JPH0440448Y2 - - Google Patents

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JPH0440448Y2
JPH0440448Y2 JP5191688U JP5191688U JPH0440448Y2 JP H0440448 Y2 JPH0440448 Y2 JP H0440448Y2 JP 5191688 U JP5191688 U JP 5191688U JP 5191688 U JP5191688 U JP 5191688U JP H0440448 Y2 JPH0440448 Y2 JP H0440448Y2
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thin plate
fluorescent agents
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synthetic resin
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  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は植物の栽培施設に関するものであり、
特に植物の生育に有用な光線を補給する栽培施設
に関するものである。
「従来の技術」 近年、弱光線下(秋〜冬)ハウス又はトンネル
内で有用植物を促成栽培する、いわゆる施設園芸
が極めて広く行なわれ、生鮮野菜、果物、花卉等
の安定供給に活用されてきた。
このような施設園芸を行なうハウス又はトンネ
ルの被覆材として熱可塑性合成樹脂製のフイル
ム、シート等の薄板又はガラス板等が使用されて
いるが弱光線下の施設園芸では植物生育に要する
温度及び光線が不足する場合が多く、より促成栽
培効果をあげるにはこの温度及び光線の補給が要
求される。
ハウス又はトンネル内の温度補給は暖房機の投
入、被覆材の多層張り等を用いたシステムが確立
されている。しかし光線の補給については電灯に
よる方法あるいは紫外光を有用な光線スペクトル
に変換して補給する方法など知られているが、費
用がかかり過ぎたり、又十分にその効果を発揮す
るに到つていないなど未だ満足すべき技術は確立
されていないのが現状である。
植物の成長、成熟に有効に作用する光線は栽培
する植物により多少異なるが、一般には400〜
500nm、600〜700nmが光合成に重要であり、特
に開花には600〜700nmの波長光線が必要といわ
れている。そして紫外光である380nmの光線は有
害の場合が多い。従つて弱光線下の光線補給には
太陽光線で植物生育に利用されない紫外線側の光
線を光質変換して有用な光線として活用すること
が望ましい。すなわち植物生育に不要な紫外光な
どの光線を植物生育に必要な光線だけに波長変換
して、それを補給して照射してやることである。
この波長変換する方法としては蛍光剤を適当な量
配合した合成樹脂製フイルム、シート等の利用が
特公昭49−16301号に記載されている。
また、波長変換をするシステムとして合成樹脂
に蛍光体を配合し、薄板とし、板表面から入射、
吸収された光エネルギーを高分子膜中で内部反射
をくり返しエツジ面から発光する薄板(以下これ
を波長変換薄板という。)、例えばBayer社製
LISA(商品名)を用いるものが存在し、これは広
告表示に用いられている。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案者らは、弱光線下の施設園芸において、
直達日射に加えて通常ならば利用されない太陽光
線を捕集して植物の生育に必要な光に変換し、露
地あるいはハウス内の植物に補給することによ
り、良好な栽培条件をつくり有利な施設栽培を行
なおうとするものである。
「問題を解決するための手段」 すなわち本考案は表面より吸収した太陽光線を
栽培する植物に有用な波長域の光に変換する蛍光
剤を配合した合成樹脂製の細長の薄板であつて、
表面より吸収した太陽光線を変換して薄板エツジ
部より発光する多数の薄板及びこれを支持する固
定架台からなる植物の生育に有用な光線を補給す
る栽培施設に関する。
以下、本考案の栽培施設を詳細に説明する。
本考案における波長変換薄板を構成する合成樹
脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレートのようなアクリル系樹脂、ポリエ
チレンテレフタレートのようなポリエステル類が
あげられるがポリ塩化ビニル、ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体が特に好ましい。
本考案において用いられる蛍光剤としては、ジ
アミノスチルベンジルスルホン酸誘導体、ジスチ
リルベンゼンの誘導体のようなスチルベン型蛍光
剤;ベンジジン系誘導体、ベンジジンスルホン系
誘導体、ジアミノフルオレン系誘導体のようなジ
アミノジフエニル型蛍光剤;イミダゾール型蛍光
剤;イミダゾロン型蛍光剤;トリアゾール型蛍光
剤;チアゾール型蛍光剤;オキサゾール型蛍光
