JPH0441244Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441244Y2 JPH0441244Y2 JP1986109367U JP10936786U JPH0441244Y2 JP H0441244 Y2 JPH0441244 Y2 JP H0441244Y2 JP 1986109367 U JP1986109367 U JP 1986109367U JP 10936786 U JP10936786 U JP 10936786U JP H0441244 Y2 JPH0441244 Y2 JP H0441244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- hole
- nozzle holder
- needle valve
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はデイーゼルエンジン用ノズルホルダと
りわけプレインジエクシヨン型のノズルホルダに
関するものである。
りわけプレインジエクシヨン型のノズルホルダに
関するものである。
デイーゼルエンジン用ノズルホルダのひとつと
してプレインジエクシヨン型(ドツジプランジヤ
付き)のものがある。このプレインジエクシヨン
型ノズルホルダは、クランク軸の回転角度に対応
してまず少量の燃料をパイロツト噴射し、これが
ピストンボア内で燃焼したところで主噴射を行う
ことにより燃焼効率の向上を図るようにしたもの
で、一般に、特開昭57−159954号のように、ノズ
ル内に挿入した針弁をノズルホルダ本体に内挿し
たスプリングで閉弁側に付勢するとともに、この
スプリングと直列状にピストンを組み込んだ構造
となつている。
してプレインジエクシヨン型(ドツジプランジヤ
付き)のものがある。このプレインジエクシヨン
型ノズルホルダは、クランク軸の回転角度に対応
してまず少量の燃料をパイロツト噴射し、これが
ピストンボア内で燃焼したところで主噴射を行う
ことにより燃焼効率の向上を図るようにしたもの
で、一般に、特開昭57−159954号のように、ノズ
ル内に挿入した針弁をノズルホルダ本体に内挿し
たスプリングで閉弁側に付勢するとともに、この
スプリングと直列状にピストンを組み込んだ構造
となつている。
従つてこのノズルホルダでは燃料噴射ポンプか
ら圧送された燃料の供給系として、ノズル側(針
弁外周の油溜)への供給系とピストン増圧用の供
給系とが必要である。その構成として、前記先行
技術では、機関筒数より1つ以上余分にポンプ筒
を用いてピストン作動の制御を行う関係から、ノ
ズルホルダ本体側部にノズル側への燃料供給口を
設け、これと別にノズルホルダ本体後端に、ピス
トンヘツドに通ずる供給口を設けている。このた
め余分なポンプ筒を付設しなければならない不利
に加え、燃料入り口がピストン上方に設けられる
ため、エンジン本体のシリンダブロツクに取り付
けたときに噴射ポンプとの接続の自由度に乏し
く、エンジンの各種シリンダ配置(直列型、V
型、水平型)に自在に対応しがたいという問題が
あつた。
ら圧送された燃料の供給系として、ノズル側(針
弁外周の油溜)への供給系とピストン増圧用の供
給系とが必要である。その構成として、前記先行
技術では、機関筒数より1つ以上余分にポンプ筒
を用いてピストン作動の制御を行う関係から、ノ
ズルホルダ本体側部にノズル側への燃料供給口を
設け、これと別にノズルホルダ本体後端に、ピス
トンヘツドに通ずる供給口を設けている。このた
め余分なポンプ筒を付設しなければならない不利
に加え、燃料入り口がピストン上方に設けられる
ため、エンジン本体のシリンダブロツクに取り付
けたときに噴射ポンプとの接続の自由度に乏し
く、エンジンの各種シリンダ配置(直列型、V
型、水平型)に自在に対応しがたいという問題が
あつた。
この対策として、ノズルホルダ本体の軸線方向
後端部に燃料供給口を設け、ここからノズルへの
通油路を穿設し、該油通路の一部を分岐してピス
トン上部に導くようにした場合、ポンプからの圧
油がノズル側とピストン押し側室に作用して針弁
より受圧面積の大きいピストンがすぐに移動して
しまうため、スプリングが圧縮されて開弁圧が高
く設定され、意図するパイロツト噴射を実現でき
なくなり、また、燃料入り口がやはりピストン上
方に設けられることによる不都合を避けられな
い。
