSnが相当合金化され、その部分に塗料の一
部が炭化されて混入していることがわかつたが
支障なく溶接できた。 実施例 2 実施例1と同様に、第1表の鋼板を第4表の如
くNiメツキを行なつて、そのブランク材を缶胴
とし、これを実施例1と同様に溶接した。この結
果は、第5表の通りであつた。このときには、加
圧力を50〜55Kgf/mm2に高めて電流を2800〜
3200A程度に小さくした。
た。 (イ) 散りは溶接継手の一部が溶融し、その溶融部
分の一部が溶接継手からとび出したものであ
る。なお、散りの生成によつて溶接継手を塗装
しても塗料のりが悪く、この部分は、溶接後の
手入れが必要である。 (ロ) 気密性は缶胴の中に2.1Kgf/cm2の空気を入
れてそのもれを求めて判定した。 (ハ) フランジ加工性は、缶胴の上端開口部の中に
先細の円柱体を入れて缶胴上端を折返し、この
際の溶接部の剥離、割れを観察し、この現象が
発生しないものを良好とした。 (ニ) 接合強度は、缶胴の他部をおさえて溶接部の
みを一端からペンチで引張つて、途中で溶接部
が切れるものを悪いとし、途中で切れずに全て
の溶接部が引張り分離できたものを良好とし
た。 (ホ) 溶接部分の有無は溶接継手の断面を100倍に
拡大し、一部でも溶融があつたものをありと
し、その程度を示した。 更に、第2表に示すメツキ鋼板の側縁をラツ
プ形成部分として2mm程度とつてその部分を除
いた表面に樹脂塗装し、これを205℃で焼付け
た。このブランク材から缶体を成型し、同様に
溶接した。この結果は上記のところと同様であ
つて、ラツプ継手のところでは、焼付時に表面
のSnが相当合金化され、その部分に塗料の一
部が炭化されて混入していることがわかつたが
支障なく溶接できた。 実施例 2 実施例1と同様に、第1表の鋼板を第4表の如
くNiメツキを行なつて、そのブランク材を缶胴
とし、これを実施例1と同様に溶接した。この結
果は、第5表の通りであつた。このときには、加
圧力を50〜55Kgf/mm2に高めて電流を2800〜
3200A程度に小さくした。
【表】
【表】
〈発明の効果〉
以上詳しく説明した通り、本発明方法は、表面
被覆鋼板のブランク材の両側縁部を重ね合わせ、
このラツプ継手を、上下のローラ電極の間で上下
のワイヤ電極を介在させて通電加熱溶接する際
に、ラツプ継手の幅の3倍をこえて大きな幅の接
触面を有する上下のワイヤ電極を上下のローラ電
極間に介在させ、更に、ラツプ継手の幅をブラン
ク材の板厚の3倍未満に調整する。このため、溶
接継手は各加熱圧着部が溶融することなく加熱圧
着され、従来例のシーム溶接若しくはマツシユ溶
接で得られるものと相違してナゲツトの生成がな
く、ラツプ継手のところの表面性状や抵抗の変
化、バラツキがあつても、支障なく加熱圧着で
き、ブランク材と溶接継手との硬度も略々同等に
保持でき、フランジ加工性も良好となる。 また、ワイヤ電極がラツプ継手に接触できる
幅、つまり、接触幅がきわめて大きいため、上下
のワイヤ電極に対するラツプ継手の位置の調整が
きわめて容易である。 また、溶接継手における一連の加熱圧着部のう
ちで、隣接加熱圧着部の中心間の間隔を0.8±0.2
mmの範囲内に調整するため、加熱圧着部間で重な
り合うところを最小限におさえて溶融部分を排除
できるとともに、不着部分を残すこともなく、気
密性は十分に保持できる。 更に、ラツプ継手の幅が小さく、熱容量を小さ
くでき、電流密度の均一化がはかられるため、全
体にわたつてより均一に加熱でき、この上に、上
下ローラ電極による加圧力は高められることか
ら、良好な加熱圧着が達成できる。
被覆鋼板のブランク材の両側縁部を重ね合わせ、
このラツプ継手を、上下のローラ電極の間で上下
のワイヤ電極を介在させて通電加熱溶接する際
に、ラツプ継手の幅の3倍をこえて大きな幅の接
触面を有する上下のワイヤ電極を上下のローラ電
極間に介在させ、更に、ラツプ継手の幅をブラン
ク材の板厚の3倍未満に調整する。このため、溶
接継手は各加熱圧着部が溶融することなく加熱圧
着され、従来例のシーム溶接若しくはマツシユ溶
接で得られるものと相違してナゲツトの生成がな
く、ラツプ継手のところの表面性状や抵抗の変
化、バラツキがあつても、支障なく加熱圧着で
き、ブランク材と溶接継手との硬度も略々同等に
保持でき、フランジ加工性も良好となる。 また、ワイヤ電極がラツプ継手に接触できる
幅、つまり、接触幅がきわめて大きいため、上下
のワイヤ電極に対するラツプ継手の位置の調整が
きわめて容易である。 また、溶接継手における一連の加熱圧着部のう
ちで、隣接加熱圧着部の中心間の間隔を0.8±0.2
mmの範囲内に調整するため、加熱圧着部間で重な
り合うところを最小限におさえて溶融部分を排除
できるとともに、不着部分を残すこともなく、気
密性は十分に保持できる。 更に、ラツプ継手の幅が小さく、熱容量を小さ
くでき、電流密度の均一化がはかられるため、全
体にわたつてより均一に加熱でき、この上に、上
下ローラ電極による加圧力は高められることか
ら、良好な加熱圧着が達成できる。
第1図は本発明方法を実施する際に使用する溶
接装置の一例のワイヤ電極の送給系統を線図的に
示す説明図、第2図は第1図に示す溶接装置の上
下のローラ電極ならびにワイヤ電極とブランク材
から成る缶胴との関係を示す正面図、第3図はブ
ランク材の厚さ、ラツプ部の幅ならびにワイヤ電
