JPH0440563Y2 - - Google Patents

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JPH0440563Y2
JPH0440563Y2 JP8337985U JP8337985U JPH0440563Y2 JP H0440563 Y2 JPH0440563 Y2 JP H0440563Y2 JP 8337985 U JP8337985 U JP 8337985U JP 8337985 U JP8337985 U JP 8337985U JP H0440563 Y2 JPH0440563 Y2 JP H0440563Y2
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permanent
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、毛髪にパーマネントウエーブをかけ
る際に使用するパーマネント用紙状物に関する。
さらに詳しくは2浴式コールドパーマネント法に
用いるロツド巻き用紙状物であつて、それぞれの
薬液により紙状物の色彩が変化するパーマネント
用紙状物に関する。
〔従来技術〕
コールドパーマネント法では、いわゆるエンド
ペーパーと称する小片の紙状物を用いて毛髪を支
え、多数の小さなロツドに巻き付けられ、その上
に水性の薬液が塗布される。この水性の薬液とし
て2浴式コールドパーマネント法では、還元性の
第1液と酸化性の第2液とが用いられる。第1液
はチオグリコール酸アンモニウム、チオグリコー
ル酸モノエタノールアミン、L−システイン、モ
ノエタノールアミン、炭酸水素アンモニウムなど
のいずれかを主成分とし、弱アルカリ性で還元性
を有する。また第2液は臭素酸カリウム、臭素酸
ナトリウムなどを主成分とし、弱酸性で酸化性を
有する。各薬液は乳白色または無色透明で他の色
彩を有しない。コールドパーマネント法では第1
液、第2液を所定処理時間(個人差により5〜20
分)をおいて塗布することによりエンドペーパー
に吸収、保水された薬液が順次毛髪に移行しパー
マネントが形成、固定される。
従来のエンドペーパーは柔かく耐水性のある薄
手の不織布または薄葉紙で任意の色彩を有する。
そして前記両薬液に対しては安定であり、その色
彩が変化することはない。エンドペーパー上に塗
布される薬液の均一性の判断は専ら美容師などの
経験や勘によつてなされており、これをチエツク
するためにロツドに巻き付けた毛髪の一部を解き
ほぐすなどの労力と時間を要し、また塗りむら、
塗り忘れ等の問題もあつた。本考案者はこれらの
問題を染料の色彩の変化によつて解決することを
試みた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
トリフエニルメタン染料、アントラキノン染料
などはハイドロサルフアイト、フオルムアルデヒ
ドスルフオネートなどの還元剤で処理すると、一
時的に無色のロイコ化合物になるが、空気酸化に
よつてまた、もとの色にもどる性質がある。上記
還元剤は染色工業において抜染剤として用いられ
ている。しかし上記染料に対する還元性の第1液
の作用は知られていない。同様に酸化性の第2液
の作用についても知られていない。さらに抜染は
完全脱色を目的とし、還元浴中に脱色助剤として
界面活性剤を加え、繊維が空気酸化により復色し
ないようロイコ化合物を繊維から引きはがすもの
である。
本考案は前記染料の酸化型還元型の関係と還
元性の第1液、酸化性の第2液の作用とを結びつ
けて、染着繊維上で所定時間(たとえば3〜5
分)内に上記の可逆反応が起る条件を見出し本考
案に至つた。本考案においてはロイコ化合物を繊
維から引きはがすものではない。ロイコ化合物は
水溶性であり繊維になお親和力を有するが、第1
液中に溶出した部分は第2液により復色し不溶性
の色むらとなるので、美容に用いる材料としては
好ましくないからである。ロイコ化合物の溶出防
止は基材繊維の種類、染料の種類、染法、定着剤
の種類と使用量、染着処理条件などを選択するこ
とにより行うことができるが、通常染色工業で行
われる染色物の湿潤堅牢度を向上させるための処
理、たとえば酸性染料によるナイロン不織布の染
色において行われるタンニン酸浴中での高温処理
などは、その条件によつては前記の可逆反応時間
を著しく遅延させるので本考案の目的を達成する
ことはできない。本考案は前記のように薬液塗布
後、数分以内に消色、復色が起るように構成した
ものである。
〔考案の目的〕
本考案は特定の染料を用いて合目的的に紙状物
を染着し、その染着染料と両薬液とが経時的に反
応して現われる色彩の変化により、パーマネント
作業中に生じやすい薬液の塗りむら、塗り忘れ等
を防止し、美容師等の労力の軽減に役立つパーマ
ネント用紙状物を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案により2浴式コールドパーマネント法に
用いる着色紙状物において、該着色紙状物は還元
によりロイコ化合物となる染料を染着したもので
あり、還元性のコールドパーマネント薬液により
消色し、かつ酸化性のコールドパーマネント薬液
により復色するパーマネント用紙状物が提供され
る。
以下、図面に基づいて本考案の構成を説明す
る。図は本考案のパーマネント用紙状物の断面
図、1は本考案が特定する染料を染着した染色繊
維である。
(還元によりロイコ化合物となる染料) 還元によりロイコ化合物となる染料とは還元剤
の作用によつてロイコ化合物(無色)となり、酸
化により復色する公知の染料であり、化学構造上