後端部に燃料供給口を設け、ここからノズルへの
通油路を穿設し、該油通路の一部を分岐してピス
トン上部に導くようにした場合、ポンプからの圧
油がノズル側とピストン押し側室に作用して針弁
より受圧面積の大きいピストンがすぐに移動して
しまうため、スプリングが圧縮されて開弁圧が高
く設定され、意図するパイロツト噴射を実現でき
なくなり、また、燃料入り口がやはりピストン上
方に設けられることによる不都合を避けられな
い。
そこで本考案は前記のようなプレインジエクシ
ヨン型ノズルホルダの問題点を解消し、パイロツ
ト噴射−主噴射という機能を発揮し得てしかも燃
料入り口をノズルホルダ本体の後側部に設けるこ
とが可能で、噴射ポンプへの接続の自由度が大き
く、シリンダヘツド上でエンジン側の望む角度か
ら燃料を供給することができ、また、部品数も少
なく、コンパクトなこの種ノズルホルダを提供し
ようとするものである。
ヨン型ノズルホルダの問題点を解消し、パイロツ
ト噴射−主噴射という機能を発揮し得てしかも燃
料入り口をノズルホルダ本体の後側部に設けるこ
とが可能で、噴射ポンプへの接続の自由度が大き
く、シリンダヘツド上でエンジン側の望む角度か
ら燃料を供給することができ、また、部品数も少
なく、コンパクトなこの種ノズルホルダを提供し
ようとするものである。
この目的を達成するため本考案は、ノズル内に
進退自在に挿入された針弁を開弁方向に付勢する
スプリングと、該スプリングを支持するピストン
を備え、第1段階においてはピストンが後退位置
にあつて針弁のみが開弁して噴射が行われ、次い
でピストンが着座位置から移動して針弁を閉弁側
に押圧することで噴射量を減少させ、第2段階で
はピストンの変位により設定された高い開弁圧で
針弁がリフトし主噴射が行われる形式のノズルホ
ルダにおいて、ノズルホルダ本体が上端に拡大し
た段付穴を持つ筒孔を有し、この筒孔にピストン
が摺動自在に挿入されると共に、ピストンは段付
き穴を閉じる部材に接する着座位置からの移動で
受圧面積が切り替えられるように段付穴に遊装さ
れる拡大した頭部を備え、ピストンは頭部から所
要深さの盲穴を有し、該盲穴は、ノズルホルダ本
体の軸線と交差する方向に伸びるノズル側への通
油路より分岐したピストン作動用通油路と通孔を
介して常時連通する一方、頭部下に設けた逃し孔
により段付穴と通じ、かつ盲穴はピストンが着座
位置にあるときに段付き穴を閉じる部材により上
端が閉じられるようになつている構成としたもの
である。
進退自在に挿入された針弁を開弁方向に付勢する
スプリングと、該スプリングを支持するピストン
を備え、第1段階においてはピストンが後退位置
にあつて針弁のみが開弁して噴射が行われ、次い
でピストンが着座位置から移動して針弁を閉弁側
に押圧することで噴射量を減少させ、第2段階で
はピストンの変位により設定された高い開弁圧で
針弁がリフトし主噴射が行われる形式のノズルホ
ルダにおいて、ノズルホルダ本体が上端に拡大し
た段付穴を持つ筒孔を有し、この筒孔にピストン
が摺動自在に挿入されると共に、ピストンは段付
き穴を閉じる部材に接する着座位置からの移動で
受圧面積が切り替えられるように段付穴に遊装さ
れる拡大した頭部を備え、ピストンは頭部から所
要深さの盲穴を有し、該盲穴は、ノズルホルダ本
体の軸線と交差する方向に伸びるノズル側への通
油路より分岐したピストン作動用通油路と通孔を
介して常時連通する一方、頭部下に設けた逃し孔
により段付穴と通じ、かつ盲穴はピストンが着座
位置にあるときに段付き穴を閉じる部材により上
端が閉じられるようになつている構成としたもの
である。
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
る。
第1図と第2図は本考案によるデイーゼルエン
ジン用ノズルホルダの一実施例を示すもので、1
はノズルホルダ本体、2は該ノズルホルダ本体1
の前側に配されたノズルで、袋ナツト12により
ノズルホルダ本体1と一体に連結されている。
ジン用ノズルホルダの一実施例を示すもので、1
はノズルホルダ本体、2は該ノズルホルダ本体1
の前側に配されたノズルで、袋ナツト12により
ノズルホルダ本体1と一体に連結されている。
前記ノズル2には先端部がノズル弁座部に接離
される針弁3が内挿され、針弁3の後端の軸部に
ノズルホルダ本体1に形成したスプリング室13
に延びるプツシユロツド11が嵌装されている。