極の幅の関連を示す説明図、第4図aは本発明法
によつて得られる溶接継手の一例の平面図、第4
図bは第4図aのA−A線上の断面図、第5図は
Snメツキ量と溶接電流との関係を示すグラフ、
第6図は溶接継手と缶胴の母材との硬度の関係を
示すグラフである。 符号、3,4……ローラ電極、5……ワイヤ電
極、6……缶胴、12……ラツプ継手、13……
溶接継手、13a……加熱圧着部、13b……溶
接面、d……隣接加熱圧着部間の距離、W……ワ
イヤ電極の接触面の幅、G……ラツプ継手の幅、
t……缶胴のブランク材の板厚。
接装置の一例のワイヤ電極の送給系統を線図的に
示す説明図、第2図は第1図に示す溶接装置の上
下のローラ電極ならびにワイヤ電極とブランク材
から成る缶胴との関係を示す正面図、第3図はブ
ランク材の厚さ、ラツプ部の幅ならびにワイヤ電
極の幅の関連を示す説明図、第4図aは本発明法
によつて得られる溶接継手の一例の平面図、第4
図bは第4図aのA−A線上の断面図、第5図は
Snメツキ量と溶接電流との関係を示すグラフ、
第6図は溶接継手と缶胴の母材との硬度の関係を
示すグラフである。 符号、3,4……ローラ電極、5……ワイヤ電
極、6……缶胴、12……ラツプ継手、13……
溶接継手、13a……加熱圧着部、13b……溶
接面、d……隣接加熱圧着部間の距離、W……ワ
イヤ電極の接触面の幅、G……ラツプ継手の幅、
t……缶胴のブランク材の板厚。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面被覆鋼板のブランク材の両側縁部を重ね
合わせて缶胴を成型し、この缶胴のオーバラツプ
継手を上下のローラ電極の間で上下にワイヤ電極
を介在させて通電加圧溶接し、このオーバラツプ
継手の幅を前記ブランク材の板厚の3倍未満(3
倍を含まず)に調整すると共に、前記各上下のワ
イヤ電極が前記オーバラツプ継手に接触できる接
触面の幅を前記オーバラツプ継手の幅の3倍をこ
えて(3倍を含まず)調整する缶胴のマツシユシ
ーム溶接方法において、 溶融されることなく加熱圧着されて連続的に形
成される加熱圧着部のうち、隣接加熱圧着部の中
心間の間隔が0.8±0.2mmの範囲内になるよう、電
流又は電圧を調整してマツシユシーム溶接するこ
とを特徴とする表面被覆鋼板から成る缶胴のマツ
シユシーム溶接方法。 2 表面被覆鋼板のうち、表面にすずメツキされ
た鋼板のブランク材の両側縁部を重ね合わせて缶
胴を成型し、この缶胴のオーバラツプ継手を上下
のローラ電極の間で上下のワイヤ電極を介在させ
て通電加圧溶接し、このオーバラツプ継手の幅を
前記ブランク材の板厚の3倍未満(3倍を含ま
ず)に調整すると共に、前記各上下のワイヤ電極
が前記オーバラツプに接触できる接触面の幅を前
記オーバラツプ継手の幅の3倍をこえて(3倍を
含まず)調整する缶胴のマツシユシーム溶接方法
において、 溶融されることなく加熱圧着されて連続的に形
成される加熱圧着部のうち、隣接加熱圧着部の中
心間の間隔が0.8±0.2mmの範囲内になるよう、電
流又は電圧を調整し、前記缶胴のオーバラツプ継
手のところのすずメツキ量の増加に対応して溶接
電流量をふやすことを特徴とする表面被覆鋼板か
ら成る缶胴のマツシユシーム溶接方法。 3 前記表面被覆鋼板を、表面に合成樹脂塗膜を
形成した表面被覆鋼板とすることを特徴とする特
許請求の範囲第1項または第2項記載の表面被覆
鋼板から成る缶胴のマツシユシーム溶接方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048699A JPS61206576A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 金属板等から成る缶胴のラツプ継手の溶接方法 |
| EP86103055A EP0194608B1 (en) | 1985-03-11 | 1986-03-07 | Method of lap welding can blank consisting of metal sheet or the like |
| DE8686103055T DE3666164D1 (en) | 1985-03-11 | 1986-03-07 | Method of lap welding can blank consisting of metal sheet or the like |
| US06/838,502 US4732026A (en) | 1985-03-11 | 1986-03-11 | Method of lap welding eventual can blank consisting of metal sheet or the like |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60048699A JPS61206576A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 金属板等から成る缶胴のラツプ継手の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206576A JPS61206576A (ja) | 1986-09-12 |