剤;クマリン型蛍光剤;カルボスチリル型蛍光
剤;ナフタールイミド型蛍光剤;ピラゾリン系蛍
光剤及びジヒドロピリジン系蛍光剤のように、現
在市販されている有機蛍光剤のほか、バナジン酸
イツトリウムのユーロピウム付活体(YVO4
Eu);リン酸ストロンチウム・マグネシウムの錫
付活体[(SrMg)3(PO42:Sn]、フツ化ゲルマニ
ウム酸マグネシウムのマンガン付活体
(3.5MgO・0.5MgF2・GeO2:Mn)等の無機蛍光
剤があげられる。
上記蛍光剤を合成樹脂に配合する割合は、蛍光
剤の種類、発光特性、効率等、によつて適宜決定
されるが、基体となる合成樹脂に混合して薄板と
する場合には、基体合成樹脂に対して0.01〜5重
量%の範囲で使用される。
本考案に係わる波長変換薄板としての合成樹脂
製の薄板の形状は特に限定されないが、厚みは
0.1〜5mmの範囲が好ましく巾については1〜40
cmの範囲が好ましい。
本考案において波長変換薄板を支持する固定架
台の材質は、木材、金属又は硬質合成樹脂等特に
制限はない。固定架台は多数の波長変換薄板が上
下に適当な間隔をあけて略水平に並ぶように固定
するための、多数の切り込みが設けてある構造と
する。この切り込みは露地、ハウス又はトンネル
内の植物の方向に波長変換薄板のエツジ面が垂直
になるようにあわせ、かつ太陽光線を採り入れや
すいように角度をつけると特に好ましい。又、固
定架台の大きさは光線補給を対象とする植物やハ
ウス又はトンネルの大きさにより適宜決定され
る。一般には、例えばハウス内の植物に補給する
場合にはハウスの高さより若干高くすることが好
ましい。
以下図面に沿つて更に本考案の栽培施設を説明
する。
第1図は、本考案の栽培施設の一実施例の一使
用態様を示す概略斜視図、第2図は固定架台の部
分拡大図を示す。
図中1は波長変換薄板、2は固定架台、3はハ
ウス又はトンネル、4は補助脚、5は切り込みを
それぞれ示す。
蛍光剤の配合された合成樹脂製の波長変換薄板
1を固定架台2の切り込み5に挿入し、ハウス又
はトンネル3の北側に設置する。固定架台2を土
壌に立てて設置する場合、植物に波長変換薄板の
エツジ面がハウス又はトンネル内の植物に相対す
るように切り込み5に角度をつける。又、切り込
みに角度をつけない場合には栽培施設全体を傾斜
させることもできる。又、エツジの角度を変える
こともできる、固定架台2は土壌に埋め込んだ立
てかけて固定してもよいが、固定架台2を移動可
能にするために補助脚4により立てかける構造と
してもよい。波長変換薄板下面及び植物にむかい
あわない3方向のエツジ面に光を反射する被覆材
をつけてより効率よい光の補給をすることもでき
る。
「考案の効果」 本考案は次のように効果を奏し、その実用的利
用価値は極めて大である。
本考案に係る栽培施設を用いると本来ならば栽
培すべき植物に照射されない太陽光や利用されな
い輻射光を捕集吸収して、植物に有効な光線に変
換し、植物に照射することができ、弱光線下での
植物の栽培を有利に行なうことを可能にする点、
その貢献度は大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので第1図は
本考案の栽培施設の一使用態様を示す概略斜視
図、第2図は固定架台の形状と波長変換薄板の固
定状態を示す部分拡大説明図である。 1……波長変換薄板、2……固定架台、3……
ハウス又はトンネル、4……補助脚、5……切り
込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面より吸収した太陽光線を栽培する植物に有
    用な波長域の光に変換する蛍光剤を配合した合成
    樹脂製の細長の薄板であつて、表面より吸収した
    太陽光線を変換して薄板エツジ部より発光する多
    数の薄板及びこれを支持する固定架台からなる植
    物の生育に有用な光線を補給する栽培施設。
JP5191688U 1988-04-18 1988-04-18 Expired JPH0440448Y2 (ja)

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JP5191688U JPH0440448Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18

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JP5191688U JPH0440448Y2 (ja) 1988-04-18 1988-04-18

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JPH01155748U JPH01155748U (ja) 1989-10-26
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JP5549405B2 (ja) * 2010-06-16 2014-07-16 株式会社デンソー 植物生産システム

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