される針弁3が内挿され、針弁3の後端の軸部に
ノズルホルダ本体1に形成したスプリング室13
に延びるプツシユロツド11が嵌装されている。
4はノズルホルダ本体1の後端頂面からスプリ
ング室13と同一軸線上に形成されたピストン用
の筒孔であり、孔端部位に拡大した段付穴14が
設けられ、先端側は環状溝15を介してスプリン
グ室13と通じている。
ング室13と同一軸線上に形成されたピストン用
の筒孔であり、孔端部位に拡大した段付穴14が
設けられ、先端側は環状溝15を介してスプリン
グ室13と通じている。
5は燃料供給用の通油路であり、ノズルホルダ
本体1の上側にこれの軸線方向と交差する関係で
穿設され、後端側がコネクチングパイプ16によ
り燃料入口17が形成され、供給パイプを介して
燃料噴射ポンプに接続されるようになつており、
先端側はスプリング室13の側方に延びてノズル
ホルダ本体1の先端面に到り、ノズル2に穿設し
た通油路18を介して針弁外周の油溜に連通して
いる。
本体1の上側にこれの軸線方向と交差する関係で
穿設され、後端側がコネクチングパイプ16によ
り燃料入口17が形成され、供給パイプを介して
燃料噴射ポンプに接続されるようになつており、
先端側はスプリング室13の側方に延びてノズル
ホルダ本体1の先端面に到り、ノズル2に穿設し
た通油路18を介して針弁外周の油溜に連通して
いる。
6はピストンであり、上部に前記段付穴14に
遊嵌する頭部19を備え、下部先端には前記スプ
リング室13に嵌まる軸部21が形成され、軸部
先端と前記プツシユロツド後端との間に開弁圧調
整用シム22を介して針弁3を付勢するスプリン
グ23が介装されている。
遊嵌する頭部19を備え、下部先端には前記スプ
リング室13に嵌まる軸部21が形成され、軸部
先端と前記プツシユロツド後端との間に開弁圧調
整用シム22を介して針弁3を付勢するスプリン
グ23が介装されている。
さらに、ピストン6の中心部には、頭部19の
端面から所要深さの盲穴7が穿設されている。こ
の盲穴7は、本考案においてピストン6を軸線方
向に変位させる受圧面を構成するもので、その盲
穴7径(受圧面径)D1は、前記通油路5を通し
て針弁3に作用する力よりも小さな力をピストン
6に与えるような寸法に作られている。
端面から所要深さの盲穴7が穿設されている。こ
の盲穴7は、本考案においてピストン6を軸線方
向に変位させる受圧面を構成するもので、その盲
穴7径(受圧面径)D1は、前記通油路5を通し
て針弁3に作用する力よりも小さな力をピストン
6に与えるような寸法に作られている。
また、前記ピストン頭部下面に対向する段付穴
14の底にはピストンリフト量設定用のシム24
が装着されるとともに、このシム24に対応する
本体部分には盲穴7と通じる逃し孔25が穿設さ
れ、ピストン頭部頂面はピストン径dと等しい径
Dの平坦部190とこれから所要角度の勾配で下
傾する斜面191とが設けられている。
14の底にはピストンリフト量設定用のシム24
が装着されるとともに、このシム24に対応する
本体部分には盲穴7と通じる逃し孔25が穿設さ
れ、ピストン頭部頂面はピストン径dと等しい径
Dの平坦部190とこれから所要角度の勾配で下
傾する斜面191とが設けられている。
8は前記ノズル側への通油路5にから分岐形成
されたピストン作動用通油路であり、先端が前記
筒孔4に開孔し、ピストン6にはこの開孔に対応
する位置に、盲穴7に到る通孔26が穿設されて
いる。
されたピストン作動用通油路であり、先端が前記
筒孔4に開孔し、ピストン6にはこの開孔に対応
する位置に、盲穴7に到る通孔26が穿設されて
いる。
9はノズルホルダ本体1の後端外周に螺合され
るキヤツプナツトであり、キヤツプナツト9の内
側にはピストン6の頭部平坦部190と接しピス
トン6のストツパと高圧シールを図るブツシユ1
0が装着されている。
るキヤツプナツトであり、キヤツプナツト9の内
側にはピストン6の頭部平坦部190と接しピス
トン6のストツパと高圧シールを図るブツシユ1
0が装着されている。
その他図面において、27はノズルホルダ本体
1の中間部外周に設けた取付けフランジである。
1の中間部外周に設けた取付けフランジである。
本考案によるデイーゼルエンジン用ノズルホル
ダは、図示しない取付けフランジによりシリンダ
ヘツドに固定され、コネクチングパイプ16によ
り燃料噴射ポンプからの供給パイプに接続され
る。この場合、本考案は燃料供給口17がノズル