| JPH0440117B2 true JPH0440117B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=12810554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60048699A Granted JPS61206576A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | 金属板等から成る缶胴のラツプ継手の溶接方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4732026A (ja) |
| EP (1) | EP0194608B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61206576A (ja) |
| DE (1) | DE3666164D1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1189926B (it) * | 1986-02-18 | 1988-02-10 | Cefin Spa | Metodo per il raffreddamento del filo continuo di copertura di rulli di saldatura di una macchina per la saldatura in continuo di elementi tubolari |
| US4839491A (en) * | 1987-11-13 | 1989-06-13 | Van Dorn Company | Method for forming a metal cylindrical container |
| IT1233943B (it) * | 1989-02-22 | 1992-04-22 | Cefin Spa | Metodo per la saldatura in continuo di corpi scatolari cilindrici e relativa macchina di attuazione |
| CH680344A5 (ja) * | 1990-01-29 | 1992-08-14 | Elpatronic Ag | |
| JP2678839B2 (ja) * | 1991-07-30 | 1997-11-19 | 株式会社ネピユー技研 | 一旦マッシュシーム溶接に供せられたワイヤの再使用装置 |
| JP2580923B2 (ja) * | 1991-12-27 | 1997-02-12 | 日本鋼管株式会社 | 溶接缶用ラミネート鋼板とその製造方法 |
| JP3350932B2 (ja) * | 1995-02-22 | 2002-11-25 | トヨタ自動車株式会社 | シーム溶接方法およびシーム溶接装置 |
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| EP0802011A3 (de) * | 1996-04-19 | 1998-02-04 | Elpatronic Ag | Verfahren zum Verbinden von zwei Metallfolien |
| CA2297035C (en) * | 1997-12-30 | 2004-04-27 | Rieter Automotive (International) Ag | Method for producing an insulating pack for an insulating part |
| FR2832337B1 (fr) * | 2001-11-22 | 2004-01-23 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif et procede de soudage hybride |
| US20070262056A1 (en) * | 2006-05-15 | 2007-11-15 | James Schwaegler | Tailor-Welded Blank and Method of Forming Same |
| JP4925470B2 (ja) * | 2008-07-01 | 2012-04-25 | 雅幸 井爪 | 印刷機用版製造装置 |
| US10252376B2 (en) * | 2009-03-03 | 2019-04-09 | U-Haul International, Inc. | Welded lap joint with corrosive-protective structure |
| CN102596481B (zh) * | 2009-07-31 | 2015-04-15 | 高周波热炼株式会社 | 焊接构造构件及焊接方法 |
| BR112015014376B1 (pt) * | 2012-12-18 | 2019-09-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Aparelho de soldagem por costura, método de soldagem por costura, dispositivo de controle de robô e método de controle de robô |