からは次のものを例示できる。ジフエニルメタン
染料、トリフエニルメタン染料、キサンテン染
料、チアジン染料、アジン染料、アントラキノン
染料、チアゾール染料、オキサジン染料、インド
シアニン染料。本考案では還元剤として2浴式コ
ールドパーマネント法における還元性の第1液を
用い、また酸化剤として酸化性の第2液を用いる
からこれらの薬液と反応するものが選択される。
この選択された染料を以下、本考案にかゝる染料
という。前記したように第1液としてはチオグリ
コール酸アンモニウムなどを例示でき、第2液と
しては臭素酸カリウムなどを例示できるが、それ
ぞれ2浴式コールドパーマネント法に用いうるも
のであればよく、これらに限定されるものではな
い。本考案においては実用上、基材の繊維組成、
染法などを決定したうえ、本考案の作用効果を発
揮しうる染料を前記本考案にかゝる染料のなかか
ら更に選択して用いる。従つて染法からする分
類、即ち酸性染料、塩基性染料、建染〆染料、硫
化染料、その他の区別によつて制限されるもので
はない。染着すべき基材の繊維組成には制限はな
く天然繊維、再生繊維、合成繊維等いずれも用い
ることができる。ロイコ化合物の溶出防止と消
色、復色速度との関係については次の実施の態様
において具体的に説明する。
〔実施の態様〕
本考案の好適な1例としてナイロン不織布と酸
性染料を用いた場合について述べる。
染料としては酸性染料(商品名Acid Brilliant
milling Green B,トリフエニルメタン染料、
保土谷化学工業製、以下単に酸性染料という)、
基材として坪量23g/m2の未染色のナイロン不織
布を用いた。以下%は固形分の重量%である。上
記ナイロン不織布を酸性染料の濃度0.5%、温度
50℃の温水溶液(PH5.2)に5分間浸漬した。水
洗後、定着剤(商品名デイマフイツクスES、ナ
イロン用酸性染料固着剤、明成化学工業製)の濃
度10%、20℃水溶液(PH1.2)に1分間浸漬、水
洗した。これを温度105℃で2分間乾燥し本考案
の青緑色のパーマネント用紙状物を製造した。こ
の試料にチオグリコール酸アンモニウムを主成分
とする第1液(PH9.20、マンダム社製)を塗布し
たところ青緑色は約3分で完全に消色した。次い
でブロム酸カリウムを主成分とする第2液(PH
4.83、マンダム社製)を塗布したところ約5分で
もとの青緑色に復色した。この場合に、色むらは
殆ど認められなかつた。そして上記した消色、復
色は美容院での実用試験においても認めることが
できた。比較試験として一般の染色工業の技術に
従い、上記染着不織布を90〜95℃で約30分間蒸熱
して染色物の湿潤堅牢度を向上させたものは、第
1液による消色に数時間以上を要し本考案の目的
は達成できなかつた。
〔考案の効果〕
前述のように、本考案のパーマネント用紙状物
は、第1液によつてその紙状物の色彩が消失する
ので同液の塗布の有無および均一性を視覚判断で
きること、また第2液によつて復色するので同液
の塗布の有無および均一性を視覚判断できること
などにより、パーマネント薬液の均一塗布が容易
となる。また、美容師などの労力の軽減に役立つ
ものである。なお、本考案のパーマネント用紙状
物は、黄、紫、赤など各種の色彩のものを得るこ
とができる。
本考案とは作用が異なるが効果が同一性である
染料として、各種のPH指示薬を挙げることができ
る。前記したように第1液は弱アルカリ性、第2
液は弱酸性を示すので、これらの薬液によつて分
解されない指示薬は本考案の目的に用いることが
できる。たとえば指示薬リトマスを染着した赤色
の紙状物は、実施の態様で用いた第1液により青
色に変化し、さらに第2液の塗布により赤色を回
復する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のパーマネント用紙状物の断面図で
あり、1は染色繊維を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2浴式コールドパーマネント法に用いる着色紙
    状物において、該着色紙状物は還元によりロイコ
    化合物となる染料を染着したものであり、還元性
    のコールドパーマネント薬液により消色し、かつ
    酸化性のコールドパーマネント薬液により復色す
    ることを特徴とするパーマネント用紙状物。
JP8337985U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH0440563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8337985U JPH0440563Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JP8337985U JPH0440563Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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Publication Number Publication Date
JPS61198601U JPS61198601U (ja) 1986-12-11
JPH0440563Y2 true JPH0440563Y2 (ja) 1992-09-24

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ID=30631958

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