ホルダ本体1の軸線方向端部でなくこれと交差す
る関係位置に設けられ、ピストン6の作動に不可
欠な燃料の供給がノズルへの通油路5から分岐し
た通油路8を介して、かつまたピストン内部を通
して行われるためノズルホルダ本体1の軸線方向
後端は閉止構造でよく、従つて燃料噴射ポンプと
の接続の自由度が大きい。
ダは、図示しない取付けフランジによりシリンダ
ヘツドに固定され、コネクチングパイプ16によ
り燃料噴射ポンプからの供給パイプに接続され
る。この場合、本考案は燃料供給口17がノズル
ホルダ本体1の軸線方向端部でなくこれと交差す
る関係位置に設けられ、ピストン6の作動に不可
欠な燃料の供給がノズルへの通油路5から分岐し
た通油路8を介して、かつまたピストン内部を通
して行われるためノズルホルダ本体1の軸線方向
後端は閉止構造でよく、従つて燃料噴射ポンプと
の接続の自由度が大きい。
すなわち、本考案においては、燃料噴射ポンプ
からの燃料圧送が開始されると、燃料は通油路
5,18を経てノズル2の油溜に供給され、油溜
内の圧力は残留圧力を超えて増加し始める。前記
通油路5はピストン作動用通油路8が分岐されて
いるため、燃料は同時にこの通油路8を通つて筒
孔4に到る。そして、この筒孔4にはピストン6
の中心の盲穴7が通孔26を介して連通している
ため、燃料は盲穴7に圧入され、ピストン6はノ
ズル側に押圧される。
からの燃料圧送が開始されると、燃料は通油路
5,18を経てノズル2の油溜に供給され、油溜
内の圧力は残留圧力を超えて増加し始める。前記
通油路5はピストン作動用通油路8が分岐されて
いるため、燃料は同時にこの通油路8を通つて筒
孔4に到る。そして、この筒孔4にはピストン6
の中心の盲穴7が通孔26を介して連通している
ため、燃料は盲穴7に圧入され、ピストン6はノ
ズル側に押圧される。
しかし、このときピストン6はスプリング23
を介して針弁3に開弁圧を与えており、逃し孔2
5を通つた燃料圧が頭部19の下面から押し上げ
力として作用するため、頭部平坦部190はブツ
シユ10に密接する。しかも盲穴7の径D1が針
弁3の受圧面積より小さく構成されているため、
ピストン6は第1図に示す着座位置に保持され
る。この状態で、スプリング23により与えられ
たノズル開弁圧を超えると、針弁3はスプリング
23の押圧力に抗してリフトし、パイロツト噴射
が開始される。針弁3がフルリフトし、さらに燃
料圧送量が増すと、ピストン6の盲穴7とブツシ
ユ10間の密閉室内圧が上昇するため、頭部平坦
部190がブツシユ10から離れる。これにより
頭部平坦部190が受圧面に加わり、針弁受圧面
積より大きな受圧面積となるため、ピストン6は
シム24に当接するまで移動する。このとき頭部
19の下面側の燃料が逃し孔25から盲穴7に流
入するためピストン6はスムーズに作動する。
を介して針弁3に開弁圧を与えており、逃し孔2
5を通つた燃料圧が頭部19の下面から押し上げ
力として作用するため、頭部平坦部190はブツ
シユ10に密接する。しかも盲穴7の径D1が針
弁3の受圧面積より小さく構成されているため、
ピストン6は第1図に示す着座位置に保持され
る。この状態で、スプリング23により与えられ
たノズル開弁圧を超えると、針弁3はスプリング
23の押圧力に抗してリフトし、パイロツト噴射
が開始される。針弁3がフルリフトし、さらに燃
料圧送量が増すと、ピストン6の盲穴7とブツシ
ユ10間の密閉室内圧が上昇するため、頭部平坦
部190がブツシユ10から離れる。これにより
頭部平坦部190が受圧面に加わり、針弁受圧面
積より大きな受圧面積となるため、ピストン6は
シム24に当接するまで移動する。このとき頭部
19の下面側の燃料が逃し孔25から盲穴7に流
入するためピストン6はスムーズに作動する。
このピストン6の変位により、変位分だけ段付
孔中に燃料が流入するため通油系のボリユームが
増加し内圧が下がるため、ピストン径>針弁径の
関係により、開弁していた針弁3は閉弁側に移動
されて燃料噴射量は減少し、パイロツト噴射が終
了する。
孔中に燃料が流入するため通油系のボリユームが
増加し内圧が下がるため、ピストン径>針弁径の
関係により、開弁していた針弁3は閉弁側に移動
されて燃料噴射量は減少し、パイロツト噴射が終
了する。
その後引き続き燃料が供給されると、針弁3は
スプリング力に打ち勝つて再び開弁し、主噴射が
開始される。このとき、ピストン6はすでに全断