| US9840752B2 (en) * | 2014-05-27 | 2017-12-12 | Keystone Engineering Company | Method and apparatus for performing a localized post-weld heat treatment on a thin wall metallic cylinder |
| US20180001370A1 (en) | 2014-05-28 | 2018-01-04 | Taylor-Winfield Technologies, Inc. | Barrel tank seam welder system |
| US20150343507A1 (en) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | Taylor-Winfield Technologies, Inc. | Barrel tank seam welder system |
| JP2016055337A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 高周波熱錬株式会社 | 溶接方法及び溶接構造物 |
| JP7027122B2 (ja) * | 2017-10-27 | 2022-03-01 | シロキ工業株式会社 | 車両用ドアサッシュのシーム溶接方法 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3596043A (en) * | 1969-04-11 | 1971-07-27 | Southern Can Co | Method of seam welding overlapping workpieces |
| DE2150016A1 (de) * | 1971-10-07 | 1973-04-12 | Miebach Gmbh Hugo | Vorrichtung zum verbinden von sich ueberlappenden bandenden durch eine rollennahtschweissung |
| US3834010A (en) * | 1972-09-19 | 1974-09-10 | R Wolfe | Method for forming welded seam can bodies |
| DE2532976B2 (de) * | 1975-03-19 | 1978-03-23 | Opprecht, Paul, Bergdietikon, Aargau (Schweiz) | Vorrichtung zum halb- oder vollautomatischen elektrischen Widerstands-Längsnahtschweifien von Dosenkörpern |
| JPS544686A (en) * | 1977-06-13 | 1979-01-13 | Kyupi Kk | Method of making enclosed container for retort food |
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| GB1569060A (en) * | 1978-05-30 | 1980-06-11 | Metal Box Co Ltd | Apparatus for welding |
| EP0038646B1 (en) * | 1980-04-22 | 1983-10-05 | Toyo Seikan Kaisha Limited | Method of manufacturing a welded can body |
| JPS59179278A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-11 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 溶接金属缶胴体の製造装置 |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP60048699A patent/JPS61206576A/ja active Granted
-
1986
- 1986-03-07 EP EP86103055A patent/EP0194608B1/en not_active Expired
- 1986-03-07 DE DE8686103055T patent/DE3666164D1/de not_active Expired
- 1986-03-11 US US06/838,502 patent/US4732026A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0194608B1 (en) | 1989-10-11 |
| EP0194608A1 (en) | 1986-09-17 |
| JPS61206576A (ja) | 1986-09-12 |
| DE3666164D1 (en) | 1989-11-16 |
| US4732026A (en) | 1988-03-22 |
| US4732026B1 (ja) | 1991-04-16 |
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