面積に燃料圧を受けて全ストローク変位してお
り、スプリング23はこの変位量分圧縮されてい
るため、主噴射開始時の開弁圧はパイロツト噴射
時のそれよりも高く設定され、所定クランク回転
角度間、主噴射が継続される。そして、クランク
軸が所定の角度に達し、燃料供給ポンプからの燃
料の圧送が終了すると、針弁3は閉弁方向に移動
させられ、主噴射は終了する。
スプリング力に打ち勝つて再び開弁し、主噴射が
開始される。このとき、ピストン6はすでに全断
面積に燃料圧を受けて全ストローク変位してお
り、スプリング23はこの変位量分圧縮されてい
るため、主噴射開始時の開弁圧はパイロツト噴射
時のそれよりも高く設定され、所定クランク回転
角度間、主噴射が継続される。そして、クランク
軸が所定の角度に達し、燃料供給ポンプからの燃
料の圧送が終了すると、針弁3は閉弁方向に移動
させられ、主噴射は終了する。
主噴射終了と共にピストン6はスプリング23
のばね力により第1図の状態まで移動させられ
る。この移動時にもピストン頭部上方室の燃料が
逃し孔25から盲穴7に流入するため作動がスム
ーズである。
のばね力により第1図の状態まで移動させられ
る。この移動時にもピストン頭部上方室の燃料が
逃し孔25から盲穴7に流入するため作動がスム
ーズである。
以上説明した本考案によるときには、ノズルホ
ルダ本体1に上端に拡大した段付穴14を持つ筒
孔4を設け、この筒孔に、段付き穴14を閉じる
部材に接する着座位置からの移動で受圧面積が切
り替えられるように段付穴14に遊装される拡大
した頭部19を備えたピストン6を挿入し、その
ピストン6の頭部19から所要深さの盲穴7を設
け、該盲穴7を、ノズルホルダ本体1の軸線と交
差する方向に伸びるノズル側への通油路5より分
岐したピストン作動用通油路8と通孔26を介し
て常時連通させる一方、頭部下に設けた逃し孔2
5により段付穴14と通じさせ、かつ盲穴7はピ
ストン6が着座位置にあるときに段付き穴14を
閉じる部材により上端が閉じられるようにしてい
る。このため、燃料をノズル側への通油路5とピ
ストン作動用通油路8に同時に導いても、ピスト
ン6は第1段階では着座位置に保持され、相対的
に低い開弁圧のもとで噴射が始まり、さらに燃料
圧が増し盲穴7から段付き穴14までの密閉室圧
が上昇する段階で頭部19が着座位置から離れて
受圧面積に加わつてピストン6が移動し、それに
より燃料通路のボリユームが増加し管内圧が下が
るため、開弁していた針弁3は強制的に閉弁側に
移動し、パイロツト噴射が終わる。そして、引き
続き燃料が送られてきても、このときにはピスト
ン6は全ストローク下降したままにあり、このピ
ストンの変位分スプリング23が圧縮されている
ため、開弁圧が高く設定され、この開弁圧に基い
て主噴射が行われることになる。
ルダ本体1に上端に拡大した段付穴14を持つ筒
孔4を設け、この筒孔に、段付き穴14を閉じる
部材に接する着座位置からの移動で受圧面積が切
り替えられるように段付穴14に遊装される拡大
した頭部19を備えたピストン6を挿入し、その
ピストン6の頭部19から所要深さの盲穴7を設
け、該盲穴7を、ノズルホルダ本体1の軸線と交
差する方向に伸びるノズル側への通油路5より分
岐したピストン作動用通油路8と通孔26を介し
て常時連通させる一方、頭部下に設けた逃し孔2
5により段付穴14と通じさせ、かつ盲穴7はピ
ストン6が着座位置にあるときに段付き穴14を
閉じる部材により上端が閉じられるようにしてい
る。このため、燃料をノズル側への通油路5とピ
ストン作動用通油路8に同時に導いても、ピスト
ン6は第1段階では着座位置に保持され、相対的
に低い開弁圧のもとで噴射が始まり、さらに燃料
圧が増し盲穴7から段付き穴14までの密閉室圧
が上昇する段階で頭部19が着座位置から離れて
受圧面積に加わつてピストン6が移動し、それに
より燃料通路のボリユームが増加し管内圧が下が
るため、開弁していた針弁3は強制的に閉弁側に
移動し、パイロツト噴射が終わる。そして、引き
続き燃料が送られてきても、このときにはピスト
ン6は全ストローク下降したままにあり、このピ
ストンの変位分スプリング23が圧縮されている
ため、開弁圧が高く設定され、この開弁圧に基い
て主噴射が行われることになる。
したがつて、パイロツト噴射−主噴射という適
切な噴射特性を実現しつつ燃料供給口はノズルホ
ルダ本体の後端部でなく噴射ポンプへの接続自由
度が高い側部に1つ設けるだけでよくなり、エン
ジン側の望む角度から燃料噴射を行うことがで
き、また、組立ても容易で、ピストン内部通路を
利用するためノズルホルダ長さも短くすることが
できるなどのすぐれた効果が得られる。
切な噴射特性を実現しつつ燃料供給口はノズルホ
ルダ本体の後端部でなく噴射ポンプへの接続自由
度が高い側部に1つ設けるだけでよくなり、エン
ジン側の望む角度から燃料噴射を行うことがで
き、また、組立ても容易で、ピストン内部通路を
利用するためノズルホルダ長さも短くすることが
できるなどのすぐれた効果が得られる。
第1図は本考案によるデイーゼルエンジン用ノ
ズルホルダの一実施例を示す断面図、第2図は同
じくその正面図である。 1……ノズルホルダ本体、2……ノズル、3…
…針弁、4……筒孔、5……ノズル側への通油
路、6……ピストン、7……盲穴、8……ピスト
ン作動油通油路、14……段付穴、19……頭
部、25……逃し孔、26……通孔。
ズルホルダの一実施例を示す断面図、第2図は同
じくその正面図である。 1……ノズルホルダ本体、2……ノズル、3…
…針弁、4……筒孔、5……ノズル側への通油
路、6……ピストン、7……盲穴、8……ピスト
ン作動油通油路、14……段付穴、19……頭
部、25……逃し孔、26……通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ノズル内に進退自在に挿入された針弁を閉弁方
向に付勢するスプリングと、該スプリングを支持
するピストンを備え、第1段階においてはピスト
ンの後退位置のもとで針弁の開閉より少量の噴射
が行われ、第2段階ではピストンの移動により設
定された高い開弁圧で針弁が再度リフトし主噴射
が行われる形式のノズルホルダにおいて、 ノズルホルダ本体1が上端に拡大した段付穴1
4を持つ筒孔4を有し、この筒孔にピストン6が
摺動自在に挿入されると共に、ピストン6は段付
き穴14を閉じる部材に接する着座位置からの移
動で受圧面積が切り替えられるように段付穴14
に遊装される拡大した頭部19を備え、ピストン
6は頭部19から所要深さの盲穴7を有し、該盲
穴7は、ノズルホルダ本体1の軸線と交差する方
向に伸びるノズル側への通油路5より分岐したピ
ストン作動用通油路8と通孔26を介して常時連
通する一方、頭部下に設けた逃し孔25により段
付穴14と通じ、かつ盲穴7はピストン6が着座
位置にあるときに段付き穴14を閉じる部材によ
り上端が閉じられるようになつていることを特徴
とするデイーゼルエンジン用ノズルホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986109367U JPH0441244Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986109367U JPH0441244Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317863U JPS6317863U (ja) | 1988-02-05 |
| JPH0441244Y2 true JPH0441244Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=30987400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986109367U Expired JPH0441244Y2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441244Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60112673U (ja) * | 1984-01-09 | 1985-07-30 | 三菱自動車工業株式会社 | 燃料噴射ノズル |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP1986109367U patent/JPH0441244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6317863U (ja) | 1988-02-05 |
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